権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
意匠権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10242審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告三菱電機株式会社伊達研郎
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意匠法2条2項 意匠法14条1項 意匠法2条1項 意匠法3条1項
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,後記本願部分の画像が意匠法2条2項の「物品の操作(当該物品がそ
の機能を発揮できる状態にするために行われるものに限る。)の用に供される画像」
を構成し,その結果,本願意匠が同法3条1項柱書の「工業上利用することができ
る意匠」に当たるか否かである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10241審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告三菱電機株式会社伊達研郎
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意匠法2条2項 意匠法14条1項 意匠法2条1項 意匠法3条1項
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,後記本願部分の画像が意匠法2条2項の「物品の操作(当該物品がそ
の機能を発揮できる状態にするために行われるものに限る。)の用に供される画像」
を構成し,その結果,本願意匠が同法3条1項柱書の「工業上利用することができ
る意匠」に当たるか否かである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10240審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告三菱電機株式会社伊達研郎
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意匠法2条2項 意匠法14条1項 意匠法2条1項 意匠法3条1項
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,後記本願部分の画像が意匠法2条2項の「物品の操作(当該物品がそ
の機能を発揮できる状態にするために行われるものに限る。)の用に供される画像」
を構成し,その結果,本願意匠が同法3条1項柱書の「工業上利用することができ
る意匠」に当たるか否かである。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10239審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告三菱電機株式会社伊達研郎
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意匠法2条2項 意匠法14条1項 意匠法2条1項 意匠法3条1項
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[概要] 本件は,意匠登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。争点は,後記本願部分の画像が意匠法2条2項の「物品の操作(当該物品がそ
の機能を発揮できる状態にするために行われるものに限る。)の用に供される画像」
を構成し,その結果,本願意匠が同法3条1項柱書の「工業上利用することができ
る意匠」に当たるか否かである。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年5月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)9780確認
著作権確認等請求事件
被告セントラルレコード株式会社 原告A
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著作権法2条1項6号
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[概要] 1 本件は,別紙作品目録記載1(1)ないし2(2)の各作品(作品名及び作詞者に
より特定される歌詞並びに作品名及び作曲者により特定される曲。以下,個別には
同目録の番号に応じて「本件作品1(1)」などといい,本件作品1(1)及び同(2)を5
併せて「本件作品1」,本件作品2(1)及び同(2)を併せて「本件作品2」という。
また,本件作品1及び同2を併せて「本件各作品」という。)について,本件各作
品の実演を収録したCDの制作を被告に依頼した原告が,原被告間には,被告が原
告に対して本件各作品の著作権(著作権法上の著作者としての複製権,演奏権,公
衆送信権等,譲渡権,貸与権,編曲権及び二次的著作物の利用に関する原著作者の10
権利。以下,これらを併せて「本件著作権」という。)を帰属させる旨の合意が成
立していたと主張して,被告に対し,次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年5月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10113控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社ネットワーク応用通信研究所金川裕紀
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著作権法15条2項 民法704条
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[概要] 1 本件は,平成19年9月3日から平成22年5月31日までの間,被控訴人に
雇用されていた控訴人が,被控訴人に対し,⑴控訴人が被控訴人の従業員として開発
に従事したプログラムである「会員情報管理システム」及び「知らせますケン」並び
にこれらに係るシステム(以下,これらのシステム及びプログラムを総称して「本件
システム」という。)について,被控訴人が納入先から得た請負代金及び保守費用を
控訴人に分配していないことが不当利得に当たると主張して,不当利得返還請求権に
基づき,①主位的に,被控訴人が得た請負代金及び保守費用のうちの控訴人の寄与分
相当額から控訴人が受領済みの賃金額を控除した額合計1938万6607円及び
うち558万3703円に対する平成21年4月1日(被控訴人が「知らせますケン」
の報酬金の支払を受けた日の翌日)から,うち1380万2904円に対する平成2
