権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成23年4月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10406審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官野口美代子 原告ボーテプレスティージュ
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法3条1項
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[概要] 本件は,原告が,下記1の商標登録出願に対する下記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとお
りの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年4月21日 知的財産高等裁判所 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10386審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官石田清 原告ボーテプレスティージュ
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商標法3条2項 商標法3条1項3号 商標法3条1項
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[概要] 本件は,原告が,下記1の商標登録出願に対する下記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとお
りの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年4月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10366審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官野口美代子 原告ボーテプレスティージュ
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法3条1項
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[概要] 本件は,原告が,下記1の商標登録出願に対する下記2のとおりの手続において,
原告の拒絶査定不服審判請求について特許庁が同請求は成り立たないとした別紙審
決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとお
りの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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平成23年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)26849請求棄却
補償金請求事件 (部分メツキ方法及び装置)
被告沖電気工業株式会社 原告A
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民法166条1項 民法126条 特許法35条1項 特許法35条
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実施 | 93回 | 特許権 | 40回 | 許諾 | 15回 | 職務発明 | 15回 |
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[概要] 本件は,被告の元従業員である原告が,部分メツキ方法等に関する後記2件
の特許権に係る特許発明は,原告がした職務発明であり,その特許を受ける権
利を被告に承継させた旨主張し,平成16年法律第79号による改正前の特許
法35条(以下「特許法旧35条」という。)3項及び4項の規定に基づき,
被告に対し,上記特許を受ける権利の承継に係る相当の対価の一部請求として
6000万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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平成23年4月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)11566一部認容
損害賠償請求事件
被告サーブコープジャパン株式会社 原告日本リージャス株式会社
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不正競争防止法2条1項14号 民事訴訟法157条1項 不正競争防止法3条
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[概要] 1 本件は,貸事務所及び貸会議室の提供等を業とする原告が,競争関係にある
被告に対し,被告が,平成21年2月20日ころから3月6日までの間,原告
の顧客に対し,上記第1,請求,1項(1)∼(3)の内容を記載した別紙目録1記
載の通知を送付した行為が,原告の営業上の信用を害する虚偽の事実の告知
(不正競争防止法2条1項14号)に該当すると主張して,当該事実の告知,
流布の差止(同法3条1項),及び,上記通知文書の廃棄(同条2項)を求め
るとともに,損害賠償請求(同法4条)として,3084万3608円(①信
用毀損による損害1000万円,②人件費119万5608円,③逸失利益1
764万8000円,④弁護士費用200万円)及びうち①,④の合計120
0万円に対する訴状送達日の翌日である平成21年5月1日から,うち②,③
の合計1884万3608円に対する訴え変更の申立書の送達日の翌日である
平成22年10月14日から,各支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払,並びに,信用回復の措置(同法14条)として,別紙目録
2記載の謝罪広告の掲載を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年4月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ネ)10005控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)財団法人住宅金融普及協会 控訴人(原告)X 被控訴人(被告)財団法人住宅金融普及協会
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民法709条 著作権法112条1項
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[概要] 1 被控訴人(被告)は自ら開設するウェブサイト上に「住宅ローン商品 金利
情報」を掲載しているが,控訴人(原告)は,そのうちの,全国の金融機関の金利
情報を整理した被告図表(原判決別紙Aにおいて示された図表部分)が,控訴人の
著作物(図形,編集著作物又はデータベースの著作物)である本件図表(原判決別
紙Bにおいて示された図表部分)を複製したものであり,被控訴人の上記掲載行為
は控訴人の有する本件図表の著作権(複製権,公衆送信権)を侵害する旨主張し,
