権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成26年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6158請求棄却
職務発明対価請求事件
被告野村證券株式会社 原告A
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特許法35条3項 特許法35条1項 特許法35条 特許法102条
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実施 | 28回 | 特許権 | 11回 | 許諾 | 3回 | 実用新案権 | 3回 |
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[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,リスクチェックの実
行を伴う証券取引所コンピュータに対する電子注文の際の伝送レイテンシ
(遅延時間)を縮小する方法等に関する職務発明について特許を受ける権利
を承継させたとして,特許法35条3項及び5項に基づき,相当の対価の支
払を求める事案である。なお,原告は,後記の被告発明規程に基づく出願時
報奨金3万円の支払請求はしていない。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)17433一部認容
損害賠償等請求事件
被告G.C.PRESS株式会社 原告有限会社玄廬
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著作権法112条1項 著作権法2条1項15号 著作権法114条2項
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[概要] 本件は,原告代表者から別紙原告著作物目録記載①~⑨の絵柄(以下「原
告著作物」と総称し,それぞれを「原告著作物①」などという。)の著作権
の譲渡を受けた原告が,被告に対し,被告商品の製造及び販売は原告の著作
権(複製権)を侵害する行為であると主張して,著作権法112条1項及び
2項に基づき被告商品の販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,著作権
(複製権)侵害の不法行為に基づく損害賠償金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)32665一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (シートカッター)
被告B 原告A幸谷泰造
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特許法17条の2 特許法102条2項 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「シートカッター」とする特許権(以下「本件特許
権」という。)を有する原告が,被告による別紙物件目録記載の製品(以下
「被告製品」という。)の製造,譲渡等が本件特許権の侵害に当たるとして,
被告に対し,特許法100条1項に基づく被告製品の製造,譲渡等の差止め,
同法2項に基づく被告製品等の廃棄並びに民法709条及び特許法102条
2項に基づく損害賠償金105万0200円及びこれに対する平成25年1
2月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求めた事案である(なお,損害賠償請求につき
請求の減縮はない。)。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10042控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社ビーエスエス 被控訴人インターナショナル・システム・サービス株式会社
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著作権法112条1項 民事訴訟法224条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,「BSS-PACK」という統合業務管理パッケージの
ソフトウェア製品(以下「BSS-PACK製品」という。)に含まれる原判決別
紙原告営業秘密プログラム目録記載1(1)ないし(7)の7本のプログラム(以下「控
訴人各プログラム」という。)の著作者人格権を有するところ,被控訴人が,BS
S-PACK製品について,平成18年8月2日から平成25年3月1日までの間
に,同目録記載1(2)のプログラム(以下「控訴人プログラム(2)」という。)のソ
ースコードの記述を変更し,「ISS-PACK」という名称を付し,控訴人名を
表示せずに販売し,控訴人の著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害
したとして,著作権法112条1項及び2項に基づき,① BSS-PACK製品
につき,著作者名を「株式会社ビーエスエス」と表示すること,② BSS-PA
CK製品に,BSS-PACK以外の名称を使用しないこと,③ 控訴人プログラ
ム(2)の記述を一切変更してはならないことを求めるとともに,④ 著作者人格権侵
害の不法行為に基づく損害賠償金160万円及びこれに対する不法行為の後の日で
ある平成25年5月17日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ぐるなび 原告株式会社ジェフグルメカード
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号 商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,「ぐるなびギフトカード 全国共通お食事券」の文字(標準文字)
からなる商標(以下「本件商標」という。)について,指定役務を第36類「食事券
の発行」として商標登録(平成23年7月12日登録出願,同年12月22日設定
登録。登録番号第5459425号)を受けた商標権者である(甲1の1・2)。
(2) 原告は,平成25年2月28日,特許庁に対し,本件商標の登録の無効を求
める審判を請求し,特許庁は,上記請求を無効2013-890011号事件とし
て審理をした結果,平成26年2月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決をし,その謄本を,同月17日,原告に送達した(弁論の全趣旨)。
2 審決の理由
審決の理由は,別紙審決書写しに記載のとおりである。その要旨は,原告が本件
商標の登録の無効理由として引用する商標は,原告が,役務「ギフトカード(前払
式証票)の発行」について使用している「全国共通お食事券」の文字からなるもの
(以下「引用商標」という。)であるところ,引用商標は,「加盟契約をしている全
国の飲食店において食事の提供を受けることができる前払式証票の発行」という役
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10024控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社ジェフグルメカード 被控訴人株式会社ぐるなび
