権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成22年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)36307請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (空気浄化用シートおよびその製造方法)
被告太陽工業株式会社 原告株式会社アイワ
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特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「空気浄化用シートおよびその製造方法」とする発
明の特許権者である原告が,被告が別紙物件目録記載の製品(以下「被告製
品」という。)を製造及び販売する行為が,原告の有する特許権の侵害に当
たる旨主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,被告製品の製
造,譲渡等の差止めを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ラベル帳票)
被告サンエイ株式会社 原告小林クリエイト株式会社
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[概要] 1 当事者間に争いのない事実等
(1) 本件特許
原告は,発明の名称を「ラベル帳票」とする特許第3960552号の特
許(以下「本件特許」という。)の特許権者であり,本件特許は,平成15年
10月29日に出願され,平成19年5月25日に設定登録されたものであ
る。
(2) 審決に至る経緯
被告は,平成21年7月3日,特許庁に対し,本件特許を無効にすること
について審判(無効2009−800145号)を請求した。特許庁は,平
成22年2月5日,「特許第3960552号の請求項1及び2に係る発明に
ついての特許を無効とする。」との審決(以下,単に「審決」という。)をし
た。審決謄本は,平成22年2月17日,原告に送達された(弁論の全趣旨)。
2 特許請求の範囲の記載
本件特許に係る特許請求の範囲の請求項1及び2の各記載は,次のとおりで
ある(甲26。以下,これらの請求項に係る発明を項番号に対応して,「本件発
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (被覆ベルト用基材)
被告特許庁長官 原告アルバニーインターナショナルコーポ
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成12年8月21日(パリ条約による優先権主張平成11年8月
25日,米国(US)),発明の名称を「被覆ベルト用基材」とする発明につ
いて,特許出願(甲1。特願2000−249815。以下「本願」とい
う。)をしたが,平成18年1月12日付けで拒絶理由が通知され,同年4月
14日付けで手続補正書を提出したが(甲5。以下「本件補正1」という。),
同年5月11日付けで拒絶理由(最後)が通知された。
原告は,同年10月17日付けで拒絶査定を受け,平成19年1月16日,
拒絶査定不服審判(不服2007−1438号事件)を請求するとともに,同
月24日付けで手続補正書を提出した(甲11。以下「本件補正2」とい
う。)。特許庁は,平成21年10月14日,本件補正2を却下した上,「本
件審判の請求は,成り立たない。」とする審決(以下「審決」という。)をし,
その謄本は,同月26日,原告に送達された。
本願の願書に最初に添付された明細書を「当初明細書」,当初明細書又は図
面を「当初明細書等」ということがある。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10117審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (自動装着機の作動方法,自動装着機,自動装着機用の交換可能なコンポーネント,並びに自動装着機と交換可能なコンポーネントとからなるシステム)
被告特許庁長官 原告ジーメンスエレクトロニクスアセンブリーンクテルハフツングウントコンパニーコマ
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特許法17条の2 特許法50条 特許法29条2項 特許法159条2項
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審決 | 45回 | 進歩性 | 22回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本訴において審決取消が請求された拒絶査定不服審判(不服2005−23
26号事件)に係る特許出願は,平成12年(2000年)4月3日,国際出
願された(優先権主張 平成11年(1999年)4月30日 ドイツ連邦共
和国,特願2000−614793号,以下「本願」という 。。)
本願は,発明の名称を「自動装着機の作動方法,自動装着機,自動装着機用
の交換可能なコンポーネント,並びに自動装着機と交換可能なコンポーネント
とからなるシステム」とし,平成12年11月9日,国際公開され(WO00
/67544 ,平成14年12月17日,国内公表された(特表2002−)
543602号,甲12,国内公表時の請求項の数は14であった 。。)
本願については,平成13年10月30日付けで特許協力条約34条補正の
翻訳文提出書が提出され(甲13 ,平成16年5月17日付けで拒絶理由通)
知が送付され(甲5 ,同年10月21日付けで願書に添付した明細書につい)
ての手続補正がされるとともに(甲7)意見書が提出されたが(甲6 ,同年)
11月10日付けで拒絶査定された(甲8 。)
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著作権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10057控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人有限会社ベストウエーブ
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民法709条
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[概要] 本件は,原判決別紙物件目録記載のCD(以下,原判決別紙物件目録記載1
「 」 。) ,ないし4のCDを総称して 本件各CD という のレコード製作者であり
本件各CDの複製盤を販売する際のプラスチックケースに入れられるジャケッ
ト(表紙 ,バック(裏表紙 ,サイド(側面紙)及びレーベル(CD盤表面の) )
記載 (以下,これらを総称して「本件ジャケット等」という )についての著) 。
作権者である控訴人(原審原告。以下「原告」という )が,被控訴人(原審。
被告。以下「被告」という )が無断で本件各CD及び本件ジャケット等を複。
製・販売し,本件CDにつき原告の著作隣接権(レコード製作者の複製権及び
