権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成27年9月24日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)1074請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告大阪市
財団法人大阪市都市工学情報センター 原告株式会社仮説創造研究所
|
民法613条 著作権法114条3項 著作権法32条 著作権法112条1項
|
許諾 | 191回 | 侵害 | 30回 | 損害賠償 | 15回 | 実施 | 4回 |
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙1及び2のピクトグラム(以下「本件ピクトグラム」とい
う。)及び別紙5の地図デザイン(以下「本件地図デザイン」という。)の
著作権者であると主張する原告が,各被告に対し,次のとおりの請求をして
いる事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)30230請求棄却
民事訴訟 商標権
被告A
株式会社セールスフロント
ら 原告有限会社GESTS
|
特許法73条3項 商標法36条1項 商標法38条2項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,繊維製品の企画,製造,販売等を目的とする会社であり,別紙
商標権目録記載1,2の各商標権(以下,併せて「本件商標権」といい,
その商標を「本件商標」という。)の権利者の一人である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告佐藤水産株式会社
|
商標法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年4月23日,「雪中熟成」の文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品を第29類「加工
水産物,食用魚介類(生きているものを除く。)」(以下「本件指定商品」とい
う。)として,商標登録出願をした(商願2013-030708号)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成25年11月5日付けで拒絶
査定を受けたので,平成26年2月5日,拒絶査定に対する不服の審判を請求し
た。
(3) これに対し,特許庁は,原告の請求を不服2014-2226号事件と
して審理し,平成27年3月24日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
する別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4
月7日,その謄本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年5月7日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10273審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (色彩表示システム及び色彩表示プログラム)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成19年9月11日,発明の名称を「色彩表示システム及び色
彩表示プログラム」とする発明について,特許出願をした(請求項数4。特
願2007-235068号。以下「本願」という。甲7)。
(2) 特許庁は,平成25年6月5日付けで拒絶査定をしたため(甲13),原
告は,同年9月9日,これに対する不服の審判を請求するとともに,同日付
け手続補正書により,本願の特許請求の範囲の補正をした(請求項数4。甲
15。以下「本件補正」という。)。
(3) 特許庁は,これを不服2013-17313号事件として審理し,平成2
6年11月10日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月
25日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成26年12月11日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を
提起した。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成27年9月17日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)19974等請求棄却
損害賠償等請求事件,損害賠償請求事件
|
不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項4号 著作権法112条1項 著作権法2条1項10号
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
(甲事件)
原告会社は,被告会社が,「原告会社による別紙製品目録記載1の製品(以
下「原告製品」という。)の開発・販売行為は被告会社の別紙製品目録記載2
の製品(以下「被告製品」という。)の著作権を侵害する」旨の虚偽の事実を
原告の取引先その他の第三者に告知・流布したと主張して,不正競争防止法2
条1項14号,3条1項,4条,14条及び会社法429条1項に基づき,被
告会社に対して上記事実の告知・流布行為の差止め及び謝罪広告の掲載を求め
るとともに,被告らに対して損害賠償金2000万円及びこれに対する平成2
5年9月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
連帯支払を求める。
(乙事件)
被告会社は,①原告製品は,原告会社が被告会社の著作物である被告製品を
複製又は翻案したものであるから,原告会社が原告製品を製造,販売するこ
とは被告会社の複製権,翻案権ないし譲渡権を侵害する旨(以下「本件プロ
▶判決の詳細
|
その他
平成27年9月17日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(行ウ)212請求棄却
異議申立棄却決定取消請求事件
被告国
指定代理人栗原圭 原告P1
|
特許法67条
|
|
|
[概要] 1 請求の要旨
