権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
その他
平成26年6月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)845請求棄却
損害賠償請求事件
被告P1 原告株式会社エスト出版
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し開発を委託したソフトウェアに関し,当該ソフト
ウェアのソースコードを引き渡すべき契約上の義務を怠った債務不履行があると
して,債務不履行に基づく損害賠償と,損害賠償の請求の日である本訴状送達日
の翌日からの遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10342審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社ビームス
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商標法4条1項11号 商標法10条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成24年3月19日に商標登録出願された商願2012-2
0934号に係る商標法10条1項の規定による商標登録出願の分割とし
て,平成24年8月9日,別紙本願商標目録記載の構成からなり,第25
類「ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,水上スポーツ用
特殊衣服,ウインドサーフィン用シューズ」を指定商品とする商標(以下
「本願商標」という。)の商標登録出願をした(甲1)。
原告は,平成25年3月21日付けの拒絶査定を受けたので,同年6月1
9日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年6月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10313審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高吸水高乾燥性パイルマット)
被告山崎産業株式会社 原告株式会社門林
有限会社エル山本
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成18年9月20日に出願(特願2006-254890号)
され,平成24年3月9日に設定登録された,発明の名称を「高吸水高乾燥
性パイルマット」とする特許第4942437号(以下「本件特許」という。
請求項の数は8である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年6月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29178請求棄却
損害賠償等請求事件 (ネットワークゲーム用サーバ装置,ネットワークゲーム進行制御方法及びネットワークゲーム進行制御プログラム)
被告株式会社gloops 原告株式会社コナミデジタルエンタテインメント
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,名称を「ネットワークゲーム用サーバ装置,ネットワークゲーム進
行制御方法及びネットワークゲーム進行制御プログラム」とする特許権を有す
る原告が,被告の提供・配信するゲームのアプリケーションがインストールさ
れたサーバ装置が上記特許権に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張して,
被告に対し,特許権侵害による不法行為に基づく損害賠償請求として5595
万1875円及びこれに対する平成23年9月21日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
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不正競争
平成26年6月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)30183
発信者情報開示請求事件
被告さくらインターネット株式会社 原告株式会社エスプリライン
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[概要] 本件は,原告が,別紙ウェブページ目録記載1のURLにより表示されるウ
ェブページ(以下「本件サイト」という。)に掲載された同目録記載2のタイ
トル部分及び同目録記載3の説明部分の各表示(以下,これらを併せて「本件
表示」という。)は,原告と競争関係にある本件サイトの管理者が原告の営業
上の信用を害する虚偽の事実を記載したものであって,同表示の掲載は,不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項14号所定の不正競争に該当
するとともに,原告の名誉・信用等の社会的評価その他法律上保護されるべき
利益(以下「原告人格権」という。)を侵害するものに当たることが明らかで
あるから,上記管理者に対し侵害の予防請求権又は損害賠償請求権を行使する
ために上記管理者に係る発信者情報の開示を受ける正当な理由があると主張し
て,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告
に対し,別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年6月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)16647請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告コーマ株式会社 原告武田レツグウエアー株式会社
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特許法36条4項 特許法36条6項2号 特許法100条1項
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[概要] 本件は,「くつ下の製造方法」との名称の特許権(以下「本件特許権1」と
いう。)及び「くつ下」との名称の特許権(以下「本件特許権2」という。)
の各特許権者である原告が,別紙被告方法説明書記載の方法(以下「被告方
