権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成25年9月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10295審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (医薬)
被告特許庁長官 原告武田薬品工業株式会社
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特許法67条の2 特許法67条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
(1) 原告は,発明の名称を「医薬」とする特許第3677156号の特許(平
成10年9月4日出願(優先権主張:平成9年9月5日,日本国),平成1
7年5月13日設定登録。以下「本件特許」という。請求項の数は24であ
る。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)8085等一部認容
各損害賠償等請求事件
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民法719条
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[概要] 本件は,洗濯機等に関する6の特許権を共有する原告らが,被告らによる洗
濯機の製造,譲渡又は譲渡等の申出がその特許権を侵害するとして,不法行為
による損害賠償請求権又は不当利得による利得金返還請求権に基づき,(1) 被
告三菱電機株式会社(以下「被告三菱電機」という。),同株式会社三菱電機
ライフネットワーク(以下「被告ライフネットワーク」という。)及び同日本
建鐵株式会社(以下「被告日本建鐵」という。)に対し,それぞれ24億54
80万円,17億9597万5000円,1億3300万円,7億0632万
3750円,13億4128万5000円及び11億1625万円の損害金又
は利得金合計75億4763万3750円のうち17億円並びにこれに対する
不法行為の後の日である平成24年10月2日(請求の拡張及び請求の一部放
棄書(訂正)送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の連帯支払,(2) 被告三菱電機,同三菱電機住環境システムズ株
式会社(以下「被告住環境システムズ」という。)及び同日本建鐵に対し,そ
れぞれ1億2920万円,9452万5000円,700万円,3236万7
500円,5436万7500円及び5875万円の損害金又は利得金合計3
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商標権
平成25年9月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)12967
商標権移転登録手続等請求事件
被告株式会社オーリッド
P1 原告株式会社デジタルデザイン
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商標権 | 21回 | ライセンス | 11回 | 特許権 | 2回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,ソフトウェアライセンスの販売,製品サポート,ソフトウェアの委託
開発販売及び支援サービス等を目的とする株式会社である。
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著作権
平成25年9月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)36678一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社コミクス 原告株式会社ショーケース・ティー
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著作権法112条 著作権法28条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,(1) 被告による資料の作成,頒布等が原告の
著作物の著作権及び著作者人格権を侵害すると主張して,著作権法112条に
基づき,上記資料の複製,頒布等の差止め及びその廃棄等を求め,(2) 上記
著作権等の侵害とともに,被告による資料の作成,頒布等が原告に対する不法
行為を構成すると主張して,民法709条に基づき,損害金1680万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成25年9月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10364審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ローベルトボッシュゲゼルシャフト
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
原告は,発明の名称を「複数の加入者間におけるデータ交換方法,通信シス
テム,バスシステム,メモリ素子,コンピュータプログラム。」とする発明
(請求項の数は出願当時15であったが,後に手続補正の結果14となっ
た。)について,平成13年12月27日に特許出願(特願2001-397
733号(パリ条約による優先権主張 2000年12月28日)。以下「本
願」という。)をしたが,平成20年4月28日付けで拒絶査定を受けたので,
同年8月5日,これに対する不服の審判を請求した。
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不正競争
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10044控訴棄却
損害賠償請求等控訴事件
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民法719条
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[概要] 1 控訴人は,労働者派遣事業を営み,兼松コミュニケーションズ株式会社,株
式会社新通エスピー,日本エイサー株式会社,株式会社第一エージェンシー,株式
会社エヌ・ティ・ティ・アド及びKDDI株式会社(本件取引先6社)を取引先と
していた。被控訴会社も同じく労働者派遣事業を営むが,控訴人は,被控訴人らが,
