権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29184請求棄却
損害賠償等 (リーグ)
被告株式会社gloops 原告株式会社コナミデジタルエンタテインメント
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民法709条 著作権法2条1項15号 著作権法112条1項 不正競争防止法2条1項3号
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[概要] 本件は,「プロ野球ドリームナイン」というタイトルのゲーム(以下「原告
ゲーム」という。)をソーシャルネットワーキングサービス上で提供・配信し
ている原告が,別紙ゲーム目録記載のゲーム(以下「被告ゲーム」という。)
を提供・配信している被告に対して,主位的に,被告が原告ゲームを複製ない
し翻案して,自動公衆送信することによって,原告の有する著作権(複製権,
翻案権,公衆送信権)を侵害している,また,原告ゲームの影像や構成は周知
又は著名な商品等表示若しくは形態であるところ,被告ゲームの影像や構成等
は,原告ゲームの影像や構成と同一又は類似しているから,不正競争防止法(以
下「不競法」という。)2条1項1号ないし3号の不正競争に該当すると主張
して,被告に対し,著作権法112条1項又は不競法3条の規定に基づき,被
告ゲームの配信(公衆送信,送信可能化)の差止めを求めるとともに,著作権
侵害による不法行為に基づく損害賠償請求,又は不競法4条に基づく損害賠償
請求として5595万1875円及びこれに対する平成23年9月21日(訴
状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払,並びに弁護士費用相当額として260万円及びこれに対する平成24
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)18701請求棄却
損害賠償等請求事件
被告TAC株式会社
X
両名 原告ネットスクール株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法3条1項 著作権法112条1項 不正競争防止法2条4項
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[概要] 本件は,原告が,①被告らの背信的な引き抜き行為があったなどと主張して,
<ア>被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不法行為請求①」
という。)として,7137万4238円(附帯請求として訴状送達の日の翌
日である平成24年7月21日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金)の支払(請求1項のうちの一部),<イ>営業権に基づく差止請
求として,原告従業員及び原告と業務委託契約をしている第三者との接触等の
禁止(請求2項)を求めるとともに,②被告会社の簿記検定試験受験誌におい
て,原告発行の簿記検定試験受験誌が切り離し式暗記カードを付けていること
などを模倣しているから,原告の商品等表示と被告の商品等表示が同一又は類
似であり,原告の編集著作物の侵害であるなどと主張して,<ア>被告らに対し,
不法行為に基づく損害賠償請求(以下「不法行為請求②」という。)として,
458万9500円(附帯請求として上記①<ア>と同様の遅延損害金)の支払
(請求1項のうちの一部)を求めるとともに,<イ>被告会社に対し,不正競争
防止法3条1項又は著作権法112条1項に基づく差止請求として,被告会社
発行の簿記検定試験受験誌に切り離し式の暗記カードを添付する等して出版,
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不正競争
平成25年11月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)17747請求棄却
営業誹謗行為差止等請求事件
被告株式会社アイ・ティー・オー 原告コアフロント株式会社
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不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の取引先に対し原告が製造販売す
る別紙物件目録記載の商品((((以下以下以下以下「「「「本件商品本件商品本件商品本件商品」」」」というというというという。。。。))))には表示どおりの
成分が含まれていない旨の告知をしたことが不正競争防止法2条1項14号の
営業誹謗行為に該当すると主張して,同法3条1項に基づき告知及び流布の差
止めを,同法14条に基づき謝罪広告の掲載を,同法4条本文に基づき損害賠
償を,それぞれ求める事案である。
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特許権
平成25年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (洗濯機の脱水槽)
被告東芝ホームアプライアンス 原告三菱電機株式会社
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 株式会社東芝(以下「東芝」という。)は,平成7年7月20日,発明の名
称を「洗濯機の脱水槽」とする特許出願(特願平7-184351号)をし,平成
14年3月22日,設定の登録(特許第3290336号。請求項の数7)を受け
た(甲2。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 本件特許は,平成20年12月9日,東芝から東芝コンシューマエレクトロ
ニクス・ホールディングス株式会社(以下「東芝コンシューマエレクトロニクス」
という。)及び被告に一般承継により移転され,同日,特定承継による本件の一部
移転により,被告,東芝及び東芝コンシューマエレクトロニクスの共有となった
(乙1)。
本件特許は,平成23年3月3日,東芝から特定承継による本件の持分移転によ
り,被告及び東芝コンシューマエレクトロニクスの共有となった(乙1)。
(3) 原告は,平成24年8月21日,本件特許の請求項1ないし7に係る発明に
ついて,特許無効審判を請求し,無効2012-800126号事件として係属し
た。
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商標権
平成25年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10144審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ニコニコのり株式会社 原告X
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商標法50条3項 商標法50条2項 商標法2条3項1号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 本件商標(甲11,12)
商標登録番号:第1488400号の1の1
商標の構成:
指定商品:第29類「卵,食用魚介類(生きているものを除く。),冷凍野菜,
冷凍果実,肉製品,加工水産物,加工野菜及び加工果実,油揚げ,凍り豆腐,こん
にゃく,豆乳 ,豆腐,納豆,加工卵,カレー・シチュー又はスープのもと,お茶
漬けのり,ふりかけ,なめ物但し,肉製品,加工水産物(かつお節・寒天・削り
節・食用魚粉・とろろ昆布・干しのり・干しひじき・干しわかめ・焼きのりを除
く。)を除く。」
第30類「コーヒー豆,穀物の加工品,アーモンドペースト,ぎょうざ,サンドイ
ッチ,しゅうまい,すし,おでん,お好み焼き,焼きそば,たこ焼き,肉まんじゅ
う,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ,イー
