権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10202審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (平底幅広浚渫用グラブバケット)
被告株式会社光栄鉄工所原悠介 原告ミノツ鉄工株式会社林裕悟
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 本件特許
被告は,東洋建設株式会社(以下「東洋建設」という。)及びタチバナ工業株式
会社(以下「タチバナ工業」という。)と共に,平成16年5月24日,発明の名
称を「平底幅広浚渫用グラブバケット」とする特許出願をし,平成18年11月2
4日,設定の登録を受けた(特許第3884028号。請求項の数4。甲37。以
下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 第1次審決
ア 原告は,平成22年12月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1に係
る発明について特許無効審判を請求し(甲38),無効2010-800231号
事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (乾麺およびその製造方法)
被告東洋水産株式会社 原告日清食品ホールディングス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成23年7月1日,発明の名称を「乾麺およびその製造方法」とす
る発明について特許出願(優先権主張:平成22年7月1日,日本国)をし,平成2
4年12月14日,設定の登録を受けた(特許第5153964号。甲45。請求項
の数10。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年12月26日,これに対する無効審判を請求し,無効2
015-800005号事件として係属した。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9779
商標権侵害行為差止請求事件
被告森島酒造株式会社
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標権25
を有する原告が,被告が別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告標章」とい
う。)を付して日本酒を販売していること等が原告の商標権を侵害すると主張
し,被告に対し,商標法36条1項に基づき「白砂青松」の標章を付した商品
の販売等の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき同標章を付した同商品
の宣伝用ポスター,チラシ,パンフレット,包装等の廃棄及びウェブサイト目
録記載のウェブサイトから同標章の削除を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに文中掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,A商店の商号で酒類の製造・販売等を業とする商人である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)29099一部認容
損害賠償等請求事件
原告群馬県立桐生高等学校応援団山紫会
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 著作権法27条 著作権法21条
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[概要] 本件は,法人格なき社団である原告が,被告に対し,被告が別紙写真目録記載
の写真(以下「本件写真」という。)を別紙書籍目録記載の各書籍(以下「本件書
籍」と総称する。)に使用し,本件書籍を販売したことが本件写真に係る著作権5
(複製権,翻案権,譲渡権又は著作権法28条に基づく二次的著作物の利用に関
する原著作者の権利)侵害に該当し,原告は本件写真の著作権者から本件写真の
著作権及び被告に対する上記著作権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求権(譲
受日までに発生していた請求権)を譲り受けたと主張して,著作権法112条1
項及び2項に基づく本件書籍の印刷,頒布の差止め及び本件書籍のうち本件写真10
を掲載した部分の廃棄並びに民法709条及び著作権法114条3項に基づき,
一部請求として,損害賠償金220万円及びこれに対する不法行為日(本件書籍
の発行日)である平成21年8月20日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)25537請求棄却
特許法に基づく職務発明の対価請求事件
被告平河ヒューテック株式会社 原告A
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特許法35条 特許法29条1項2号 特許法35条3項
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[概要] 本件は,原告が,被告在勤中に行った発明2件に係る特許を受ける権利を被告
に承継したにもかかわらず,被告から各承継に係る相当対価額の支払を受けてい
ない旨主張して,被告に対し,上記各承継時において適用される平成16年法律25
第79号による改正前の特許法(以下,単に「特許法」という。)35条に基づき,
職務発明の相当対価額合計3810万5187円,及び,うち後記1(2)ア記載
の発明に係る相当対価額1584万5187円に対する平成3年9月30日(同
発明について承継補償金が支払われた日から3年後の日)から,うち後記1(2)
イ記載の発明に係る相当対価額2226万円に対する平成12年5月19日(被
告が同発明について特許出願をしないと決定したとする日から3年後の日)から,5
各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5274却下
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求事件
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民事訴訟法3条の3 民事訴訟法3条の9 民事訴訟法3条の6 民事訴訟法3条
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特許権 | 122回 | ライセンス | 79回 | 侵害 | 49回 | 実施 | 32回 |