控訴人の取引先を奪うことを企図し,本件取引先6社ないし控訴人の派遣労働者(ス
タッフ)に,控訴人の営業上の信用を害する虚偽の事実を告知したと主張して,不
正競争防止法(不競法)2条1項14号,4条に基づき,4800万円余りの損害
賠償を原審で請求した(第1事件)。
これに対し,被控訴会社は,控訴人との業務委託契約に基づき,業務委託料19
00万円余りと商事法定利率,下請代金支払遅延等防止法(下請法)所定の率によ
る遅延損害金を控訴人に請求した(第2事件)。
なお,原審では,控訴人の代表取締役とその夫も第2事件の被告となっていたが,
当審では当事者になっていない。
2 原判決は,控訴人の請求を棄却し,被控訴会社の控訴人に対する請求を認容
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(行コ)10001控訴棄却
特許分割出願却下処分取消請求控訴事件
被告)国 控訴人(原告)アイピーコムゲゼルシャフトウントコンパニー 被控訴人(被告)国
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特許法17条の2 特許法44条 特許法44条1項 特許法44条2項
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[概要] 1 控訴人(原告)は,平成12年2月15日,ドイツ特許庁を受理官庁として,
同日にされた特許出願とみなされる国際出願(本件原々出願)をした後,平成22
年6月8日,本件原々出願の一部を新たな特許出願(本件原出願)とし,さらに,
本件原出願の特許査定の謄本の送達があった後である平成23年2月10日に至っ
て,本件原出願の一部を新たな特許出願とする出願(本件出願)をした。
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著作権
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10039控訴棄却
出版差止等請求控訴事件
被告)Y鍛治利秀 控訴人(原告)X堀籠佳典 被控訴人(被告)Y鍛治利秀
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著作権法113条6項 民法709条 著作権法20条 著作権法112条1項
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[概要] 1 「A Man of Light」(「光の人」)は,控訴人の修士課程卒業制作作品であ
る(本件映画)。「いのちを語る」と題する原判決別紙書籍目録記載の書籍(被告
書籍)は,被控訴人がその著者の一人である。控訴人は,本件映画中の20:00
(20分)から21:05(21分5秒)までの原判決別紙1記載の本件インタビ
ュー部分に関する被告書籍の原判決別紙2の記述(被告記述部分)が,控訴人の著
作権(翻案権)又は著作者人格権(同一性保持権)を侵害すると主張して,被控訴
人に対し,①著作権法112条1項に基づく被告書籍の印刷などの差止めを求める
とともに,②著作権侵害,著作者人格権侵害に基づき,損害賠償110万円及び遅
延損害金の支払を求め,合わせて③著作権法115条に基づく名誉回復等の措置と
しての謝罪広告を求めた。原判決は,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10425審決取消訴訟
審決取消請求事件 (船舶)
被告三井造船株式会社
川崎重工業株式会社
佐世保重工業株式会社
住友重機械マリンエン
内海造船株式会社
株式会社名村造船所
函館どつく株式会社
ジャパンマリンユナイテッド株式会社
ら 原告三菱重工業株式会社
株式会社日立製作所
ら
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特許法17条の2 特許法123条1項1号 特許法29条2項 特許法29条の2
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。争点は,特許法17条の2第3項違
反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10424審決取消訴訟
審決取消請求事件 (船舶)
被告株式会社新来島どっく 原告三菱重工業株式会社
株式会社日立製作所
ら
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法29条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。争点は,明確性要件,及びサポート
要件である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)9561却下
損害賠償等請求事件
被告B
C 原告A
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著作権法112条 民事訴訟法115条
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[概要] 1 原告の請求内容は必ずしも判然としないが,本件は,原告が,「麦の会」の
事務局代表である被告B及び「麦の会」の「獄外運営委員代表」であるとする
被告Cに対し,「麦の会」の名称や規約等の改変が原告の著作権を侵害すると
主張して,被告らに対し,各10万円の支払を求めるとともに,著作権法11
2条に基づき「麦の会」の活動の差止めを求めるものと解される。
2 原告の主張
別紙訴状と題する書面のとおり
3 被告らの主張
別紙答弁書のとおり
▶判決の詳細
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著作権
平成25年9月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ヨ)20003
工作物設置続行禁止仮処分申立事件
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著作権法20条2項2号 著作権法20条1項 著作権法2条1項1号 著作権法15条
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[概要] 本件は,債権者が,大阪市北区に所在する複合施設である「新梅田シティ」内の
庭園を設計した著作者であると主張して,著作者人格権(同一性保持権)に基づき,
同庭園内に「希望の壁」と称する工作物を設置しようとする債務者に対し,その設