本件は,農林水産大臣が種苗法18条1項に基づいてした品種登録につき,
原告が異議申立てをしたところ,農林水産大臣が同異議申立てを棄却する決定
をしたことから,原告が,被告に対し,同決定の取消しを請求した事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10157審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (樹脂成形体及び表面実装型発光装置並びにそれらの製造方法)
被告Y 原告日亜化学工業株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成16年11月30日,発明の名称を「樹脂成形体及び表面実
装型発光装置並びにそれらの製造方法」とする発明について特許出願(特願
2004-345195号。以下「本件出願」という。)をし,平成22年
10月15日,特許第4608294号(請求項の数17。以下「本件特許」
という。)として特許権の設定登録を受けた(甲31,38)。
(2) 被告は,平成25年2月15日,本件特許に対して特許無効審判を請求し
た。
特許庁は,上記請求を無効2013-800023号事件として審理を行
い,同年11月25日付けで審決の予告をした(甲30)。
これに対し原告は,平成26年1月28日付けで,本件特許に係る特許請
求の範囲の減縮及び請求項間の引用関係の解消を目的とする訂正請求(以
下「本件訂正」という。本件訂正後の請求項の数23)をした(甲32)。
その後,特許庁は,同年5月26日,本件訂正を認めた上で,「特許第4
608294号の請求項1ないし23に係る発明についての特許を無効とす
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社おくりびとアカデミー
|
商標法3条1項3号 商標法55条の2 商標法15条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア 原告は,平成25年6月14日,「湯灌士」の文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を下記のとお
りとして,商標登録出願(商願2013-46146号。以下「本願」と
いう。)をした(甲1)。
記
(指定役務)
第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,カウンセリング理論とその技
法の教授,資格検定試験に関する情報の提供,資格検定試験の実施,資格
の認定及び資格の付与,講演会・セミナーの企画・運営又は開催,電子出
版物の提供,図書及び記録の供覧,書籍の制作,教育・文化・娯楽・スポ
ーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の
企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ
・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。),音
楽又は教育研修のための施設の提供」
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社おくりびとアカデミー
|
商標法3条1項3号 商標法55条の2 商標法15条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア 原告は,平成25年6月14日,「納棺士」の文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を下記のとお
りとして,商標登録出願(商願2013-46145号。以下「本願」と
いう。)をした(甲1)。
記
(指定役務)
第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,カウンセリング理論とその技
法の教授,資格検定試験に関する情報の提供,資格検定試験の実施,資格
の認定及び資格の付与,講演会・セミナーの企画・運営又は開催,電子出
版物の提供,図書及び記録の供覧,書籍の制作,教育・文化・娯楽・スポ
ーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の
企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ
・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。),音
楽又は教育研修のための施設の提供」
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10079審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X1
X2
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告X1は,平成21年6月16日,別紙本願商標目録記載の構成からな
る商標(以下「本願商標」という。)について,第31類「いちご」を指定
商品として,商標登録出願(商願2009-49396号)をした。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成27(行ケ)10025審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社京都赤帽上村喜永 原告全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会上原空也
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
|
|
|
[概要] 本件は,商標登録無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,①被告
の有する下記本件商標と原告の有する下記引用商標との同一性又は類似性(商標法
4条1項11号)の有無,②本件商標が原告の業務に係る商品・役務と混同を生じ
るおそれの有無(商標法4条1項15号)及び③本件商標が公序良俗に反するもの
であるか否か(商標法4条1項7号)である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成27年9月11日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)20534請求棄却