ストパウダー,こうじ,酵母,ベーキングパウダー,即席菓子のもと,酒かす」
第31類「食用魚介類(生きているものに限る。),海藻類,野菜,糖料作物,果
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商標権
平成25年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10135請求棄却
行政訴訟 商標権
被告ニコニコのり株式会社 原告X
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商標法50条3項 商標法50条2項 商標法2条3項1号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
本件商標(甲11,12)
商標登録番号:第4763800号
商標の構成:
指定商品:第29類「卵,食用魚介類(生きているものを除く。),冷凍野菜,
かつお節,寒天,削り節,食用魚粉,とろろ昆布,干しのり,干しひじき,干しわ
かめ,焼きのり,加工野菜及び加工果実,油揚げ,凍り豆腐,こんにゃく,豆乳,
豆腐,納豆,加工卵,カレー・シチュー又はスープのもと,お茶漬けのり,ふりか
け,なめ物」
第30類「コーヒー豆,穀物の加工品,アーモンドペースト,ぎょうざ,サンド
イッチ,しゅうまい,すし,おでん,お好み焼き,焼きそば,たこ焼き,肉まんじ
ゅう,ハンバーガー,ピザ,べんとう,ホットドッグ,ミートパイ,ラビオリ,イ
ーストパウダー,こうじ,酵母,ベーキングパウダー,即席菓子のもと,酒かす」
商標登録出願日:平成14年8月23日
登録査定日:平成16年2月10日
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著作権
平成25年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)3677等一部認容
著作権侵害損害賠償等本訴,ブログ記事抹消等反訴請求事件
被告・反訴原告株式会社ジーオーティー
・反訴原告有限会社ジップス・ファ 原告・反訴被告F松本紘明
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著作権法115条
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[概要] 本件は,本訴において,原告・反訴被告(以下「原告」という。)が,被告・
反訴原告(以下「被告」という。)らが漫画を掲載した雑誌を編集,発行した
ことが原告の著作物の著作権及び著作者人格権を侵害すると主張して,被告ら
に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づく131万円の連帯支払,被告
株式会社ジーオーティー(以下「被告GOT」という。)に対し,著作権法1
15条に基づく謝罪広告の掲載をそれぞれ求め,反訴において,被告らが,原
告がブログに記事等を掲載したことが被告らの名誉,信用を毀損したと主張し
て,原告に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づく各100万円及びこ
れに対する不法行為の後である反訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払並びに名誉権に基づく記事等の
削除を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10066審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (脂肪族ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いた成形品)
被告特許庁長官 原告三菱レイヨン株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 160回 | 実施 | 69回 | 審決 | 30回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「脂肪族ポリエステル樹脂組成物及びそれを用いた
成形品」とする発明について,平成16年8月19日,特許出願(特願20
04-239974号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10063審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (コークス炉炭化室の診断方法)
被告特許庁長官 原告関西熱化学株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条5項 特許法36条4項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成19年7月17日,名称を「コークス炉炭化室の診断方法」と
する発明について原出願日を平成14年4月26日としてした特許出願(特願20
02-126661号。国内優先権主張:平成13年10月9日。以下「原出願」
という。)について分割出願をし(特願2007-186219号。以下「本件出願」
という。),平成23年1月13日付け手続補正書により特許請求の範囲の請求項
及び2等について補正をしたが,平成23年4月14日付けで拒絶査定を受けたこ
とから,同年7月15日,これに対する不服の審判を請求した(甲1の1~3,甲
2,3の1~4,甲6,9,10)。
特許庁は,前記 の審判請求を不服2011-15352号事件として審理
し,平成25年1月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下
「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年2月5日,原告に送達された。
原告は,平成25年3月5日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起し
た。
2 特許請求の範囲の記載
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)32528請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告三菱重工印刷紙工機械株式会社飯塚暁夫 原告株式会社東京機械製作所鈴木雅人
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特許法29条1項3号 特許法36条5項2号 特許法100条1項 特許法36条4項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告による別紙被告製品目録1記載(1)~
(9)の各ガイドローラー(以下,それぞれを「被告製品(1)」,「被告製品
(2)」などといい,これらを「被告製品1」と総称する。)及び被告製品2
の製造,販売及び販売の申出が原告の有する2件の特許権の侵害に当たる旨
主張して,特許法100条1項に基づき被告製品2の製造等の差止めを求め
るとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償金の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)3341請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告竹内工業株式会社鷹見雅和 原告北川工業株式会社仁田陸郎
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特許法100条1項 特許法70条2項 特許法104条の3 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告による被告製品の製造,販売等が原告
