権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和5年12月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10055一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
被控訴人滝沢ハム株式会社
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特許法102条2項 特許法104条 民法724条 特許法36条6項2号
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実施 | 92回 | 無効 | 60回 | 損害賠償 | 32回 | 特許権 | 27回 |
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[概要] 1 本件は、原審において、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製
品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許権(特許第519
2595号。以下「本件特許権」といい、その特許を「本件特許」という。特
許公報は別紙のとおりである。)を有する控訴人シンコウフーズから本件特許
の独占的通常実施権を付与された控訴人スターゼンが、被控訴人が製造、販売10
している原判決別紙被控訴人各製品目録記載のローストビーフ(以下、同目録
記載1の製品を「被控訴人製品1」、同目録記載2の製品を「被控訴人製品2」、
同目録記載3の製品を「被控訴人製品3」といい、これらを総称して「被控訴
人各製品」という。)が同特許権の請求項1の発明に係る特許発明の技術的範
囲に属するとして、被控訴人に対し、特許法100条1項、2項に基づき、同15
特許権に係る方法で製造される被控訴人各製品の製造、販売の差止め及び廃棄
を求めるとともに、民法709条及び特許法102条2項に基づき、控訴人ス
ターゼンにおいて、令和2年6月12日付け「訴えの変更申立書兼訴状訂正申
立書」(令和2年7月3日、原審被告に送達、原審第12回弁論準備手続期日
(令和2年7月16日)において陳述)により控訴人シンコウフーズから本件20
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10066一部認容
損害賠償請求控訴事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
被控訴人滝沢ハム株式会社
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特許法102条2項 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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実施 | 98回 | 無効 | 57回 | 損害賠償 | 29回 | 特許権 | 22回 |
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[概要] 1 本件は、原審において、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製
品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許権(特許第51920
2595号。以下「本件特許権」といい、その特許を「本件特許」という。特
許公報は別紙のとおりである。)を有する訴外株式会社シンコウフーズ(以下
「シンコウフーズ」という。)から本件特許の独占的通常実施権を付与された
控訴人が、被控訴人が製造、販売している原判決別紙被控訴人各製品目録記載
のローストビーフ(以下、同目録記載1の製品を「被控訴人製品1」、同目録25
記載2の製品を「被控訴人製品2」といい、これらを総称して「被控訴人各製
品」という。)の製造方法が、同特許権の特許請求の範囲請求項1の発明に係
る特許の技術的範囲に属するとして、被控訴人に対し、民法709条及び特許
法102条2項に基づき、特許権侵害の損害賠償として2億2101万058
9円及びこれに対する不法行為の日の後である令和2年1月31日から支払
済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合に5
よる遅延損害金を請求する事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10011控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
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商標法36条1項 商標法26条1項6号 商標法26条1項4号 商標法26条
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[概要] 1 控訴人(原審原告。以下「原告」という。)は、原判決別紙商標目録記載1
及び2の各登録商標(以下、同目録記載の各登録商標を同目録の番号に対応させて
「本件商標1」などといい、本件商標1及び2を併せて「本件商標」という。)に20
係る各商標権(以下「本件商標権」という。)を有する者であり、被控訴人(原審
被告。以下「被告」という。)は、原判決別紙被告標章目録記載1及び2の各標章
(以下、同目録記載の各標章を同目録の番号に対応させて「被告標章1」などとい
い、被告標章1及び2を併せて「被告標章」という。)を包装に付した原判決別紙
被告商品目録記載1及び2の各商品(以下、同目録記載の各商品を同目録の番号に25
対応させて「被告商品1」などといい、被告商品1及び2を併せて「被告商品」と
いう。)を製造し、販売するなどしていた者であり、被告補助参加人(原審被告補
助参加人。以下「被告補助参加人」という。)は、被告に対し、被告との間の業務
委託契約に基づいて、被告商品のパッケージ案を提供した者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
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特許法29条2項
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[概要] 本件は、特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は、進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10079審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告豊産業株式会社 被告株式会社エス・エス・ビー
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商標法4条1項10号 商標法4条1項19号
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[概要] 本件は、商標登録無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、①
後記1の登録商標(以下「本件商標」という。)が商標法4条1項10号に掲げる
商標に該当するか否か、②本件商標が同項19号に掲げる商標に該当するか否かで25
ある。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (食用畜肉塊の除毛装置)