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,原告らによる原告製品の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための20
展示を含む。)につき,被告クアルコム インコーポレイテッド(以下「被告
クアルコム」という。)が保有する特許権の侵害に基づく損害賠償請求権及び
上記特許権に基づく実施料請求権を被告らが有しないことの確認を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10095控訴棄却
債務不存在確認本訴請求,特許権侵害差止等反訴請求控訴事件 (卵凍結保存用具および筒状部材保持器具)
被告) 控訴人(1審本訴被告・反訴原告)株式会社北里コーポレーション 被控訴人(1審本訴原告・反訴被告)
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特許法100条1項 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は,次の本訴請求及び反訴請求からなる事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官板谷玲子 原告株式会社鳥せゑ齊藤真大
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月18日,別紙記載1の商標(以下「本願商標」と
いう。)について,指定役務を第43類「飲食物の提供」として,商標登録
出願をした(商願2016-44062号。甲12)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成29年3月21日付けで拒絶査
定を受けたので,同年6月23日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した
(不服2017-9191号。甲15,16)。
(3) 特許庁は,平成29年10月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同月31日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年11月28日,審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分子のアレイから複製又は派生物を作製するための装置及び方法とその応用)
被告特許庁長官中島庸子 原告アルベルト-ルートヴィヒス-
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特許法29条2項
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実施 | 22回 | 審決 | 19回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年3月5日,発明の名称を「分子のアレイから複製又は派
生物を作製するための装置及び方法とその応用」とする特許出願(特願201
1-552467号。パリ条約による優先権主張:平成21年3月6日 ドイ
ツ。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)44243等請求棄却
損害賠償請求事件
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著作権法14条 著作権法10条3項 民事訴訟法146条1項 著作権法114条2項
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[概要] 本件は,①原告が,自らの作成に係る別紙1(甲12の1。以下「本件本体部
分」という。)及び別紙2(甲12の2。以下「本件ライブラリ部分」という。)5
の各ソースコードから成るプログラム(以下「本件プログラム」という。)の著作
権を有しているところ,被告において原告の許諾なく本件プログラムを複製して
販売していることが,原告の上記著作権(複製権又は譲渡権)を侵害すると主張
して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償金209万3600円及びこれに
対する不法行為日以後である平成28年8月16日から民法所定の年5分の割10
合による遅延損害金の支払を求める(本訴)のに対し,②被告が,原告において
被告と交わした電話での通話内容(原告が被告による上記著作権侵害を主張する
内容である。)を録音してインターネット上で配信等した行為が被告の名誉権及
びプライバシー権を侵害すると主張して,原告に対し,不法行為に基づく損害賠
償金55万円及びこれに対する不法行為後である平成29年3月1日から支払15
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(反訴)事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10101控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被告)TwitterJapan株式会社被控訴人(1審
)ツイッターインク 控訴人(1審原告)X 被控訴人(1審被告)TwitterJapan株式会社
(1審被告)ツイッターインク
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著作権法23条1項 著作権法113条6項 著作権法21条 著作権法23条2項
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[概要] 本件は,控訴人が,インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」において,
控訴人の著作物である原判決別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」とい
う。)が,①氏名不詳者により無断でアカウントのプロフィール画像として用いら
れ,その後当該アカウントのタイムライン及びツイート(投稿)にも表示されたこ
と,②氏名不詳者により無断で画像付きツイートの一部として用いられ,当該氏名
不詳者のアカウントのタイムラインにも表示されたこと,③氏名不詳者らにより無
断で上記②のツイートのリツイートがされ,当該氏名不詳者らのアカウントのタイ
ムラインに表示されたことにより,控訴人の本件写真についての著作権(複製権,
公衆送信権[送信可能化権を含む。],公衆伝達権。以下,これらを総称して「本
件著作権」という。)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権,名誉声望保
持権。以下,これらを総称して「本件著作者人格権」という。)が侵害されたと主