の特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項及び2項に基づき,
被告製品の製造等の差止め及び廃棄を求める訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10002控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (使い捨て紙おむつ)
控訴人大王製紙株式会社
エリエールプロダクト株式会社 被控訴人ユニ・チャーム株式会社
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[概要] 1 本件は,いずれも発明の名称を「使い捨て紙おむつ」とする特許権(特許第
4197179号(以下「本件第1特許」という。)及び特許第446332
2号(以下「本件第2特許」という。))を有する控訴人らが,被控訴人が製
造・販売する紙おむつは,本件第1特許の特許請求の範囲の請求項1及び3記
載の各発明並びに本件第2特許の特許請求の範囲の請求項1記載の発明の技術
的範囲に属しており,その紙おむつの製造・販売は上記各特許権を侵害すると
主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案であ
る。原審は,上記紙おむつは,上記各発明の技術的範囲に属しないとして,控
訴人らの請求をいずれも棄却した。控訴人らは,原審の判断のうち,本件第1
特許に係る特許権の侵害に基づく請求を棄却した部分のみを不服として,上記
の裁判を求めて控訴を提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10001控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (使い捨て紙おむつ)
控訴人大王製紙株式会社
エリエールプロダクト株式会社 被控訴人ユニ・チャーム株式会社
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民事訴訟法157条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「使い捨て紙おむつ」とする特許権(特許第4198
313号)を有する控訴人らが,被控訴人が製造・販売する紙おむつは同特許
の特許請求の範囲の請求項1及び3記載の各発明の技術的範囲に属しており,
その紙おむつの製造・販売は上記特許権を侵害すると主張して,被控訴人に対
し,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案である。原審は,上記紙おむ
つは,上記各発明の技術的範囲に属しないとして,控訴人らの請求をいずれも
棄却したため,控訴人らが,上記の裁判を求めて控訴した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10134審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告株式会社バイオセレンタック 原告コスメディ製薬株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法29条 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経
皮吸収製剤保持用具」とする特許第4913030号(2006年1月30日
国際出願(パリ条約による優先権主張2005年1月31日,2005年10
月11日),平成24年1月27日設定登録。以下「本件特許」という。請求
項の数は21であり,以下,これらの発明を総称して「本件各発明」とい
う。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10018審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (薬剤中におけるアミジン基を有する活性物質の生物学的利用率の向上)
被告特許庁長官 原告ドリッテパテントポルトフォーリオエムベーハーウントコー.カーゲー
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか,弁論の全趣旨によ
り認められる。)
原告は,発明の名称を「薬剤中におけるアミジン基を有する活性物質の生物
学的利用率の向上」とする発明について,2007年7月10日に国際出願
(パリ条約による優先権主張 2006年7月21日)をし,特許庁は,これ
を特願2009-519786号(以下「本願」という。平成21年12月2
5日付け手続補正後の特許請求の範囲の請求項の数は8である。)として審査
した結果,平成22年1月20日に拒絶査定をした。原告は,同年5月24日,
これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10188審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成23年11月1日,「美ら島」(標準文字)からなり,第29類「乳
製品」,第30類「茶,コーヒー及びココア」及び第32類「清涼飲料,果実飲料」
を指定商品とする商標(以下「本願商標」という。)について商標登録出願をしたが,
平成24年7月4日付けで,拒絶査定を受け,不服審判請求(不服2012-19
738号)をした。特許庁は,平成25年5月28日,本件審判の請求は成り立た
ない旨の審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同年6月7日,原告に送
達された。
2 審決の概要
審決の理由は,別紙審決書写に記載のとおりである。審決は,要するに,「美ら島」
は,沖縄を称する語として理解され,本願商標をその指定商品について使用する場
合,これに接する取引者・需要者は,これらの商品が「沖縄県産であること」又は
「沖縄県産の原材料を用いたものであること」と理解し,商品の産地又は品質を表
したものとして認識するものであって,沖縄県産又は沖縄県産の原材料を用いた商
品に用いた場合には商標法3条1項3号に,それ以外の商品に用いた場合には同法
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10093審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイコトキシンの生成抑制方法)
被告特許庁長官 原告日本曹達株式会社
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「マイコトキシンの生成抑制方法」とする発明について,
2006年3月29日を国際出願日として,特許出願(特願2007-51279
6。優先権主張:2005年3月31日,日本。以下「本願」という。)をしたが,
拒絶査定を受け,平成23年2月2日付けで不服審判請求(不服2011-248
7号事件)をするとともに,同日付けで,特許請求の範囲の変更等を内容とする手
続補正(以下「本件補正」という。)をした。これに対して,特許庁は,平成25年
2月18日,審判請求は成り立たない旨の審決(以下「審決」という。)をし,その
謄本は,同年3月5日,原告に送達された。
2 本件補正後の本願の請求項8に係る発明(以下「補正発明」という。)は,次
のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10254審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項6号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成24年8月15日,「お客様第一主義の」(標準文字)からなり,別
紙「指定役務目録」記載のとおりの役務を指定役務とする商標(以下「本願商標」
という。)の商標登録出願をしたが,同年12月25日,拒絶査定され,不服審判請
