権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年2月28日 知的財産高等裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (美容器)
被控訴人株式会社MTG
株式会社ファイブスター
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特許法102条1項 特許法36条6項2号 特許法100条1項 特許法100条
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実施 | 128回 | 特許権 | 57回 | 侵害 | 44回 | 無効 | 25回 |
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[概要] 1 訴訟の概要
(1) 本件は,発明の名称を「美容器」とする後記2(2)の各特許権を有する一審
原告が,一審被告に対し,一審被告が原判決別紙「被告製品目録」1ないし9記載
の美容器(以下,それぞれ「被告製品1」等といい,総称して「被告製品」という。)
の製造,使用,譲渡,貸渡し,輸出,又は譲渡若しくは貸渡しの申出をすることは,
上記各特許権を侵害すると主張して,①特許法100条1項及び2項に基づき,上
記各特許権による被告製品の製造販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,②民
法709条に基づき,一部請求として,後記2(2)イの特許権の侵害による,特許法
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10066審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美容器)
原告株式会社ファイブスター 被告株式会社MTG
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性についての判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)27238一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (発光装置と表示装置)
原告日亜化学工業株式会社 被告東芝映像ソリューション株式会社
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特許法36条6項1号 特許法102条3項 特許法29条の2 特許法44条1項
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無効 | 168回 | 実施 | 154回 | 進歩性 | 56回 | 特許権 | 35回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「発光装置と表示装置」とする特許権(特許第5177
317号。以下,「本件特許権1」といい,この特許を「本件特許1」といい,そ
の特許出願の願書に添付されたとみなされる明細書及び図面を「本件明細書1」
という。),発明の名称を「発光装置,樹脂パッケージ,樹脂成形体並びにこれら15
の製造方法」とする特許権(特許第6056934号。以下,「本件特許権2」と
いい,この特許を「本件特許2」といい,その特許出願の願書に添付された明細
書及び図面を「本件明細書2」という。)及び発明の名称を「発光装置,樹脂パッ
ケージ,樹脂成形体並びにこれらの製造方法」とする特許権(特許第58253
90号。以下,「本件特許権3」といい,この特許を「本件特許3」といい,その20
特許出願の願書に添付された明細書及び図面を「本件明細書3」という。)の特許
権者である原告が,被告の販売等に係る別紙物件目録記載のテレビ(以下,同目
録記載1の製品を「被告製品1」,同目録記載2の製品を「被告製品2」といい,
被告製品1と被告製品2を「被告製品」と総称する。)に搭載されていたLEDは
本件特許1の請求項1の発明の技術的範囲及び本件特許3の請求項2の発明の25
▶判決の詳細
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商標権
令和2年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10059審決取消訴訟
審決取消請求事件
原告株式会社イーカム 被告シャネルエスアーエールエル
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商標法2条3項1号 商標法50条1項 商標法50条 商標法2条3項8号
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許諾 | 27回 | 審決 | 18回 | 商標権 | 12回 | ライセンス | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社ダンエンタープライズ(以下「ダンエンタープライズ」という。)
は,以下の商標(登録第1493277号。以下「本件商標」という。)の
商標権(以下「本件商標権」という。)を有していた(甲133の2,15
0)。
商 標 別紙1記載のとおり
登録出願日 昭和52年10月27日
設定登録日 昭和56年12月25日
指定商品(指定商品の書換登録(平成14年3月20日)及び存続期間の
更新登録(平成23年12月20日)後のもの)
第14類「身飾品(「カフスボタン」を除く。),カフスボ
タン,貴金属製のがま口及び財布,宝玉及びその模造品,貴
金属製コンパクト」
第18類「かばん類,袋物,携帯用化粧道具入れ」
第25類「ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベル
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月26日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10042控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (会計処理方法および会計処理プログラムを記録した記録媒体)
被控訴人株式会社TKC
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特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「会計処理方法および会計処理プログラムを記録した
記録媒体」とする特許(特許第4831955号。請求項の数4。以下,この
特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)
の特許権者である控訴人が,別紙1物件目録記載1ないし3の各製品(以下,
