権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成24年9月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10242審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (擬周期系列を用いた通信方式)
被告大英エレクトロ
Y2 原告インテルコーポレーション小原淳見
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告らの後記2の本件発明に
係る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立た
ないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)に
は,後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10365審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (消費に適する飲料を作るための形状保持パッド)
被告特許庁長官 原告サラリー/デーエー
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特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年8月25日,発明の名称を「消費に適する飲料を作るための
形状保持パッド」とする特許を出願した(パリ条約による優先権主張日2002年
(平成14年)8月23日オランダ国。以下「本願」という。)。原告は,平成2
0年5月12日付けで拒絶理由通知を受け,同年11月12日に手続補正書及び意
見書を提出したが,平成21年5月26日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成21年9月30日,拒絶査定に対する不服の審判(不服2009-
18403号事件)を請求するとともに,手続補正書を提出し(本件補正),平成
22年9月13日発送の書面による審尋に対し,平成23年3月10日付けで回答
書を提出した。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)38884
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社プリムローズ 原告有限会社キャッツメイク
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商標法32条1項 商標法36条1項 商標法4条1項10号 商標法2条3項8号
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商標権 | 32回 | ライセンス | 12回 | 差止 | 11回 | 無効 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が有する商標権を侵害している旨主張し
て,①商標法36条1項に基づく差止請求として,別紙被告店舗目録記載の各
店舗(以下,併せて「被告4店舗」という。)の看板等,被告運営のウェブサ
イト,インターネット上のウェブ広告,パンフレット,チラシなどの広告物及
び取引書類につき別紙被告標章目録記載の各標章(以下,併せて「被告標章」
といい,個別に同目録記載の番号に従って「被告標章1」などという。)の使
用禁止,②同法2条に基づく廃棄請求として,被告4店舗の看板等,被告運営
のウェブサイト,インターネット上のウェブ広告から被告標章の抹消と被告標
章を付したパンフレット,チラシなどの広告物及び取引書類の廃棄を求めると
ともに,③不法行為に基づく損害賠償請求として,弁護士費用相当額50万円
(附帯請求として訴状送達の日の翌日である平成23年12月17日から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案であ
る。
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著作権
平成24年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10022等一部認容
損害賠償請求,謝罪広告掲載等反訴請求控訴,同附帯控訴事件
被告・反訴原告)被控訴人兼附帯控訴人(本訴
・反訴原告) 控訴人兼附帯被
(本訴原告・反訴被告) 被控訴人兼附帯控訴人(本訴被告・反訴原告)
兼附帯控訴人(本訴被告・反訴原告)
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著作権法113条1項2号 著作権法114条1項
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[概要] 1 原告は,次の原告書籍につき編集著作物の著作権を有すると主張し,韓国の
高麗書林名義で出版された次の韓国書籍について,原告に無断で原告書籍の一部を
掲載したものであり,被告らが韓国の高麗書林と共謀して同書籍を製作・販売した
ことにより著作権(複製権,翻案権,譲渡権)及び著作者人格権(氏名表示権,同
一性保持権)が侵害されたなどと主張して,被告会社と,韓国書籍が出版された当
時の被告会社の代表取締役であった被告 Y に対し,著作権侵害の不法行為に基
づく損害賠償ないし不当利得返還を請求する(本訴事件)。
原告書籍:題号を「米国・国立公文書館所蔵 北朝鮮の極秘文書(1945 年 8 月~1951 年 6
月)」とし,原告を編者及び著者とする全3巻(上・中・下巻)の書籍
韓国書籍:題号を「美國・國立公文書館所蔵 北韓解放直後極秘資料(1945 年 8 月~1951 年
6 月)」とする全6巻の書籍
これに対し,被告らは,原告の執筆した日刊・大阪日日新聞の記事や,原告が朝
鮮史研究会の会場において来場者に配布したビラ等に,被告らが原告書籍を無断で
盗用し,著作権侵害の海賊版(韓国書籍)を製作・販売したかのような内容が記載
されていることによって,名誉及び信用を毀損されたと主張して,謝罪広告の掲載
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特許権
平成24年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10315審決取消訴訟
審決取消請求事件 (回路接続材料,及びこれを用いた回路部材の接続構造)
被告特許庁長官森川元嗣 原告日立化成工業株式会社平野裕之
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特許法29条2項 特許法159条2項 特許法50条
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は,容易想到性及び