譲渡権)及び本件ジャケット等につき原告の著作権(複製権及び譲渡権)を侵
害したとして,民法709条に基づき,損害賠償510万円及びこれに対する
被告による最後の不法行為の日である平成19年12月18日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10049控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人アテンションシステム株式会社 被控訴人パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 原審の経緯等
以下,略語については,当裁判所も原判決と同一のものを用いる。
本件の原審は,控訴人(1審原告。以下「原告」という。)が,被控訴人(1
審被告。以下「被告」という。)に対し,被告製品の製造販売等が原告の有す
る本件特許権を侵害することを理由として,特許法100条1項に基づき被告
製品の製造販売等の差止めを,同条2項に基づき被告製品の廃棄を,民法70
9条の不法行為損害賠償請求権に基づき損害金9600万円及びこれに対する
本件訴状送達日の翌日である平成22年1月28日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求めた事案である。
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10050審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (バチルス・リチェニフォルミス(BacillusLicheniformis)PWD-1のケラチナーゼをコードしているDNA)
被告特許庁長官 原告ノース・キャロライナ・
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成7年5月5日(国際出願日),発明の名称を「バチルス・リチ
ェニフォルミス(Bacillus Licheniformis)PWD-1 のケラチナーゼをコードし
ているDNA」とする発明につき,特許出願(パリ条約による優先権主張19
94年(平成6年)5月27日,米国。以下「本願」という。)をしたが,平
成18年2月13日付けで拒絶査定を受け,同年5月22日,これに対する審
判請求をした(不服2006−10472号事件)。
特許庁は,平成21年10月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決をし(付加期間90日),その謄本は同月20日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成8年11月27日付けで提出された補正書の翻訳文による補正後の特許
請求の範囲の請求項1は,下記のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10024審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
被告株式会社三共 原告日本電動式遊技機特許株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,平成10年6月18日,発明の名称を「遊技機」とする発明につい
て,特許出願をし(特願平10−188142号),平成11年3月5日,特許
権の設定登録を受け(特許第2896369号。以下「本件特許」という。),
その後,平成12年7月7日,特許異議手続において,訂正請求を行った(以
下,平成12年7月7日付けの訂正明細書を「本件基準明細書」という。)。原
告は,平成21年5月14日,本件特許について特許無効審判請求をし(無効
2009−800093号),被告は,同年8月27日付けで訂正請求をした(以
下「本件訂正」という。)。特許庁は,平成21年12月15日,「訂正を認める。
本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下,単に「審決」という。)
をし,その審決の謄本は,同月28日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲の記載
(1) 本件基準明細書の特許請求の範囲の記載は,次のとおりである。
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商標権
平成22年10月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)9548等一部認容
損害賠償等請求本訴事件,損害賠償請求反訴事件
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民法506条2項
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商標権 | 39回 | 損害賠償 | 19回 | ライセンス | 14回 | 実施 | 4回 |
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[概要] 1(1) 本訴事件は,本訴原告(反訴被告。以下「原告」という。)が,本訴被告
(反訴原告。以下「被告」という。)に対し,
ア 携帯電話の内部メモリ編集ソフトの開発・販売に関する契約(以下「本
件契約」という。)に基づき被告が販売した製品(携帯マスター17)に
係る未払ロイヤリティ(279万1058円及びうち233万2890円
に対する弁済期の翌日である平成18年12月16日から,うち45万8
168円に対する弁済期の翌日である平成19年1月16日から,各支払
済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金)の支払(請求1
(1)),
イ 原告と被告との間で締結した日本電気株式会社(以下「NEC」とい
う。)向け製品(携帯マスター9 for NEC。以下「NEC向け製品」
という。)のライセンス契約に基づく未払ライセンス料(253万983
4円及びこれに対する弁済期の翌日である平成19年3月16日から支払
済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金)の支払(請求1
(2)),
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官飯田清司 原告学校法人東海大学大堀健太郎
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特許法159条2項 特許法50条 特許法29条2項
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審決 | 30回 | 進歩性 | 4回 | 実施 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒絶
査定不服審判の請求について,特許庁が,補正後の請求項1ないし3を下記2(2)
とする本件補正を却下した上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の
