権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10162審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社とうかい企画
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商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年3月4日,「Tiara」の欧文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,第14類「身飾品(「宝
飾品としてのティアラ」を除く。)」を指定商品として,商標登録出願(商
願2014-16045号。以下「本願」という。)をした(甲25の1)。
(2) 原告は,平成26年11月28日付けの拒絶査定(甲29)を受けたので,
平成27年2月24日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲30の1),
同日付けの手続補正書により,指定商品を第14類「イヤリング,ネックレ
ス,ブレスレット,ペンダント,宝石ブローチ,指輪,ピアス」に補正した
(以下「本件補正」という。甲30の2)。
特許庁は,上記請求を不服2015-3479号事件として審理し,平成
27年7月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本
件審決」という。)をし,同月21日,その謄本は原告に送達された。
(3) 原告は,平成27年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6058請求棄却
民事訴訟 著作権
被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
株式会社小学館 原告A
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著作権法15条1項 著作権法114条3項 著作権法2条1項11号 著作権法19条2項
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[概要] 1 本件は,別紙イラスト目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)
の著作権を有すると主張する原告が,①被告国立研究開発法人宇宙航空研究開発機
構(以下「被告JAXA」という。)が本件イラストのサイズを変更して展示用パ
ネルを制作し,展示した行為,②被告JAXAが本件イラストを被告JAXAのウ
ェブサイトに掲載した行為,③被告JAXAが本件イラストを複写したポジフィル
ムを被告株式会社小学館(以下「被告小学館」という。)に交付し,被告小学館が,
同ポジフィルムを用いて本件イラストの掲載された別紙書籍目録記載1の書籍(以
下「本件書籍1」という。)及び同目録記載2の書籍(以下「被告書籍2」といい,
被告書籍1と被告書籍2を併せて「被告各書籍」という。)を制作,出版及び頒布
した行為が,それぞれ,原告の著作権(上記①及び③の各行為について複製権,譲
渡権又は翻案権,上記②の行為について公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示
権及び同一性保持権)を侵害すると主張して(なお,原告は,上記③の行為は,被
告らの共同不法行為に当たると主張している。),(1) 著作権法112条1項に基
づき,被告らに対して本件イラストの複製又は翻案の差止めを求め(上記第1の1),
被告JAXAに対して本件イラストのウェブサイトへのアップロードの差止めを求
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)8174請求棄却
特許権移転登録手続請求事件
被告大林精工株式会社
A 原告エルジーディスプレイカンパニーリミテッド
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民法733条 民事訴訟法118条1号
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特許権 | 108回 | 無効 | 27回 | ライセンス | 17回 | 職務発明 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,別紙特許目録1記載の各特許権(以下,同目録記載の番号を枝番号
として「本件特許権1-1」などといい,本件特許権1-1ないし同1-5を併せ
て「本件特許権1」という。),別紙特許目録2記載の各特許権(以下,同目録記
載の番号を枝番号として「本件特許権2-1」などといい,本件特許権2-1ない
し同2-5を併せて「本件特許権2」という。)及び別紙特許目録3記載の各特許
権(以下,同目録記載の番号を枝番号として「本件特許権3-1」などといい,本
件特許権3-1ないし同3-7を併せて「本件特許権3」という。また,本件特許
権1,同2及び同3を併せて「本件各特許権」という。)に関し,原告が,原告と
被告大林精工株式会社(以下「被告大林精工」という。)との間に,被告大林精工
が原告に対して本件特許権1及び本件特許権3に対応する特許出願に係る特許権又
は特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)
を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主張し,また,原告と被告A(以下「被
告A」という。)との間に,被告Aが原告に対して本件特許権2に対応する特許出
願に係る特許を受ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1,同2及び同
3を併せて「本件各権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が締結されたと主
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10112控訴棄却
違約金請求本訴,違約金請求反訴控訴事件
控訴人日本アルコール産業株式会社 被控訴人株式会社CDMコンサルティング
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実施 | 111回 | 特許権 | 34回 | 許諾 | 19回 | ライセンス | 14回 |
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3357請求棄却
特許権侵害差止請求事件
被告田中貴金属工業株式会社 原告JX日鉱日石金属株式会社
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法102条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は,別紙被告製品目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)の製造・販売等を行うことにより,原告が有する
特許権(特許第4673448号。以下,「本件特許権」といい,その発明
に係る特許を「本件特許」という。)の請求項2,同5,同6,同8の各発
明(以下,それぞれ「本件発明2」,「本件発明5」等といい,これらを併
せて「本件各発明」という。),及び訂正後の請求項2,5及び6の発明
(以下,それぞれ「本件訂正発明2」,「本件訂正発明5」等といい,併せ
て「本件各訂正発明」といい,本件各発明と併せて「本件各発明等」とい
う。)の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,特許法102条2項
