権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和6年2月29日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5004請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件 (建築物品質評価装置、その方法、プログラムおよび記憶媒体)
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
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特許法112条の2
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[概要] 1 特許庁長官は、令和4年12月1日付けで、原告に対し、同年3月22日付25
け提出に係る第05年分の特許第6127102号(以下「本件特許」といい、
本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)に関する特許料及び割増特
許料納付手続において、所定の期間内に手続をすることができなかったことに
つき正当な理由があるとはいえず、特許法(令和3年法律第42号による改正
前のもの。以下「旧特許法」といい、同改正後のものを「新特許法」という。)
▶判決の詳細
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商標権
令和6年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、令和3年10月4日、「Tibet Tiger」の文字を標
準文字で表してなる商標(本願商標)について、第27類「じゅうたん、敷
物、マット、ラグ、ヨガ用マット、織物製壁紙、壁掛け(織物製のものを除
く。)」を指定商品として商標登録出願した。25
(2) 原告は、令和4年6月8日付けで、本願商標が商標法3条1項3号及び
4条1項16号に該当することを理由に拒絶査定(原査定)を受けたため、
同年9月13日、拒絶査定不服審判(本件審判)を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70135
発信者情報開示請求事件
原告A 被告GMOインターネットグループ株式会社
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著作権法19条1項 著作権法32条 著作権法19条3項 著作権法19条
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[概要] 本件は,別紙動画目録記載の動画の著作権等を有するとする原告が、電気通信事
業を営む被告に対し、①氏名不詳者が原告の動画をキャプチャーして画像を作成し
原告に無断で掲載したサイトのURLを、氏名不詳者がインラインリンクの形式で
投稿したことで、原告の著作権(公衆送信権)の侵害を容易にし、また、②インラ
インリンクン形式で投稿したサイト上に原告の動画のキャプチャー画像について25
原告の変名を示さずに表示させて原告の氏名表示権を侵害したことが明らかであ
るところ、上記氏名不詳者は、上記侵害に係る通信を被告の提供するプロバイダを
経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると主
張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開示
請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。5
▶判決の詳細
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商標権
令和6年2月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社アクネスラボ 被告ロート製薬株式会社
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商標法4条1項10号 商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法4条1項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、次の商標(以下「本件商標」という。)について、令和4年4月125
日に商標登録を受けた(登録番号第6540403号)。(甲1)
商標の構成
指定商品及び指定役務 第3類「洗濯用漂白剤、口臭用消臭剤、動物用防
臭剤、せっけん類、歯磨き、香料、薫料」
第5類「薬剤(農薬に当たるものを除く。)、衛生5
マスク、ばんそうこう、乳幼児用粉乳、サプリメン
ト、食餌療法用飲料、食餌療法用食品、乳幼児用飲
料、乳幼児用食品、栄養補助用飼料添加物(薬剤に
属するものを除く。)」
第44類「健康に関する指導・助言・情報の提供、10
美容・理容、入浴施設の提供、あん摩・マッサージ
及び指圧、カイロプラクティック、きゅう、柔道整
復、はり、リフレクソロジー、巻爪矯正、医療情報
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10010一部認容
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (機能水)
被控訴人株式会社ライフピース
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特許法102条3項 特許法126条7項 特許法79条 特許法123条1項8号
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実施 | 69回 | 無効 | 14回 | 進歩性 | 12回 | 新規性 | 12回 |
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[概要] 1 本件は、原審において、発明の名称を「機能水」とする特許(以下「本件特
許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する控訴人
が、被控訴人が本件特許の特許請求の範囲請求項3記載の発明(原審における
「本件発明」)の技術的範囲に属する被控訴人製品を製造し、販売することは15
本件特許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項
及び2項に基づき、被控訴人製品の製造、販売等の差止め及び廃棄を求めると
ともに、不法行為(民法709条)に基づく損害賠償として、①特許法102
条3項に基づく実施料相当額100万円、②調査費用31万9000円、③弁
護士及び弁理士費用相当額200万円の合計331万9000円及びこれに20
対する不法行為の日の後(訴状送達の日の翌日)である令和3年6月17日か