本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主
張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (すくい具)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項 特許法49条 特許法36条5項 特許法29条
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審決 | 57回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 進歩性 | 1回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「すくい具」とする発明につき特許出願をしたと
ころ,拒絶査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をし,その中で更
に,平成20年12月26日付けで特許請求の範囲の変更等を内容とする手続
補正(以下「本件補正」という )もしたが,特許庁から請求不成立の審決を。
受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10056控訴棄却
各損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社東洋産業 被控訴人KDDI株式会社
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特許法38条 特許法34条1項 特許法104条の3 特許法70条2項
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実施 | 54回 | 特許権 | 19回 | 職務発明 | 18回 | 無効 | 15回 |
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[概要] 【略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10421審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ガス式燃焼システムおよびその使用法(平成14)
被告特許庁長官吉水純子 原告ジピーオシェコポーョ
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[概要] 本件は,国際特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について特許庁が
した請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10270審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社YCF井澤幹
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民事訴訟法70条 特許法132条4項
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[概要] 1 ジャパンプログレス株式会社(平成22年6月1日に原告株式会社YCFに
吸収合併された )及び株式会社アイ・アイ・ピーは,平成16年1月30日,名。
称を「コンクリート部材のための接続装置」とする本願発明を共同出願したが,平
成20年8月1日に拒絶査定を受けたので,これに対する不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成22年10月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)3273一部認容
損害賠償等請求事件
被告P1 原告全国柔整鍼灸協同組合
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不正競争防止法2条1項14号 民法709条
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[概要] 1 請求原因(原告の主張)
(1) 当事者
ア 原告
原告は,大阪市内に主たる事務所を置き,「全柔協」と通称される,柔道
整復師や鍼灸師の組合員を擁する協同組合であり,柔道整復師や鍼灸師の
養成校である学校法人平成医療学園も設立している。
イ 被告
被告は,インターネット上における,いわゆるソーシャルネットワーキ
ングサイトで「mixi」と称するサイトのコミュニティ「接骨院・整骨院の
経営を考える」(以下「本件コミュニティ」という。)において,ハンドル
ネーム「P2」を名乗って書き込みを行っていた者である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成22年10月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)8763請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告P2
P3
P4財前昌和
P5
P6吉井昭 原告P1
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不正競争防止法2条6項 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項5号 民事訴訟法248条
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[概要] 本件は,不動産の売買等を営む原告が,原告の元従業員である被告P2,被
告P3及び被告P4(以下,同被告ら3名を併せて「被告P2ら」という )。
において,原告と同種の事業を営む被告P6が代表取締役を務める被告P5の
販売する不動産の売買等の勧誘等を行っていることなどについて,被告らに対
して下記の各請求をした事案である。原告の被告P2らに対する下記(1)ア及
びイの各差止め及び廃棄請求並びに下記(1)アないしエの各損害賠償請求は,
いずれも選択的請求である。
▶判決の詳細
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その他
平成22年10月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)4331一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社オークラ出版
B
C
ら 原告A
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法2条1項3号 民法715条1項
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[概要] 本件は,著名な韓国人俳優である原告が,後記本件雑誌( ぺ・ヨンジュン来『
日特報 7月号増刊 )の,それぞれ,出版社,編集発行人(出版It's KOREAL 』