による損害額55万円の内金請求として30万円(予備的主張として同条3
項に基づく請求。その場合の損害額は14万3130円及びこれに対する平
成26年1月29日(平成26年1月20日付け訴え変更申立書(2)の送
達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)371確認
債務不存在確認請求事件
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条の2
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無効 | 40回 | 特許権 | 25回 | 進歩性 | 19回 | 侵害 | 14回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許権」といい,
本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を保有する被告に対し,原告によ
る別紙物件目録記載の各製品(以下「原告製品」と総称する。)の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための展示
を含む。)(以下,併せて「生産・譲渡等」という。)は,本件特許権の侵害を構
成しない旨主張して,被告が原告に本件特許権の侵害を理由とする不法行為(その
性質上,本件特許権の設定の登録がされた平成18年10月20日から口頭弁論終
結日までの期間が対象とされていると解するのが相当である。ただし,被告が本件
特許権を単独で保有することとなった平成25年3月26日より前の期間について
は,本件特許権についての被告持分の侵害を理由とする不法行為の趣旨と解される。)
に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を求める事案である。
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特許権
平成27年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10807請求棄却
損害賠償請求事件 (通信サービス)
被告株式会社NTTドコモ 原告ユーペイドシステムズリミテッド
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「通信サービス」とする特許第3516339号の特許権
(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。)を有する原告
が,被告に対し,被告の提供に係る別紙1「被告サービス1及び被告設備1の構成
目録」に記載のサービス(「iモード」サービスにおける各種サービス。以下
「被告サービス1」という。)及び別紙2「被告サービス2及び被告設備2の構
成目録」に記載のサービス(「spモード」サービスにおける各種サービス。以
下「被告サービス2」という。)は,いずれも,本件特許に係る明細書(以下,
図面と併せて「本件明細書」という。なお,本件特許は平成15年6月30日以
前にされた出願に係るものであるから,本件特許に係る明細書は特許請求の範囲を
含むものである〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,平成15年政
令第214号〕。)の「特許請求の範囲」の【請求項1】に記載された発明(以
下「本件特許発明1」という。),同【請求項2】に記載された発明(以下「本
件特許発明2」という。)及び同【請求項3】に記載された発明(以下「本件特
許発明3」という。)の技術的範囲に属し,また,被告の使用に係る別紙1「被
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10036控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人株式会社陽進堂
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特許法29条1項 特許法17条の2 特許法100条1項 特許法70条
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件目録1記載のピタバ
スタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を使用する行為,被控
訴人原薬を保存する行為及び被控訴人原薬を使用して製造された別紙製剤目録1な
いし3記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を
製造販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控
訴人に対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の使用,被控訴人原薬の
保存及び被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社
補助参加人興和株式会社 被控訴人ダイト株式会社
持田製薬株式会社
東和薬品株式会社
鶴原製薬株式会社
科研製薬株式会社
小林化工株式会社ファルマ株式会社
MeijiSeika
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特許法17条の2 特許法70条 特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人らが原判決別紙物件目録1記載のピタ
バスタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を製造販売及び使用
等する行為並びに被控訴人原薬を使用して製造された原判決別紙物件目録2ないし
7記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を製造
販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控訴人
らに対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の製造販売及び使用等並び
に被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10116審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社日野英一郎 原告日亜化学工業株式会社牧野知彦
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①新規性判断の是非及び②進歩性判断の是非である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10084審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,①商標法4条1
項10号該当性(引用商標の周知性の有無)及び②商標法47条1項該当性(不正
競争の目的の有無)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10083審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項
10号該当性(引用商標の周知性の有無)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
被告ザトラスティーズオブインザシティオブニューヨーク
中外製薬株式会社日野英一郎 原告セルビオス-ファーマエスアー山内真之
