権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成28年10月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10133一部認容
損害賠償請求控訴事件,同附帯控訴事件 (音叉型治療器)
控訴人(附帯被
)X
(附帯被
)Y 被控訴人(附帯控訴人)有限会社トレナージュアカデミー
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特許法65条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 事案の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
本件は,発明の名称を「音叉型治療器」とする発明に係る特許権(本件特許
権。特許第4539810号。)を有する被控訴人(附帯控訴人。以下「被控訴人」
という。)が,本件旧会社及び本件新会社が本件発明の実施品である本件治療器を
販売・使用したことについて,本件旧会社及び本件新会社の取締役又は事実上の取
締役であった控訴人(附帯被控訴人)ら(以下「控訴人ら」という。)には,下記
の任務懈怠行為があったとして,控訴人らに対し,連帯して,会社法429条1項
(平成18年4月30日までの任務懈怠行為については平成17年法律第87号に
よる改正前の商法266条ノ3第1項)に基づく損害賠償金の一部である5000
万円及びこれに対する弁済期(履行の請求をした日)の翌日である平成25年7月
10日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成28年10月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10056控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (強磁性材スパッタリングターゲット)
控訴人JX金属株式会社 被控訴人田中貴金属工業株式会社鈴木修
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民事訴訟法157条1項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「強磁性材スパッタリングターゲット」とする特許第
4673453号に係る特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人に対し,
被控訴人が製造してセミコン・ライト社(大韓民国京畿道 仁 興区ゴメ洞47
4所在)に販売した原判決別紙被告製品目録記載1の製品(以下「被控訴人製品1」
という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項2記載の発明(本件特許発明)
の技術的範囲に属すると主張して,特許権侵害の不法行為による損害賠償金(第1
次的に特許法102条2項による損害額55万円の内金として30万円,第2次的
に同条3項に基づく損害額14万3130円)及びこれに対する平成26年12月
3日(同年11月28日付け訴え変更申立書(2)の送達日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10140審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (電導誘導放要素の自続エネルギー起さりエンジン)
被告特許庁長官 原告X
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 本件記録によれば,次の各事実が認められる。
(1) 原告は,平成24年12月21日,発明の名称を「電導誘導放要素の自続エ
ネルギー起さりエンジン」とする発明につき,特許出願したが(特願2012-2
89426号),平成27年1月15日,拒絶査定されたことから,同年4月23
日,拒絶査定不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10012請求棄却
行政訴訟 特許権 (有精卵の検査法および装置)
被告四国計測工業株式会社 原告X
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特許法29条1項1号 特許法29条1項2号 特許法38条 特許法167条
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[概要] により容易に認定できる事実)
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10262審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (棚装置)
被告コージ産業株式会社 原告株式会社サカエ
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特許法134条の2 特許法164条の2 特許法134条9項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成18年4月27日,発明の名称を「棚装置」とする発明に係る特許
第4866138号の特許権者である(平成18年4月27日特許出願,平成23
年11月18日設定の登録。請求項数2。以下,この特許を「本件特許」といい,
本件特許の願書に添付された明細書及び図面を併せて「本件明細書」という。)。(甲
12,乙1)
原告は,平成26年3月5日,特許庁に対し,本件特許の請求項1に記載された
発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記
請求を無効2014-800035号事件として審理をし,その審理の過程で,被
告は,同年5月29日,訂正の請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10210審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (内燃機関用燃料)
被告特許庁長官 原告X₁
X₂
X₃
X₄
X₅
ら
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告らは,発明の名称を「内燃機関用燃料」とする発明につき,平成21年1
1月18日を出願日とする特許出願(特願2009-263214号。以下「本願」
という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10184審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ローソク)
被告ペガサス・キャンドル株式会社 原告X₁
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特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 容易に認定できる事実である。)
