権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
実用新案権
平成28年3月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)4916一部認容
実用新案権侵害差止等請求 (足先支持パッド)
被告株式会社イースマイル 原告有限会社ガルボプランニング
P1
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実用新案法37条1項2号 実用新案法29条1項 実用新案法3条1項3号 商標法4条1項10号
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侵害 | 39回 | 実用新案権 | 34回 | 実施 | 27回 | 商標権 | 16回 |
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[概要] 1 事案の概要
本件は,①考案の名称を「足先支持パッド」とする実用新案権を有する原告
P1が,被告が製造販売する別紙被告商品目録記載の商品が同実用新案権に係
る考案の技術的範囲に属すると主張して,被告に対し,実用新案権に基づき別
紙被告商品目録記載の商品の製造,譲渡等の差止め及び同商品の廃棄を求め,
②別紙原告商標目録記載の商標について商標権を有し,原告P1から実用新案
権の独占的通常実施権の設定を受けている原告有限会社ガルボプランニング
(以下「原告会社」という。)が,被告が別紙被告標章目録記載の標章を付し
た別紙被告商品目録記載の商品を販売したことにより自己の商標権及び実用新
案権の独占的通常実施権が侵害されたと主張して,商標権に基づき,別紙被告
標章目録記載の標章を付した同商品の譲渡等の差止め及び同商品の廃棄を求め
るとともに,実用新案権の独占的通常実施権侵害又は商標権侵害の不法行為に
基づく平成26年6月から平成27年7月までの期間分の損害賠償請求として,
損害金の一部である2億円及びこれに対する平成26年6月11日(訴状送達
の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10194審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官根岸克弘 原告ザ・コールマン・カンパニー・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成25年12月20日,指定商品を「第14類 時計,キーホル
ダー,身飾品」とする「COLEMAN」(標準文字)なる商標(以下「本願商標」
という。)の登録出願(商願2013-100127号)をした(甲12,乙1)。
⑵ 原告は,平成26年9月26日付けで拒絶査定を受けたので,同年12月2
6日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10193審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官根岸克弘 原告ザ・コールマン・カンパニー・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成25年12月20日,別紙1本願商標目録記載の商標(以下
「本願商標」という。)の登録出願(商願2013-100128号)をした(甲
12,乙1)。
⑵ 原告は,平成26年9月26日付けで拒絶査定を受けたので,同年12月2
6日,これに対する不服の審判を請求した。
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特許権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10143審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (体液分析装置)
被告特許庁長官三崎仁 原告株式会社テクノメデイカ八木田智
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特許法29条2項
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審決 | 13回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 実施 | 1回 | 進歩性 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求の不成立審決に対する取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の判断)の誤りの有無である。
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特許権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10129審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (パーティクル濃度測定装置)
被告特許庁長官郡山順 原告新日本空調株式会社真木泰生
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求の不成立審決に対する取消訴訟
である。争点は,①進歩性判断(一致点・相違点の認定,相違点の判断)の誤りの
有無及び②手続違背の有無である。
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著作権
平成28年3月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7540
発信者情報開示請求
被告さくらインターネット株式会社 原告共和ゴム株式会社
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不正競争防止法2条1項12号 著作権法32条 著作権法32条1項 不正競争防止法2条9項
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[概要] 本件は,インターネット上のウェブサイトに使用されるドメイン名あるいは
ウェブページの掲載記事の流通によって権利を侵害されたとする原告が,不正
競争防止法2条1項12号の不正競争又は著作権侵害を理由とする損害賠償請
求権等の行使のために,問題とするウェブページで特定されるウェブサイトが
開設されたレンタルサーバーを保有,管理する被告に対し,特定電気通信役務