ら支払済みまで民法所定の年3分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70007請求棄却
民事訴訟 著作権
原告有限会社プレステージ 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10083控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
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特許法100条1項
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人は、被控訴人製品を製造し、販売し、貸し渡し又は販売若しくは
貸渡しのための展示その他の販売若しくは貸渡しの申出をしてはならない。
(2) 被控訴人は、被控訴人製品及びその半製品を廃棄せよ。
【請求の法的根拠】15
(1)について
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
2 原審の判断及び控訴の提起20
原審は、被控訴人製品は均等論の第1要件を満たすとはいえず、本件発明と
均等なものとしてその技術的範囲に属するということはできないとして(文言
侵害が成立しないことについて争いはない。)、控訴人の上記1の請求をいず
れも棄却する判決をしたところ、控訴人がこれを不服として以下のとおり控訴
した。25
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月26日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9521請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告株式会社日本触媒 被告株式会社カネカ
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 本判決における略称
(1) 本件特許(権):特許第4974971号の特許(に係る特許権)10
(2) 本件明細書:本件特許に係る明細書
(3) 本件発明1、本件発明6:本件特許の特許請求の範囲請求項1、同6の発明
(総称して本件各発明)
(4) 被告製品:別紙被告製品目録記載の樹脂
(5) 被告方法:被告製品の製造方法15
(6) UVA:紫外線吸収剤
(7) 被告UVA:被告製品に使用されるUVA
(8) 乙1文献:国際公開番号WO2006/112223(同文献に記載の発明
は乙1発明)
(9) 乙2文献:特表2002-543265号公報(同文献に記載の発明は乙220
発明)
2 訴訟物
被告製品の製造販売等及び被告製品の製造方法の使用が本件特許権(請求項1
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年2月26日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70052一部認容
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社囲碁将棋チャンネル
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不正競争防止法2条1項21号 民事訴訟法248条 著作権法23条1項 民法709条
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[概要] 1 原告は、YouTube上で公開されていた別紙原告動画目録記載の各動画
(以下、同目録記載の順に「原告動画1」ないし「原告動画5」といい、原告動
画1ないし原告動画5を併せて「原告各動画」という。)の著作権を保有すると5
ころ、被告が、YouTubeに対し、原告各動画が著作権を侵害している旨の
申告(以下「本件著作権侵害申告」という。)をし、原告各動画は、YouTu
beから削除された。
本件は、原告が、本件著作権侵害申告が不正競争防止法2条1項21号にいう
虚偽告知行為を構成するとともに、原告の人格的利益を侵害すると主張して、不10
正競争防止法4条及び民法709条に基づき、損害賠償金183万1500円及
びうち72万0500円に対する令和4年2月12日から、うち36万0250
円に対する令和5年1月9日から、うち36万0250円に対する同月10日か
ら、うち39万0500円に対する同月22日から(起算点はいずれも不法行為
ないし不正競争の日をいう。)、各支払済みまで民法所定の年3分の割合による15
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10097控訴棄却
営業侵害行為差止請求等控訴事件
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不正競争防止法2条7項 不正競争防止法2条4号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原告、被告AI、被告SAI及び被告LS(令和2年7月1日の吸収合併前
はEL社。以下同じ。)は、本件組合契約(組合契約と業務委託契約の混合契約)
を締結し、原告、被告AI及び被告SAIを組合員とする本件組合が被告LSに業20
務委託する形態により、「スマホ留学」という名称の英語教育プログラムを一般消
費者に対して提供するスマホ留学事業を営んでいた。本件は、原告が、被告らに対
し、次の各請求をした事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70196
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ
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著作権法29条1項 著作権法15条 著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrentを使用して本件動画の複製物を公衆送信したことで、原告の著作
権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、上記侵害通信を訴25
訟承継前の被告であるエヌ・ティ・ティレゾナント株式会社(以下「承継前被告」
という。)の提供するプロバイダを経由して行ったことから、原告の損害賠償請
求権等の行使のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」
という。)5条1項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者
情報の開示を求めた事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実。なお、書証は特記しない限り枝番を全て含む。)
⑴ 当事者について
原告は、ビデオソフト及びDVDソフトの制作及び販売等を業とする株式会