求(不服2013-5424号事件)をした。これに対して,特許庁は,平成25
年7月30日,不服審判請求は成り立たない旨の審決(以下「審決」という。)をし,
その謄本は,同年8月12日,原告に送達された。
2 審決の概要
審決の理由は,別紙「審決書写」記載のとおりである。審決は,要するに,本願
商標は,「お客様第一主義の」に続く語が省略された構成からなるものであるとして
も,「お客様第一主義」の文字が強く印象され,自他識別標識としての機能を果たし
得ないものであり,需要者が何人かの業務に係る役務であることを認識することが
できない商標であるとして,商標法3条1項6号に該当するとした。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10058控訴棄却
未払著作権料請求控訴事件
控訴人P2
P3
P4
ら 被控訴人株式会社なうデータ研究所
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[概要] 以下,控訴人(原審原告)を「控訴人」と,被控訴人(原審被告)を「被控訴
人」といい,原判決における「原告」を「控訴人」と,「被告」を「被控訴人」と
する(本判決において,原則として,原判決で用いられた略語を使用する。)。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (皮膚用剤)
被告特許庁長官 原告有限会社大長企画
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特許法41条
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実施 | 24回 | 審決 | 15回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「皮膚用剤」とする発明について,平成14年10月18
日に特許出願をし(特許法41条に基づく優先権主張 平成13年10月31日,
平成14年2月20日,同年10月7日。以下「本願」という。)(甲1),平成
21年4月7日,拒絶査定を受け,同年8月10日,拒絶査定不服審判を請求し
(不服2009-14415号事件)(甲9),平成24年7月11日,特許請求
の範囲の変更を含む手続補正を行った(以下,同補正後の本願に係る明細書を「本
願明細書」という。)(甲12)。特許庁は,平成24年12月11日,請求不成
立の審決(以下「審決」という。)を行い,審決書謄本は,平成25年1月7日,
原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成24年7月11日付け手続補正がされた後の,本願に係る特許請求の範囲の
請求項1は,以下のとおりである(以下,請求項1に係る発明を「本願発明」とい
う。)(甲12)。
「【請求項1】A.シムノールまたはシムノール硫酸エステル
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10282審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (髄内釘)
被告特許庁長官 原告ジンテーズゲゼルシャフトミト
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審決 | 14回 | 刊行物 | 11回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
発明の名称を「髄内釘」とする発明について,平成15年10月21日に国際出
願がされ(以下「本願」といい,本願に係る明細書を「本願明細書」という。),
平成22年3月19日,特許請求の範囲を変更する旨の手続補正が行われたが(甲
7),同年8月16日,拒絶査定された(甲9)。これに対し,原告は,拒絶査定
不服審判(不服2010-27835号事件)を請求し(甲10),特許庁は,平
成24年3月27日,請求不成立の審決(以下「審決」という。)をし(甲11),
その謄本は,同年4月6日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本願に係る,平成22年3月19日付け手続補正後の特許請求の範囲の請求項1
は,以下のとおりである(以下,請求項1に係る発明を「本願発明」という。)
(甲7)。
「特に脛骨用の髄内釘(1)であって,近位端部(2)と,髄腔への導入に適し
た遠位端部(3)と,中心軸(6)とを有し,
A)200~500mmの範囲の全長Lを有し,かつ
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33474請求棄却
損害賠償請求事件 (食品類を内包した白カビチーズ製品及びその製造方法)
被告株式会社明治
明治ホールディングス株式会社栗宇一樹 原告雪印メグミルク株式会社清水亘
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[概要] 本件は,発明の名称を「食品類を内包した白カビチーズ製品及びその製造方
法」とする特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告株式
会社明治(以下「被告明治」という。)による別紙被告製品目録記載のカマン
ベールチーズ製品(以下「被告製品」という。)の製造販売等が本件特許権の
侵害に当たり,かかる侵害行為を被告明治ホールディングス株式会社(以下
「被告明治ホールディングス」という。)が教唆ないし幇助しているとして,
被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償(一部請求)及びこれに対する不法
行為後の日である平成24年12月3日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)30933一部認容
民事訴訟 商標権
被告株式会社エスコム 原告一般社団法人情報機器
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商標法38条2項 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 原告の会員であった被告が会費を支払
わないと主張して,未払会費15万円及びこれに対する弁済期の翌日である平
成22年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求め,(2) 被告が販売する2本のソフトウェアの包装やインターネ
ット上の広告に原告のロゴマーク等を表示するなどした行為が情報機器内のデ
ータ消去の認証等についての原告の商標権を侵害する,仮にこれが認められな
いとしても,原告の周知の商品表示と同一若しくはこれに類似する商品表示を
使用して原告の商品と混同を生じさせ,又は被告のソフトウェアの品質,内容
について誤認させるような表示をしたと主張して,民法709条又は不正競争
防止法4条に基づく損害賠償として,主位的に商標法38条2項又は不正競争
防止法5条2項によりソフトウェア1本当たり596万円のうち400万円,
予備的に商標法38条3項又は不正競争防止法5条3項によりソフトウェア1
本当たり122万5000円と商標法38条4項又は不正競争防止法5条4項
によるソフトウェア1本当たりの慰謝料277万5000円の400万円,合
計800万円及びこれに対する不法行為の日の後である平成23年1月1日か
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)13598一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告乙 原告甲
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著作権法112条 著作権法115条 著作権法27条 著作権法112条1項