原告株式会社セイコン 被告マトヤ技研工業株式会社
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特許法29条2項 特許法46条の2
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[概要] 本件は、特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、進歩
性欠如の無効理由の有無である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和5年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社レインボーシェイク 被告特許庁長官
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意匠法4条2項 意匠法4条3項 意匠法3条1項3号 意匠法3条1項1号
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[概要] 本件は、意匠登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70385
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告ビッグローブ株式会社
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著作権法23条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるフ
ァイル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化及び自動公衆送信20
したことによって、本件動画に係る原告の送信可能化権及び公衆送信権を侵害
したと主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を求める事案である。25
2 前提事実(証拠等の記載のないものは当事者間に争いがない。なお、証拠を
摘示する場合には、特に記載のない限り、枝番を含むものとする。)
⑴ 当事者
ア 原告は、映像等のデジタルコンテンツの企画、制作等を業とする会社で
ある。(甲18、弁論の全趣旨)
イ 被告は、一般利用者に向けてインターネット接続サービスを提供してい5
る会社であり、プロバイダ責任制限法2条3号の特定電気通信役務提供者
▶判決の詳細
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令和5年12月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70433
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨15
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、被告の電気通信設備を用
いてウェブサイトに投稿された別紙侵害情報目録記載の投稿(以下「本件投稿」
という。)によって、別紙写真画像目録記載の各画像(以下「本件各画像」と
いい、同目録記載の番号の順に「本件画像1」ないし「本件画像15」とい
う。)に係る原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたことが明ら20
かであり、本件投稿を行った氏名不詳者(以下「本件氏名不詳者」という。)
に対する損害賠償請求権の行使のため、被告が保有する別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正当な
理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条25
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10038控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法19条3項 著作権法115条
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[概要] 1 本件は、控訴人が被控訴人らに対して以下の請求をしている事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70028請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法15条1項
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通信
事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorre
nt(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画の複製物が記録さ
れた端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能化状態に25
したことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであるところ、
上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設備を経由し
て行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると主張して、
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法
律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権
に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。5
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70370
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
株式会社バンダイナムコミュージックライブ 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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著作権法96条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、レコード製作会社である原告らが、電気通信事業を営む被告に対し、
氏名不詳者ら(以下「本件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル15
共有プロトコルであるBitTorrentを利用したネットワーク(以下
「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告らがレコード製作者
の権利を有する各レコード(以下「本件各レコード」という。)について、公衆
からの求めに応じ自動的に送信し得る状態とすることによって、本件各レコー
ドに係る原告らの送信可能化権(著作権法96条の2)を侵害したことが明ら20
かであり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償等を請求するため、被告が保有
する別紙発信者情報目録記載1ないし5の各情報(以下「本件各発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求25
