権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成24年4月11日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10009控訴棄却
特許権移転登録手続請求控訴事件
控訴人株式会社マルミ 被控訴人株式会社転生畑良武
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[概要] 1 本件は,別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許権」という。)の設
定登録前に,本件特許権に係る発明(以下「本件発明」という。)についての特許
を受ける権利(以下「本件特許を受ける権利」という。)を有していた控訴人が,
本件特許権の権利者として登録された被控訴人に対し,控訴人から被控訴人に至る
出願人名義変更の原因とされた本件特許を受ける権利の2回の譲渡(控訴人から株
式会社日清に対する譲渡及び日清から被控訴人に対する譲渡)がいずれも通謀虚偽
表示により無効であるから,被控訴人が本件特許権を有することが法律上の原因に
基づかず,また,これにより控訴人が損失を受けたと主張して,不当利得に基づき
本件特許権の移転登録を求めた事案である。
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特許権
平成24年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10118審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (樹脂表面の形成方法,表面に異なる大きさの凹状部が混在する物品の製造方法及びその物品,手袋の製造方法及び手袋)
被告株式会社ユニワールド
株式会社ウィード
株式会社布施商店阿部伸一 原告株式会社東和コーポレーション甲谷健幸
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件発明に係
る特許に対する被告らの無効審判請求について,特許庁が,同請求を認め,当該特
許を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のと
おり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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特許権
平成24年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10350審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ソフトバンクモバイル株式会社 原告株式会社DAPリアライズ
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[概要] 本件は,被告の請求に基づき原告の特許を無効とした審決の取消訴訟である。争
点は,進歩性の有無である。
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特許権
平成24年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10186審決取消訴訟
審決取消請求事件 (硬質塩化ビニル系樹脂管)
被告積水化学工業株式会社服部誠 原告株式会社クボタ
クボタシーアイ株式会社速見禎洋
ら
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特許法29条2項 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性,実施可能要件,明確性要件の有無等である。
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特許権
平成24年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (貯湯式給湯装置)
被告特許庁長官岡本昌直 原告株式会社デンソー
東京電力株式会社大庭弘貴
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特許法29条2項
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審決 | 29回 | 進歩性 | 3回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告らが,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下
記2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のと
おり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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特許権
平成24年4月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10265審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (移動体の操作傾向解析方法,運行管理システム及びその構成装置,記録媒体)
被告株式会社データ・テック平井佑希 原告カヤバ工業株式会社井上裕史
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[概要] 本件は,被告の特許につき原告の無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟で
ある。争点は,新規性,進歩性の有無である。
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特許権
平成24年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)47445
専用実施権設定登録抹消登録等請求事件
被告エム.エフ.アイ.ネット(エス)ピーティーイー.リミテッド
株式会社イレブン
株式会社アップ
株式会社EMS
株式会社InfiniStyle
株式会社lea
ら 原告株式会社コネット
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民法94条
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実施 | 223回 | 特許権 | 74回 | 許諾 | 18回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 本件は,別紙特許権目録記載2の特許権の特許権者である原告が,原告から
専用実施権の許諾を受けて専用実施権の設定登録をしている被告株式会社アッ
プ(以下「被告アップ社」という。),原告から専用実施権の許諾を受けて被
告アップ社から上記専用実施権の移転登録を受けている被告エム.エフ.アイ.