拒絶理由通知の懈怠である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10402審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゲーベルトップ型紙容器の充填シール装置)
被告凸版印刷株式会社
四国化工機株式会社服部謙太朗
ら 原告大日本印刷株式会社
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特許法36条6項2号 特許法29条1項 特許法29条1項2号
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[概要] 本件は,被告らの請求に基づき原告の特許を無効とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10356審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (鉄粉混合物,鉄粉混合物の使用方法,鉄粉混合物の製造方法)
被告特許庁長官松本貢 原告中川特殊鋼株式会社
X木村康紀
ら
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特許法29条
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[概要] 本件は,特許出願拒絶審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年9月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)23260請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社ピート渡邊望美 原告株式会社ブランク藤井圭子
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法3条1項6号
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[概要] 本件は,別紙2原告商標目録記載の登録商標の商標権を有する原告が,被告
が指定商品に含まれるシャツに別紙1被告標章目録記載の標章を付する行為が
原告の商標権を侵害すると主張して,被告に対し,商標法36条1項に基づき,
シャツに上記標章を付することや上記標章を付したシャツの譲渡,引渡し等を
することの差止めを求めるとともに,同条2項に基づき,上記シャツの廃棄を
求め,さらに,民法709条に基づき,損害金186万7320円及びこれに
対する訴状送達の日の翌日である平成23年7月28日から支払済みまで民法
所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)13776請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (信号処理装置)
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特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法101条2号 特許法100条1項
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実施 | 165回 | 侵害 | 47回 | 分割 | 18回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 1 概要 .............................................................. 4
2 前提事実 .......................................................... 4
3 争点 ............................................................. 13
第2 事案の概要
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(行ウ)443請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国
指定代理人二本松裕子 原告宇部興産株式会社
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特許法112条の2 特許法112条1項 実用新案法10条 特許法112条4項
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特許権 | 59回 | 実施 | 4回 | 分割 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,後記特許権の第17年分特許料の追納期間経過後に特許料
納付書を提出して特許料及び割増特許料の納付手続をしたのに対し,特許庁長
官が同特許料納付書を却下する処分(以下「本件却下処分」という。)をした
ことについて,原告が,被告に対し,上記追納期間の徒過には原告の責めに帰
することができない理由があると主張し,本件却下処分の取消しを求める事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)29705請求棄却
出版差止等請求事件
被告株式会社じほう 原告株式会社南江堂
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法12条1項 著作権法28条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙書籍目録1記載の書籍(以下「原告書籍」という。)を発行し
た原告が,同目録2記載の書籍(以下「被告書籍」という。)を発行した被告
に対し,被告書籍の薬剤便覧部分は,素材を薬剤又は薬剤情報とする原告書籍
の編集著作物を複製又は翻案したものであり,被告が被告書籍を印刷及び販売
する行為は上記編集著作物について原告が保有する著作権(複製権及び譲渡権
(いずれも著作権法28条に基づくものを含む。以下同じ。))の共有持分の
侵害に当たる旨主張し,著作権侵害の不法行為に基づく損害賠償及び遅延損害
金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)27941請求棄却
損害賠償請求事件 (メディアプレーヤーのためのインテリジェントなシンクロ操作)
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特許法101条5号 特許法70条 特許法102条2項
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実施 | 31回 | 特許権 | 15回 | 侵害 | 14回 | 間接侵害 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「メディアプレーヤーのためのインテリジェントなシンクロ