これらを一括して「被告製品」という。)は本件特許の特許請求の範囲の請求
項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被控訴人
による被告製品の生産及び使用は本件特許権の侵害に該当する旨主張して,被
控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告製品の生産,使用
の差止め及び廃棄を,本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として28
00万円及びこれに対する平成30年4月7日(不法行為の後である訴状送達
の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
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特許権
令和2年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (コンクリート造基礎の支持構造)
原告株式会社大林組 被告大成建設株式会社
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特許法2条3項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,新規
性,進歩性,明確性要件違反,サポート要件違反及び実施可能要件違反の判断の誤
りの有無である。
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特許権
令和2年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10011審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遺伝子産物の発現を変更するためのCRISPR-Cas系および方法)
被告特許庁長官長井啓子 原告ザ・ブロード・インスティテュート
マサチューセッツ・インスティテュート
ら
ら
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特許法29条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告らは,平成28年6月29日,発明の名称を「遺伝子産物の発現を変更
するためのCRISPR-Cas系および方法」とする特許出願をした(特願20
16-128599。特願2015-547555(優先権主張:平成24年12
月12日・米国)の分割。公開日:平成28年9月29日。甲9)。
⑵ 原告らは,平成29年5月9日付けで拒絶査定を受けたことから(甲13),
同年9月15日,これに対する不服審判の請求をし(甲14),特許庁は,上記請求
を不服2017-13796事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (配列操作のための系,方法および最適化ガイド組成物のエンジニアリング)
被告特許庁長官長井啓子 原告ザ・ブロード・インスティテュート
マサチューセッツ・インスティテュート
プレジデントアンドフェローズ
ら
ら
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特許法29条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告らは,平成28年6月14日,発明の名称を「配列操作のための系,方法
および最適化ガイド組成物のエンジニアリング」とする特許出願をした(特願20
16-117740。特願2015-547573(優先権主張:平成24年12
月12日,米国)の分割。公開日:平成28年9月15日。甲9)。
⑵ 原告らは,平成29年4月28日付けで拒絶査定を受けたことから(甲14),
同年9月15日,これに対する不服審判の請求をし(甲15),特許庁は,上記請求
を不服2017-13795号事件として審理した。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)19689請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告A 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法14条
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者によりインターネット上のウェブサイトに投稿
された別紙記事目録の「本件投稿動画」欄記載の動画(以下「本件投稿動画」
という。)は,原告が著作権を有する同目録の「本件著作物」欄記載の動画(以25
下「原告動画」という。)と同一であり,同氏名不詳者が本件投稿動画を投稿し
た行為は原告動画に係る原告の公衆送信権又は送信可能化権を侵害するもの
であることが明らかであると主張して,上記投稿行為に係る経由プロバイダで
ある被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情
報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件投稿動画
が投稿されたウェブサイトに最後にログインした者に関する別紙発信者情報5
目録1記載の情報,及び,同人が最後にログインした際に割り当てられたIP
アドレスを,本件投稿動画の投稿日時頃に割り当てられていた者に関する別紙
発信者情報目録2又は同目録3記載の情報(以下,上記3つの情報を併せて「本
件各発信者情報」といい,各情報をいう場合には,目録の番号に従い,「本件発
信者情報1」などという。)の開示を求める事案である。10
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10093審決取消訴訟
審決取消請求事件 (伸縮性経編地)
被告特許庁長官 原告ウラベ株式会社
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特許法113条2号 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「伸縮性経編地」とする発明について,平成28年
2月9日,特許出願(特願2016-22453号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成29年4月28日,特許権の設定登録(特許第61334
58号。請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。甲14)を
受けた。
⑵ 本件特許について,平成29年11月22日,Aから特許異議の申立て(異
議2017-701098号事件)がされた(甲15)。
原告は,平成30年1月30日付けの取消理由通知(甲16)を受けた後,
さらに,同年8月20日付けの取消理由通知(甲21)を受けたため,同年