ネット(エス)ピーティーイー.リミテッド(以下「被告MFI社」という。),
及び被告MFI社から通常実施権の許諾を受けて通常実施権の設定登録をして
いる被告MFI社以外の被告らに対し,①原告と被告MFI社との間の専用実
施権許諾契約は,解約により終了したこと,②被告MFI社とその他の被告ら
との間の通常実施権許諾契約は,架空(虚偽表示ないし不存在)であること,
③原告と被告アップ社との間の専用実施権許諾契約は,原告と被告MFI社と
の間の専用実施権許諾契約が締結されたことによって合意解除されたこと,を
理由に,上記専用実施権の設定登録及び移転登録の抹消登録手続並びに同移転
登録の抹消登録手続に対する承諾を求める事案である。
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特許権
平成24年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)36852請求棄却
損害賠償請求事件 (鍋類の蓋)
被告Y1
Y2
株式会社キッチンプランニング和田光弘
ら 原告和平フレイズ株式会社朝日啓
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特許法102条2項 特許法73条2項
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許諾 | 98回 | 実施 | 53回 | 商標権 | 15回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 1 本件は,明道株式会社から営業譲渡を受けた原告が,(1)主位的に,「平野レ
ミ」シリーズ(特許第3504636号の実施品で,「ドゥ!レミパン」,「プ
レミアム レミ・パン」などの商標を付した商品)の独占的販売権(特許発明
の独占的通常実施権,商標の独占的通常使用権を含む。)を取得したにもかか
わらず,被告らによりこれを空洞化され,「平野レミ」シリーズの販売から完
全に排除された(被告らによる共同不法行為又は明道株式会社の代表取締役で
あった被告Y1〔以下「被告Y1」という。〕及び営業本部課長であった被告
Y2〔以下「被告Y2」という。〕については選択的に債務不履行)と主張し
て,各自損害合計3億7439万5396円のうち1億1260万円及びこれ
に対する平成22年3月9日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求め,(2)予備的に,上記営業譲渡に当たり,被告Y1及び
被告Y2から,明道株式会社の営業権の内容について虚偽の説明を受け,有限
会社ドレミファキッチン(以下「ドレミファキッチン」という。)と明道株式
会社との間のライセンス契約に基づく独占的ライセンシーの地位や株式会社オ
ダジマ(以下「オダジマ」という。)と明道株式会社との間の独占的仕入契約
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特許権
平成24年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)8137一部認容
民事訴訟 特許権
被告株式会社ドレスファイル訴訟承継人 原告株式会社ハッピー株式会社クリエイターズ・ラブ
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特許法100条2項
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[概要] 本件は,後記本件特許権を有する原告が,被告が,その提供する「オンラ
インクローゼット」サービス(以下「被告サービス」という。)において別
紙被告方法目録記載の方法(以下「被告方法」という。)及び別紙被告物件
目録記載の装置(以下「被告装置」という。)を使用する行為が,本件特許
権を侵害する行為であると主張して,被告に対し,本件特許権に基づき,被
告サービスにおける被告方法の使用差止め及び被告装置の使用の差止めを
求めるとともに(被告方法の差止めについては,後記本件特許権1を主位的
に,本件特許権2を1次的予備的に,本件特許権3を2次的予備的に行使す
る。被告装置の差止めについては,後記本件特許権4を主位的に,本件特許
権5を1次的予備的に,本件特許権6を2次的予備的に行使する。),その付
随的請求として,被告装置の廃棄及び被告サービスで登録された情報を記録
しているデータベースの消去,並びに謝罪広告の新聞紙への掲載を求めた事
案である。なお,本件訴訟は,当初,株式会社ドレスファイルを被告として,
上記請求に損害賠償請求を併合して提起されたが,株式会社ドレスファイル
のオンラインクローゼットサービス事業が被告に譲渡されたことに伴い,上
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特許権
平成24年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)2535一部認容
職務発明補償金請求事件
被告和光純薬工業株式会社 原告A
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特許法35条1項 特許法35条3項 特許法35条4項 民法250条
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実施 | 93回 | 特許権 | 18回 | 許諾 | 17回 | 職務発明 | 10回 |
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[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,在職中に職務発明として,尿中の微
量蛋白の測定等において亜硝酸イオンの影響による誤差の発生を回避するため
の発明をし,当該発明について特許を受ける権利を被告に譲渡したとして,被
告に対し,特許法35条(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下
同じ。)3項所定の相当の対価の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)8228一部認容
出版差止等請求事件
被告株式会社石井式国語教育研究会 原告A1
A2
A3
A4
A5
A6
A7
A8
A9
A10
A11
A12
A13
A14
ら
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著作権法112条1項 著作権法114条3項
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[概要] 原告らは,いずれも画家であり,被告が平成17年に発行した別紙第1書籍
目録記載の書籍(以下「本件第1書籍」という。)の挿絵に用いられている別
紙第1著作物目録記載の絵画(以下「本件第1原画」という。),及び,被告
が平成20年に発行した別紙第2書籍目録記載の書籍(以下「本件第2書籍」
といい,本件第1書籍と併せて「本件書籍」という。)の挿絵に用いられてい
