権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)19221一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (洗濯用洗浄補助用品及びこれを用いた洗濯方法)
原告株式会社宮本製作所 被告株式会社HappyAdwords
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特許法101条2号
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侵害 | 32回 | 特許権 | 23回 | 実施 | 20回 | 間接侵害 | 18回 |
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[概要] 本件は、発明の名称を「洗濯用洗浄補助用品及びこれを用いた洗濯方法」と
する特許第5312663号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許
権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が、被告に対し、被告が別紙
物件目録記載の被告製品(以下「被告製品」という。)を製造、販売及び販売25
の申出をする行為が本件特許権の間接侵害(特許法101条2号)に当たると
して、特許法100条1項に基づき、被告製品の製造、販売及び販売の申出の
差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10056控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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実施 | 27回 | ライセンス | 23回 | 進歩性 | 6回 | 無効 | 6回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の10
特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者である一審原告が、
被告製品が本件発明の技術的範囲に属するものであると主張して、特許権侵
害に基づく損害賠償請求又は不当利得返還請求として、22億4500万円
のうち3000万円及びこれに対する不法行為又は利得後の日である令和2
年12月5日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年3パー15
セントの割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(ネ)10023控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法126条5項 特許法102条3項
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実施 | 19回 | 進歩性 | 15回 | ライセンス | 13回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)10
本件は,発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の
特許(本件特許)に係る本件特許権の特許権者である一審原告が,被告各製
品が本件発明の技術的範囲に属するものであり,一審被告による被告各製品
の製造,販売が本件特許権の実施に当たると主張して,主位的に不法行為に15
よる損害賠償請求権に基づき、9億8017万7040円のうち1億円(特
許法102条3項により算定される損害の一部請求)及びこれに対する不法
行為後の日である平成30年12月4日(訴状送達の日の翌日)から支払済
みまで改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を、予備的に
不当利得返還請求権に基づき、9億8017万7040円のうち1億円並び20
にうち3000万円に対する返還請求の日の翌日である令和元年5月14日
(同月13日付け訴えの変更申立書の直送の日の翌日)から支払済みまで改
正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金及びうち7000万円に対す
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10031控訴棄却
特許権侵害損害賠償 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し25たパーソナルコンピュータシステム)
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特許法102条3項
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し25
たパーソナルコンピュータシステム」とする特許第4555901号の特許
(本件特許)に係る本件特許権の特許権者である控訴人が、被告各製品が本
件発明の技術的範囲に属するものであり、被控訴人による被告各製品の製造
販売が本件特許権の侵害に当たると主張して、不法行為に基づく損害賠償請
求として、3000万円(特許法102条3項により算定される損害4億8
000万円の一部請求)及びこれに対する不法行為後の日である令和2年35
月31日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまでの改正前民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月28日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10087控訴棄却
特許権侵害損害賠償請求控訴事件 (携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用したパーソナルコンピュータシステム)
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特許法102条3項
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実施 | 24回 | 進歩性 | 13回 | 無効 | 13回 | ライセンス | 12回 |
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[概要] 1 事案の概要(以下において略称を用いるときは、別途定めるほか、原判決に
同じ。)5
本件は、発明の名称を「携帯情報通信装置及び携帯情報通信装置を使用し
たパーソナルコンピュータシステム」とする登録番号第4555901号の
特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者である一審原告が、
被告各製品が本件発明の技術的範囲に属するものであると主張して、主位的
に不法行為による損害賠償請求権に基づき、被告各製品に係る実施料相当損10
害額(特許法102条3項)7億2000万円の一部として、3000万円