損害賠償請求事件
|
|
|
|
[概要] 1 前提となる事実等(証拠の摘示のない事実は,争いのない事実又は弁論の全
趣旨から容易に認められる事実である。)
(1) 当事者
原告は,平成21年5月に株式会社日本エル・シー・エーから会社分割の
方法により設立された,住宅,建設,不動産業界,自動車関連業界,組織開
発,人材育成等に関するコンサルティング事業を行う会社である。株式会社
日本エル・シー・エーは,その後株式会社L’ALBAホールディングス
と,さらに平成25年8月に株式会社エル・シー・エー・ホールディングス
へと商号変更をした(商号変更の前後を問わず,以下「エル社」とい
う。)。原告は,エル社の傘下である株式会社インタープライズ・ホールデ
ィングス(以下「IPH」という。)の子会社であり,エル社の孫会社であ
る。
被告Cは,平成2年1月にエル社に入社し,平成21年8月に同社取締役
,平成22年8月には同社代表取締役となった。被告Cは,平成21年8月
から平成25年1月までは原告の代表取締役でもあった。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10277審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (隔壁付きベッド及びそれに使用する隔壁)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法17条の2 特許法29条2項 特許法49条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年3月2日,発明の名称を「隔壁付きベッド及びそれに
使用する隔壁」とする特許出願をしたが(特願2010-45198号。以
下「本願」という。甲1),平成25年12月5日付けで拒絶査定を受けた
(甲6)。
(2) 原告は,平成26年3月6日,これに対する不服の審判を請求するととも
に,同日付け手続補正書により,特許請求の範囲の補正をした(以下「本件
補正」という。請求項数13。甲7)。
(3) 特許庁は,これを不服2014-4404号事件として審理し,平成26
年11月20日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)
をし,その謄本は,同年12月5日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成26年12月26日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を
提起した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10009控訴棄却
書籍出版差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社育鵬社
株式会社扶桑社
Y1
Y2奈良輝久
Y3
|
著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,①被控訴人らにおいて共同して制作して
出版した被控訴人書籍中の個別の記述が,控訴人において制作した控訴人書籍中の
個別の記述に係る著作権(複製権及び翻案権)及び著作者人格権(同一性保持権及
び氏名表示権)を侵害するとして,[1]著作権法112条1項及び2項に基づき,<1>
被控訴人らに対して被控訴人書籍1(市販本)の出版等の差止めを,<2>被控訴人書
籍1の発行者である被控訴人育鵬社及び被控訴人扶桑社に対して被控訴人書籍1の
廃棄をそれぞれ求めるとともに,[2]著作権及び著作者人格権侵害に係る共同不法行
為に基づき,被控訴人らに対し,著作権侵害に係る損害賠償金5131万5750
円,著作者人格権侵害に係る慰謝料300万円及び弁護士費用600万円の合計6
031万5750円とこれに対する被控訴人書籍2(教科書)の教科書検定の合格
日である平成23年3月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求め,さらに,予備的に,②一般不法行為に基づき,慰謝料30
0万円と上記①[2]と同旨の遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)29617一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告TakedaWorks株式会社 原告武田エンジニアリング株式会社
|
商標法36条1項 商標法38条2項 商標法25条 商標法2条3項2号
|
商標権 | 30回 | 侵害 | 12回 | 差止 | 10回 | 損害賠償 | 3回 |
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告において原告の有する商標権に係る商標と類似する標
章を付した商品を製造・販売するなどして上記商標権を侵害した旨主張して,
被告に対し,商標法36条1項及び2項に基づき,上記標章を付した商品の販
売等及びインターネット上のウェブサイトにおける上記標章の表示の差止め,
上記標章を付した商品及び金属製銘板の廃棄を求めるとともに,民法709条
に基づき,損害賠償金1968万2191円及びこれに対する訴状送達日の翌
日である平成26年11月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)7200一部認容
商標権侵害行為・不正競争行為差止等請求事件
被告デジタルランド株式会社 原告株式会社グリーンハウス
|
商標法38条2項 商標法39条 商標法36条1項 民事訴訟法135条
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が被告に対し,以下のとおり求める事案である。なお,不正競
争防止法に基づく請求に係る訴えは取下げ済みである。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年9月10日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)5080一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告P2
P3 原告P1
|