る別紙第2著作物目録記載の絵画(以下「本件第2原画」といい,本件第1原
画と併せて「本件原画」という。)の著作者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)30777請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (病原性プリオン蛋白質の検出方法)
被告バイオ・ラッドラボラトリーズ株式会社 原告富士レビオ株式会社
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特許法29条2項 特許法134条の2 特許法126条3項 特許法102条2項
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無効 | 123回 | 実施 | 53回 | 進歩性 | 31回 | 特許権 | 20回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「病原性プリオン蛋白質の検出方法」とする特許第4
362837号(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許権」
という。)の特許権者である原告が,被告による別紙物件目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)の輸入及び販売が本件特許権の間接侵害(特許法1
01条4号)に当たる旨主張して,被告に対し,特許法100条1項及び2項
に基づき,被告製品の輸入及び販売の差止め並びに廃棄を求めるとともに,特
許権侵害の不法行為に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)5848請求棄却
損害賠償請求事件
被告Y1
Y2高林良男
Y3
Y4
株式会社マネースクウェア・ジャパン西尾政行 原告株式会社イーグルワンエンタープライズ
X2石井尚子
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民法715条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法19条1項6号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 本件は,被告らが,①不正競業,兼職,②横領,背任,③営業妨害,業務懈
怠,④情報管理義務違反,⑤著作権侵害,⑥営業秘密の侵害,⑦原告らの被害
回復に対する妨害行為,⑧契約の不当破棄に該当する行為を行ったとして,
(1) 原告らが,被告Y1(以下「被告Y1」という。),被告Y3(以下「被
告Y3」という。),被告Y4(以下「被告Y4」という。),被告マネー
スクウェア・ジャパン(以下「被告会社」という。)に対し,上記①,③,
④,⑦の行為が同被告らの共同不法行為に当たるとして,不法行為に基づく
損害賠償金,
(2) 原告イーグルワンエンタープライズ(以下「原告会社」という。)が,被
告Y1,被告Y4に対し,上記②の行為が同被告らの共同不法行為に当たる
として,不法行為に基づく損害賠償金,
(3) 原告会社が,被告Y1,被告Y4に対し,上記①,②,③,④,⑦の行為
が債務不履行に当たるとして,債務不履行に基づく損害賠償金(この請求と
上記(1),(2)の被告Y1,被告Y4に対する請求は選択的併合の関係にある。),
(4) 原告会社が,被告会社に対し,上記⑧の行為が不法行為又は債務不履行に
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10227審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (病原性プリオン蛋白質の検出方法)
被告バイオ・ラッド 原告富士レビオ株式会社菊池毅
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特許法30条 特許法30条1項 特許法29条2項
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審決 | 46回 | 進歩性 | 30回 | 新規性 | 12回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件発明に係
る特許に対する被告の特許無効審判の請求について,特許庁が本件特許を無効とし
た別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記
4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10323審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告KDDI株式会社村上健次 原告インテル・コーポレーション前田大輔
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,下記1の本件商標に対する下記2のとおりの手続において,被
告の商標登録のうち,指定商品「電気通信機械器具用モジュール,その他の電気通
信機械器具,電子応用機械器具及びその部品」(以下「本件指定商品」という。)
に係る商標登録を無効にすることを求める原告の審判請求について,特許庁が同請
求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3
のとおり)には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求め
る事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (経路案内装置,経路案内システムおよび経路案内方法ならびに経路探索サーバ)
被告特許庁長官大河原裕 原告株式会社ナビタイムジャパン
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲請求項1の記
載を下記2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同
請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記
3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使い捨て吸収性物品形体の配列及び着用者用使い捨て吸収性物品形体を特定するための販売ディスプレーシステム)
被告特許庁長官紀本孝 原告ザプロクターアンド
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特許法2条3項 特許法29条2項
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審決 | 31回 | 実施 | 7回 | 進歩性 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,本件補正
を却下した上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その