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条4項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①進
歩性の有無,②実施可能要件違反の有無,③サポート要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10069一部認容
売買代金請求控訴事件
控訴人ソフトバンク株式会社 被控訴人兼松株式会社
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民法412条3項 特許法101条1号
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ライセンス | 291回 | 特許権 | 88回 | 侵害 | 83回 | 実施 | 16回 |
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[概要] 略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12198請求棄却
損害賠償請求事件 (適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローディングを備えたOFDMA)
被告AppleJapan合同会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
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特許法101条5号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローデ
ィングを備えたOFDMA」とする特許権を有する原告が,携帯電話端末及び
タブレットの輸入及び販売をする被告に対し,これらの行為が上記特許権を侵
害する旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,一部請求として,
損害賠償金1億円,及びうち5000万円に対する不法行為後である平成26
年5月30日(訴状送達日の翌日)から,うち残金5000万円に対する不法
行為後である平成27年3月17日(訴え変更申立書送達日の翌日)から,そ
れぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)1140請求棄却
特許権侵害差止等請求 (後方押出方法および後方押出装置)
被告大阪精工株式会社 原告X
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「後方押出方法および後方押出装置」とする特許権を
有する原告が,被告が原告の特許発明を実施して自動車のシートベルト用プリ
テンショナーパイプ(「プリテンショナパイプ」ともいう。)の製品又は半製
品(以下,併せて「プリテンショナーパイプ」といい,「C9Tパイプ」とい
うこともある。また,被告が製造販売するプリテンショナーパイプの製品又は
半製品を「被告製品」という。)を製造販売していると主張して,被告に対し,
特許権に基づき,被告製品の製造等の差止め及び被告製品の製造装置の廃棄を
求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求として,合計1
億6065万円及び各月に生じた損害につき,不法行為の後の日である各損害
発生月の翌月1日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成27年12月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11576請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社ネットランドジャパン 原告P1
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意匠法24条1項 意匠法3条1項 意匠法6条1項 意匠法6条2項
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[概要] 本件は,意匠に係る物品をカラーコンタクトレンズとする後記本件意匠権を
有する原告が,被告に対し,被告による別紙物件目録1記載の製品(以下「イ
号製品」という。)及び同2記載の製品(以下「ロ号製品」といい,これら2
つの製品を併せて「被告製品」という。)の製造,輸入,販売又は販売の申出
(以下「販売等」という。)が,本件意匠権を侵害すると主張して,意匠法3
7条1項に基づく被告製品の販売等の差止め,同条2項に基づく被告製品の廃
棄,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償として645万円及びこれに対す
る不法行為日の後である平成26年12月6日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払いを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10044審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成21年10月20日,発明の名称を「河川などに堆積した土砂の流
下を促進させる方法。」とする特許出願(特願2009-240990号。平成23
年5月6日出願公開(特開2011-89250号)。以下「本願」という。)をし,
平成25年5月31日付けで拒絶理由の通知を受けたため,同年7月24日付けで
意見書を提出するとともに,特許請求の範囲の変更を内容とする手続補正(以下「本
件補正」という。)をしたが,同年10月8日付けで拒絶査定を受けたため,同年1
2月24日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (サイクロン集塵装置,電気掃除機)
被告シャープ株式会社 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成19年8月30日に出願した特許出願(特願2007-22
4569号)の分割出願である特許出願(特願2011-161491号)
の一部を分割して,発明の名称を「サイクロン集塵装置,電気掃除機」とす
る発明について,平成23年11月14日,新たな特許出願(特願2011
-248346号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年10月1
2日,特許第5108972号(請求項の数2。以下「本件特許」という。)
として特許権の設定登録を受けた。
(2) 原告は,平成26年5月30日,本件特許に対して無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10018審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マルチデバイスに対応したシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプログラム)
被告特許庁長官和田志郎 原告株式会社じぶん銀行草深充彦
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年10月29日,発明の名称を「マルチデバイスに対応し
たシステムにおいて用いられる装置,その装置において実行される方法およびプロ
グラム」とする特許出願(特願2013-224753号。以下「本願」という。
甲9)をしたが,平成26年4月2日付けで拒絶査定(甲13)を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年5月29日,これに対する不服の審判を請求し