操作」とする発明についての特許権(特許第4204977号)を有する原告
が,被告らが別紙被告製品目録記載1ないし8の各製品を輸入,販売等する行
為が同特許権の間接侵害(特許法101条5号)に当たると主張して,被告ら
に対し,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償金の一部請求として,連帯し
て1億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日(平成23年9月1日)から支
払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
2 争いのない事実等(証拠等〈略〉を掲げていない事実は当事者間に争いがな
い。)
(1) 当事者
ア 原告
原告は,アメリカ合衆国カリフォルニア州法を準拠法として設立された
法人であり,コンピュータ,家庭用電子機器,オペレーティングシステム
(OS)及びアプリケーションソフトウェアの開発等を業とする企業であ
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10395審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (農作業機)
被告特許庁長官 原告松山株式会社
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特許法29条2項
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審決 | 59回 | 実施 | 3回 | 分割 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「農作業機」とする発明について,平成17年5月27日
に特許出願(特願2005-155082。以下「本願」という。)をしたが,平
成22年1月13日付けで拒絶理由通知(甲10)を受けたので,同年3月16日
付けで意見書(甲11)を提出するとともに,手続補正書(甲12)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10317審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ソフトビニル製大型可動人形の骨格構造および該骨格構造を有するソフトビニル製大型可動人形)
被告株式会社オビツ製作所 原告株式会社ボークス
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特許法134条の2 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「ソフトビニル製大型可動人形の骨格構造および該骨格構
造を有するソフトビニル製大型可動人形」とする特許第3761523号(請求項
の数は10。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10279審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (誘導発熱鋼管による水門凍結防止装置)
被告株式会社IHIインフラシステム 原告日本工営株式会社
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特許法36条 特許法29条2項 特許法134条の2 特許法36条4項1号
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[概要] 特許庁は,原告の有する後記本件特許について,被告から無効審判請求を受け,
原告が後記本件訂正により削除した請求項6及び9を除く請求項に係る発明につい
て特許を無効とする旨の審決をした。本件は,原告がその取消しを求めた訴訟であ
り,争点は,訂正要件充足性の有無及び進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年8月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10173審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告東洋エンタープライズ株式会社 原告株式会社インディアン
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特許法167条 商標法4条1項7号
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審決 | 20回 | 無効 | 15回 | 無効審判 | 5回 | ライセンス | 3回 |
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[概要] 本件は,原告による商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10026等確認
特許を受ける権利出願人変更請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人・附帯被
(第1審被告)リアルプラスティック株式会社 被控訴人・附帯控訴人(第1審原告)Y
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[概要] 以下,略語は第1審判決(以下「原判決」という。)と同様のものを用いる。ま
た,原判決を引用する場合,原判決中に「原告」とあるのを「被控訴人」と,「被
告」とあるのを「控訴人」とそれぞれ読み替える。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10381審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (繰り出し容器)
被告Y 原告日本ロレアル株式会社
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特許法36条6項1号 特許法2条1項 特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「繰り出し容器」とする特許第4356901号(平成1
9年3月1日出願,平成21年8月14日設定登録。請求項数は5。以下「本件特
許」という。)の特許権者である。原告は,平成23年1月14日,本件特許につ
いて無効審判の請求(無効2011-800008号事件)をし,同年4月4日,
被告は訂正請求書を提出した(以下「本件訂正」という。)。特許庁は,同年10
月12日,「訂正を認める。本件審判の請求は,成り立たない。審判費用は,請求
