権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成30年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)26282一部認容
不正競争行為差止等請求
被告株式会社エルピオ
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[概要] 1 本件は,LPガス販売業者である原告が,競業者である被告株式会社ジェステ
ック(以下「被告ジェステック」という。)及び被告株式会社エルピオ(以下「被
告エルピオ」という。)に対し,被告らがそれぞれ自社から原告への契約切替え
を希望する顧客に対し,これを阻止するための資料(いわゆる防戦資料)として,
原告の営業上の信用を害する虚偽の事実が記載された資料を交付して同事実を25
告知した行為が不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項15号の規
定する不正競争行為に該当すると主張し,各被告に対し,同法3条1項に基づく
虚偽事実の告知・流布の差止め,同法4条に基づく損害賠償(被告ジェステック
につき,550万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)
である平成28年8月19日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金,被告エルピオにつき,880万円及びこれに対する上記と同様の遅5
延損害金の各支払)並びに同法14条に基づく謝罪広告の掲載を求める事案であ
る。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中掲記した証拠及び弁論の全趣旨
により認定することができる事実(枝番のある証拠は,特記なき限り,その全て
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その他
平成30年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6073等請求棄却
報酬金支払等請求事件(本訴)過払報酬金返還請求事件(反訴)
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民法705条
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[概要] 本件は,原告らが,エンターテイメント事業を行う被告との間でマネジメント
委託等を内容とする専属契約及び附属合意(以下,併せて「本件契約」という。)
を平成25年8月に締結し,グループ名「5tion」としてアーティスト活動
をしていたところ,被告が本件契約に定められた報酬を支払わず,また,本件契20
約に定められた公演を開催しなかったことにより報酬を得られなかったと主張し
て,被告に対し,本件契約に基づく未払報酬請求及び債務不履行に基づく損害賠
償請求として,原告Aにおいて,847万9821円及びこれに対する本件契約
終了以後である平成27年8月5日から支払済みまで商事法定利率年6分の割合
による遅延損害金の支払を,原告Bにおいて,916万3409円及びこれに対25
する同日から支払済みまで同割合による遅延損害金の支払を,原告Cにおいて,
872万3600円及びこれに対する同日から支払済みまで同割合による遅延損
害金の支払を,原告Dにおいて,916万3409円及びこれに対する同日から
支払済みまで同割合による遅延損害金の支払を求める(本訴請求)のに対し,被
告が,原告らに支払った報酬が過払いであったと主張して,原告らに対し,不当
利得返還請求として,それぞれ236万8765円及びこれに対する不当利得発5
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特許権
平成30年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)559請求棄却
手続却下処分取消請求事件
原告ユニバーシタ’デグリスタディ
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特許法48条の3 特許法8条 特許法184条の3 特許法184条の5
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[概要] 本件は,特願2015-533705の特許出願(以下「本件特許出願」とい
う。)について,特許法48条の3第1項に規定する出願審査の請求をすること
ができる期間(以下「出願審査請求期間」という。)内に出願審査の請求をしなか
ったため,同条4項により本件特許出願が取り下げられたものとみなされた原告10
が,特許庁長官に対し,期間内に出願審査の請求をすることができなかったこと
について同条5項所定の「正当な理由」があるとして,平成28年6月17日付
け出願審査請求書(以下「本件出願審査請求書」という。)を提出して,出願審査
の請求をしたところ(以下「本件手続」という。),特許庁長官が,平成29年5
月24日付けで,本件手続を却下する処分(以下「本件却下処分」という。)をし15
たため,本件却下処分の取消しを求める事案である。
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平成30年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)35026一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社ザラ・ジャパン 原告株式会社ザ・リラクス
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不正競争防止法4条 不正競争防止法5条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告が販売した別紙被告商品目録記載の商品(以下「被告商
品」という。)は,原告の販売する別紙原告商品目録記載1ないし4の各商品(以
下「原告各商品」と総称する。)の形態を模倣したものであり,被告による被告商5
品の販売等の行為が不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号所定
の不正競争行為に当たると主張して,被告に対し,同法4条及び5条1項に基づ
き,損害賠償金6897万6004円及びこれに対する平成28年4月8日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。10
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商標権
平成30年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官平澤芳行 原告株式会社ヴァンヂャケット藤沢昭太郎
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,原告が有する以下の商標(以下「本件商標」という。)の商標登録につき,
アメリカ合衆国の法人である異議申立人バンズ インコーポレイテッド(以下「異
議申立人」という。)が,商標法43条の2に基づき登録異議の申立てをしたところ,
特許庁が同登録を取り消す旨の決定をしたことから,原告がその取消しを求めた事
案であり,争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