被控訴人に対し,著作権法112条1項に基づく差止請求として上記「住宅ローン
商品 金利情報」が掲載されたウェブページの閉鎖と,著作権侵害の不法行為によ
る損害賠償の一部請求として706万4000円の支払を求めた。
2 原判決は,本件図表の著作物性(図形,編集著作物又はデータベースの著作
物)を否定し,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10185審決取消訴訟請求棄却
審決取消 (オークションによる商品販売方法及び当該方法を実現するコンピュータ)
被告特許庁長官 原告ヤフー株式会社
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特許法29条2項
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審決 | 122回 | 実施 | 13回 | 進歩性 | 12回 | 刊行物 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「オークションによる商品販売方法及び当該方法を実
現するコンピュータ」とする発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受
けたので,これに対する不服の審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審
決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10262審決取消訴訟請求棄却
審決取消 (袋による包装方法)
被告株式会社大生機械 原告株式会社フジキカイ
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,被告が権利者であり発明の名称を「袋による包装方法」とする特許
第3908897号(ただし,平成20年3月27日訂正審決後のもの。請求
項の数7。本件特許)につき,原告がその請求項1ないし6につき無効審判請
求をしたところ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,これに不服の原
告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10247審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (電界放出デバイス用炭素膜)
被告特許庁長官飯野茂 原告アプライドナノテックインコーポレーテッド
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特許法2条3項1号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のと
おり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10239審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官長島孝志 原告エヌ・ティ・ティ・データ・
株式会社三菱東京UFJ銀行水野健司
両名
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特許法29条2項
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審決 | 42回 | 分割 | 5回 | 実施 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告らが,下記1のとおりの手続において,本件出願に対する拒絶査定
不服審判の請求について,特許庁が,特許請求の範囲を下記2(1)から(2)へと補正
する本件補正を却下した上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本
件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張
して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告三星ダイヤモンド工業株式会社能美知康 原告トーヨー産業株式会社
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審決 | 36回 | 進歩性 | 21回 | 実施 | 16回 | 新規性 | 11回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,
下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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平成23年4月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)32793一部認容
報酬金請求事件
被告株式会社東芝 原告A1
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特許法35条1項 民法153条 特許法2条1項 特許法29条2項
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実施 | 328回 | ライセンス | 270回 | 優先権 | 62回 | 特許権 | 42回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告の元従業員である原告が,カナ漢字変換装置に関する後記2件
の特許権に係る発明は,原告が単独で発明した職務発明であり,その特許を受
ける権利を被告に承継させた旨主張し,平成16年法律第79号による改正前
の特許法35条(以下「特許法旧35条」という。)3項及び4項の規定に基
づき,被告に対し,上記特許を受ける権利の承継に係る相当の対価の一部請求
として3億2676万5500円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10249等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (フルオロエーテル組成物及び,ルイス酸の存在下におけるその組成物の分解抑制法)
被告バクスター・インターナショナル・ 原告アボツト・ラボラトリーズ
セントラル硝子株式会社鈴木潤
ら
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特許法36条4項1号 特許法29条1項2号 特許法29条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,被告からの無効審判請求に基づき請求項1ないし4に係る原告らの特許
を無効とする審決の取消訴訟である。争点は,訂正後の請求項1ないし4の発明に
つき,明細書の発明の詳細な説明に当業者がその実施をすることができる程度に記
載がされているか否か(実施可能要件の有無)である。なお,以下に「原告」とい
うときは,原告両名を総称するものとする。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年4月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ポイント集計システム)
被告エヌ・ティ・ティ・ 原告株式会社コネット神保宏充