法」という。)の使用は本件特許権1を,別紙被告物件目録記載の製品(以下
「被告製品」という。)の製造,販売等は本件特許権2を各侵害するものであ
ると主張し,被告に対し,①特許法100条1項,2項に基づき,被告方法の
使用及び被告製品の製造,販売等の差止め並びに被告製品及びその半製品(別
紙被告製品構造説明書〔原告〕記載の構造を具備しているが製品として完成す
るに至らないもの)の廃棄を求めるとともに,②主位的には本件特許権1・2
の侵害による不法行為責任に基づく損害賠償として合計3億1680万円(特
許法102条3項に基づく損害額2億8800万円及び弁護士等費用2880
万円)の,予備的には不当利得返還請求(民法703条,704条)として2
億8800万円の支払(附帯請求として,うち192万円に対する平成17年
1月1日から,うち832万円に対する平成18年1月1日から,うち179
2万円に対する平成19年1月1日から,うち2304万円に対する平成20
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著作権
平成26年5月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)27449請求棄却
民事訴訟 著作権
被告株式会社東京美術倶楽部
原告A
B訴訟承継人
ら
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著作権法32条1項 著作権法47条の2 著作権法112条1項 著作権法107条
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[概要] 本件は,画家である亡D(平成4年2月20日死亡。以下「D」という。)
の絵画につき,原告A及び原告Cが,Dの絵画の著作権を相続により取得し
て各2分の1の割合で共有するとして,被告に対し,絵画の鑑定証書の裏面
にDの絵画の複製物を添付している被告の行為は,原告らが共有する著作権
(複製権)を侵害するものであると主張して,①著作権法112条1項に基
づき,Dの制作にかかる別紙文書目録添付にかかる絵画目録記載の絵画(油
彩作品566点,水彩作品187点,版画作品106点の合計859点)に
つき裏面にその複製物を添付した文書である鑑定証書の作成頒布の差止めと
(請求の趣旨第1項),②民法709条,著作権法114条2項に基づき,
複製権侵害による逸失利益として,原告らそれぞれに対し,508万800
0円及びうち200万円に対する平成22年8月29日(訴状送達の日の翌
日)から,うち308万8000円に対する平成25年7月27日(同月1
9日付け訴えの変更申立書送達の日の翌日)から,各支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を(請求の趣旨第2項,第3項),
それぞれ求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10399審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (粉末薬剤多回投与器)
被告特許庁長官 原告帝人株式会社
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特許法67条の3 特許法67条2項 特許法36条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成13年6月12日,発明の名称を「粉末薬剤多回投与器」と
する特許出願(特願2002-510136号。パリ条約による優先権主張
:平成12年(2000年)6月12日,日本国。以下「本件特許出願」と
いう。)をし,平成19年5月25日,設定の登録(特許第3960916
号。請求項の数26)を受けた(甲2。以下,この特許を「本件特許」とい
う。)。
帝人ファーマ株式会社(以下「帝人ファーマ」という。)は,平成22年
4月2日,原告から,一般承継による本権移転により,本件特許を承継した
(甲1の4)。
帝人ファーマは,平成22年4月5日,本件特許につき,特許権の存続期
間の延長登録の出願(特願2010-700060号。以下「本件出願」と
いう。)をして2年2月23日の延長を求め,延長の理由として,帝人ファ
ーマが平成22年1月5日に次のとおりの処分(以下「本件処分」とい
う。)を受けたことを主張した(甲3,甲4の1~4)。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10198審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗VEGF抗体)
被告特許庁長官 原告ジェネンテック,インコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「抗VEGF抗体」とする特許(特許第395776
5号。請求項の数32。平成10年4月3日出願,平成19年5月18日設定登録。
優先権主張 平成9年4月7日,米国;平成9年8月6日,米国。以下「本件特許」
という。)の特許権者である(甲1)。
原告は,平成21年12月17日,本件特許に係る発明の実施に政令で定める処
分を受けることが必要であったとして,2年3月30日の存続期間の延長登録を求
めて,本件特許につき特許権の存続期間延長登録の出願(以下「本件出願」という。)
をしたが(甲2),平成23年1月6日付けで拒絶査定を受け,同年4月18日,拒
絶査定不服審判(不服2011-8108号事件)を請求し,平成24年9月6日,
手続補正を行った(甲3)。特許庁は,平成25年3月5日,請求不成立の審決(以
下「審決」という。)をし,その謄本は,同月15日,原告に送達された。
(2) 平成24年9月6日付け手続補正後における延長登録の理由となる処分(以
下「本件処分」という場合がある。)の内容及び本件出願の理由は,以下のとおりで
ある(甲2,3)。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10197審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗VEGF抗体)
被告特許庁長官 原告ジェネンテック,インコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「抗VEGF抗体」とする特許(特許第395776
5号。請求項の数32。平成10年4月3日出願,平成19年5月18日設定登録。
