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1月19日
9月25日(月)配信
先週(9月18日〜9月24日)は、「漫画村」の元運営者として著作権法違反罪などで実刑が確定し服役した星野路美氏が、無罪を訴えて福岡地裁に再審請求する方針を会見で発表したニュースなどが報じられた。
人気漫画の海賊版サイト「漫画村」の元運営者とされ、著作権法違反罪と組織犯罪処罰法違反罪で実刑判決が確定し、服役を終えた星野路美氏が9月22日に会見を開き、無罪を主張して福岡地裁に再審請求を行う考えを示した。9月27日に申し立てを行う予定。会見はYouTubeでも配信された。
星野氏は人気作品の「キングダム」516話と「ワンピース」866話などの画像データを漫画村のサーバーに保存して無断で公開したとして著作権法違反などの罪に問われ、2021年の一審・地裁判決で懲役3年、罰金1000万円、追徴金6257万円の判決を言い渡された。同氏は控訴せずに刑が確定。服役し、2023年4月28日に刑期が満了した。
星野氏は、漫画村は世間で言われているアップロードサイトではなく、「リバースプロキシ」という技術を用いてほかの海賊版サイトにアップロードされた漫画をユーザーに転送して表示するシステムを採用した、いわゆる「リーチサイト」だと説明。自身で著作権法について調べ、違法にならない仕組みを模索してつくったサイトだとして、海賊版サイトに誘導するリーチサイトを明確に禁じた改正著作権法が2020年に施行される前の行為だったため罪に問えない旨を主張した。
一審で有罪判決の根拠の一つとされた、「キングダム」516話の画像データについてもアップロードはしていないとして、専門家に依頼して得た解析結果などを新たな証拠として提出する予定だと述べた。
星野氏は保釈請求が通らず、勾留中にパソコンも使えなかったため、自身で検証作業ができなかったことから、「最短で自由になれる刑務所に行くという道を選んだ」と説明。服役を終えてから自身で検証作業をし、第三者への解析依頼を通じて証拠を固め、「情報をオープンにできる」状態で再び裁判を請求する形を選んだとしている。
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特許庁は9月21日、AIに関連する発明を審査するAI担当官を現行の10人程度から40人程度に増員すると発表した。同庁は、各審査部門の担当技術分野を超えて連携するAI審査支援チームを2021年1月に発足させたが、同チーム体制を強化する。これまでは、AI技術の活用が多くみられる審査室にAI担当官を配置していたが、すべての審査室に1人ずつ配置する。
AI担当官は、AI関連発明を審査する際の「ハブ」として、審査部門ごとの知見を集約し、チーム外の審査官からの相談に応じるなどの役割を担っている。近年、チャットGPTなど、だれもが利用可能なAIが出現し、今後、幅広い分野での創作過程にAIが利用されることが見込まれるため、従来はAI技術の活用がみられなかった分野も含め、審査体制を整備するとしている。
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フランスの高級シャンパン「ドンペリゴールド」のラベルをはり替えた偽物を売却して商標権を侵害したとして、広島県警が9月20日、大阪府の男を逮捕した。
各メディアの報道によると、男は相対的に安価な通称「ドンペリ白」のボトル2本に「ドンペリゴールド」のラベルをはり、大阪市内のリサイクルショップに売却。ネット通販を通じてこれを購入した広島市内の男性が不審に思って広島県警に相談し、県警が同シャンパンを扱う「エムアッシュセーエス」のフランス本社に鑑定を依頼したところ、中身がゴールドでないことが判明したという。
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