2年4月2日(被控訴人が「会員情報管理システム」の報酬金の支払を受けた日の翌
日)から各支払済みまで民法704条前段所定の年5分の割合による利息(以下「法
定利息」という。)の支払を,②予備的に,上記合計額から「会員情報管理システム」
の保守費用相当額を控除した合計1318万6607円及びこれに対する法定利息
の支払を求め,⑵控訴人が,被控訴人の安全配慮義務違反のために過重労働を原因と
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10096控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (ナビゲーション装置及び方法)
控訴人パイオニア株式会社上田一郎 被控訴人株式会社いいよねっと
補助参加人ガーミンリミテッド弓削田博
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特許法36条4項 特許法29条 特許法36条6項2号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ナビゲーション装置及び方法」とする特許第344
2138号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控
訴人の輸入・販売する原判決別紙被告装置目録に記載された各装置(被控訴人装置)
が本件特許権の文言侵害あるいは均等侵害に当たると主張して,本件特許権侵害の
不法行為に基づき損害賠償を求めた事案である。なお,被控訴人に被控訴人装置を
販売した被控訴人補助参加人(以下,被控訴人と併せて「被控訴人ら」という。)
が,被控訴人を補助するため,本件訴訟に参加した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10083控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (治療用マーカー)
控訴人(一審被告)株式会社東京オリジナル・カラー・シール・センター 被控訴人(一審原告)株式会社中部メディカル
(一審原告)合資会社ヤスイペイント工芸所井口浩治
ら
ら補佐人弁理士森泰比古
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特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「治療用マーカー」とする本件特許権(第3609289
号)を有する被控訴人らが,控訴人の製造・販売等する被告各製品が,本件発明の
技術的範囲に属すると主張して,控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基
づき,被告各製品の製造,譲渡等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年5月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)7185請求棄却
意匠権侵害差止請求事件
被告株式会社アーテック 原告株式会社誠文社
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意匠法37条1項 民事訴訟法61条 意匠法24条2項
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[概要] 本件は,意匠に係る物品を植木鉢とする後記意匠権を有する原告が,被告による
別紙被告製品目録記載の植木鉢(以下「被告製品」という。)の製造販売行為が同意
匠権の侵害となると主張して,被告に対し,①意匠法37条1項に基づき,被告製
品の製造,譲渡,譲渡の申出の差止め,②同条2項に基づき,被告製品の廃棄を求
めている事案である。
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特許権
平成29年5月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10958一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (ケーシングの打設方法)
被告株式会社高知丸高 原告株式会社横山基礎工事
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特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を,それぞれ「掘削装置」とする特許権(特許第2981
164号。以下「本件特許権1」又は「本件特許1」という。),「穿孔工法
用回転反力支持装置」とする特許権(特許第3640371号。以下「本件特
許権3」又は「本件特許3」という。),「掘削土飛散防止装置」とする特許
権(特許第4553629号。以下「本件特許権4」又は「本件特許4」とい
い,本件特許権1,3及び4を総称して「本件各特許権」という。)を有する
原告が,被告がその工事に使用する「鋼管杭キャップ工法」に用いる掘削装置
(以下「被告装置1」という。),「ダウンザホールハンマー(拡径ビット)
工法」に用いる穿孔工法用回転反力支持装置(別紙被告装置2目録記載の各装
置。以下「被告装置2」という。)及び同工法に用いる掘削土飛散防止装置
(別紙被告装置3目録記載の装置。以下「被告装置3」といい,以下これらの
各装置を総称して「被告各装置」という。)が,本件特許権1の特許請求の範
囲請求項1又は2に係る各発明,本件特許権3の特許請求の範囲請求項1に係
る発明もしくは本件特許権4の特許請求の範囲請求項1に係る発明の技術的範
▶判決の詳細
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行政訴訟
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告フルタ電機株式会社 原告渡邊機開工業株式会社
ニチモウ株式会社
ら
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[概要] められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10120審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ワイパモータ)
被告株式会社ミツバ 原告アスモ株式会社
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特許法131条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年6月16日を出願日とする特許出願(特願2005-
176825号。以下「本件原出願」という。)の一部について,平成20年