張して,「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律」(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記
①~③のそれぞれについて,別紙発信者情報目録記載の情報の開示を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告EH株式会社 原告株式会社仏宝細井大輔
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商標法4条1項11号 商標法4条1項19号
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年4月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)1443
損害賠償請求事件
被告株式会社JAM
代表者による原告工場の見学の経緯等
の競業行為の開始
は,平成28年9月頃から,生春巻きを製造し,関西圏の大手スーパーに卸
は原告主張の営業秘密を不正取得したか。
は原告主張の営業秘密を流布したか。
代表者が原告工場を見学した経緯等は次のとおりである。
代表者が,原告工場を見学した経緯は次のとおりである。
代表者は,平成25年秋頃,ある商社が主催した会合で,「生春巻きは量産
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法4条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,原告において製造販売している生春巻きの製造方法
が不正競争防止法上の営業秘密に該当することを前提に,被告が当該営業秘密を不
正に取得して競業行為をなし,また当該営業秘密を第三者に吹聴していると主張し20
て,営業秘密の不正取得を理由とする不正競争防止法4条本文に基づく損害賠償と
して逸失利益の一部2000万円を,営業秘密の第三者に対する吹聴を理由とする
不法行為に基づく損害賠償として1000万円を請求するほか,本訴提起に要した
弁護士費用相当額の損害の300万円の合計3300万円とこれに対する不法行為
の後の日である平成29年2月24日から支払済みまで年6分の割合による金員の25
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21684請求棄却
民事訴訟 特許権 (アルミニウム缶内にワインをパッケージングする方法)
被告モンデ酒造株式会社
大和製罐株式会社
伊藤忠食品株式会社
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
4名を併せて「
ら」という。)
4名を併せて「
ら」という。)曽我真美子
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法36条4項1号 特許法101条4号
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[概要] 1 被告らのうち,被告大和製罐は被告各アルミ缶を製造し,被告モンデ酒造は10
被告大和製罐から購入した被告各アルミ缶にワインを充填して被告各製品を
製造し,被告伊藤忠食品は被告モンデ酒造から被告各製品を購入し,被告セブ
ンイレブンは被告伊藤忠食品から被告各製品を購入して消費者に販売してい
るところ,本件は,発明の名称を「アルミニウム缶内にワインをパッケージン
グする方法」とする発明についての特許権(請求項の数15。以下「本件特許15
権」又は「本件特許」といい,特許請求の範囲請求項1の発明を「本件発明」
という。)を有する原告が,被告各方法が本件発明若しくは原告による訂正請
求後の本件特許(以下,訂正請求後の特許請求の範囲請求項1の発明を「本件
訂正発明」という。)の技術的範囲に属すると主張し(予備的に均等侵害を主
張),又は被告各アルミ缶は本件特許権の実施のみに用いるものであると主張20
して,①被告モンデ酒造に対し,被告各方法の使用の差止め,②被告モンデ酒
造らに対し,被告各製品の販売の差止め及び廃棄,③被告大和製罐に対し,被
告各アルミ缶の製造・販売の差止め及び廃棄,④被告らに対し,不法行為(共
同不法行為)に基づく損害賠償金5億7000万円のうち8000万円及びこ
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)781一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社パルコ
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著作権法2条1項6号 著作権法96条 民法709条 著作権法8条4号
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許諾 | 69回 | 侵害 | 13回 | ライセンス | 8回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,レコード会社である原告が,自己が販売する音楽CDに収録されている
楽曲がBGMとして使用されている映画を複製した,外国映画の配給会社である被25
告に対し,レコード製作者の権利(複製権)侵害を理由として,民法709条に基
づき,損害賠償金635万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成29年
2月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10087一部認容
専用実施権設定登録抹消登録等請求控訴事件 (マイクロ波照射による銀イオン定着化物および銀イオン定着化方法および銀イオン定着化物の製造方法)
控訴人株式会社ピカパワー赤松俊治 被控訴人株式会社キャスティングイン鵜澤亜紀子
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特許法2条3項 特許法101条4号
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実施 | 249回 | 特許権 | 22回 | 許諾 | 17回 | 侵害 | 17回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「マイクロ波照射による銀イオン定着化物および銀イ
オン定着化方法および銀イオン定着化物の製造方法」とする特許第4324639
号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,本件特許権の専用実施権の設定
を受けていた被控訴人に対し,①専用実施権設定契約(甲4契約)の期間満了又は
債務不履行に基づく解除を原因とする専用実施権設定登録の抹消登録手続を求め,
②甲4契約に基づき,平成26年12月から平成27年3月までの間の実施料14
