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2月2日
12月4日(月)配信
先週(11月27日〜12月3日)は、シャープとファーウェイが、4Gと5Gを含む通信関連の必須特許を巡り長期のクロスライセンス契約を結んだニュースなどが伝わった。
シャープとファーウェイは11月27日、4Gと5Gを含むセルラー通信規格の必須特許を対象に、長期のクロスライセンス契約を締結したと発表した。
シャープの担当者は、「両社が双方の知的財産の価値の高さを尊重した結果」とコメント。一方、ファーウェイの担当者は、「企画の標準化に貢献した2社が双方の知的財産を認め合ったことを意味するものであり、標準化における協力を促進するもの」とコメントした。
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ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(BMS)が製造販売する抗がん剤「スプリセル錠」の後発薬として沢井製薬が手がける「ダサニチブ錠」が、「慢性骨髄性白血病」に対する適応の追加承認を受けたことを巡りBMSが特許権侵害を訴えていた問題で、東京地裁は11月28日、特許侵害を認め、沢井製薬に2024年1月27日まで製造販売を禁止する仮処分命令を下した。BMSが29日に発表した。
これにより、BMSが持つ当該特許の権利期間が満了する24年1月27日まで、沢井製薬は「慢性骨髄性白血病(ただし、イマチニブ抵抗性の慢性骨髄性白血病を除く。)」を「効能又は効果」に含むダサニチブ錠の製造販売ができなくなる。
仮処分命令を受け、沢井製薬は12月1日、「極めて不当な判断」であり、「早急に裁判所に意義を申し立てる」方針を示したほか、24年1月27日までの権利期間満了後、ダサニチブ錠の製造販売を再開していく考えを示した。
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主要7カ国(G7)は12月1日、オンラインでデジタル・技術大臣会合を開き、生成AIの国際ルールを作るための枠組み「広島AIプロセス」について合意した。
合意した国際指針は12の原則からなり、開発者から利用者まで「すべてのAI関係者」に責任を負うことを求める。12の原則には、透明性の確保やリスク管理方針の策定、セキュリティ管理の強化、デジタルリテラシー向上のための機会創出、個人情報や知的財産の保護を求めることなどが含まれている。
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カナダ政府は現地時間11月29日、使用したニュース記事の対価を報道機関に支払うことをプラットフォーム企業に義務続けた「オンラインニュース法」の施行に向け、米グーグルとの協議で「前身する道筋を見つけた」との声明を出した。協議の枠組みの中で、グーグルが独立系メディアを含めたカナダ中の幅広い報道事業者を対象に、インフレに連動する形で毎年1億ドルの財務支援を行うことが決まったという。
オンラインニュース法は12月19日に施行される予定。
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