7月10日,発明の名称を「ワイパモータ」とする分割出願(特願2008-
180167号)をし,平成24年10月19日,特許第5112200号
(請求項の数3。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受け
た。
(2) 原告は,平成27年9月7日,本件特許について無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10191審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告越野建設株式会社 原告株式会社リブラン藤田新一郎
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商標法3条1項6号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法3条1項6号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10076控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X
有限会社マス大山エンタープライズ 被控訴人株式会社国際空手道連盟極真会館渡辺拓
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商標法36条1項
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[概要] 1 訴外A(以下Aという。)は,フルコンタクトルールを特徴とする極真空手を
創設した上,昭和39年6月,国際空手道連盟極真会館(以下「極真会館」という。)
を設立し,その館長ないし総裁と称された。そして,被控訴人の代表取締役を務め
る訴外B(以下Bという。)は,昭和51年,極真会館に入門し,平成4年5月,極
真会館浅草道場を開設してその支部長に就任し,極真会館を示す別紙被控訴人標章
目録記載の各標章(以下「被控訴人各標章」という。)を使用していた。その後,A
が平成6年4月26日に死亡したことから,その後継者と称されていたBは,平成
6年5月,極真会館の館長に就任し,同年10月3日,被控訴人を設立したものの,
極真会館は,その後極真空手を教授する多数の団体に分裂するに至った。
2 他方,控訴人X(以下「控訴人X」という。)は,Aの子であり,相続により
同人の権利義務を単独で承継したものの,A死亡当時,極真会館の事業活動には関
与していなかった。しかしながら,控訴人Xは,平成11年2月17日に成立した
裁判上の和解に基づき,同年3月31日,Bらから極真会館総本部の建物の引渡し
を受け,その後当該建物を利用して極真会館の事業を行うようになった。そして,
控訴人Xは,同人が代表取締役を務める控訴人有限会社マス大山エンタープライズ
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10031審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
被告特許庁長官長崎洋一 原告株式会社三共小堀益
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特許法29条2項
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刊行物 | 117回 | 審決 | 61回 | 実施 | 19回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の認定及び判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10030審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
被告特許庁長官長崎洋一 原告株式会社三共小堀益
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特許法29条2項
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刊行物 | 144回 | 審決 | 88回 | 実施 | 28回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の認定及び判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
被告特許庁長官長崎洋一 原告株式会社三共小堀益
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特許法29条2項
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刊行物 | 114回 | 審決 | 61回 | 実施 | 19回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の認定及び判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遊技機)
被告特許庁長官長崎洋一 原告株式会社三共小堀益
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特許法29条2項
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刊行物 | 144回 | 審決 | 88回 | 実施 | 28回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の認定及び判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月17日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10116等控訴棄却
実施料等請求控訴事件
控訴人兼附帯被
松田技研工業株式会社 被控訴人兼附帯控訴人株式会社鴻池組
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被控訴人が控訴人に対し,特許実施許諾契約に基づく平成21年6月か
ら平成25年12月分までの未払実施料が,原判決別紙販売額・実施料一覧表記載
のとおりであると主張して,同契約に基づき合計1955万3025円及びこれに
対する支払期限の後である平成26年5月1日から支払済みまで商事法定利率年
6%の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10196審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アッセイ装置,方法,および試薬)