著作権法30条の2 著作権法115条 著作権法112条1項 著作権法114条3項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,①被告P2に対して,原告が作成した別紙原告イラスト目録
記載のイラスト(以下「原告イラスト」という。)を無断で改変して別紙被告イラ
スト目録1記載のイラスト(以下「被告イラスト1」という。)を作成し,被告イ
ラスト1をインターネット上にアップロードして原告の著作権(複製権又は翻案
権,公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権)を侵害したと
主張し,不法行為に基づく損害賠償請求として合計20万円(附帯請求として訴
状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)
の支払を求め,②被告P2及び被告P3(以下「被告ら」という。)に対して,被
告イラスト1を基に別紙被告イラスト目録2ないし17記載のイラスト(以下,
それぞれのイラストを「被告イラスト2」,「被告イラスト3」などといい,被告
イラスト1ないし17を総称して「被告各イラスト」という。)を作成し,被告イ
ラスト2ないし17をガイドブック等として印刷して譲渡し,若しくはウェブペ
ージ上にアップロードするなどして,原告の著作権(被告らにつき複製権又は翻
案権,被告P3につき譲渡権及び公衆送信権)及び著作者人格権(氏名表示権,
同一性保持権)を侵害したと主張し,連帯して,不法行為に基づく損害賠償請求
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月10日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)1860請求棄却
損害賠償等請求事件 (電子部品の樹脂封止成形方法及び装置)
被告アサヒ・エンジニアリング株式会社 原告TOWA株式会社
|
特許法102条2項 特許法36条4項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「電子部品の樹脂封止成形方法及び装置」とする2件の特
許権を有していた原告が,被告が製造,販売等する製品が,当該発明の技術的範囲
に属し,原告の特許権を侵害すると主張して,被告に対し,①特許権侵害の不法行
為に基づく損害賠償請求として,本件訴訟提起の日の3年前の日である平成23年
2月28日から特許の存続期間満了の日である平成25年7月22日までの期間
に,特許法102条2項により原告に生じたと推定される損害額のうちの一部であ
る1億円の支払を求め,②本件訴訟提起の日の10年前の日である平成16年2月
28日から平成23年2月27日に至るまでの期間に,被告が法律上の原因なく利
得を受けた本件特許の実施料相当額の一部に当たる4200万円について,不当利
得返還請求権に基づき支払を求めるとともに,③これら合計1億4200万円に対
する平成26年3月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年9月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10137控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人小林化工株式会社
|
商標法26条1項6号 商標法26条1項2号 商標法50条1項 商標法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商標権
に係る登録商標を「本件商標」という。)を有する控訴人が,原判決別紙被告標章目
録記載1ないし3の各標章(以下,これらを総称して「被控訴人各標章」という。)
を付した薬剤(以下,これらを総称して「被控訴人各商品」という。)を販売してい
る被控訴人に対し,当該販売行為は本件商標権を侵害するものであると主張して,
本件商標権に基づき,被控訴人各商品の販売の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
|
実用新案権
平成27年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ワ)23427却下
損害賠償請求事件
被告株式会社リコー 原告甲
|
民事訴訟法140条
|
侵害 | 12回 | 実用新案権 | 10回 | 損害賠償 | 7回 | 実施 | 2回 |
|
|
[概要] 本件は,実用新案登録第978602号に係る実用新案権(以下「本件実用新案
権」という。)を有していた原告が,被告による昭和50年8月から昭和56年6
月13日までの間の別紙イ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目
録,同ロ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録及び同ハ号侵害物
(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の各製品(以下,それぞれを
「イ号物件」,「ロ号物件」及び「ハ号物件」といい,これらを併せて「本件各
物件」という。イ号物件,ロ号物件,ハ号物件は,それぞれ,被告の製造販売に係
る複写機「リコーPPC900及びB・Aチェンジャー」,「リコーPPC900
及びセンタースリッター」,「リコピーPL5000オート」に関するものであ
る。)の製造販売が本件実用新案権の侵害を構成する旨主張して,被告に対し,不
法行為に基づく損害賠償金254億7106万円の一部である1095万5800
円(イ号物件の当初の73台,ロ号物件の当初の64台及びハ号物件の当初の14
台についての実施料相当額)及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月
14日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月4日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)33706請求棄却
不当利得返還請求事件 (通信システムおよび呼処理装置)
被告KDDI株式会社 原告ハイポイントエスアーエールエル
|
特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法36条4項1号
|
