権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (レーザ着火装置)
被告特許庁長官伊藤元人 原告兼
引受参加人浜松ホトニクス株式会社
|
特許法29条2項 特許法17条の2
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,手続補正における独立特許要件(進歩性)判断の是非である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10040審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (安全な認証型距離測定法)
被告特許庁長官高木進 原告コーニンクレッカフィリップスエヌヴェ笛田秀仙
|
特許法29条2項 特許法159条2項
|
実施 | 31回 | 審決 | 29回 | ライセンス | 8回 | 進歩性 | 5回 |
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①手続違背の有無,②進歩性の有無(一致点の認定の誤り,相違
点についての判断の誤り)である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10026審決取消訴訟
審決取消請求事件 (グラウト注入方法及び装置)
被告有限会社シモダ技術研究所眞榮城繁樹 原告強化土エンジニヤリング株式会社
強化土株式会社久門保子
|
|
|
|
[概要] 本件は,特許無効審判請求を一部不成立とした審決の不成立部分に対する取消訴
訟である。争点は,進歩性判断(相違点における判断)の是非である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高効率プロペラ/スクリュー/ブレード)
被告特許庁長官藤井昇 原告株式会社ドクター中松創研
|
特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法29条2項 特許法29条1項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,新規性の有無(引用発明の認定誤り及び新規性判断の誤りの有無)
である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10023審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (インテリジェント・パワー・マネジメントを提供するための方法および装置)
被告特許庁長官山澤宏 原告キングライトホールディングス
|
特許法159条2項
|
審決 | 52回 | 実施 | 34回 | 進歩性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①手続違背の有無,②進歩性判断(引用発明の認定,相違点の判
断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10239審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船舶)
|
特許法101条2号 特許法126条6項 特許法36条4項 特許法101条1号
|
審決 | 55回 | 侵害 | 22回 | 間接侵害 | 17回 | 進歩性 | 10回 |
|
|
[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①訂
正要件判断(目的要件,新規事項追加,実質的変更)の誤りの有無,②進歩性判断
(相違点2及び5の判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10123一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(一審被告)X村上斐子 被控訴人(一審原告)Y柳誠一郎
|
著作権法27条 著作権法112条1項 著作権法20条 民法95条
|
|
|
[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,(1)①控訴人の製作に係る別紙物件目録(原
判決添付の別紙物件目録と同一であるから,これを引用する。)記載の映画(本件映
画)は,被控訴人の執筆に係る本件各著作物の複製物又は二次的著作物(翻案物)
であると主張して,本件各著作物について被控訴人が有する著作権(複製権,翻案
権)及び本件各著作物の二次的著作物について被控訴人が有する著作権(複製権,
上映権,公衆送信権〔自動公衆送信の場合にあっては,送信可能化権を含む。〕及び
頒布権),並びに本件各著作物について被控訴人が有する著作者人格権(同一性保持
権)に基づき,本件映画の上映,複製,公衆送信及び送信可能化並びに本件映画の
複製物の頒布(本件映画の上映等)の差止め(著作権法112条1項)を求めると
ともに,本件映画のマスターテープ又はマスターデータ及びこれらの複製物(本件
映画のマスターテープ等)の廃棄(同条2項)を求め,②本件映画は,被控訴人の
人格権としての名誉権又は名誉感情を侵害するとして,同人格権に基づき,本件映
画の上映等の差止めを求めるとともに,本件映画のマスターテープ等の廃棄を求め,
③本件映画製作の前に控訴人・被控訴人間に成立した本件各著作物不使用の合意に
基づいて,本件映画の上映等の差止めを求めるとともに,本件映画のマスターテー
▶判決の詳細
|
その他
平成28年12月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)6627請求棄却
職務発明対価請求事件
被告ソニー損害保険株式会社 原告甲
|
特許法35条3項
|
実施 | 69回 | 職務発明 | 17回 | 進歩性 | 6回 | 特許権 | 4回 |
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,被告の在職中に職務上行った発明につき,特許を受ける権
利を被告に譲渡したことについて,被告に対し,平成16年法律第79号によ
る改正前の特許法35条3項及び4項に基づき,相当の対価として,その未払
分●(省略)●円のうち1000万円及びこれに対する催告の日の翌日である
平成26年10月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10198審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (介助機)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法171条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「介助機」とする発明について,平成9年8月2
0日に出願をし(平成9年特許願第260785号。以下「本願」とい
う。),平成17年3月15日付けで拒絶査定されたことから,同年4月2
0日に拒絶査定不服審判の請求(不服2005-9621号)をした。これ
に対し,特許庁は,平成19年11月12日,「本件審判の請求は,成り立
たない」との審決(以下「原審決」という。)をした。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10072控訴棄却
地位確認請求控訴事件
|
民法90条
|
|
|
[概要] 1 本件は,コミュニティ放送を行う放送局(FMラジオ局)を運営する控訴人
ら(一審原告ら)が,被控訴人(一審被告)に対し,被控訴人による本件更新
拒絶(控訴人らがそれぞれラジオ音楽番組をスマートフォン及びパソコン向け