優先権主張 平成9年4月7日,米国;平成9年8月6日,米国。以下「本件特許」
という。)の特許権者である(甲1)。
原告は,平成21年12月17日,本件特許に係る発明の実施に政令で定める処
分を受けることが必要であったとして,2年3月30日の存続期間の延長登録を求
めて,本件特許につき特許権の存続期間延長登録の出願(以下「本件出願」という。)
をしたが(甲2),平成23年1月6日付けで拒絶査定を受け,同年4月18日,拒
絶査定不服審判(不服2011-8107号事件)を請求し,平成24年9月6日,
手続補正を行った(甲3)。特許庁は,平成25年3月5日,請求不成立の審決(以
下「審決」という。)をし,その謄本は,同月15日,原告に送達された。
(2) 平成24年9月6日付け手続補正後における延長登録の理由となる処分(以
下「本件処分」という場合がある。)の内容及び本件出願の理由は,以下のとおりで
ある(甲2,3)。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10196審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (血管内皮細胞増殖因子アンタゴニスト)
被告特許庁長官 原告ジェネンテック,インコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「血管内皮細胞増殖因子アンタゴニスト」とする特許
(特許第3398382号。請求項の数11。平成4年10月28日出願,平成1
5年2月14日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲1)。
原告は,平成21年12月17日,本件特許に係る発明の実施に政令で定める処
分を受けることが必要であったとして,5年の存続期間の延長登録を求めて,本件
特許につき特許権の存続期間延長登録の出願(以下「本件出願」という。)をしたが
(甲2),平成23年1月6日付けで拒絶査定を受け,同年4月18日,拒絶査定不
服審判(不服2011-8106号事件)を請求し,平成24年9月6日,手続補
正を行った(甲3)。特許庁は,平成25年3月5日,請求不成立の審決(以下「審
決」という。)をし,その謄本は,同月15日,原告に送達された。
(2) 平成24年9月6日付け手続補正後における延長登録の理由となる処分(以
下「本件処分」という場合がある。)の内容及び本件出願の理由は,以下のとおりで
ある(甲2,3)。
ア 延長登録の理由となる処分
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10195審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (血管内皮細胞増殖因子アンタゴニスト)
被告特許庁長官 原告ジェネンテック,インコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「血管内皮細胞増殖因子アンタゴニスト」とする特許
(特許第3398382号。請求項の数11。平成4年10月28日出願,平成1
5年2月14日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲1)。
原告は,平成21年12月17日,本件特許に係る発明の実施に政令で定める処
分を受けることが必要であったとして,5年の存続期間の延長登録を求めて,本件
特許につき特許権の存続期間延長登録の出願(以下「本件出願」という。)をしたが
(甲2),平成23年1月6日付けで拒絶査定を受け,同年4月18日,拒絶査定不
服審判(不服2011-8105号事件)を請求し,平成24年9月6日,手続補
正を行った(甲3)。特許庁は,平成25年3月5日,請求不成立の審決(以下「審
決」という。)をし,その謄本は,同月15日,原告に送達された。
(2) 平成24年9月6日付け手続補正後における延長登録の理由となる処分(以
下「本件処分」という場合がある。)の内容及び本件出願の理由は,以下のとおりで
ある(甲2,3)。
ア 延長登録の理由となる処分
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)4878請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (斜面保護方法及び逆巻き施工斜面保護方法)
被告KJSエンジニアリング株式会社安江裕太 原告吉佳エンジニアリング株式会社平出貴和
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特許法17条の2 特許法100条1項 特許法36条4項1号 特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,斜面保護方法及び逆巻き施工斜面保護方法に関する特許権を有する
原告が,被告による斜面保護工事施工業者への資材の販売等がその特許権を侵
害するものとみなされると主張して,特許法100条1項に基づき,前記資材
の販売行為の差止めを求め,上記主張のほか,特許発明の実施による施工業者
の特許権侵害を教唆又は幇助したと主張して,不法行為による損害賠償請求権
に基づき,原告が受けた損害の額と推定される被告がその侵害の行為により受
けた利益の額121万5200円及び共同行為者である施工業者がその侵害の
行為により受けた利益の額2000万円に弁護士費用相当損害金212万15
20円を加えた合計2333万6720円並びにこれに対する不法行為の後で
ある訴状送達の日の翌日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6920請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社ブレーンベース
株式会社トリニティー
乙A
乙B
乙C 原告株式会社アドバンス三和圭二郎
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意匠法37条 民法709条 民法415条
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[概要] 本件は,原告が, 被告株式会社ブレーンベース(以下「被告ブレーンベ
ース」という。)が製造,販売し,被告株式会社トリニティー(以下「被告ト
リニティー」という。)が販売する歯科用インプラントは原告が意匠権を有す