及びこれに対する不法行為の後(訴状送達の日の翌日)である令和元年12
月13日から支払済みまで改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求め、予備的に不当利得返還請求権に基づき、7億2000万円の
一部として、3000万円及びこれに対する同日から支払済みまで年5分の15
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)15136
発信者情報開示請求事件
原告X 被告グーグル・エルエルシー
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著作権法41条
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[概要] 1 本件は、原告が、インターネット上の地図サービスである「Googleマッ
プ」(以下「本件サイト」という。)を運営する被告に対し、氏名不詳者(以下
「本件投稿者」という。)による別紙投稿動画目録記載のアカウントによる投稿
(以下「本件投稿」という。)が、原告においてインスタグラムに投稿した動画25
に係る原告の著作権(複製権・公衆送信権)を侵害することが明らかであると主
張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律(以下「法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記載
の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23243
発信者情報開示請求事件
原告株式会社A&T 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件各発信者」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著
作物目録記載の動画(以下、符号の順番に応じ「本件動画1」及び「本件動画2」20
といい、併せて「本件各動画」という。)を送信可能化したことにより、本件各
動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。25
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。なお、証拠を摘示する場合には、特に記載のない限
り、枝番を含むものとする。)
当事者
ア 原告は、本件各動画の著作権を有する株式会社である。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10093審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハート・インターナショナル 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 商標登録出願(甲10)
原告は、令和2年2月12日、次のとおり、商標登録出願を行った(商願25
2020-14760号、以下「本願」という。)。
ア 商標登録を受けようとする商標
ハートデンキサポート(標準文字。以下「本願商標」という。)
イ 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
( 第36類)
ガス料金又は電気料金の徴収の代行、商品代金の徴収の代行、保険業5
務、損害保険業務、輸送保険業務、購入商品に関する補償保険の引受け、
損害保険及び自動車保険の引受け、輸送保険の引受け、輸送中商品の保
険の引受け、生命保険契約の締結の媒介、生命保険の引受け、損害保険
契約の締結の代理、損害保険に係る損害の査定、損害保険の引受け、保
険料率の算出、保険及び金融又は財務に関する情報の提供及び助言、保10
険・金融・土地又は建物に関する財務の評価、有価証券の売買の媒介・
▶判決の詳細
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商標権
令和5年2月22日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告西田通商株式会社 被告特許庁長官
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商標法4条1項11号 商標法4条1項 商標法27条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 商標登録出願(甲1、乙1)
原告は、令和2年8月5日、次のとおり、商標登録出願を行った(商願2
020-96655号、以下「本願」という。)。
ア 商標登録を受けようとする商標(以下「本願商標」という。)
イ 商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務
第25類
スニーカー、その他の履物、運動用特殊靴
⑵ 拒絶査定等
ア 本願について、令和3年1月25日付け手続補正書により、指定商品が15
「スニーカー、履物、運動用特殊靴」に変更された(乙2)。
イ 本願について、令和3年2月17日付けで拒絶理由が通知され、同月2
2日付けで意見書が提出されたが、同年11月4日付けで、本願商標は、
後記ウ記載の引用商標と類似する商標であって、本願商標の指定商品と引
用商標の指定商品とは同一又は類似のものであるから、商標法4条1項120
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月22日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)27972請求棄却
特許権侵害損害賠償等請求事件
原告株式会社アイテックシステム 被告レボックス株式会社
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特許法102条2項 特許法100条1項
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実施 | 68回 | 無効 | 56回 | 無効審判 | 24回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 本件は、原告が、被告による別紙被告製品目録記載の各製品(以下、番号に
応じ「被告製品1」及び「被告製品2」といい、併せて「各被告製品」とい10
う。)の製造、譲渡、輸出、輸入及び譲渡等の申出は、原告の有する特許第4
457100号の特許権(以下「本件特許権」という。)を侵害すると主張し
て、被告に対し、特許権による差止請求権及び廃棄等請求権(特許法100条
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10088控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被控訴人ZEIN株式会社
Y
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民事訴訟法181条1項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、控訴人の従業員であったA(以下「A」という。)が控訴人在職中に原