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10739一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告P2ことP1
株式会社日本アシスト 原告株式会社岡田製作所
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特許法36条6項1号 特許法69条1項 特許法17条の2 特許法36条6項2号
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無効 | 59回 | 進歩性 | 43回 | 特許権 | 37回 | 実施 | 32回 |
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[概要] 本件は,後記3件の特許権を有する原告が,被告らのする別紙物件目録1ないし
4記載の製品の製造及び譲渡のための展示行為が当該特許権に対する侵害行為であ
るとして,被告らに対し,特許法100条1項に基づき,同製品の製造,販売及び
販売の申出(以下「製造,販売等」という。)の差止め,同条2項に基づき同製品
の廃棄を求めるとともに,被告P1に対し,特許権侵害の不法行為に基づき,損害
賠償として4180万5720円及びこれに対する不法行為の日の後の日である平
成26年11月19日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5%の割合によ
る遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)5619請求棄却
損害賠償請求事件
被告ナチュラルメディスン株式会社 原告株式会社カーネルコンセプト
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著作権法47条の3 著作権法15条2項 著作権法2条1項10号 著作権法114条3項
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[概要] 本件は,原告が,通販管理システムの作成を被告から委託されて,同システ
ムを機能させるためのコンピュータプログラムを作成し,被告に利用させてい
たところ,被告が利用契約の終了後も,上記プログラムを違法に複製し上記シ
ステムの利用を継続している旨主張して,被告に対し,上記プログラムの著作
権(複製権)侵害に基づき,損害賠償金1896万4000円及びこれに対す
る訴状送達日の翌日である平成27年4月25日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10039一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件 (棚装置)
控訴人兼被
株式会社サカエ 被控訴人兼控訴人コージ産業株式会社
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特許法17条の2 特許法100条1項 特許法29条2項 特許法123条1項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「棚装置」とする二つの特許(特許第4910097号,
特許第4866138号。以下,前者を「本件特許1」,後者を「本件特許2」とい
い,両者を併せて「本件各特許」という。)に係る特許権を有する一審原告が,一審
被告による原判決別紙物件目録1ないし3記載の各製品(その生産のみに用いる棚
板を含む。)の製造,販売等が本件特許1に係る特許権の,同目録1記載の製品(上
記棚板を含む。)の製造,販売等が本件特許2に係る特許権の侵害に当たると主張し
て,一審被告に対し,特許法100条1項に基づき上記各製品の製造及び販売等の
差止め,同条2項に基づき上記各製品及びその半製品の廃棄を求めるとともに,平
成24年2月1日から平成27年3月26日までの特許権侵害の不法行為に基づく
損害賠償請求として,損害金4億6885万1002円及びうち3220万円に対
する平成25年7月18日(訴状送達の日の翌日)から,うち4億3665万10
02円に対する平成27年2月28日から,各支払済みまで,民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10016控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ティシュペーパー製品の製造方法及び製造設備)
控訴人大王製紙株式会社櫻井彰人 被控訴人日本製紙クレシア株式会社曽我部高志
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特許法100条1項 特許法102条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 訴訟の概要(略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)
⑴ 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人は,原判決別紙被告設備目録
(原告)記載のティシュペーパーの製造設備を設置・使用し,原判決別紙被告方法
目録(原告)記載の方法によって「クリネックス AQUA Veil」との商品
名のティシュペーパー(被告製品)及びその他のティシュペーパー(被告製品等)
を製造することにより,控訴人の特許第4676564号に係る特許権(本件特許
権1)を侵害しており,被告製品を製造・販売することにより,控訴人の特許第4
868622号に係る特許権(本件特許権2)を侵害しているとして,特許法10
0条1項,2項に基づき,上記製造設備の設置・使用等の差止め及び上記製造設備
等の廃棄を求めるとともに,不法行為(民法709条)に基づき,平成23年10
月から訴え提起時(平成24年3月7日)までの特許法102条2項による損害の
賠償の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (色彩選別機及び色彩選別機の運転制御方法)
被告特許庁長官清水稔 原告東洋ライス株式会社
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特許法17条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成21年8月25日,発明の名称を「色彩選別機及び色彩選別
機の運転制御方法」とする特許出願(特願2009-194357。以下「本願」
という。甲3)をしたが,平成26年7月24日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成26年10月21日,これに対する不服の審判を請求すると
ともに,同日付け手続補正書により,特許請求の範囲等の補正をした(以下「本件
補正」という。請求項数7。甲4,5)。
(3) 特許庁は,これを不服2014-21259号事件として審理し,平成2