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ワイヤレススカッフプレート)
原告日産自動車株式会社 被告智佳電子股份有限公司
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特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「ワイヤレススカッフプレート」とする発明につい
て、平成26年11月6日を出願日とする実願2014-5888号(パリ
条約による優先権主張外国庁受理:同年2月14日・台湾、同年4月30
日・米国)の実用新案登録である実用新案登録第3195493号に基づい5
て、平成29年10月20日に特許出願(特願2017-203553号)
とし、平成30年1月26日、本件特許の設定登録を受けた(請求項の数1
3)。
(2) 本件無効審判
ア 原告は、令和3年11月25日、本件特許(請求項1~13に係る発明10
についての特許)について、後記3(2)ア~オの無効理由を主張して、本
件無効審判(無効2021-800098号事件)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10123審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成16年1月9日、発明の名称を「レーザ加工方法及びレーザ
加工装置」とする発明について特許出願をし、平成22年10月8日、本件
特許に係る特許権の設定登録を受けた(請求項の数20)。
(2) 原告は、令和3年6月25日、本件特許の請求項13、15、16に係る15
発明についての特許の本件無効審判を請求し、特許庁は、同請求を無効20
21-800051号事件として審理を行った。
特許庁は、令和4年10月18日、「本件審判の請求は、成り立たない。」
との本件審決をし、その謄本は同年11月4日原告に送達された。
(3) 原告は、令和4年12月2日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起20
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (角栓除去用液状クレンジング剤)
原告X 被告株式会社ユーグレナ
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特許法39条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがないか、証拠により明ら
か)
(1) 原告は、平成26年11月25日を出願日とする特許出願(特願20125
4-237308号。優先権主張は平成25年12月3日及び平成26年4
月11日)の一部を平成27年5月24日に新たな特許出願とした特願20
▶判決の詳細
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意匠権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10066審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告小林瓦工業株式会社 被告丸鹿セラミックス株式会社
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意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)
(1) 被告は、令和2年9月1日、本件登録意匠につき、意匠に係る物品を「瓦」10
とする意匠登録出願(意願2020-18477)をし、令和3年9月30
日に設定登録を受けた(意匠登録第1697530号)。
(2) 原告は、令和4年1月5日、本件登録意匠について、本件登録意匠の出願
前である令和2年7月20日に発行された意匠公報に掲載された引用意匠に
類似する意匠であって、意匠法3条1項3号により意匠登録を受けることが15
できないものであるとして、本件無効審判を請求した(無効2022-88
0001号)。
(3) 特許庁は、令和5年6月6日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
の審決(本件審決)をし、その謄本は同月15日原告に送達された。
(4) 原告は、同月23日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。20
2 本件登録意匠及び引用意匠
(1) 本件登録意匠に係る図面は、別紙「本件登録意匠の図面」のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10083審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告神保電器株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、令和2年10月2日、別紙の構成からなる商標(以下「本願商標」
という。)について、第9類「電気スイッチ」ほかの商品を指定商品(令和
3年9月16日付け手続補正書により「電気スイッチ」のみに減縮)とする
商標登録出願をした(商願2020-122227)。
(2) 原告は、令和4年1月31日付けで拒絶査定を受けたため、同年4月28
日、拒絶査定不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70469
発信者情報開示請求事件
原告グラフィティジャパン株式会社 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法2条1項9号 著作権法2条5項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB20
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、本
件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動
的に送信し得るようにするとともに、当該ファイルを公衆送信したことによっ25
て、本件動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本件各
氏名不詳者に対する損害賠償等の請求のため、被告が保有する別紙発信者情報
目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべき正
当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及
び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5
条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(特記しない限り枝
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月20日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10070控訴棄却
損害賠償等請求控訴、同附帯控訴事件
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商標法38条3項 商標法38条
