権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成25年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10037審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ペット寄生虫の治療・予防用組成物)
被告フジタ製薬株式会社 原告メリアルエスアーエス渡辺光
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特許法29条1項 特許法36条4項 特許法29条
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[概要] 本件は,被告からの無効審判請求に基づき原告の特許を無効とした審決の取消訴
訟である。争点は,訂正後の請求項1ないし34に係る発明の特許法29条1項柱
書該当性の有無及び実施可能要件違反の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10296審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社ALEX篠田淳郎 原告X平田かおり
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特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 本件は,被告の請求に基づき原告の本件特許を無効とした審決の取消訴訟であり,
争点は,容易推考性の存否である。なお,当裁判所が取り上げる争点以外の審決の
理由及び当事者の主張の詳細の摘示は省略する。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年3月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ネ)10082等控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴,同附帯控訴事件
控訴人・附帯被
株式会社チェルシー 被控訴人・附帯控訴人株式会社PLATFORM
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民事訴訟法228条4項 民法513条1項
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商標権 | 32回 | ライセンス | 20回 | 許諾 | 4回 | 侵害 | 1回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,①原告,被告及び株式会社エムズリーグ(以
下「エムズリーグ」という。)の3者間で締結した原告及びエムズリーグが共有す
る原判決別紙商標権目録1~5記載の各商標権(以下,同商標権目録1~7記載の
商標権を「本件商標権1」~「本件商標権7」,その登録商標を「本件登録商標1」
~「本件登録商標7」という。)の独占的使用権を被告に許諾する旨のライセンス
契約(以下「本件ライセンス契約」という。)に基づく平成21年6月22日から
同年11月26日までの間の未払ロイヤルティ269万6816円及びこれに対す
る弁済期の翌日である平成22年1月1日から支払済みまで商事法定利率年6分の
割合による遅延損害金並びに本件ライセンス契約の債務不履行に基づく弁護士費用
相当額の損害賠償金100万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である同年3
月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
るとともに,②原告及びエムズリーグの共有に属する本件商標権6,7について,
被告に原告の持分権を譲渡した事実がないのに,被告名義の不実の商標権移転登
録(原判決別紙登録目録記載の商標権移転登録。以下「本件移転登録」という。)
がされているとして,本件商標権6,7の持分権に基づき,本件移転登録の抹消登
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10252審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (耐熱性リボヌクレアーゼH)
被告特許庁長官 原告タカラバイオ株式会社
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特許法29条2項
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実施 | 52回 | 審決 | 39回 | 進歩性 | 12回 | 優先権 | 10回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成18年6月16日,発明の名称を「耐熱性リボヌクレアーゼH」と
する発明について,特許出願(特願2006-167465号。平成13年9月1
3日を国際出願日とする出願である特願2002-527273号(優先権主張平
成12年9月14日)の分割出願。以下「本願」という。)をしたが,平成21年
6月19日付けで拒絶査定を受けたので,同年9月18日,これに対する不服の審
判(不服2009-17666号事件)を請求するとともに,手続補正書を提出し
た(以下「本件補正」という。)。特許庁は,平成24年5月28日,本件補正を
却下した上,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」とい
う。)をし,その謄本は,同年6月12日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
(1) 本件補正に基づく本願の特許請求の範囲における請求項1の記載は次のとお
りである(甲5。以下,この発明を「本願補正発明」という。また,本件補正に基
づく本願の特許請求の範囲,発明の詳細な説明(甲3,甲5)を総称して「本願明
細書」ということがある。)。
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特許権
平成25年3月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)6868請求棄却
損害賠償請求事件 (シリカ質フィラー及びその製法)
被告新日鉄住金マテリアルズ株式会社 原告電気化学工業株式会社
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特許法102条2項 特許法36条6項2号 特許法104条の3
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「シリカ質フィラー及びその製法」とする特許第3
445707号(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本件特許
権」という。)の特許権者である原告が,被告による別紙物件目録記載のシ
リカ製品(以下「被告製品」という。)の製造,販売及び販売のための展示
等が本件特許権の侵害に当たる旨主張して,被告に対し,特許権侵害の不法
行為に基づく損害賠償の一部請求として1億円及び遅延損害金の支払を求め