提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律4条1項に基
づき,発信者情報(氏名又は名称,住所)の開示を求める事案である。
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特許権
平成28年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10015審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化ガリウム系化合物半導体チップの製造方法)
被告日亜化学工業株式会社 原告億光電子工業股份有限公司
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特許法17条の2 特許法29条1項3号 特許法134条の2 特許法123条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
被告は,平成5年11月6日,発明の名称を「窒化ガリウム系化合物半導体チッ
プの製造方法」とする特許出願(特願平5-300940号)をしたが,平成9年
8月5日に拒絶理由通知を受けたため,同年10月20日,意見書(甲35)を提
出するとともに,同日付け手続補正書(甲34)により,特許請求の範囲及び明細
書についての補正(以下「本件補正」という。また,本件補正前の出願時の願書に
最初に添付した明細書及び図面を併せて「本件当初明細書」という。)を行い,平成
10年5月15日設定登録(特許第2780618号。請求項の数は4)を受けた
(以下「本件特許」という。)。
原告は,平成25年6月28日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求
めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を,無効2013-800114号事
件として審理した。被告は,この審理の過程で,平成25年9月20日,本件特許
の特許請求の範囲及び明細書についての訂正請求をした(以下「本件訂正」という。)。
特許庁は,審理の結果,平成26年9月19日,「訂正を認めない。本件審判の請
求は,成り立たない。」との審決をし,審決の謄本を,同月29日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (斜面保護方法及び逆巻き施工斜面保護方法)
被告吉佳エンジニアリング株式会社 原告KJSエンジニアリング株式会社
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特許法17条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成11年8月18日,発明の名称を「斜面保護方法及び逆巻き
施工斜面保護方法」とする発明について,特許出願(特願平11-2314
67号,優先権主張平成11年4月27日。以下「本件出願」という。)を
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10104控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人日本ケミファ株式会社
日新製薬株式会社
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特許法70条 特許法29条1項 特許法17条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人らが原判決別紙物件目録(1)記載のピタ
バスタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を使用する行為,被
控訴人原薬を保存する行為並びに被控訴人原薬を使用して製造された別紙製剤目録
1及び2記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)
を製造販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被
控訴人らに対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の使用,被控訴人原
薬の保存及び被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10108控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人相模化成工業株式会社
日医工株式会社
壽製薬株式会社
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特許法17条の2 特許法29条1項 特許法29条1項3号 特許法134条の2
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人相模化成工業が原判決別紙物件目録1
記載のピタバスタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を製造販
売等する行為,被控訴人日医工及び被控訴人壽製薬が被控訴人原薬を使用する行為
並びに被控訴人原薬を使用して製造された原判決別紙物件目録2及び別紙製剤目録
記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。また,被控
訴人原薬及び被控訴人製剤を併せて,「被控訴人製品」という。)をそれぞれ製造
販売等する行為,被控訴人らが被控訴人原薬を保存する行為は,上記各特許権を侵
害する行為であるなどと主張して,被控訴人らに対し,特許法100条1項に基づ
き,前記各行為の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10105審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (オキサリプラティヌムの医薬的に安定な製剤)
被告デビオファーム・インターナショナル・エス・アー大野浩之
補助参加人株式会社ヤクルト本社大野浩之 原告ホスピーラ・ジャパン株式会社飯塚卓也
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特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法184条の6
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[概要] 本件は,特許登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