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人発行の「ジェフグルメカード
全国共通お食事券」(以下「控訴人商品」という。)について,その商品等表示は
「ジェフグルメカード 全国共通お食事券」,「全国共通お食事券」又は「全国共
通お食事券 ジェフグルメカード」(以下,併せて「本件各商品等表示」という場
合がある。)であり,「ジェフグルメカード」のみならず,「全国共通お食事券」
もそれ自体で識別力を有する商品等表示であるから,被控訴人発行の「ぐるなびギ
フトカード 全国共通お食事券」(以下「被控訴人商品」という。)との間に混同
が生じており,被控訴人が不正競争防止法2条1項1号,2号又は13号所定の不
正競争行為を行っているなどと主張し,①同法4条又は不法行為に基づく損害賠償
請求として,1000万円(附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成25年
2月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払,②
同法3条1項又は企業の人格権としての営業権に基づく差止請求として,被控訴人
の営業について「全国共通お食事券」なる標章又は同表示を含む標章の使用等の禁
止を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10340審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (含弗素乃至含弗素・酸素系被膜層を形成させたステンレス鋼とその製造方法)
被告株式会社ケミカル山本 原告株式会社日本科学エンジニアリング
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成13年9月12日に出願され,平成20年11月21日に設定登録
された,発明の名称を「含弗素乃至含弗素・酸素系被膜層を形成させたステンレス
鋼とその製造方法」とする特許第4218000号(以下「本件特許」という。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10244審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ダクタイル鋳物用溶融鋳鉄の溶製設備)
被告日本鋳鉄管株式会社 原告新東工業株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成14年11月19日,発明の名称を「ダクタイル鋳物用溶融鋳鉄
の溶製設備」とする特許出願(特願2002-334665号)をし,平成17
年6月10日,設定の登録(特許第3685781号)を受けた(以下,この特
許を「本件特許」という。)。
被告は,平成21年6月2日に本件特許につき無効審判請求(無効2009-
800121号)をされたため,同年8月24日,訂正請求をし(甲7),特許
庁は,平成22年1月25日,訂正を認めて本件特許を維持する旨の審決をし,
平成24年2月24日,同審決は確定した。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)32154請求棄却
プログラム著作物使用権不存在確認等請求事件
被告三井住友トラスト・パナソニック 原告ディーアイシージャパン株式会社
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[概要] 本件は,別紙物件目録記載のソフトウェアプログラム(以下「本件ソフトウェ
ア」という。)の著作権者である原告が,リース業者である被告に対し,不当利
得金68万7750円(被告がユーザーから受領した再リース料相当額)及びこ
れに対する平成25年12月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで商
事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10068控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社エヌ・アンド・エス企画
X1
X2
X3
X4
X5
X6
X7
X8 被控訴人Y尾島絵美
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。なお,一審原告D
は控訴せず,同人の請求を棄却した判決は一審で確定したため,同人及び控訴人会
社を除く控訴人らを「個人控訴人ら」と呼ぶこととする。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10040一部認容
職務発明補償金請求控訴事件
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特許法35条3項
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[概要] 用語の略称及び略称の意味は,本判決で付するもののほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10093審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官堀内仁子 原告株式会社葱善
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条 商標法4条
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を成り立たないとした審決
の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告X
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商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,被告の登録商標(登録第5545439号商標,本件商標)に対する無
効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項10号該当性
判断の当否である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10094審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告モンスターエナジーカンパニー
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商標法4条1項11号
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審決 | 18回 | 商標権 | 9回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,商標登録出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,本願商標と引用商標との類否(商標法4条1項11号)であ