た事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成25年3月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)33071一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法114条3項 著作権法27条 著作権法2条1項15号 著作権法112条
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[概要] 本件は,原告が,被告Bが著述し,被告株式会社集英社(以下「被告集英社」
という。)が発行する書籍は原告の著作物の複製又は翻案に当たり,上記書籍
の複製及び頒布により,原告の著作物の著作権及び著作者人格権が侵害された
と主張して,被告らに対し,著作権法112条に基づき,被告書籍の複製,頒
布の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法709条,719条に基づき,著
作権侵害を理由とする著作権利用料損害金168万円,著作権侵害及び著作者
人格権侵害を理由とする慰謝料300万円及びこれらについての弁護士費用5
0万円の合計518万円並びにこれに対する不法行為の後の日である訴状送達
の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10152審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ラック搬送装置)
被告日立アロカメディカル株式会社神山公男 原告株式会社島津製作所江口裕之
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告の後記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,
後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (グリセロールからジクロロプロパノールを製造するための方法であって,該グリセロールが最終的にバイオディーゼルの製造における動物性脂肪の転化から生じる方法)
被告特許庁長官井上雅博 原告ソルヴェイ(ソシエテアノニム)渡辺隆
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとお
り)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10325審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告キッコーマン株式会社 原告X
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,被告の登録商標の不使用を理由とする原告からの登録取消審判請求を不
成立とした審決の取消訴訟である。争点は,商標の使用の事実の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10192審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (風味物質が添加されたポーションタイプのカビによる表面熟成軟質チーズ及びその製造方法)
被告特許庁長官秋月美紀子 原告株式会社明治関大祐
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特許法29条2項
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刊行物 | 177回 | 審決 | 36回 | 進歩性 | 10回 | 分割 | 3回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は容易想到性である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10351審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (購入用QRコード)
被告特許庁長官手島聖治 原告X
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特許法52条1項 特許法52条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとお
り)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)10734請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・データ
株式会社コンストラクション・イーシー・ドットコム 原告クオード株式会社
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民法709条
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実施 | 7回 | 特許権 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 1 争いのない事実等(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,証拠
番号の枝番を省略することがある。)
(1) 当事者
原告は,コンピュータシステムの企画,開発,改善等を目的とする株式会
社であり,被告株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(以下「被告NTTデー
タ」という。)は,電気通信事業等を目的とする株式会社であり,被告株式
会社コンストラクション・イーシー・ドットコム(以下「被告コンストラク
ション」という。)は,情報処理及び情報提供サービス等を目的とする株式
会社である。〔弁論の全趣旨〕
(2) 原告の有する特許権
ア 原告は,次の特許権を有している(以下「本件特許権」といい,本件特
許権に係る特許を「本件特許」という。)。
発明の名称 内容証明を行う通信システムおよび内容証明サイト装置
特許番号 第3796528号
出願日 平成11年12月28日
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)34272請求棄却
特許専用実施権に基づく損害賠償請求事件 (板金用引き出し具)
被告三幸スラッシャーこと 原告株式会社スター
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特許法36条5項1号 特許法36条5項2号 特許法102条1項 特許法101条2号
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[概要] 本件は,発明の名称を「板金用引き出し具」とする2つの特許権について,
独占的通常実施権ないし専用実施権を有する原告が,被告の製造販売に係る板
金用引出装置が当該各特許権を侵害しているなどと主張して,不法行為に基づ
く損害賠償請求(特許法102条1項による推定)として,2億5634万6
000円の一部である8000万円(附帯請求として訴状送達日の翌日である
平成23年10月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金)の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10232審決取消訴訟