社の代表取締役)及び編集者である被告らに対し,原告の写真等が多数掲載さ
れた本件雑誌を出版,販売した被告らの行為は原告のいわゆる「パブリシティ
権」を侵害するものであると主張して,不法行為に基づく損害賠償金及びその
遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年10月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)25783請求棄却
販売差止等請求事件
被告テンピュール・ジャパン有限会社 原告西川産業株式会社
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商標法26条1項2号 商標法37条1号 民法709条 商標法26条1項4号
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商標権 | 34回 | 侵害 | 24回 | 実用新案権 | 7回 | 差止 | 5回 |
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[概要] 本件は,原告が,別紙被告標章目録1及び2記載の各標章(以下「被告各
標章」といい,同目録1記載の標章を「被告標章1」,同目録2記載の標章
を「被告標章2」という。)は,原告の後記登録商標及び原告の商品等表示
として周知又は著名な「ドーナツ枕」の表示とそれぞれ類似する標章(表
示)であり,被告標章1を包装に付した別紙商品目録記載の商品(クッショ
ン)(以下「被告商品」という。)を販売し,又は販売のために展示し,被
告標章2を被告商品に関する広告(ウェブサイト,カタログ)に使用する被
告の行為が,原告の後記登録商標の商標権侵害を構成するとともに,不正競
争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号又は2号の不正競争行為
に該当する旨主張して,被告に対し,商標法36条又は不競法3条に基づく
被告各標章を包装に付した被告商品の販売等の差止め等と商標権侵害の不法
行為又は不競法4条に基づく損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10027控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社ステップテクニカ 被控訴人日本パルスモーター株式会社原井大介
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特許法29条2項 特許法104条の3 特許法101条1号
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刊行物 | 34回 | 無効 | 19回 | 新規性 | 16回 | 実施 | 14回 |
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[概要] 略称は,特に断らない限り,審級に応じた読替えをするほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官大河原裕 原告X
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特許法36条6項1号 特許法70条2項 特許法29条2項 特許法70条
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ベルシステム241日に,本訴提起時の
で 原告JFEシステムズ株式会社
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] , 「 」1 本件は 名称を コールセンタシステム及びプレディクティブダイヤラ装置
とする発明についての特許第3505460号(出願日 平成12年2月17
日,登録日 平成15年12月19日,請求項の数14,甲4。以下「本件特
許」という )の請求項1(以下「本件発明」という )に対し,被告が特許権。 。
者である原告を被請求人として特許無効審判請求をしたところ,特許庁が特許
法29条2項違反を理由としてこれを認容する審決をしたことから,これに不
服の原告が取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)5717請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社ジャストシステム 原告有限会社申申閣
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特許法101条2号 特許法29条2項 特許法29条1項2号 特許法104条の3
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刊行物 | 24回 | 特許権 | 14回 | 侵害 | 12回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,文書作成システムに関する後記2,( )の特許の特許権者である原2
告が,被告が別紙被告製品目録記載の製品(以下「被告製品」という )を製。
造,販売する行為は,上記特許権の間接侵害(特許法101条2号)に該当す
ると主張して,被告に対し,特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権(民
法709条,特許法102条3項)に基づき,損害賠償金450万円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成21年3月6日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年10月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)10151一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告三栄株式会社 原告株式会社ScutSystem
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商標法38条2項 商標法38条1項 商標法32条1項 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,別紙原告商標目録記載の商標(以下「原告商標」という。)について
後記商標権を有する原告が,別紙被告標章目録記載の各標章(以下,別紙被告
標章目録記載の各標章を,それぞれに付された番号に従って「被告標章1」な
どといい,被告標章1ないし8をまとめて「各被告標章」という。)を,電気
式床暖房装置の包装に付し,あるいは,電気式床暖房装置の広告用パンフレッ
トに付して頒布するなどして使用していた被告に対し,被告による各被告標章
の使用は原告の有する商標権を侵害する行為であると主張して,商標法37条
1号,民法709条に基づき,原告の被った損害額の内金として,5000万
円の賠償金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (背骨曲がりズレ補整補助器具)