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[概要] 本件は,被告からの無効審判請求に基づき原告の特許を無効とする審決の取消訴
訟である。争点は,請求項1ないし4に係る発明の進歩性(容易想到性)の有無で
ある。
▶判決の詳細
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平成23年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)17435一部認容
売買代金請求事件
被告ジンカンパニー株式会社 原告株式会社ヴィゴラス・カンパニー
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法5条1項 不正競争防止法4条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告との間の婦人服の製造物供給契約に基づいて,被告
に対し,婦人服の製造代金及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)13089一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (表示装置)
被告有限会社ダイアテックプロダクツ
補助参加人ノグ・ピー・ティー・ワイ・リミテッド 原告株式会社キャットアイ
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法102条2項 特許法36条6項2号
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実施 | 44回 | 進歩性 | 29回 | 新規性 | 14回 | 特許権 | 13回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「表示装置」とする後記本件特許権を有する原告が,
別紙物件目録記載の各製品(以下,同目録記載1の製品を「被告製品1」,同目
録記載2の製品を「被告製品2」といい,併せて「被告各製品」という。)を輸
入,販売等する被告の行為は本件特許権を侵害する行為であると主張して,被
告に対し,特許法100条1項に基づき,被告各製品の輸入,販売等の差止め
を,同条2項に基づき,被告各製品の廃棄をそれぞれ求めるとともに,本件特
許権侵害の不法行為に基づく損害賠償として3904万4000円及びこれに
対する不法行為の日の後である平成22年10月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)17304請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 原告アテンションシステム株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告が原告の有する後記本件特許権を侵害しているなどと
して,被告に対し,特許法100条1項,2項に基づき,携帯電話機の販売と
無線通信料等の口座振替決済の無料化を求めると共に,民法709条に基づく
損害賠償として,160万円及び上記特許権侵害により得られた額の50%の
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10014一部認容
各意匠権侵害差止等・特許権侵害差止等請求控訴事件
被告)株式会社ダイモン 控訴人(一審原告)株式会社ライセンス& 被控訴人(一審被告)株式会社ダイモン
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意匠法24条2項 意匠法3条2項 民事訴訟法6条3項 特許法104条の3
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実施 | 25回 | 侵害 | 21回 | 意匠権 | 18回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 1 一審原告である控訴人は,下記意匠権及び特許権の権利者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10304審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,原告が下記商標(本願商標)につき,商標登録出願をしたところ,
拒絶査定を受けたので,これに対する不服の審判請求をし,指定役務の変更を
内容とする手続補正もしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10084控訴棄却
販売差止等請求控訴事件
控訴人西川産業株式会社 被控訴人テンピュール・ジャパン有限会社
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商標法37条1号 商標法4条1項7号 商標法4条1項16号 商標法36条
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[概要] 1 原審の経緯等
以下,略語については,当裁判所も原判決と同一のものを用いる。
本件は,別紙「原告登録商標目録」記載の本件商標権を有する原告が,別紙「被
告標章目録」記載1の被告標章1を包装に付した別紙「商品目録」記載の被告商品
(クッション)を販売し,又は販売のために展示し,別紙「被告標章目録」記載2
の被告標章2を被告商品に関する広告(被告カタログ,被告ウエブサイト)に使用
している被告に対し,被告使用の上記被告各標章は,別紙「原告登録商標目録」記
載の本件登録商標及び原告の商品等表示として周知又は著名な「ドーナツ枕」の表
示とそれぞれ類似する標章(表示)であるから,被告の上記各行為は,原告の本件
商標権の侵害行為に当たるとともに,不正競争防止法(以下「不競法」という。)
2条1項1号又は2号の不正競争行為に当たる旨主張して,商標法36条又は不競
法3条に基づいて,被告各標章を包装に付した被告商品の販売等の差止め等を求め
るとともに,商標法36条,民法709条又は不競法4条に基づいて,損害金23
10万円及びその遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10178審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ジドブジン,1592U89および3TCまたはFTCの相乗的組み合わせ)
被告特許庁長官 原告ザウエルカムファウンデーションリミテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項 特許法67条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「ジドブジン,1592U89および3TCまたはFTC
の相乗的組み合わせ」とする特許第2954357号の特許(平成8年3月28日
出願〔優先権主張:平成7年3月30日,イギリス〕,平成11年7月16日設定
登録。以下「本件特許」という。請求項の数は27である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10177審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (抗ウィルス性置換1,3−オキサチオラン)
被告特許庁長官 原告シャイアーカナダインコーポレイテッド