無料配信サービス「Listen Radio」〔リスラジ〕においてインターネット配信
〔本件各音楽番組配信〕しているのは,被控訴人が管理するレコード〔管理レ
コード〕の利用に関する,控訴人らと被控訴人との間の利用許諾契約〔本件利
用許諾契約〕に基づく使用料規程〔本件使用料規程〕の細則〔本件使用料規程
細則〕の適用基準に違反するとして,本件利用許諾契約の更新を拒絶した行為)
は,著作権等管理事業法(管理事業法)16条所定の正当な理由のない利用の
許諾の拒否,私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(独禁法)所定
の不公正な取引方法に該当し,又は信義則に反するから,私法上無効であると
主張して,本件利用許諾契約に基づき,①主位的に,本件使用料規程細則第3
条に定める使用料を支払うことにより,被控訴人による著作隣接権管理に係る
商業用レコード(被控訴人の管理レコード)を録音したコミュニティ放送番組
をインターネット上で同時に配信することを目的として,被控訴人の管理レコ
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10069等控訴棄却
試作品製作代金等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人(附帯被
)株式会社ヒートグループ
(附帯被
)X相澤建志
(附帯被
)ら 被控訴人(附帯控訴人)株式会社アルファテック
|
民法709条
|
|
|
[概要] 1 本件は,オートバイ用ヘルメットのデザイン製作,付属品等の金型製作等
を主な業務内容とする被控訴人(附帯控訴人。以下「1審原告」という。)
が,かつて1審原告の子会社の従業員であり,退職後に控訴人(附帯被控訴
人)株式会社ヒートグループ(以下「1審被告会社」という。)を設立し,
その代表者を務める控訴人(附帯被控訴人)X(以下「1審被告X」とい
う。)及び1審被告会社に対し,上記子会社在職当時の1審被告Xとの間で
秘密保持契約(以下「本件秘密保持契約」という。)を,また,1審被告会
社との間で,オートバイ用ヘルメット関連商品の製造試作委託等に関する取
引基本契約(なお,後記のとおり,1審原告と1審被告会社との間で締結さ
れた取引基本契約には,上記子会社も当事者となった3者間契約と,上記子
会社から1審原告の別の子会社への事業譲渡に伴い上記契約を更新する趣旨
で締結された,当該別の子会社を当事者とする3者間契約との2つがあるが,
以下では,これらを併せて「本件基本契約」という。)をそれぞれ締結して
いたことを前提として,以下の請求をした事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月22日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)12412請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤)
被告武田テバファーマ株式会社
|
特許法125条の2 特許法67条の3 特許法67条2項 特許法68条の2
|
実施 | 43回 | 無効 | 38回 | 特許権 | 37回 | 進歩性 | 13回 |
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤」とす
る特許権を有する原告が,別紙被告製品目録記載の製品(以下,順に「被告製
品1」ないし「被告製品3」といい,これらを「被告製品」と総称する。)を
製造等する被告に対し,これらの行為が上記特許権を侵害する旨主張して,特
許法100条1項に基づき,被告製品の生産,譲渡又は譲渡の申出の差止めを,
同条2項に基づき被告製品の廃棄を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10145審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告社会福祉法人めぐむ福祉会 原告株式会社Tondo
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年9月5日,「くれないケアセンター」の文字を標準文字で
表してなり,指定役務を第44類「介護,介護に関するコンサルティング,介護に
関する指導,介護に関する情報の提供,介護に関する相談,介護に関する取次ぎ,
介護用医療器具の貸与」とする商標の登録出願(商願2014-075359号)
をし,同年12月5日,商標第5724169号として商標権の設定登録を受けた
(甲1。以下,この商標を「本件商標」という。)。
(2) 被告は,平成27年10月8日,特許庁に対し,本件商標を無効にすること
を求めて無効審判の請求をしたところ,特許庁は当該請求を無効2015-890
079号事件として審理をした上,平成28年5月13日,「登録第5724169
号の指定役務中,第44類『介護,介護に関するコンサルティング,介護に関する
指導,介護に関する情報の提供,介護に関する相談,介護に関する取次ぎ』につい
ての登録を無効とする。その余の指定役務についての審判請求は成り立たない。」と
の審決をし,その謄本を同年5月23日に原告に送達した。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10084控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社グライド・エンタープライズ 被控訴人クラシエホームプロダクツ株式会社
|
不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条4項
|
|
|
[概要] 1 控訴人は,化粧品,日用雑貨等の製造,販売等を目的とする株式会社であり,
平成26年9月1日から,別紙控訴人商品目録記載の商品(以下「控訴人商品」と
いう。)の販売を開始した。控訴人商品は,全国のドラッグストア,スーパーマーケ
ットなどの小売店等において販売されている。他方,被控訴人は,医薬品,化粧品
等の製造,売買等を目的とする株式会社であり,平成27年10月5日から,別紙
被控訴人商品目録記載の商品(以下「被控訴人商品」という。)の販売を開始した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10057控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
|
民法1条 著作権法115条
|
|
|
[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人がAOLのチャット機能又はメール
機能を使用して被控訴人のスクリーンネームであるA又は同人のメールアドレスで
あるA@aol.com に文章を伝達するなどして被控訴人の創作に関与したとして,控訴
人は宇多田ヒカル名義の編集著作物(CDアルバム「First Love」)及び「誰かの
願いが叶うころ」と題する楽曲の歌詞の共同著作者であると主張し,また,控訴人
が「B&C」,「はやとちり」及び「Wait & See~リスク~」と題する各楽曲の歌
詞につき,被控訴人の創作に関与したものの被控訴人が控訴人の氏名を表示せず被
控訴人のみが著作者として利益を得るなどしたと主張して,著作権法115条,民
法709条等に基づき,別紙控訴人請求目録記載の各請求(当審第1回口頭弁論調