被告特許庁長官蓮井雅之 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 原告は,平成18年9月29日,名称を「背骨曲がりズレ補整補助器具」とする
発明について特許出願をしたが,特許庁から拒絶査定を受けたので,不服審判請求
をしたところ,特許庁がこれを不服2007−32728号事件として審理した上
で,平成21年12月22日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし
たので,本件訴訟で審決の取消しを求めた。
争点は,請求項1に係る本願発明が,当業者において出願前に頒布された刊行物
に基づいて容易に発明することができたか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10371審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (磁気ヘッド用基板)
被告日立金属株式会社橋口尚幸 原告京セラ株式会社阿部英樹
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特許法29条2項 特許法134条の3 特許法181条2項
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[概要] 原告が名称を「磁気ヘッド用基板」とする発明について登録を受けた特許第31
21980号の請求項1ないし3について被告が無効審判請求をしたところ(なお,
原告はその後,訂正請求をして,請求項3を削除するとともに,明細書中の記載を
一部改めた。),特許庁はこれを無効2008−800120号事件として審理した
上で,平成21年1月27日に上記請求項1ないし3の発明についての特許を無効
とする旨の審決(第1次審決)をしたが,第1次審決が審決取消訴訟で取り消され
たので,特許庁は再度の審理をして平成21年10月14日に上記請求項1及び2
の発明についての特許を無効とする旨の審決(第2次審決)をした。本件訴訟は第
2次審決の取消訴訟である。
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著作権
平成22年10月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10052控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社東京美術倶楽部東松文雄 被控訴人X吉野徹
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著作権法32条 著作権法32条1項 著作権法114条2項 著作権法47条
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[概要] 1 本件は,画家であった亡Aの相続人である長男の亡B,養子(亡Bの長男)
の被控訴人(以下,両名を併せて「被控訴人等」ということがある。)が,控訴人
に対し,美術品の鑑定等を業とする控訴人において,亡Aの制作した原判決別紙絵
画目録記載1及び2の本件絵画1及び2(以下,これらを併せて「本件各絵画」と
いうことがある。)について,本件鑑定証書1及び2(以下,これらを併せて「本
件各鑑定証書」ということがある。)を作製する際に,本件各鑑定証書に添付する
ため,本件各絵画の縮小カラーコピー(以下「本件各コピー」と,そのうち,本件
絵画1の縮小カラーコピーを「本件コピー1」,本件絵画2の縮小カラーコピーを
「本件コピー2」ということがある。)を作製したことは,亡Aの著作権(複製
権)を侵害するものであると主張し,同侵害に基づく損害賠償請求(著作権法11
4条2項又は3項)として,12万円及びこれに対する当該侵害行為の後の日であ
る本件訴状送達の日の翌日である平成20年11月15日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成22年10月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10400審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官江嶋清仁 原告三星電子株式会社丸山亮
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。
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特許権
平成22年10月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10029審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗ガングリオシド抗体を産生するヒトのBリンパ芽腫細胞系)
被告特許庁長官 原告ザリージェンツオブ
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特許法29条1項3号 民事訴訟法63条 特許法29条 特許法29条2項
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審決 | 38回 | 刊行物 | 11回 | 新規性 | 11回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「抗ガングリオシド抗体を産生するヒトのBリン
パ芽腫細胞系」とする発明について国際特許出願したところ,日本国特許庁か
ら拒絶査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をしたが,同庁から請
求不成立の審決を受けたため,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10330審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (被覆された微細突出物を有する経皮的薬剤配達装置)
被告特許庁長官 原告アルザ・コーポレーション
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「被覆された微細突出物を有する経皮的薬剤配達
装置」とする発明につき国際特許出願したところ,日本国特許庁から拒絶査定
を受けたため,これに対する不服の審判請求をし,その中で平成18年11月
1日付けでも特許請求の範囲の変更を内容とする手続補正(以下「本件補正」
という )をしたが,同庁が,上記補正を却下した上,請求不成立の審決をし。
たことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (柔軟なパッケージを連続的に成形,密封,充填をするためのシステムと方法)
被告特許庁長官 原告ザ・コカ−コーラ・カンパニー
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「柔軟なパッケージを連続的に成形,密封,充填
