権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和6年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10093原判決変更
損害賠償請求控訴事件
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著作権法29条1項 著作権法29条 著作権法2条3項 著作権法2条1項10号
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[概要] 1 本件は、控訴人が、被控訴人がインターネット上の動画共有サイトである
YouTube(本件サイト)において原判決別紙映像目録記載の映像(本件映像)
の一部(本件複製映像)を、控訴人の氏名又は屋号を著作者として表示するこ5
となく公開した行為により、本件映像に係る控訴人の著作権(公衆送信権)及
び著作者人格権(氏名表示権)が侵害されたと主張し、被控訴人に対し、不法
行為に基づく損害賠償請求として、損害金660万円(著作権法114条3項
に基づく損害400万円、著作権侵害による逸失利益100万円、著作者人格
権侵害による慰謝料100万円及び弁護士費用60万円)及びこれに対する平10
成29年8月3日(被控訴人が本件複製映像を本件サイトにおいて公開した日)
から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告オーデマピゲホールディングソシエテアノニム 被告特許庁長官
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商標法3条2項 商標法3条1項3号
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審決 | 50回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 差止 | 1回 | 実施 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和2年2月26日、以下の構成からなり、指定商品を第14類
「時計」とする商標(以下「本願商標」という。)について、商標登録出願を5
した(商願2020-020319号、甲261)。
(本願商標)
⑵ 原告は、令和2年8月27日付け拒絶理由通知書(甲262)を受け、令
和3年3月2日付けで意見書(甲263)を提出したが、同年6月30日付10
け拒絶査定(甲264。以下「本件拒絶査定」という。)を受けたので、同年
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10078控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (包装容器)
被控訴人三菱商事パッケージング株式会社
北越パッケージ株式会社
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特許法70条2項 特許法70条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「包装容器」とする発明についての特許(以下「本件
特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する控訴人15
が、被控訴人の販売する原判決別紙物件目録記載の製品(以下「被控訴人製品」
という。)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属し、その販売又は販売の申
出は本件特許権を侵害する行為であると主張して、本件特許権に基づき被控訴
人製品の譲渡等の差止め(特許法100条1項)及び廃棄(同条2項)を求め
ると共に、本件特許権侵害の不法行為(民法709条、損害額につき特許法120
02条3項)に基づき、2000万円の損害賠償及びこれに対する令和4年2
月15日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月27日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70114請求棄却
不当利得返還等請求事件 (自動二輪車のブレーキ制御装置及び挙動解析装置)
原告A 被告ヤマハ発動機株式会社
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特許法134条 特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は、発明の名称を「自動二輪車のブレーキ制御装置及び挙動解析装置」と
する特許権を有する原告が、被告が販売している自動二輪車の電子制御装置が同
特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとして、被告に対し、特許権侵害に
よる損害賠償請求権又は不当利得返還請求権に基づき、3億1200万円の一部5
として1億円及び不法行為の後の日である訴状送達の日の翌日である令和5年
4月18日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延損害
金又は利息を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10086控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
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特許法79条 特許法70条1項 特許法2条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 被控訴人の請求5
(1) 控訴人は、原判決別紙1「被告製品目録」記載の各製品(各控訴人製品)
を、いずれも製造し、譲渡し、又は譲渡の申出をしてはならない。
(2) 控訴人は、控訴人の占有する前項記載の製品をいずれも廃棄せよ。
【請求の法的根拠】
(1)について10
特許法100条1項に基づく差止請求
(2)について
同条2項に基づく廃棄請求
2 原審の判断及び控訴の提起
原審は、①各控訴人製品はいずれも本件発明の技術的範囲に属する、②控訴15
人主張の特許無効の抗弁(本件引用例〔特表2003-526637号公報、
乙2〕に基づく新規性の欠如)は理由がないとして、被控訴人の請求をいずれ
も認容する判決をしたところ、控訴人がこれを不服として以下のとおり控訴し
た。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10034審決取消訴訟
審決取消請求事件 (立毛シートの製造方法)
原告白崎ベルベツト工業有限会社 被告有限会社ブイテック
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特許法29条1項1号 特許法123条1項6号 特許法29条1項2号 特許法123条2項
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[概要] 本件は、無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり、争点は、進歩性欠
如、サポート要件違反、新規性欠如、冒認出願の各無効理由についての判断の誤り
