権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和6年5月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)2058一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告城東テクノ株式会社 被告YPC株式会社
|
特許法102条2項 特許法102条3項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 本件は、本件各特許権を有する原告が、被告製品1を製造等する被告の行為
が本件特許権1の侵害(間接侵害)であり、被告各製品を製造等する被告の行為が
本件特許権2及び同3の各侵害(直接侵害)であると主張して、被告に対し、①特15
許法100条1項に基づき被告各製品の製造等の差止めを、②同条2項に基づき被
告各製品の廃棄を、③民法709条に基づき、損害賠償金9407万2953円及
びこれに対する令和4年3月31日(訴状送達日の翌日であり、不法行為よりも後
の日)から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の支払
を、それぞれ請求する事案である(なお、①及び②は本件特許権2及び同3の侵害20
を理由とする請求であり、③は本件各特許権の侵害を理由とする請求である。)。
2 前提事実(争いのない事実、掲記の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認定
できる事実)
(1) 当事者
原告は、建築用資材の製造、販売等を目的とする株式会社である。25
被告は、各種プラスチック製品の開発及び販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告エスエプシー株式会社 被告学校法人関西学院
|
特許法29条2項 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
|
審決 | 101回 | 実施 | 101回 | 無効 | 77回 | 進歩性 | 63回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 設定登録
被告学校法人関西学院及び訴外JNC株式会社は、平成26年2月18日
及び同年10月7日の優先権を主張して、平成27年2月18日、発明の名10
称を「多環芳香族化合物」とする特許出願(特願2015-555894号。
以下「本件出願」という。)をし、平成28年5月20日、特許権の設定の登
録を受けた(特許第5935199号、請求項の数は24。特許公報は甲2
9。特許の請求項の数、特許請求の範囲の記載は、その後訂正により変わっ
たが、以下、訂正の前後を通じて、「本件特許」といい、その特許権を「本件15
特許権」と、その明細書を「本件明細書」という。)。
被告エスケーマテリアルズジェイエヌシー株式会社は、令和3年4月26
日、訴外JNC株式会社から、同社の持分につき特定承継による移転を受け
た(甲57)。
⑵ 無効審判請求20
原告は、令和3年5月7日、本件特許の請求項1ないし5、9ないし24
▶判決の詳細
|
著作権
令和6年5月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)531一部認容
著作者人格権侵害差止等請求事件
原告X1 被告X2
|
著作権法115条
|
|
|
[概要] 1 本件は、原告が、別紙作品目録記載の映画(以下「本件映画」という。)の
脚本原稿(以下「第10稿」という。)を作成したところ、被告が原告に無断で第
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月30日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和3(ワ)2873一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (食用畜肉塊の除毛装置)
原告マトヤ技研工業株式会社 被告株式会社セイコン
|
特許法102条2項 特許法29条1項 特許法100条1項 特許法105条1項
|
侵害 | 24回 | 特許権 | 18回 | 差止 | 15回 | 損害賠償 | 5回 |
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「食用畜肉塊の除毛装置」とする特許(以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被
告が本件特許の特許請求の範囲請求項1及び請求項2記載の発明(以下「本件発明」
と総称する。)の技術的範囲に属する別紙「被告製品目録」記載1ないし4の製品
(以下、それぞれ「被告製品1」などといい、被告製品1ないし4を併せて「被告15
製品」と総称する。)を製造し、譲渡等することは本件特許権の侵害に当たると主
張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、譲
渡、貸渡し、輸出等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法行為(民法709条)
に基づき、損害賠償金1573万8528円及びこれに対する令和3年4月22日
(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金20
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和6年5月30日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10100控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人Y
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、ドキュメンタリー映画「Life」(以下「本件映画」という。)の著作25
者である控訴人が、被控訴人が書籍「捜す人 津波と原発事故に襲われた浜辺で」(以
下「本件書籍」という。)を執筆し、被控訴人補助参加人にこれを出版、販売させた
行為により、本件映画に係る控訴人の著作権(翻案権)、著作者人格権(同一性保持