被告特許庁長官郡山順 原告メソスケールテクノロジーズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年2月10日,発明の名称を「アッセイ装置,方法,およ
び試薬」とする発明について特許出願(特願2014-23320号。原出願日:
平成21年4月10日。優先権主張:平成20年4月11日,米国。甲6。以下
「本願」という。)をしたが,平成27年2月23日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成27年7月3日,上記拒絶査定について不服審判を請求すると
ともに,同日付け手続補正書(甲7)により特許請求の範囲を補正した(以下「本
件補正」という。)。
(3) 特許庁は,上記審判請求を不服2015-12712号事件として審理を行
い,平成28年4月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月19日,
原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成28年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年5月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アクシオンシンプリフィエ
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[概要] 1 本件商標
原告は,次の登録商標の商標権者である(甲1)。
(1) 登録番号
第5581902号
(2) 登録商標(商標の構成)
(色彩については原本参照)
(3) 指定商品
第3類 化粧品,香料
(4) 出願日
平成24年12月11日
(5) 登録日
平成25年5月17日
2 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成27年8月6日付けで,特許庁に対し,本件商標は商標法(以
下,単に「法」という。)8条1項に該当するとして,その登録を無効とす
▶判決の詳細
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商標権
平成29年5月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)6268一部認容
商標権侵害差止請求事件
被告株式会社ロックオン 原告ビジネスラリアート株式会社
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商標法26条1項1号 商標法2条3項8号
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[概要] 本件は,別紙「商標権目録」記載の商標権を有する原告が,被告が別紙「標章目
録」記載の各標章をインターネット上のホームページ等の広告に使用する行為が同
商標権を侵害すると主張して,被告に対し,同商標権に基づき,同広告に同標章を
使用することの差止め及び同ホームページ等からの同標章の抹消を請求した事案で
ある。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年5月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5249請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告ビジネスラリアート株式会社 原告株式会社ロックオン
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商標法2条3項7号
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[概要] 本件は,別紙「商標権目録」記載の商標権を有する原告が,被告が別紙「被告標
章目録」記載の標章をインターネットホームページのサイトで使用する行為が原告
の商標権を侵害すると主張して,被告に対し,商標権に基づき,被告の役務に係る
ホームページ及び広告に同標章を付することの差止めを請求した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10114審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置)
被告ナブテスコ株式会社磯部健介 原告住友重機械工業株式会社山口昭則
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特許法29条1項3号 特許法153条2項 特許法164条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する無効審決の取消訴訟である。争点は,①分割
要件に関する判断の適否,②手続違背の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)556等請求棄却
特許権侵害差止請求権不存在確認等請求本訴事件,特許権侵害差止等請求反訴事件 (切断装置)
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特許法73条2項 特許法102条2項 特許法102条3項 特許法103条
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特許権 | 146回 | 侵害 | 59回 | 実施 | 43回 | 無効 | 25回 |
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原告は,ふぐを仕入れて,皮をはぎ,これをスライスし,刺身として販売す
る事業(以下「原告事業」という。)を営んでいた者であり,別紙1物件目録記載
の製品(ふぐ刺身機)1台を別紙2リース契約目録記載1のリース契約(以下「本
件リース契約1」という。)により取得し,これを業として使用していた(以下,
原告が本件リース契約1により取得した上記ふぐ刺身機を 「本件製品」とい
う。)。
被告は,発明の名称を「切断装置」とする特許第4684812号の特許権(平
成17年9月2日出願,平成23年2月18日設定登録。以下「本件特許権」とい
い,その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した特許請求
の範囲〔以下,単に「特許請求の範囲」ということがある。〕の請求項1及び同
2記載の各発明を,それぞれ,請求項の番号に対応して,「本件発明1」及び
「本件発明2」といい,これらを併せて「本件各発明」という。)を補助参加人と
共に共有する者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)11434請求棄却