の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10068審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告株式会社丸井グループ 被告Y
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は、商標登録無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、①
別紙登録商標目録記載の登録商標(以下「本件商標」という。)が商標法4条1項
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月27日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10131審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告カバー株式会社 被告特許庁長官
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商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、令和3年12月22日、「hololive Indonesi
a」の文字を標準文字で表してなる商標(本願商標)について、第3類、第
9類、第14類、第16類、第18類、第21類、第24類~第26類、第
35類、第41類及び第43類に属する別紙記載のとおりの商品及び役務を
指定商品及び指定役務として商標登録出願をした(商願2021-1599
76)。
(2) 原告は、令和4年8月1日付けで拒絶査定を受けたため、同年9月29日、
拒絶査定不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (噴射製品および噴射方法)
原告フマキラー株式会社 被告アース製薬株式会社
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特許法41条2項 特許法41条1項
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実施 | 177回 | 優先権 | 123回 | 審決 | 28回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は、発明の名称を「噴射製品および噴射方法」とする発明について、平25
成29年3月31日を国際出願日とする特許出願(特願2018-509670号
(国際出願番号 PCT/JP2017/013663号、国際公開2017/1
71030号)、国内優先権主張 優先権出願1:特願2016-71925号(第
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10084控訴棄却
特許権侵害損害賠償等請求控訴事件
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特許法102条4項 特許法102条3項
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[概要] 1 本件は、原判決別紙特許権目録記載の特許(本件特許)を有していた第1審
原告が、原判決別紙被告製品目録記載1の製品(被告製品1)及び同目録記載20
2の製品(被告製品2)は本件特許に係る発明の技術的範囲に属し、第1審被
告が被告製品1及び被告製品2(併せて「被告各製品」という。)を輸入、販売
する行為は、第1審原告の本件特許に係る特許権(本件特許権)を侵害するも
のであると主張し、第1審被告に対し、不当利得返還請求として、9億654
5万0475円及びうち6億9805万0744円に対する平成21年9月225
7日から、うち1394万7195円に対する平成22年9月26日から、う
ち9391万8467円に対する平成24年9月30日から、うち1億595
3万4069円に対する平成25年9月29日から、各支払済みまで民法(平
成29年法律第44号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合に
よる法定利息の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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その他
令和6年3月26日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10096控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (レーザ加工方法及びレーザ加工装置)
被控訴人浜松ホトニクス株式会社
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民法709条
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「レーザ加工方法及びレーザ加工装置」とする発明に
ついての特許(特許第4509578号。以下、同特許を「本件特許1」、その
発明を「本件発明1」、本件特許1に係る特許権を「本件特許権1」という。)及
び「切断方法」とする発明についての特許(特許第5122611号。以下、同
様に「本件特許2」、「本件発明2」及び「本件特許権2」といい、これらと本件10
特許1、本件発明1、本件特許権1とを併せて、それぞれ「本件各特許」、「本件
各発明」、「本件各特許権」という。)について、被控訴人が単独で特許出願し本
件各特許権の設定登録を受けているところ、控訴人が、当事者間の契約によれ
ば本件各特許権は控訴人と被控訴人の共有となるべきものであるにもかかわら
ず、被控訴人が単独でその設定登録を受けた上で、控訴人に対して本件特許権15
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10103控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
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損害賠償 | 15回 | 進歩性 | 2回 | 特許権 | 2回 | 新規性 | 2回 |
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[概要] 本件は、控訴人(原審原告。以下「原告」という。)が、原告ほか3名を発明者
とする後記本件発明に係る後記本件権利(特許を受ける権利)を被控訴人(原審被25
告。以下「被告」という。)に譲渡したところ、被告は当該譲渡に係る契約上の義
務に違反して、当該特許を受ける権利を適切に管理せず、原告に損害を被らせたな
どと主張し、被告に対し、債務不履行に基づく損害賠償として、損害金500万円
の内金200万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10056
承継参加申立事件 (ワクチンアジュバントの製造の間の親水性濾過)
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特許法36条6項1号 特許法29条1項
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、進歩性