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侵害 | 19回 | 商標権 | 11回 | 損害賠償 | 4回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 1 本件は、原判決別紙被控訴人商標目録記載の商標(本件商標)に係る商標権
(本件商標権)を有する被控訴人が、原判決控訴人標章目録記載の各標章(控
訴人各標章)はいずれも本件商標に類似し、控訴人が控訴人各標章を付したバ
ックパック、肩掛けかばん、ブリーフケース、旅行かばん、カジュアルバッグ
(控訴人商品)を輸入、販売し、又は販売のために展示する行為(販売等)は、15
本件商標権を侵害するものであると主張し、控訴人に対し、主位的には不法行
為に基づく損害賠償請求として、損害金1億6500万円(商標法38条3項
に基づき算定される損害金1億5000万円及び弁護士費用1500万円の合
計)の一部である1億円及びこれに対する令和3年7月9日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を、20
予備的には不当利得返還請求として、上記1億5000万円の一部である1億
円及びこれに対する前記同様の遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9818請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
原告株式会社ブレイン 被告リンクサス株式会社
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特許法104条
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[概要] 1 本件は、原告が、被告に対し、「熱中対策応急キット」との被告標章を付し
た対象商品の販売及び対象商品に関する広告に被告標章を付するといった被告の行5
為は、原告の別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい、本件商標
権に係る商標を「本件商標」という。)を侵害するものであるとして、商標法(以
下「法」という。)36条1項に基づき、前記販売等の行為の差止めを求め、同条
2項に基づき、対象商品及びこれに関する広告から被告標章を抹消するよう求める
とともに、不法行為に基づき、損害賠償金81万2000円及びこれに対する令和10
4年11月22日(訴状送達日の翌日であり、不法行為よりも後の日)から支払済
みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月19日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)10816
発信者情報開示請求事件
原告株式会社バソキア 被告株式会社オプテージ
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著作権法29条 著作権法2条1項9号 著作権法15条 著作権法2条5項
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[概要] 1 本件は、原告が、被告との契約者である氏名不詳者ら(以下「本件契約者ら」
という。)がいわゆるファイル交換共有システムであるBitTorrent(以
下「ビットトレント」という。)を利用して、原告が著作権を有する別紙「著作物
目録」記載の各動画(以下「本件各著作物」という。)の複製物である電子データ
を本件契約者らの管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じて自動的25
に送信し得る状態とする、又は、前記データの自動公衆送信を行ったことにより、
本件各著作物に係る原告の著作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり、
本件契約者らに対する損害賠償請求等のため、被告が保有する別紙「発信者情報目
録」記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める正当な理
由があると主張して、電気通信事業を営む被告に対し、特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)に5
基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23937請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有する原告が、電気通信事業を営む
被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorrent(以下
「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画を複製し、かつその複製物が
記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能化25
状態にしたことなどで、原告の著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害したことが
明らかであるところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する
電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために
必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の
発信者情報開示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案5
である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70335
発信者情報開示請求事件
原告株式会社h.m.p 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法2条5項 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記
載の各動画(以下「本件各動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、25
本件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自
動的に送信し得るようにするとともに、当該ファイルを公衆送信したことによ
って、本件各動画に係る原告の公衆送信権を侵害したことが明らかであり、本
件各氏名不詳者に対する損害賠償等の請求のため、被告が保有する別紙発信者
情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を受けるべ
き正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制5
限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月15日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(行ウ)5001請求棄却
行政処分取消等請求事件
原告エムシーシーアイコーポレイション 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法18条の2 特許法112条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、①特許第5281402号の特許権(以下「本件特許権」という。)10
を保有していた原告が、本件特許権の第6年分及び第7年分の特許料及び割増