実施 | 69回 | ライセンス | 50回 | 無効 | 35回 | 特許権 | 29回 |
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,通信システムに関する特許権を有していた原告が,移動電話通信サ
ービスの提供を行う被告に対し,被告の通信システムは原告の特許発明の技術
的範囲に属すると主張して,民法703条に基づき,実施料相当額の不当利得
の返還として10億円及びこれに対する平成26年1月18日(訴状送達の日
の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年9月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10201審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱間プレス用めっき鋼板)
被告新日鐵住金株式会社 原告JFEスチール株式会社
|
特許法29条の2 特許法126条5項 特許法134条の2 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 住友金属工業株式会社(以下「住友金属工業」という。)は,平成13年8
月31日,発明の名称を「熱間プレス用めっき鋼板」とする発明について特許出願
(特願2001-264591号)をし,平成16年8月6日,設定の登録(特許
第3582504号)を受けた(請求項数7。甲9。以下,この特許を「本件特
許」といい,本件特許に係る特許権を「本件特許権」という。)。被告は,平成24
年10月1日,住友金属工業を吸収合併し,本件特許権を承継取得した(乙1)。
(2) 原告は,平成25年11月8日,本件特許の請求項1ないし7に係る発明
について特許無効審判を請求し,無効2013-800214号事件として係属し
た。
(3) 被告は,平成26年2月7日,本件特許に係る明細書及び特許請求の範囲
を訂正明細書記載のとおり訂正する旨の訂正請求をした(乙6,7。以下「本件訂
正」という。)。
(4) 特許庁は,平成26年7月24日,「請求のとおり訂正を認める。本件審判
の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審
▶判決の詳細
|
不正競争
平成27年9月3日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)22625請求棄却
不正競争防止法および共有著作物の無断利用事件
被告ウシオ電機株式会社秋山健人 原告株式会社明日香特殊検査研究所
|
不正競争防止法2条1項 民法415条
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①被告による本件文書1(甲31の1~4),
同2(甲32の1~9)及び同3(甲36~38)の持ち出し及び使用行為が
債務不履行又は不正競争に当たると主張して,民法415条又は不正競争防止
法4条に基づく損害賠償金7100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日
である平成26年9月9日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払並びに本件文書1及び2の返還等を,②原告が本件文書3の所
有権を有すると主張して,所有権に基づき,本件文書3の返還及び本件文書3
を使用した薬品類の製造販売の禁止を求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)89請求棄却
専用使用権設定登録手続等
被告MODECOM株式会社 原告A
B
|
|
商標権 | 116回 | 許諾 | 69回 | ライセンス | 42回 | 損害賠償 | 15回 |
|
|
[概要] 1 本件は,①原告Aが,被告に対し,本件商標権の専用使用権設定契約に基づ
き,専用使用権の設定登録手続を求め(前記第1の1。以下「本件請求①」とい
う。),②原告Bが,被告に対し,原告Aが被告に有していた不法行為(債権侵
害)に基づく損害賠償請求権を譲り受けたと主張して,損害賠償金2000万円及
びこれに対する不法行為後の日である平成25年1月29日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記
第1の2。以下「本件請求②」という。)事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)23293確認
契約無効確認等請求事件
|
不正競争防止法2条1項13号 商標法36条1項 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法3条2項
|
許諾 | 120回 | 侵害 | 38回 | 差止 | 17回 | 商標権 | 16回 |
|
|
[概要] 1 事案の要旨(以下,日本国外の事実や外国語文書に係る日付については,西
暦を用いて表記し,和暦を付記することがある。)
本件は,(1) 2009年(平成21年)6月25日に死亡した亡マイケル・ジャ
クソン(以下「亡マイケル」という。)の遺産が帰属すると主張する原告マイケル・
ジョセフ・ジャクソン遺産財団(以下「原告遺産財団」という。)が,被告らに対
し,亡マイケルと被告A(以下「被告A」という。)を当事者とする2通の「PO
WER OF ATTORNEY」と題する証書がいずれも真正に成立したもので
ないことの確認を求め(請求の趣旨第1項及び第2項),(2) 亡マイケルの氏名及
び肖像の使用を第三者に許諾する業務を営む原告トライアンフ インターナショナ
ル インコーポレイテッド(以下「原告トライアンフ」という。)が,各被告らの
使用等に係る別紙表示目録1ないし5記載の各表示は,役務の品質又は内容につい
て誤認させるような表示(不正競争防止法2条1項13号)に当たるとして,各被
告らに対し,同法3条1項,2項に基づき,同各表示の使用の差止め及び表示の削
除を求め(請求の趣旨第3項ないし第11項,同第14項),(3) 亡マイケルに関
連する別紙商標権目録記載1及び2の各商標権(以下,これらを併せて,「本件商
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)4972一部認容
著作権侵害差止等
被告A
株式会社メディアジャパン 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