7年9月7日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は成り立たない。」との
別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同月29日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年10月27日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10260審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵)
被告美和ロック株式会社栢原崇行 原告株式会社後藤製作所
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特許法167条 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成14年8月5日(優先権主張:平成13年10月15日,日本
国),発明の名称を「ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵」とする特許出願をし,
平成19年9月7日,設定の登録を受けた(特許第4008302号。請求項の数
3。甲23。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 原告は,平成22年1月20日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から3
に係る各発明について特許無効審判を請求し,特許庁は,これを,無効2010-
800013号事件として審理した(甲24。以下「前件審判」という。)。
⑶ 被告は,平成23年10月27日,訂正審判を請求し,特許庁は,これを,
訂正2011-390118号事件として審理した。特許庁は,同年12月20日,
上記請求を認めるとの審決をし,同審決は,確定した(以下「本件訂正」という。
甲24)。
⑷ 特許庁は,平成24年8月21日,前件審判につき,請求不成立の審決をし
た(以下「前件審決」という。)。
原告は,前件審決の取消しを求める訴訟(平成24年(行ケ)第10339号)
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10259審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵)
被告美和ロック株式会社栢原崇行 原告X
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成14年8月5日(優先権主張:平成13年10月15日,日本
国),発明の名称を「ロータリーディスクタンブラー錠及び鍵」とする特許出願をし,
平成19年9月7日,設定の登録を受けた(特許第4008302号。請求項の数
3。甲27。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成23年10月27日,訂正審判を請求し,特許庁は,これを,
訂正2011-390118号事件として審理した。特許庁は,同年12月20日,
上記請求を認めるとの審決をし,同審決は,確定した(以下「本件訂正」という。
甲28)。
⑶ 原告は,平成27年2月20日,本件特許の特許請求の範囲請求項2に係る
発明について特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (潤滑油組成物)
被告特許庁長官冨士良宏 原告JXエネルギー株式会社城戸博兒
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特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,実施可能要件(特許法36条4項1号)の充足の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10144審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (美顔器)
被告株式会社遊気創健美倶楽部川端さとみ 原告株式会社MTG
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(①本件発明の認定の当否,②引用発明の認定の当否,③本件発明と引用
発明との対比判断の当否,及び,④相違点に係る判断の当否)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10067控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (美顔器)
被告)株式会社MTG 控訴人(一審原告)株式会社遊気創健美倶楽部川端さとみ 被控訴人(一審被告)株式会社MTG
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[概要] 本件は,発明の名称を「美顔器」とする本件特許についての本件特許権(特許第
4277306号)を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人が製造,販売等
を行っている被告各製品が,本件特許に係る発明の技術的範囲に属すると主張して,
特許権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金5億6174万4000円の一部であ
る2500万円及びこれに対する平成26年5月14日(訴状送達の日の翌日)か
ら支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
原審は,被告各製品は本件特許の請求項1記載の発明(本件発明)と均等なもの
としてその技術的範囲に属するとはいえないとして,控訴人の請求を棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10017控訴棄却
特許権侵害行為差止請求控訴事件 (美顔器)
被告)株式会社MTG 控訴人(一審原告)株式会社遊気創健美倶楽部川端さとみ 被控訴人(一審被告)株式会社MTG
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「美顔器」とする本件特許についての本件特許権(特許第
5329608号)を有する控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人の製造販売に係
る被告製品は,本件発明の技術的範囲に属すると主張して,(1)特許法100条1項
及び2項に基づき,被告製品の製造,販売及び販売の申出の差止め,並びに被告製
品及びその製造に供する金型の廃棄を求めるとともに,(2)①不法行為(特許権侵害)
に基づく損害賠償金1000万円(被告製品の販売による損害額1195万200
0円〔特許法102条2項による損害額〕の一部),②特許法65条1項に基づく補
償金1500万円(主位的に平成24年11月29日から平成25年8月2日まで