特許料(以下「特許料等」という。)を特許法(令和3年5月21日法律第4
2号による改正前のもの。以下同じ。)112条1項により追納することがで
きる期間に納付することができなかったこと(以下「本件期間徒過」という。)
について、同法112条の2第1項の「正当な理由」があるとして令和元年715
月25日付けで特許料納付書(以下「本件納付書1」という。)を提出したが、
特許庁長官は令和3年4月8日付けで本件納付書1に係る手続の却下の処分
(以下「本件却下処分1」という。)をし、これに対して、②原告は本件却下
処分1の取消しを求める審査請求(以下「本件審査請求」という。)を行った
が、特許庁長官は同審査請求を棄却する旨の裁決(以下「本件裁決」という。)20
をし、その後、③原告は本件特許権の第8年分ないし第10年分の特許料納付
書(以下、第8年分ないし第10年分特許料納付書を「本件納付書2」ないし
「本件納付書4」という。)を提出したが、特許庁長官は、令和4年8月3日
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月14日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)7918一部認容
商標権侵害差止等請求事件
原告ヴイストン株式会社 被告ロボショップ株式会社
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商標法38条2項 商標法26条1項2号 民法704条 民法703条
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商標権 | 36回 | 侵害 | 34回 | 損害賠償 | 14回 | 差止 | 8回 |
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[概要] 1 本件は、別紙「商標権目録」記載の商標権(以下、「本件商標権」といい、本
件商標権に係る商標を「本件商標」という。)を有する原告が、被告が管理するウェ
ブサイトにおいて、被告標章を付して、ロボットの画像を展示する行為及び被告商20
品(別紙「被告商品の指定商品該当性」の「被告商品」欄の記載は商品カテゴリを
表示するとともに、当該カテゴリに属する各種商品を含めて表示するものである。)
に関する広告等を提供する行為が本件商標権の侵害に当たるとして、被告に対し、
商標法36条1項及び2項に基づき、ロボットの展示に係る役務の提供に当たり、
被告標章を使用すること及び前記ウェブサイト等において、被告標章を付して被告25
商品について広告等の情報を提供することの差止めを求めるとともに、民法709
条に基づく損害賠償請求及び同703条、704条に基づく不当利得返還請求とし
て、合計1億3814万9288円並びに別紙「請求目録」の「確定遅延損害金」
欄記載の各金員及び同各「内金」欄記載の金員に対する同各「期間」欄記載の始期
から支払済みまで民法所定年3%の割合による遅延損害金等の支払を求める事案で
ある。5
2 前提事実(争いのない事実、掲記の証拠〔特に明示する場合を除き、枝番号
▶判決の詳細
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不正競争
令和5年12月14日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)73請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告有限会社エルフ 被告株式会社丸祐
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意匠法3条 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は、別紙原告ソール目録1記載のソール(靴底)(以下「原告ソール1」とい5
う。)を用いた婦人用靴を製造・販売する原告が、原告ソール1が周知又は著名な原
告の商品等表示に該当し、これと同一又は類似する別紙被告ソール目録記載のソー
ル(以下「被告ソール」という。)を用いて靴を製造・販売する被告の行為が不正競
争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号又は2号の不正競争に該当すると
主張して、①不競法3条1項及び2項に基づき、被告ソールを用いた靴製品の販売10
等の差止請求及び廃棄請求を、②不競法4条に基づき、損害賠償金1億3260万
円及びこれに対する上記靴製品の販売開始日と主張する日から支払済みまでの民
法所定の年3パーセントの割合による遅延損害金の各支払請求をする事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和5年12月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10072審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (Handheldintraoralscanner)
原告ディー4ディーテクノロジーズ、エルエルシー 被告特許庁長官
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意匠法68条2項 意匠法52条
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[概要] 本件は、意願2020-502459(以下「本願」という。)に係る拒絶査定不
服審判請求を不適法であるとして意匠法52条において準用する特許法135条の5
規定により却下した審決の取消訴訟である。争点は、意匠法46条2項の「その責
めに帰することができない理由」の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70318
民事訴訟 著作権
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告株式会社ネットフォレスト
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70258
発信者情報開示請求事件
原告有限会社オフィスサイレンス 被告株式会社NTTドコモ
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著作権法23条
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるフ
ァイル共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著作物
目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化及び自動公衆送信
したことによって、本件動画に係る原告の送信可能化権及び公衆送信権を侵害20
したと主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)
5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」
という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月12日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70041請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、電気通信事業を営む被告に対し、氏名不詳者ら(以下「本
