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12月1日
2月5日(月)配信
先週(1月29日〜2月4日)は、5月に運用が開始される特許出願の非公開制度を巡り、非公開の対象となる「保全指定」の審査などについて、特許庁が説明ページを公開した動きなどが伝わった。
特許庁は2月1日、経済安全保障推進法に基づいて特許出願非公開制度が5月1日から開始されることに伴い、制度の中で特許庁が行う第一次審査と外国出願禁止の事前確認制度について説明するページを公開した。
同制度では、日本の安全を脅かす可能性のある機微技術の発明が特許出願された場合、「保全指定」という手続きにより、出願公開や特許査定、拒絶査定といった特許手続きが留保される。保全指定をするか否かの審査は、特許庁による第一次審査と内閣府による第二次審査(保全審査)の二段階で行われる。また、制度開始後は、一定の場合にPCT出願を含む外国出願が禁止されるため、外国出願禁止の対象となるか否かについて事前に特許庁長官に承認を求める制度(外国出願の人前確認)も新設される。
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集英社は2月5日、同社が発行する「週刊少年ジャンプ」を発売日前に入手してデジタル化し、海賊版サイトに無断アップロードしていたとされる東京都内在住の経営者らが著作権法違反の容疑で4日に熊本県警と新潟県警の合同捜査本部に逮捕されたと発表した。各メディアの報道によると、逮捕された容疑者はいずれも外国籍の男だという。
漫画雑誌の内容が正式な発売日前に違法アップロードされる行為は「早バレ」と呼ばれ、SNSなどを通じた拡散行為も含めて問題視されているという。集英社によると、捜査は現在、「早バレ」流出源に関して進められており、「早バレ」ルートが解明すれば、今後の被害抑止につながることが期待されるという。
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ブリヂストンは2月1日、中国のタイヤメーカーである山東豪克国際橡膠工業(HAWK社)に起こした意匠権侵害訴訟について、1月に中国最高人民法院で勝訴したと発表した。
ブリヂストンは、同社が意匠権を持つトラック・バス用タイヤのドレッドパタンを模倣してタイヤを製造したHAWK社に対し、2017年6月に意匠権侵害訴訟を起こしていた。最高人民法院は今回の判決で、HAWK社に対し30万元(約600万円)の損害賠償を命じ、ブリヂストンの勝訴が確定したという。
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NTT西日本の子会社から自治体や企業など900万件を超える個人情報が流出した問題で、岡山県警は1月31日、子会社のNTTビジネスソリューションズに勤務していた元派社員の男を不正競争防止法違反の疑いで逮捕した。各メディアが報じた。
容疑者はコールシステムの運用保守点業務を担当しており、同システムのサーバーから顧客情報を不正に持ち出して複製し、名簿業者に渡して利益を得ていたという。
NTT西日本は2023年10月にデータの不正持ち出しがあったことを公表していた。
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