審決取消請求事件 (ケミカルメカニカルポリシングの操作をインシチュウでモニタするための装置及び方法)
被告株式会社東京精密 原告アプライドマテリアルズインコーポレイテッド
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特許法134条の2 特許法36条4項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「ケミカルメカニカルポリシングの操作をインシチュウで
モニタするための装置及び方法」とする特許第3431115号(優先権主張19
95年3月28日,米国。平成8年3月28日出願,平成15年5月23日設定登
録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。被告は,平成19年8月24
日,本件特許を無効にすることを求めて審判の請求(無効2007-800172
号事件)をし,原告は,平成23年12月8日,訂正請求書を提出した(以下「本
件訂正」という。)。特許庁は,平成24年2月21日付けで,「訂正を認める。
特許第3431115号の請求項9,18,19,20,24,25,27,28,
29,30,31,32,39,52に係る発明についての特許を無効とする。特
許第3431115号の請求項1,40,42,43,44,46,48,49,
51に係る発明についての審判請求は,成り立たない。審判費用は,その99分の
38を請求人の負担とし,99分の61を被請求人の負担とする。」とする審決
(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同年3月1日,原告に送達された。
なお,上記無効審判請求手続においては,平成21年10月14日及び平成23
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規漬物,調味液及びその製造方法)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「新規漬物,調味液及びその製造方法」とする発明につい
て,平成15年10月30日に特許出願(特願2003-371287号)をし,
平成21年7月10日付け手続補正書により特許請求の範囲を補正したが,同年8
月11日付けで拒絶査定がされた。これに対し,原告は,平成21年11月17日,
拒絶査定に対する不服審判の請求(不服2009-22418号)をしたが,特許
庁は,平成24年6月5日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,
その謄本は,同月19日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲の記載
平成21年7月10日付け手続補正書による補正後の特許請求の範囲(請求項の
数6)の請求項1の記載は,次のとおりである(以下,同請求項に記載された発明
を「本願発明」という。)
「【請求項1】
生醤油に辛味種の非加熱の青唐辛子を漬け込むことにより製造される青唐辛子の
漬物。」
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10231審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告ユーイーエイエンタープライゼズリミテッド
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特許法29条2項 特許法159条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
本願は,2003年(平成15年)12月1日を国際出願日とする特許出願(特
願2004-556489号。パリ条約による優先権主張・2002年(平成14
年)11月29日,英国。発明の名称「画像信号処理方法」)であり,平成22年6
月15日付け手続補正書により特許請求の範囲の補正がされたが,同年9月14日
付けで拒絶査定がされた。これに対し,原告は,平成23年1月20日,拒絶査定
に対する不服審判の請求(不服2011-1358号)をしたが,特許庁は,平成
24年2月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本
は,同月28日,原告に送達された(附加期間90日)。
2 特許請求の範囲の記載
平成22年6月15日付け手続補正書による補正後の特許請求の範囲(請求項の
数11)の請求項1の記載は,次のとおりである(以下,同請求項に記載された発
明を「本願発明」という。)。
「入力画像信号の処理方法であって,各ピクセルに対して
(a)前記入力画像信号の測定値を得るステップ,
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (道路交通情報装置)
被告特許庁長官 原告トムソンライセンシング
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年(1997年)3月14日の優先権(フランス)を主張して,
平成10年(1998年)3月11日,発明の名称を「道路交通情報装置」とする
発明につき国際出願(PCT/FR98/00494,日本国における出願番号は
特願平10-540188号。以下「本願」という。)をしたが,平成20年5月
28日付けで拒絶査定を受けたので,同年9月2日,これに対する不服の審判(2
008-22438号)を請求し,平成22年7月14日付けの拒絶理由通知に対
し,平成23年1月21日付けで意見書及び手続補正書を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10059審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二重瞼形成用テープまたは糸及びその製造方法)
被告Y 原告X
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特許法38条 特許法123条1項2号
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[概要] 特許庁は,被告の有する後記本件特許について,原告から無効審判請求を受け,
審判請求不成立の審決をした。本件は,原告がその取消しを求めた訴訟であり,争
点は,原告が後記本件発明1~6の共同発明者と認められるかどうかである。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)29415請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (上着の立体仕上げ装置)
被告東信精機株式会社三原研自 原告株式会社三幸社
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民事訴訟法61条 特許法125条 特許法100条
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[概要] 1 請求の原因
(1) 原告は,平成17年12月16日,発明の名称を「上着の立体仕上げ装
置」とする特許第3751454号の特許権の設定の登録を受けた。
(2) 被告は,平成24年3月16日,上記特許権に係る特許出願の願書に添付