権及び氏名表示権)及び人格権又は法的保護に値する人格的利益がそれぞれ侵害さ
れたと主張して、被控訴人に対し、各不法行為による損害賠償請求権に基づき、損害
賠償金合計346万円及びこれに対する平成30年8月10日(本件書籍の販売開5
始日)から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
令和6年5月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70311
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント
|
著作権法14条 著作権法10条1項7号
|
|
|
[概要] 事案の概要
本件は、原告が、被告が提供するインターネット接続サービスを介して、ファ
イル共有ネットワークであるBitTorrentを使用して別紙動画目録記
載の各動画に係るデータをアップロードする通信がされ、これにより、原告の著
作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであるとして、被告に対し、特定25
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づく発信者情報の開示
を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
令和6年5月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10004審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告梅乃宿酒造株式会社 被告特許庁長官
|
商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条2項 商標法4条1項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和3年9月17日、以下の構成からなり、指定商品を第33類
「清酒、日本酒、焼酎、合成清酒、白酒、直し、みりん、洋酒、果実酒、酎25
ハイ、リキュール、カクテル、中国酒、薬味酒」とする商標(以下「本願商
標」という。)について、商標登録出願をした(商願2021-116466
号、甲34)。
(本願商標の構成)
あらごしみかん(標準文字)
⑵ 原告は、令和4年3月7日付けの拒絶理由通知書(甲35)を受け、同年5
7月22日、意見書(甲36)を提出したが、同年10月20日付け拒絶査
定(甲37)を受けたことから、令和5年1月24日、拒絶査定不服審判を
請求した(不服2023-1225号、甲38)。
⑶ 原告は、令和5年9月19日付け上申書(甲40)、同年10月5日付け上
申書(甲41)、同月12日付け手続補足書(甲42)をそれぞれ提出したが、10
特許庁は、同年11月28日、「本件審判の請求は、成り立たない。」とする
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月23日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和6(行ケ)10002審決取消訴訟
審決取消請求事件 (土木工事用不織布およびその製造方法)
原告株式会社田中 被告前田工繊株式会社
|
特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等25
⑴ 被告は、出願日を令和2年12月8日とし(以下「本件出願日」という。)、
発明の名称を「土木工事用不織布およびその製造方法」とする発明について
特許出願をし、令和3年5月26日、特許権の設定登録(特許第68899
70号。請求項の数7。以下、この特許を「本件特許」という。)を受けた。
(甲27、46)
⑵ 原告は、令和4年7月8日、本件特許につき、無効審判請求をした(無効5
2022-800065号事件。以下「本件審判」という。)。被告は、同
年9月30日、審判事件答弁書を提出するとともに、特許請求の範囲及び本
件特許に係る明細書の訂正請求をした(以下「本件訂正」という。)。(甲
28~30)
⑶ 特許庁は、令和5年11月28日、本件訂正を認めた上で、「特許第6810
89970号の請求項1、3~5、7に係る発明についての特許を無効とす
る。特許第6889970号の請求項2、6に係る発明についての本件審判
の請求は、成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし、
▶判決の詳細
|
商標権
令和6年5月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
|
商標法4条1項7号 商標法4条1項6号 商標法4条1項15号
|
|
|
[概要] 1 当事者
⑴ 原告は、その目的を「この教団は、A師を教祖と仰ぎ、その垂訓を最高神15
の啓示と信じ、その立教の本義に基づき、教義をひろめ、儀式行事を行い、
信者を教化育成して、世界の人類を救済し、地上天国を建設する使命を有し、
宗教団体を包括し、その他この教団の目的を達成するために必要な業務及び
事業を行う。」とする宗教法人であり、法人の成立は昭和27年8月7日であ
る。(弁論の全趣旨)20
⑵ 被告は、その目的を「この教団は、A師を教祖と仰ぎ、その垂訓を最高神
の啓示と信じ、その立教の本義に基づき、教義をひろめ、儀式行事を行い、
信者を教化育成して、世界の人類を救済し、地上天国を建設する使命を有し、
その他この教団の目的を達成するために必要な業務及び事業を行う。」とす
る宗教法人であり、法人の成立は平成11年6月15日である。(弁論の全趣25
旨)
⑶ 原告と被告との間では、平成12年以降、宗教法人法12条1項4号の規
定に基づき、原告を包括宗教法人、被告を被包括宗教法人とする関係が形成
▶判決の詳細
|
商標権
令和6年5月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10126審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
|
商標法4条1項7号 商標法4条1項6号 商標法4条1項15号
|
|
|
[概要] 1 当事者
⑴ 原告は、その目的を「この教団は、A師を教祖と仰ぎ、その垂訓を最高神15