る歯科用インプラントの登録意匠に類似すると主張して,上記被告らに対し,
意匠法37条に基づき,上記歯科用インプラントの製造,使用,譲渡等の差止
め及び廃棄を求め, 上記被告らの原告の意匠権の侵害並びに原告の元従業
員であった被告乙B(以下「被告乙B」という。)及び被告乙C(以下「被告
乙C」という。)の原告に対する競業避止等の義務違反により損害を受けたと
主張して,被告らに対し,被告ブレーンベース及び被告トリニティーについて
は民法709条,被告ブレーンベース代表取締役の被告乙A(以下「被告乙A」
という。)については会社法429条,被告乙B及び被告乙Cについては民法
415条にそれぞれ基づき,平成24年5月から同年12月までの間における
原告の製造,販売に係る歯科用インプラントの粗利減少額相当の損害金1億0
712万円及びこれに対する不法行為の後であり,訴状送達により支払を催告
した日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年5月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10006控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社扶桑社
Y1
Y2
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民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人扶桑社の出版する原判決別紙書籍目録記載の書
籍(以下「本件書籍」という。)の表紙,帯及び本文には,その品質及び内容
について誤認させるような表示をした部分があるから,本件書籍の出版は不正
競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項13号所定の不正競争及び平
成17年法律第87号による改正前の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関
する法律(以下「独禁法」という。)2条9項所定の不公正な取引方法(一般
指定8項のぎまん的顧客誘因)に該当し,被控訴人らによる共同不法行為を構
成すると主張し,被控訴人らに対し,不競法4条又は民法709条及び同法7
19条1項に基づき,逸失利益2593万5000円,慰謝料300万円及び
弁護士費用300万円の合計3193万5000円並びに各訴状送達の日の翌
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10200審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (菜種ミールの製造方法)
被告日清オイリオグループ株式会社 原告株式会社J-オイルミルズ
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特許法134条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「菜種ミールの製造方法」とする特許第39709
17号(請求項の数は5である。以下「本件特許」という。)の特許権者で
ある。
被告は,平成23年4月28日,請求項1ないし5のすべてについて本件
特許を無効にするとの無効審判を請求した(無効2011-800073
号)。原告は,同年7月21日,訂正請求をした。特許庁は,平成24年3
月28日,「訂正を認める。特許第3970917号の請求項1ないし5に
係る発明についての特許を無効とする。」との審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10228審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (光触媒体の製造法)
被告株式会社鯤コーポレーション 原告株式会社ティオテクノ
株式会社ブリヂストン
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特許法33条3項 特許法34条1項 特許法34条4項 特許法38条
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審決 | 26回 | 無効 | 14回 | 特許権 | 11回 | 無効審判 | 3回 |
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[概要] 容易に認定できる事実である。以下,掲記の証拠のうち枝番のあるものは枝番
を含む。)
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10069控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ソレノイド駆動ポンプの制御回路)
控訴人株式会社タクミナ 被控訴人日機装エイコー株式会社
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特許法100条1項
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無効 | 16回 | 進歩性 | 13回 | 特許権 | 9回 | 無効審判 | 5回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ソレノイド駆動ポンプの制御回路」とする特許権
(特許第4312941号)及び発明の名称を同じく「ソレノイド駆動ポン
プの制御回路」とする特許権(特許第4716522号)を有する控訴人が,
被控訴人が製造,販売する,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品は前者の特
許の,新イ号製品は同時に後者の特許の各請求項1記載の各特許発明の技術的
範囲に属しており,旧イ号製品,新イ号製品及びロ号製品の製造販売は前者の
特許権を,新イ号製品の製造販売は後者の特許権をそれぞれ侵害すると主張し,
被控訴人に対し,特許法100条1項,2項に基づき,旧イ号製品,新イ号製
品及びロ号製品の製造,販売の差止め並びに同各製品及びその半製品の廃棄を
求めるとともに,不法行為に基づき,損害賠償を請求した事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)7563請求棄却
損害賠償請求事件