した明細書の特許請求の範囲の請求項1に記載された発明に係る特許につい
て特許無効審判を請求し,特許庁に無効2012-800030号事件とし
て係属したところ,原告は,同事件の係属中の同年6月4日,特許請求の範
囲の請求項1の訂正を請求した(以下,この訂正を「本件訂正」という。)。
本件訂正後の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとおりである(以
下,本件訂正後の請求項1に係る発明を「本件発明」という。)。
「起立状に設けられた人体型と,この人体型に着せた上着の前後の裾を押
さえるため,人体型の前後の下部に,人体型に向かって進退動作自在に設け
られた前側パッドと後側パッドとを備えてなる上着の立体仕上げ装置であっ
て,上記の人体型が,反転動作自在に形成され,上記の後側パッドが,裾の
センターベンツを押さえるための押えパッドと,この押えパッドの両側に左
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10269審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (吸着搬送装置およびそれに用いる流路切換ユニット)
被告株式会社コガネイ坂田洋一 原告SMC株式会社宮寺利幸
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特許法153条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10230審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (導線近傍にスキャッタリング・バーを配置させてなる半導体デバイス)
被告特許庁長官鈴木匡明 原告台湾積體電路製造股份有限公司高橋知之
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶審決の取消訴訟である。争点は,容易推考性の存
否である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成25年3月8日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)13704請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社チューン 原告X
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民法668条 民法682条 民法674条1項 民法672条1項
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[概要] 1 本件は,「Aクリニック」という名称の診療所(以下「本件クリニック」と
いう。)の開設者である原告が,本件クリニックに関する情報を記載したウェ
ブサイト(以下「本件ウェブサイト」という。)を運営する被告に対し,被告
による本件ウェブサイトの運営が原告のプライバシー,肖像権,氏名権等の人
格権及び本件クリニックに係る業務遂行権を侵害する不法行為であり,また,
本件ウェブサイト上に虚偽の事実を表示していることが不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項14号の不正競争に該当すると主張して,人格
権若しくは財産権(業務遂行権)に基づく差止請求権又は不競法3条の差止請
求権に基づき,本件ウェブサイト上の一切の表示の抹消を求めるとともに,不
法行為又は不競法5条2項に基づく財産的損害の賠償として150万円(一部
請求),不法行為に基づく慰謝料請求として50万円及びこれらに対する不法
行為の日(被告が本件ウェブサイトに関する権限を喪失したとされる平成18
年9月27日の翌日)から支払済みまで民法所定の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成25年3月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)4224請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社エルゴジャパン 原告P1
チルソンシステム株式会社
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意匠法24条2項 意匠法39条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告チルソンシステム株式会社(以下「原告会社」という。)は,パチ
ンコ遊技機の取付工事等を目的とする会社である。
▶判決の詳細
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商標権
平成25年3月7日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成23(ネ)2238等一部認容
民事訴訟 商標権
控訴人・附帯被
(一審被告)株式会社Moncher 被控訴人・附帯控訴人(一審原告)ゴンチャロフ製菓株式会社
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商標法4条1項11号 不正競争防止法2条1項1号 商標法26条1項1号 商標法38条3項
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商標権 | 16回 | 侵害 | 15回 | 損害賠償 | 11回 | 審決 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,本件商標権に基づき,被告各標章の
使用禁止及び抹消並びに被告各標章を付した物の廃棄を求めるとともに,不
法行為(本件商標権侵害)に基づき,損害賠償金(原審では2億4380万
9000円の損害賠償及びこれに対する平成22年2月18日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまで年5%による遅延損害金)の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10246審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ミオグロビン含有生食用赤身魚肉の加工食品)
被告特許庁長官郡山順 原告株式会社マルハニチロ水産松嶋善之
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のと
おり)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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特許権
平成25年3月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10238審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (血液浄化装置およびこれを使用する中央監視システム)
被告日機装株式会社本多広和 原告ニプロ株式会社重入正希