判決別紙本件データ目録記載のスライドを作成し、Aが被控訴人会社への転籍後に
上記スライドの2~8枚目の部分のデータ(以下当該部分に係るデータを「本件デ
ータ」という。)を流用して、原判決別紙被控訴人ら作成データ目録記載のスライ
ドを作成(同スライドの7~13枚目が本件データを流用して作成した部分であり、
当該部分に係るデータを「被控訴人ら作成データ」という。)し、被控訴人代表者
である被控訴人Yに電子メールで送付したことに関し、控訴人が、被控訴人らに対
し、①被控訴人会社従業員であるAをして控訴人の著作物である本件データを流用
して被控訴人ら作成データを作成させたことにより、控訴人の著作権(複製権又は
翻案権)を侵害し、②Aをして控訴人の営業秘密を含む本件データを不正の手段に
より取得して持ち出させ、③被控訴人Yが、控訴人の従業員を被控訴人会社に移籍
するよう勧誘し、又はAを通じて控訴人の顧客に対して被控訴人会社への取引の切
換えを勧奨したこと等が、被控訴人らの不法行為又は債務不履行に当たると主張し
て、被控訴人らに対し、連帯して、損害の一部である1億円及びこれに対する不法
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月21日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10078控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (片手支持可能な表示装置)
被控訴人任天堂株式会社
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特許法134条の2 特許法126条1項 特許法126条6項 特許法126条5項
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[概要] 1 本件は、発明の名称を「片手支持可能な表示装置」とする特許第33829
36号の特許(本件特許)に係る特許権(本件特許権)の特許権者であった控5
訴人において、被控訴人が製造及び販売する原判決別紙1被告製品目録記載の
各製品(被告各製品)は本件特許権の技術的範囲に属するものであり、被控訴
人は法律上の原因なくして本件特許の実施料相当額の利得を得ている旨主張し
て、被控訴人に対し、不当利得返還請求権に基づいて、①平成21年8月5日
から平成23年8月30日までの期間における実施料相当額100億円及び消10
費税相当額10億円の合計110億円の一部請求として110万円及びこれに
対する令和元年8月2日(第1事件の訴状送達の日の翌日)から支払済みまで
改正前民法所定の年5分の割合による遅延損害金、②平成21年2月4日から
同年8月4日までの期間における実施料相当額25億2000万円の一部請求
として1億円及び令和元年8月20日(第2事件の訴状送達の日の翌日)から15
支払済みまで同割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和5年2月21日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)4439請求棄却
損害賠償等請求事件
原告新生ネット株式会社 被告株式会社ネットシステム
P1
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不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項7号 民法709条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 1 本件は、原告の元代表取締役である被告P1(以下「被告P1」という。)
が、①原告から示された原告の営業秘密である早見表の数値等を不正の利益を得る
目的又は原告に損害を加える目的で、被告株式会社ネットシステム(以下「被告ネ
ットシステム」という。)に開示した行為が不正競争防止法2条1項7号の不正競
争に当たり、被告ネットシステムが被告P1に図利加害目的があることを知りなが5
ら被告P1から原告の営業秘密を取得し、使用した行為が同項8号の不正競争に当
たるとして、原告が、被告らに対し、同法4条に基づき、連帯して1240万20
00円の損害賠償及びこれに対する判決確定日から支払済みまで民法所定年3%の
割合による遅延損害金の支払、不正競争防止法3条1項に基づき、営業秘密の開示、
使用の差止めを求め、選択的に、②原告が伊勢市の公共事業において設計図書を作10
成する業者と結託して「S-One 工法 新生ネット株式会社同等とする」と記載させ
ることにより原告が受注できるはずであった工事を、被告P1が原告の早見表を被
告ネットシステムに開示した上、「NS 工法 株式会社ネットシステム同等とする」
と記載させたことにより、原告が受注できなかったと主張して、被告らに対し、不
法行為に基づき、連帯して1240万2000円の損害賠償及びこれに対する判決15
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月20日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18499
民事訴訟 著作権
原告株式会社ホットエンターテイメント 被告株式会社NTTドコモ
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月20日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)10590一部認容
特許権侵害差止等請求事件
原告トラタニ株式会社 被告株式会社タカギ
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特許法102条1項 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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特許権 | 37回 | 侵害 | 30回 | 実施 | 27回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 本件は、後記特許権(以下「本件特許権」という。)の共有者である原告が、被告
が製造販売する別紙被告製品目録記載の各製品(以下総称して「被告製品」といい、10
個別には目録記載の番号に応じて「被告製品1-1」などという。)が後記本件発明
の技術的範囲に属すると主張して、被告に対し、特許法100条1項及び2項に基
づき、被告製品の製造販売等の差止め等を求めるとともに、民法709条に基づき
損害金4400万円及びこれに対する上記販売行為の後日である平成30年12
月8日から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年515
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。(損害賠償請求は、債権譲
渡を受けた相共有者の持分に基づく分を含んでいる。)