人の負担とする。」との審決をし,その謄本は,同月20日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件訂正後の本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし請求項5の記載は,次
のとおりである(甲7。以下,請求項1ないし請求項5記載の発明を,それぞれ
「本件発明1」ないし「本件発明5」といい,これらを総称して「本件発明」とい
う。)。また,本件訂正後の特許請求の範囲,発明の詳細な説明及び図面を総称し
て「本件明細書」ということがある(甲6,甲7。なお,本件訂正において,発明
の詳細な説明及び図面の記載に変更はない。別紙1の図2及び図4は,本件明細書
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10352審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplasmahyopneumoniae)を用いた単回ワクチン接種)
被告特許庁長官 原告ファイザー・プロダクツ・インク
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成14年6月7日,発明の名称を「マイコプラズマ・ハイオニューモ
ニエ(Mycoplasmahyopneumoniae)を用いた単回ワクチン
接種」とする発明について,特許出願(特願2003-509957。パリ条約に
よる優先権主張平成13年7月2日,米国。以下「本願」という。)をしたが,平
成19年12月17日付けで拒絶査定を受けたので,平成20年3月19日,これ
に対する不服の審判(不服2008-6757号事件)を請求し,同年4月18日
付け手続補正書を提出した(以下「本件補正」という。)。特許庁は,平成23年
6月24日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」とい
う。)をし,その謄本は,同年7月6日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
(1) 本件補正後の本願の特許請求の範囲における請求項1の記載は次のとおりで
ある(甲10。以下,この発明を「本願補正発明」という。また,本件補正後の本
願の特許請求の範囲,発明の詳細な説明(甲9,甲10)を合わせて「本願明細
書」ということがある。)。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10280審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (機械化学的ポリッシング装置用のポリッシングパッドへの透明窓の形成)
被告アプライドマテリアルズインコーポレイテッド 原告株式会社東京精密
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特許法36条6項1号 特許法36条 特許法126条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「機械化学的ポリッシング装置用のポリッシングパッドへ
の透明窓の形成」とする特許第3327817号(優先権主張平成8年8月16日,
アメリカ合衆国。平成9年8月18日出願,平成14年7月12日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。原告は,平成22年11月15日,本
件特許の請求項1ないし25に係る発明についての特許を無効にすることについて
の審判の請求(無効2010-800211号事件)をし,被告は,平成23年6
月30日に訂正請求書,同年7月5日に補正書を提出した(以下「本件訂正」とい
う。)。特許庁は,平成23年7月22日,「訂正を認める。本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決をし,その謄本は,同年8月2日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件訂正後の本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし25の記載は次のとお
りである(甲28,甲29。以下,この発明を「本件発明1」ないし「本件発明2
5」といい,これらを総称して「本件各発明」という。また,本件訂正後の特許請
求の範囲,発明の詳細な説明及び図面を含めて「本件明細書」ということがある)。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10386請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官酒井福造 原告X藤木博
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商標法4条1項7号 商標法4条1項6号
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[概要] 本件は,登録異議の申立てに基づいて原告の商標の登録を取り消した決定の取消
訴訟である。争点は,原告の商標の登録が公序良俗に反するか否か(商標法4条1
項7号)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10346審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電線接続構造)
被告特許庁長官長浜義憲 原告染矢電線株式会社堀家和博
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は,容易想到性であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10374審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (風力発電施設運転方法)
被告特許庁長官 原告X
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成14年4月22日に行った国際出願(パリ条約による優先権主張
平成13年4月24日ドイツ連邦共和国,平成13年7月28日ドイツ連邦共和
国)の分割出願として,平成18年12月27日,発明の名称を「風力発電施設運
転方法」とする発明について出願し(以下「本願」という。)(甲5),平成21
年5月19日,拒絶査定を受け,同年9月28日,不服審判(不服2009-18
154号事件)を請求し,同日,特許請求の範囲及び明細書を変更する旨の手続補
正を行った(以下,同補正後の明細書を,図面も併せて「本願明細書」という。)
(甲6)。
特許庁は,平成23年7月4日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審