書参照)を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月22日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)9758請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (作業車)
被告小野谷機工株式会社 原告東洋精器工業株式会社
|
特許法100条1項 特許法102条1項 特許法29条2項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「作業車」とする後記の特許に係る権利を有する原告が,
被告の製造,販売した作業車が当該発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に
対し,特許法100条1項及び2項に基づき,同作業車の製造,販売及び販売の申
出の差止め及びその占有する同作業車の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不法
行為による損害賠償請求として,同法102条1項に基づき算定した平成22年か
ら平成27年8月31日までに原告が受けた損害額1億0827万1971円及び
これに対する不法行為日である平成24年9月1日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所 宇都宮地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10079控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人アルファクラブ株式会社秋山泰夫 被控訴人Y
|
不正競争防止法2条1項15号 不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項
|
|
|
[概要] 1 本件は,冠婚葬祭業やその互助会業等を営む控訴人が,控訴人やその代理店
との間で雇用契約や業務委託契約を締結して控訴人のために稼働していた被控訴人
が,控訴人の営業秘密を使用し,虚偽の事実を互助会会員に告げる等して互助会契
約の解約,解約手数料の返還及び解約手数料の返還を請求する訴えの提起を働きか
けたことが,①不正競争防止法2条1項7号,②不法行為又は債務不履行に当たる
と主張して,損害賠償金1163万0951円及びこれに対する平成27年1月1
2日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延
損害金の支払を求めるとともに,同法3条1項に基づき,互助会会員に係る情報を
使用して互助会契約の解約等の勧誘をすることの差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10010控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社株式会社) 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
|
特許法102条2項
|
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲ
ット」とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,原判決別紙被告
製品目録記載の製品(被告製品)は,本件特許の特許請求の範囲請求項2,5,6
及び8の発明(本件各発明。ただし,訂正後にあっては,請求項2,5及び6の発
明(本件各訂正発明))の技術的範囲に属し,被控訴人による被告製品の製造及び
販売等の行為は,控訴人の本件特許権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,不
法行為に基づく損害賠償金の一部である30万円及びこれに対する不法行為の後の
日である平成26年1月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。なお,控訴人は,損害賠償金の額は,主位的
に特許法102条2項による推定額55万円であると主張し,予備的に同条3項に
よる推定額14万3130円であると主張している。
原審は,被告製品は本件各発明の技術的範囲に属するものではなく,また,本件
特許は特許無効審判により無効にされるべきものであるとして,控訴人の請求を棄
却したため,控訴人が,原判決を不服として,本件控訴を提起した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10261審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
被告田中貴金属工業株式会社鈴木修 原告JX金属株式会社株式会社)
|
特許法134条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年3月8日(優先権主張:平成21年3月27日,日本
国),発明の名称を「非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット」と
する発明について特許出願をし,平成23年1月28日,設定の登録(特許第46
73448号)を受けた(請求項の数8。以下,この特許を「本件特許」という。
甲15)。
被告は,平成26年9月18日,本件特許の請求項1ないし8に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2014-800158号事件として係属した
(甲16)。
原告は,平成27年8月3日,本件特許に係る特許請求の範囲を訂正する旨
の訂正請求をした(以下,この訂正を「本件訂正」という。甲25)。
特許庁は,平成27年11月24日,本件訂正の請求を認めず,「特許第4
673448号の請求項1ないし8に係る発明についての特許を無効とする。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同年12月2日,原告に送達された(甲28)。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10054控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社グラファイトデザイン 控訴人(1審原告)Xデザイン事務所こと 被控訴人(1審被告)株式会社グラファイトデザイン
|
著作権法2条1項1号 著作権法10条1項4号 著作権法27条 著作権法112条1項
|
|
|
[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①別紙被告シャフト目録(原判決別紙被告
シャフト目録記載の各シャフトに,それぞれデザインを記載したもの)記載1~8
3の被告シャフトが,主位的には,控訴人の著作物である本件シャフトデザインの
翻案に当たり,予備的には,控訴人の著作物である本件原画の翻案に当たるから,
被控訴人の被告シャフト製造,販売行為が,控訴人の著作権(翻案権,二次的著作
物の譲渡権)を侵害し,②被告シャフトの製造は,主位的には,控訴人の意に反し
て本件シャフトデザインを改変してなされたものであり,予備的には,控訴人の意
に反して本件原画を改変してなされたものであるから,控訴人の著作者人格権(同
一性保持権)を侵害し,③別紙被告カタログ目録(原判決別紙被告カタログ目録記
載の各カタログに,それぞれデザインを記載したもの)記載1及び2の被告カタロ
グの製作は,控訴人の意に反して,控訴人の著作物である本件カタログデザインを
改変してなされたものであるから,控訴人の著作者人格権(同一性保持権)を侵害
しているとして,①被告シャフト5~8による著作権(翻案権,二次的著作物の譲
