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4月27日
11月20日(月)配信
先週(11月13日〜11月19日)は、中国半導体メモリー大手のYMTCが同業大手の米マイクロン・テクノロジーに対し、特許侵害訴訟を起こしたニュースなどが伝わった。
ロイター通信は11月12日付で、中国の半導体メモリー大手、長江存儲科技(YMTC)が8件の特許を侵害されたとして、同業大手の米マイクロン・テクノロジーとその子会社を米カリフォルニア州連邦地裁に提訴したと報じた。記事によると、YMTCは3次元(3D)のNAND型フラシュメモリー技術の設計・製造・運用に関する特許を侵害されたと訴えているという。
米国は2022年12月にYMTCを事実上の禁輸リスト「エンティティー・リスト」に加えた。一方、中国側は2023年5月に重要情報インフラ運営者にマイクロン製品の調達を禁じる対抗措置を講じており、米中間の対立が激化していた。
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防衛装備品の輸出ルール見直しを協議する自民、公明両党の作業部会はこのほど開いた会合で、外国企業にライセンス料を支払って国内で製造する「ライセンス生産」製品について、ライセンス元の国への完成品の輸出を認める方向性で概ね一致した。複数のメディアが報じた。
ライセンス元の国への輸出後に、さらに第三国に移転されるケースについては、移転先の第三国に米国が当たる場合を認めるかについて、今後さらに協議を詰めるという。
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第一三共は11月17日、同社のがん治療薬「エンハーツ」に使われる「抗体薬物複合体(ADC)」を巡り米シージェンから起こされた特許侵害訴訟の一審判決を受け、米連邦巡回区控訴裁判所に控訴したと発表した。控訴は11月16日付。
米テキサス州東部地区連邦地裁が10月17日に下した一審判決で、第一三共は2022年7月19日付の判決で下された4180万ドルの損害賠償に加え、2022年4月1日~2024年11月4日の期間におけるエンハーツの米国売上のうち8%をロイヤルティとして支払うことを命じられた。
シージェンはADC技術を巡り、2020年に米テキサス州東部地区連邦地裁で第一三共に対する特許侵害訴訟を起こしていた。
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ロイター通信は11月15日、中国のレノボ・グループが台湾のエイスースに特許を侵害されたとして米カリフォルニア州連邦地裁に同日付で提訴したと報じた。エイスースのノートパソコン「Zenbook(ゼンブック)」が無線通信などの4つの特許を侵害していると主張しているという。
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