|
著作権法112条1項 著作権法114条2項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告アートステーションは,映像ソフトの企画,製作,販売及び輸出入等
を業とする有限会社であり,原告コスモ・コーディネートは,マルチメディ
アソフトの企画,製作及び投資管理等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)3539一部認容
著作権侵害差止等請求
被告A
株式会社メディアジャパン 原告有限会社アートステーション
|
著作権法112条1項 著作権法114条2項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,映像ソフトの企画,制作,販売及び輸出入等を業とする有限会社
である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年8月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)32465一部認容
著作権侵害差止等請求
被告株式会社コスミック出版 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
ら補助参加人株式会社ピーエスジー
|
著作権法112条1項 著作権法114条2項
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告アートステーションは,映像ソフトの企画,製作,販売及び輸出入等
を業とする有限会社であり,原告コスモ・コーディネートは,マルチメディ
アソフトの企画,製作及び投資管理等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年8月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10129控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人沢井製薬株式会社
|
商標法26条1項6号 商標法26条1項2号 商標法4条1項16号 商標法50条1項
|
|
|
[概要] 本件は,「PITAVA」の標準文字からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である控訴人が,別紙標章目録1ないし3記載の各標章(以
下「被控訴人各標章」と総称し,それぞれを同目録の番号に従い「被控訴人標
章1」などという。)を付した薬剤を販売する被控訴人の行為が控訴人の有す
る商標権の侵害(商標法37条2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,
同法36条1項及び2項に基づき,上記薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めた
事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信ネットワークにおけるサービスノードへ接続されたエンドユーザ端末へのねらいの定められたメッセージの送信)
被告特許庁長官 原告テレフオンアクチーボラゲットル)
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「通信ネットワークにおけるサービスノードへ接
続されたエンドユーザ端末へのねらいの定められたメッセージの送信」と
する発明について,2001年(平成13年)5月18日(優先権主張日
2000年〔平成12年〕5月18日,スウェーデン国。以下「本願優先
日」という。)を国際出願日とする特許出願(甲7,甲8〔甲7の国内書
面〕。特願2001-585535号。以下「本件出願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年8月27日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成24(ワ)9838請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告P1 原告一般社団法人日本音楽著作権協会
|
民法709条 著作権法112条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,音楽著作物(歌詞・楽曲)の著作権者から信託を受けて,音楽著作
物を管理している原告が,カラオケ装置のリース業者(以下「リース業者」とい
う。)である株式会社ミューティアル(以下「訴外会社」という。)の代表者であ
った被告に対し,著作権(演奏権,上映権)侵害を理由として,民法709条
に基づき4012万2390円(著作物使用料相当額3647万4900円及
び弁護士費用相当額364万7490円の合計額)及びこれに対する不法行為
の後の日である平成26年11月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)25577請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (医療用ガイドワイヤ)
被告朝日インテック株式会社早川尚志 原告日本ライフライン株式会社高見憲
|
特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法102条2項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「医療用ガイドワイヤ」とする特許権を有する原告が,
被告による別紙物件目録記載の被告製品1及び被告製品2(以下,これらを総
称して「被告製品」という。)の製造,販売等は原告の特許権を侵害すると主
張して,被告に対し,特許法100条1項,2項に基づいて,被告製品の製造,
販売等の差止め及び被告製品等の廃棄を求めるとともに,不法行為に基づき,
損害賠償金3億円及びこれに対する不法行為後である平成26年10月8日
(訴状送達の日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成27年8月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)19616一部認容
営業妨害予防等請求事件
被告三栄産業株式会社 原告株式会社三実通商