る。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10113審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告マルブルグタペテンファブリッゲーエムベーハーウントコン 原告X
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民法1条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,以下の商標(登録第1249896号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲15,乙1,2)。
(本件商標)
登録出願:昭和48年4月26日
設定登録:昭和52年2月10日
更新登録:昭和62年7月22日,平成9年8月8日,平成19年2月2
7日
指定商品:第5類「防虫紙」,第17類「コンデンサーペーパー,石綿紙,
バルカンファイバー」,第27類「壁紙」,第28類「昆虫採
集用具」
被告は,平成25年3月12日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品である第17類「コンデンサーペーパー,石綿紙,バルカンファイバー」
及び第27類「壁紙」について,継続して3年以上日本国内において商標権
者,専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから商
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10297審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (超小型節電冷暖房装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成23年6月25日,発明の名称を「超小型節電冷暖房装置」
とする特許出願(請求項数1。特願2011-141270号。以下「本
願」という。)をした(甲13)。
特許庁は,平成24年8月7日付けで拒絶理由を通知し(以下「本件拒絶
理由通知書」という。甲5),原告は,同年9月27日付け手続補正書によ
り,本願の願書に添付した特許請求の範囲及び明細書(甲13)の補正をし
た(請求項数1。甲7)。
特許庁は,平成24年10月31日付けで拒絶査定をしたため(甲8),
原告は,同年12月21日,これに対する不服の審判を請求するとともに
(甲9),同日付け手続補正書により特許請求の範囲及び明細書の補正をし
た(以下「本件補正」という。請求項数1。甲10)。
特許庁は,これを不服2012-25338号事件として審理し,平成2
5年9月30日,本件補正を却下した上で,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年1
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両トランスミッションをシフトするためのシフト装置)
被告特許庁長官 原告レフルーエクロッゲゼルシャフトミットベシュ
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「車両トランスミッションをシフトするためのシフ
ト装置」とする発明について,2006年(平成18年)12月15日(優
先権主張日2005年(平成17年)12月20日,優先権主張国ドイツ連
邦共和国)を国際出願日とする特許出願(特願2008-546118号。
以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10225審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (風力タービン設備のタワーの振動を減衰する方法)
被告特許庁長官 原告スタトイル・アーエスアー
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特許法159条2項 特許法17条の2 特許法50条 特許法36条
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実施 | 50回 | 審決 | 50回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 無効 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「風力タービン設備のタワーの振動を減衰する方法」
とする発明について,平成18年10月30日(優先権主張日2005年(
平成17年)11月1日,優先権主張国ノルウェー)を国際出願日とする特
許出願(特願2008-538838号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10211審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (細胞応答のリアルタイム測定)
被告特許庁長官鈴木恵理子 原告アンチキャンサーインコーポレーテッド柴田五雄
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10122審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告デンツプライインターナショナルインコーポレーテ
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,本願商標と引用商標との類否(商標法4条1項11号)であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19107一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社ダイヤ電機
A
B岡本敬一郎 原告株式会社第一興商木村圭太
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著作権法114条3項 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,被告株式会社ダイヤ電機(以下「被告会社」という。)
とその役員であった被告A(以下「被告A」という。)及び被告B(以下
「被告B」という。)に対し,被告らが,(1) 原告との契約関係に基づい
て飲食店等に設置すべきカラオケ機器につき正規の手続を執らずに飲食店等
にカラオケ機器を利用させたことが一般不法行為に,(2) 原告がレコード
製作者としての権利を有する楽曲データを複製したことが著作隣接権(複製
権)侵害に当たるとして,不法行為(民法709条,719条1項)に基づ
く損害賠償金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年10月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)3058
請負代金請求事件
被告株式会社デジタルマックス 原告株式会社グリームデザイン
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法4条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が被告に対し,サイト構築作業の請負契約に基づく代金の支払