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[概要] 本件は,漫画家である原告が,映画プロデューサー,映画監督等として活動
している被告に対し,被告の製作・監督に係る短編映画「帰省」(以下「本件
映画」という。)について,原告の許諾なく,原告の短編漫画である「彼女の
告白」(以下「本件漫画」という。)を映画化し,映画祭において上映したな
どと主張して,①著作権(二次的著作物に係る上映権)侵害のおそれを理由と
する著作権法112条に基づく差止・廃棄請求として,本件映画の上映禁止,
本件映画が記録された映画フィルム及び電磁的記録媒体の廃棄,②著作権(翻
案権)及び著作者人格権(氏名表示権・同一性保持権)侵害を理由とする不法
行為に基づく損害賠償請求として,118万8000円(許諾料相当額8万円,
慰謝料100万円及び弁護士費用10万8000円の合計額。また,附帯請求
として訴状送達の日の翌日である平成25年6月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金を含む。)の支払,③著作者人格権(氏名
表示権・同一性保持権)侵害を理由とする同法115条に基づく名誉回復等の
措置請求として,被告の運営するウェブページ等において,別紙謝罪文目録記
載の文章の掲載を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10033審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (パソコン等の器具の盗難防止用連結具)
被告有限会社ケイ・ワイ・ティ 原告サンワサプライ株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条の2 特許法36条項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成12年5月12日,発明の名称を「パソコン等の器具の盗難防
止用連結具」とする特許出願をし(特願2000-139328号。甲7),平成1
6年5月28日,設定の登録(特許第3559501号)を受けた(請求項の数5。
甲31。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成23年12月7日,本件特許に係る発明の全てである請求項1
ないし5に係る発明について特許無効審判を請求し,無効2011-800253
号事件として係属した(甲37)。
被告は,平成24年3月8日,本件特許に係る請求項1,2及び5等につい
て訂正を請求した(甲35,36。以下「本件訂正」という。)。
特許庁は,平成24年12月17日,「訂正を認める。本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,平成2
5年1月8日,原告に送達された。
原告は,平成25年2月5日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (栄養剤,消化器剤)
被告特許庁長官川上美秀 原告有限会社大長企画
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特許法39条1項 特許法29条2項
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実施 | 26回 | 審決 | 18回 | 刊行物 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,拒絶査定不服審判不成立審決の取消訴訟である。争点は,①後記本願発
明の容易想到性判断の誤りの有無及び②後記本願発明と先願発明との同一性判断の
誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10103審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (誘導結合プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法(平成23年9月1日付け補正により「誘導結合プラズマ処理装置,誘導結合プラズマ処理方法およびコンピュータ読取り可能な記憶媒体)
被告特許庁長官神悦彦 原告東京エレクトロン株式会社丸山幸雄
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶審決の取消訴訟である。争点は,補正についての独立特許
要件の有無,補正前発明について進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10081審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光表示装置用電源供給装置および発光表示装置)
被告特許庁長官田部元史 原告三星ディスプレイ株式會社松本一騎
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[概要] 本件は,特許出願拒絶審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10438審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (連続的灌流および交互接線流による細胞培養の方法)
被告特許庁長官小川慶子 原告ディーエスエムアイピーアセッツ
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特許法159条2項 特許法29条2項
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刊行物 | 118回 | 審決 | 38回 | 実施 | 12回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,拒絶査定不服審判不成立審決の取消訴訟である。争点は,①後記の本願
発明と刊行物1発明との相違点判断の誤りの有無及び②手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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その他
平成25年11月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)36238一部認容
民事訴訟 その他
被告株式会社MCP山本さやか 原告メディカル・ケア・
MCP株式会社舩坂芳紀
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不正競争防止法3条1項
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[概要] 本件は,原告らが,被告に対し,被告が原告らの周知の営業表示と類似する
営業表示を使用して,原告らの営業と混同を生じさせていると主張して,不正
競争防止法3条1項,2条1項1号に基づき,①「メディカルケアプランニン
グ」又は「MEDICAL CARE PLANNING」(小文字の表記を
含む。)の名称の使用,②被告の商号(以下「被告商号」という。)及び「M
CP」の文字を含む標章の使用,並びに③別紙標章目録(2)記載の標章(以下
「被告標章」という。)の使用の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10054控訴棄却
特許を受ける権利帰属確認請求控訴事件
被告)新日鐵住金株式会社橋口尚幸 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)新日鐵住金株式会社橋口尚幸
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[概要] 1 本件は,被控訴人・株式会社日鐵テクノリサーチ社(テクノリサーチ社)間