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特許法29条2項 特許法29条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,被告の後記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求について,特許庁が同請求は成り立たな
いとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとおり)には,
後記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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特許権
平成25年3月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)1716一部認容
職務発明の対価請求事件
被告三井・デュポンフロロケミカル株式会社 原告X
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特許法35条4項 民法492条 民事訴訟法135条 特許法35条3項
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実施 | 45回 | 分割 | 14回 | 職務発明 | 11回 | 特許権 | 3回 |
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[概要] 1 本件は,被告の元従業員であり,その在職中にされた別紙発明目録記載の3
件の発明((((以下以下以下以下,,,,同目録同目録同目録同目録にににに従従従従いいいい,「,「,「,「発明発明発明発明ⅠⅠⅠⅠ」」」」などというなどというなどというなどという。)。)。)。)の発明者(発明Ⅰ
については共同発明者の1人)である原告が,被告に対し,平成16年法律第
79号による改正前の特許法35条((((以下以下以下以下,,,,同条同条同条同条についてはについてはについてはについては,,,,特特特特にににに断断断断らないらないらないらない限限限限
りりりり,,,,同改正前同改正前同改正前同改正前のののの特許法特許法特許法特許法におけるにおけるにおけるにおける同条同条同条同条をいうをいうをいうをいう。)。)。)。)に基づき,各発明に係る特許を
受ける権利を被告に承継させたことによる相当の対価の一部請求として,発明
Ⅰにつき1億0263万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成2
4年2月11日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金,発明Ⅱ,Ⅲ
の第1回分割金として,弁済期の後の日である平成25年11月1日に1億円
及びこれに対する平成25年11月2日から支払済みまで年5分の割合による
遅延損害金,発明Ⅱ,Ⅲの第2回分割金として,弁済期の後の日である平成3
0年11月1日に1億円及びこれに対する平成30年11月2日から支払済み
まで年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成25年3月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10278審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (換気扇フィルター及びその製造方法)
被告東洋アルミエコープロダクツ 原告日本ノンテックス株式会社
日本製箔株式会社
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特許法29条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,発明の名称を「換気扇フィルター及びその製造方法」とする特許第3
561899号(平成12年7月10日出願,平成16年6月11日設定登録。以
下「本件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
平成25年3月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10234審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (注射針の装着システムと注射針アセンブリの装着方法)
被告ノボ・ノルデイスク・エー/エス 原告サノフィーアベンティス・ドイチュランクテル・ハフツング
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特許法29条2項 特許法133条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「注射針の装着システムと注射針アセンブリの装着方法」
とする特許(特許第4472522号。平成15年6月30日国際出願,パリ条約
による優先権主張・2002年7月3日(米国),同年8月1日(デンマーク),平
成22年3月12日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
平成25年3月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10043審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (偉人カレンダー)
被告特許庁長官 原告財団法人幡谷教育振興財団
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特許法2条1項 特許法29条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「偉人カレンダー」とする発明について,平成22年4月
9日に特許出願をした(特願2010-90691。以下「本願」という。)が,平
成23年7月20日付けで拒絶査定がされたので,同年10月21日,拒絶査定不
服審判(不服2011-22701号事件)を請求したが,同年12月16日,「本
件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)がされ,その
謄本は平成24年1月5日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成23年7月6日付け手続補正書により補正された特許請求の範囲【請求項1】
の記載は次のとおりである((A)~(C)の符号及び分説は審決による。)。
「(A) 西暦年度,見出し,偉人図又は写真及び前記偉人図又は写真の近傍に当該
偉人の読み方を併記した偉人名記載欄並びに読み方を示した当該偉人の偉人伝要約
欄を有する1月から12月までのカレンダーに使用する偉人表示欄を表記した表紙
と,
(B) 上部には当該偉人の読み方を併記した名記載欄と偉人図又は写真,当該偉
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特許権
平成25年3月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
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平成23(ネ)10087控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (移動体の操作傾向解析方法,運行管理システム及びその構成装置,記録媒体)