決をし,その謄本は,同月19日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
前記補正後の本願における特許請求の範囲の請求項1は以下のとおりである(以
下,請求項1に係る発明を「本願発明」という。)(甲6)。
「風力タービンを運転することにより電気ネットワークおよび前記電気ネットワ
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10057控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (プラバスタチンラクトン及びエピプラバスタチンを実質的に含まないプラバスタチンナトリウム,並びにそれを含む組成物)
控訴人テバジョジセルジャールザートケシャシャーグ 被控訴人株式会社東理
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特許法29条2項 特許法100条1項 特許法70条1項 特許法1条
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[概要] 1 以下,控訴人を「原告」と,被控訴人を「被告」と表記する。また,原審で
用いられた略語は,当審でもそのまま用いる。
2 原審の経過は,以下のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10409審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (法面等の加工機械)
被告Y原田活也 原告ノーベル技研工業株式会社高橋敬一郎
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特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,
下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10360審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱交換器)
被告特許庁長官松下聡 原告株式会社MCX研究所菅野好章
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年8月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10358審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (過電圧保護回路を備えた制御形の整流器ブリッジ回路)
被告特許庁長官田村嘉章 原告ローベルトボツシュ
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特許法29条2項
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審決 | 34回 | 実施 | 3回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のと
おり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年8月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10027請求棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人兼被
グリー株式会社 被控訴人兼控訴人株式会社ディー・エヌ・エーエヌ・エー」という。)
兼控訴人株式会社ORSOという。)
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不正競争防止法2条1項1号 著作権法114条2項 著作権法28条 不正競争防止法5条3項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,第1審原告が,第1審被告らに対し,
(1) 第1審被告らが共同で製作し公衆に送信している携帯電話機用インターネ
ット・ゲーム「釣りゲータウン2」(以下「被告作品」という。)を製作し公衆に
送信する行為は,第1審原告が製作し公衆に送信している携帯電話機用インターネ
ット・ゲーム「釣り★スタ」(以下「原告作品」という。)に係る第1審原告の著
作権(翻案権,著作権法28条による公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持
権)を侵害すると主張し,①著作権法112条に基づき,原判決別紙対象目録記載
の被告作品に係るゲームの影像の複製及び公衆送信の差止め,ウェブサイトからの
上記影像の抹消及び記録媒体からの上記影像に係る記録の抹消,②民法709条,
719条に基づき,損害賠償金の支払,③著作権法115条に基づき,謝罪広告の
掲載を求め,
(2) 第1審被告らが,原判決別紙影像目録1及び2記載の影像(以下「被告影像
1」「被告影像2」という。)を第1審被告らのウェブページに掲載する行為は,
不正競争防止法2条1項1号の「混同惹起行為」に当たると主張して,①同法3条
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)29563一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社銀座マギー 原告株式会社フレーバ
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商標法38条2項 商標法37条1号 商標法38条1項 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,別紙商品目録1及び2記載の各婦人用被服(以
下「被告各商品」と総称する。)を製造及び販売した被告の行為が,後記2(2)
記載の原告の商標権(以下「本件商標権」といい,その登録商標を「本件登録
商標」という。)を侵害するとともに,別紙デザイン目録記載の各デザイン(以
下「本件各デザイン」と総称し,同目録記載の各デザインを「本件デザイン1
-1」,「本件デザイン1-2」などという。)についての原告の著作権(複
製権及び譲渡権)を侵害する旨主張して,商標権侵害の不法行為又は著作権侵
害の不法行為に基づく損害賠償請求(選択的請求)として2400万円及び遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6732請求棄却
損害賠償請求事件
被告クラフトジャパン株式会社
A 原告株式会社テレビショッピング研究所
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商標法38条1項 商標法37条1号
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[概要] 本件は,登録商標の専用使用権者である原告が,被告クラフトジャパン株式