の覚書に基づいて,同社が職務発明規定(本件発明考案規定)により控訴人から承
継したとして特許を受ける権利に係る本件各発明について特許出願をしたことにつ
いて,テクノリサーチ社の従業員であった控訴人が,本件各発明は控訴人による自
由発明に当たると主張して,被控訴人に対し,控訴人に特許を受ける権利の属する
ことの確認を求めた訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10053審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (関節補綴具及びその補綴部材のためのネジ用工具の使用)
被告特許庁長官 原告スウェマックオルトパエディ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「関節補綴具及びその補綴部材のためのネジ用工具
の使用」とする発明について,平成18年(2006年)2月13日(優先
権主張日平成17年(2005年)2月16日,優先権主張国スウェーデン)
を国際出願日とする特許出願(特願2007-555056号。以下「本願」
という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社インディアン
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商標法4条1項11号 商標法4条1項7号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成14年12月27日,別紙本願商標目録記載の構成からなり,
第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装
用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品とする商標(以下「本願商標」
という。)の登録出願(商願2002-111431)をした(乙1)。
(2) 原告は,平成18年3月29日付けの手続補正書により,指定商品を第25
類「被服」(以下「本件指定商品」という。)と補正した(乙2)。
(3) 原告は,平成22年12月3日付けの拒絶査定を受けたので,平成23年4
月8日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8691確認
著作権確認等請求事件
被告有限会社東京サウンドシティ企画 原告OことP
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著作権法2条1項6号 民法87条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①原告の歌唱を録音したCDについてのレ
コード製作者の権利を有することの確認,②レコード製作者の権利又は所有権
に基づき,マスターCDの引渡し,③原告が立て替えた伴奏代金20万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日である平成24年7月14日から支払済みま
で年5分の割合による遅延損害金の支払,を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (コンタクト情報の要求を非公開加入者に通知するシステムと方法)
被告特許庁長官小曳満昭 原告モバイル・サーチ・セキュリテイ・エルエルシー吉澤弘司
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[概要] 本件は,拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)26745請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (水準器)
被告株式会社アカツキ製作所 原告株式会社エビス
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特許法102条1項 商標法38条3項 商標法38条1項
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[概要] 本件は,水準器に関する特許権及び測定機械器具等についての商標権を有す
る原告が,主位的に,被告が製造販売した水準器が原告の特許権の特許発明の
技術的範囲に属すると主張し,予備的に,被告が水準器の包装に付した標章が
原告の商標権の登録商標に類似すると主張して,被告に対し,不法行為に基づ
く損害賠償として,特許法102条1項若しくは商標法38条1項による損害
1176万円又は特許法102条3項若しくは商標法38条3項による損害1
90万7120円及び上記各金員に対する不法行為の日の後であり訴状送達の
日の翌日である平成23年9月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10068審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化物半導体の成長方法及び窒化物半導体素子)
被告日亜化学工業株式会社牧野知彦 原告三洋電機株式会社上野潤一
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,容易
想到性の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年11月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)9900請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会ジタルリッシサー 原告X
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲げていない事実は当事者間に争いがない。なお,書証
の枝番号は特に記載しない限り省略する。)
(1) 当事者
原告は,「X1」の名称を使用して,発明関連書籍の著作を行っている(以
下,X1が名宛人になっているものについても,原告を指すものとして扱う。)。
被告は,デジタルコンテンツデータに基づく書籍等の製造・販売等を業とす
る株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10086審決取消訴訟
審決取消請求事件 (階段化されたオブジェクト関連の信用決定)
被告特許庁長官田中秀人 原告マイクロソフトコーポレーション谷義一
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特許法29条2項
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刊行物 | 165回 | 審決 | 101回 | 実施 | 12回 | 無効 | 4回 |
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[概要] 本件は,拒絶査定不服審判不成立審決の取消訴訟である。争点は,①本願発明と
引用発明との相違点認定の誤り([1]引用発明認定の誤り,[2]本願発明と引用発明
との対比の誤り,[3]本願発明と引用発明との一致点認定の誤り,[4]本願発明と引
用発明との相違点認定の誤り),②本願発明の容易想到性判断の誤り([1]相違点判
断の誤り,[2]発明の効果判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10084審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社メディカ出版井上周一 原告株式会社医学出版
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商標法51条1項 不正競争防止法3条