の有無及びサポート要件(特許法36条6項1号)違反の成否である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (半田付け装置、半田付け方法、プリント基板の製造方法、およ5び製品の製造方法)
原告株式会社アンド 被告株式会社パラット
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特許法29条2項 特許法181条2項 民事訴訟法114条
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審決 | 85回 | 無効 | 29回 | 進歩性 | 24回 | 無効審判 | 15回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に係る不成立審決の取消訴訟である。争点は、①後記
第一次判決の効力により特許発明の進歩性に係る原告の主張が許されないか否か、
②特許発明の進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月25日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10090請求棄却
職務発明対価相当請求控訴事件
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特許法2条1項
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[概要] 1 被告は、医薬品の製造販売等を目的とする株式会社であり、原告は、被告の
元従業者である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70391
民事訴訟 著作権
原告グラフィティジャパン株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23648
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70225
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告エキサイト株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70348
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告ソフトバンク株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)70013請求棄却
発信者情報開示請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月25日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70315請求棄却
損害賠償等請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70301
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 事案の概要20
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して別紙動画目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物を公衆送信したことで、原告の
著作権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告が提供す25
る電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のた
めに必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1
項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者情報の開示を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70467
民事訴訟 著作権
原告株式会社h.m.p 被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
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著作権法29条1項 著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して別紙動画目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物を公衆送信したことで、原告の25
著作権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告が提供す
る電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のた
めに必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1
項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者情報の開示を求
めた事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実。なお、書証は特記しない限り枝番を全て含む。)
⑴ 当事者について
原告は、DVDソフト等の製作等を業とする株式会社である(甲18、弁論
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70263
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
株式会社バンダイナムコミュージックライブ
キングレコード株式会社 被告ソフトバンク株式会社
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著作権法2条1項9号 著作権法96条の2 著作権法2条1項7号
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[概要] 1 事案の要旨10
本件は、レコード製作会社である原告らが、電気通信事業を営む被告に対し、
氏名不詳者ら(以下「本件各氏名不詳者」という。)が、P2P方式のファイ
ル共有プロトコル及びこれを利用するためのソフトウェアであるBitTor
rent(以下「ビットトレント」という。)を利用したネットワーク(以下
「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告らがレコード製作15
者の権利を有する各レコード(以下「本件各レコード」という。)を複製して
作成した楽曲ファイル(以下「本件各楽曲ファイル」という。)を、公衆から
の求めに応じ自動的に送信し得る状態とすることによって、本件各レコードに
係る原告らの送信可能化権(著作権法96条の2)を侵害したことが明らかで
あり、本件各氏名不詳者に対する損害賠償等を請求するため、被告が保有する20
別紙発信者情報目録記載1ないし4の各情報(以下「本件各発信者情報」とい
う。)の開示を受けるべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提
供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバ
イダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、本件各発信者情報の開示を求
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70192
民事訴訟 著作権
原告グラフィティジャパン株式会社 被告ソフトバンク株式会社
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[概要] 1 事案の概要20
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して別紙動画目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物を公衆送信したことで、原告の
著作権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告が提供す25
る電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のた
めに必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1
項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者情報の開示を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70274
民事訴訟 著作権
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告エヌ・ティ・ティレゾナント株式会社訴訟承継人株式会社NTTドコモ
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著作権法29条1項 著作権法10条1項7号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して別紙動画目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物を公衆送信したことで、原告の25
著作権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告が提供す
る電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のた
めに必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1
項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者情報の開示を求
めた事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか、後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実。なお、書証は特記しない限り枝番を全て含む。)
⑴ 当事者について
原告は、DVDソフト等の製作等を業とする株式会社である(甲18、弁論
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70515
民事訴訟 著作権
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告エキサイト株式会社
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[概要] 1 事案の概要20
本件は、別紙動画目録記載の動画の著作権を有すると主張する原告が、電気通
信事業を営む被告に対し、氏名不詳者がファイル共有ネットワークであるBit
Torrent(以下「ビットトレント」と表記する。)を使用して別紙動画目録
記載の動画(以下「本件動画」という。)の複製物を公衆送信したことで、原告の
著作権を侵害したことが明らかであるところ、上記氏名不詳者は、被告が提供す25
る電気通信設備を経由して行ったことから、原告の損害賠償請求権等の行使のた
めに必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1
項所定の発信者情報開示請求権に基づき、上記通信に係る発信者情報の開示を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)15964請求棄却
民事訴訟 特許権 (弾塑性履歴型ダンパ)
原告NextInnovation合同会社 被告大和ハウス工業株式会社
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特許法44条1項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は、発明の名称を「弾塑性履歴型ダンパ」とする特許権を有する原告が、5
被告が製造、譲渡、輸入、輸出、譲渡の申出を行っている住居の一部であるダン
パが同特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとして、被告に対し、特許権
侵害による損害賠償請求権として、民法709条及び特許法102条3項に基づ
き、平成26年12月19日以降被告が販売した住居に係る損害1170億円の
一部として1000万円及び不法行為の後の日である訴状送達の日である令和10
3年6月30日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による遅延
損害金を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)22564等請求棄却
損害賠償請求事件
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特許法104条の3 不正競争防止法2条1項21号 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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無効 | 32回 | 特許権 | 31回 | 進歩性 | 24回 | 実施 | 23回 |
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[概要] 本訴事件は、原告が、岡三証券株式会社(以下「岡三証券」という。)を主
幹事会社として、東証マザーズ市場(以下「マザーズ市場」という。)への上20
場を控えていたところ、被告らが、岡三証券に対し、原告の製造又は販売する
製品は被告モビリティが当時有していた特許第4789092号の特許(以下
「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を侵害し
ている旨の通知書を送付した行為(以下「本件通知行為」という。)が、故意
若しくは過失による不正競争行為(不正競争防止法2条1項21号)、不法行25
為又は取締役がその職務を行うについて悪意若しくは重過失による取締役の任
務懈怠に該当し、同行為により原告に損害が生じたとして、被告モビリティに
対し、主位的に不正競争防止法4条、予備的に民法709条に基づいて、被告
Aiに対して、主位的に不正競争防止法4条、予備的に会社法429条1項、
更に予備的に民法709条に基づいて、4503万7856円(なお、原告は、
損害額に係る主張を訂正したが、これを請求に反映していないため、請求の趣5