明確性要件の有無及びサポート要件の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10121審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (低カリウム含有量葉菜およびその栽培方法)
被告特許庁長官 原告公立大学法人秋田県立大学
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認められる事実)
原告は,発明の名称を「低カリウム含有量葉菜およびその栽培方法」とする発明
について,平成21年8月18日を出願日とする特許出願(特願2009-189
373号。以下「本願」という。)をしたが,平成26年3月24日付けで拒絶査
定を受けたので,同年7月14日付けで,これに対する不服の審判を請求するとと
もに,同日付け手続補正書(甲6)により,特許請求の範囲の補正(以下「本件補
正」という。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年3月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10118控訴棄却
民事訴訟 不正競争
控訴人株式会社インタープライズ・ 被控訴人株式会社リブ・コンサルティングコンサルティング
合同会社オートビジネス・
Y1
Y2
Y3
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[概要] 1 本件は,コンサルタント業務を主たる業務とする控訴人が,控訴人の元代表
取締役であった被控訴人Y3,専務取締役であった被控訴人Y1,執行役員で
あった被控訴人Y2,被控訴人Y1が代表取締役を務める被控訴人リブ社及び
被控訴人Y2が代表取締役を務める被控訴人オートビジネス社(いずれもコン
サルタント業務を業とする会社)に対し,被控訴人ら(全部又はその一部)は,
共謀の上,①控訴人に対し,被控訴人リブ社,被控訴人Y3又は被控訴人オー
トビジネス社との間で,不当に高額な業務委託料額による業務委託契約を締結
させ,同委託料を支払わせるなどすることによって損害を与え,また,②控訴
人の営業秘密である顧客情報等を不正に取得するなどした上,控訴人所属のコ
ンサルタントを引き抜き,顧客を奪うなどして控訴人に損害を与えたなどと主
張して,不法行為(又は不正競争行為)に基づく損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10097審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (発光装置)
被告Y 原告パナソニック株式会社
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特許法29条2項 特許法153条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成19年8月13日,平成16年12月15日に出願した特願
2004-363534号の一部を分割して,発明の名称を「発光装置」と
する発明について,新たな特許出願(特願2007-210888号,優先
件主張平成16年4月27日,同年6月21日及び同月30日。以下「本件
出願」という。)をし,平成20年3月14日,特許第4094047号(請
求項の数1。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受けた
(甲18)。
(2) 被告は,平成26年1月22日,本件特許に対して特許無効審判を請求し
た。
特許庁は,上記請求を無効2014-800013号事件として審理を行
い,同年9月24日付けで審決の予告(以下「本件審決予告」という。)を
した(甲25)。
これに対し原告は,同年11月28日付けで,本件特許に係る特許請求の
範囲及び明細書について訂正請求(以下「本件訂正」といい,本件訂正後の
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (トランスフェクションおよび免疫活性化のためのRNAの複合化)
被告特許庁長官 原告キュアバック
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「トランスフェクションおよび免疫活性化のため
のRNAの複合化」とする発明について,平成20年9月4日を国際出願日
とする特許出願(特願2010-523324号,優先権主張2007年(平
成19年)9月4日・欧州特許庁(EP)。以下「本願」といい,優先権主
張日を「本願優先日」という。)をした(甲1)。
原告は,平成24年8月28日付けで拒絶理由通知を受けたため,同年1
1月28日付けで,本願の願書に添付した特許請求の範囲について手続補正
(甲5)をしたが,平成25年2月8日付けで拒絶査定を受けた。
そこで,原告は,同年6月19日,拒絶査定不服審判を請求するとともに,
本願の願書に添付した特許請求の範囲について手続補正(以下「本件補正」
という。甲2)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年3月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)37302一部認容
民事訴訟 著作権
被告A 原告創価学会
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著作権法114条3項 著作権法15条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作者で
あると主張する原告が,別紙投稿記事目録記載1ないし29の各記事(以下,
同目録の番号に従って「被告記事1」などといい,各記事を併せて「被告各記
事」という。)をインターネット上の電子掲示板に投稿した被告に対し,本件
各記事に掲載された写真は,原告が本件写真について有する著作権(複製権,
翻案権,公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)を侵害するものであ
るとして,不法行為に基づく損害賠償として350万円及びこれに対する平成
28年1月22日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の各支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12416