の実施料相当額3585万6000円の一部,予備的に平成25年4月30日から
平成25年8月2日までの実施料相当額1593万6000円の一部),並びに③こ
れら(上記①の損害賠償金1000万円及び上記②の補償金1500万円の合計2
500万円)に対する平成25年9月28日(本件訴状送達の日の翌日)から支払
済みまでの民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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平成28年9月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)482一部認容
販売差止等請求事件
被告株式会社LUXE 原告A
B
C
D
株式会社フォックスジャム
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著作権法114条3項 著作権法114条1項 民法423条 著作権法112条1項
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許諾 | 83回 | 侵害 | 74回 | 差止 | 22回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,別紙2著作物目録記載の各絵画(以下,個別には,同目録の番号に
対応して「本件著作物1の1」などといい,同目録記載の各絵画を総称して「本件
各著作物」と,それらの著作権を総称して「本件各著作権」という。)に関し,本
件著作物1の1及び同1の2の著作者であり,それらの著作権を有すると主張する
原告A,本件著作物2の1ないし同2の6の著作者であり,それらの著作権を有す
ると主張する原告B,本件著作物3の1ないし同3の6の著作者であり,それらの
著作権を有すると主張する原告C,本件著作物4の1ないし同4の3の著作者であ
り,それらの著作権を有すると主張する原告D,及び本件各著作物について,それ
らの著作権者から独占的に利用することの許諾を受けた(以下,当該許諾に基づく
権利を「独占的利用権」という。)と主張する原告会社が,別紙1被告商品目録記
載の各スマートフォン用ケース(以下,個別には,同目録の番号に対応して「被告
商品1-00396」などといい,また,同目録記載1の各商品を併せて「被告商品1」
と,同目録記載2の各商品を併せて「被告商品2」と,同目録記載3の各商品を併
せて「被告商品3」と,同目録記載4の各商品を併せて「被告商品4」と,同目録
記載5の各商品を併せて「被告商品5」という。なお,同目録記載の各商品を総称
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10020審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (横型冷蔵庫)
被告ホシザキ株式会社永井裕輔 原告福島工業株式会社林裕悟
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民事訴訟法157条1項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(相違点についての判断の誤り)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10253審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (水障壁封止方法)
被告特許庁長官 原告アプライドマテリアルズ
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特許法29条2項
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実施 | 33回 | 審決 | 23回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 優先権 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①引用発明の認定の当否,②本願発明と引用発明との対比判断の
当否,及び③相違点に関する判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10244審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (離型フィルム)
被告住友ベークライト株式会社 原告X塚中哲雄
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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実施 | 49回 | 審決 | 26回 | 進歩性 | 12回 | 新規性 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成22年12月27日,発明の名称を「離型フィルム」とする発
明について特許出願(特願2010-289441号)をし,平成27年1月30
日,設定の登録(特許第5685930号)を受けた(請求項の数5。以下,この
特許を「本件特許」という。甲19)。
(2) 原告は,平成27年3月30日,本件特許の請求項1ないし5に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2015-800091号事件として係属した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10077審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社北村商店和田光子 原告株式会社真誠プランニング下出隆史
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に基いて商標登録を無効(一部指定商品)とした
審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無(商標の類否)
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ソーラー農業システム)
被告特許庁長官中田誠 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴
訟である。争点は,①明確性要件(特許法36条6項2号)の充足の有無,②実施
可能要件(特許法36条4項1号)の充足の有無及び③進歩性判断の是非である。
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意匠権
平成28年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10034審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官斉藤孝恵 原告井村屋グループ株式会社鬼頭優希