置工事の続行の禁止を求める仮の地位を定める仮処分を申し立てた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年9月5日 知的財産高等裁判所 横浜地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10021控訴棄却
商品販売差止請求権不存在確認請求控訴事件
被告)株式会社TASAKI弘中聡浩 控訴人(原告)株式会社高木山下善久 被控訴人(被告)株式会社TASAKI弘中聡浩
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
控訴人は,被控訴人との間で被控訴人商品の売買取引をしていた者であり,被控
訴人は,指定商品に同商品を含む商標権を有する者であるが,被控訴人が控訴人店
舗壁面等に掲示されていた標章の掲示の中止を要求するとともに被控訴人商品付属
品の供給を中止したことから,控訴人は,被控訴人に対し,商標権又は不正競争防
止法のいずれに基づいても被控訴人が控訴人に対して差止請求権を有しないことの
確認を求めるとともに,上記取引に係る債務不履行に基づき損害賠償金2億541
0万円及び附帯金の支払を求めている。
(2) 原審の判断
原審は,①被控訴人は控訴人に対して上記控訴の趣旨第2項及び第3項に係るも
のと同旨の差止請求権をいずれも有する,②被控訴人に上記基本契約の債務不履行
はない,として,控訴人の請求をいずれも棄却した。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年9月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10120審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y豊栖康弘 原告X
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商標法74条1項1号 商標法53条1項 商標法74条1項
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[概要] 本件は,商標法53条1項に基づく商標登録取消の審判請求を不成立とし,違法
確認の審判請求を却下した審決の取消訴訟である。主な争点は,通常使用権者によ
る類似商標の使用が,商品の品質誤認を生ずるものか否かである。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年9月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官水莖弥 原告有限会社バリアフリー
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商標法6条1項 商標法6条2項
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,役務の明確性及び区分の適否(商標法6条1項,2項,商標
法施行令1条,平成13年8月政令第265号による改正前の同施行令別表第1,
商標法施行規則6条,平成13年10月経済産業省令202号による改正前の同施
行規則別表)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年9月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官大橋信彦 原告カガミクリスタル株式会社木村吉宏
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願の拒絶査定を不服とする審判請求を成り立たないとした審
決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年9月5日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)32257請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告株式会社ウインライト 原告株式会社ナビ
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商標法36条1項 商標法54条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 請求原因等
(1) 当事者
ア 原告は,麻雀台ソフトの開発・販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10034審決取消訴訟
審決取消請求事件 (継手装置)
被告特許庁長官森川元嗣 原告新日鉄住金エンジニアリング株式会社
日之出水道機器株式会社相原史郎
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[概要] 本件は,特許出願拒絶審決の取消訴訟である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年9月3日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10421審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (植物栄養素により食料品の栄養価を高める方法及びそれにより得られた食品)
被告特許庁長官田村明照 原告ライコード・リミテツド渡邉千尋
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特許法17条の2 特許法29条2項
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刊行物 | 164回 | 審決 | 71回 | 実施 | 12回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 本件は,拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決取消訴訟である。争点は,容
易想到性判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)26137請求棄却
著作権及び出版権侵害差止請求事件
被告エコ・パワー株式会社
福島県 原告特定非営利活動法人風の谷委員会
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著作権法19条 著作権法80条1項
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[概要] 1 前提となる事実(争いがないか,記載の証拠又は弁論の全趣旨により容易に