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告日本化薬株式会社仁 原告デビオファーム・インター
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特許法36条6項1号 特許法134条の2 特許法100条1項 特許法70条2項
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実施 | 29回 | 新規性 | 18回 | 特許権 | 10回 | 無効 | 10回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告による別紙被告製
品目録記載1~3のオキサリプラチン製剤(以下「被告製品」と総称する。)
の生産等が特許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基
づく被告製品の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年3月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10078審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (眼鏡レンズ加工装置)
被告特許庁長官刈間宏信 原告株式会社ニデック
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成22年9月30日,発明の名称を「眼鏡レンズ加工装置」とす
る特許出願(特願2010-222883号。以下「本願」という。甲9)をし,
平成26年1月22日付けで拒絶理由通知を受けたことから,同年3月31日付け
手続補正書(甲14)により特許請求の範囲及び明細書を補正したが,同年4月1
8日付けで拒絶査定(甲11)を受けた。
⑵ そこで,原告は,平成26年7月22日,これに対する不服の審判を請求す
るとともに(甲12),同日付け手続補正書(甲8)により特許請求の範囲及び明細
書を補正した(以下「本件補正」という。)。
⑶ 特許庁は,上記審判請求を不服2014-14234号事件として審理を行
い,平成27年3月18日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月1日,その謄本が
原告に送達された。
⑷ 原告は,平成27年4月29日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10117控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人(一審被告)TakedaWorks株式会社佐藤啓介 被控訴人(一審原告)武田エンジニアリング株式会社西脇怜史
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商標法36条1項
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人において被控訴人の有する本件商標権に係る商標と
類似する被告標章を付した被告商品を製造・販売するなどして本件商標権を侵害し
た旨主張して,控訴人に対し,商標法36条1項及び2項に基づき,被告商品の販
売等及びインターネット上のウェブサイトにおける被告標章の表示の差止め,被告
商品及び被告標章を付した金属製銘板の廃棄を求めるとともに,民法709条に基
づき,損害賠償金1968万2191円及びこれに対する訴状送達の日の翌日であ
る平成26年11月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25479請求棄却
害賠償等請求事件
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民法641条 民法656条
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[概要] 1 本件は,原告が,株式会社である被告に対し,季刊誌『マダムトモコ』(以
下「本件雑誌」という。)の編集,デザイン,レイアウト等に関する請負契約ない
し継続的取引契約(以下「本件契約」という。)を平成26年2月21日に一方的
に解除された旨主張して,民法641条などに基づく損害賠償請求として,270
万7635円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である同年10月17日から支
払済みまでの商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに掲記の証拠及び弁論の全趣旨に
より容易に認められる事実。なお,書証番号は,特記しない限り枝番の記載を省略
する。また,原告本人尋問の結果及び被告代表者尋問の結果については,本人調書
別紙速記録中,当該供述が記載された該当頁を付記する。)
(1) 当事者及び本件雑誌
ア 原告は,「Aⅰデザイン事務所」という屋号で,雑誌やポスターのデザイン
等の業務を営んでいた者である(甲24,弁論の全趣旨)。
イ 被告は,婦人服の企画,製造,販売等を業とする株式会社であり,本件雑誌
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28071等一部認容
著作権侵害行為差止等請求事件(本訴事件),損害賠償請求反訴事件(反訴事件)
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民法545条1項 著作権法112条1項 著作権法112条2項 民法415条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本訴請求は,イラストレーターである原告が,被告との間で締結したとする
別紙イラスト目録各記載のイラスト(いずれも被告の依頼により原告が制作したも
の。以下,同目録の番号に従い「本件イラスト1」などといい,本件イラスト1
ないし同15の2を併せて「本件各イラスト」という。)の各著作権(以下「本
件各著作権」という。)及び被告の依頼により原告が色紙に直接書いて被告に渡
したイラスト(以下「特典色紙イラスト」といい,本件各イラストと併せて「本
件イラスト」という。)の著作権(以下「本件各著作権」と併せて「本件著作
権」という。)を原告が被告に有償で譲渡することなどを内容とする契約(以下
「本件著作権譲渡契約」という。)を被告の債務不履行(本件著作権の譲渡の対
価の不払)により解除した上で,被告に対し,①本件各著作権に基づく差止請求権
(著作権法112条1項)を主張して,本件各イラストの複製,公衆送信,展示,