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商標権
平成30年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10014審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告天龍製鋸株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が出願した商標について拒絶査定を受けたことから,不服審判
請求をしたところ,請求は成り立たない旨の審決がされたので,原告がその取消し
を求める事案である。
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特許権
平成30年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)22417請求棄却
損害賠償請求事件 (人脈関係登録システム,人脈関係登録方法と装置,人脈関係登録プログラムと当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体)
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特許法36条6項2号 特許法29条1項3号
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[概要] 1 本件は,名称を「人脈関係登録システム,人脈関係登録方法と装置,人脈関係
登録プログラムと当該プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体」とす15
る特許権(特許第3987097号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件
特許」という。)を有する原告が,訴訟承継前被告株式会社DMM.com及び同株式
会社DMM.comラボ(以下「承継前被告ら」という。)の提供していた別紙被告サ
ービス目録記載のソーシャルネットワークサービス(以下「被告サービス」という。)
において使用されているサーバ(以下「被告サーバ」という。)について,本件特許に20
係る発明の技術的範囲に属すると主張して,承継前被告らに対し,不法行為による損
害賠償請求権に基づき,逸失利益1500万円及びこれに対する不法行為後の日であ
る平成29年7月25日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分
の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案であり,被告が,平成30年3月1
日に会社分割により承継前被告らの権利義務を承継した。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲各証拠及び弁論の全趣旨によ
り容易に認められる事実。なお,枝番の記載は特記しない限り省略する。)
⑴ 当事者
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10094等一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (位置検出装置)
控訴人・附帯被
(一審被告)
・附帯被
(一審被告) 被控訴人・附帯控訴人(一審原告)
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特許法102条2項 特許法100条1項 特許法29条2項
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実施 | 41回 | 特許権 | 18回 | 損害賠償 | 13回 | 侵害 | 11回 |
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[概要] かは,原判決に従い,原判決に「原告」とあるのを「被控訴人・附帯控訴人」に,
「被告」とあるのを「控訴人・附帯被控訴人」に,適宜読み替える。また,原判決
の引用部分の「別紙」をすべて「原判決別紙」と改める。なお,書証の掲記は,枝
番号を全て含むときは,枝番号の記載を省略する。)
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)9753一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告日進電子工業株式会社
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商標法26条1項6号 商標法38条2項 商標法3条1項6号 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告が商標権を有している各登録商標について,被告が,これらと同一20
又は類似する標章を商標として使用しており,これは原告の商標権の侵害にあたる
と主張して,商標法36条1項及び2項,同法38条2項及び3項並びに民法70
3条に基づき,その使用の差止め等を求め,損害賠償及び不当利得の返還を請求し
た事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)34338等請求棄却
営業差止等請求事件,不正競争行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項15号 不正競争防止法4条 商標法36条 商標法50条1項
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ライセンス | 85回 | 商標権 | 81回 | 審決 | 20回 | 差止 | 18回 |
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[概要] 1(1) 第1事件
第1事件は,原告会社が,原告会社と被告会社との間にはパーソナルトレー
ニングを実店舗ジムで行う事業を展開することについて,原告会社をライセン
サー,被告会社をライセンシーとするライセンス契約が締結されていたところ,
両者が同契約と交換的に締結した原告会社から被告会社への営業譲渡契約は,20
被告会社の債務不履行により解除されたにもかかわらず,被告会社が上記事業
を継続していると主張して,被告会社に対し,(1)ライセンシーの競業避止義
務につき定める上記ライセンス契約6条①に基づき,上記事業を営むことの差
止めを求め(第1事件請求の趣旨第1項),ライセンス契約終了後のノウハウ
等の使用中止につき定める上記ライセンス契約16条1項①に基づき被告会25
社のカタログ等に別紙被告会社標章目録記載1~3の各標章(以下,番号に従
い「被告会社標章1」などといい,これらを総称するときは「被告会社各標章」
という。)を付して頒布することの差止めを求める(同請求の趣旨第2項)と
ともに,上記ライセンス契約16条1項①の債務不履行(平成28年3月8日
から2年間は選択的に上記競業避止義務の債務不履行)に基づく損害賠償とし
▶判決の詳細
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著作権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10023控訴棄却
著作権侵害差止等本訴請求,損害賠償反訴請求控訴事件
被告) 控訴人(1審本訴被告・反訴原告) 被控訴人(1審本訴原告・反訴被告)