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70224
発信者情報開示請求事件
原告インフォメディア株式会社 被告株式会社NTTドコモ
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[概要] 1 請求原因
⑴ 氏名不詳者らは、それぞれ、別紙発信者情報目録記載の各日時に、被告のイ25
ンターネット接続サービスを利用し、不特定多数の者とのファイル交換ソフト
ウェアであるBitTorrentを用いて,別紙発信者情報目録記載の番号
に対応する別紙動画目録記載の番号の各動画(以下「本件各動画」という。)を
複製したファイルを、各氏名不詳者の端末から、原告から調査の依頼を受けた
株式会社utsuwaに対して送信した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10071控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法100条1項 民事訴訟法143条1項 特許法36条5項 民事訴訟法157条1項
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[概要] 1 控訴人の請求
(1) 被控訴人は、原判決別紙「製品目録」記載の製品(被控訴人製品)を生産
し、使用し、譲渡し、貸し渡し、輸入し、譲渡又は貸渡しの申出をしてはな
らない。15
(2) 被控訴人は、前項の製品を廃棄せよ。
(3) 被控訴人は、控訴人に対し、1000万円及びこれに対する令和3年12
月15日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
【請求の法的根拠】
(1)について20
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
(3)について
・ 主請求:不法行為に基づく損害賠償請求25
・ 附帯請求:遅延損害金請求(起算日は訴状送達日の翌日、利率は平成29
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)16072請求棄却
不正競争防止法に基づく差止請求事件
原告FutureTechnology株式会社 被告ARAK国際貿易株式会社
RUIYINGJAPAN株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、別紙物件目録記載の商品(以下、これらを総称して「本件
商品」という。)に、その品質及び内容について誤認させるような表示をし、こ
れを譲渡等した被告らの行為は、不正競争防止法(以下「不競法」という。)2
条1項20号所定の不正競争に該当すると主張して、同法3条1項に基づき、5
被告ARAKに対し、本件商品の輸入及び譲渡の差止めを、被告RUIYIN
Gに対し、本件商品の譲渡の差止めを、それぞれ求めるとともに、同条2項に
基づき、被告らに対し、本件商品の破棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9100請求棄却
損害賠償請求事件 (モールドコイルの製造方法)
原告A 被告株式会社埼玉村田製作所
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特許法2条3項3号 特許法102条3項 特許法36条6項1号 民法703条
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[概要] 1 事案の概要25
本件は、発明の名称を「モールドコイルの製造方法」とする特許権を有する原
告が、被告の海外子会社が同特許権に係る特許発明の技術的範囲に属する方法で
製造されたモールドコイルについて譲渡、譲渡の申出、輸入したことについて、
共同不法行為及び不当利得が成立すると主張して、原告が、被告に対して、不当
利得返還請求権に基づき、平成24年4月1日以降の被告の売上げに係る利得1
0億円のうち5000万円及び訴状送達日の翌日(令和4年5月14日)から支5
払済みまで民法所定の年5分の割合による利息並びに民法709条、特許法10
2条3項に基づき、平成31年2月1日からの被告の売上げに係る損害賠償とし
て1500万円及び訴状送達日の翌日から支払済みまで平成29年法律第44
号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金を請求(1500万
円の限度で選択的請求)する事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
ア 原告は、平成21年3月末まで、被告の従業員であった者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1538請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ケイ・エム・プロデュース 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法23条1項 著作権法2条9号 著作権法2条1項7号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の各動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorr
ent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画のデータの複製
物が記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可
能化状態にしたことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであ25
るところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設
備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要である
と主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示
に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報
開示請求権に基づき(令和3年法律第27号の施行日である令和4年10月1日
(令和4年政令208号)以降は、原告は同法による改正後のプロバイダ責任制限5
法5条1項に基づいて発信者情報の開示の請求をしているものと解される。)、上記
の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月21日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70014請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ 被告KDDI株式会社