10月19日付けで,請求項1ないし3からなる一群の請求項について,請
求項1を訂正し,請求項2及び3を削除する旨の訂正請求(以下「本件訂正」
という。甲23)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材)
被告株式会社瑞光白波瀬悠美子 原告イワツキ株式会社花田健史
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「創傷被覆材用表面シートおよび創傷被覆材」とする発明
に係る特許権(特許第5180410号。平成23年5月31日出願(以下
「本件出願日」という。優先日平成22年6月1日(以下「本件優先日」と
いう。),優先権主張国日本国),平成25年1月18日設定登録。請求項
の数26。以下,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者
である(甲52)。
(2) 原告は,平成29年10月18日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は
上記請求を無効2017-800138号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10043審決取消訴訟
審決取消請求事件 (高コントラストタイヤパターン及びその製作方法)
被告コンパニーゼネラールデエ
ミシュランルシェルシュエテク
ら 原告株式会社ブリヂストン田部元史
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,名称を「高コントラストタイヤパターン及びその製作方法」と
する発明に係る特許権(特許第5642795号。出願日 平成22年9月
9日(パリ条約に基づく優先権主張 平成21年9月28日 フランス,設
定登録日 平成26年11月7日。請求項の数7。以下この特許権に係る特
許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲44)。
(2) 原告は,平成28年9月30日,本件特許につき特許庁に無効審判請求を
し,特許庁は上記請求を無効2016-800115号事件として審理した。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ネ)10033請求棄却
パブリシティ権侵害等差止等・著作権侵害差止等請求控訴事件
被告の控訴に対する関係において)(以下「一審原告X」という。) 控訴人・被
ジル・スチュアート(アジア)(以下「一審原告会社」という。) 被控訴人・控訴人株式会社サンエー・インター(以下「一審被告」という。)
(一審被告の控訴に対する関係において)(以下「一審原告X」という。)
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著作権法112条1項 著作権法114条3項
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[概要] 1 原審第1事件は,ファッションデザイナーである一審原告X及びそのマネジ
メント会社である一審原告会社が,一審被告に対し,①被告ウェブサイトに被
告表示1(一審原告Xの氏名。別紙被告表示目録記載1の表示を指す。なお,
他の被告表示も,それぞれ同目録記載の表示に対応する。)及び被告表示2
(同人の肖像写真)を掲載した行為は一審原告Xのパブリシティ権を侵害する,
②被告ウェブサイトに被告表示1~4を表示し又は被告商品に被告表示5を付
す行為は,不正競争防止法(平成30年法律第33号による改正前のもの。以
下「不競法」という。)2条1項14号の不正競争行為(品質誤認惹起行為)
に該当し,これにより一審原告らの営業上の利益等が侵害されたなどと主張し
て,一審被告に対し,次の(1)~(5)(控訴の趣旨2項の(1)~(5)にそれぞれ対
応する。)を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年2月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)15781一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件 (桜スカイホテル)
原告有限会社サクラホテル 被告株式会社みずほ
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商標法38条2項 商標法3条1項3号 商標法3条1項6号 商標法26条1項3号
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,その登15
録商標を「本件商標」という。)を有し,「Sakura Hotel」という
標章(以下「原告表示」という。)を使用してホテルを営業する原告が,被告に
対し,被告がホテルを営業するに当たり,①別紙被告標章目録1記載①ないし
⑨の各標章(以下,これらの各標章を併せて「被告標章1」と総称する。)を使
用することが本件商標権を侵害すると主張して,商標法36条1項に基づき,20
被告標章1の使用の差止めを求め,また,②別紙被告標章目録2記載の標章(以
下「被告標章2」という。)を使用することが不正競争防止法2条1項1号の不
正競争に当たると主張して,不正競争防止法3条1項に基づき,被告標章2の
使用の差止めを求めるとともに,民法709条及び商標法38条2項に基づき,
不法行為による損害賠償請求として,本件商標権侵害に係る損害賠償金24025
0万円及び本訴訟の提起など法律専門家による対応を余儀なくされたことに
よる損害賠償金532万4400円並びにこれらに対する不法行為日以降で
ある平成30年5月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月20日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)14446請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社K.E.G 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者によりインターネット上のウェブサイトに投稿
された別紙投稿記事目録記載1ないし5の各内容欄記載の写真(以下,同目録25
の番号に合わせて「本件写真1」ないし「本件写真5」といい,本件写真1な
いし5を併せて「本件各写真」という。)は,原告が著作権を有する別紙著作物
目録記載の各写真(以下,同目録の番号に合わせて「原告写真1-1」ないし
「原告写真5-4」といい,原告写真1-1ないし5-4を併せて「原告各写
真」という。)をつなぎ合わせて作成されたものであり,同氏名不詳者が本件各5
写真を投稿した行為は原告各写真に係る原告の複製権及び公衆送信権を侵害す
るものであることが明らかであると主張して,経由プロバイダである被告に対