認められる。)
(1) 原告は,災害救援活動,環境の保全を図る活動等を目的とする特定非営
利活動法人であり,本件訴訟提起時には法人格なき社団であったが,本件訴
訟係属中に法人格を取得した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)42609請求棄却
特許権使用差止等請求事件
被告ノーベル技研工業株式会社
北都建機サービス株式会社
ら 原告大昌建設株式会社
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,被告北都が製造し,被告ノーベルが使用していた別紙「被告らイ号
物件説明書」記載の物件(以下「イ号物件」という。)の使用は,P(以下
「P」という。)の有していた「法面等の加工機械」に関する特許権(特許第
2128294号。以下「本件特許権」という。平成23年10月28日特許
期間満了)を侵害すると主張して,Pから特許権侵害に基づく損害賠償請求権
を譲り受けたと主張する原告が,被告らに対し,連帯して2000万円及びこ
れに対する訴状送達の日の翌日である平成22年12月9日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(行ウ)279請求棄却
手続却下処分取消等請求事件
被告国
指定代理人中野康典 原告ビーエーエスエフ,カタリスツ,
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特許法184条の4 特許法8条
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[概要] 本件は,原告が,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許
協力条約」((((以下以下以下以下「「「「特許協力条約特許協力条約特許協力条約特許協力条約」」」」というというというという。)。)。)。)に基づいて行った国際特許出
願について,特許庁長官に対し,国内書面及び翻訳文提出書を提出したところ,
特許庁長官から,①国内書面に係る手続の却下処分,②翻訳文提出書手続の却
下処分,③各却下処分に対する異議申立ての棄却決定をされたことから,各処
分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)42637請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (共焦点分光分析)
被告ナノフォトン株式会社 原告レニショウパブリック(以下「
レニショウ」という。)
レニショウトランスデューサ(以下「
RTS」という。)
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特許法36条5項2号
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進歩性 | 47回 | 実施 | 44回 | 無効 | 27回 | 特許権 | 26回 |
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[概要] 1 前提事実(証拠等を掲記した事実以外は当事者間に争いがない。) ........ 5
2 争点 ............................................................... 12
3 争点に関する当事者の主張 ........................................... 13
被告製品(ライン照明モード)が本件発明7の技術的範囲に属するか(争点
1) ................................................................... 13
ア 「光」(構成要件A)の意義(争点1-1) ......................... 13
イ ライン照明における「第二の次元」の「共焦点作用」(構成要件G-2)の
有無(争点1-2) ................................................... 15
ウ 被告製品(ライン照明モード)の構成要件充足性(争点1-3) ....... 29
被告製品(スポット照明モード)が本件発明7の技術的範囲に属するか(争点
2) ................................................................... 33
被告製品が本件発明8~10及び13の技術的範囲に属するか(争点3) . 39
本件発明7に係る特許が特許無効審判により無効にされるべきものであるか
(争点4) ............................................................. 42
ア 乙30号証を主引例とする進歩性欠如の有無(争点4-1) ........... 42
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月29日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)12控訴棄却
著作権に基づく差止請求権不存在確認等請求,著作権侵害差止等請求控訴事件
被告) 控訴人(一審甲事件被告兼乙事件原告)A
(一審乙事件原告)B 被控訴人(一審甲事件原告兼乙事件被告)
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著作権法65条3項
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[概要] 1 被控訴人は,亡Cとの間で,平成12年1月1日に原判決別紙1商品目録記
載1ないし4の各検査用紙(以下「本件各検査用紙」という。)について,原判
決別紙2の著作物出版販売契約書に係る著作物出版契約(以下「本件出版契約」
という。)を締結して本件各検査用紙を出版,販売していたところ,同契約で定
められた当初の利用期間が満了したことから,被控訴人及び本件各検査用紙の
著作権の相続人ら間で,同契約の存続を巡って紛争が生じた。
2 本件甲事件は,被控訴人,一審甲事件原告D(以下「一審原告D」という。)
及び同E(以下「一審原告E」という。)が,主位的には,一審甲事件原告らと
控訴人Aとの間で,本件出版契約が存在していることの確認を求め,予備的に,
被控訴人が,控訴人Aとの間で,控訴人Aが,Cから相続した著作権の持分
権に基づき,被控訴人がする本件出版契約に基づく出版,販売行為に対する差