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意匠法7条 意匠法2条 意匠法2条1項 意匠法3条2項
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審決 | 51回 | 実施 | 16回 | 意匠権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,意匠登録出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,一意匠一出願の要件(意匠法7条)についての判断の当否で
ある。
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特許権
平成28年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10188審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (環状受容体関連蛋白ペプチド)
被告特許庁長官三原健治 原告ラプトールファーマシューティカル
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特許法36条4項1号
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実施 | 92回 | 審決 | 23回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 分割 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,実施可能要件(特許法36条4項1号)違反についての判断の当
否である。
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特許権
平成28年9月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10242審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二重瞼形成用テープまたは糸及びその製造方法)
被告Y 原告株式会社イトウ
株式会社ヒロ・コーポレーション
ら
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成13年5月29日,発明の名称を「二重瞼形成用テープまたは
糸及びその製造方法」とする発明につき特許を出願し(特願2001-160
951号。優先日平成12年10月3日),平成14年2月8日,設定登録を
受けた(特許第3277180号。甲1(別紙1)。以下「本件特許」とい
う。)。
原告らは,平成27年4月1日(差出日),特許庁に対し,本件特許の請求
項1に係る発明につき特許無効審判請求をした(無効2015-800103
号。甲36)。これに対し,特許庁は,同年11月4日,「本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決(以下「本件審決」という。)をした。その謄本は,
同月5日,原告らに送達された。
原告らは,同年12月4日,本件訴えを提起した。
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特許権
平成28年9月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7147請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (家庭用おかゆ調理器およびそれを用いたおかゆの調理方法)
被告ラオックス株式会社
神田無線電機株式会社 原告P1
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特許法36条4項 特許法101条5号 民事訴訟法61条 特許法36条4項1号
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侵害 | 20回 | 特許権 | 14回 | 実施 | 10回 | 間接侵害 | 4回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「家庭用おかゆ調理器およびそれを用いたおかゆの調理方
法」とする特許権を有する原告が,被告ら(一部は,被告ラオックス株式会社単独)
による別紙被告製品目録記載の製品(以下,「被告製品」という。)の展示,販売
行為が当該特許権の間接侵害(特許法101条5号)に当たる行為であると主張して,
特許法100条1項に基づき,被告らに対して被告製品の輸入販売等の差止め,同
条2項に基づき同製品(半製品を含む。)の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不
法行為に基づき,被告らの共同不法行為部分については,被告らに対して損害賠償
として,220万1307円及びこれに対する不法行為の日の後の日である平成2
7年8月6日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5%の割合に
よる遅延損害金の連帯支払を,被告ラオックス株式会社単独の不法行為部分につい
ては,同被告に対して損害賠償として,11万1256円及びこれに対する不法行
為の日の後の日である同日から支払済みまで民法所定の年5%の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
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著作権
平成28年9月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)17928請求棄却
発信者情報開示請求事件
被告TwitterJapan株式会社
ツイッター,インク 原告X
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著作権法23条1項 著作権法113条6項 著作権法10条1項8号 著作権法23条2項
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[概要] 本件は,原告が,インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」におい
て,原告の著作物である別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」とい
う。)が,①氏名不詳者により無断でアカウントのプロフィール画像として用
いられ,その後当該アカウントのタイムライン及びツイート(投稿)にも表示
されたこと,②氏名不詳者により無断で画像付きツイートの一部として用いら
れ,当該氏名不詳者のアカウントのタイムラインにも表示されたこと,③氏名
不詳者らにより無断で上記②のツイートのリツイート(その意味は後述す
る。)がされ,当該氏名不詳者らのアカウントのタイムラインに表示されたこ
とにより,原告の著作権(複製権,公衆送信権等)及び著作者人格権(氏名表
