権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年3月30日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10064控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
被控訴人X
株式会社日本触媒
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特許法35条4項 特許法35条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,1審被告の元従業員である1審原告が,「多孔質架橋重合体材料の
製造方法」に関する本件各特許(国内特許3件(「144号特許」,「642
号特許」及び「811号特許」)及びこれらに対応する外国特許)に係る発明
は,1審原告が1審被告の他の従業員と共同で行った職務発明であり,その特
許を受ける権利の持分を1審被告に承継させた旨主張し,平成16年法律第7
9号による改正前の特許法35条(以下「特許法旧35条」という。)3項及
び4項の規定及びその類推適用に基づき,1審被告に対し,上記特許を受ける
権利の持分の承継に係る相当の対価の一部請求として5862万8568円
及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)24598請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (セルロース粉末)
原告旭化成株式会社 被告日本製紙株式会社
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特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法104条の2 特許法36条6項2号
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実施 | 134回 | 新規性 | 15回 | 進歩性 | 12回 | 特許権 | 12回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「セルロース粉末」とする特許の特許権者である原告が,
被告が製造・販売等するセルロース粉末である別紙物件目録記載の各製品(以下,
同目録1記載の製品を「被告製品1」と,同目録2記載の製品を「被告製品2」10
といい,併せて「被告各製品」という。)及び被告が被告各製品を製造するために
使用する方法(以下「被告方法」という。)は,原告の上記特許権に係る特許発明
の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に
基づき被告各製品の製造等及び被告方法の使用の差止並びに被告各製品の廃棄
を求めるとともに,民法709条及び特許法102条3項に基づき,損害賠償415
74万3679円及びこれに対する平成29年8月5日(訴状送達日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6183等
不当利得返還請求事件,損害賠償請求事件
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項20号 不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項4号
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侵害 | 25回 | 損害賠償 | 15回 | 特許権 | 12回 | 商標権 | 8回 |
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[概要] 1 事案の概要等
(1) 事案の概要
本訴事件は,被告とOEM販売契約を締結していた原告が,被告に対し,同契約
の解除に伴う原状回復請求権に基づき,支払済み代金の一部の返還及びこれに対す
る代金受領後の日である平成30年4月17日から支払済みまで民法所定の年5分10
の割合による民法545条2項所定の利息の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10032審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美肌ローラ)
原告株式会社ファイブスター 被告株式会社MTG
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告及び株式会社グリム(以下「グリム」という。)は,平成19年12
月14日,発明の名称を「美肌ローラ」とする発明について,特許出願(特
願2007-324077号。以下「本件出願」という。)をし,平成25
年3月29日,特許権の設定登録(特許第5230864号。請求項の数7。
以下,この特許を「本件特許」という。甲16)を受けた。
グリムは,被告に対し,グリムの有する本件特許の特許権の持分を譲渡し,
その移転登録(平成28年3月2日)を経由した(甲38)。
⑵ 原告は,平成29年12月25日,本件特許について特許無効審判を請求
した(甲17)。
特許庁は,上記請求を無効2017-800157号事件として審理を行
い,平成31年3月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月9日,原告に送達さ
れた。
⑶ 原告は,平成31年3月22日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10058控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (地盤強化工法)
被控訴人Y
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人ら,1審相被告日本知財開発株式会社(以下「日
本知財開発」という。),1審相被告株式会社ecoリーフ(以下「ecoリ
ーフ」という。),1審相被告株式会社ジンム(以下「ジンム」という。),
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10082控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (流体吐出管構造体)
被控訴人株式会社塩
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「流体吐出管構造体」とする発明に係る特許権(本件
特許権)を有する控訴人が,被控訴人が製造,販売する加工液改良装置又は加工液
せん断装置(被告各製品)が本件特許の請求項1及び3に係る各発明(本件各発明)
の技術的範囲に属するとして,被控訴人に対し,本件特許権侵害の不法行為による
損害賠償請求として,損害賠償金7425万円及びこれに対する不法行為後の日で