70万円の支払を求めるとともに,不当利得返還請求権に基づき,甲4契約解除後
の同年4月から10月までの間の実施料相当額2572万5000円の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10138審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気体溶解装置及び気体溶解方法)
被告株式会社光未来関裕治朗 原告株式会社ハイジェンテック
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成27年5月26日,発明の名称を「気体溶解装置及び気体溶解
方法」とする特許出願をし,平成28年1月8日,設定登録を受けた(特許5865
560号。甲6。請求項の数10。以下「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成28年3月24日,本件特許の請求項1ないし10につき,無
効審判を請求し,特許庁は,上記審判請求を無効2016-800035号事件と
して審理をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10078審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y山田克巳 原告X中野仁
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商標法4条1項8号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,
商標法4条1項8号,10号,15号及び19号の各該当性判断の誤りの有無であ
る。
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年4月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6074一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告兼
P1補助参加人
P2
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項 商標法26条1項1号 不正競争防止法19条1項3号
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損害賠償 | 22回 | 商標権 | 19回 | 侵害 | 15回 | 差止 | 5回 |
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[概要] 本件は,別紙「原告標章目録」記載1及び2の標章(以下,同目録記載の各標章
を「原告標章1」などといい,原告標章1及び2を併せて「原告標章」という。)
を使用し,後記原告商標権を有する原告が,被告会社において別紙「被告標章目録」
記載1ないし5の標章(以下,各標章を「被告標章1」などといい,被告標章1な20
いし5を併せて「被告標章」という。)を使用してロールケーキを販売するなどし
た行為は不正競争防止法2条1項1号の不正競争に該当するとともに原告商標権を
侵害するものでもあるとして,被告会社,その代表取締役であるP2及びかつてそ
の代表取締役を務めていたP1に対し,下記の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10139審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (モニタリング装置及び方法)
被告特許庁長官須原宏光 原告ジャガー・ランド・ローバー・
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成24年5月10日(優先権主張:平成23年5月12日,英国),
発明の名称を「モニタリング装置及び方法」とする国際出願(PCT/EP201
2/058701)をし,その後,国内移行の手続をとった(特願2014-50
9742号。甲4の1)。
(2) 原告は,平成27年11月12日付けで拒絶査定を受け,平成28年3月2
4日,これに対する不服の審判を請求するとともに,特許請求の範囲を補正した(以
下「本件補正」という。甲5)。
(3) 特許庁は,これを,不服2016-4465号事件として審理し,平成29
年2月20日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年3月
7日,その謄本が原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成29年7月5日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
2 特許請求の範囲の記載
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10182等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ピリミジン誘導体)
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特許法36条5項1号 特許法29条2項 特許法123条3項 特許法29条1項
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実施 | 94回 | 審決 | 64回 | 進歩性 | 51回 | 特許権 | 48回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,訴え
の利益の有無,進歩性の有無及びサポート要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)274
発信者情報開示請求事件
被告ソフトバンク株式会社梶原圭
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著作権法30条 著作権法30条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者がインターネット上のブログに投稿した記事は
原告が著作権を有し又はその肖像が写った写真を複製するなどして不特定多数
に送信したものであるから,同行為により原告の著作権(複製権及び公衆送信
権)及び肖像権が侵害されたことは明らかであると主張して,特定電気通信役
務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プ
ロバイダ責任制限法」という。)4条1項の開示関係役務提供者である被告に5
対し,同項に基づき,被告の保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)27057