譲渡及び翻案(以下「複製等」という。)の差止めを求め,②本件各著作権に基
づく廃棄等請求権(同条2項)を主張して,インターネット上のウェブサイト「夢
萌.com」ホームページ(URL:http:// 以下省略)(被告の管理に係るウェブ
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6674一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (棚装置)
被告株式会社サカエ 原告コージ産業株式会社
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特許法102条2項 特許法123条1項2号 特許法102条3項 特許法134条の2
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「棚装置」とする2つの特許(特許第4910097号,
特許第4866138号,以下,前者を「本件特許1」,後者を「本件特許2」と
いい,両者を併せて「本件各特許」という。)に係る特許権を有する原告が,被告
による後記被告製品1ないし3(その生産にのみ用いる棚板を含む。)の製造,販
売等が本件特許1に係る特許権の,被告製品1(上記棚板を含む。)の製造,販売
等が本件特許2に係る特許権の侵害に当たると主張して,被告に対し,特許法10
0条1項に基づき被告製品1ないし3の製造及び販売等の差止め,同条2項に基づ
き被告製品1ないし3及びその半製品の廃棄を求めるとともに,平成24年2月1
日から平成27年3月26日までの特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求と
して,損害金4億6885万1002円,及びうち3220万円に対する平成25
年7月18日(訴状送達の日の翌日)から,うち4億3665万1002円に対す
る平成27年2月28日から,各支払済みまで,民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11616請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告パラダイスダイナシティ株式会社 原告有限会社ミック
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商標法39条 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標権目録記載1及び2の各商標権(以下「原告商標権1」,
「原告商標権2」といい,併せて「原告各商標権」と,その商標をそれぞれ
「原告商標1」,「原告商標2」といい,併せて「原告各商標」という。)を
有する原告が,平成25年6月から,別紙被告標章目録記載1及び2の標章
(以下「被告標章1」,「被告標章2」という。)並びに「皇朝」の文字を書
して成る標章(以下,被告標章1及び2と併せ,「被告各標章」という。)を
使用して被告頭書所在地で「パラダイスダイナシティ」との名称の中華料理店
(以下「被告店舗」という。)を経営する被告に対し,被告各標章は,原告各
商標と類似し,その指定役務である飲食物の提供につき標章を使用するもので
あるとして,(1)被告各標章の使用の差止め,(2)被告各標章を付した看板等の
廃棄,(3)被告店舗のホームページからの被告各標章の削除,(4)商標法(以下
「法」という。)38条3項及び民法709条に基づき,平成25年6月17
日から平成27年10月5日までのうちの27か月間につき,売上月額500
万円の27か月分に商標使用料割合10%を乗じた1350万円の内金500
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特許権
平成28年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10095審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (内燃機関の燃費削減装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「内燃機関の燃費削減装置」とする発明につき,201
3年(平成25年)4月30日(優先権主張日・2012年〔平成24年〕4月2
7日。以下「本願優先日」という。)を国際出願日とする特許出願(特願2013
-537963号。以下「本願」という。)をした。
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特許権
平成28年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)31948一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (デッキ材の固定装置)
被告ウッディワールド株式会社 原告ハンディテクノ株式会社
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特許法102条1項 特許法102条2項 特許法36条4項 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「デッキ材の固定装置」とする特許権を有する原告が,
デッキ材固定装置を業として販売等する被告に対し,これらの行為が上記特許
権を侵害する旨主張して,①同製品の製造,販売等の差止め及びその廃棄,②
不法行為に基づく損害賠償金2310万円及びこれに対する訴状送達日の翌日
である平成26年12月12日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
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著作権
平成28年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)21900請求棄却
収益金配分請求事件
被告株式会社グラニ 原告A
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著作権法29条1項 著作権法2条3項 著作権法15条1項 著作権法2条1項10号
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[概要] 本件は,「神獄のヴァルハラゲート」との名称のソーシャルアプリケーショ
ンゲーム(以下「本件ゲーム」という。)の開発に関与した原告が,本件ゲー
ムをインターネット上で配信する被告に対し,①主位的に,原告は本件ゲーム