をするためのシステムと方法」とする発明につき国際特許出願をし,平成19
年10月31日付けで特許請求の範囲の変更を内容とする手続補正(以下「本
件補正」という )をしたところ,拒絶査定を受けたので,これに対する不服。
の審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10362審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電磁波遮蔽積層体およびこれを用いたディスプレイ装置)
被告特許庁長官 原告旭硝子株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,日本国特許庁に対し,名称を「電磁波遮蔽積層体およびこ
れを用いたディスプレイ装置」とする発明につき国際特許出願をしたところ,
拒絶査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をし,特許請求の範囲の
変更等を内容とする手続補正もしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けた
ことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(行ウ)597却下
却下処分取消請求事件
被告国 原告インヴィトロジェンダイナルエーエス
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特許法43条2項 意匠法15条1項 意匠法68条2項 特許法18条の2
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[概要] Office1 本件は,「域内市場における調和のための官庁(商標及び意匠)」(
,以下「OHIM」という。)出願を基礎for Harmonization in the Internal Market
とするパリ条約による優先権主張をして我が国の特許庁に意匠登録出願をした
が,その優先権証明書提出書に係る手続において意匠法15条1項,特許法4
3条2項所定の優先権証明書(原本)の提出をしなかったとして意匠法68条
2項,特許法18条の2第1項の規定により同手続を却下する処分(提出書却
下処分)を受けた原告が,これに対する異議申立てをするとともに,優先権証
明書の原本を添付して手続の補正をしたが,この手続補正書に係る手続につい
て却下する処分(本件処分)を受けたことから,本件処分が違法であると主張
して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(行ウ)540請求棄却
手続却下処分等取消請求事件
被告国 原告インヴィトロジェンダイナルエーエス
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意匠法15条1項 特許法43条2項 特許法43条5項 意匠法68条2項
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[概要] Office1 本件は,「域内市場における調和のための官庁(商標及び意匠)」(
,以下「OHIM」という。)出願を基礎for Harmonization in the Internal Market
とするパリ条約による優先権主張をして我が国の特許庁に意匠登録出願をした
原告が,その優先権証明書提出書に係る手続において,意匠法15条1項,特
許法43条2項所定の優先権証明書(原本)の提出をしなかったとして,意匠
法68条2項,特許法18条の2第1項の規定により同手続を却下する旨の処
分を受けたが,同処分は意匠法68条2項,特許法18条の2の規定に反する
違法なものであると主張して,その取消しを求めるとともに,同処分に対する
異議申立てを棄却した決定についても,手続の補正(優先権証明書の提出)に
より瑕疵が治癒されたことを考慮しない違法なものであると主張して,その取
消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10077審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (健康管理システム)
被告特許庁長官岡田孝博 原告東日本メディコム株式会社
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[概要] 原告は名称を「健康管理システム」とする発明につき特許出願をしたが,特許庁
から拒絶査定を受けたので,不服審判請求をしたところ,出願前に頒布された刊行
物に記載された発明及び周知の事項に基づいて容易に発明をすることができたもの
にすぎないとして,請求不成立の審決を受けたので,本訴で審決の取消しを求めた。
争点は,補正後の本願発明が出願前に頒布された刊行物に記載された発明に基づい
て容易に発明をすることができたか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月6日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10038控訴棄却
特許権侵害差止等
控訴人三水株式会社櫻井彰人 被控訴人リンテック株式会社
小芝記録紙株式会社村田真一
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特許法100条1項
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[概要] (略称は,「ロ’号製品」及び「ハ号製品」を除き,特に断らない限り,原判決
の略称に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
平成22年10月1日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)31831請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告明光ホームテック株式会社小島浩一 原告株式会社ヒロ・プランズ西島和
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特許法104条の3 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 本件は 座椅子に関する後記2(2)の特許 以下 本件特許 といい その特, ( 「 」 ,
許権を 本件特許権 という の特許権者である原告が 被告の製造販売する「 」 。) ,
別紙物件目録記載の物件 以下 被告製品 という は本件特許権を侵害する( 「 」 。)
と主張して,被告に対し,①特許法100条に基づき,被告製品の製造販売等
の差止め及び被告製品の廃棄を求めるとともに,②不法行為による損害賠償請
求権に基づき 逸失利益480万円及びこれに対する平成21年9月19日 訴, (
状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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