特許権侵害差止等請求事件 (光学情報読取装置)
原告は,以下の本件特許権を有していたが,平成29年10月27日の経
は,被告製品の構成が別紙被告製品説明書記載のとおりと主張するの
は,本件発明の閾値は固定値ではなく,2次元コードの明色と暗
は,訂正審判手続において,本件特許が無効となることを回避する
は,ビデオカメラ等と2次元バーコードリーダーの技術的意義は
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民法709条 特許法2条3項1号 特許法102条2項 特許法29条1項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「光学情報読取装置」とする特許第3823487号20
(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特許権」という。)を
有していた原告が,被告において業として別紙被告製品目録1~4記載の光学
情報読取装置(以下,目録番号順に「被告製品1」などといい,これらを「被
告製品」と総称する。)を製造等する行為は本件特許権を侵害すると主張して,
民法709条に基づき,損害賠償金2億円(一部請求)及びこれに対する不法25
行為後である平成28年8月26日(訴状送達日)から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成30年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10260審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ピリミジン誘導体)
被告塩野義製薬株式会社金本恵子
補助参加人アストラゼネカユーケイ 原告日本ケミファ株式会社加古尊温
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特許法36条5項1号 特許法29条2項 特許法123条3項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,訴え
の利益の有無,進歩性の有無及びサポート要件違反の有無である。
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意匠権
平成30年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10187審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官刈間宏信 原告株式会社コラボ
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意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年9月24日,意匠に係る物品を「ライター」とし,意
匠の形態を別紙審決書写しの「別紙第1」のとおりとする意匠(以下「本願
意匠」という。)に係る意匠登録出願(意願2015-20910号)をし
た。
特許庁は,平成28年6月3日付けで拒絶査定をしたため,原告は,同年
9月16日,これに対する不服の審判を請求した。
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特許権
平成30年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (その暗号変換により特に情報漏洩観測攻撃から保護される暗号回路)
被告特許庁長官 原告アンスティテュミーヌーテレコム
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「その暗号変換により特に情報漏洩観測攻撃から保護
される暗号回路」とする発明について,平成22年1月18日(パリ条約によ
る優先権主張外国庁受理2009年1月20日 仏国)に特許出願をした(特
願2011-546771号。以下「本願」という。)。これに対し,平成2
6年1月15日付けで拒絶理由が通知されたことから,原告は,同年5月2日
に手続補正書等を提出したが,同年9月4日付けで拒絶査定がされた。
そこで,原告は,同年12月26日,特許庁に対し,拒絶査定不服審判を請
求した。これに対し,特許庁は,当該審判請求を不服2014-26792号
事件として審理をし,原告に対し,平成27年9月17日付けで拒絶理由を通
知した。これを受け,原告は,平成28年3月25日,特許請求の範囲の変更
を内容とする別紙手続補正書を提出したが,特許庁は,同年10月13日,
「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をした(出訴期間として90
日を附加した。以下「本件審決」という。)。その謄本は,同月25日,原告
に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (選挙等用チラシ)
被告特許庁長官吉村尚 原告株式会社ドクター中松創研
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成25年5月27日,発明の名称を「選挙等用チラシ」とする発明
について,出願をし(甲1。特願2013-110475号。請求項数1),平成2
7年6月16日付けで拒絶査定(甲6)を受けたので,同年9月24日,これに対す
る不服の審判を請求した(甲7)。
⑵ 特許庁は,これを不服2015-17295号事件として審理し,原告は,
平成28年12月21日付けで手続補正(甲10。以下「本件補正」という。)を行
った。
⑶ 特許庁は,平成29年5月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同
年7月5日,原告に送達された。
⑷ 原告は,同年8月3日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起した。
▶判決の詳細
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行政訴訟
平成30年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10208審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告一般財団法人
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商標法4条1項11号 商標法4条1項6号 商標法63条1項 特許法157条2項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成27年4月9日,「マイナンバー実務検定」の文字を標準文字で