被告A 原告リーフラス株式会社
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不正競争防止法2条1項7号 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法4条
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[概要] 本件は,子供向けスポーツスクールの運営受託等を目的とする株式会社であ
る原告が,原告の従業員(原告運営の「こころ剣道教室」と称する剣道教室
(以下「原告剣道教室」という。)で指導員をしていた。)であった被告に対
し,被告は,原告を退職した後,「あすなろ剣道教室」と称する剣道教室(以
下「被告剣道教室」という。)を開設したが,その際,原告から開示された営
業秘密である顧客情報を使用して原告剣道教室に在籍していた生徒を被告剣道
教室に勧誘したと主張した上,①被告の上記行為が不正競争防止法2条1項7
号に該当するとして,同法4条に基づく損害賠償金595万5000円(なお,
原告は,平成25年12月12日付け原告第2準備書面5頁において,その主
張に係る損害賠償金の額を556万0800円に改めたが,請求の減縮をして
いない。)の支払を求めるとともに,②被告の上記行為が違約罰を定めた原告
の就業規則(以下「原告就業規則」という。)49条6項に該当するとして,
違約金1112万1600円の支払を求め,さらに,③被告の上記行為と因果
関係のある原告の損害であるとして,弁護士費用170万7660円の支払を
求めた事案である(なお,原告は,附帯請求として,被告の上記勧誘行為の日
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10221審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (印刷用ブロック共重合ポリイミドインク組成物)
被告特許庁長官新居田知生 原告株式会社ピーアイ技術研究所本田文乃
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特許法29条1項3号
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実施 | 100回 | 審決 | 43回 | 進歩性 | 23回 | 刊行物 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
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特許権
平成26年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社パワーサポート奥野彰彦 原告X山下侑二
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特許法29条2項 特許法134条の2
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩性
判断の当否である。
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特許権
平成26年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10270審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (Vリブドベルト)
被告特許庁長官 原告バンドー化学株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 134回 | 審決 | 36回 | 実施 | 13回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「Vリブドベルト」とする発明について,平成20
年8月27日,特許出願(特願2008-218620号。以下「本願」と
いう。)をした。
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特許権
平成26年5月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)28201請求棄却
民事訴訟 特許権
被告新東工業株式会社 原告日本鋳鉄管株式会社
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特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告による鋳鉄の製造設備製品の販売が原告
の特許権の侵害に当たる旨主張して,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償
を求める訴訟である。
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著作権
平成26年5月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)13369一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社アンダーカバー大塚智倫
株式会社三越伊勢丹若林功 原告A古谷祐介
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著作権法114条3項 著作権法25条
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[概要] 本件は,写真家である原告が,被告三越伊勢丹の店舗内に被告アンダーカバ
ーが設置した猫の写真等を多数並べて貼り付けた看板(以下「本件看板」とい
う。)に
原告が撮影した猫の写真又はその複製物を加工したものが使用されていたこ
とについて,被告アンダーカバーについては原告の著作権(複製権又は翻案
権)及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)の侵害行為があり,
被告三越伊勢丹については被告アンダーカバーの上記侵害行為を幇助し,又
は被告アンダーカバーに看板の設置場所を漫然と提供したことに過失がある
と主張して,被告らに対し,不法行為(民法709条,719条,著作権法
114条3項)に基づく損害金1億2150万円及びこれに対する不法行為