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)13626請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (ガススクラバー流体のための浄化設備)
原告アルファ・ラバル・コーポレイト・アクチエボラグ 被告三菱化工機株式会社
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特許法101条1号 特許法29条2項 特許法104条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「ガススクラバー流体のための浄化設備」とする特許
第5784719号の特許(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下
「本件特許権」という。)の特許権者である原告が、被告に対し、別紙製品目10
録記載の各水処理システム(以下、同目録記載1の水処理システムを「被告製
品1」、同目録記載2の水処理システムを「被告製品2」などといい、被告製
品1ないし3を併せて「被告各製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲
の請求項1に係る発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し、被
告による被告各製品の製造、譲渡、輸出及び譲渡の申出が本件特許権の侵害に15
該当すると主張して、特許法100条1項に基づき、被告各製品の譲渡等の差
止めを、同条2項に基づき、被告各製品の廃棄をそれぞれ求め、民法709条
に基づき、一部請求として1000万円(令和2年3月31日までの損害とし
て500万円及び同年4月1日以降の損害として500万円)並びにうち50
0万円に対する本件訴訟提起日である令和2年6月2日から支払済みまで民法20
(平成29年法律第44号による改正前のもの)所定の年5分の割合による遅
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月17日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18630
発信者情報開示請求事件
原告スギ株式会社 被告GMOペパボ株式会社
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、原告の提供するサービスに関心を有するTw
itter(インターネットを利用してツイートと呼ばれるメッセージ等を投20
稿することができる情報ネットワーク)のユーザーが、氏名不詳者(以下「本
件発信者」という。)の管理運営する別紙サイト目録記載のウェブサイト(以
下「本件ウェブサイト」という。)の記載に従い、Twitter上のアカウ
ント(以下「ユーザーアカウント」という。)と特定のアプリケーション(以
下「本件スパムアプリ」という。)を連携したことにより、当該ユーザーアカ25
ウントにおいて、上記ユーザーの意図に関係なく、原告が著作権を有する文章
を記載したツイート(以下「本件スパムツイート」という。)が投稿されるよ
うになり、これによって原告の営業権が侵害されたことが明らかであり、本件
発信者に対する損害賠償請求権等の行使のため、被告が保有する別紙発信者情
報目録記載の各発信者情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を受け
るべき正当な理由があると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任5
の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水分制御装置、水分制御方法、プログラム、記憶媒体、生成された物質、製品、装置及び設備)
原告エバートロンホールディングスピーティーイーリミテッド 被告特許庁長官
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特許法50条 特許法159条2項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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審決 | 64回 | 実施 | 35回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 本件は、特許拒絶査定の不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月16日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10012等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (接触操作型入力装10置およびその電子部品)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 被告は、平成10年1月6日にした特許出願(特願平10-12010号)
の一部を分割して、平成17年5月2日、発明の名称を「接触操作型入力装10
置およびその電子部品」とする発明について新たな特許出願(2005-1
33824号。以下「本件出願」という。)をし、平成18年9月15日、特
許権の設定登録を受けた(第3852854号。請求項の数3。以下、この特
許を「本件特許」といい、これに基づく特許権を「本件特許権」という。)。
被告は、平成21年3月5日、特許請求の範囲について訂正審判(訂正2015
09-390032)を請求し、特許庁は、同月31日付けで訂正を認める
審決をした。
▶判決の詳細
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商標権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23588
発信者情報開示請求事件
原告株式会社LinkLife 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)が、インターネ
ット上のサイトである「Google検索」(以下「本件サイト」という。)に
おいて、別紙投稿記事目録記載の広告を表示されるようにしたこと(以下「本件20
投稿」といい、同目録記載の標章を「本件標章」という。)により、別紙商標権
目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい、本件商標権に係る登録商標を「本
件商標」という。)を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通信役務提供
者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ
責任制限法」という。)5条2項に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以25
下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19641
発信者情報開示請求事件
原告株式会社グルーヴ・ラボ 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者ら(以下「本件各発信者」という。)がいわゆる
ファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙著20
作物目録記載の動画(以下、符号の順番に応じ「本件動画1」及び「本件動画2」
といい、併せて「本件各動画」という。)を送信可能化したことにより、本件各
動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録記25
載の各情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)18631
発信者情報開示請求事件
原告株式会社フライングドッグ
キングレコード株式会社 被告GMOインターネットグループ株式会社
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[概要] 1 本件は、原告らが、氏名不詳者ら(以下「本件発信者ら」という。)がいわゆ
るファイル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙
著作物目録記載の商業用音楽CD(以下、符号に従い「本件レコード1」などと
いい、併せて「本件各レコード」という。)を送信可能化したことにより、本件
レコード1に係る原告フライングドッグの送信可能化権を、本件レコード2に係5
る原告キングレコードの送信可能化権を、それぞれ侵害したと主張して、被告に
対し、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発
信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める
事案である。10
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲の各証拠及び弁論の全趣旨に
より認められる事実をいう。)
当事者
ア 原告らは、多数のレコードを製作の上、これらを複製してCD等として販
売する株式会社である。15
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)22602
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MBM 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)がいわゆるファ
イル交換共有ソフトウェアであるBitTorrentを使用して、別紙侵害著
作物目録記載の動画(以下「本件動画」という。)を送信可能化したことにより、20
本件動画に係る原告の送信可能化権を侵害したと主張して、被告に対し、特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以
下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項に基づき、別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
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特許権
令和5年2月15日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (非常に低い抵抗材料で形成された、電気的デバイス、機械的デバイス、コンピュータデバイス、および/または、他のデバイス)
原告アンバチュアインコーポレイテッド 被告特許庁長官
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特許法36条4項1号
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実施 | 110回 | 審決 | 12回 | 分割 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は、平成29年5月24日、平成24年(2012年)3月30日(以
下「本件原出願日」という。)を国際出願日とする特許出願(特願2014-
502854号。パリ条約による優先権主張:平成23年(2011年)35
月30日(米国))の一部を分割し、発明の名称を「非常に低い抵抗材料で形
成された、電気的デバイス、機械的デバイス、コンピュータデバイス、およ
び/または、他のデバイス」とする発明について、特許出願(特願2017
-103000号。請求項の数20。以下「本願」といい、本願の際に添付
された明細書及び図面を併せて「本願明細書等」という。)をした。(甲1、10
2、17)
⑵ 原告は、平成30年10月29日付けで拒絶査定を受けたため、平成31
年3月4日、拒絶査定不服審判を請求した(不服2019-2990号事件)。
(甲6、7)
⑶ 原告は、令和2年11月18日付け拒絶理由通知書の送付を受けたため、15
令和3年5月20日付けで、特許請求の範囲を補正する旨の手続補正書を提
▶判決の詳細
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不正競争
令和5年2月13日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)6381等請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告エヌアイラボ株式会社 被告エムスリーキャリア株式会社
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[概要] 1 要旨
原告と被告は、いずれも医療機関に対して麻酔科医を紹介する事業(役務)を20
営むものであるところ、
(1) 本件本訴は、原告が、被告の資料等(甲5の1ないし3及び甲6。以下、甲
5の1ないし3の文書を「本件文書」といい、個別には書証の枝番号に従い「本
件文書1」などという。また、甲6を「本件メール」という。)を使用した説明
等(以下「本件告知等行為」という。)が主位的に不正競争防止法(以下「不競25
法」という。)2条1項21号の、予備的に同項20号の各不正競争に該当する
と主張し、被告に対し、同法3条に基づくその行為の差止めと同法14条に基
づく信用回復措置を求めるとともに、同法4条に基づく損害賠償請求として、
原告の被った損害合計2860万円のうち1100万円及びこれに対する行
為の後の日である令和3年7月14日(訴状送達の日の翌日)からの民法所定
年3分の割合による遅延損害金の支払を求め、5
(2) 本件反訴は、被告が、①原告の取締役であるP1が、被告の従業員から後記
本件情報を得て使用した行為(以下「本件取得等行為」という。)が不競法2条
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)31866一部認容
損害賠償請求事件
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民法709条 民法90条
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[概要] 1 事案の要旨
本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォーム
であるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネ20
ル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原
告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意を
し、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本
件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウ
ント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に25
侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯し
て、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令
和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による
遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承
諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル
(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」とい5
う。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月10日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)31866等一部認容
損害賠償請求事件
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民法709条 民法90条
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[概要] 1 事案の要旨
本訴は、原告が、被告会社との間で、オンライン動画共有プラットフォーム
であるYouTube上に開設された、「(チャンネル名は省略)」のチャンネ20
ル名のYouTubeチャンネル(以下「本件チャンネル」という。)に、原
告が出演する動画を被告会社が有償で編集し、アップロードをする旨の合意を
し、被告会社が同合意に基づく業務を行っていたことに関し、①被告らは、本
件チャンネルと紐づけされているGoogleアカウント(以下「本件アカウ
ント」という。)のパスワードを原告の承諾なく変更し、原告の権利を違法に25
侵害したとして、被告らに対し、民法709条及び719条に基づき、連帯し
て、原告が被った損害205万円及びこれに対する不法行為の後の日である令
和3年11月26日から支払済みまで民法所定の年3パーセントの割合による
遅延損害金の支払を求め、②被告らは、令和3年11月26日以後、原告の承
諾なく被告会社のウェブサイト上に原告の容姿が表示された動画のサムネイル
(別紙サムネイル目録記載の各サムネイル。以下「本件各サムネイル」とい5
う。)を掲載し続け、本件各サムネイルに係る原告の肖像権を侵害したとして、
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月9日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10061控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (マグネットスクリーン装置)
被控訴人株式会社近畿エデュケーションセンター
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法123条1項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、発明の名称を「マグネットスクリーン装置」とする2件の特許(本件各
特許)に係る特許権(本件各特許権)を有する控訴人が、被控訴人が別紙物件目録
記載の各製品(以下「被控訴人製品」という。)を製造、譲渡等することは本件各
特許権の侵害に当たると主張して、被控訴人に対し、特許法100条1項及び2項
に基づき、被控訴人製品の製造、譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに、不法
行為に基づき、損害賠償金7963万4080円及びこれに対する不法行為の後の
日である令和2年4月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで平成29年
法律第44号による改正前の民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(ネ)10090等控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件,同附帯控訴事件
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著作権法41条 民法723条
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[概要] 1 控訴人X1は、原判決別紙1記載の映画(以下「本件映画」という。)の脚
本(以下「本件脚本」という。)を制作し、本件映画の監督を務めるなどした者、
控訴人X2は、控訴人X1とともに本件脚本を制作した者、被控訴人新潮社は、平
成30年3月1日に発売された週刊新潮2018年3月8日号(以下「本件週刊誌」
という。)において、本件脚本の一部(原判決別紙5)を引用した上、原判決別紙
4の記事(以下「本件記事」という。)を掲載した者、被控訴人オーピー映画は、
控訴人X1から、本件映画の著作権の譲渡を受けた者、被控訴人大蔵映画は、被控
訴人オーピー映画から、本件映画の著作権の譲渡を受けた者である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月7日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和4(行ケ)10037審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空調服の空気排出口調整機構、空調服の服本体及び空調服)
原告株式会社サンエス 被告株式会社セフト研究所
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実施 | 164回 | 審決 | 41回 | 無効 | 23回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本件は、特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は、明確
性要件違反の有無、冒認出願ないし共同出願要件違反の有無及び進歩性の有無であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月6日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)1848請求棄却