の啓示と信じ、その立教の本義に基づき、教義をひろめ、儀式行事を行い、
信者を教化育成して、世界の人類を救済し、地上天国を建設する使命を有し、
宗教団体を包括し、その他この教団の目的を達成するために必要な業務及び
事業を行う。」とする宗教法人であり、法人の成立は昭和27年8月7日であ
る。(弁論の全趣旨)20
⑵ 被告は、その目的を「この教団は、A師を教祖と仰ぎ、その垂訓を最高神
の啓示と信じ、その立教の本義に基づき、教義をひろめ、儀式行事を行い、
信者を教化育成して、世界の人類を救済し、地上天国を建設する使命を有し、
その他この教団の目的を達成するために必要な業務及び事業を行う。」とす
る宗教法人であり、法人の成立は平成11年6月15日である。(弁論の全趣25
旨)
⑶ 原告と被告との間では、平成12年以降、宗教法人法12条1項4号の規
定に基づき、原告を包括宗教法人、被告を被包括宗教法人とする関係が形成
▶判決の詳細
|
著作権
令和6年5月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10110
発信者情報開示請求控訴事件
被控訴人ソフトバンク株式会社
|
著作権法23条1項 著作権法2条1項9号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人が、氏名不詳者ら(本件各氏名不詳者)が原判決別紙著作物目録記
載の動画(本件動画)の複製物(本件複製ファイル)を送信可能化したことにより本
件動画に係る控訴人の著作権(送信可能化権)が侵害されたことが明らかであるとし
て、電気通信事業を営む被控訴人に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の
制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)5条1項に基づき、5
別紙発信者情報目録記載の各情報(本件各発信者情報)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
令和6年5月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10122審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告AFURI株式会社 被告吉川醸造株式会社
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号 商標法4条1項7号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は、別紙1商標目録記載の商標登録第6409633号商標(以下「本件商
標」という。)の商標権者である(甲1、2)。
原告は、令和4年8月22日、本件商標につき、商標登録無効審判を請求し、商
標法4条1項7号、10号、11号、15号及び19号に該当し、同法46条1項
▶判決の詳細
|
著作権
令和6年5月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(ワ)70071請求棄却
発信者情報開示請求事件
|
|
|
|
[概要]
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和5(行ウ)5001請求棄却
出願却下処分取消請求事件
原告A 被告国
|
特許法184条の5 特許法29条1項 特許法2条1項 特許法1条
|
|
|
[概要] 原告は、特願2020-543051に係る国際出願(以下「本件出願」とい
う。)をした上、特許庁長官に対し、特許法184条の5第1項所定の書面に係
る提出手続(以下、当該提出に係る書面を「本件国内書面」という。)をした。
▶判決の詳細
|
不正競争
令和6年5月16日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
|
令和6(ワ)512一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告阪急電鉄株式会社 被告株式会社阪急さくらホールディングズ
|
民法709条 民事訴訟法64条
|
|
|
[概要] 1 請求原因
(1) 原告は、鉄道事業を中心とした一般運輸業を営む会社であり、不動産事業や
スポーツ・歌劇団及び娯楽施設の運営・放送・出版・物品の販売等の営業を行って
いる。原告を中心とする企業グループは、「阪急グループ」と称され、その活動範
囲は全国に及んでいる。10
(2) 原告は、大正時代から、当時の商号「阪神急行電鉄株式会社」の略称として
「阪急」との表示(以下「原告表示」という。)の使用を開始した。原告表示は、
原告による事業拡張に伴い、平成24年3月時点において、原告及び原告の企業グ
ループ(阪急グループ)の営業表示として全国的に著名又は周知となっており、不
正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号又は2号の周知又は著名な15
「商品等表示」に該当する。
(3) 平成24年3月、被告の申請により、「株式会社阪急さくらホールディング
ズ」(以下「被告表示」という。)を商号とする被告の設立登記がされた。被告は、
以後、求人広告において、原告の持株会社(阪急阪神ホールディングズ)の関連会
社である旨の表示をするなどした。被告表示は、「阪急」部分を要部とし、原告の20
▶判決の詳細
|
不正競争
令和6年5月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)70009請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社静岡木工 被告株式会社朋華
|
不正競争防止法2条1項1号
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が製造及び販売している神棚板及び神具セットには、特別に顕著5
な特徴があり、当該特徴が原告の商品等表示として周知であったところ、被告が
同特徴を有する神棚板及び神具セットを販売することが、不正競争防止法2条1
項1号の不正競争行為に当たると主張して、同法3条1項に基づき、被告の販売
する神棚板及び神具セットの販売等の差止め並びに同神棚板及び同神具セットの