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[概要] 本件は,原告が有する下記商標登録(本件商標)について,被告が行った商標法
51条1項に基づく商標登録取消審判請求に対し,特許庁がこれを認容する審決を
したことから,原告がその審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10047控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人日本ミユウ株式会社 被控訴人株式会社エクセノヤマミズ
株式会社中一
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,①被控訴人らによる船舶用油槽洗浄
機「MBT-30型機」の製造販売が,控訴人と被控訴人株式会社エクセノヤ
マミズ(以下「被控訴人ヤマミズ」という。)ほか1社間の昭和46年4月1
日付け契約及び控訴人と被控訴人株式会社中一(以下「被控訴人中一」という。)
間の同日付け契約の各債務不履行に当たる旨主張し,債務不履行に基づく損害
賠償(平成19年10月27日から平成23年6月30日までの損害分)とし
て454万7840円及び遅延損害金の連帯支払を,②被控訴人らによる船舶
用油槽洗浄機「MST-30XL型機」の製造販売が,第2契約の債務不履行
に当たり,また,控訴人ないし控訴人代表者が開発した船舶用油槽洗浄機の設
計を盗用する違法な行為として共同不法行為を構成する旨主張し,債務不履行
又は共同不法行為に基づく損害賠償(上記期間の損害に係る分)として,45
06万7000円の一部請求である100万円及び遅延損害金の連帯支払を,
さらに,上記②との選択的請求として,③被控訴人らが控訴人の周知の商品等
表示である「MST-30」の名称を使用してMST-30XL型機を販売す
る行為が不正競争防止法2条1項1号所定の不正競争に該当する旨主張し,同
▶判決の詳細
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商標権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10142審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項6号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成24年1月22日,「ECOLIFE」の欧文字を標準文字で
表してなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を第36類「エ
ネルギー消費量から炭酸ガス排出量を自動計算して表示することが可能な建物の管
理,エネルギー消費量から炭酸ガス排出量を自動計算して表示することが可能な建
物の貸借の代理又は媒介,エネルギー消費量から炭酸ガス排出量を自動計算して表
示することが可能な建物の貸与,エネルギー消費量から炭酸ガス排出量を自動計算
して表示することが可能な建物の売買,エネルギー消費量から炭酸ガス排出量を自
動計算して表示することが可能な建物の売買の代理又は媒介,エネルギー消費量か
ら炭酸ガス排出量を自動計算して表示することが可能な建物の鑑定評価,エネルギ
ー消費量から炭酸ガス排出量を自動計算して表示することが可能な建物の情報の提
供」(同年2月21日提出の手続補正書により補正されたもの。以下「本件指定役
務」という。)として,商標登録出願(商願2012-3476号。ただし,平成
22年9月30日を出願日とする商願2010-76702号を原出願とする分割
出願。)をしたが,平成24年5月24日付けで拒絶査定を受けたので,同年6月
▶判決の詳細
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意匠権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10160請求棄却
行政訴訟 意匠権
被告特許庁長官 原告日本テトラパック株式会社
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意匠法3条2項 意匠法2条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成22年12月7日,意匠に係る物品を「包装容器」とし,意匠
の形態を別紙審決書の写しの「別紙第1」のとおりとする意匠(以下「本願意匠」
という。)に係る意匠登録出願(意願2010-29180号)をした(甲1)。
特許庁は,平成24年5月30日付けで拒絶査定をしたため,原告は,同年8月
25日,これに対する不服の審判を請求した(甲4,5)。
(2) 特許庁は,これを不服2012-16582号事件として審理し,平成25
年4月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審
決」という。)をし,その謄本は,同年5月10日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成25年6月7日,本件審決の取消しを求める訴えを提起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10303審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子の製造方法)
被告三洋電機株式会社 原告日亜化学工業株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条 特許法44条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年3月24日,発明の名称を「窒化物系半導体素子の製造
方法」とする特許を出願(特願2008-76844。出願日を平成15年3月1
9日とする特願2003-74966号(国内優先権主張日:平成14年3月26
日,以下「原々出願」という。)の分割出願である,出願日を平成18年12月25
日とする特願2006-348161号(以下「原出願」という。)の分割出願)し,
平成20年9月5日に設定登録(特許第4180107号)された(甲1。請求項
の数10。以下「本件特許」といい,その明細書(甲1)を「本件明細書」という。)。
(2) 原告は,平成23年10月7日,本件特許について特許無効審判を請求し,
特許庁に無効2011-800203号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10302審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化物系半導体素子)
被告三洋電機株式会社 原告日亜化学工業株式会社
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審決 | 57回 | 進歩性 | 17回 | 新規性 | 13回 | 優先権 | 9回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成15年3月19日,発明の名称を「窒化物系半導体素子」とす
る特許を出願し(特願2003-74966号,国内優先権主張日:平成14年3
月26日),平成19年3月30日に設定登録(特許第3933592号)された(甲
1。請求項の数8。以下「本件特許」といい,その明細書(甲1,49)を「本件
明細書」という。)。
(2) 原告は,平成23年10月7日,本件特許について特許無効審判を請求し,
特許庁に無効2011-800202号事件として係属した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年11月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)22013等請求棄却
商品形態模倣行為差止等請求事件
被告株式会社チユチユアンナ 原告プロエフこと
プロエフこと
株式会社Cryltd.