し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件各写真の投稿に用いら
れたアカウントと同一のアカウントへのログインに用いられた別紙発信者情報10
目録記載1の各IPアドレス(以下「本件各IPアドレス」という。)を同目録
記載1の発信日時頃に割り当てられていた者に係る同目録記載2の情報(以下,
「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10165審決取消訴訟
審決取消請求事件 (安定な炭酸水素イオン含有薬液)
被告国立大学法人千葉大学
扶桑薬品工業株式会社中紀人
ら
ら 原告ニプロ株式会社堤之達也
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特許法134条の2
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実施 | 135回 | 審決 | 85回 | 無効 | 32回 | 進歩性 | 22回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告らは,平成20年10月6日(優先日平成19年10月5日(以下「本
件優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日とする特許出願(特
願2009-536137号。以下「本件原出願」という。)の一部を分割
して,平成25年7月24日,発明の名称を「安定な炭酸水素イオン含有薬
液」とする発明について新たな特許出願(特願2013-153420号。
以下「本件出願」という。甲38)をし,平成26年10月24日,特許権
の設定登録(特許第5636075号。請求項の数14。以下,この特許を
「本件特許」という。甲11,34)を受けた。
⑵ 原告は,平成29年1月30日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2017-800015号事件)をした(甲12)。
被告らは,平成30年3月9日付けの審決の予告(甲29)を受けたため,
同年5月18日付けで,請求項1ないし5を一群の請求項として,請求項1
及び2を削除し,請求項3ないし5を訂正し,請求項6ないし10を一群の
請求項として,請求項6及び7を削除し,請求項8ないし10を訂正し,請
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (機械的締結具,締結装置,及び使い捨て吸収性物品)
被告特許庁長官樋口宗彦 原告スリーエムイノベイティブ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「機械的締結具,締結装置,及び使い捨て吸収性物
品」とする発明について,平成24年9月13日(優先日平成23年9月1
6日,優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2014-5
30771号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10025審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (気体溶解装置及び気体溶解方法)
被告株式会社ハイジェンテック 原告株式会社光未来
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年5月26日(優先日平成26年5月27日(以下「本
件優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日とする特願201
5-529952号の一部を分割して,平成27年12月25日,発明の名
称を「気体溶解装置及び気体溶解方法」とする発明について特許出願(特願
2015-255409号。以下「本件出願」という。)をし,平成29年
3月31日,特許権の設定登録(特許第6116658号。請求項の数4。
以下,この特許を「本件特許」という。甲25,40)を受けた。
⑵ 被告は,平成29年8月21日,本件特許について特許無効審判の請求(無
効2017-800116号事件)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置,コメント表示方法,及びプログラム)
被告株式会社ドワンゴ宮川美津子 原告エフシーツー,インク.壇俊光
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
発明の新規性,進歩性である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10038審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表示装置,コメント表示方法,及びプログラム)
被告株式会社ドワンゴ宮川美津子 原告エフシーツー,インク.壇俊光
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,特許
発明の進歩性である。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)9347
発信者情報開示請求事件
原告創価学会 被告KDDI株式会社
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著作権法32条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告の電気通信設備を経由してされたインターネット上の短文投
稿サイトである「ツイッター」(以下「ツイッター」という。)への別紙2投稿記事
目録記載1及び2の各投稿記事(以下,同別紙の番号順に「本件記事1」などとい
い,これらを一括して「本件記事」という。)において,本件記事1中の写真(以下5
「本件記事写真1」という。)及び本件記事2中の2名の人物とピアノが写った写真
(以下「本件記事写真2」といい,本件記事写真1と併せて「本件記事写真」とい
う。)が掲載され,本件記事写真を含む本件記事の投稿によって,別紙3写真目録記
載1及び2の各写真(以下,同別紙の番号順に「本件写真1」などといい,これら
を一括して「本件写真」という。)についての原告の著作権(公衆送信権)が侵害さ10
れたことが明らかであり,本件記事の投稿者(以下「本件投稿者」という。)に対す
る損害賠償請求等を行うために,被告の保有する別紙1発信者情報目録記載の発信
者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示が必要であると主張して,被告に
対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件発信者情報の開示を求める事15
▶判決の詳細
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著作権