の共同著作者の1人であって,同ゲームの著作権を共有するから,同ゲームか
ら発生した収益の少なくとも6割に相当する金員の支払を受ける権利がある旨,
②予備的に,仮に原告が本件ゲームの共同著作者の1人でないとしても,原被
告間において報酬に関する合意があり,仮に同合意がないとしても,原告には
商法512条に基づき報酬を受ける権利がある旨主張して,著作権に基づく収
益金配分請求権(主位的請求)ないし報酬合意等による報酬請求権(予備的請
求)に基づき,本件ゲームの配信開始から平成25年7月末日までに被告が本
件ゲームにより得た利益の6割相当額とされる1億1294万1261円及び
これに対する訴状送達日の翌日である平成25年9月20日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合(主位的請求)又は商事法定利率年6分の割合(予備
的請求)による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (省エネ行動シート)
被告特許庁長官 原告日本テクノ株式会社
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特許法2条1項 特許法52条1項 特許法29条1項 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成24年12月21日,発明の名称を「省エネ行動シート」と
する発明(請求項の数5)について特許出願した(出願番号:特願2012-27
9543号。以下「本願」という。)。本願は,平成21年12月25日に出願した
特願2009-295281号を分割出願した特願2010-82481号(以下
「原出願」という。)を,更に分割・変更等した特願2012-279524号の
分割出願である(甲1)。
(2) 原告は,平成26年6月3日付けで拒絶査定を受け,同年9月10日,こ
れに対する不服の審判を請求するとともに,同日付け手続補正書により特許請求の
範囲を補正した(以下「本件補正」という。)(甲2,5,6)。
(3) 特許庁は,前記審判請求を不服2014-18064号事件として審理し,
平成27年5月27日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写
し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年6月8日,
原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年7月7日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
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特許権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10081審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
被告沢井製薬株式会社 原告日産化学工業株式会社
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特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成16年12月17日,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウ
ム塩の結晶」とする特許出願(特願2006-520594号。優先日:平成15
年12月26日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国:日本。)をし,
平成25年1月25日,設定の登録(特許第5186108号)を受けた(請求項
の数2。以下,この特許を「本件特許」という。甲54)。
(2) 被告は,平成25年11月7日,本件特許の請求項1及び2に係る発明につ
いて特許無効審判を請求し,無効2013-800211号事件として係属した。
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特許権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10080控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
控訴人日産化学工業株式会社 被控訴人沢井製薬株式会社
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特許法36条6項2号 特許法29条1項 特許法17条の2 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする発明に
係る特許権及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする発
明に係る特許権を有する控訴人が,被控訴人が原判決別紙物件目録(1)記載のピタバ
スタチンカルシウム原薬(以下「被控訴人原薬」という。)を使用する行為,被控
訴人原薬を保存する行為及び被控訴人原薬を使用して製造された原判決別紙物件目
録(2)記載のピタバスタチンカルシウム製剤(以下「被控訴人製剤」という。)を製
造販売等する行為は,上記各特許権を侵害する行為であるなどと主張して,被控訴
人に対し,特許法100条1項に基づき,被控訴人原薬の使用,被控訴人原薬の保
存及び被控訴人製剤の製造販売等の差止めを求める事案である。
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不正競争
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10119控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社WEB広報鍬竹昌利 控訴人(原告)X1
(原告)X2 被控訴人(被告)株式会社WEB広報鍬竹昌利
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[概要] 1 本件は,弁護士である原告らが,被告に対し,被告が被告ウェブサイトにお
いて,「弁護士は,料金が高い」,「法律のプロの力を借りなければ削除が難しいサイ
トだけに限って弁護士に依頼すれば,全体の費用を大幅に減らすことができます」
等と表示し,「ネット削除に詳しい弁護士」として原告らの氏名を表示したことが,
(1)原告らよりも契約条件において有利であるかのような表示をしている点におい