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特許法67条の3 特許法68条の2 特許法67条2項 特許法67条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「抗ウィルス性置換1,3−オキサチオラン」とする特許
第2644357号の特許(平成2年2月8日出願〔優先権主張:平成元年2月8
日,米国〕,平成9年5月2日設定登録。以下「本件特許」という。請求項の数は
12である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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平成23年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)27220一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社トーマジャパン
A
ら 原告日本電気株式会社
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商標法56条1項 商標法52条1項 商標法63条1項 民法185条1項
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侵害 | 378回 | 許諾 | 371回 | 商標権 | 239回 | 損害賠償 | 83回 |
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[概要] 本件は,中華人民共和国(以下「中国」という。),台湾及び中華人民共和
国香港特別行政区(以下「香港」という。)において,別紙商標権目録記載の
各商標権(以下「原告商標権」という。)を有する原告が,被告株式会社トー
マジャパン(以下「被告トーマジャパン」という。)及びその代表者である被
告Aに対し,被告らが使用した「NEC」の文字標章(以下「NEC標章」と
いう。)について,①被告らは,権限なく,NEC標章を使用し並びに訴外B
及び訴外華禮東方有限公司(以下「訴外JRオリエンタル」という。)に対し,
NEC標章の使用を許諾した(侵害行為①),②被告らは,訴外B及び訴外J
Rオリエンタルと共同して,権限なく,第三者に対し,NEC標章の使用を再
許諾し,ロイヤルティを取得した(侵害行為②),③被告らは,訴外B及び訴
外JRオリエンタル又は訴外盛業昌股份有限公司(以下「訴外盛業昌」とい
う。)と共同して,NEC標章を付した製品の製造販売に主体的に関与した
(侵害行為③)と主張して,商標権侵害に基づく損害賠償請求として,消極損
害として,ア上記侵害行為③について,偽造品の製造販売による損害26億2
319万0457円(主位的主張),イ上記侵害行為①について,商標使用料
▶判決の詳細
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平成23年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)25232請求棄却
技術料等請求事件
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民法536条2項
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実施 | 47回 | 特許権 | 17回 | 損害賠償 | 16回 | 許諾 | 7回 |
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[概要] 本訴は,原告が,被告との間で締結した後記特許権(以下「本件特許権」と
いう。)に係る特許の実施及び技術指導に関する契約(以下「本件契約」とい
う。)に基づき,被告に対し,別紙2請求金額一覧表記載のとおり,平成19
年11月から平成21年12月までの技術提供業務に係る報酬として合計8
34万7500円(消費税込み)並びに同期間の本件特許発明使用対価として
合計387万6774円(消費税込み)の支払を求める事案である。なお,本
訴の附帯請求は,別紙2請求金額一覧表記載の各支払期日の翌日から支払済み
まで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払請求である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)21841請求棄却
職務発明対価請求事件
被告ソニー株式会社 原告A
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特許法35条1項 特許法35条3項
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[概要] 本件は,被告の元従業員である原告が,被告に対し,原告が被告に在職中に
発明した光集積回路の職務発明について,その特許を受ける権利を被告に承継
させたとして,特許法(平成16年法律第79号による改正前のもの。以下「改
正前特許法」という。)35条3項に基づき,上記承継の相当の対価と主張す
る金7億3751万5000円の内金1億円及びこれに対する平成21年1月
9日(原告が被告に対し,上記承継の相当の対価の支払を請求した日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)2310一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告新世紀株式会社 原告有限会社ビバテック
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不正競争防止法2条1項14号 特許法29条の2 特許法2条3項1号 民事訴訟法64条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が原告の取引先に対して別紙本件告知書
面1,2記載の内容の「ご通知」と題する書面を送付した行為が不正競争防止
法2条1項14号の不正競争に該当すると主張して,同法3条1項に基づき同
行為の差止めを求めるほか,同行為により原告に生じた損害について,同法4
条に基づき損害賠償として1457万7993円及び不正競争行為の後の日で
ある平成21年3月7日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払いを求め,仮に同行為が不正競争防止法
2条1項14号に該当する不正競争に該当しないとしても法律上保護される利
益が侵害されたと主張して,民法709条に基づき上記同額の損害賠償の支払
いを求め,さらには上記主張にかかる損害を確定金額で認定できない場合につ
いて名誉毀損を理由として1000万円の損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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平成23年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)43011請求棄却
不当利得返還請求事件
被告株式会社TBSテレビ 原告A
B
ら
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民法704条
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[概要] 本件は,原告らが,同人らの作曲した楽曲が株式会社東京放送(以下「東京放