ある平成29年12月10日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10135審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社メイプル会 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法15条
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10019等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (L-グルタミン酸生産菌及びL-グルタミン酸の製造方法)
原告シージェイジャパン株式会社
シージェーチェイルジェダンコーポレーション 被告味の素株式会社
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特許法2条3項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,サポ
ート要件及び実施可能要件違反の有無,進歩性の有無並びに明確性要件違反の有無
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)15737請求棄却
特許を受ける権利確認請求事件
原告株式会社オフィスカーサ 被告A
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[概要] 本件は,原告が,被告との間で,別紙特許を受ける権利目録記載の発明に係る特許20
を受ける権利(以下「本件権利」という。)を無償で譲り受ける旨の契約を締結し,本
件権利を譲り受けた旨主張し,被告に対し,原告が本件権利を有することの確認を求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10102審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (立坑構築機)
原告株式会社スミテックエンジニアリング
大善建設株式会社 被告株式会社コプロス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,発明の名称を「立坑構築機」とする特許(特許第3694724号。
請求項の数4。平成13年6月8日出願,平成17年7月8日設定登録。甲6。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)14303請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告ビジネスサポート協同組合 被告協同組合ビジネスサポート
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,「ビジネスサポート協同組合」の名称で高速道路ETCカード割引制
度の共同精算事業を営んでいる原告が,被告に対し,被告が高速道路ETCカ
ード事業等を営むに当たり,「協同組合ビジネスサポート」との名称及びその略
称又は通称である「ビジネスサポート」という表示を使用することが,不正競5
争防止法2条 1 項 1 号の不正競争に当たると主張して,①同法3条 1 項に基づ
き,同名称及び同表示の使用の差止めを,②同条2項に基づき,被告の法人登
記のうち名称部分の抹消登記手続を,③同法4条に基づき,損害賠償金597
万4000円及びこれに対する被告の設立日である平成28年8月1日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案10
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)10821請求棄却
コンピュータプログラムの著作権にかかる損害賠償等請求事件
被告システムギア株式会社
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民法709条 民法415条
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[概要] 本件は,別紙プログラム目録記載のコンピュータプログラム(以下「本件プロ
グラム」という。)を作成してその著作権を有すると主張する原告が,かつての就25
労先であった中央情報システム株式会社(以下「中央情報システム」という。)を
令和元年8月1日に吸収合併した被告に対し,①中央情報システムが本件プログ
ラムを原告に無断で複製して第三者に売却した行為が原告の著作権(複製権,頒
布権)を侵害する不法行為に該当すると主張して,民法709条に基づき,損害
賠償金1800万円の支払を求めるとともに,本件プログラムの著作権が原告に
帰属することについての確認を求めるほか,②被告が,原告に対するパワーハラ5
スメント(以下「パワハラ」という。)やセクシャルハラスメント(以下「セクハ
ラ」という。)に対して適切な措置を講じることなくこれを放置したことは安全
配慮義務違反に違反するなどして違法であり,それにより原告は統合失調症に罹
患して入院治療や通院治療を余儀なくされたと主張して,民法415条又は70
9条に基づき,損害賠償金1850万円(慰謝料1800万円及び医療費・交通10
費50万円)の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月24日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10072控訴棄却
販売差止等請求控訴事件
被控訴人アイスマン株式会社
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨等
本件は,控訴人(一審原告)が,商品開発に係る契約の相手方であった被控訴人
(一審被告)に対し,①被控訴人は契約の約定に違反して控訴人の有していたノウ
ハウを活用し被告製品を販売したと主張して,契約の約定に基づく被告製品の販売
等の差止め等及び債務不履行に基づく損害賠償を求めるとともに,②上記ノウハウ
を使用することが不正競争行為(不正競争防止法2条1項7号)に該当すると主張
して,同法3条1項及び2項に基づく被告製品の製造,販売等の差止め,半製品及
びカタログ等の廃棄,被控訴人のホームページからの被告製品に関する掲載情報の
削除,原告営業秘密の第三者への開示の禁止及び原告営業秘密が記録された媒体の
廃棄等並びに同法4条に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10018等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アミノ酸生産菌の構築方法及び構築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法)
原告シージェイジャパン株式会社
シージェーチェイルジェダンコーポレーション 被告味の素株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 甲事件・乙事件被告(以下「被告」という。)は,平成11年9月22日
にした特許出願(特願2000-572382号。優先日平成10年9月2
5日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国日本)の一部を分割し