表して成り,第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,検定試験の企画・運営又は
実施及びこれらに関する情報の提供,セミナーの企画・運営又は開催,検定試験受
験者へのセミナーの開催及びこれらに関する情報の提供,電子出版物の提供,図書
及び記録の供覧,図書の貸与,書籍の制作,教材用書籍の制作,教育・文化・娯楽・
スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),教材用ビデオ・
DVDの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),映画・演芸・演劇・音楽又
は教育研修のための施設の提供,レコード又は録音済み磁気テープの貸与,録画済
み磁気テープの貸与」を指定役務とする商標の登録出願(商願2015-3338
7号)をした(甲103。以下「本願商標」という。)。
(2) 原告は,平成28年10月5日付けで拒絶査定を受けたので(甲107),平
成29年1月11日,これに対する不服の審判を請求した(甲108)。
(3) 特許庁は,これを,不服2017-332号事件として審理し,同年10月
2日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)44244請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ウォームギヤの転造加工方法)
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特許法102条3項 特許法100条1項 特許法2条3項3号 特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「ウォームギヤの転造加工方法」とする特許第38730
56号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。)20
を有する原告が,別紙物件目録記載のステアリングコラム(以下「被告製品」とい
う。)を製造,販売している被告に対し,被告製品の製造方法(以下「被告方法」
という。)は,本件特許の願書に添付したとみなされる明細書(特許庁が訂正20
16-390014号事件について平成28年5月13日にした審決〔以下「本件
審決」という。〕による訂正後のもの。以下,図面と併せて「本件明細書」という。25
なお,本件特許は平成15年6月30日以前にされた出願に係るので,その明細書
は特許請求の範囲を含む〔平成14年法律第24号附則1条2号,3条1項,平成
15年政令第214号〕。)の特許請求の範囲(以下「本件特許請求の範囲」とい
う。)の請求項2記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属する
から,被告が被告製品の製造,譲渡又は譲渡の申出(以下,これらの行為を一括し
て「製造譲渡等」という。)をすることは本件特許権を侵害する行為であると主張5
して,特許法100条1項に基づく被告製品の製造譲渡等の差止め,並びに同条2
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10159審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シートカッター)
被告Y山本真祐子 原告X中村成美
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特許法39条2項 特許法167条 特許法36条6項1号 特許法17条の2
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審決 | 139回 | 分割 | 125回 | 無効 | 120回 | 無効審判 | 57回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①特
許法39条2項の発明の同一性,②一事不再理効,③サポート要件,④明確性要件,
⑤実施可能要件の各判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10054審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (断熱構造)
被告株式会社日本アクア山口建章 原告倉敷紡績株式会社古庄俊哉
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「断熱構造」とする特許第4919449号(平成
16年8月23日出願,平成24年2月10日設定登録,請求項の数3。以
下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10120等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (空気入りタイヤ)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 甲事件被告・乙事件原告(以下「被告」という。)は,平成25年2月22
日,発明の名称を「空気入りタイヤ」とする特許出願をし,同年12月20日,設
定の登録(特許第5435175号)を受けた(請求項の数7。乙27。以下,こ
の特許を「本件特許」という。)。
⑵ 甲事件原告・乙事件被告(以下「原告」という。)は,平成27年6月19
日,本件特許について特許無効審判請求をし,無効2015-800139号事件
として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月4日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10090控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (医薬)
控訴人東和薬品株式会社酒匂禎裕 被控訴人興和株式会社佐志原将吾
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特許法100条1項 特許法79条
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,名称を「医薬」とする発明に係る特許権(本件特許権)を有する被控訴
人が,控訴人が製造,販売及び販売の申出をする被告製品は本件特許の請求項2に
係る発明(本件発明2)の技術的範囲に属すると主張して,控訴人に対し,特許法
100条1項に基づき,被告製品の製造,販売及び販売の申出の差止めを求めると
ともに,同条2項に基づき,被告製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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