止請求権を有しないことの確認を求め,一審原告D及び同Eが,控訴人Aに
対し,著作権法65条3項に基づき,本件出版契約の更新に合意することを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)16103請求棄却
特許権に基づく差止等請求事件 (情報データ出力システム)
被告三菱UFJニコス株式会社 原告株式会社テクニカルメディアサービス
A
ら
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特許法29条2項 特許法29条1項1号 特許法100条1項 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「情報データ出力システム」とする2件の特許権を
有する原告らが,被告の提供する被告サービスが上記各特許権を侵害してい
る旨主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づく差止請求として被
告サービスの提供の禁止を求めるとともに,民法709条又は特許法102
条3項に基づく損害賠償及びこれらに対する不法行為の後である平成24年
6月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)32409等一部認容
損害賠償本訴,著作権確認等反訴請求事件
被告・反訴原告株式会社ポニーキャニオン 原告・反訴被告A1
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著作権法112条2項 著作権法112条 著作権法114条3項
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[概要] 本件は,本訴において,原告が,被告に対し,被告がその販売するDVD商
品等に原告に無断で原告の撮影した風景の映像動画を複製して頒布したとし
て,著作権法112条に基づき,DVD商品等からの映像の削除を求めるとと
もに,不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害金225万円及びこれに
対する平成24年3月21日(不法行為の日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求め,反訴において,被告が,原告に対
し,原告が契約の条項に違反したことを理由に,原告との間の製作委嘱契約を
解除したとして,上記契約に基づき,原告の撮影した山野草の映像動画につい
て,被告が著作権を有することの確認,これらを収録した映像素材(原版)の
引渡し並びに原告に対する既払金合計153万6465円及びこれに対する
同年6月12日(解除の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)8135請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (成膜方法及び成膜装置)
被告株式会社オプトラン 原告株式会社シンクロン池田和郎
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特許法123条1項2号 特許法104条の3 特許法100条
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[概要] 本件は,成膜方法及び成膜装置に関する特許権を有する原告が,被告の製造
販売する装置及びその使用する方法について,上記特許権に係る特許発明の技
術的範囲に属するとして,被告に対し,特許法100条に基づき,装置の製造,
販売等及び使用する方法の差止め並びに装置等の廃棄,民法709条に基づき,
7億円及びこれに対する訴状送達の日の翌日から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10012控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社森本組 被控訴人株式会社技研製作所
新日鐵住金株式会社
ら
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民法709条
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[概要] 1 原審で用いられた略語は,当審でもそのまま用いる。原判決を引用する部分
では,「原告」又は「原告ら」を「被控訴人」又は「被控訴人ら」に,「被告」を「控
訴人」に,それぞれ読み替えるものとする。
2 本件特許権を共有する被控訴人ら(原審原告ら)は,控訴人(原審被告)を
構成員に含む本件JVが本件各工事で採用した施工方法(控訴人方法)が,本件特
許権の技術的範囲に属するとして,控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償請求
に基づき,被控訴人技研については,主位的には,損害金●●のうち1億3000
万円,二次的には,損害金●●のうち1億3000万円,三次的には,損害金78
12万2000円及びこれらに対する不法行為の後の日である訴状送達の日の翌日
(平成22年12月10日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金,被控訴人新日鐵については,主位的には,損害金●●二次的には,損害金
●●三次的には,損害金7812万2000円及びこれらに対する同日からの同率
の遅延損害金の支払をそれぞれ求めた。
原判決は,被控訴人技研の主位的請求を3785万9733円及び同日からの遅
延損害金,被控訴人新日鐵の三次的請求を3646万1733円及び同日からの遅
▶判決の詳細
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商標権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10352請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告カルピス株式会社
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商標法3条1項3号 商標法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,第32類「レモンを加味した清涼飲料,レモンを加味した果実飲料」を
指定商品として,別紙商標目録記載1のとおりの構成からなる登録第542747
0号商標(平成21年12月1日登録出願,平成23年6月27日登録査定。以下