を求める事案であるが,被告は,請負契約の成立及び請負作業の完成の事実を
争い,仮に被告の支払義務が存するとしても,不正競争防止法違反に基づく損
害賠償請求権を自働債権として,対当額で相殺する旨の抗弁を主張している。
2 前提事実(掲記の証拠及び弁論の全趣旨により認められる。)
(1) 当事者等
原告は,ホームページ及びインターネットシステムの企画,研究,開発,
制作,デザイン及び保守管理業務等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10303審決取消訴訟
審決取消請求事件 (白色ポリエステルフィルム)
被告帝人株式会社 原告東レ株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(当事者間に争いがない。)
原告は,平成8年9月27日,発明の名称を「白色ポリエステルフィル
ム」とする特許出願(特願平8-255935号)をし,平成16年9月1
0日,設定の登録(特許第3593817号。請求項の数は6である。)を
受けた(以下,この特許を「本件特許」という。)。
被告は,平成24年10月26日,本件特許の請求項1ないし6に係る発
明について,特許無効審判を請求した(無効2012-800177号)。
原告は,平成25年8月6日,訂正請求をした(以下「本件訂正」とい
う。)。特許庁は,同年10月3日,「請求のとおり訂正を認める。特許第
3593817号の請求項1ないし6に係る発明についての特許を無効とす
る。」との審決をし,同月11日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10051控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (ハイドロキシシンナム酸誘導体又はこれを含むトウキ抽出物を含有する痴呆予防及び治療用の組成物)
控訴人株式会社エイワイシー 被控訴人株式会社グロービア
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ハイドロキシシンナム酸誘導体又はこれを含むトウ
キ抽出物を含有する痴呆予防及び治療用の組成物」とする発明に係る特許(特
許番号 特許第4350910号。以下「本件特許」という。)の専用実施権
者である控訴人が,原判決別紙物件目録1ないし7記載の各製品(以下「被控
訴人各製品」という。)は本件特許の特許請求の範囲の請求項1記載の発明
(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,被控訴人によるその製造,
譲渡,輸出及びその譲渡の申出は控訴人の専用実施権を侵害するとして,特許
法100条1項及び2項に基づき,被控訴人に対し,被控訴人各製品の製造等
の差止め並びに被控訴人各製品及びその半製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10051審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビル改修受注用情報処理装置および方法)
被告特許庁長官手島聖治 原告住友不動産株式会社小林英了
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審決 | 40回 | 実施 | 3回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10052控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件
控訴人株式会社高井製作所平出貴和 被控訴人株式会社ヤナギヤ高石秀樹
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特許法100条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10134審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官野口美代子 原告X
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商標法3条1項3号 商標法3条1項6号 商標法55条の2 商標法3条
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,①商標不登録事由(商標法3条1項3号)の有無及び②手続
違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年10月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10237審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (太陽電池パネル用端子ボックス)
被告X 原告オーナンバ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成18年10月3日,発明の名称を「太陽電池パネル用端子ボ
ックス」とする国際特許出願(特願2007-513578号。優先権主張:
平成17年11月28日,特願2005-341319号)をし,平成23
年10月7日,設定の登録(特許第4839310号)を受けた(請求項の
数4。甲21。以下,この特許を「本件特許」という。)。
被告は,平成24年6月15日,本件特許の請求項1ないし4に係る発明
について特許無効審判を請求し,無効2012-800103号事件として
係属した(乙1)。
原告は,平成25年4月19日,本件特許に係る請求項1ないし4等につ
いて訂正を請求し,同年5月20日,同訂正請求について補正をした(甲2
2,23,28。以下,補正された訂正請求を「本件訂正」という。)。
特許庁は,平成25年7月19日,「請求のとおり訂正を認める。特許第4
839310号の請求項1ないし4に係る発明についての特許を無効とす
る。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月29日,
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著作権
平成26年10月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10089控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
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著作権法30条1項 著作権法112条1項 著作権法2条1項15号 著作権法21条
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[概要] 以下,控訴人有限会社ドライバレッジジャパンを「控訴人ドライバレッジ」,
控訴人Xを「控訴人X」,控訴人ドライバレッジ及び控訴人Xを併せて「控訴
人ら」という。
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著作権