渡権)侵害につき民法703条,704条に基づく使用料相当額の不当利得金54
00万円及びこれに対する不当利得日である平成19年6月30日から支払済みま
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10132審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月8日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7581号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10131審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月8日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7580号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10130審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月8日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7579号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10129審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月7日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7578号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10128審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月7日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7577号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10127審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月8日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7576号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10126審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月7日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7575号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成28年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10125審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告テバユーケーリミテッドヨーロッパベスローテン
テバファーマシューティカルズベンノートシャップ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,平成26年4月7日(域内市場における調和のための官庁(商標
及び意匠)への出願に基づくパリ条約による優先権主張:平成25年10月7日),
以下の意匠(以下「本願意匠」という。)の登録出願(意願2014-7574号)
をした(甲2)。
ア 意匠に係る物品:吸入器
イ 本願意匠の態様:別紙第1のとおり
原告らは,平成27年5月18日付けで拒絶査定を受けたため,これに対す
る不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月21日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)36667請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社B製麺所 原告A
|
商標法36条1項 商標法38条3項 民法1条3項 民法1条2項
|
|
|
[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,原告商
標権に係る商標を「原告商標」という。)の商標権者である原告が,被告に対
し,被告が経営する飲食店において「新高揚」という標章(以下「被告標章」
という。)を使用することは,原告商標権を侵害すると主張して,商標法36
条1項・2項に基づき,被告標章の使用の差止及び被告標章を付した看板等の
廃棄を求めるとともに,民法709条・商標法38条3項に基づく損害賠償金
として,平成25年3月26日(原告商標の商標公報発行日)から平成27年
11月25日までの間の原告商標の使用料相当額及び弁護士費用合計802
万5600円並びにこれに対する不法行為の後の日である平成28年1月8
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月21日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)3234請求棄却
求償金請求事件
被告株式会社チヨダ 原告株式会社IBEX
|
商標法53条1項 商標法53条 民法415条
|
審決 | 61回 | ライセンス | 33回 | 商標権 | 16回 | 侵害 | 11回 |
|
|
[概要] 1 原告は,別紙1商標目録(1)記載1ないし同5の各商標登録(以下,個別には
同目録の番号に対応して「本件商標登録1」などといい,これらを併せて「本件各
商標登録」という。また,その対象たる各登録商標〔同目録記載1ないし同5の「商
標の構成」欄記載の各商標〕を,個別には同目録の番号に対応して「本件商標1」
などといい,これらを併せて「本件各商標」という。なお,同目録では本件と関係
しない指定商品の記載を省略した。)に係る各商標権(以下,併せて「本件各商標
権」という。)を有しており,被告との間で,本件各商標権につき独占的通常使用
許諾契約(以下「本件ライセンス契約」といい,その契約書を「本件契約書」とい
う。)を締結していた。
本件は,原告が,双日ジーエムシー株式会社(以下「双日GMC」という。)の
請求した本件各商標登録の取消審判に係る各審判手続(以下,併せて「審判手続」
という。)及び同審判についてされた各不成立審決の取消訴訟に係る訴訟手続(以
下「審決取消訴訟手続」という。)に関し,①被告は,本件ライセンス契約に基づ
き,被告の費用と責任において,必要に応じて原告から委任状を取得するなどして
弁護士を選任し,審判手続及び審決取消訴訟手続において防御させるべき義務を負
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)34083
著作隣接権侵害差止等請求事件
被告A 原告株式会社第一興商
|
著作権法96条の2
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の作成したカラオケ音源を用いて
カラオケ歌唱を行っている様子を自ら動画撮影した動画の電磁的記録をインタ
ーネット上の動画共有サイトにアップロードした行為が,原告の上記カラオケ
音源に係る送信可能化権(著作権法96条の2)の侵害に当たると主張して,
同法112条1項及び2項に基づく上記動画の送信可能化の差止め及びその電