会社(以下「被告会社」という。)が当該登録商標に類似する標章を付した商
品を販売した行為が原告の専用使用権の侵害行為に当たり,被告会社の代表取
締役である被告Aがその職務を行うについて悪意又は重大な過失があった旨
主張し,被告会社に対し,専用使用権侵害の不法行為に基づく損害賠償の支払
を求めるとともに,被告Aに対し,会社法429条1項,430条に基づき,
被告会社と連帯して損害賠償の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年7月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)42141請求棄却
不正競争行為差止請求事件
被告株式会社サクサン
有限会社リバティフィールド
ら 原告プリヴェAG株式会社
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,原告が販売する別紙原告商品目録記載1な
いし3の商品(以下,「原告商品1」などといい,これらを併せて「原告商
品」という。)に共通する形態は,原告の商品等表示として需要者の間に広く
認識されているものであるところ,被告株式会社サクサン(以下「被告サクサ
ン」という。)が被告株式会社リバティフィールド(以下「被告リバティ
フィールド」という。)が運営するショッピングサイトを通じて販売する別紙
被告商品目録記載の商品(以下「被告商品」という。)の形態はこれと類似す
るものであるから,被告らが被告商品を販売することは,原告商品との混同を
生じさせるものであり,不正競争防止法2条1項1号の不正競争に該当すると
主張して,同法3条1項に基づき,被告商品の製造,販売等の差止めを求める
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)5946一部認容
損害賠償請求事件
被告A 原告株式会社エムヴィーアール
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商標法36条1項 商標法38条3項 商標法39条 商標法2条3項8号
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[概要] 本件は,後記第3の1(2)の登録商標の商標権者である原告が,別紙被告標
章目録1ないし3記載の各標章(以下「被告各標章」と総称し,同目録1記載
の標章を「被告標章1」,同目録2記載の標章を「被告標章2」,同目録3記
載の標章を「被告標章3」という。)は,原告の登録商標に類似する商標であ
って,被告がその経営する足裏マッサージを施術するマッサージ店の広告に被
告各標章を使用する行為が原告の商標権の侵害に当たる旨主張して,被告に対
し,商標法36条1項及び2項に基づき,被告の広告に被告各標章を付して展
示すること等の差止め及び被告各標章を付したチラシ等の廃棄を求めるとと
もに,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10055請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社ハーベイ・ボール・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年11月2日,別紙1記載の登録商標(以下「本件登録商標」
という。)について商標登録出願をし,指定商品を別紙1記載のとおりとして,平
成23年2月4日に登録査定を受け,同年3月18日に設定登録(登録第5398
580号。以下「本件商標登録」という。)を受けた商標権者である(甲1)。
同年6月20日,本件登録商標は,その指定商品中,第24類「敷布,布製身の
回り品,布団,布団カバー,まくらカバー,毛布」及び第25類「被服,仮装用衣
服」について,商標法4条1項11号に該当するとして,異議(2011-900
219号事件)の申立てがなされ(甲80),特許庁は,平成24年1月16日,
「登録第5398580号商標の指定商品中,第24類『敷布,布製身の回り品,
布団,布団カバー,まくらカバー,毛布』及び第25類『被服,仮装用衣服』につ
いての商標登録を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その
謄本は,同月26日,原告に送達された(乙1)。
2 本件決定の理由
本件決定の理由は,別紙決定書写しのとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10054請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社ハーベイ・ボール・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成21年11月2日,別紙1記載の登録商標(以下「本件登録商標」
という。)について商標登録出願をし,指定商品を別紙1記載のとおりとして,平
成23年2月4日に登録査定を受け,同年3月18日に設定登録(登録第5398
579号。以下「本件商標登録」という。)を受けた商標権者である(甲1)。
同年6月20日,本件登録商標は,その指定商品中,第24類「敷布,布製身の
回り品,布団,布団カバー,まくらカバー,毛布」及び第25類「被服,仮装用衣
服」について,商標法4条1項11号に該当するとして,異議(2011-900
218号事件)の申立てがされ(甲80),特許庁は,平成24年1月16日,
「登録第5398579号商標の指定商品中,第24類『敷布,布製身の回り品,
布団,布団カバー,まくらカバー,毛布』及び第25類『被服,仮装用衣服』につ
いての商標登録を取り消す。」との決定(以下「本件決定」という。)をし,その
謄本は,同月26日,原告に送達された(乙1)。
2 本件決定の理由
本件決定の理由は,別紙決定書写しのとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10404審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告サンエムズ株式会社 原告スリーエムカンパニー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙登録商標目録記載の登録商標(以下「本件商標」という。)につき,
平成19年11月16日に登録出願(以下「本件出願」という。)をし,平成20
年5月15日に第40類「布地・被服又は毛皮の加工処理(乾燥処理を含む。),
裁縫,ししゅう,木材の加工,竹・木皮・とう・つる・その他の植物性基礎材料の
加工(食物原材料の加工を除く。),食料品の加工,廃棄物の再生,印刷」を指定
役務(以下「本件指定役務」という。)として登録査定を受け,同年6月20日に
設定登録(登録第5142201号。以下「本件商標登録」という。)を受けてい
る商標権者である(甲1,乙1の1)。