て,平成16年7月8日,発明の名称を「アミノ酸生産菌の構築方法及び構
築されたアミノ酸生産菌を用いる醗酵法によるアミノ酸の製造法」とする発
明について特許出願(特願2004-202121号。以下「本件出願」と
いう。)をし,平成17年3月4日,特許権の設定登録(特許第36510
02号。請求項の数8。以下,この特許を「本件特許」という。甲1)を受
けた。
⑵ 甲事件原告は,平成29年2月24日,本件特許について特許無効審判を
請求(無効2017-800021号事件。以下「本件審判」という。)し
た。
被告は,同年7月7日付けで,請求項1ないし8からなる一群の請求項に
ついて,請求項1,2及び4を訂正し,請求項3及び5ないし8を削除する
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10097審決取消訴訟
審決取消請求事件 (簡易蝶ネクタイ又は簡易ネクタイ)
原告X 被告特許庁長官
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特許法17条の2 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年7月1日にした特許出願(特願2014-13559
6号)の一部を分割して,平成29年3月13日,発明の名称を「簡易蝶ネ
クタイ又は簡易ネクタイ」とする発明について特許出願(特願2017-4
7926号。請求項の数4。以下「本願」といい,本願の願書に添付した明
細書を,図面を含めて「本願明細書」という。甲5)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10100
特許取消決定取消請求事件 (窒化物半導体積層体及びそれを用いた発光素子)
原告日亜化学工業株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「窒化物半導体積層体及びそれを用いた発光素子」
とする特許第6252092号(平成25年10月17日特許出願,平成2
9年12月8日設定登録,請求項の数11。以下「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (基板保持装置)
原告サムコ株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 17回 | 審決 | 15回 | 進歩性 | 6回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年12月3日,発明の名称を「基板保持装置」とする
発明について特許出願(特願2014-245193号。請求項の数2。以
下「本願」という。甲4)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10152審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社KIYORA 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成30年6月20日,次の構成から成る商標(以下「本願商標」
という。)について,第5類「サプリメント,栄養補助食品」を指定商品と
して,商標登録を出願した(商願2018-80910号)。
⑵ 原告は,令和元年8月6日付けで拒絶査定を受けたので,同月16日,不
服審判を請求した(不服2019-010871号)。
⑶ 特許庁は,令和元年9月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決をし,その謄本は,同年10月15日,原告に送達された。
⑷ 原告は,令和元年11月7日,審決の取消しを求めて本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)32839一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (美容器)
原告株式会社MTG 被告株式会社ファイブスター
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特許法29条2項 特許法102条2項 特許法104条
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[概要] 原告は,美容器の特許に係る特許権者であるところ,別紙被告製品目録記載
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)23860請求棄却
差止請求等事件
原告ギネマム株式会社 被告レネロファーマ株式会社
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し, 被告が原告から示された別紙情報目録記載の
情報(以下「本件情報」という。)を使用して別紙物件目録記載の製品(以下「被
告製品」という。)を製造,販売等する行為が不正競争行為(不正競争防止法2条
▶判決の詳細
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著作権
令和2年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)33203請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
原告株式会社Blast 被告株式会社Z-StyleJapan
甲
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著作権法12条1項 著作権法12条 著作権法114条1項 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,インターネットを利用した各種サービス等を提供する原告が,同様に5
インターネットを利用した各種サービス等を提供する被告に対し,被告が原告に
無断で別紙物件目録記載のアプリケーション(以下「被告商品」という。)を製作
し,インターネットを通じて顧客に提供した行為が,原告が開発した「Line
ct」(以下「原告商品」という。)について原告が有する著作権(複製権,送信
可能化権,公衆送信権)を侵害すると主張して,①著作権法112条1項に基づ10
き,被告商品の複製,送信可能化又は公衆送信の差止めを,②同条2項に基づき,
被告商品及びその複製物(被告商品を格納した記録媒体を含む。)の廃棄を,③被
告会社に対し,民法709条に基づき,被告甲に対し,会社法429条1項に基
づき,連帯して,損害賠償金2376万円及び不法行為後(本訴状送達の日の翌
日)である平成30年11月3日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害15
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月19日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10049控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人FC2,INC.