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条4項 不正競争防止法5条1項 著作権法27条
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[概要] 以下,原告X1を「原告X1」,原告X2を「原告X2」,原告株式会社C
ry ltd.を「原告クライ」という。また,原告X1及び原告X2を併せ
て「プロエフ」という場合がある。
本件は,原告らが,被告に対し,被告が別紙原告商品目録記載の商品(以下
「原告商品」という。)の形態を模倣した別紙被告商品目録記載の商品(以下
「被告商品」という。)を販売しているなどと主張して,①不正競争防止法3
条1項に基づく差止請求として被告商品の譲渡等の禁止,②同条2項に基づく
廃棄請求として被告製品の廃棄,③同法4条に基づく損害賠償請求として,㋐
原告X1及び原告X2につき各654万5750円,㋑原告クライにつき67
3万6200円(いずれも附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成24
年9月4日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支
払,④同法14条に基づく信用回復の措置請求として訂正広告を求めた事案で
ある(参加人は,同法2条1項3号の請求主体の地位を原告X1及び原告X2
から承継したなどと主張して,上記①と同様の請求をしている。)。
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特許権
平成25年11月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(行コ)10003控訴棄却
行政事件訴訟法に基づく無効確認請求控訴事件 (放電焼結装置)
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人特許庁岩舘裕矢
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特許法114条2項 特許法113条2号
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[概要] 1 訴訟の概要
本件は,控訴人が,特許庁を被告(被控訴人)にし,控訴人を特許権者とし発明
の名称を「放電焼結装置」とする特許第2640694号(平成2年9月18日出
願,優先権主張平成2年2月2日・日本,平成9年5月2日設定登録)についての
平成10年異議第70682号事件につき,平成13年7月4日,平成15年法律
第47号による削除前の特許法114条2項に基づきされた上記特許の請求項1か
ら3までに係る特許を取り消すとの決定(本件取消決定)が,違法であるとして,
同決定の無効確認を求めた事案である。
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特許権
平成25年11月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (餅)
被告越後製菓株式会社末吉亙 原告たいまつ食品株式会社
マルシン食品株式会社
株式会社丸一オザワ八掛順子
ら
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項 特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効不成立審決の取消訴訟である。争点は,①発明未完成,②実
施可能要件違反,③明確性要件違反である。
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特許権
平成25年11月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (餅)
被告越後製菓株式会社末吉亙 原告たいまつ食品株式会社
マルシン食品株式会社
株式会社丸一オザワ八掛順子
ら
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法29条1項 特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効不成立審決の取消訴訟である。争点は,①発明未完成,②実
施可能要件違反,③明確性要件違反である。
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特許権
平成25年11月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10377審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (核酸の増幅法およびこれを利用した変異核酸の検出法)
被告独立行政法人理化学研究所渡辺光
株式会社ダナフォーム 原告栄研化学株式会社安國忠彦
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,容易
想到性の有無である。
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著作権
平成25年11月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)37319一部認容
民事訴訟 著作権
被告財団法人世界聖典普及協会 原告公益財団法人生長の家社会事業団
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著作権法112条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 被告によるカセットテープの複製,頒布
について,主位的に,著作権使用契約に基づき,昭和61年8月から平成23
年10月までの印税合計2098万8000円及び各印税に対する支払時期
の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,予
備的に,原告の著作物の著作権を侵害するとして,著作権法112条に基づき,
カセットテープの頒布の差止及びその廃棄並びに不法行為による損害賠償請
求権に基づき,平成23年10月までに受けた損害2250万円,弁護士費用
相当損害金200万円合計2450万円及びこれに対する訴状送達の日の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,又は,
被告が法律上の原因なく利得し,そのために原告に損失を及ぼしたとして,不
当利得返還請求権に基づき,平成23年10月までの被告の利得2250万円
及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求め,(2) 被告によるコンパクト・ディスク
の販売について, 表示が著作権使用契約により定められたものと異なるとし
て,同契約に基づき,その表示(訴状別紙「表示」に「1986」とあるのは,そ
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特許権
平成25年11月6日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10035控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (回転歯ブラシの製造方法及び製造装置)
控訴人(第1審被告)株式会社STBヒグチ 被控訴人(第1審原告)YT・WorldCompany
(第1審原告)株式会社
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「回転歯ブラシの製造方法及び製造装置」とする特許
(特許番号 特許第3981290号)の特許権者である被控訴人Y(以下
「被控訴人Y」という。)及びその独占的通常実施権者である被控訴人株式会
社T・World Company(以下「被控訴人T・World」という。)が,控訴人による
歯ブラシの製造及び販売が上記特許に係る特許権(以下「本件特許権」とい
う。)を侵害するとして,以下の各請求をする事案である。
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