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著作権法2条1項9号
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[概要] 本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通信
事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ソフトであるBitTorre
nt(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して当該動画のデータの複製物
が記録された端末をビットトレントのネットワークに接続するなどして送信可能25
化状態にしたことで、原告の著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかである
ところ、上記氏名不詳者は、上記の侵害に係る通信を被告の管理する電気通信設備
を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のために必要であると
主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項所定の発信者情報開
示請求権に基づき、上記の通信に係る発信者情報の開示を求めた事案である。5
▶判決の詳細
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意匠権
令和6年2月19日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告トムズアンドコレクティブ株式会社 被告エルメス・アンテルナショナル
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意匠法5条2号 意匠法3条2項 意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)5
(1) 原告は、平成29年8月23日、本件登録意匠につき、意匠に係る物品を
「かばん」とする意匠登録出願(意願2017-18064)をし、平成3
0年5月18日に設定登録を受けた。
(2) 被告は、令和5年1月13日、本件登録意匠について、被告の周知・著名
な商標であるH商標2と同一又は類似する標章を本体正面に付された本件南10
京錠に表するものであって、意匠法5条2号に該当するなど、後記の無効理
由1~6を主張して、本件無効審判を請求した(無効2023-88000
3号)。
(3) 特許庁は、令和5年9月4日、「意匠登録第1606558号の登録を無
効とする。」との審決(本件審決)をし、その謄本は同月15日原告に送達15
された。
(4) 原告は、同年10月11日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
2 本件登録意匠及びH商標2
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年2月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70057請求棄却
民事訴訟 不正競争
原告株式会社マサムネ 被告A
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5003請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法195条2項 特許法108条2項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、特許第5535344号の特許権(以下「本件特許権」といい、本
件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有していた原告が、本件特許25
権の第8年分の特許料を所定の期限までに納付せず、かつ、特許法(ただし、
令和3年法律第42号による改正前のもの。以下、特に断りのない限り同
じ。)112条1項により追納することができる期間を徒過したため、同法1
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5002請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
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特許法112条の2 特許法112条4項 特許法18条の2 特許法112条1項
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[概要] 1 事案の概要
原告は、保有していた特許権(特許第4827120号)について、第11年
分の特許料の追納期間にも特許料及び割増特許料(以下「特許料等」という。)の
納付をせず、その後、特許庁長官に対して追納のための納付書(以下「本件納付5
書」という。)及び回復理由書を提出したものの、特許庁長官は、令和4年12月
▶判決の詳細
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行政訴訟
令和6年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(行ウ)5005請求棄却
特許出願審査請求手続却下処分取消請求事件 (建築物設計支援システム、建築物設計支援および記憶媒体)
原告株式会社コンピュータ・システム研究所 被告国
指定代理人橋本政和
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特許法48条の3 特許法18条の2
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[概要] 1 事案の概要
本件は、原告が、発明について特許出願をしたのち、特許法48条の3第1項
所定の期間内に出願審査の請求をせず、その後、特許庁長官に対して出願審査請5
求書及び回復理由書を提出したものの、特許庁長官から、当該出願審査の請求書
に係る手続を却下する処分を受けたことから、上記の出願審査請求期間の徒過は、
故意に行われたものではなく、仮に、本件に令和3年法律第42号(以下「改正
法」という。)による改正前の特許法48条の3第5項(以下「旧特許法48条の
3第5項」という。)が適用されるとしても、旧特許法48条の3第5項の「正当10
な理由」があると主張し、本件処分は違法であるとして、本件処分の取消しを求
める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10075審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (イントロデューサ針)
原告メディカル・イノベイション株式会社
ヤマゾエRAD株式会社