特許権移転登録手続
原告サンシード株式会社 被告コギトケミカル株式会社
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特許法35条3項 特許法34条1項 特許法123条1項6号
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[概要] 本件は、原告が、被告に対し、別紙特許権目録記載1ないし3の特許権(以下、
総称して「本件各特許権」という。)に係る各発明(以下「本件各発明」という。)
は、被告代表者の原告在職中の職務発明であって原告が特許を受ける権利を有して20
いるのに、被告が出願して特許を受けたものであって、特許法123条1項6号に
規定する事由があるから、同法74条1項に基づき、各移転登録を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月6日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)23392
発信者情報開示請求事件
原告A 被告KDDI株式会社
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[概要] 1 本件は、原告が、氏名不詳者(以下「本件発信者」という。)によって、イン
ターネット上のウェブサイトであるインスタグラム(以下「本件ウェブサイト」
という。)に別紙投稿記事目録記載の投稿(以下「本件投稿」という。)がされ
たことにより、原告の著作権(複製権及び公衆送信権)及び名誉感情が侵害され25
たと主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の
開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条2項に基づき
(第2回口頭弁論調書参照)、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発
信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和5年2月6日 知的財産高等裁判所知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10040等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法)
原告滝沢ハム株式会社
株式会社シンコウフーズ 被告滝沢ハム株式会社
株式会社シンコウフーズ
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特許法29条2項
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審決 | 152回 | 実施 | 70回 | 無効 | 54回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ X(以下「X」という。)は、出願日を平成24年5月17日とし(以下「本20
件出願日」という。)、発明の名称を「特定加熱食肉製品、特定加熱食肉製品
の製造方法及び特定加熱食肉製品の保存方法」とする特許を出願し、平成2
5年2月8日、設定登録を受けた(特許第5192595号。請求項の数5。
以下「本件特許」といい、その特許権を「本件特許権」という。本件特許の
特許査定時の特許請求の範囲、明細書及び図面は、別紙1の特許公報(甲525
2)のとおりであり、このうち明細書及び図面を、以下「本件明細書等」と
いう。)。Xは、本件特許権を、被告に譲渡し、本件特許権の移転は平成28
年4月19日付けで登録されたため、被告が本件特許権を有している(乙8
9)。
⑵ 原告は、平成31年4月8日、本件特許の特許請求の範囲の請求項1ない
し5に係る発明についての特許につき無効審判を請求し、特許庁は、これを5
無効2019-800030号として審理した(以下「本件無効審判」とい
う。)。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月3日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)14258
発信者情報開示請求事件
原告株式会社ソニー・ミュージックレーベルズ
株式会社バンダイナムコミュージックライブ
株式会社ポニーキャニオン 被告株式会社NTTぷらら訴訟承継人株式会社NTTドコモ
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著作権法96条の2 著作権法102条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、レコード製作会社である原告らが、被告に対し、氏名不詳者が、P5
2Pの一種であるBitTorrent(以下「ビットトレント」という。)の
ネットワーク(以下「ビットトレントネットワーク」という。)を介して、原告
らがレコード製作者の権利を有するレコードについての送信可能化権(著作権
法96条の2)を侵害したことが明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害
賠償請求等のために必要であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠10
償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)5条1項に基づき、被告が保有する別紙発信者情報目録記載の各
情報(以下「本件各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和5年2月3日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和4(ワ)19527
発信者情報開示請求事件
原告A 被告メタプラットフォームズインク
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[概要] 1 事案の要旨
本件は、原告が、被告に対し、氏名不詳者が、ソーシャルネットワーキング
サービスであるInstagram上において、原告が著作権を有する別紙著
作物目録記載の画像(以下「本件画像」という。)を複製した画像(以下「本
件投稿画像」という。)をプロフィール画像として投稿したことにより、本件25
画像に係る原告の複製権及び公衆送信権並びに原告の肖像権を侵害したことが
明らかであり、上記氏名不詳者に対する損害賠償請求権の行使等のために必要
であると主張して、特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)5条1項
に基づき、別紙発信者情報目録記載の各情報(以下「本件発信者情報」とい
う。)の開示を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨によ
り容易に認められる事実)
⑴ 当事者
ア 原告は、肩書住所地に居住する私人である(弁論の全趣旨)。
▶判決の詳細
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