株式会社ドワンゴ
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商標法38条2項 商標法38条3項 不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項10号
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商標権 | 21回 | 侵害 | 18回 | 差止 | 10回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 事案の要旨
第1事件は,原判決別紙第1事件商標目録記載1の商標(甲商標)の商標権
者であるFC2が,ドワンゴによる原判決別紙第1事件標章目録記載の標章(乙
標章)の使用が商標権侵害及び不正競争行為に当たると主張して,ドワンゴに
対し,不正競争防止法3条1項に基づき,原判決別紙第1事件ウェブサイト目
録記載の各ウェブサイト(乙ウェブサイト)及び乙ウェブサイトのメタタグに
おける乙標章の使用の差止めを求めるとともに,民法709条,商標法38条
2項,3項及び不正競争防止法5条3項に基づき,1億円(一部請求)及びこ
れに対する損害賠償請求の対象である不法行為が終了した日である平成28年
9月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)1580請求棄却
損害賠償等請求事件
原告P1ことP2 被告株式会社ザシティ
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民法709条 不正競争防止法2条1項15号
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[概要] 本件は,パチンコ・スロット店(以下「パチンコ店」という。)向けの顧客誘引25
を目的とするゲームコンテンツを開発・販売する原告が,パチンコ店の企画営業を
行う被告に対し,埼玉県警察が実施する管理者講習会に参加した被告の店長が,同
講習会において,原告の販売するコンテンツを利用した広告,宣伝は禁止されると
の説明がなされた旨のメッセージを被告の他の店長らに送信した行為,及びこれを
閲覧した被告の他の店長が当該メッセージを社外の第三者に転送した行為は,「競
争関係にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実の告知又は流布する」不正競5
争行為(平成30年法律第33号による改正前の不正競争防止法2条1項15号。
令和元年7月1日の改正法施行後は21号であるが,以下改正前の号による。)に
該当し,あるいは,被告の店長らが,真偽の確認をせず,また外部拡散の防止等を
せず,虚偽の情報を送信,転送したことは,不法行為に当たり,被告に使用者責任
が成立するとして,不競法4条,又は民法709条,715条1項に基づき,逸失10
利益4764万円の賠償及びこれに対するメッセージ送信の日である平成30年1
0月3日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
るとともに,不競法14条に基づき謝罪文の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シート状の積層体)
原告株式会社フクヨー 被告株式会社Life-do.Plus
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特許法36条4項1号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社岸製作所は,平成17年4月22日,発明の名称を「シート状の
積層体」とする発明について,特許出願(特願2005-125264号。
以下「本件出願」という。)をし,平成18年11月10日,特許権の設定
登録(特許第3877000号。請求項の数1。以下,この特許を「本件特
許」という。)を受けた(甲1,2)。
原告は,株式会社岸製作所から,本件特許の特許権を譲り受け,平成20
年4月8日,その旨の移転登録を経由した(甲1)。
(2) 被告は,平成29年12月21日,本件特許について特許無効審判(無効
2017-800156号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10072審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ホストクラブ来店勧誘方法及びホストクラブ来店勧誘装置)
原告株式会社3starproject 被告特許庁長官
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年4月13日,発明の名称を「ホストクラブ来店勧誘方法
及びホストクラブ来店勧誘装置」とする発明について特許出願をしたが(特願20
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10063等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タブ端子の製造方法およびその方法により得られるタブ端子)
原告株式会社アプトデイト
湖北工業株式会社 被告株式会社アプトデイト
湖北工業株式会社
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特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条4項1号
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審決 | 82回 | 実施 | 77回 | 進歩性 | 21回 | 新規性 | 19回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「タブ端子の製造方法およびその方法により得られるタブ
端子」とする発明に係る特許権(特許第4732181号。平成18年2月
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特許権
令和2年3月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10123審決取消訴訟
審決取消請求事件
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[概要]
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特許権
令和2年3月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36271請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (座席管理システム)
原告A 被告西日本旅客鉄道株式会社
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[概要] 1 本件は,座席管理システムの特許に係る特許権者である原告が,被告の使用
に係る後記の被告各システムは,上記特許に係る特許請求の範囲に記載された
構成の各要件を充足し,又は,被告の使用に係る後記の被告システム1は,上
記特許に係る特許請求の範囲に記載された各構成と均等なものであり,いずれ25
も,その各特許発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許権侵
害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,10万円及びこれに対する平成
30年12月1日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による金員の支払を求める事案である。
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特許権
令和2年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10095請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (多結晶質シリコン断片及び多結晶質シリコンロッドの粉砕方法)
原告ワッカーケミーアクチエンゲゼルシャフト 被告特許庁長官
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成26年8月7日,発明の名称を「多結晶質シリコン断片及び多