特許権侵害行為の差止等請求事件 (骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置)
被告株式会社ホムズ技研 原告A
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「骨折における骨の断片の固定のための固定手段装置」
とする発明についての特許権を有する原告が,被告による別紙物件目録記載の
各製品 (以下,併せて「被告製品」という。) の製造,販売,譲渡,貸渡し,
輸出又は譲渡等の申出が原告の上記特許権を侵害すると主張し,被告に対し,
①特許法100条1項に基づき,これらの行為の各差止めを,②同条2項に基
づき,被告製品の廃棄を,③不法行為に基づく損害賠償金2億0178万60
60円及びこれに対する不法行為後である平成27年5月14日(訴状送達日
の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)2818請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件
被告P1
株式会社日本アシスト 原告株式会社岡田製作所
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特許法100条1項 特許法2条3項1号 民事訴訟法61条 特許法102条
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[概要] 本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告ら製造に係る別紙物件目録記載の
臀部拭き取り装置が本件特許権に係る特許発明の技術的範囲に属するとして,被告
らに対し,特許法100条1項に基づき,同臀部拭き取り装置等の製造,販売及び
販売の申出(以下「製造,販売等」という。)の差止め,同条2項に基づき同臀部拭
き取り装置の廃棄を求めるとともに,被告P1に対し,特許権侵害の不法行為に基
づき,損害賠償として1322万7600円及びこれに対する不法行為の日の後で
ある平成28年4月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5%の割合によ
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
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商標権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)28591請求棄却
商標権侵害差止等請求事件 (医深探求ゼミ)
被告学校法人河合塾 原告A
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商標法32条1項 商標法2条3項8号 商標法36条1項 商標法26条1項6号
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[概要] 本件は,「医の心」との標準文字の商標及び「医心」との標準文字の商標に
係る各商標権を有する原告が,被告においてこれらの文言をパンフレットやウ
ェブサイト上で使用して医学部受験生に対する受験指導等の宣伝広告を行って
いる行為が上記商標権をいずれも侵害する旨主張して,被告に対し,①商標法
36条1項に基づき,上記各標章の宣伝広告のための使用の差止めを求めると
ともに,②民法709条及び商標法38条2項に基づき,一部請求として,損
害賠償金2000万円及びこれに対する訴状送達日の翌日である平成28年9
月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10111控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告)日医工株式会社 控訴人(一審原告)デビオファーム・ 被控訴人(一審被告)日医工株式会社
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特許法100条1項
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,
「被告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
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不正競争
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10107控訴棄却
不正競争行為差止,プログラム著作権確認各請求控訴事件
被告)日本電子計算株式会社三谷革司 控訴人(一審原告)ソフトウェア部品株式会社株式会社ビーエスエス
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告)
(第1事件参加人・第2事件原告) 被控訴人(一審被告)日本電子計算株式会社三谷革司
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著作権法27条 民法90条 民法125条2号 民法555条
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被
告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10103控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告)サンド株式会社 控訴人(一審原告)デビオファーム・ 被控訴人(一審被告)サンド株式会社
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特許法100条1項 特許法8条 特許法70条1項 特許法120条の5
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[概要] か,原判決に従い,原判決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,
「被告」とあるのを「被控訴人」に,適宜読み替える。)
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10095控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (固定装置を有する液圧式車両ブレーキとそれを作動させるための方法)
被告)株式会社アドヴィックス清水亘 控訴人(一審原告)ルーカスインダストリーズ 被控訴人(一審被告)株式会社アドヴィックス清水亘