磁的記録の消去を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)15029請求棄却
特許権侵害行為差止請求事件 (雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および雨水浸透構造体)
被告株式会社サンリツ 原告株式会社ホウショウEG
有限会社モグラ研究所
スピーダーレンタル株式会社
株式会社ノアテック
有限会社向陽中川英俊
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および雨
水浸透構造体」とする特許権(以下「本件特許権1」という。),「雨水浸透
坑掘削装置」とする特許権(以下「本件特許権2」という。)及び「連結装置
およびこれを使用した雨水浸透坑掘削装置」とする特許権(以下「本件特許権
3」という。)を有する原告らが,被告に対し,被告による被告装置及び被告
方法の使用が本件特許権1~3の侵害に当たると主張して,特許法100条1
項に基づく被告装置及び被告方法の使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)28698請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告沢井製薬株式会社藤野睦子 原告デビオファーム・インター
|
特許法100条1項 特許法36条4項1号 特許法104条の3
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)28467請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告武田テバファーマ株式会社林いづみ 原告デビオファーム・インター
|
特許法100条1項 特許法104条の3
|
進歩性 | 21回 | 新規性 | 14回 | 無効 | 10回 | 特許権 | 9回 |
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10069審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (座席管理システム)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法126条6項 特許法70条1項 特許法70条2項 特許法126条5項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「座席管理システム」とする特許発明(特許399513
3号。平成19年8月10日設定登録。以下,この特許を「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)31972
発信者情報開示請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュ 原告株式会社カラー
|
|
|
|
[概要] 本件は,原告が被告に対し,氏名不詳者が被告の提供するインターネット接
続サービスを経由してインターネット上の動画共有サイトに動画を掲載したこ
とにより原告の著作権(複製権及び公衆送信権)が侵害されたと主張して,特
定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法
律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告が保有
する発信者情報の開示を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年12月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ヨ)22042
仮処分命令申立事件
|
|
|
|
[概要] 1 事実関係
当事者間に争いのない事実並びに掲記の疎明資料(書証番号は特記しない限り枝
番の記載を省略する。)及び審尋の全趣旨によれば,次の事実が一応認められる。
(1) 当事者
ア 債権者は,「コメダ珈琲店」,「和風喫茶甘味喫茶おかげ庵」等の喫茶店事
業を主たる事業とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月16日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)9891請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (不織布及び不織布製造方法)
被告株式会社広栄社
A
株式会社日本歯科工業社 原告株式会社大文字
|
特許法17条の2 特許法100条1項 特許法70条1項 特許法102条2項
|
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「不織布及び不織布製造方法」とする特許権(第36
74907号)の権利者である原告が,被告A(以下「被告A」という。)の
商品である圧縮メラミン系樹脂発泡体(以下「被告A商品」という。)を用い
て被告株式会社広栄社(以下「被告広栄社」という。)が別紙被告製品目録記
載の各製品(以下,同目録記載の各製品をその冒頭の数字に従って,それぞれ
「被告製品1」ないし「被告製品4」といい,これらを総称して「被告各製品」
という。)を製造・販売し,被告株式会社日本歯科工業社(以下「被告日本歯
科」といい,被告A,被告広栄社及び被告日本歯科を併せて「被告ら」という。)
も被告各製品の一部を販売しているところ,被告A商品及び被告各製品の製造
方法並びに被告各製品が,上記特許権に係る発明の技術範囲に属すると主張し
て,被告らに対し,特許法100条1項・2項に基づき,被告各製品の生産・
販売等の禁止,上記特許権に係る発明である別紙方法目録記載の方法の使用の
差止及び被告各製品の廃棄を求め,あわせて,民法709条及び特許法102
条2項に基づき,連帯して,損害賠償金6545万円及びこれに対する訴状送
達の日の翌日(被告広栄社については平成27年5月1日,被告Aについては
▶判決の詳細
|
民事訴訟
平成28年12月15日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ワ)11697一部認容
著作権侵害賠償等請求事件
被告E 原告A
|
著作権法41条 著作権法18条1項 民法709条 著作権法113条6項
|
|
|
[概要] 本件は,原告ら4名による講演を被告がインターネット上で配信したことに
関し,①原告らが被告に対し,原告らそれぞれの著作物である上記講演中の各
原告の口述部分に係る公表権及び公衆送信権が侵害されたと主張して,不法行
為(民法709条)に基づく損害賠償金として原告A及び原告Bにつき各55
0万円,原告C及び原告Dにつき各110万円並びにこれらに対する不法行為
の日である平成27年12月12日から各支払済みまで年5分の割合による遅
延損害金の支払を,②原告Aが被告に対し,上記配信は原告Aの名誉又は声望
を害する方法で行われたと主張して,著作権法115条に基づく名誉回復措置
として謝罪広告の掲載をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)5578請求棄却
民事訴訟 商標権
被告有限会社オリエンタルアート 原告株式会社絨毯ギャラリー
|
商標法1条 商標法37条1号 商標法4条1項10号 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,後記商標権の商標権者である原告が,別紙被告標章目録記載1の標章を