令和2年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)23122一部認容
損害賠償請求事件
原告株式会社WILL 被告A
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著作権法114条3項 著作権法23条1項 著作権法114条1項
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[概要] 1 事案の要旨25
本件は,映画の著作物である別紙著作物目録記載の著作物(以下「本件著作物」
という。)の著作権を有する原告が,本件著作物をインターネット上の動画共有サイ
トにアップロードした被告に対して,被告の当該行為によって本件著作物について
の原告の公衆送信権が侵害されたとして,不法行為による損害賠償請求権に基づき
著作権法114条3項による損害金341万2430円及びこれに対する訴状送達
の日の翌日である令和元年9月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に5
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10083審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二酸化炭素含有粘性組成物)
被告株式会社メディオン・リサー 原告ネオケミア株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成10年10月5日,発明の名称を「二酸化炭素含有粘性組成物」
とする発明について特許出願をし(特願2000-520135。優先権主張:平
成9年11月7日,日本),平成24年1月27日,設定の登録を受けた(特許第4
912492号。甲84。請求項の数7。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成30年5月7日,これに対する無効審判を請求し,無効201
8-800054号事件として係属した。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年2月14日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)1635控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人(一審原告)日本精工硝子株式会社 被控訴人日本耐酸壜工業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] (以下,略称及び略称の意味は,特に断らない限り,原判決の例に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月13日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10054控訴棄却
立替金等請求控訴事件 (棒状体)
控訴人X 被控訴人Y
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特許法98条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人が,後記本件共有化の合意に基
づき,本件特許(特許第5725389号)の出願等に要した費用等のうち12万
円の支払を請求した事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和2年2月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10125審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官薩摩純一 原告株式会社トヨトミ山田朋彦
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号 商標法3条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)13927請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (クレジットカード管理システム)
原告株式会社MRSホールディングズ 被告LINEPay株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告は,被告が管理する別紙1物件目録記載のコンピュータ25
システム(以下「被告コンピュータシステム」という。)を使用して被告のモバ
イル送金・決済サービスを提供することにより,原告の有する特許権を侵害して
いると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告コンピュータ
システムの使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年2月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10122審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (UFOの飛行原理に基づくUFO飛行装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条4項1号 特許法2条 特許法2条3項1号
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審決 | 20回 | 実施 | 10回 | 抵触 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年3月10日,発明の名称を「UFOの飛行原理に基づ
くUFO飛行装置」とする特許出願をし(請求項の数1。特願2015-6
5193号。以下「本件出願」という。甲1),平成30年1月15日付け
で手続補正書を提出して図面について補正し(甲2),同年5月27日付け
で手続補正書を提出して特許請求の範囲について補正したが(甲5),同年
11月7日付けで拒絶査定を受けた(甲8)。
(2) 原告は,平成30年12月8日,拒絶査定不服審判請求をし(甲9),同
請求は,不服2018-17311号事件として特許庁に係属した。特許庁
は,令和元年8月5日付けで審判請求は成り立たない旨の審決(以下「本件
審決」という。)をし,本件審決の謄本は同月28日に原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年9月21日,本件審決の取り消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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