|
民事訴訟法92条1項2号 民法415条 不正競争防止法3条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10235審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (洗浄剤組成物)
被告昭和電工株式会社 原告アクゾノーベル株式会社
|
特許法29条2項 特許法167条 特許法36条6項1号
|
|
|
[概要] る事実)
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月25日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)7548
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社南日本モラブ 原告株式会社メンテック
|
特許法36条6項1号 特許法100条1項 特許法29条1項 特許法102条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告による別紙被告製品目録記載の抄紙用
汚染防止薬液(以下「被告製品」という。)の販売等が原告の特許権の侵害
に当たる旨主張して,特許法100条1項及び2項に基づき被告製品の販売
等の差止め及び廃棄を,民法709条及び特許法102条2項に基づき損害
賠償金31万9063円及びこれに対する最終の特許権侵害行為の日である
平成27年5月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月25日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)25858一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (ステージの背景で動く映像を表示する装置)
被告株式会社シネ・フォーカス坂田洋一 原告株式会社スピン鈴木正勇
|
特許法100条1項 特許法102条2項 民法709条 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「ステージの背景で動く映像を表示する装置」とする
特許権の専用実施権者ないし独占的通常実施権者である原告が,被告による被
告装置1及び2の製造等が専用実施権等の侵害に当たると主張して,被告に対
し,① 特許法100条1項及び2項に基づく被告装置1及び2の製造等の差
止め及び廃棄,② 民法709条,特許法102条2項に基づく損害賠償金3
300万円及びこれに対する不法行為の日の後(訴状送達の日)である平成2
6年10月9日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10182審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (日中活動量の低下および/又はうつ症状の改善作用を有する組成物)
被告特許庁長官 原告サントリーホールディングス株式会社
|
特許法29条2項 特許法2条1項 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成17年6月30日,発明の名称を「日中活動量の低下およ
び/又はうつ症状の改善作用を有する組成物」とする発明について特許出
願(以下「本願」という。)をし,平成23年7月11日付けで拒絶理由通
知を受けたことから,同年9月15日付け手続補正書により特許請求の範
囲を補正したが,同年12月16日付けで拒絶査定を受けた。そこで,原
告は,平成24年4月10日,これに対する不服の審判を請求するととも
に,同日付け手続補正書により特許請求の範囲を補正した(以下「本件補
正」という。)(甲1,6,8~10,13)。
(2) 特許庁は,前記(1)の審判請求を不服2012-6456号事件として審
理し,平成26年6月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別
紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本
は,同月24日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成26年7月24日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を
提起した。
▶判決の詳細
|
その他
平成27年8月20日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)2839請求棄却
報酬請求事件
被告株式会社モリサワ 原告株式会社DNPハイパーテック
|
民法651条 民法651条1項 民法543条
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,原告と被告との間で締結されたライセンス契約及びサポート
契約が,当初の契約期間満了後も更新されているとして,被告に対し,更新され
た上記ライセンス契約及びサポート契約上のライセンス料支払請求権に基づき,
平成24年4月1日から平成26年3月31日までの分の年間サポート費用13
44万円及びうち672万円に対する契約上の履行期の翌日である平成24年4
月1日から,うち672万円に対する同平成25年12月1日から,各支払済み
まで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10211審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (一体形ブレードを備えたロータの加工方法)
被告特許庁長官長屋陽二郎 原告ヌオーヴォピニォーネソチエタ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年8月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成27(ネ)10040控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
控訴人有限会社宝石のエンジェル 被控訴人Y
石福ジュエリーパーツ株式会社
|
特許法100条1項 特許法70条2項
|
|
|
[概要] なお,呼称は,審級による読替えのほかは,原判決に従う。
▶判決の詳細
|