原告は,平成23年1月4日,本件商標登録の無効審判(無効2011-890
002号事件)を請求し,特許庁は,同年7月28日,「本件審判の請求は,成り
立たない。」との審決をし,その謄本は,同年8月5日,原告に送達された(乙1
の2)。
2 審決の理由
審決の理由は別紙審決書写しに記載のとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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商標権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10403審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告サンエムズ株式会社 原告スリーエムカンパニー
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商標法4条1項15号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙登録商標目録記載の登録商標(以下「本件商標」という。)につき,
平成19年11月16日に登録出願(以下「本件出願」という。)をし,平成20
年1月9日に第40類「布地・被服又は毛皮の加工処理(乾燥処理を含む。),裁
縫,ししゅう,木材の加工,竹・木皮・とう・つる・その他の植物性基礎材料の加
工(食物原材料の加工を除く。),食料品の加工,廃棄物の再生,印刷」を指定役
務(以下「本件指定役務」という。)として登録査定を受け,同年2月1日に設定
登録(登録第5109203号。以下「本件商標登録」という。)を受けた(甲1,
乙1の1)。
原告は,平成23年1月4日,本件商標登録の無効審判(無効2011-890
001号事件)を請求し,特許庁は,同年7月28日,「本件審判の請求は,成り
立たない。」との審決をし,その謄本は,同年8月5日,原告に送達された(乙1
の3)。
2 審決の理由
審決の理由は別紙審決書写しに記載のとおりであり,その要旨は以下のとおりで
▶判決の詳細
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特許権
平成24年7月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10302審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (オンライン上での有害情報遮断システム及び方法,並びにそのためのコンピュータで読出し可能な記録媒体)
被告特許庁長官 原告インカインターネットカンパニーリミテッド
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特許法29条2項
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審決 | 30回 | 実施 | 7回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の概要
(1) 原告は,発明の名称を「オンライン上での有害情報遮断システム及び方法,
並びにそのためのコンピュータで読出し可能な記録媒体」とする発明について,平
成12年11月28日(パリ条約による優先権主張外国庁受理1999年12月3
1日,韓国)を国際出願日とする国際出願をした(以下「本願」という。)。
(2) 本願については,平成17年5月12日付けで拒絶理由通知がされ,これを
受けて,原告は,同年8月17日付けで,特許請求の範囲を変更する旨の手続補正
(甲3。以下,これによる補正後の明細書及び図面を「本件明細書」という。)を
したが,平成20年3月31日付けで拒絶査定がされた。
(3) これに対し,原告は,同年7月7日,拒絶査定不服審判請求(不服2008
-17373号事件)をしたが,特許庁は,平成23年5月11日付けで「本件審
判の請求は,成り立たない。」旨の審決(以下「審決」という。)をし,その謄本
は,同月24日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲の記載
本件明細書に記載の特許請求の範囲の請求項1に記載の発明(以下「本願発明」
▶判決の詳細
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特許権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10371審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (護岸の連続構築方法および河川の拡幅工法)
被告株式会社技研製作所
新日本製鐵株式会社橋口尚幸 原告有限会社オオブ工業富田哲雄
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告らの下記2の本件発明に
係る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立た
ないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)に
は,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10390審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (室内芳香器)
被告株式会社ノルコーポレーション北村仁 原告株式会社アート・ラボ中村泰弘
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実用新案法37条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する被告の無効審判請求について,特許庁が当該実用新案登録
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年7月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10389審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (室内芳香器)
被告不二貿易株式会社 原告株式会社アート・ラボ中村泰弘
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実用新案法37条1項2号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件考案に係
る実用新案登録に対する被告の無効審判請求について,特許庁が当該実用新案登録
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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