旨における金額と請求原因における金額とは一致しない。)及びこれに対する
訴状送達の日の翌日(被告モビリティにつき令和3年9月25日、被告Aiに
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)18031等請求棄却
民事訴訟 特許権 (携帯電話、Rバッジ、受信装置)
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特許法104条の3 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法102条3項
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実施 | 27回 | 進歩性 | 23回 | 無効 | 23回 | 特許権 | 18回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「携帯電話、Rバッジ、受信装置」とする特許第4710
89092号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件
特許権」という。)を有していた原告モビリティ及び本件特許権の専用実施権
者である原告モビリティ・エックスが、被告による別紙被告製品目録記載の各
製品(以下「被告各製品」という。)の製造及び譲渡が本件特許権及び本件特
許権の専用実施権の侵害に当たり、これにより損害を被ったと主張して、不法15
行為に基づく損害賠償として、原告モビリティが、被告に対し、1500万円
並びにうち500万円に対する第1事件の訴状送達の日の翌日である令和3年
8月5日から及びうち1000万円に対する第2事件の訴状送達の日の翌日で
ある同年10月1日から各支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合によ
る遅延損害金の支払を、原告モビリティ・エックスが、被告に対し、500万20
円及びこれに対する第1事件の訴状送達の日の翌日である同年8月5日から支
払済みまで前記同様の遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
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特許権
令和6年3月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (重症心不全の治療方法およびその薬剤)
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特許法29条1項3号 特許法148条1項
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審決 | 59回 | 進歩性 | 16回 | 無効 | 15回 | 刊行物 | 11回 |
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[概要] 本件は、特許権者である原告が、特許を無効とした審決の取消しを求める事案で
ある。争点は、進歩性に関する認定判断の誤りの有無である。15
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特許権
令和6年3月21日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)3375請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (庇)
原告アルフィン株式会社 被告株式会社ダイケン
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「庇」とする特許(以下「本件特許」という。)に係
る特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告が本件特許の特許5
請求の範囲請求項1記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属す
る別紙「物件目録」記載1及び2の製品(以下、順に「イ号製品」「ロ号製品」と
いい、これらを総称して「被告製品」という。)を製造し、販売等することは本件
特許権の侵害に当たると主張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基
づき、イ号製品の製造・販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに、イ号製品につ10
いては不法行為(民法709条)に基づき、損害賠償金5億2500万円のうち一
部請求として1億4000万円及びこれに対する令和5年4月26日(訴状送達日
の翌日であり、不法行為よりも後の日)から支払済みまで民法所定の年3分の割合
による遅延損害金の支払を求め、ロ号製品については不当利得(民法703条)に
基づき、不当利得金2億0225万円のうち一部請求として6000万円及びこれ15
に対する前同様の遅延損害金の支払を求める事案である。
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不正競争
令和6年3月19日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)11358一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社喜代村 被告ダイショージャパン株式会社
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商標法38条2項 商標法2条3項 商標法38条3項 商標法2条3項8号
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侵害 | 25回 | 商標権 | 22回 | 差止 | 7回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、別紙原告表示目録記載の表示(以下「原告各
表示」という。)は、商品等表示として需要者の間に広く認識されているもの10
又は著名な商品等表示に該当し、別紙被告ウェブページ目録記載のウェブペー
ジ(以下「本件各ウェブページ」という。)において別紙被告表示目録記載1
及び2の各表示(以下、順に「被告表示1」及び「被告表示2」といい、これ
らを併せて「被告各表示」という。)を掲載した行為並びに別紙被告アカウン
ト目録記載のアカウント(以下「本件各アカウント」という。)のプロフィー15
ル写真(以下「本件各アカウント写真」という。)として被告表示2を掲載し
た行為(以下「本件各掲載行為」という。)は、不正競争防止法(以下「不競
法」という。)2条1項1号又は2号の不正競争に該当する上、本件各掲載行
為は、別紙原告商標目録記載1ないし3の各登録商標(以下、順に「原告商標
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著作権
令和6年3月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10092控訴棄却
著作権侵害(不法行為)による請求控訴事件
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著作権法115条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、本件各著作物及び本件各商標の権利者であると主張する控訴人(原審原