廃棄及び別紙被告ウェブページ目録記載のウェブページから同神棚板及び同神具10
セットの表示の削除を求め、さらに同法4条に基づき、原告に生じた損害金30
80万円及びこれに対する訴状送達日の翌日である令和4年11月10日から支
払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(ネ)10063請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (電動式衝撃締め付け工具)
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は、発明の名称を「電動式衝撃締め付け工具」とする特許(以下「本件
特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、
被告が輸入・販売等をする原判決別紙物件目録記載の製品(以下「被告製品」とい
う。)は本件特許に係る特許発明(本件特許に係る特許請求の範囲の請求項1記載10
の発明。以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し、被告による被告製品の
輸入・販売等は本件特許権を侵害すると主張し、被告に対して、①特許法100条
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (改善された固定強度を有する骨アンカー)
原告スミスアンドネフューインコーポレイテッド 被告特許庁長官
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告による出願と拒絶理由通知の発出、意見書及び手続補正書の提出等
原告は、平成27年12月11日(パリ条約による優先権主張外国庁受理
2014年(平成26年)12月11日(US)アメリカ合衆国)を国際出5
願日とし、名称を「改善された固定強度を有する骨アンカー」とする発明に
つき特許出願(特願2017-531221号。以下「本願」という。)を
したが、令和2年2月10日付けで拒絶査定(以下「本件拒絶査定」という。)
を受けた。
原告は、令和2年6月17日、本件拒絶査定に対し不服の審判請求(不服10
2020-008392号)をし、同日付けで手続補正をした。
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10098審決取消訴訟
審決取消請求事件 (衣料用洗浄剤組成物)
原告ザプロクターアンドギャンブルカンパニー 被告ライオン株式会社
|
特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条6項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等5
⑴ 被告は、出願日を平成28年9月5日とし(以下「本件出願日」という。)、
発明の名称を「衣料用洗浄剤組成物」とする発明について特許出願(特願2
016-172763号)をし、令和2年6月17日、特許権の設定登録(特
許第6718777号。請求項の数6。以下、この特許を「本件特許」とい
い、本件特許に係る明細書を「本件明細書」という。)を受けた。(甲7)10
⑵ 本件特許に対し、令和3年1月8日に特許異議の申立てがされ(異議20
21-700022号)、同年4月20日付けで取消理由が通知された。被
告は、同年6月18日、意見書を提出するとともに、特許請求の範囲の訂正
請求をした。特許庁は、同年10月27日、上記訂正を認め、請求項1ない
し6に係る特許を維持する旨の異議決定をした。(甲8、9)15
⑶ 原告は、令和4年6月8日、本件特許(上記⑵の異議事件において認めら
れた訂正後の請求項1ないし6)につき、無効審判請求をした(無効202
2-800049号事件。以下「本件審判」という。)。被告は、同年8月
25日、審判事件答弁書を提出するとともに、特許請求の範囲の訂正請求を
▶判決の詳細
|
不正競争
令和6年5月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
|
令和4(ワ)19400一部認容
民事訴訟 不正競争
原告日本放送協会 被告Ai
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、①被告が原告の営業秘密である別紙営業秘密
目録記載の各情報(以下「本件情報」という。)を第三者の不正開示行為によ10
り取得した行為は、不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項8号
所定の不正競争行為又は不法行為に該当し、②被告が原告に対して原告の会長
と会わせなければ本件情報を開示するなどと申し向けるなどした行為は、不法
行為に該当し、③上記①及び②の行為は一連の不法行為に該当すると主張して、
上記①の行為につき、不競法3条又は不法行為に基づいて本件情報の開示及び15
使用の差止め並びに本件情報が記録された記録媒体の廃棄を求め(選択的併
合)、不競法4条又は不法行為に基づいて55万円の損害賠償金及びこれに対
する不正競争行為又は不法行為の後の日である令和2年2月3日から支払済み
まで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求め(選択的併合)、前記②の行為につき、不法行為に基づ20
いて143万3223円の損害賠償金及びこれに対する上記令和2年2月3日
から支払済みまで上記割合による遅延損害金の支払を求め、前記③の行為につ
▶判決の詳細
|
特許権
令和6年5月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
|
令和5(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (袋体処理機)
原告PACRAFT株式会社 被告特許庁長官
|
特許法29条の2
|
|
|
[概要] 本件は、特許異議の申立てに対する特許取消決定の取消訴訟である。争点は、先
願発明との同一性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
本サービスは判決文を自動処理して掲載しています。完全な正当性を保証するものではありません。判決の詳細は裁判所公表の判決文を必ずご確認ください(各事件のページにリンクがあります)。