(甲14),特許庁は,上記審判請求を不服2014-10032号事件として審理
した。原告は,同年7月29日付けで拒絶理由通知(甲17)を受けたことから,
同年9月17日,手続補正書(甲19)により特許請求の範囲を補正した(以下「本
件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,平成26年12月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
平成27年1月8日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年1月28日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10245審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (計器パネルおよび計器パネル向けのボードユニット)
被告特許庁長官 原告スカニアシーブイアクチボラグ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年3月15日,発明の名称を「計器パネルおよび計器パネ
ル向けのボードユニット」とする特許出願をしたが(特願2012-500742
号。優先日:平成21年3月19日,優先権主張国:スウェーデン。請求項数7。
以下「本願」という。甲5),平成25年5月7日付けで拒絶査定を受けた(甲
8)。
(2) 原告は,平成25年9月9日,これに対する不服の審判を請求した(甲9)。
特許庁は,これを不服2013-17365号事件として審理し,平成26年6月
30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審
決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月15日,原告に送達
された。
(3) 原告は,平成26年11月11日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光伝送システム向けレート適応型前方誤り訂正)
被告特許庁長官 原告アルカテルールーセントユーエスエー
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特許法29条2項 特許法2条3項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①審理手続上の瑕疵の有無,及び,②進歩性判断の当否(引用発
明の認定,容易想到性の判断及び本願発明の効果の認定の当否)である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)24047請求棄却
不当利得返還請求事件 (テレホンカード)
被告NECトーキン株式会社酒匂禎裕 原告A
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実用新案法11条1項
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件実
用新案権」という。)の登録を受けた原告が,その登録前にテレホンカードの
製造販売をした被告に対し,不当利得返還請求権に基づき,上記考案の実施料
相当額の一部である100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成27年9月8日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
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特許権
平成27年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)29478請求棄却
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (ソルダペースト組成物及びリフローはんだ付方法)
被告千住金属工業株式会社鮫島正洋 原告株式会社タムラ製作所西村美香
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特許法102条3項 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ソルダペースト組成物及びリフローはんだ付方法」
とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告によるソルダペーストの製造
等が特許権侵害に当たると主張して,民法709条並びに特許法102条2項
及び3項に基づき,損害賠償金●(省略)●円及びこれに対する不法行為の後
の日(訴状送達の日の翌日)である平成26年11月15日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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不正競争
平成27年12月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)6406請求棄却
民事訴訟 不正競争
被告P1
P2 原告一般社団法人たかみクリニック
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項9号 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,大阪府茨木市内で在宅療養支援診療所(以下「原告診療所」という。)
を営む原告が,同診療所の元従業員であり,退職後,同様の在宅療養支援診療
所の業務委託を受けている被告P1(以下「被告P1」という。)及び同診療
所を開設した被告P2(以下「被告P2」という。)に対し,被告らは共同し
て,被告P1において原告診療所の患者に関する情報を持ち出して使用する不
正競争防止法2条1項7号該当の行為及び患者に対し原告診療所が組織改編し
て被告P2の診療所となった旨の虚偽の事実を告げて原告の営業上の信用を害
する同項14号該当の不正競争をなし,被告P2において被告P1の提供する
患者の情報が不正取得されたものであることを知りながら使用する同項9号該
当の不正競争行為をなし,原告に損害を与えたと主張して,①同法3条1項に
基づく住所録及びカルテの各写しの使用禁止,②同条2項に基づくレセプトコ
ンピュータ登録画面及びカルテの各写しの廃棄,③同法4条に基づく損害賠償
(遅延損害金を含む。),④同法14条に基づく信用回復措置としての文書の
交付をそれぞれ求めた事案である。
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実用新案権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (つけまつげ用の試着ツール)
被告株式会社コージー本舗 原告株式会社ディー・アップ
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実用新案法3条1項3号 実用新案法14条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年7月11日,考案の名称を「つけまつげ用の試着ツー
ル」とする考案について実用新案登録出願(実願2011-4000号。以
下「本件出願」という。)をし,同年8月31日,実用新案登録第3170
596号(請求項の数10。以下「本件実用新案登録」という。)として実
用新案権の設定登録を受けた(甲12,27)。
(2) 被告は,平成26年5月30日,本件実用新案登録に対し実用新案登録無