被告)カヤバ工業株式会社井上裕史 控訴人(原告)株式会社データ・テック平井佑希 被控訴人(被告)カヤバ工業株式会社井上裕史
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特許法134条の2 特許法104条の3 民事訴訟法157条1項
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無効 | 29回 | 進歩性 | 28回 | 新規性 | 15回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 控訴人は,発明の名称を「移動体の操作傾向解析方法,運行管理システム及
びその構成装置,記録媒体」とする発明に係る特許第3229297号の特許権者
である(平成11年10月12日特許出願,優先日平成10年10月12日,優先
権主張国 日本国,登録日平成13年9月7日)。
控訴人は,原判決別紙被告製品目録1ないし3記載の各製品(被告機器)の生産
行為等が上記特許第3229297号の請求項9(本件発明1)に係る特許権を侵
害し,同目録4,5記載の各解析ツールを記録した各記録媒体(被告記録媒体)の
生産行為等が請求項15(本件発明2)に係る特許権を侵害すると主張して,被控
訴人に対し,被告機器及び被告記録媒体(合わせて被告製品)の差止請求,廃棄請
求等をするとともに,損害賠償請求をした。
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著作権
平成25年3月1日 東京地方裁判所
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平成22(ワ)38003一部認容
出版差止等請求事件
被告株式会社てらぺいあ
Y2
Y3 原告X1
X2
X3
X4
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民法719条1項
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[概要] 1 本件は,被告会社が出版する別紙書籍目録記載1の書籍(以下「本冊」とい
う。)及びその分冊である同目録記載2及び3の各書籍(以下,順に「分冊Ⅰ」
及び「分冊Ⅱ」という。)に関して,
(1) 亡Wの相続人である原告X1,原告X3及び原告X2(以下,この3名を
併せて「原告X′」という。)並びに原告X4が,本件著作物(本冊の本文
部分)が亡W及び原告X4の共同著作物又は亡Wの原稿を原著作物とする原
告X4の二次的著作物であるにもかかわらず,被告らが著作者名を被告Y3
と表示して分冊Ⅰを出版したことが,亡W及び原告X4の氏名表示権を侵害
し,これを理由に本件著作物に係る出版契約を解除したなどと主張して,
① 原告らが被告会社に対して,原告らの著作権に基づき(分冊Ⅰについて
は,予備的に,原告X1による亡Wの死後における人格的利益保護措置請
求権に基づく請求及び原告X4による氏名表示権に基づく請求として),
本件各書籍の出版等の差止め(上記第1「請求」の1)並びに本件各書籍
及びその印刷用原版の廃棄(同の2)を求めるとともに,被告会社の本件
著作物に係る出版権原の不存在の確認(同の13)を求め,
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特許権
平成25年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ヨ)22098
特許権仮処分命令申立事件 (移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置)
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民事訴訟法61条 民法1条3項
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ライセンス | 107回 | 分割 | 30回 | 特許権 | 24回 | 許諾 | 23回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「移動通信システムにおける予め設定された長さイ
ンジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置」とする特許
第4642898号の特許権(以下,この特許を「本件特許」,この特許権
を「本件特許権」という。)の特許権者である債権者が,債務者による別紙
物件目録記載の製品(以下「本件製品」という。)の輸入及び販売が本件特
許権の侵害に当たる旨主張して,本件特許権に基づく差止請求権を被保全権
利として,債務者に対し,本件製品の生産,譲渡等の差止め及び執行官保管
を求めた仮処分命令申立事件である。
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特許権
平成25年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ヨ)22027
特許権仮処分命令申立事件 (移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置)
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民事訴訟法61条 民法1条3項
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ライセンス | 107回 | 分割 | 30回 | 特許権 | 24回 | 許諾 | 23回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「移動通信システムにおける予め設定された長さイ
ンジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置」とする特許
第4642898号の特許権(以下,この特許を「本件特許」,この特許権
を「本件特許権」という。)の特許権者である債権者が,債務者による別紙
物件目録1及び2記載の各製品(以下「本件各製品」という。)の輸入及び
販売が本件特許権の侵害に当たる旨主張して,本件特許権に基づく差止請求
権を被保全権利として,債務者に対し,本件各製品の生産,譲渡等の差止め
及び執行官保管を求めた仮処分命令申立事件である。
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特許権
平成25年2月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)11104請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (金属製棚及び金属製ワゴン)
被告トラスコ中山株式会社
コージ産業株式会社
ら
ら補佐人弁理士西博幸 原告株式会社サカエ
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特許法100条1項 特許法102条1項 特許法29条2項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,発明の名称を「金属製棚及び金属製ワゴン」とする特許第4473
095号の特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告らによ