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特許法102条3項 特許法36条6項2号 民法709条 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「固定装置を有する液圧式車両ブレーキとそれを作
動させるための方法」とする本件特許権を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控
訴人が原判決別紙2-1,2-2及び2-4記載の各物件(イ号物件,ロ号物件,
ハ号物件,ト号物件。以下「イロハト号物件」という。)を生産し,使用し,譲渡し,
貸し渡し,輸出し,輸入し,又は譲渡若しくは貸渡しの申出をすること(譲渡等)
は,本件特許権を侵害する行為であり,また,被控訴人が原判決別紙2-3記載の
各物件(ニ号物件,ホ号物件,ヘ号物件。以下「ニホヘ号物件」という。)を譲渡等
することは,本件特許権を侵害する行為であるか,又は特許法101条1号若しく
は2号により本件特許権を侵害するものとみなされる行為であると主張して,①同
法100条1項及び2項に基づき,上記各物件の譲渡等の差止め及び廃棄を求める
とともに,②被控訴人が本件特許権の設定登録後である平成26年9月頃から本件
訴訟の提起日(平成27年8月15日)までの間にイロハト号物件を販売したこと
が特許権侵害の不法行為(民法709条)であると主張して,損害賠償金1億70
00万円(特許法102条3項により算定される損害額1億5000万円と弁護士
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著作権
平成29年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)23694請求棄却
著作者人格権侵害差止等請求事件
被告株式会社竹中工務店
株式会社彰国社 原告株式会社甲建築研究所
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著作権法115条 民法719条
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[概要] 本件は,建築設計等を目的とする原告が,自らが別紙物件目録記載の建物
(以下「本件建物」という。)の共同著作者(主位的主張)又は本件建物を二
次的著作物とする原著作物の著作者(予備的主張)であるにもかかわらず,①
被告竹中工務店が本件建物の著作者を同被告のみであると表示したことにより,
そのように表示された賞を同被告が受賞したこと,及び,②被告竹中工務店の
上記表示を受けて,被告彰国社がそのように表示された書籍を発行・販売して
これを継続していることが,原告の有する著作者人格権(氏名表示権)を侵害
する行為であると主張して,⑴被告らに対し,①原告が本件建物について著作
物人格権(氏名表示権)を有することの確認,及び,②民法719条及び70
9条に基づき,慰謝料100万円(上記書籍の販売等に係るもの)及びこれに
対する不法行為の日の後である平成27年6月17日から支払済みまで民法所
定の割合による遅延損害金の連帯支払を,⑵被告竹中工務店に対し,①民法7
09条に基づき,慰謝料200万円(上記受賞に係るもの)及びうち100万
円に対する不法行為の日の後である同月30日から,うち100万円に対する
不法行為の日の後である同年7月10日から各支払済みまで民法所定の割合に
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著作権
平成29年4月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10108控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
控訴人一般財団法人知と文明のフォーラム 被控訴人Y
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[概要] 2
本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
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商標権
平成29年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10106控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人合同会社ナチュラルビューティー
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商標法36条1項
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,控訴人が,被控訴人において,原判決別紙被告商品目録記載の各商
品(被告各商品)の包装に原判決別紙被告標章目録1ないし4記載の各標章(被告
各標章)を付するなどして控訴人の商標権(本件商標権)を侵害したと主張して,
被控訴人に対し,①商標法36条1項に基づき,被告各商品の包装に被告各標章を
付する行為及び被告各商品の包装に被告各標章を付したものを販売し又は販売のた
めに展示する行為の差止めを求め,②同条2項に基づき,被告各標章を付した包装
の廃棄及びインターネット上のウェブサイトからの被告各標章の抹消を求めるとと
もに,③不法行為(民法709条)に基づき,平成26年4月8日から平成28年
3月11日までの商標法38条2項による損害賠償として385万2459円及び
これに対する不法行為の後の日である同月28日(訴状送達日の翌日)から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10106審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タバコベースのニコチンエーロゾル発生システム)
被告特許庁長官内藤真徳 原告フィリップ・モーリス・プロ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
(1) デューク大学は,平成22年3月9日(優先権主張:平成21年3月17日,
米国)に発明の名称を「タバコベースのニコチンエーロゾル発生システム」とする
国際特許出願(特願2012-500827号)をした。原告は,デューク大学か
ら,上記特許を受ける権利を承継し,その後,国内移行手続をしたが,平成26年
1月28日付けで拒絶査定を受けた(甲8,16,18,19)。
(2) 原告は,平成26年6月3日,これに対する不服の審判を請求した(甲10)。
(3) 特許庁は,これを,不服2014-10285号事件として審理し,平成2
7年12月14日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,平成28年1月4日,その謄本が