「本件商標」という。)の商標権者である。
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特許権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10386審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マルチメディア・メッセージ方法およびシステム)
被告特許庁長官 原告コアワイヤレスライセンシング
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特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における経緯
発明の名称を「マルチメディア・メッセージ方法およびシステム」とする発明に
係る特許出願(特願2007-9247号。請求項の数27。以下「本願」といい,
本願に係る明細書を図面を含めて「本願明細書」という。)は,平成14年2月8
日を国際出願日とする特願2002-563677号(パリ条約による優先権主張
2001年(平成13年)2月8日 フィンランド共和国)の一部について,平成
19年1月18日に,分割出願されたものである(甲9,10)。本願については,
平成22年3月1日に請求項の数を25にするとともに,特許請求の範囲を変更す
る旨の手続補正(以下「本件補正」という。)がされ(甲12),同月30日付け
で拒絶理由通知(以下「本件拒絶理由通知」という。)が出され(甲14),同年
7月1日付けで拒絶査定(以下「拒絶査定」という。)がされ(甲16),同年1
1月8日,拒絶査定不服審判(不服2010-25131号事件。以下「本件審
判」という。)が請求された(甲17)。
特許庁は,平成24年6月26日,請求不成立の審決をし,その謄本は,同年7
月10日,出願人に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10400審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (筋力トレーニング方法)
被告株式会社ベストライフ 原告X
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特許法2条1項 特許法36条5項2号 特許法40条 特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「筋力トレーニング方法」とする特許第2670421号
(平成5年11月22日出願,平成9年7月4日設定登録。請求項の数3。以下「本
件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10018一部認容
特許権侵害差止等請求権不存在確認等請求控訴
控訴人atoo株式会社
X 被控訴人日本ロレアル株式会社
エヌ・エル・オー株式会社
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不正競争防止法2条1項14号 特許法79条 不正競争防止法4条
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[概要] 1 原判決で用いられた略語は,当審でもそのまま用いる。原判決を引用する部
分では,「原告」を「被控訴人」に,「被告」を「控訴人」に,それぞれ読み替える
ものとする。別紙は,いずれも原判決の別紙と同一のものである。
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特許権
平成25年8月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10448審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (自転車用ペダルの取付装置)
被告特許庁長官 原告株式会社三ケ島製作所
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「自転車用ペダルの取付装置」とする発明について,平成
18年8月29日に特許出願(以下「本願」といい,本願に係る発明を「本願発明」
という。)し,平成24年1月18日付けで拒絶査定を受け,同年5月1日,拒絶査
定不服審判請求(不服2012-7987号事件)をした。特許庁は,同年11月
7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,
その謄本は,同月28日,原告に送達された。
2 審決の概要
(1) 審決の理由は,別紙審決書写に記載のとおりである。審決は,要するに,本
願発明は,甲4(特開2000-289680号公報)に記載の発明(以下「甲4
発明」という。)と甲5(実願昭60-47930号(実開昭61-164884号)
のマイクロフイルム)に基づいて,当業者が容易に発明することができたといえる
から,特許法29条2項の規定により特許を受けることができないとするものであ
る。
(2) 本願の請求項1の記載(本願発明)は,次のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年8月27日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成24(ネ)2382控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人(1審被告)株式会社ファランクス 被控訴人(1審原告)有限会社サムライ
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人が原判決別紙標章目録記載1な
いし3の各標章(以下,それぞれの標章を「被告標章1」ないし「被告標章3」
といい,併せて「被告各標章」という。)を付した商品を製造し,ウェブサイ
ト等において販売することが,被控訴人の有する商標権の侵害に当たると主張
して,商標法36条1項,2項に基づき,被告各標章の使用差止め及び上記商
品の廃棄を求めるほか,控訴人が原判決別紙標章目録記載4の標章をウェブサ
イトのトップページを表示するための html ファイルにメタタグとして用いる
行為が商標権侵害に当たるとしてその差止めを求めるとともに,主位的に,同
商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償の一部請求として8115万6250
円及びこれに対する遅延損害金の支払を求め,予備的に,不当利得に基づき利