平成26年10月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6295請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告P1 原告南海プランニング株式会社
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著作権法15条 民法709条 著作権法10条1項8号 著作権法15条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告は原告の従業員であったと主張して,①雇用契約上の競業避
止義務違反に基づく損害賠償請求として,被告が第三者から受注した建築関係工事の
報酬相当額の支払を求め,②被告が自己のウェブサイトにおいて使用する写真につい
て,原告が著作権を有するとして,その使用の差止め等を求めた事案である。
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特許権
平成26年10月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10030審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (印刷物)
被告株式会社ウイル・コーポレーション高橋隆二 原告大日本印刷株式会社
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①引
用発明の認定誤りの有無,②本件発明の新規性の有無,③本件発明の進歩性の有無
である。
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特許権
平成26年10月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10140審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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民事訴訟法140条
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[概要] 1 本件は,原告が,前記第1記載の本件審決の取消しを求める事案である。
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特許権
平成26年10月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10316審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官稲葉和生 原告株式会社DAPリアライズ
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特許法17条の2 特許法29条2項
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審決 | 26回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
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著作権
平成26年10月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)22468請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告Y 原告株式会社アールシーコア
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著作権法10条1項5号 著作権法23条 不正競争防止法2条1項1号 著作権法15条
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[概要] 1 本件は,別紙1原告表示目録記載の表示(以下「原告表示」という。)を付
加したログハウス調木造住宅(以下「原告表示の建物」という。)を販売する
原告が,別紙2被告表示目録記載の表示を付加したログハウス調木造住宅(以
下「被告建物」という。)を販売する被告に対し,①原告表示の建物はその形
態が周知な商品等表示であり,被告建物はその形態が類似するから,被告によ
る被告建物の販売は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1
号の不正競争行為に該当する,②後記第3.4〔原告の主張〕において原告が
主張する六つの表現上の特徴を有する建物(以下「原告表現建物」という。)
は「建築の著作物」(著作権法10条1項5号)に該当し,職務著作として原
告がその著作者となるところ,(ⅰ)被告による被告建物の建築は,原告表現
建物について原告が有する著作権(翻案権)を侵害する,(ⅱ)被告建物の写
真は原告表現建物の二次的著作物であるとして,被告による別紙4被告写真目
録記載の各写真(以下「被告各写真」という。)を被告のホームページ(以下
「被告ホームページ」という。)に掲載することは,原著作者である原告の著
作権(公衆送信権)を侵害する,(ⅲ)被告による被告各写真を掲載したパン
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特許権
平成26年10月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)4103請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告日本電気株式会社 原告P1
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法101条2号 特許法123条2項
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許諾 | 86回 | 特許権 | 37回 | 新規性 | 36回 | 無効 | 34回 |
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[概要] 1 前提事実(当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,京都市内に居住する自然人である。
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不正競争
平成26年10月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)39771請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告A 原告ノグチメディカルリサーチ
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の周知な営業表示に類似する営業
表示を使用して原告の営業と混同を生じさせ,また,被告の上記営業表示の
使用が訴訟上の和解で定めた義務に違反すると主張して,不当利得返還請求