後の日(訴状送達日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の連帯支払並びに著作権法115条に基づく名誉回復措置を求めた事
案である。
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商標権
平成26年5月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10001控訴棄却
商標使用差止等請求控訴事件 (医療法人社団スタデンスターデンタルクリニック)
控訴人X 被控訴人医療法人社団スタデン
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商標法3条1項 商標法4条1項7号 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が被控訴人の有する商標権を侵
害していると主張して,商標法36条1項及び2項に基づき,原判決別紙被告
使用標章目録記載の各標章(以下,記載番号に応じて「控訴人標章1」,「控
訴人標章2」などといい,「控訴人各標章」と総称する。)の使用の差止め並
びに控訴人各標章を付した広告宣伝物の廃棄及びインターネット上の広告から
の控訴人各標章の削除を求めた事案である。
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特許権
平成26年5月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10248審決取消訴訟
審決取消訴訟 (排気ガス浄化システム)
被告特許庁長官新海岳 原告日産自動車株式会社
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特許法2条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
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特許権
平成26年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)18288請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (多関節ロボット装置)
被告日本電産サンキョー株式会社高崎仁 原告平田機工株式会社安國忠彦
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特許法100条
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[概要] 本件は,多関節ロボット装置に関する特許権を有する原告が,被告に対し,被
告が製造,販売するガラス基板搬送用ロボットは原告の特許権の特許発明の技術
的範囲に属すると主張して,特許法100条に基づき,ガラス基板搬送用ロボッ
トの生産,使用,譲渡等の差止め並びにガラス基板搬送用ロボット及びその半製
品の廃棄を求め,原告の特許権の侵害により損害を受けた,又は,原告に無断で
原告の特許権を実施して法律上の原因なく20億円を下らない額の特許発明の実
施料の支払をせずに利得し,そのために原告に損失を及ぼしたと主張して,民法
709条又は703条に基づき,主位的に,被告が特許権侵害行為により受けた
利益相当額120億円及び弁護士費用相当額1000万円の合計額のうち1億円
又は被告が受けた特許発明の実施料相当額の利益20億円のうち1億円並びにこ
れに対する不法行為の後であり,訴状送達により支払を催告した日の翌日から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金,予備的に,特許発明の実
施料相当額20億円及び弁護士費用相当額1000万円の合計額のうち1億円又
は被告が受けた特許発明の実施料相当額の利益20億円のうち1億円並びにこれ
に対する上記と同様の遅延損害金の支払を求める事案である。
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商標権
平成26年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)5819
標章等使用差止等請求事件
被告有限会社ウエルフェア研究所小川憲久 原告株式会社ベル・ジュバンス
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告と被告との間の取引基本契約に基づき,
別紙標章目録記載の標章(以下「本件標章」という。)を添付した別紙製品
一覧表記載の製品及び梱包材等の販売の差止めを求める事案である。
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特許権
平成26年5月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)14227
損害賠償請求事件 (p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法)
被告三洋電機株式会社上野潤一 原告日亜化学工業株式会社牧野知彦
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,p型窒化ガリウム系化合物半導体の製造方法に関する特許権を有し
ていた原告が,(1)被告は,窒化ガリウム系化合物半導体レーザー素子を組み
込んだ半導体レーザー製品を製造,販売して原告の特許権を侵害し,これによ
り損害を受けた,(2)被告は原告に無断で原告の特許権に係る発明を実施して
法律上の原因なく利得し,そのために原告に損失を及ぼしたとして,不法行為
による損害賠償請求権又は不当利得返還請求権に基づき,平成14年3月から
平成23年12月24日までの間に原告が受けた実施料相当額の損害又は被告
が受けた実施料相当額の利益12億5000万円のうちの1億円及びこれに対
する不法行為の後であり,訴状送達により支払を催告した日の翌日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10345審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官村上照美 原告株式会社ボンマックス吉田雅一
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟であ
る。
争点は,本願商標と引用商標との類否(商標法4条1項11号)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10099控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (Web-POS方式)
被告)株式会社千趣会江幡奈歩 控訴人(原告)株式会社ジーピーシーコリア 被控訴人(被告)株式会社千趣会江幡奈歩
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[概要] 用語の略称及び略称の意味は,本判決で付するもののほか,原判決に従い,原判
決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被告」とあるのを「被控訴
人」と読み替えるほか,適宜これに準じる。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10108控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (Web-POS方式)
被告)楽天株式会社 控訴人(原告)株式会社ジーピーシーコリア 被控訴人(被告)楽天株式会社
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[概要] 用語の略称及び略称の意味は,本判決で付するもののほか,原判決に従い,原判
決で付された略称に「原告」とあるのを「控訴人」に,「被告」とあるのを「被控訴
人」と読み替えるほか,適宜これに準じる。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10215審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (洗濯物を湿潤処理するための方法および装置)
被告特許庁長官島田信一 原告ヘルベルト・カンネギーサー・
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特許法29条2項
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審決 | 15回 | 進歩性 | 6回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判不成立審決の取消訴訟である。争点
は,①後記引用発明2の認定誤りの有無及び②後記本願発明の進歩性判断(動機付
け,容易想到性,阻害要因,作用効果)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年5月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)31446一部認容
民事訴訟 商標権
被告株式会社DHScorp 原告エルメスアンテルナショナル
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法39条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が輸入販売する別紙被告商品目録1ない
し4記載の商品(以下,それぞれ「被告商品1」ないし「被告商品4」とい
い,併せて「被告各商品」という。)が,原告の有する商標権を侵害し,原
告の商品等表示として周知ないし著名な別紙原告商品目録記載の商品(以下
「原告商品」という。)の形態と類似し,誤認混同のおそれがあると主張し
て,(1)商標法36条1項ないし不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号,2号,3条1項に基づき,被告各商品の輸入・譲渡等の差止
め(請求の趣旨第1項),(2)商標法38条2項ないし不競法4条,5条2項
に基づき被告の得た利益に相当する原告の損害金82万3000円,民法7
09条に基づき信用毀損による無形損害200万円及び弁護士費用100万
円の,総合計382万3000円及びこれに対する平成25年12月14日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払(請求の趣旨第2項)を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10082控訴棄却
著作権及び出版権侵害差止請求控訴事件
控訴人特定非営利活動法人風の谷委員会(以下「被
エコ・パワー」という。) 被控訴人エコ・パワー株式会社
福島県
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著作権法19条 著作権法61条2項 著作権法80条1項
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)11508
特許権実施料等請求事件
被告AURALSONIC株式会社 原告Aⅰ
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,①原被告間の技術指導契約に基づく対価25
0万円及び遅延損害金,並びに②専用実施権者と被告との間の,原告を受益者
とする通常実施権許諾契約に基づく許諾の対価合計126万円及び遅延損害
金,の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年5月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)40428等一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告3名
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民法719条1項 民法644条 不正競争防止法3条2項 不正競争防止法2条1項13号
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[概要] 1 本訴事件
本件は,各種脱臭装置の販売等を業とする原告が,被告カルモアの販売する
別紙物件目録記載の商品(以下「被告商品」という。)のカタログ,資料又は
被告カルモアのウェブサイトに掲載されている別紙被告表示目録1ないし8記
載の各表示(以下「本件表示1」などといい,小項目を含めて表示する場合に
は「本件表示1-1」,本件表示8については「本件表示8の①」などといい,