件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイル共有プロトコルであるB
itTorrent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワー
ク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、別紙作品目録記25
載の動画(以下「本件動画」という。)を複製して作成した動画ファイルを、本
件各氏名不詳者が管理する端末にダウンロードし、公衆からの求めに応じ自動
的に送信し得る状態とすることによって、本件動画に係る原告の公衆送信権を
侵害したことが明らかであり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償請求のため、
被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件各発信者情報」
という。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務5
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロ
バイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70474
発信者情報開示請求事件
原告株式会社CHERRIES 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70312
発信者情報開示請求事件
原告グラフィティジャパン株式会社 被告中部テレコミュニケーション株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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その他
令和5年12月11日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)3171請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社スターレイプロダクション
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 本件は、タレントである原告が、芸能活動に関し専属契約を締結していた被
告に対し、当該契約が解除されたにもかかわらず、被告がそのホームページ上
に原告の肖像写真及び氏名等を掲載し続けているとして、主位的に当該掲載行
為が肖像権及びパブリシティ権侵害を構成すると主張し、不法行為に基づき、
損害賠償金975万7000円(損害金887万円及び弁護士費用88万70
00円の合計額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和5年3月45
日から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払並びに上
記肖像写真等の削除を求め、予備的に上記掲載行為が不正競争防止法2条1項
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)5553請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (幼児用サークル)
原告株式会社日本育児 被告株式会社カトージ
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特許法30条2項 特許法29条1項2号 特許法123条1項 特許法100条1項
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無効 | 44回 | 新規性 | 32回 | 実施 | 23回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「幼児用サークル」とする特許(以下「本件特許」と
いう。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本10
件特許の特許請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。ただし、
後記のとおり、原告は訂正請求をしている。)の技術的範囲に属する被告製品を製
造し、販売等することは本件特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許
法100条1項及び2項に基づき、被告製品の製造、販売等の差止め及び廃棄を求
めるとともに、不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金713万310015
円及びこれに対する令和4年7月22日(訴状送達日の翌日であり、不法行為より
も後の日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和5年12月7日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)565請求棄却
損害賠償等請求事件
原告株式会社ZUND 被告株式会社セイショウ
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不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 原告が、第三者から賃借した物件で運営していたラーメン店を閉店することとな
り、被告(請負人)に同物件に係る賃貸借契約終了に伴う原状回復工事を依頼した
が、被告が残置すべき監視カメラを撤去・廃棄したとして、被告に対し、請負契約25
の契約不適合責任に基づく損害賠償金420万円及びこれに対する令和2年9月2
0日(工事完成日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である(原告は、根拠条文として、民法415条1項のほかに民
法559条、562条1項、564条を挙げるが、損害賠償請求に関しては、契約
不適合による場合も債務不履行に基づく損害賠償請求と性質が異なるものではない
から、原告は、民法415条1項に基づき損害賠償を請求するものと解される。)。5
なお、原告は、当初、被告による自社ウェブサイトへの原告店舗の写真等の掲載行
為が不正競争防止法2条1項20号所定の不正競争に該当するとして、同法3条1
項及び2項に基づき、上記掲載写真等の削除を求めたが、被告がこれらを削除した
ため、原告は当該請求に係る訴えを取り下げた。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70372
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告株式会社朝日ネット
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70139請求棄却
著作権侵害差止請求事件
原告A
株式会社スーン 被告株式会社一十珍海堂
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法2条1項1号 不正競争防止法5条3項1号
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[概要] 1⑴ 故笹沢左保ことB(以下「故B」という。)は、「木枯し紋次郎」シリー
ズの連載小説(別紙本件書籍目録記載1及び2の各書籍〔以下「本件書籍」
という。〕を含む。)を執筆した。その後、本件書籍は、Cの作画により漫
画化され、「赦免花は散った」、「湯煙に月は砕けた」、「女人講の闇を裂