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著作権法32条1項 著作権法19条2項 著作権法19条3項 著作権法48条1項1号
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許諾 | 68回 | 侵害 | 27回 | 損害賠償 | 11回 | 差止 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,次の本訴及び反訴から成る事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10038審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告独立行政法人日本学生支援機構 原告学校法人国際学友会
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年3月11日,「国際学友会日本語学校」の文字を横書
きしてなり,指定役務を第41類「国際交流を目的とした教育研修・講座の
企画又は運営,国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は運営に関す
る情報の提供,国際交流を目的とした研修施設の提供,国際交流を目的とし
た研修施設の提供に関する情報の提供,国際交流を目的とした展示会の企画
又は運営,国際交流を目的とした展示会の企画又は運営に関する情報の提供,
国際会議・セミナーの企画・運営又は開催,国際教育交流関連会議の企画・
運営又は開催,国際文化交流・国際親善のためのセミナーの企画・運営又は
開催,技芸・スポーツ又は知識の教授,生け花の教授,学習塾における教授,
空手の教授,着物着付けの教授,剣道の教授,高等学校における教育,語学
の教授,国家資格取得講座における教授,茶道の教授,自動車運転の教授,
柔道の教授,小学校における教育,水泳の教授,そろばんの教授,大学にお
ける教授,中学校における教育,テニスの教授,ピアノの教授,美容の教授,
舞踊の教授,簿記の教授,洋裁の教授,理容の教授,和裁の教授,動物の調
▶判決の詳細
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商標権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10037審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告独立行政法人日本学生支援機構 原告学校法人国際学友会
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商標法50条1項 商標法50条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年1月7日,「関西国際学友会」の文字を横書きしてな
り,指定役務を第41類「国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は
運営,国際交流を目的とした教育研修・講座の企画又は運営に関する情報の
提供,国際交流を目的とした研修施設の提供,国際交流を目的とした研修施
設の提供に関する情報の提供,国際交流を目的とした展示会の企画又は運営,
国際交流を目的とした展示会の企画又は運営に関する情報の提供,国際会議・
セミナーの企画・運営又は開催,国際教育交流関連会議の企画・運営又は開
催,国際文化交流・国際親善のためのセミナーの企画・運営又は開催,技芸・
スポーツ又は知識の教授,生け花の教授,学習塾における教授,空手の教授,
着物着付けの教授,剣道の教授,高等学校における教育,語学の教授,国家
資格取得講座における教授,茶道の教授,自動車運転の教授,柔道の教授,
小学校における教育,水泳の教授,そろばんの教授,大学における教授,中
学校における教育,テニスの教授,ピアノの教授,美容の教授,舞踊の教授,
簿記の教授,洋裁の教授,理容の教授,和裁の教授,動物の調教,植物の供
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10183審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両の位置を決定するシステム,このシステムを備えた車両及びその方法)
被告特許庁長官丒田真悟 原告トゥ・ゲットゼア・ベスローテン・
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特許法29条2項
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審決 | 37回 | 実施 | 8回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (棒状ライト)
被告特許庁長官島田信一 原告株式会社ルイファン・ジャパン横山裕英
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10216審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (染毛剤,その使用方法及び染毛剤用品)
被告特許庁長官長谷川茜 原告ホーユー株式会社
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特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①補正における新規事項の追加の有無,②明確性要件違反の有無,
③実施可能要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年8月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)15812一部認容
民事訴訟 不正競争
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民法709条
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[概要] 1 本件は,インターネットショッピングサイトを通じて米国法人の製造する医
薬部外品を日本の消費者に販売していた原告が,日本における同商品の独占的
な販売代理店である被告に対し,原告の出品アカウントが停止され,上記医薬25
部外品の販売ができなくなったのは,被告が,①原告の商品が真正品ではなく,
その販売が薬事法に違反しているなどの別紙本件記載内容目録記載の虚偽の
事実を被告のホームページに掲載して流布し,また,②上記米国法人を幇助・
教唆し,又はこれと共同して上記サイトの運営会社に原告商品の販売停止を要
求したことによるものであり,上記①の行為は不正競争防止法(以下「不競法」
という。)2条1項15号の不正競争行為(選択的請求1)又は原告の名誉,5
信用を毀損する不法行為(選択的請求2)に,上記②の行為は不法行為(選択
的請求3)にそれぞれ該当すると主張し,不競法4条又は民法709条,71
0条に基づき,損害賠償金1306万8743円(平成27年12月7日から
平成28年4月22日までの逸失利益733万5221円,無形損害500万
円,弁護士費用73万3522円の合計額)及びこれに対する不正競争行為又10
は不法行為の後の日である同年9月9日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年8月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)21145請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社ベネッセコーポレー