送」という。)の制作するテレビ番組のオープニングテーマとして長期間にわ
たって使用されたものの,一部の期間については原告らの許諾を得ずに上記使
用がされたと主張して,会社分割により東京放送の権利義務を包括的に承継し
た被告に対し,上記楽曲の使用料相当額の不当利得の返還及びこれに対する民
法704条所定の法定利息の支払を求めた事案である。
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流動化処理土の製造方法)
被告特許庁長官北村明弘 原告アルマーレ・エンジニアリング株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定に係る不服の審判請求について,特許庁がし
た請求不成立の審決の取消訴訟である。争点は,容易推考性の存否である。
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不正競争
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10077控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人(被告)有限会社せいらく 被控訴人(原告)素数株式会社髙井信也
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[概要] 1 被控訴人は,控訴人商品の形態は被控訴人商品との混同を生じさせるもので
あり,また,控訴人商品は被控訴人商品の形態を模倣した商品であるから,控訴人
による控訴人商品の販売は,不競法2条1項1号又は3号の不正競争行為に当たる
と主張して,控訴人に対し,不競法3条1項に基づき,控訴人商品の譲渡等の差止
めを求めるとともに,同法4条に基づき,損害賠償として3996万円及び遅延損
害金の支払を求めた。
原審は,控訴人商品を販売する控訴人の行為は不競法2条1項1号の不正競争行
為に当たるとして,控訴人商品の譲渡等の差止請求を認めるとともに,被控訴人は
控訴人の上記不正競争行為により183万円6180円の損害を被ったとして,1
83万円6180円及びこれに対する遅延損害金の支払の限度で,被控訴人の損害
賠償請求を認めた。
2 本件の外形的事実関係は,原判決「事実及び理由」中の「第2 事案の概
要」のとおりであるが,要点は次のとおりである。
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10268審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (複数のエネルギー貯蔵装置におけるエネルギーを管理する方法及び装置)
被告特許庁長官仁木浩 原告日本テキサス・
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特許法29条2項
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審決 | 53回 | 実施 | 6回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を下記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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商標権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10356審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社フジバンビ 原告株式会社七尾製菓武末昌秀
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商標法3条2項 商標法3条1項3号 商標法3条1項1号 商標法26条1項
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審決 | 26回 | 無効 | 5回 | 商標権 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告の下記1の本件商標に係る商標登録を無効とすることを求
める原告の下記2の本件審判請求について,特許庁が同請求は成り立たないとした
別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4
のとおりの取消事由があると主張して,原告が本件審決の取消しを求める事案であ
る。
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10244審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (法面の加工方法および法面の加工機械)
被告ノーベル技研工業株式会社高橋敬一郎 原告X原田活也
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の下記2の本件発明に係
る特許に対する被告の無効審判請求について,特許庁が,同請求を認め,本件特許
を無効とした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10214審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高圧縮フィルタートウベール,およびその製造プロセス)
被告ローディアアセトウ 原告ダイセル化学工業株式会社
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)に
は,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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平成23年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)19013請求棄却
特許権に基づく製造販売禁止等請求事件
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特許法39条1項 特許法102条2項 特許法29条1項 特許法100条1項
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[概要] 本件は,炭化方法についての特許権を共有する原告らが,①被告株式会社カ
ーボテックが製造・販売する炭化装置(別紙物件目録記載1の物件)は,原告
の特許に係る方法の使用にのみ用いる物であって,原告らの特許権の間接侵害
に該当し,②同被告が製造・販売する粉末活性炭(別紙物件目録記載2の物
件)は,原告らの特許に係る方法により生産された物であるから,その販売は
特許権の実施に該当し(特許法2条3項3号),③被告協同組合カーボテック
飛騨は,被告株式会社カーボテックが販売する炭製品が原告らの特許権の侵害
品であることを認識しながら,これを利用した炭製品(別紙物件目録記載3の
物件)を販売して,原告らの特許権を侵害し,④被告有限会社山下木材は,前
記炭製品(別紙物件目録記載3の物件)が原告らの特許権の侵害品であること
を認識しながら,これを被告株式会社成基等に販売して,原告らの特許権を侵
害し,⑤被告株式会社成基は,被告有限会社山下木材が販売する炭製品が原告