これらを併せて「本件表示」という。)は,被告商品の品質及び性能に関しそ
れらを誤認させる説明をしたものであるから,被告商品の広告等に本件表示を
し,又は本件表示を付した被告商品を譲渡等する行為は,不正競争防止法(以
下「不競法」という。)2条1項13号所定の不正競争に該当するものであり,
被告らの上記不正競争により,原告はその営業上の利益を侵害され又は侵害さ
れるおそれがあると主張し,被告らに対し,①同法3条1項に基づき,本件表
示を被告製品の広告宣伝物等に表示すること及び本件表示をした被告商品を販
売等することの差止めを求めるとともに,②同法3条2項に基づき,主位的に
は本件表示をした商品等の廃棄を,予備的には被告商品等からの本件表示の抹
▶判決の詳細
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商標権
平成26年5月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)29634請求棄却
民事訴訟 商標権
被告株式会社ヌーヴェルヴァーグジャポン
有限会社ジー・オー・シー 原告A
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民法709条 商標法36条1項
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損害賠償 | 6回 | ライセンス | 6回 | 許諾 | 5回 | 商標権 | 5回 |
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[概要] 本件は,スイス連邦在住のフランス人であり,登録番号第3046204号
の商標権者(以下「本件商標権」といい,その商標を「本件商標」とい
う。)である原告が,被告株式会社ヌーヴェルヴァーグジャポン(以下「被
告ヌーヴェルヴァーグジャポン」という。)との間で平成12年12月14
日付け契約(原文は英語,表題は「AGREEMENT」。以下「本件契約」とい
う。)を締結し,被告ヌーヴェルヴァーグジャポンは,これに基づき,原告
から本件契約中に記載されている「Aノウハウ」につき日本における独占的
使用を許諾されて直営サロン及びフランチャイズサロンを経営していたとこ
ろ,同被告,及びそのフランチャイジーで,高知市においてフランチャイズ
サロンを運営していた被告有限会社ジー・オー・シー(以下「被告ジー・オ
ー・シー」という。)は,平成22年2月1日に原告と被告ヌーヴェルヴァ
ーグジャポンとの間のライセンス契約が終了した後も,本件商標ないし「A
ノウハウ」の使用を継続しているとして,(1) 商標法36条1項に基づき,
被告ジー・オー・シーに対し, 高知市<以下略>所在のMPビル内の店舗及
び同被告のホームページにおける,本件商標と同一である別紙被告有限会社
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10043一部認容
債務不存在確認請求控訴事件 (移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置)
控訴人三星電子株式会社 被控訴人アップルジャパン株式会社訴訟承継人
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特許法101条4号 特許法29条2項 特許法101条5号 特許法101条1号
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ライセンス | 402回 | 特許権 | 184回 | 実施 | 85回 | 損害賠償 | 71回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被控訴人(第1審原告)が,被控訴人による別紙物件目録記載の各製品
(以下「本件各製品」と総称し,同目録1記載の製品を「本件製品1」,同目録2記
載の製品を「本件製品2」などという。)の生産,譲渡,輸入等の行為は,控訴人(第
1審被告)が有する発明の名称を「移動通信システムにおける予め設定された長さ
インジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置」とする特許第4
642898号の特許権(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許
権」という。)の侵害行為に当たらないなどと主張し,控訴人が被控訴人の上記行為
に係る本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求権を有しないことの確認を
求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年5月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ラ)10008
特許権仮処分命令申立却下決定に対する抗告申立事件 (移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置)
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民法1条3項
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ライセンス | 60回 | 特許権 | 28回 | 差止 | 24回 | 許諾 | 15回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,抗告人(債権者)が,相手方(債務者)による別紙物件目録記載の製品
(以下「本件製品」という。)の生産,譲渡,輸入等の行為は,抗告人が有する発明
の名称を「移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパ
ケットデータを送受信する方法及び装置」とする特許第4642898号の特許権
(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許権」という。)の侵害に
当たると主張して,本件特許権に基づく差止請求権を被保全権利として,相手方に
対し,本件製品の生産,譲渡,輸入等の差止め及び執行官保管を求めた仮処分申立
事件である。
▶判決の詳細
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