効審判を請求した(甲14,27)。原告は,同年7月24日付けで,実用
新案法14条の2第7項に基づき,実用新案登録請求の範囲の請求項4を削
除する訂正(以下「本件訂正」という。)をした(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2014-400006号事件として審理を行
い,平成27年2月3日,「実用新案登録第3170596号の請求項1な
いし3,5ないし6,9ないし10に係る考案についての実用新案登録を無
効とする。実用新案登録第3170596号の請求項7ないし8に係る考案
についての審判請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」とい
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特許権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10124控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (シートカッター)
控訴人X 被控訴人Y
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特許法29条1項3号 特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「シートカッター」とする特許(特許第537441
9号。以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)
の特許権者である被控訴人が,原判決別紙物件目録記載の製品(以下「控訴人
製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発明(以下「本
件特許発明」という。)の技術的範囲に属し,控訴人による控訴人製品の製造,
譲渡等が本件特許権の侵害に当たると主張して,控訴人に対し,特許法100
条1項に基づく控訴人製品の製造,譲渡等の差止め,同条2項に基づく控訴人
製品及びその半製品の廃棄並びに本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠
償として105万0200円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成25年12月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成27年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10198審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シートカッター)
被告Y 原告X
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠等を摘示しない事実は,当事者間に争い
がない。)
(1) 被告は,平成22年2月15日,発明の名称を「シートカッター」とする
発明について特許出願(特願2010-47083号。以下「本件出願」と
いう。)をし,平成25年3月11日,本件出願の願書に添付した特許請求
の範囲を補正する手続補正(以下「本件補正」という。甲2)をした。
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特許権
平成27年12月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)23926請求棄却
損害賠償 (記録再生装置及び再生システム)
被告ソニー株式会社 原告エイディシーテクノロジー株式会社
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特許法102条3項 特許法29条の2 特許法70条 特許法104条の3
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「記録再生装置及び再生システム」とする特許権(第
4795911号)を有する原告が,被告の製造・販売等する別紙被告製品目
録記載の各製品が,上記特許の請求項8及び11の発明の技術的範囲に属する
と主張して,被告に対し,民法709条及び特許法102条3項に基づく損害
金の一部として3000万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成2
6年6月21日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10042審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (可撓性骨複合材)
被告特許庁長官松浦新司 原告シンセス(ユー.エス.エイ.)藤田節
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成17年6月10日(優先権主張:平成16年6月10日,米国。
以下「本願優先日」という。),発明の名称を「可撓性骨複合材」とする特許出願
(特願2007-527764号。以下「本願」という。)をした(甲1)。
⑵ 原告は,平成23年8月31日付けで拒絶査定を受けたので,平成24年1
月4日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社北尾化粧品部 原告イヴサンローランパルファン
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商標法50条 商標法2条3項2号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第535017号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
登録商標:別紙商標目録記載のとおり
登録出願:昭和32年12月29日
設定登録:昭和34年3月26日
更新登録:昭和55年2月29日,平成1年2月27日,平成10年10月27
日,平成20年10月7日
指定商品(平成21年3月11日書換登録後のもの):第3類「人造じゃ香,そ
の他の香料類(薫料・香精・天然じゃ香・芳香油を除く。),吸香,におい袋,香
水,その他の香水類,フケ取り香水,香油,髪膏,おしろい,化粧下」
(2) 原告は,平成25年12月18日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又は通常
使用権者のいずれもが使用した事実がないから商標法50条1項の規定により取り
消されるべきであるとして,本件商標の商標登録の取消しを求めて審判を請求し,
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農産物の選別装置)
被告シブヤ精機株式会社 原告近江度量衡株式会社
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特許法29条1項3号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成10年10月23日,発明の名称を「農産物の選別装置」と
する発明について特許出願(特願平10-302617号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成17年7月22日,設定の登録(特許第3702110号)を受
けた(請求項の数6。甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年3月17日,本件特許の請求項1,2,3,5及び6
に係る発明について特許無効審判を請求し,無効2014-800040号事件と