理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取
消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)43952一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社日栄
Y1堀江竜太
株式会社ピーストック
株式会社エピキュア
Y2
Y3 原告日本ソアー株式会社杉本賢郎
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民法109条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らに対し,次の各請求をする事案である(各請求の併
合態様はいずれも単純併合である。)。
(1) 原告は,原告が販売していたフルーツジュース(後記2(1)アの本件ジュー
ス)と内容物及び容器デザインが同一の商品(後記2(1)イの被告商品)を,
被告らが輸入し,販売する行為は,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項3号の不正競争に該当するとして,被告ら各自に対し,同法4条に
基づき,損害賠償金1300万円及びこれに対する平成21年12月27日
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めて
いる(以下「本件請求1」という。)。
(2) 原告は,被告ピーストックと本件ジュースの輸入販売について,原告が輸
入して同被告に販売する取引を継続的に行っていたところ,平成20年5月
から同年10月までの売掛金及び費用(以下,併せて「売掛金等」という。)
のうち153万2476円が未払であるとして,同被告に対し,上記未払の
売掛金等153万2476円及びこれに対する平成21年12月27日から
支払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めてい
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10269審決取消訴訟
審決取消請求事件 (電子計算機のインターフェースドライバプログラム及びその記録媒体)
被告特許庁長官安久司郎 原告サイエンスパーク株式会社富崎曜
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)17848請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告富士フイルム株式会社
富士フイルムメディカル株式会社 原告株式会社AZE
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特許法101条5号 特許法29条2項 特許法102条1項 特許法38条
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[概要] 本件は,「医療用可視画像の生成方法」との名称の特許権の専用実施権者で
ある原告が,被告らが製造又は製造販売する別紙被告製品目録記載の製品(以
下「被告製品」という。)は上記特許発明に係る方法の使用に用いられるもの
であるところ,①被告らは,被告製品を用いて,上記特許発明に係る方法を実
施していると主張し,特許法100条1項に基づき,上記特許発明に係る方法
の使用の差止めを求めるとともに,②被告製品は,上記特許発明による課題の
解決に不可欠なものであり,被告らは,いずれも,被告製品が本件発明の実施
に用いられることを知りながら,業として,上記製造,販売等の行為に及んで
いるから,上記特許権を侵害するものとみなされる(特許法101条5号)と
主張して,同法100条1項,2項に基づき,被告製品の製造,販売等の差止
め及び廃棄を求め,かつ,③原告は,上記特許権の特許権者から,被告らに対
する平成21年4月28日までの特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求
権(民法709条,特許法102条1項)を譲り受けたと主張して,被告らに
対し,連帯して,上記損害合計4000万円及びこれに対する訴状送達日の翌
日である平成21年7月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)30222請求棄却
損害賠償等請求事件
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニ
アイエヌエス・ソリューショ
株式会社ジー・ピー・ネット志摩美聡 原告エス・ティ・アイ株式会社小倉秀夫
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著作権法113条2項 著作権法26条の2 著作権法114条3項 著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告らの構築するクレジットカード決済システム(DSL
回線対応クレジットカード決済システム)の製品評価,機能評価のために一時
的に使用させる目的で,被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会
社(以下「被告NTTコム」という。)が運営するデータセンター内のサーバ
(ターミナルゲートウェイ〈T-GW〉サーバ)用コンピュータ(以下「本件
サーバ」という。)2台にプログラム(サーバとクレジットカードの決済端末
の認証を行い,TCP/IPプロトコル対応の決済端末からDSL回線経由で
送られてきた暗号化された電文を復号化し,既存のレガシーシステムが電文を
受け付けられるようにソケット変換して,決済認証用のホストコンピュータに
送信するアプリケーションソフト。以下「本件プログラム」という。)をイン
ストールしたにもかかわらず,被告NTTコムが被告株式会社ジー・ピー・ネ
ット(以下「被告GPネット」という。)に本件プログラムがインストールさ
れた本件サーバ2台を無許諾で譲渡し(被告アイエヌエス・ソリューション株
式会社〈以下「被告INSソリューション」という。〉は,これを知りながら
原告に告知せず,当該譲渡を幇助した。),被告らにおいて上記目的が終了し
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10002控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人越後製菓株式会社 被控訴人佐藤食品工業株式会社
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特許法102条2項 特許法102条3項 民事訴訟法157条1項 特許法103条
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[概要] 1 事案の概要
控訴人(原審原告)を「原告」と,被控訴人(原審被告)を「被告」という。原
判決及び当審の別紙中間判決(以下「中間判決」という。)において用いられた略語
は,本判決においてもそのまま用いる。
(1) 原審の概要