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民法709条
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[概要] 1 本件は,原告が,主位的には,被告の製造販売する教育用教材に関するソフト
ウェアは原告の製造販売するソフトウェアの形態を模倣した商品に当たり,その
販売は不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項3号の不正競争に当
たると主張し,予備的には上記行為が民法上の不法行為に該当すると主張して,
不競法4条又は民法709条に基づく損害賠償として,逸失利益1600万円及25
びこれに対する不正競争行為又は不法行為の日である平成28年4月1日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中掲記した証拠及び弁論の全趣旨
により認定することができる事実)
(1) 当事者5
ア 原告は,教育現場においてパソコンやタブレット等で使用されるアプリケ
ーションの開発,作成等の事業を営む株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10218審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (情報提供方法,情報提供プログラム,および情報提供システム)
被告特許庁長官野崎大進 原告株式会社三菱UFJ銀行新藤圭介
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年2月25日,発明の名称を「情報提供方法,情報提供プ
ログラム,および情報提供システム」とする特許出願(特願2016-33952。
以下「本願」という。)をしたが,平成29年6月8日付けで拒絶査定(甲11)
を受けた。
(2) 原告は,平成29年7月25日,これに対する不服の審判を請求するととも
に,同日付け手続補正書により,特許請求の範囲を補正した(以下「本件補正」と
いう。請求項の数5。甲12,13)。
(3) 特許庁は,これを不服2017-11029号事件として審理し,平成29
年10月13日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本
は,同月31日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年11月29日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年8月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10019控訴棄却
特許を受ける権利帰属確認本訴請求控訴事件,損害賠償反訴請求控訴事件 (位相同期回路,RFフロントエンド回路,無線送受信回路,携帯型無線通信端末装置)
控訴人兼被
X 被控訴人兼控訴人デ・ファクト・スタンダード合同会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,一審原告が,本訴として,一審被告が出願した発明の名称を「位相
同期回路,RFフロントエンド回路,無線送受信回路,携帯型無線通信端末装
置」とする特許出願(特願2015-227937号。以下「本件出願」とい
う。)に係る本件発明(原判決別紙1発明目録記載の特許請求の範囲の請求項
1ないし14記載の各発明)の特許を受ける権利が原告に帰属する旨主張して,
その確認を求めるとともに,被告による本件出願がいわゆる冒認出願の不法行
為に当たる旨主張して,一審被告に対し,不法行為に基づく損害賠償として2
1万6000円及び遅延損害金の支払を求め,一審被告が,反訴として,一審
原告が,一審被告と一審原告間の本件発明に係る無線送受信回路の技術に関す
る研究開発契約に基づく業務を中止したことが債務不履行又は不法行為に当た
る旨主張して,一審原告に対し,債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償と
して81万5136円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成30年8月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10011控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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民事訴訟法140条
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係る
本件実用新案権を有していた控訴人が,被控訴人による原判決別紙1-1イ号侵
害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の製品(イ号製品),別
紙1-2ロ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目録記載の製品(ロ
号製品)及び別紙1-3ハ号侵害物(「カッター装置付きテープホルダー」)目
録記載の製品(ハ号製品)の製造及び販売は本件実用新案権を侵害する行為であ
ると主張して,被控訴人に対し,本件実用新案権侵害の不法行為による損害賠償
請求権に基づき,①昭和47年3月から昭和56年6月13日までの間に製造販
売されたイ号製品16万1100台に係る実施料相当額86億0274万円の
うち当初の7台に係る実施料相当額37万3800円,②昭和47年3月から昭
和56年6月13日までの間に製造販売されたロ号製品9万1100台に係る
実施料相当額48億6474万円のうち当初の6台に係る実施料相当額32万
0400円及び③昭和47年2月から昭和56年6月13日までの間に製造販
売されたハ号製品10万4700台に係る実施料相当額272億2200万円
のうち当初の5台に係る実施料相当額130万円の合計199万4200円及
▶判決の詳細
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著作権
平成30年8月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8291請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社キッズ・カンパニー 原告A
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著作権法19条1項 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が開設するホームページ(以下「被告ホー20
ムページ」という。)において,原告の著作物である書籍2冊(以下「本件各書籍」
と総称する。)を原告以外の者の著作物であるなどと表示し,これが原告の著作
者人格権(氏名表示権)の侵害に当たると主張し,民法709条に基づく損害賠
償金100万円及び不法行為の日の後である平成30年1月16日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案25
である。
▶判決の詳細
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