て品質等誤認表示(平成27年7月10日法律第54号による改正前の不正競争防
止法〔以下「不競法」という。〕2条1項13号)に,(2)原告らと被告とは競争関
係にあるところ,原告らの料金が不相当に高額であり,被告に比べて「コストパフ
ォーマンスが悪い」との営業上の信用を害する虚偽の事実の告知(不競法2条1項
14号)にそれぞれ当たり,これにより原告らの営業権が侵害され,原告らの名誉,
信用に対する損害を被ったと主張して,慰謝料各80万円の支払を求めた事案であ
る。
原判決は,原告らの請求をいずれも棄却した。これに対し,原告らは,控訴をし
た。
2 前提事実
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光源モジュール)
被告特許庁長官星野浩一 原告株式会社光波遠藤和光
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特許法17条の2 特許法29条2項
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実施 | 42回 | 審決 | 40回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10062一部認容
著作権侵害差止等請求控訴事件,同附帯控訴事件
控訴人株式会社日本教文社
兼附帯被
生長の家 被控訴人兼附帯控訴人公益財団法人生長の家社会事業団
兼附帯控訴人株式会社光明思想社
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民法544条1項 著作権法114条3項 著作権法61条 著作権法114条1項
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許諾 | 93回 | 侵害 | 25回 | 差止 | 14回 | 損害賠償 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,(1)被控訴人事業団が,言語の著作物である「生命の實相」(本件著
作物1)及び「聖経 甘露の法雨」(本件著作物2)につき,著作権を有するとこ
ろ,控訴人教文社による原判決別紙書籍目録1記載の書籍(以下「控訴人書籍」と
いう。)の出版及び控訴人生長の家による同目録2記載の経本(以下「控訴人経本」
という。)の出版は,上記各著作物に係る被控訴人事業団の著作権(複製権,譲渡
権)を侵害する旨主張して,①控訴人教文社に対し,本件著作物1の著作権に基づ
き,控訴人書籍の複製,頒布又は販売の申出の差止め及び廃棄,②控訴人教文社に
対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,50万円(弁護士費用相当額)及
びこれに対する不法行為の後の日である平成25年11月23日(訴状送達の日の
翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払,③控訴人生長の家
に対し,本件著作物2の著作権に基づき,控訴人経本の複製又は頒布の差止め,④
控訴人生長の家に対し,不法行為による損害賠償請求権に基づき,50万円(弁護
士費用相当額)及びこれに対する不法行為の後の日である平成25年11月25日
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を
求め,(2)被控訴人光明思想社が,本件著作物1及び2につき,出版権を有するとこ
▶判決の詳細
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その他
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10117控訴棄却
著作物使用差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人中国塗料株式会社
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著作権法15条2項 民法114条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人が「船舶情報管理システム」(以
下「本件システム」という。)の著作権を有する旨主張して,控訴の趣旨第2項ない
し第8項記載の請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10275審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (歯列矯正ブラケットおよび歯列矯正ブラケット用ツール)
被告アメリカン・オーソドンティ 原告トミー株式会社伊藤晴國
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特許法33条3項 特許法2条1項 不正競争防止法2条1項14号 特許法35条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成11年10月8日,発明の名称を「歯列矯正ブラケットおよび
歯列矯正ブラケット用ツール」とする特許出願をし(甲2。以下「本件特許出願」
という。),平成22年1月22日,設定の登録を受けた(特許第4444410号。
請求項の数19。甲1。以下,この「特許」を「本件特許」といい,この特許権を
「本件特許権」という。本件特許に係る明細書〔甲1〕を「本件明細書」という。)。
⑵ 被告は,平成25年12月12日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から
18に係る特許について特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)12748請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (リクライニング椅子)
被告株式会社ライフサポート雨宮沙耶花 原告アキテーヌジャパン株式会社
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特許法100条1項 特許法29条1項2号 特許法102条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「リクライニング椅子」とする特許権を有する原告が,
被告による被告製品の譲渡又は譲渡の申出が上記特許権を侵害すると主張して,
被告に対し,①特許法100条1項,2項に基づき被告製品の譲渡等の差止め
及び廃棄を,②民法709条及び特許法102条2項に基づき損害賠償金22
99万5738円及びこれに対する不法行為の後(訴状送達日の翌日)である