原審の概要は,以下のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)15096一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (炉内ヒータおよびそれを備えた熱処理炉)
被告OPPC株式会社 原告株式会社村田製作所
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特許法2条3項1号 特許法29条2項 特許法102条2項 特許法101条1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「炉内ヒータおよびそれを備えた熱処理炉」とする特
許第3196261号の特許権(以下「本件特許権」という。)を有していた
原告が,被告による別紙被告物件目録記載の物件(以下「被告物件」とい
う。)の販売が同特許権の侵害行為であり,これにより損害を受けたと主張し
て,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償として2億3836万8900円
及びうち4000万円に対する不法行為の日の後である平成21年10月8日
から支払済みまで,うち1億9836万8900円に対する不法行為の日の後
である平成23年8月11日から支払済みまで,それぞれ民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)11353請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (貯水タンク及び浄水機)
被告ニューメディカ・テック販売株式会社
株式会社大倉 原告P1
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特許法102条3項 特許法100条1項 特許法29条2項 民事訴訟法61条
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侵害 | 20回 | 進歩性 | 16回 | 特許権 | 14回 | 実施 | 10回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「貯水タンク及び浄水機」とする特許第411363
8号の特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告ニューメデ
ィカ・テック販売によるイ号製品の製造販売等及び被告大倉によるイ号製品の
販売等がいずれも本件特許権を侵害する旨主張して,特許法100条1項,2
項に基づき,被告らに対し,イ号製品の製造販売等の差止め及び廃棄を求める
とともに,特許権侵害の不法行為に基づき,被告ニューメディカ・テック販売
に対し,812万5000円及びこれに対する不法行為の日の後である平成2
2年8月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払(うち元金693万円及びこれに対する遅延損害金の支払の限度で被告大
倉との連帯債務)を,被告大倉に対し,693万円及びこれに対する不法行為
の日の後である平成22年8月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払(被告ニューメディカ・テック販売との連帯債務)
をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)2978一部認容
損害賠償請求事件 (シールユニット)
被告株式会社京都知財倶楽部
P2 原告P1
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民法715条 民法709条 特許法49条7号
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,建設業を営む株式会社エムアンドエム(以下「エムアンドエム」
という。)の代表取締役である。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)34705一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社オスカ
株式会社オスカ企画
B 原告A
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著作権法114条3項 著作権法19条3項 著作権法2条1項19号
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[概要] 本件は,世界各地の蒸気機関車(SL)を撮影したビデオ映像の著作者及
び著作権者である原告が,上記ビデオ映像が被告らによってテレビ放送用の
番組に編集され,テレビ局に販売されてテレビで放映されたことにより,同
ビデオ映像に係る原告の著作権(複製権,頒布権及び公衆送信権)及び著作
者人格権(同一性保持権,氏名表示権及び公表権)が侵害されたと主張して,
被告らに対し,不法行為に基づく損害賠償金の内金として,各自2000万
円及びこれに対する不法行為の後である平成22年10月12日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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著作権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10062控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社良品計画 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社良品計画
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著作権法19条
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[概要] 以下,略語については,原判決と同一のものを用いる。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10314審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (炭化方法)
被告株式会社カーボテック 原告株式会社ナカタ
株式会社安田製作所
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特許法134条の3 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,発明の名称を「炭化方法」とする発明について,平成7年9月2
9日に特許出願(特願平7-252462号)をし,平成14年10月25日に設
定登録がされた(特許第3364065号。請求項の数7。以下,「本件特許」とい
う。)。
(2) 被告は,平成21年10月30日付けで,特許庁に対し,本件特許の特許請
求の範囲の請求項1及び3に記載された発明について無効審判(無効2009-8
00227。以下「本件審判」という。)を請求し,原告らは,平成22年2月1日