示権,同一性保持権等)が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の
損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責
任制限法」という。)4条1項に基づき,上記①~③のそれぞれについて,主
位的に,各氏名不詳者が当該アカウントにログインした際の発信者情報であっ
てそのうちIPアドレス等については本判決確定の日の正午時点で最も新しい
もの(別紙発信者情報目録(第1)),予備的に,上記各ツイート等がされた
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商標権
平成28年9月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ケントジャパン株式会社藤沢昭太郎 原告オートモビルクラブドル’
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商標法50条 商標法50条3項 商標法2条3項 商標法2条3項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,指定商品を第24類「布製身の回り品,かや,敷布,布団,布団カ
バー,布団側,まくらカバー,毛布」及び第25類「洋服,コート,セーター類,
ワイシャツ類,寝巻き類,下着,水泳着,水泳帽,エプロン,襟巻き,靴下,ショ
ール,スカーフ,手袋,ネクタイ,ネッカチーフ,バンダナ,保温用サポーター,
マフラー,耳覆い,ずきん,すげがさ,ナイトキャップ,ヘルメット,帽子」とす
る「LE MANS」の欧文字を横書きして成る商標(商標登録第0971820
号。以下「本件商標」という。)の商標権者である(甲19の2)。
⑵ 被告は,平成26年9月30日,株式会社ヴアンヂヤケツト(以下「ヴアン
社」という。)に対し,指定商品中の第25類「ワイシャツ類」について本件商標
権の通常使用権を許諾した(甲12)。
⑶ 原告は,平成26年11月7日,本件商標の不使用を理由として本件商標の
指定商品中,第25類「洋服,コート,セーター類,ワイシャツ類」についての商
標登録の取消しを求める審判を請求し,同月27日,同審判の請求が登録され(甲
19の2),取消2014-300901号事件として係属した。
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特許権
平成28年9月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10187審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (曲げ剛性を改良するために金属合金外科用縫合針を処理する方法)
被告特許庁長官栗田雅弘 原告エシコン・インコーポレイテッド押野宏
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)28849請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告サンド株式会社 原告デビオファーム・インターナショナル・
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特許法70条1項 特許法104条の3 特許法100条1項 特許法123条1項4号
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実施 | 57回 | 無効 | 36回 | 特許権 | 13回 | 新規性 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許第4430229号の特許権(以下「本件特許権」といい,
その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書を「本件
明細書」という。)を有する原告が,別紙1被告製品目録記載1及び2の製剤(以
下,併せて「被告各製品」という。)は,本件明細書の特許請求の範囲(以下,単
に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1(以下,単に「請求項1」
ということがある。)記載の発明(以下「本件発明」という。本件特許のうち本件
発明に係るものを「本件発明についての特許」ということがある。)の技術的範囲
に属するから,被告による被告各製品の生産,譲渡,輸入又は譲渡の申出(以下「生
産等」という。)は,本件特許権を侵害する行為であると主張して,被告に対し,
特許法100条1項に基づき,被告各製品の生産等の差止めを求めるとともに,同
条2項に基づき,被告各製品の廃棄を求めた事案である。
▶判決の詳細
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行政訴訟
平成28年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(行ウ)615請求棄却
手続却下処分取消請求事件
被告国 原告フェルメンタル
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない事実又は文中掲記した証拠及び弁論の全趣旨
により容易に認定できる事実)
(1) 原告による特許出願
ア 原告は,フランス共和国(以下「フランス国」という。)所在の法人で
ある。
イ 原告は,平成23年(2011年)9月15日,「フラッシュ様式での
光の不連続な供給がある場合の混合栄養単細胞藻類の培養方法」という名
称の発明につき,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特
許協力条約」(以下「特許協力条約」という。)に基づき,優先日を平成
22年(2010年)9月15日とし,フランス国特許庁を受理官庁とし
て,外国語(フランス語)で,国際特許出願(国際出願番号PCT/FR
2011/052114号)をした。同出願は,特許協力条約4条(1)(ⅱ)
の指定国に日本国を含むものであり,特許法(以下「法」という。)18
4条の3第1項により,国際出願日にされた特許出願(特願2013-5
39308。以下「本件出願」という。)とみなされるものであった。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(行コ)10001控訴棄却
異議申立却下裁決取消請求控訴事件
被控訴人国
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,本件国際出願に関する本件国内書面
に係る手続につき特許庁長官が平成26年7月4日付けでした同手続を却下
する旨の本件却下処分に対してされた本件異議申立てに関し,特許庁長官が
平成26年12月16日付けでこれを却下した本件決定の取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10489一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (螺旋ハンガー用クランプ)