付したじゅうたん等をイランから輸入販売し,同記載1ないし同3の各標章を被告
ウェブサイト目録記載の各ウェブサイト(以下,まとめて「被告ウェブサイト」と
いう。)の広告に掲載している被告に対し,商標権侵害を理由に下記の請求をした
事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)9552等請求棄却
損害賠償請求事件(本訴),著作権使用料請求事件(反訴)
|
著作権法121条 著作権法64条3項 民法704条 著作権法27条
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
(1) 本訴
原告が,被告に対し,被告が,全ろうの中自ら作曲したと発表していた楽曲につ
き,被告の説明が真実であると誤信して当該楽曲を利用する全国公演の実施を求め
た原告に対してその実施を許可し,さらに,その後も,被告の説明が虚偽であるこ
とを隠して多数回の実施を強く申し入れたことにより,原告が多数の全国公演を実
施することとなったが,被告の虚偽説明等が公となり原告が上記公演を実施できな
くなったことにより多額の損害を被ったと主張し,不法行為に基づく損害賠償請求
として,損害金6131万0956円及びこれに対する不法行為日後の平成26年
8月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)10230請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (レーダー装置及び類似装置)
被告日本無線株式会社 原告古野電気株式会社
|
特許法102条3項 特許法29条の2 特許法102条2項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「レーダー装置及び類似装置」とする特許権を有する原告
が,被告が製造販売するなどした商品が当該発明の技術的範囲に属すると主張して,
被告に対し,当該特許権に基づいて,当該商品の製造販売等の差止め及び廃棄を求
めるとともに,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求として,被告が得た利益
の額に相当する損害金126億円又は当該特許の実施料相当額9億4500万円と
弁護士費用相当額9000万円とを合計した金員の一部として3億円及びこれに対
する不法行為後であり,訴状送達の日の翌日である平成27年10月25日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10060一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人X棟近健太 被控訴人株式会社トータルライフプラ
|
民法709条 民法491条1項
|
実施 | 36回 | 許諾 | 22回 | 損害賠償 | 13回 | 特許権 | 11回 |
|
|
[概要] 1 訴訟の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
⑴ 本件は,被控訴人が,控訴人が理事長を務める医療法人等との間において,
韓国における皮膚再生医療技術の独占的実施に関する業務委託等基本契約を締結し
たところ,同契約に掲げられた医療技術につき,韓国で特許取得の手続が採られて
おらず,したがって,上記医療法人は,上記独占的実施を許諾する権限を有してい
なかったにもかかわらず,控訴人は,これらの情報を提供することなく被控訴人を
して上記契約を締結させ,対価の一部5250万円を支払わせたと主張して,控訴
人に対し,①主位的に,控訴人が契約締結に先立って上記情報を提供すべき義務を
怠ったことにつき,不法行為が成立するとして,民法709条に基づき,損害賠償
金5250万円及びこれに対する上記支払を行った日である平成20年4月28日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,②予備
的に,控訴人は,理事長として違法な業務執行を是正すべき義務を悪意又は重過失
により怠ったとして,一般社団法人及び一般財団法人に関する法律117条1項,
198条の趣旨に基づき,損害賠償金5250万円及びこれに対する訴状送達の日
の翌日よりも後である平成26年11月10日から支払済みまで民法所定の年5分
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (畦塗り機)
被告小橋工業株式会社高見憲 原告松山株式会社弓削田博
|
特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法126条6項
|
実施 | 135回 | 分割 | 134回 | 審決 | 24回 | 拒絶査定不服審判 | 5回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成13年9月3日,発明の名称を「畦塗り機」とする発明につい
て特許出願(特願2001-265939号。甲18)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月14日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)25149
特許権侵害差止請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告渡邊機開工業株式会社 原告フルタ電機株式会社
|
特許法101条1号
|
|
|
[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置」
とする発明(請求項の数5。以下,その請求項1,3及び4記載の各発明をそ
れぞれ「本件発明1」,「本件発明3」及び「本件発明4」といい,これらを
併せて「本件各発明」という。)についての特許権を有する原告が,被告は別
紙物件目録1及び2記載の生海苔異物除去機(以下,同目録1記載の除去機を
「本件装置(LS型)」,同目録2記載の除去機を「本件新装置」という。)
を製造・販売するところ,本件装置(LS型)は本件各発明の,本件新装置は
本件発明3の技術的範囲にそれぞれ属し,また本件新装置の部品である別紙物
件目録3記載の回転円板(以下「本件回転円板」という。)は本件新装置の
「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)に当たると主張して,被告に
対し,特許法100条1項及び2項に基づき,本件装置(LS型),本件新装
置及び本件回転円板の生産,譲渡等の差止め(請求の趣旨第1項ないし3項)
及びその廃棄(請求の趣旨第4項)を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年12月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10068
損害賠償等請求控訴事件
被告)株式会社VIVIT被控訴人兼控訴人(一審
)Y1被控訴人(一審
)Y2松葉優子 控訴人兼被
(一審原告)出水商事株式会社岡田隆 被控訴人(一審被告)株式会社VIVIT
兼控訴人(一審被告)Y1
(一審被告)Y2松葉優子
|
民事訴訟法248条 不正競争防止法3条2項 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条1項4号
|
|
|
[概要] 1 本件は,ワインの輸入販売を行う原告が,①原告の元従業員であり,ワイン
の輸入販売業務に従事していた被告Y1及び被控訴人(一審被告)Y2(以下,単に
「被告Y2」といい,被告Y1と共に「被告Y1ら」という。)が,原告に在職中に,