らの特許権の侵害品であることを認識しながら,これを購入してセラミック炭
ボード(別紙物件目録記載4の物件)を開発し,これを第三者に製造させ,自
社開発のマンションに使用して,原告らの特許権を侵害しているとして,各被
▶判決の詳細
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平成23年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)14272請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社棚澤八光社 原告株式会社モールドテック
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特許法36条4項 特許法100条1項 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,梨地成形用金型に関する特許権を有する原告が,被告において,当
該特許権の技術的範囲に属する梨地成形用金型を生産しているとして,被告に
対し,特許法100条1項に基づき,当該梨地成形用金型の生産の差止めを求
めるとともに,民法709条,特許法102条2項に基づき,損害賠償金25
00万円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平
成21年5月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10073却下
出版妨害禁止等請求控訴事件
控訴人X
社団法人シナリオ作家協会
ら 被控訴人Y
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著作権法28条 著作権法65条3項 民法1条3項 著作権法79条1項
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[概要] 1 原審の経緯等
本件の原審の事案は,別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)を
発行している控訴人社団法人シナリオ作家協会(1審原告。以下「原告協会」とい
う。)と,小説「イッツ・オンリー・トーク」(以下「本件小説」という。)を原
作とする映画(以下「本件映画」という。)の製作のために別紙著作物目録記載の
脚本(以下「本件脚本」という。)を執筆した控訴人X(1審原告。以下「原告X」
という。)が,本件脚本の本件書籍への収録及びその出版を承諾しなかった本件小
説の著作者である被控訴人(1審被告。以下「被告」という。)に対し,被告の委
託を受けて本件小説の著作権を管理している株式会社文藝春秋(以下「文藝春秋」
という。)と,本件映画の企画製作プロダクション会社である有限会社ステューデ
ィオスリー(以下「ステューディオスリー」という。)との間で締結された本件小
説の劇場用実写映画化に係る原作使用契約(以下「本件原作使用契約」という。)
において,著作物の二次的利用については,「文藝春秋は,一般的な社会慣行並び
に商習慣等に反する許諾拒否は行わない」との条項があることに照らすと,本件脚
本を本件書籍に収録して出版することについては原告X及び原告協会(以下「原告
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10313審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (パン・菓子用米粉組成物,米粉パン・菓子およびその製造方法)
被告全国穀類工業協同組合 原告株式会社福盛ドゥ
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年6月17日(優先権主張 平成14年7月12日,同月31
日,同年10月25日及び平成15年1月16日),発明の名称を「パン・菓子用米
粉組成物,米粉パン・菓子およびその製造方法」とする特許出願(特願2003−
171692号)をし,平成20年11月4日,これを分割してその一部につき,
発明の名称を「パン又は菓子用米粉」とする新たな特許出願(特願2008−28
3623号)をし,平成21年6月12日,特許第4324237号として設定登
録を受けた(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は2であった。甲
30)。
被告は,平成21年12月24日,本件特許(請求項1及び2)について無効審
判を請求し(甲32),原告は,平成22年3月19日付け訂正請求書(甲31)に
より,明細書の発明の詳細な説明について,誤記の訂正,明りようでない記載の釈
明を目的とする訂正請求をした(以下「本件訂正」といい,本件訂正後の明細書を
「訂正明細書」という。)。
特許庁は,平成22年8月27日,「訂正を認める。特許第4324237号の請
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10278審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ミキ 原告株式会社カワムラサイクル
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特許法17条の2 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,特許第3993996号(発明の名称「車椅子」。以下「本件特許」とい
う。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10264審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使用済み紙おむつの再生利用システム及び再生利用方法)
被告特許庁長官 原告株式会社スーパー・フェイズ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成18年(2006年)6月13日,発明の名称を「使用済み紙おむ
つの再生利用システム及び再生利用方法」とする発明について,国際出願し(以下
「本願」という。優先権主張 平成17年(2005年)6月14日 日本国),本
願は,平成18年(2006年)12月21日,国際公開された(国際公開番号 WO
2006/134941 A1,国際公開時の請求項の数は11であった。)。
原告は,平成20年4月9日付け手続補正により,特許請求の範囲及び明細書を
変更する補正をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成23年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10256審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告アプト株式会社 原告アイノベックス株式会社
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特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,特許第4058072号(発明の名称「スーパーオキサイドアニオン分
解剤」。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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