得金291万6666円及びこれに対する遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
原審は,被控訴人の請求のうち,被告標章1及び2に関する使用差止め及び
商品廃棄の請求を認容し,被告標章1をウェブサイトに表示することを禁じ,
各ウェブサイトから被告標章1を削除するよう命じ,併せて損害賠償金を50
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)6878一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社フッコー 原告ヒメノイノベック株式会社
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特許法102条2項 不正競争防止法2条1項13号 特許法101条5号 不正競争防止法3条1項
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[概要] 原告は,被告が別紙被告方法目録1記載の方法(以下「被告方法1」とい
う。)を使用して被告製品目録1記載の製品(同目録で商品名による限定はさ
れていないが,同目録記載の構成を具備し,商品名を「しっくいペイントAg
+」とする製品のみを,便宜「被告製品1」という。)を製造,販売等するこ
とは,原告の有する特許第3834792号の特許権(以下「本件特許権1」
という。)を侵害すると共に,原告の有する特許第3975228号の特許権
(以下「本件特許権2」という。)の間接侵害(特許法101条5号)を構成
するとして,被告に対し,本件特許権1に基づき,被告方法1によって製造さ
れた同目録記載の製品の製造販売等の差止め及び廃棄を求めると共に(請求の
趣旨1の(1) 及び(2) ),本件特許権2に基づき同目録記載の製品の製造販売
等の差止め及び廃棄を求め(請求の趣旨2の(1) 及び(2) ),さらにそれら特
許権侵害(ただし,平成19年5月29日までは独占的通常実施権侵害)によ
る不法行為に基づき,7694万6864円及びうち6000万5296円に
ついては平成23年5月29日(同損害に係る不法行為日の末日)から,うち
1694万1568円については平成24年7月31日(同損害に係る不法行
▶判決の詳細
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意匠権
平成25年8月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6772請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告潤石有限会社 原告P1
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意匠法3条1項1号 意匠法39条2項 意匠法24条2項 特許法104条の3
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,後記(2)の意匠権を有する。
被告は,建築資材の輸出入及び販売等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成25年8月22日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6771請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告山城開発株式会社 原告P1
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意匠法3条1項1号 意匠法39条2項 意匠法24条2項 特許法104条の3
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記がない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,後記(2)の意匠権を有する。
被告は,土木工事業等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10030控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人クオード株式会社 被控訴人株式会社エヌ・ティ・ティ・データイーシー・ドットコム
株式会社コンストラクション・
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年8月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10348審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (抗炎症剤,免疫調製剤及び増殖防止剤としての新規化合物)
被告特許庁長官齋藤恵 原告フュアエスツェーアク
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特許法29条1項3号 特許法159条2項 特許法134条4項 特許法36条
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする特許出願に係る拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成り
立たないとした別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。その理
由の要旨は後記3のとおり)には,後記4のとおりの取消事由があると主張して,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成25年8月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10050控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係
る実用新案権を有していた控訴人(第1審原告)が,被控訴人(第1審被告)
の製造販売した製品が上記考案の技術的範囲に属するものであったとして,被
控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金406億8948万円のうち19
9万4200円及びこれに対する遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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