る被告製品の製造販売等が本件特許権を侵害すると主張して,被告らに対し,
特許法100条1項,2項に基づき,被告製品の製造販売等の差止め及び廃棄
等を求めると共に,特許権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金2200万円
及びこれに対する不法行為の日の後である平成23年9月21日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成25年2月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)10811一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社STBヒグチ 原告P1
株式会社
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特許法102条1項 特許法102条3項 特許法102条2項 特許法36条4項
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告株式会社T・World Company(以下「原告T・World」という。)は,
歯ブラシの製造及び販売等を目的とする株式会社であり,平成19年11月
9日に設立された。原告P1はその代表取締役である。また,原告P1は,
平成13年から平成18年ころまでの間,株式会社TC・Dental(以下「T
C・Dental」という。)の代表取締役として歯ブラシの製造及び販売等を
行っていた(甲56,弁論の全趣旨)。
被告は,各種機械工具の製造及び販売,各種船舶,自動車部品の製造及び
販売,化学繊維を原料とする各種ブラシの製造及び販売,歯ブラシの製造及
び販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)38969確認
債務不存在確認請求事件 (移動通信システムにおける予め設定された長さインジケータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置)
被告三星電子株式会社 原告アップルジャパン株式会社訴訟承継人
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特許法101条4号 特許法29条2項 特許法101条5号 民法1条3項
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ライセンス | 227回 | 特許権 | 96回 | 分割 | 78回 | 許諾 | 35回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,原告による別紙物件目録記載の各製品(以下「本件各製
品」と総称し,同目録1記載の製品を「本件製品1」,同目録2記載の製品
を「本件製品2」などという。)の生産,譲渡,輸入等の行為は,被告が有
する発明の名称を「移動通信システムにおける予め設定された長さインジケ
ータを用いてパケットデータを送受信する方法及び装置」とする特許第46
42898号の特許権(以下,この特許を「本件特許」,この特許権を「本
件特許権」という。)の侵害行為に当たらないなどと主張し,被告が原告の
上記行為に係る本件特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求権を有しな
いことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年2月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)19435等請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件
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特許法101条2号 特許法36条4項1号 特許法101条 特許法70条1項
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[概要] 本件は,糖尿病又は糖尿病性合併症の予防・治療用医薬に関する特許権を有
する原告が,被告らがピオグリタゾン製剤を製造,販売する行為が原告の特許
権を侵害するか,又はこれを侵害するものとみなされると主張して,被告らに
対し,(1) 主位的に,それぞれのピオグリタゾン製剤の製造,販売及び販売
の申出の差止めと廃棄を,予備的に,別紙医薬品目録記載1,2又は3の医薬
品と組み合わせて糖尿病の予防・治療用医薬として使用されるそれぞれのピオ
グリタゾンの製造,販売及び販売の申出の差止めと廃棄,上記糖尿病の予防・
治療用医薬として使用するとの効能効果を備えたそれぞれのピオグリタゾンの
製造,販売及び販売の申出の差止めと廃棄並びに添付文書等への上記効能効果
の記載の差止めと廃棄を求めるとともに,(2) 民法709条に基づく損害賠
償金として,それぞれ1500万円及びうち500万円に対する不法行為の後
である訴状送達の日の翌日から,うち1000万円に対する不法行為の後であ
る平成24年6月20日付「訴えの追加的変更申立書」送達の日の翌日から各
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10165審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ティシュペーパー製品)
被告特許庁長官髙橋三成 原告大王製紙株式会社加藤和孝
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法159条1項
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が,同請求は
成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のと
おり)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成25年2月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成24(行ケ)10205審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (口腔内投与のためのニコチンを含む液体医薬製剤)
被告特許庁長官内田淳子 原告マクニール・
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特許法29条2項
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審決 | 31回 | 実施 | 2回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,後記1のとおりの手続において,特許請求の範囲の記載を後記
2とする本件出願に対する拒絶査定不服審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は後記3のとお
り)には,後記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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