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先週の知財ニューストピックス(10月23日〜10月29日)

10月30日(月)配信

 先週(10月23日〜10月29日)は、先週(10月23日〜10月29日)は、中外製薬などが関節リウマチ治療薬「アクテムラ」を巡り、米バイオジェンに対して起こした米特許侵害訴訟で和解が成立したニュースなどが伝わった。

中外製薬、「アクテムラ」巡る米特許侵害訴訟で和解

 中外製薬は10月23日、同社の関節リウマチ治療薬「アクテムラ(トシリズマブ)」を巡り、米バイオジェンなどに対して米マサチューセッツ州連邦地裁で起こした特許侵害訴訟について、全世界における和解が成立したと発表した。同訴訟は中外製薬がロシュやジェネンティックと共同で2023年7月13日に起こしたもの。和解に伴い、3社で訴訟取り下げ手続きを行うとしている。

【参照ソース・ニュース】

MSD、サワイグループに特許侵害訴訟 ジャヌビア後発薬巡り

 米メルクの日本法人であるMSDは10月26日、沢井製薬とメディサ新薬に対し、メディサ新薬による「シタグリプチン製剤」の製造販売に関する特許侵害訴訟と仮処分申請を東京地裁に提起したと発表した。訴訟の提起は10月6日付。  沢井製薬とメディサ新薬はサワイグループホールディングス傘下のグループ会社。サワイグループHDは今夏、米メルクのDPP-4阻害剤「ジャヌビア」の後発医薬品としてシタグリプチン製剤の承認を取得。MSDはこれについて、同社との間に「ライセンス契約や許諾は存在しない」とした上で、「ジャヌビアのすべての剤形のさまざまな側面をカバーする単数または複数の特許が有効であると確信している」としている。

【参照ソース・ニュース】

任天堂、ゲーム大会における著作物利用のガイドライン公開

 任天堂は10月24日、同社が著作権を持つゲームやキャラクターを使ってゲーム大会を開催する際のガイドラインを公表した。日本国内において、非営利で小規模のコミュニティ大会(出場者がオンラインで300人以下、オフラインで200人以下)を開催する場合に順守すべきものとしており、これに当てはまらない場合は事前に同社の許諾を得る必要がある。
 ガイドラインでは、オフラインの大会出場者から一人あたり税込み2000円以下の出場料を徴収できること、オフライン大会の観客から一人あたり税込み1500円以下の感染料を徴収できることなどを定めている。ただし、徴収金は大会運営費にあてる目的のみで徴収し、景品購入費用などにあてることを禁じているほか、大会設営費用の総額を超えないことなどを求めている。
 また、すべてのコミュニティ大会の名称に関して、任天堂の社名やロゴ、ゲームタイトルやキャラクターなどを含む同社の知的財産を使用することを禁じている。

【参照ソース・ニュース】

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