栃木精工株式会社 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは、令和元年9月26日、名称を「イントロデューサ針」とする発明
につき特許出願(特願2019-175086号。請求項の数7。以下「本願」10
という。甲2~4)をしたが、令和3年5月7日付け拒絶理由通知書(甲5)
を受領した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70291請求棄却
発明の相当の対価及び逸失利益等請求事件
原告A 被告ヤマハロボティクスホールディングス株式会社
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特許法35条3項
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[概要] 本件は、被告の元従業員である原告が、被告の在職中に職務上行った別紙特
許目録記載の各特許に係る各発明(以下「本件各発明」という。)について、20
特許を受ける権利をいずれも被告に承継させたとして、被告に対し、特許法3
5条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下、同項につき同
じ。)に基づいて、上記承継に係る相当の対価の一部として160万円の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10039審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成14年3月12日に出願された特願2002-67348号10
に基づく優先権を主張して(この優先権の主張の効力が及ぶ範囲については
争いがある。)、平成15年3月11日に国際出願された原出願(特願20
03-574373号)の一部を、特許法44条1項の規定により、平成1
8年3月14日に発明の名称を「レーザ加工装置」とする新たな特許出願と
し、平成19年7月27日に特許第3990711号(本件特許)の設定登15
録を受けた(請求項の数2)。
(2) 被告は、平成30年4月24日、本件特許について訂正審判請求をし(訂
正2018-390075号)、同年7月3日に訂正を認める審決がなされ、
同審決は確定した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ加工装置)
原告株式会社東京精密 被告浜松ホトニクス株式会社
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特許法44条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 被告は、平成14年3月12日に出願された特願2002-67348号10
に基づく優先権を主張して(この優先権の主張の効力が及ぶ範囲については
争いがある。)、平成15年3月11日に国際出願された原出願(特願20
03-574373号)の一部を、特許法44条1項の規定により、平成1
8年3月14日に発明の名称を「レーザ加工装置」とする新たな特許出願と
し、平成19年7月27日に特許第3990711号(本件特許)の設定登15
録を受けた(請求項の数2)。
(2) 被告は、平成30年4月24日、本件特許について訂正審判請求をし(訂
正2018-390075号)、同年7月3日に訂正を認める審決がなされ、
同審決は確定した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月13日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (保護部材)
原告株式会社大同機械 被告ジー・オー・ピー株式会社
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特許法29条2項 特許法36条 特許法29条1項3号 特許法29条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は、出願日を平成30年6月20日とし、発明の名称を「保護部材」
とする発明について特許出願(特願2018-117200号。優先権主張
(日本):平成28年8月31日(以下「本件優先日」という。))をし、
令和元年6月7日、特許権の設定登録(特許第6535792号。請求項の15
数7。以下、この特許を「本件特許」といい、本件特許に係る明細書を「本
件明細書」という。)を受けた。(甲56)
⑵ 原告は、令和4年2月4日、本件特許につき、無効審判請求をした(無効
2022-800005号事件。以下「本件無効審判」という。)。(甲5
7)20
⑶ 特許庁は、令和5年4月5日、「本件審判の請求は、成り立たない。」と
の審決(以下「本件審決」という。)をし、その謄本は、同月14日、原告
に送達された。
⑷ 原告は、令和5年5月12日、本件審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。25
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年2月9日 大阪高等裁判所大阪高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)1657控訴棄却
実験装置使用差止等請求控訴事件
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[概要] 以下で使用する略称は、特に断らない限り、原判決の例による。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月9日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70454請求棄却
特許権侵害等請求事件 (検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法)
原告X 被告株式会社AbemaTV
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民法709条
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[概要] 本件は、発明の名称を「検査分析のサービスを提供するシステムおよび方法」
とする特許第4253793号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特20
許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告に対し、動画配信
サービスであるYouTubeに動画広告を掲載する等の方法(以下「被告方
法」という。)が、本件特許の特許請求の範囲の請求項5記載の発明(以下
「本件発明」という。)の技術的範囲に属するから、被告方法の使用は本件特
許権を侵害すると主張して、民法709条の不法行為による損害賠償請求権に25