権又は債務不履行による損害賠償請求権に基づき,被告が受領した協賛金等
の額に相当する1800万円の損失又は損害及びこれに対する訴状送達の日
の翌日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
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特許権
平成26年10月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10018審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (システム・ファームウェアから記憶装置にアプリケーション・プログラムを転送するための方法およびシステム)
被告特許庁長官 原告キングライトホールディングス
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
アメリカ合衆国の会社であるフィーニックス テクノロジーズ リミテッド(以
下「フィーニックス社」という。)は,平成12年(2000年)6月15日,発明
の名称を「システム・ファームウェアから記憶装置にアプリケーション・プログラ
ムを転送するための方法およびシステム」とする発明について特許出願(特願20
00-179442号,パリ条約による優先権主張:平成11年(1999年)6
月18日,優先権主張国:米国。以下「本願」という。)をした(甲4)。フィーニ
ックス社は,平成23年(2011年)5月18日付けで拒絶査定を受け,同年8
月29日,拒絶査定に対する不服の審判(不服2011-18580号)を請求す
るとともに,同日付けの手続補正書により,特許請求の範囲についての補正を行っ
た(以下「本件補正」という。甲10ないし12)。
原告は,フィーニックス社から,本願に係る特許を受ける権利の譲渡を受け,平
成24年(2012年)12月4日,特許庁長官に名義変更届を提出して,特許を
受ける権利を承継した(甲18,19)。
特許庁は,平成25年(2013年)9月3日,「本件審判の請求は,成り立たな
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)9989請求棄却
著作物使用差止等請求事件
被告中国塗料株式会社 原告Aⅰ
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著作権法15条2項
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[概要] 1 原告の請求内容は必ずしも判然としないが,原告は,原告が被告の子会社で
ある信友株式会社(以下「信友」という。なお,信友は,平成12年10月
2日,大竹明新化学株式会社に吸収合併された。)及び中国塗料技研株式会社
(以下「中国塗料技研」という。)に出向中に作成したプログラムの著作物
である「船舶情報管理システム」(以下「本件システム」という。)につい
て,信友や中国塗料技研の「発意」は無効であり,職務著作(著作権法15条
2項)は成立せず,本件システムの著作権は原告に帰属すると主張して,本件
システムの著作権に基づき,各請求をするものと解される(なお,当庁は,民
事訴訟法13条2項,12条の規定により,本件につき管轄権を有する。)。
2 前提となる事実
末尾に掲げた証拠等によれば,以下の事実が認められる。
(1) 原告は,昭和37年4月,被告に入社し,昭和60年,被告の子会社で
ある信友に出向し,昭和61年6月から平成4年5月21日まで同社の取締
役であった。原告は,平成4年6月,中国塗料技研に出向し,平成4年5月
21日から平成5年1月30日まで同社の代表取締役であった。原告は,平
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年10月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11026
発信者情報開示等請求事件
被告さくらインターネット株式会社 原告株式会社PGSホーム
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項13号 民事訴訟法11条
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[概要] 本件は,原告が,別紙ウェブページ目録記載の閲覧用URLにより表示され
るウェブページ(以下「本件ウェブページ」という。)をトップページとする
ウェブサイト群(以下「本件サイト」という。)の記載により,不正競争防止
法2条1項14号若しくは13号の不正競争が行われ,又は原告の名誉権が侵
害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信
者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)に基づき,被告に対し,本
件ウェブページが蔵置されたサーバー領域(以下「本件サーバー」という。)
の契約者に係る別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案であ
る(なお,当庁は,民事訴訟法11条の規定により,本件につき管轄権を有す
る。)。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年10月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10026控訴棄却
著作物利用権確認請求控訴事件
控訴人株式会社日本教文社 被控訴人公益財団法人生長の家社会事業団
補助参加人株式会社光明思想社
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著作権法63条 著作権法79条 民法144条 民法723条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人と被控訴人との間で締結された原判決別紙書籍目
録記載1ないし31の書籍(本件書籍1~31。本件書籍1~31を併せて本
件書籍)に係る各出版使用許諾契約(本件出版使用許諾契約)の被控訴人によ
る更新拒絶(本件更新拒絶)は,①本件出版使用許諾契約においては,契約の
更新をしないで契約期間満了により契約を終了させるには,被控訴人の代理人
である宗教法人生長の家(生長の家)を含めた文書による通告を必要とする旨
約定されていたにもかかわらず,生長の家の意思に反し,被控訴人単独で行っ
たものであり,約定の要件を欠き無効である,②控訴人には本件出版使用許諾
契約に基づく何らの債務不履行行為も存しないにもかかわらず,一方的にされ
たものであり,更新を拒絶するにつき正当な理由を欠くものとして無効である,
③仮に,更新を拒絶するにつき正当な理由を要しないとしても,信義則に反し,
あるいは,権利の濫用にわたるものとして無効であるから,本件出版使用許諾
契約は自動更新されている旨主張して,被控訴人に対し,控訴人が本件出版使
用許諾契約に基づく著作物利用権を有することの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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