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11月24日
12月18日(月)配信
先週(12月11日〜12月17日)は、政府・与党が2024年度税制大綱をまとめ、知的財産権で得た所得に対して30%の所得控除を認める「イノベーションボックス税制」の創設を盛り込んだニュースなどが伝わった。
政府・与党は12月14日、2024年度税制改正大綱をまとめ、特許権や人口知能(AI)分野の著作権で得た所得に対して30%の所得控除を認める「イノベーションボックス税制」の創設などを盛り込んだ。研究開発拠点としての競争力を強化し、無形資産投資を後押しするとしている。
具体的には、企業が国内で研究開発を行った特許権やAI分野のソフトウェアに関する著作権について、国内への譲渡所得や国内外からのライセンス所得に対して、所得の30%の控除を認める制度を設ける。対象となるのは、2024年4月1日以降に取得した特許や同時期以降に制作したものの著作権。控除が認められるのは、2025年4月1日~2032年3月31日までの7年間の間に譲渡・貸付されたこれらの知財に関わる所得だ。
【参照ソース・ニュース】
生成AIのチャットGPTを開発した米オープンAIと、独メディア大手のアクセル・シュプリンガーは12月13日、AI時代における独立系ジャーナリズムを強化するために世界的に提携すると発表した。両社は今回の提携について、AIを活用して(チャットGPTの)コンテンツ体験を強化するとともに、ジャーナリズムの持続可能な未来を支える新たな収入機会を創出する重大な一歩になるとしている。
提携により、チャットGPTのユーザーは、アクセル・シュプリンガーが手がけるウェブメディアの「ポリティコ」や「ビジネスインサイダー」、独紙「ビルト」や「ウェルト」の記事の要約を読めるようになる。有料記事も対象に含まれる。チャットGPTの回答には、透明性を高めるためなどとして、記事のURLも明記する。
提携には、オープンAIの大規模言語モデル(LLN)の学習を強化するためにアクセル・シュプリンガーのコンテンツを利用することも含まれる。
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