付けで訂正請求をした。これに対し,特許庁は,平成22年10月27日付けで,
請求項1を引用する請求項5に係る訂正を除いて訂正を認めた上で,「特許第336
4065号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。特許第33640
65号の請求項3に係る発明についての審判請求は,成り立たない。」との審決をし
た(以下「本件第1審決」という。)。
(3) 原告らは,平成22年12月4日,本件第1審決中,「特許第336406
5号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。」との部分の取消しを求め
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10180審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (防眩材料及びそれを用いた偏光フィルム)
被告特許庁長官 原告株式会社巴川製紙所
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特許法126条5項
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[概要] 1 特許庁における審判手続の経緯
原告は,発明の名称を「防眩材料及びそれを用いた偏光フィルム」とする特許第
4017273号(出願日:平成10年12月25日,登録日:平成19年9月2
8日)に係る特許(以下「本件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
平成24年3月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10219審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (見出しカード,カルテフォルダーおよびカルテ管理システムの提供方法)
被告特許庁長官 原告日本ビスカ株式会社
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特許法29条2項
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審決 | 14回 | 実施 | 4回 | 刊行物 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「見出しカード,カルテフォルダーおよびカルテ管理シス
テムの提供方法」とする発明について,平成18年3月16日に特許出願をし(以
下,「本願」という。)(甲2),平成22年6月11日,発明の名称を「見出しカー
ドおよびカルテフォルダー」に変更すると共に特許請求の範囲を変更する旨の手続
補正(以下「本件補正」という。)を行い(甲3),同年7月9日付けで拒絶査定を
受け,同年10月13日付けで拒絶査定不服審判(2010-23128号事件)
を請求した。特許庁は,平成23年6月6日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決をし,その謄本は同月21日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件補正後の特許請求の範囲の請求項1(以下,請求項1に係る発明を「本願発
明」という。)は,以下のとおりである(甲3)。
「カルテ等が収納されるフォルダーに装着されカルテ等の検索に必要な文字が印
刷されてなる見出しカードであって,
略矩形で縦長の基材の一方の表面に,長さ方向に沿って4段以上の文字表示領域
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10062一部認容
職務発明譲渡対価等請求控訴事件
被告」という。) 控訴人兼被
(以下「1審原告」という。) 被控訴人兼控訴人(以下「1審被告」という。)
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特許法35条4項 特許法35条3項 特許法35条
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実施 | 161回 | ライセンス | 142回 | 抵触 | 17回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 本判決の略称は,特に断らない限り,「旧特許法35条」を「改正前特許法35条」
と,「1審被告中央研究所」を「中央研究所」とそれぞれ読み替え,さらに,審級に
応じた読替えをするほか,原判決に倣う。
▶判決の詳細
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不正競争
平成24年3月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)145等請求棄却
損害賠償等請求事件
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民法709条
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[概要] 1 本訴請求は,ドライビングアシストコントローラー(スロットルコントロー
ラー。自動車のアクセルの踏み込み具合に対する加速の反応を自動的に制御す
ることによって加速と燃費をコントロールする製品)である別紙物件目録Ⅰ記
載の製品「i-Accel」(以下「原告製品」という。)を製造販売する本訴原告(反
訴被告。以下「原告」という。)が,同種製品である「3-DRIVE」(以下「被
告製品」という。)を製造販売する本訴被告(反訴原告。以下「被告」という。)
に対し,原告製品の販売は不正競争に当たらないにもかかわらず,被告のホー
ムページや原告の取引先に対する通知書において,原告製品は被告製品の部品
を模倣したものである等記載し,原告が被告の知的財産権を侵害している旨告
知,流布した被告の行為が不正競争防止法(以下「不競法」いう。)2条1項
14号の不正競争に当たるとして,①同法3条1項に基づく虚偽事実の告知,
流布の差止め,②同法4条に基づく損害賠償金5400万円及びこれに対する
訴状送達日の翌日である平成21年11月17日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,③同法14条に基づ
く信用回復措置として謝罪広告の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10200審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プラズマ処理装置,プラズマ処理方法及びプラズマ生成方法)
被告特許庁長官北村明弘 原告東京エレクトロン株式会社仁田陸郎
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件訴訟は,特許出願拒絶査定を不服とする審判請求を成り立たないとした審決