原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成28年5月2日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起し
た。
2 特許請求の範囲の記載
特許請求の範囲請求項1の記載は,次のとおりである(ただし,平成27年10
▶判決の詳細
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商標権
平成29年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10192審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告一般社団法人ISD個性心 原告X柿内瑞絵
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商標法4条1項11号 商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 本件商標
被告は,次の商標の商標権者である(甲1)。
(1) 登録番号
第5727870号
(2) 登録商標(商標の構成)
(3) 指定商品及び指定役務
ア 第16類「衛生手ふき,紙製タオル,紙製テーブルナプキン,紙製手ふ
き,紙製ハンカチ,印刷したくじ(「おもちゃ」を除く。),紙類,文房
具類,印刷物,書画」
イ 第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,セミナーの企画・運営又は
開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,図書の貸与,書籍の制作,
教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用の
ものを除く。),放送番組の制作における演出」
(4) 出願日
平成26年7月25日
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)34678
特許権侵害行為差止等請求事件 (ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造)
被告ハノンシステムズ・ジャパン(旧商号ハラビステオン 原告株式会社豊田自動織機
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法104条の3 特許法29条1項3号
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[概要] 1 本件は,名称を「ピストン式圧縮機における冷媒吸入構造」とする発明につ
いての特許権を有する原告が,被告の輸入・販売する別紙イ号物件目録及びロ
号物件目録記載の各圧縮機(以下,併せて「被告各製品」という。)は上記特
許権に係る発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法100条1項に基
づき,被告各製品の生産,使用,譲渡,貸渡し,輸出若しくは輸入,又はその
譲渡若しくは貸渡しの申出の差止めを求めるとともに,②同条2項に基づき,
その占有する被告各製品及びその半製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月20日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)298等一部認容
特許権侵害差止等請求事件,債務不存在確認等請求事件
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項15号 特許法30条2項 特許法29条1項2号
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[概要] 1 事案の概要
(1) 第1事件
本件の第1事件は,後記本件特許権を有し,その実施品である別紙原告製品目録
記載のドラム式洗濯機用使い捨てフィルタ(以下「原告製品」という。)を製造販売
する原告が,別紙被告製品目録記載のドラム式洗濯機用使い捨てフィルタ(以下「被
告製品」という。)を製造販売等する被告に対し,下記請求をした事案である(ア,
イは選択的請求(ただし,各(イ)の損害賠償請求については重複する期間の限度))。
記
ア(ア) 被告による被告製品の製造販売等の行為が本件特許権の侵害であることを
理由とする,特許法100条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止請求及び同
条2項に基づく同製品及び金型の廃棄請求
(イ) 平成27年11月13日から平成28年1月14日までの間の被告製品の製
造販売等の行為が本件特許権の侵害行為であることを理由とする,68万8137
円(弁護士・弁理士費用7万円を含む。)の損害賠償請求及びこれに対する不法行為
の後の日である平成28年2月2日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年4月20日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)1737控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社生活と科学社 被控訴人楽天株式会社
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商標法2条3項8号 不正競争防止法2条1項1号 商標法36条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告商標目録記載の各商標権を有し,その各登録商標を
自己の商品等表示として使用する控訴人が,被控訴人は,インターネット上の
検索エンジンにおける検索結果表示画面の広告スペースに,原判決別紙表示目
録記載の文言に自社サイトへのハイパーリンクを施す方式による広告を表示し
て,控訴人の上記各商標権を侵害するとともに,不正競争防止法2条1項1号
の不正競争行為をしたと主張して,民法709条又は不正競争防止法4条(い
ずれも共同不法行為である場合の民法719条を含む。)に基づく損害賠償請
求として,1593万6386円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である
平成26年9月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める(商標権侵害に基づく請求と不正競争防止法に基づく請求
は,選択的併合の関係にある。)事案である。
▶判決の詳細
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