基づき、同不法行為によって被った損害の一部である160万円の支払を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月8日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10018控訴棄却
職務発明の対価請求控訴事件 (油脂の乾式分別方法)
被控訴人不二製油グループ本社株式会社
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特許法35条4項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、被控訴人の元従業員である控訴人が、油脂の乾式分別法に関する2件の
発明は、いずれも控訴人が単独で発明した職務発明であり、その特許を受ける権
利(外国の特許を受ける権利を含む。以下同じ。)を被控訴人に承継させた旨主張
し、平成16年法律第79号による改正前の特許法(以下「旧特許法」といい、原判
決中の「昭和34年法」を「旧特許法」と読み替える。)35条3項及び4項の規定5
並びにこれらの類推適用に基づき、被控訴人に対し、上記特許を受ける権利の承継
に係る相当の対価として1億0515万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日で
ある平成30年2月17日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前
の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10065控訴棄却
著作権侵害差止請求控訴事件
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著作権法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨(本判決中の用語の定義は、特に記載しない限り、原判決の例に
よる。以下同じ。)
(1) 本件は、本件著作物1及び本件著作物2の収録された本件書籍の出版を
計画している被告に対し、原告らが、本件書籍の出版により原告らの次の各
権利が侵害されるおそれがあると主張し、いずれも著作権法112条1項に20
基づき、本件書籍の複製及び頒布又は複製の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)9461一部認容
民事訴訟 著作権
原告株式会社アルプス建設 被告株式会社GHエステート
X
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著作権法15条1項 著作権法2条1項1号 著作権法114条3項 著作権法114条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告らが共同して別紙写真目録記載の各写真(以下、同目5
録の「番号」欄の番号の順に「本件写真1」、「本件写真2」などといい、これ
らを併せて「本件各写真」という。)を、被告会社の管理する賃貸物件(以下
「被告物件」という。)に係るウェブサイトに掲載した行為が、原告の本件各
写真に係る著作権(複製権及び公衆送信権)を侵害すると主張して、被告らに
対し、民法709条及び719条1項に基づき、216万円(著作権法11410
条3項により算定される損害額)及びこれに対する訴状送達の日の翌日(被告
会社については令和4年6月4日、被告Xについては同月8日)から支払済み
まで年3パーセントの割合による遅延損害金の支払(ただし、各被告への請求
範囲が重なる部分に限り連帯支払)を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年2月5日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10050審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告株式会社エスエス・キャリア
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商標法4条1項10号 商標法4条1項7号
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[概要] 本件は、原告の有する登録第6401321号商標(以下「本件商標」という。)
の商標登録を無効とした審決の取消訴訟であり、争点は、本件商標が商標法4条1
項10号及び同項7号に該当するか否かである。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年2月2日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)20793請求棄却
損害賠償請求事件
原告A 被告株式会社ジャストプロ
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[概要] 1 請求原因
⑴ 原告は、B(以下「B」という。)から、インターネットライブ配信サー
ビスであるSHOWROOM(以下「SHOWROOM」という。)及びS
NSで使用する写真画像を撮影してほしいとの依頼を受け、平成30年1225
月16日、別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)を撮影し、
Bに対し、本件写真をもとにして作成した画像(以下「本件画像」という。)
を提供した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年2月1日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10069控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件 (吹矢の矢)
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民法166条1項 特許法35条 特許法35条3項
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[概要] 1 本件は、被控訴人の元従業員である控訴人が、発明の名称を「吹矢の矢」と
する特許(特許第4910074号。以下「本件特許」という。)の一部は、控
訴人が被控訴人の従業員として行った職務発明であって、その特許を受ける権
利を被控訴人に承継させたと主張し、被控訴人に対し、特許法35条3項(平
成27年法律第55号による改正前のもの。以下、同条につき同じ。)に基づく
対価請求として、5000万円(一部請求)及びこれに対する訴状送達の日の5
翌日である令和4年6月23日から支払済みまで民法所定の年3%の割合によ
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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