の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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その他
平成24年3月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(行ウ)542請求棄却
決定処分取消請求事件
被告国 原告ヴァレオ・シャルター・ウント・
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特許法184条の4 特許法184条の3 特許法43条1項 特許法48条の3
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[概要] 1 本件は,外国語でされた国際特許出願の出願人である原告が,当該国際特許
出願について,特許法184条の4第1項に規定する明細書,請求の範囲,図
面(図面の中の説明に限る。)及び要約の日本語による翻訳文(以下「明細書
等の翻訳文」という。)並びに同法184条の5第1項に規定する書面(以下
「国内書面」という。)を提出したところ,特許庁長官から,①明細書等の翻
訳文に係る手続については,特許法184条の4第1項ただし書に規定する翻
訳文提出特例期間経過後の提出であることを理由として,②国内書面に係る手
続については,上記特例期間内に明細書等の翻訳文が提出されなかったことに
より国際特許出願が取り下げられたものとみなされることを理由として,それ
ぞれ手続の却下処分を受けたことから,被告に対し,当該各却下処分の取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成24年3月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)805一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社サンゲツ 原告東リ株式会社
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意匠法3条1項3号 意匠法3条2項 意匠法39条1項 民事訴訟法157条1項
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実施 | 31回 | 無効 | 29回 | 意匠権 | 12回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 1 前提事実
(1) 当事者
ア 原告
原告は,リノリューム等各種床材,カーペット等各種床敷物の製造,
販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成24年3月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10035控訴棄却
実用新案権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社タダプラ岡田健一 被控訴人株式会社伸晃
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[概要] 本判決の略称は,当事者の呼称を含め,審級に応じた読替えをするほか,原判
決に倣う。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10251審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (軸受装置)
被告特許庁長官川本眞裕 原告株式会社ジェイテクト阪本英男
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特許法36条6項2号
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審決 | 27回 | 実施 | 13回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のと
おり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (位置決めシステムによって支援されたセルラー無線電話機をハンドオフ及びドロップオフする通信システム及び通信方法)
被告特許庁長官近藤聡 原告スカイワークスソリューションズ,
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,容易推考性の存否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成24年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10165審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (液晶表示装置の製造方法及びスペーサ粒子分散液)
被告Y 原告積水化学工業株式会社城所宏
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を一部認容した審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成24年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成23(行ケ)10184審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社きょくとう 原告株式会社ハッピー
株式会社京都産業
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商標法56条1項 商標法51条1項 商標法26条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,平成13年7月19日に,別紙被告登録商標目録記載の商標(以下「本
件登録商標」という。)につき,第37類「洗濯,被服のプレス,被服の修理,毛皮
製品の手入れ又は修理」を指定役務として設定登録(第4492310号)を受け
た商標権者である(甲1,41)。
原告株式会社ハッピー(以下「原告ハッピー」という。)及び原告株式会社京都産
業(以下「原告京都産業」という。)は,平成22年6月25日,被告が,故意に,
指定役務について本件登録商標に類似する商標(別紙被告使用商標目録1ないし5
記載の商標(以下,目録の順序に従い「被告使用商標1」などという。))を使用し
て,原告らの業務に係る役務と混同を生じる行為をしたなどと主張して,本件登録
商標につき,商標法51条1項に基づいて商標登録取消審判(取消2010-30
0705号事件。以下,「本件審判」という。)を請求し(甲30),特許庁は平成2
3年5月6日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本は同
月14日,原告らに送達された(注 審判手続において,原告らが取消原因として
主張した,被告の使用に係る商標は,上記の商標の外,2つの商標があったが,本
▶判決の詳細
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