告。以下「原告」という。)が、被控訴人ら(原審被告ら。以下「被告ら」といい、
被控訴人Y1を「被告Y1」、被控訴人Y2を「被告Y2」、被控訴人Y3を「被告
Y3」という。)が原告の許可を得ることなく本件各著作物及び本件各商標を使用し20
たことが著作権侵害及び商標権侵害の不法行為に当たると主張して、被告らに対し、
不法行為に基づく損害賠償(慰謝料を含む。)として、347万4000円及びこれ
に対する不法行為の日の後である令和5年3月19日(訴状送達の日の翌日)から
支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求めるとともに、本件各著作物を使用した物品等の複製及び25
頒布の禁止並びに廃棄、本件各商標の使用の差止めを求め、更に、著作権法115
条に基づく名誉回復措置として、被告らがインターネットのホームページ上におい
て原告が本件各著作物の著作権(以下「本件各著作権」という。)を有する旨公表す
ることを求める事案である。
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特許権
令和6年3月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (鋼管矢板式係船岸およびその設計方法)
原告日本製鉄株式会社 被告JFEスチール株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法29条2項 特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)5
(1) 被告は、平成22年10月29日、発明の名称を「鋼管矢板式係船岸およ
びその設計方法」とする発明について特許出願をし、平成28年4月22日、
本件特許に係る特許権(請求項の数4)の設定登録を受けた。
(2) 原告は、令和3年3月30日、本件特許の請求項1~4に係る発明につい
ての特許の無効審判請求をし、特許庁は、同請求を無効2021-800010
23号として審理し、被告は、同年7月20日、本件特許の請求項1及び請
求項3をそれぞれ後記2(1)、(2)のとおり訂正し、請求項2及び請求項4を
削除するとの内容の本件訂正の請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月18日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10127等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (セレコキシブ組成物)
原告テバ・ホールディングス合同会社
東和薬品株式会社
日医工株式会社
日本ケミファ株式会社
ヘキサル・アクチェンゲゼルシャフト
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特許法36条6項1号 特許法167条 特許法134条の2 特許法36条6項2号
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審決 | 47回 | 実施 | 26回 | 無効 | 19回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)15
(1) 本件特許の設定登録
被告は、発明の名称を「セレコキシブ組成物」とする発明について、平成
▶判決の詳細
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不正競争
令和6年3月18日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)893一部認容
不正競争行為差止等請求事件
原告株式会社ファンデクセル 被告P1
株式会社コゾノ企画
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商標法26条1項2号
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[概要] 1 本判決における略称
・ 原告商品1ないし同6 :別紙原告商品目録記載1ないし同6の各商品
・ 原告各商品 :原告商品1ないし同6の総称15
・ 原告商標1、同2 :別紙商標権(原告)目録記載1、同2の各商標権
に係る各登録商標
・ 原告標章1ないし同15:別紙原告標章目録記載1ないし同15の各標章
・ 原告各標章 :原告標章1ないし同15の総称
・ 被告商標権 :別紙商標権(被告)目録記載の商標権20
・ 被告商標 :被告商標権に係る登録商標
・ 本件申告1ないし同3 :別紙「申告一覧表」の番号1ないし同3の各申告
・ 本件各申告 :本件申告1ないし同3の総称
・ アマゾン :別紙ECサイト目録記載1のECサイト
(その運営主体をいう場合を含む。)25
・ 不競法 :不正競争防止法
2 訴訟物
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月14日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10112請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
原告株式会社IBSTrading 被告特許庁長官
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商標法4条1項7号 商標法43条の6 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、令和4年7月25日、「Haqihana」の文字を標準文字で表してな
り、指定商品を第18類「愛玩動物用引きひも、愛玩動物用のハーネス」と25
する商標(以下「本件商標」という。)について商標登録出願をし、同年9月
30日に設定登録を受けた(登録第6622434号)。本件商標に係る商標
掲載公報は同年10月11日に発行された。(甲1~3)
⑵ イタリア共和国の法人であるハキハナ・ソチエタ・ア・レスポンサビリタ・
リミタータ(以下「ハキハナ社」という。)は、令和4年12月6日、本件商
標について登録異議の申立てをした。ハキハナ社が登録異議の申立ての理由5
において引用した商標は、「Haqihana」の文字からなる商標及び以下の構成
からなる商標(以下、これらの商標を併せて「引用商標」という。)であった。
(甲3)
⑶ 特許庁は、令和5年9月1日、「登録第6622434号商標の商標登録を10
取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし、本件決定の謄本は
同月13日に原告に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)28332請求棄却
民事訴訟 特許権
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実施 | 77回 | 無効 | 39回 | 無効審判 | 19回 | 進歩性 | 17回 |
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10052請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (アシスト装置)