被告ヒエン電工株式会社 原告株式会社電研社
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法17条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,発明の名称を「螺旋ハンガー用クランプ」とする特許権を有する原告が,
被告による別紙イ号物件目録記載の製品の製造,販売行為が当該特許権に対する侵
害行為であると主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,同製品の製
造,販売及び販売のための展示(以下「製造,販売等」という。)の差止め,同条
2項に基づき同製品の廃棄を求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づき,損
害賠償として1188万円及びこれに対する不法行為の日の後の日である平成26
年11月11日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年9月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2690請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告C
D 原告A
B
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,被告Cが不正の手段により原告らの営業
秘密である本件顧客情報を取得し,被告らがこれを使用した行為又は第三者が
不正の手段により本件顧客情報を取得し,被告らがこれを取得して使用した行
為がそれぞれ不正競争(前者につき不正競争防止法2条1項4号及び5号,後
者につき同項5号又は6号)に当たると主張して,①同法3条1項及び2項に
基づく本件顧客情報を用いた顧客勧誘行為等の差止め及び記録媒体等からの本
件顧客情報の抹消等,②同法4条,民法709条に基づく損害賠償金5000
万円(原告A社につき4000万円,原告B社につき1000万円。いずれも
内金請求)及びこれに対する不正競争行為の後の日である訴状送達の日の翌日
(被告D社につき平成27年2月21日,被告Cにつき同月22日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年9月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)3187請求棄却
民事訴訟 特許権
被告株式会社シマノ 原告グローブライド株式会社
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特許法100条1項 特許法44条1項 特許法102条2項 特許法104条の3
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進歩性 | 28回 | 特許権 | 20回 | 実施 | 10回 | 分割 | 10回 |
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による被告製品の販売等が原告の特許権の
侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項及び2項に基づき被告製品の販
売等の差止め及び廃棄を,民法709条及び特許法102条2項又は3項に基
づき損害賠償金3850万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(特許権侵
害行為の後の日)である平成27年2月19日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3167等請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (印刷物)
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法126条5項
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無効 | 80回 | 実施 | 52回 | 進歩性 | 17回 | 無効審判 | 15回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「印刷物」とする特許権を有する原告が,被告は別紙物件目
録(原告主張分)1ないし8の製品(以下,同目録1ないし8の番号に従って
「被告製品1」ないし「被告製品8」といい,併せて「被告各製品」とい
う。)を製造,譲渡しているところ,これらは上記特許権に係る特許発明の技
術的範囲に属すると主張して,被告に対し,次のとおり求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25928請求棄却
損害賠償請求事件 (ナビゲーション装置及び方法)
被告株式会社いいよねっと
補助参加人ガーミンリミテッド 原告パイオニア株式会社
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ナビゲーション装置及び方法」とする特許権を有す
る原告が,ナビゲーション装置を輸入・販売する被告に対し,これらの行為が
上記特許権を侵害する旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,
損害賠償金2億9505万9600円及びこれに対する訴状送達日の翌日であ
る平成26年10月10日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)16352
発信者情報開示請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社 原告エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
ユニバーサルミュージック合同会社
株式会社トイズファクトリー
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著作権法96条の2
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[概要] 本件は,レコード制作会社である原告らが,インターネット接続プロバイダ
事業を行っている被告に対し,原告らが送信可能化権を有するレコードに収録
された楽曲を氏名不詳者が無断で複製してコンピュータ内の記録媒体に記
録・蔵置し,被告の提供するインターネット接続サービスを経由して自動的に
送信し得る状態にして,原告らの送信可能化権を侵害したと主張して,特定電
気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳
者に係る発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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