被控訴人(一審被告)株式会社VIVIT(以下,単に「被告会社」という。)を
設立し,被告Y1において,原告の取引先であった海外のワイン生産者らに対し,虚
偽の内容のメールを送って,被告会社との取引を求め,原告における後任者に虚偽
の内容の引継ぎをしたりするなどし,原告を退職後に,被告会社において,原告と
取引関係のあった海外のワイン生産者らから,原告が前記ワイン生産者らから購入
する予定だったワインを購入した,②被告Y1らは,原告の営業秘密たる別紙営業秘
密目録記載の顧客名簿(コンピュータ内の記録媒体又はその他の電磁的記録媒体に
保存された電磁的データ及びこれを出力した印刷物を含む。以下,「本件顧客名簿」
という。)を不正に取得,使用し,又は,被告会社に開示して,本件顧客名簿に記
載された原告の顧客に対し,被告会社として営業活動を行った,③被告会社は,②
の被告Y1らによる本件顧客名簿の不正開示を知ってこれを取得,使用したなどと
主張して,次のとおり,各請求をした事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
控訴人日本化薬株式会社 被控訴人デビオファーム・インターナショ
|
特許法134条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法70条2項
|
実施 | 100回 | 特許権 | 19回 | 新規性 | 11回 | 進歩性 | 9回 |
|
|
[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
|
商標権
平成28年12月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10143請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件 (縁の会)
被告特許庁長官 原告株式会社アネックス
|
|
|
|
[概要] 1 本件商標
登録第5727379号商標(以下「本件商標」という。)は,「縁の会」
の文字を標準文字で書してなり,原告が平成26年2月12日に登録出願し,
第35類「墓地・納骨堂及び墓の販売に関する事務の代理又は代行,葬祭具の
販売に関する事務の代理又は代行」及び第45類「葬儀の執行,永代供養の執
行及びこれの媒介又は取次ぎ,墓地又は納骨堂の提供,墓地又は納骨堂の提供
の斡旋・媒介又は取次ぎ,墓地又は納骨堂の管理,祭壇の貸与,葬儀用具の貸
与」を指定役務として,平成26年12月19日に設定登録されたものである。
▶判決の詳細
|
著作権
平成28年12月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成28(ネ)10067控訴棄却
楽曲演奏禁止等請求控訴事件
控訴人XMine‐Changこと 被控訴人Y
|
著作権法112条
|
|
|
[概要] 本判決の略称は,特に断らない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10255審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ケーシングの打設方法)
被告株式会社高知丸高北本友彦 原告株式会社横山基礎工事弓削田博
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成12年5月29日,発明の名称を「ケーシングの打設方法」と
する発明について特許出願をし,平成17年8月12日,設定の登録(特許第37
08795号)を受けた(請求項の数8。甲33。以下,この特許を「本件特許」
という。)。
(2) 被告は,平成25年12月17日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2013-800232号事件として係属した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成28(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (掘削土飛散防止装置)
被告株式会社横山基礎工事弓削田博 原告株式会社高知丸高北本友彦
|
特許法131条の2 特許法36条6項2号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成16年5月12日,発明の名称を「掘削土飛散防止装置」とす
る発明について特許出願をし,平成22年7月23日,設定の登録(特許第455
3629号)を受けた(請求項の数6。甲12。以下,この特許を「本件特許」と
いう。)。
(2) 原告は,平成25年12月17日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2013-800233号事件として係属した(甲13)。
(3) 被告は,平成27年6月15日,請求項2ないし4を削除することを含む,
本件特許に係る特許請求の範囲を訂正する旨の訂正請求をした(訂正後の請求項の
数3。甲19。以下「本件訂正」という。なお,この訂正請求は,同年10月20
日付け手続補正書により補正された(甲23)。)。
(4) 特許庁は,平成27年12月8日,「特許第4553629号の明細書を訂
正請求書に添付された訂正明細書のとおり訂正することを認める。本件審判の請求
は成り立たない。請求項2ないし4についての本件審判請求を却下する。」との別
紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)29158請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告共和クリティケア株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
|
特許法123条1項2号 特許法36条6項2号 特許法70条2項 特許法36条6項1号
|
実施 | 108回 | 無効 | 32回 | 進歩性 | 23回 | 新規性 | 16回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被告の製造・
輸入・販売等する別紙被告製品目録記載の各製品が,上記特許の特許請求の範
囲請求項1記載にかかる発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,
上記各製品の製造等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成28年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)7051一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社サンワード 原告株式会社サンワード
|
不正競争防止法3条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,(1) 株式会社である被告は,株式会社である原告
に,洗剤,洗濯活性剤その他の洗濯用品(以下「洗剤等」という。)の販売事業
を譲渡したにもかかわらず,不正の競争の目的をもって上記事業と同一の事業を行
っているとして,会社法21条3項に基づき,①別紙被告商品等表示目録記載の表
示(以下,個別には同目録の番号に従って「被告表示1」などといい,これらを
総称して「被告表示」という。)その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業
表示(なお,原告の主張に鑑みると,原告は,前記第1の1(1),2(1)及び3(1)