平成27年5月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19912
損害賠償請求事件
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特許法29条の2 特許法29条 特許法36条 特許法48条の3
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刊行物 | 41回 | 損害賠償 | 35回 | 進歩性 | 32回 | 特許権 | 26回 |
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[概要] 1 本件は,別紙目録記載の各特許出願(以下,それぞれ「本件出願1」ないし
「本件出願4」といい,これらを併せて「本件各出願」という。)の願書に添付し
た明細書(以下,それぞれ,図面と併せて「本件明細書1」ないし「本件明細書
4」という。なお,本件各出願は,いずれも平成15年6月30日以前にされたも
のであるから,その明細書は,特許請求の範囲を含む〔平成14年法律第24号附
則1条2号,3条1項,平成15年政令第214号〕。また,本判決において,特
許要件に関して「特許法」の条項を示す場合,本件各出願の時点におけるものをい
うことがある。)の特許請求の範囲に記載された発明(以下,それぞれ「本件発明
1」ないし「本件発明4」といい,これらを併せて「本件各発明」という。)に
ついて,平成14年11月26日に原被告間で共同出願契約(以下「本件契約」と
いう。)が締結され,同目録記載の各出願日に本件各出願がされたところ,原告
が,被告が本件契約上の義務に違反して,出願審査請求をしないまま審査請求期間
を徒過し,原告の本件各発明について特許を受ける権利を失わせた旨主張して,被
告に対し,債務不履行又は不法行為に基づく損害賠償請求(以下「本件各請求」と
いい,本件各請求に係る権利を「本件各請求権」という。)として,2億円及びこ
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10103請求棄却
損害賠償等本訴請求,商標使用差止等反訴請求控訴事件
被告)(以下「1審原告会社」という。)被控訴人兼控訴人(1審本訴
兼反訴原告)International 控訴人兼被
(1審本訴原告兼反訴被告)(以下「1審原告X」という。) 被控訴人(1審本訴原告兼反訴被告)(以下「1審原告会社」という。)
兼控訴人(1審本訴被告兼反訴原告)International
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商標法36条1項 商標法38条3項 商標法50条1項
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ライセンス | 108回 | 商標権 | 59回 | 損害賠償 | 18回 | 差止 | 17回 |
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[概要] 略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10051審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (構造物の目地の構造)
被告千葉県コンクリート製品協同組合 原告訴訟引受人X1
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特許法29条2項 特許法123条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠等を摘示しない事実は,当事者間に争い
がない。)
(1) 脱退原告亡X2(以下,単に「脱退原告」という。)は,平成18年8月
23日,発明の名称を「構造物の目地の構造」とする発明について,特許出
願(特願2006-226761号,優先権主張日平成17年9月26日及
び平成18年3月29日。以下「本件出願」という。)をし,平成19年1
月12日,特許第3900500号として特許権の設定登録(請求項の数5)
を受けた(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許権」と
いう。甲11,26)。
(2) 被告は,平成25年4月16日,本件特許の特許請求の範囲の請求項1及
び2に記載された発明についての特許を無効にすることについて特許無効
審判を請求した(甲13)。
特許庁は,上記請求を無効2013-800063号事件として審理を行
い,平成26年5月22日付けで審決の予告をした(甲19)。
これに対し脱退原告は,同年7月31日付けで本件特許の特許請求の範囲,
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10120審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (モータ駆動双方向弁とそのシール構造)
被告沖マイクロ技研株式会社
愛知時計電機株式会社 原告パナソニック株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成3年9月10日,発明の名称を「モータ駆動双方向弁とそ
のシール構造」とする発明について特許出願(特願平3-230252号。以下
「本件出願」という。)をし,平成12年3月31日,設定の登録(特許第304
9251号)を受けた(請求項の数4。甲1。以下,この特許を「本件特許」とい
う。)。
(2) 原告は,平成26年4月25日,本件特許の請求項1に係る発明について
特許無効審判を請求し,無効2014-800064号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年2月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (船舶)
被告特許庁長官 原告三井造船株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成21年2月13日,発明の名称を「船舶」とする発明について,
特許出願をした(請求項数3。特願2009-30758号。以下「本願」という。
甲7)。
(2) 特許庁は,平成25年7月1日付けで拒絶査定をしたため,原告は,同年1
0月8日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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