く」、「川留めの水は濁った」の4作品が収録された単行本(以下「本件漫5
画作品」という。)が発行された。そして、本件書籍は、Dの主演によりテ
レビ化され、第1話「川留めの水は濁った」から第18話「流れ舟は帰らず」
までのテレビシリーズ(「本件テレビ作品」という。)が放映された。さら
に、本件書籍は、Eの主演により映画化され、「木枯し紋次郎」及び続編の
「木枯し紋次郎 関わりござんせん」(以下「本件映画作品」といい、本件10
漫画作品、本件テレビ作品と併せて「本件各作品」という。)が全国公開さ
れた。
そして、原告Aは、本件各作品その他の故B創作に関する著作権を全て相
続し、原告会社に対し、上記著作権一切に関する独占的な利用を許諾した。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)18262一部認容
損害賠償請求事件(特許権侵害) (女性用衣料)
原告株式会社MIC 被告株式会社FLORe
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特許法102条3項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「女性用衣料」とする特許第3996406号の特許
(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を25
有する原告が、被告による別紙物件目録記載の製品(以下「被告製品」という。)
の販売行為は本件特許権を侵害すると主張して、被告に対し、特許権侵害の不
法行為に基づき、損害金5328万1800円(特許法102条3項により算
定される損害額並びに弁護士及び弁理士費用相当額の合計)及びこれに対する
不法行為後の日である令和3年9月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定年3パーセントの割合による遅延損害金の支払を求める事案であ5
る。
なお、原告は、相当な実施料率についての主張を3パーセントから6パーセ
ントに変更したにもかかわらず、訴えの変更をしなかったため、請求の趣旨に
おける請求額と請求原因として主張する損害額とは一致していない。また、原
告は、上記請求の趣旨に係る請求を一部請求とするとの主張もしていない。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠(特記しない限り枝
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (携帯端末の遠隔操作用デバイス)
原告X 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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審決 | 24回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない)
(1) 原告は、発明の名称を「携帯端末の遠隔操作用デバイス」とする発明に
ついて、平成31年4月16日(優先権主張:平成30年4月23日)を国25
際出願日とする特許出願(特願2020-516252号、請求項の数4、
甲4)をしたものの、令和3年6月25日付けで拒絶査定を受けた(同年7
月6日謄本送達)。
(2) 原告は、令和3年10月4日、拒絶査定不服審判を請求するとともに、
手続補正書を提出したところ、特許庁は、同請求を不服2021-1338
4号として審理した上、令和4年12月20日、「本件審判の請求は、成り5
立たない。」との審決(本件審決)をし、その謄本は令和5年1月10日に
原告に送達された。
(3) 原告は、令和5年2月9日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年12月4日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10067審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社丸井グループ 被告Y
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は、商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、
商標法4条1項11号該当性及び同項15号該当性である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和5年12月4日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)3577一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社京童 被告StyleOn株式会社
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[概要] 本件は、原告が、被告による別紙被告商品目録記載の各商品(以下、同目録1の
商品を「被告商品1」、同目録2の商品を「被告商品2」といい、総称して「被告各
商品」という。)の販売が不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号
の不正競争に該当すると主張して、被告に対し、不競法3条に基づく、被告各商品
の販売等の差止請求及び廃棄請求と、不競法4条に基づく、損害賠償金520万010
568円及びこれに対する各販売行為の後日(詳細は後記原告主張のとおり。)か
ら支払済みまでの民法所定の割合による遅延損害金の各支払請求をする事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年12月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70102請求棄却
特許権侵害差止及び特許権侵害賠償等請求事件
原告A 被告オリヒロプランデュ株式会社
お茶の丸幸株式会社
株式会社小谷穀粉
石光商事株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は、半発酵茶葉等に関する下記1 記載の特許(以下「本件特許」といい、25
本件特許に係る特許権を、以下「本件特許権」という。また、本件特許の願書に
添付された明細書〔甲1〕を、以下「本件明細書」という。)を有する原告が、
被告丸幸が販売する被告製品2、被告小谷穀粉が販売する被告製品3、被告石光
商事が輸入し被告オリヒロに販売していた被告製品4及び被告オリヒロが被告
製品4を仕入れた上で販売していた黒烏龍茶(以下「被告製品1」といい、被告
製品1ないし4を併せて「被告各製品」という。)がいずれも本件特許権に係る5
請求項4の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属すると主張して、
①被告丸幸に対して、特許法100条1項、2項に基づき、被告製品2の製造等
の差止め及び廃棄を、②被告小谷穀粉に対して、特許法100条1項、2項に基
づき、被告製品3の製造等の差止め及び廃棄を、③被告石光商事に対して特許法
▶判決の詳細
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著作権
令和5年12月4日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70216
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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