原告住友重機械工業株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 1 特許庁における手続の経過等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、発明の名称を「アシスト装置」とする発明について、平成28
年12月7日の特許出願を経て、令和3年5月27日に本件特許(特許第6
890407号)に係る特許権の設定登録を受け(請求項の数5)、同年65
月18日に特許掲載公報が発行された。
(2) 本件特許(請求項1~5に係るもの)について、令和3年10月8日に
特許異議の申立てがされ、特許庁は、同申立てを異議2021-70097
2号事件として審理を行った。
(3) 原告は、令和4年9月7日付けで取消理由通知(決定の予告)を受けた10
ことから、その意見書提出期間内である同年12月9日、本件特許の特許請
求の範囲(訂正対象は請求項1~3)を下記2(1)のとおりに訂正(以下
「本件訂正」という。)する旨の訂正請求をした(訂正後の請求項の数5)。
(4) 特許庁は、令和5年3月23日、本件訂正を認めた上で、本件特許の請
求項1~5に係る特許を取り消すとの異議の決定(以下「本件決定」とい15
う。)をし、その謄本は同年4月3日原告に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社田中箸店 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号 商標法3条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は、令和3年10月11日、「田中箸店」の文字を標準文字で表して
なる商標(本願商標)について、第8類「スプーン、フォーク及び洋食ナイ
フ」及び第21類「台所用品(「ガス湯沸かし器・加熱器・調理台・流し台」
を除く。)」を指定商品として商標登録出願をした(商願2021-132
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月11日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告エルメス・アンテルナショナル 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 不正競争防止法2条1項1号 民事訴訟法157条
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審決 | 17回 | 実施 | 4回 | 侵害 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(争いのない事実)20
(1) 原告は、平成30年10月25日、本願商標について商標登録出願をした
(商願2018-133223)。なお、別紙1「商標目録」記載の指定商
品及び指定役務は、令和2年6月30日付け補正後のものである。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10085
損害賠償請求控訴事件、同附帯控訴事件
被控訴人X
株式会社ビー・エー・ビー・ジャパン
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法2条1項3号 商標法38条2項
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[概要] 1 事案の要旨10
(1) 本件は、控訴人が以下の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和6年3月7日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和5(ワ)70210
発信者情報開示請求事件
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和6年3月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (画像形成装置)
原告X₁
X₂ 被告特許庁長官
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特許法126条1項 特許法1条 特許法48条の3 特許法44条2項
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分割 | 24回 | 実施 | 23回 | 訂正審判 | 17回 | 審決 | 16回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いのない事実)
(1) 原告らは、平成25年4月23日、発明の名称を「画像形成装置」とする
発明について原出願(特願2013-90149号)をし、その後、明細書
等の補正を経て、平成26年10月20日、同出願の一部を分割して新たな
特許出願とし、平成27年6月12日に本件特許の設定登録を受けた(特許5
第5756954号)。
(2) 原告X₁は、令和5年1月23日、本件特許の願書に添付した明細書、特
許請求の範囲及び図面を別紙2「本件訂正事項」のとおり訂正することを求
める本件訂正審判(訂正2023-390011号)を請求し、同年2月1
9日、請求人を原告ら両名とする補正がなされた。10
(3) 特許庁は、同年6月29日、「本件審判の請求は、成り立たない。」との
審決(本件審決)をし、その謄本は同年7月8日頃原告らに送達された。
(4) 原告らは、同年8月3日、本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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商標権
令和6年3月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和5(ネ)10091控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
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商標法1条 商標法4条1項19号 商標法38条3項 商標法36条1項
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[概要] 1 第1審原告の原審における請求(なお、後述のとおり請求の拡張あり。)
(1) 第1審被告らは、それぞれ、被告各標章を付した出版物の出版、販売若し
くは販売のための展示又は頒布をしてはならない。
(2) 第1審被告NPOは、原判決別紙出版物目録記載1の出版物を廃棄せよ。
(3) 第 1 審被告らは、それぞれ、原判決別紙出版物目録記載2の出版物を廃棄
せよ。5
(4) 第1審被告らは、第1審原告に対し、連帯して57万6000円及びこれ
に対する令和4年7月1日から支払済みまで年3%の割合による金員を支
払え。
【請求の法的根拠】
・請求(1) :本件各商標権に基づく商標法36条1項の差止請求10
・請求(2)、(3):本件各商標権に基づく商標法36条2項の廃棄請求
・請求(4)の主請求:本件各商標権侵害の不法行為を理由とする損害賠償請求
同附帯請求:遅延損害金請求(起算日は被告出版物2の最新号発行日、
利率は民法所定)
▶判決の詳細
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