して係属した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年12月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2587等請求棄却
不正競争防止法違反行為差止等請求事件
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[概要] 第1事件は,観賞用水槽内の水を排出するための吸水パイプである別紙原
告製品目録記載の各製品(以下,それぞれを同目録の番号により「原告製品
1」などといい,これらを「原告各製品」と総称する。)を販売する原告が,
同様の吸水パイプである被告各製品を販売する被告に対し,被告各製品の形
態は原告の商品等表示として広く認識されている原告各製品の形態と類似し
ており,その販売は不正競争防止法(平成27年法律第54号による改正前
のもの。以下「法」という。)2条1項1号所定の不正競争に当たると主張
して,法3条に基づき被告各製品の譲渡等の差止め及び廃棄を,法4条に基
づき損害賠償金543万1200円及び遅延損害金の支払を求めた事案であ
る。
第2事件は,被告が,原告が多数の小売店等に対し被告各製品の販売が不
正競争に当たる旨の文書を送付した行為が虚偽事実の告知として法2条1項
14号所定の不正競争に当たると主張して,原告に対し,法3条1項に基づ
き上記事実の告知等の差止めを,法4条に基づき損害賠償金100万円及び
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10257審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイクロ波照射による衣類のしわ除去)
被告特許庁長官 原告X
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特許法137条2項 特許法159条2項 特許法29条1項3号 特許法158条
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審決 | 111回 | 実施 | 29回 | 新規性 | 14回 | 進歩性 | 8回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「マイクロ波照射による衣類のしわ除去」とする発明につ
いて,平成23年1月26日を国際特許出願日(国際特許出願番号:PCT/JP
2011/051452)とする特許出願(出願番号:特願2012-52793
3号。以下「本願」といい,上記出願日を「本願出願日」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14747
損害賠償請求事件
被告株式会社コワフュール・ド・パリ・ジャポン 原告株式会社オールビユーテイ社
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著作権法114条3項 著作権法10条1項8号
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[概要] 本件は,別紙原告写真目録記載1ないし12の各写真(以下,それぞれ「原
告写真1」ないし「原告写真12」といい,併せて「原告各写真」という。)
につき,これらを撮影したカメラマンから譲渡を受けて著作権を有するとする
原告が,被告の出版する雑誌「SNIP STYLE No.348」(以下
「被告雑誌」という。甲7)にこれを複製して掲載した行為は著作権(複製権)
侵害に当たると主張し,写真掲載許諾料相当額18万円(1万5000円×1
2枚)及び弁護士費用3万6000円の合計21万6000円が原告の損害で
あるとして,著作権法114条3項,民法709条に基づき,同額及びこれに
対する平成26年10月1日(被告雑誌の出版の日)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年12月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10070控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
被告)アイリスオーヤマ株式会社江間由実子 控訴人(原告)株式会社ヘルシーロースター 被控訴人(被告)アイリスオーヤマ株式会社江間由実子
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告が,自らが販売するノンダクト式無煙ロースターに付している
原判決別紙原告商品等表示目録1及び2の表示(以下「原告表示」という。)が原告
の商品等表示として周知であり,被告がこれに類似する被告表示を調理器具やその
包装に付して販売し,広告物等に付して使用するなどしたことにより,原告の商品
等との混同を生じさせた旨主張して,不正競争防止法2条1項1号,3条1項及び
2項に基づき,被告の使用する被告表示の使用の差止め,上記表示を付した商品の
廃棄等を求めるとともに,同法4条に基づく損害賠償金6468万円の内金68万
円及びこれに対する不法行為の後である訴状送達の日の翌日(平成26年8月30
日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年12月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10119審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社JKスクラロースジャパン 原告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法126条5項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求について特許を無効とした審決の取消訴訟である。争
点は,明確性要件判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年12月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4090一部認容
著作権侵害に基づく損害賠償等請求事件
被告株式会社東京フォト委員会
Aⅱ 原告Aⅰ
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民法709条 著作権法114条3項 著作権法21条 民法715条
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[概要] 1 本件は,写真家である原告が,被告株式会社東京フォト委員会(以下「被告
会社」という。)ないしその代表取締役である被告Aⅱ(以下「被告Aⅱ」という。)
が原告の撮影した別紙写真目録記載の各写真(以下「本件各写真」という。)を被
告会社のウェブサイト等に無断で掲載し,原告の同写真著作物に係る複製権及び公
衆送信権並びに著作者人格権(公表権及び氏名表示権)を侵害したとして,被告会
社に対しては民法709条又は会社法350条若しくは民法715条に基づき,被
告Aⅱに対しては会社法429条1項又は民法709条に基づき,損害賠償金23
1万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(被告Aⅱについては平成27年3月
1日,被告会社については同月11日)から各支払済みまでの民法所定年5分の割
合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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