結晶質シリコンロッドの粉砕方法」とする発明について特許出願をし(優先権主張:
2013年8月21日,ドイツ),平成29年6月9日,特許権の設定登録(特許第
6154074号。請求項数11。以下,この特許を「本件特許」という。甲1)を
受けた。
(2) 本件特許について,平成29年12月22日,Aから特許異議の申立て(異
議2017-701223号)がされた(甲3)。
原告は,平成30年5月21日付け訂正請求書(甲6)により,特許請求の範囲に
ついて訂正請求をし,同年9月27日付け手続補正書(甲2)により同訂正請求書
の手続補正をした(以下「本件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成31年2月21日,本件訂正を認めた上,「特許第6154
074号の請求項1~4,8,11に係る特許を取り消す。特許第6154074
号の請求項5~7,9,10に係る特許に対する特許異議の申立てを却下する。」と
の決定(以下「本件決定」という。)をし,その謄本は,同年3月1日,原告に送達
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告一般社団法人日本ハオルシア協会 被告特許庁長官
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商標法4条1項14号 商標法4条1項11号 商標法25条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年12月22日,「粉雪」の文字を標準文字で表してな
る商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を第31類「植物,
草,苗,種子」として,商標登録出願(商願2016-143501号。以
下「本件出願」という。)をした(甲5,乙2)。
原告は,平成29年10月27日付けの拒絶理由通知(甲7)を受けたた
め,同年12月28日付けで指定商品を第31類「ハオルシア,ハオルシア
の苗,ハオルシアの種子」とする手続補正(甲6,乙3)をしたが,平成3
0年3月9日付けで拒絶査定(甲9)を受けた。
(2) 原告は,平成30年6月9日,拒絶査定不服審判を請求した(甲10)。
特許庁は,上記請求を不服2018-7967号事件として審理し,令和
元年7月24日,「本件審判の請求は成り立たない。」との審決(以下「本
件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月31日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年9月20日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社LIFULL 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年4月1日,別紙1掲記の橙色の色彩のみからなる商標
(以下「本願商標」という。)について,第35類及び第36類に属する役
務を指定役務として,商標登録出願(商願2015-30535号。以下「本
願」という。)をした(甲34)。
⑵ 原告は,平成29年12月8日付けで拒絶査定(甲44)を受けたため,
平成30年3月8日,拒絶査定不服審判(以下「本件審判」という。)を請
求するとともに(甲45),本願の指定役務を第36類「インターネット上
に設置された不動産に関するポータルサイトにおける建物又は土地の情報
の提供」と補正する手続補正(甲46)をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10111審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社総本家駿河屋 被告株式会社総本家駿河屋
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商標法4条1項11号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社総本家駿河屋(平成21年12月18日設立,旧商号「千鳥屋宗
家株式会社」。以下「総本家駿河屋(旧千鳥屋宗家㈱)」という場合がある。)
は,平成26年5月20日,「総本家駿河屋」の文字を標準文字により書し
てなる商標(以下「本件商標」という。)について,指定商品を第30類「菓
子,パン,サンドイッチ,中華まんじゅう,ハンバーガー,ピザ,ホットド
ッグ,ミートパイ」として,商標登録出願(商願2014-40006号。
以下「本件出願」という。甲26の1)をし,同年6月17日付けで,指定
商品を第30類「最中」とする手続補正(甲26の3)をした。
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特許権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10065控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (養殖魚介類への栄養補給体及びその製造方法)
被控訴人Y
ケアシェル株式会社
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民法190条 特許法36条6項2号 特許法101条5号 民法1条2項
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特許権 | 77回 | 侵害 | 64回 | 損害賠償 | 28回 | 実施 | 26回 |
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[概要] 1(1) 本件は,発明の名称を「養殖魚介類への栄養補給体及びその製造方法」と
する共有特許権(特許第3999585号)を被控訴人Yと共有するとともに,発明
の名称を「透析機洗浄排水の中和処理用マグネシウム系緩速溶解剤」とする甲4特許
権(特許第5227537号)を単独で有している控訴人が,被控訴人らに対し,次
の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10109審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報管理方法,情報管理装置及び情報管理プログラム)
原告株式会社コムスクエア 被告TIS株式会社
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する審決の取消訴訟である。争点は,特許発明の
新規性である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年3月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)18874一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告ヤマム株式会社 被告新東化成株式会社
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民法709条
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侵害 | 77回 | 実用新案権 | 65回 | 実施 | 15回 | 差止 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告が別紙1原告製品目録1~6記載の製品(以下,それぞ
れを符号に従い「原告製品1」などという。)に関して虚偽の事実を告知又は流
布したことは不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項15号(平成
30年法律第33号による改正後の2条1項21号)の不正競争行為に当たり,
これによって原告の営業上の利益が侵害されたなどと主張して,被告に対し,不15
競法3項1項に基づき不正競争行為の差止めを求めるとともに,民法709条,
不競法4条,5条2項に基づき損害賠償金4600万円及びこれに対する不法行
為の後の日である平成30年6月27日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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