において,「営業表示」という用語を,商品又は営業を表示するもの〔以下「商
品等表示」という。〕の趣旨で用いているものと解される。)をウェブページ,
チラシ,ニュースレターその他の広告物に掲載すること,②被告表示その他「ハ
イ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を販売すること,及び③被
告表示その他「ハイ・ベック」という文字を含む営業表示を付した洗剤等を製造し
又は第三者をして製造させることの各差止めを求め(前記第1の1(1),2(1)及び
3(1)),(2) 別紙原告商品等表示目録記載の各表示(以下,個別には同目録の番
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)19661請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (電解コンデンサ用タブ端子)
被告株式会社アプトデイト 原告湖北工業株式会社
|
特許法104条の3 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
|
実施 | 73回 | 無効 | 73回 | 特許権 | 42回 | 無効審判 | 20回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「電解コンデンサ用タブ端子」とする特許第4452
917号の特許権(以下「本件特許権1」といい,その特許を「本件特許1」とい
う。また,本件特許1の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書1」
という。)及び発明の名称を「タブ端子の製造方法およびその方法により得られる
タブ端子」とする特許第4732181号の特許権(以下「本件特許権2」といい,
その特許を「本件特許2」という。また,本件特許2の願書に添付した明細書及び
図面を併せて「本件明細書2」という。)の特許権者である原告が,別紙1被告製
品目録(1)記載の電解コンデンサ用タブ端子(以下「被告製品」という。)は,本件
特許1の願書に添付した特許請求の範囲の請求項1記載の発明(以下「本件発明1
-1」という。),同2記載の発明(以下「本件発明1-2」という。),本件特
許2の願書に添付した特許請求の範囲の請求項10記載の発明(以下「本件発明2
-10」という。)及び同11記載の発明(以下「本件発明2-11」という。)
の各技術的範囲に属するから,被告が被告製品を製造し,譲渡し,輸出し,又は譲
渡若しくは輸出の申出をする行為は,本件特許権1及び同2を侵害する行為である
と主張して,①特許法100条1項に基づき,被告に対し,被告製品の製造,譲渡,
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10150審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (炭酸飲料)
|
特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成14年2月27日,発明の名称を「炭酸飲料」とする特許出
願をし(特願2002-567084号。優先日:平成13年2月27日,
優先権主張国:日本国),平成21年6月19日,特許第4324761号
(請求項の数9。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受
けた(甲30)。
(2) 原告は,平成25年10月2日付けで,特許庁に対し,本件特許の特許請
求の範囲請求項1~9に記載された発明についての特許を無効にすることを
求めて審判の請求をした(甲34)。特許庁は,この審判を無効2013-
800191号として審理した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月6日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)29001請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告マイラン製薬株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
|
特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法100条1項 特許法36条4項
|
実施 | 47回 | 無効 | 37回 | 進歩性 | 23回 | 新規性 | 15回 |
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする発明についての特許権を有する原告が,被告による別紙被告
製品目録1ないし3記載の各製剤(以下「被告製品」と総称する。)の生産等が
上記特許権を侵害していると主張して,被告に対し,特許法100条1項及び
2項に基づき,被告製品の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月2日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)28699等請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
|
特許法36条4項1号 特許法70条1項 特許法36条6項1号 特許法70条2項
|
実施 | 128回 | 無効 | 33回 | 進歩性 | 12回 | 新規性 | 12回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被告らがそれ
ぞれ製造・輸入・販売等する別紙被告第一三共製品目録,被告富士フイルム製
品目録及び被告ニプロ製品目録記載の各製剤が,上記特許の特許請求の範囲請
求項1及び請求項2記載にかかる発明の技術的範囲に属すると主張して,被告
らに対し,上記各製品の製造等の差止及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成28年12月2日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)12415請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤)
被告ホスピーラ・ジャパン株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー
|
特許法68条の2 特許法67条2項 特許法36条4項 特許法29条2項
|
実施 | 136回 | 特許権 | 52回 | 無効 | 32回 | 侵害 | 19回 |
|
|
[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤」とす
る特許(第3547755号)及び「オキサリプラチン溶液組成物ならびにそ
の製造方法及び使用」とする特許(第4430229号)を有する原告が,被
告が販売等する別紙被告製品目録記載の各製品が,上記各特許の特許請求の範
囲請求項1記載にかかる各発明の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,
上記各製品の販売等の差止及び廃棄を求める事案である。なお,オキサリプラ
ティヌムとオキサリプラチンは同一の化学物質である。
▶判決の詳細
|
本サービスは判決文を自動処理して掲載しています。完全な正当性を保証するものではありません。判決の詳細は裁判所公表の判決文を必ずご確認ください(各事件のページにリンクがあります)。