権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
令和2年1月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)6334一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (非水系毛髪化粧料および毛髪処理方法)
被告株式会社ナプラ
株式会社ビー・エス・ピー
ら
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項
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侵害 | 32回 | 特許権 | 20回 | 損害賠償 | 12回 | 差止 | 9回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「非水系毛髪化粧料および毛髪処理方法」とする特許権を
有する原告が,別紙「被告製品目録」記載1及び2の毛髪化粧料(以下「被告製品」
といい,同目録記載1のものを「被告製品1」と,同目録記載2のものを「被告製20
品2」という。)を製造販売等した被告らに対し,特許法100条1項及び2項に
基づき,被告製品の製造販売等の差止め及び被告製品の廃棄を請求するとともに,
不法行為に基づき,主位的には特許法102条2項に基づく損害及び弁護士費用相
当額の,予備的には同条3項に基づく損害及び弁護士費用相当額の賠償及びこれに
対する不法行為の最終日である平成31年4月2日から支払済みまで民法所定の年25
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (加齢性疾患及び身体機能低下の予防用組成物及び予防用栄養組成物)
被告特許庁長官光本美奈子 原告株式会社山田養蜂場本社清水義憲
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実施 | 35回 | 審決 | 21回 | 進歩性 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和2年1月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10060審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スクラブ石けんの製造方法)
被告株式会社長寿乃里
株式会社イング山上祥吾
両名 原告日本生化学株式会社佐藤史肇
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告らは,平成19年1月31日,発明の名称を「スクラブ石けんの製造方
法」とする発明について特許出願をし,平成22年3月12日,設定の登録を受け
た(特許第4473278号。甲33。請求項の数2。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成30年1月26日,本件特許に対する特許無効審判を請求し,
無効2018-800006号事件として係属した。
▶判決の詳細
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著作権
令和2年1月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7538一部認容
損害賠償請求事件
被告P2
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著作権法114条3項 民法709条 著作権法119条1項
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[概要] 本件は,著名な彫刻家である故富永直樹(以下「訴外直樹」という。)の単独相
続人である原告が,被告において訴外直樹の作品を複製した行為が,訴外直樹の著
作権(複製権)の侵害行為に当たるとして,被告に対し,著作権法114条3項,
民法709条に基づく損害賠償(原告が相続した訴外直樹の損害賠償請求権及び相
続後の原告固有の損害賠償請求権)として,1億2580万円及びこれに対する不25
法行為の後の日である平成30年9月14日(本件訴状送達の日の翌日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
令和2年1月10日 大阪高等裁判所
▶概要
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令和1(ネ)1620控訴棄却
不正競争行為差止等本訴請求,不正競争行為差止反訴請求控訴事件
被告)本部三慶株式会社 控訴人(一審本訴被告・反訴原告)サンケイフーズ株式会社
(一審本訴被告・反訴原告)サンケイアクア株式会社 被控訴人(一審本訴原告・反訴被告)本部三慶株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項20号
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[概要] 以下において用いる略称は,特に断りのない限り,原判決の例に従う。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10174審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (紙製包装容器の製造法及び紙製包装容器)
被告テトララバルホールディングス 原告エスアイジーテクノロジーアーゲー高石秀樹
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特許法126条6項 特許法134条の2 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「紙製包装容器の製造法及び紙製包装容器」とする
発明について,平成13年7月30日(優先日2000年(平成12年)7月
31日(以下「本件優先日」という。),優先権主張国日本)を国際出願日と
する特許出願(特願2002-516167号。以下「本件出願」という。)
をし,平成23年9月30日,特許権の設定登録(特許第4831592号。
請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲24,
50)。
(2) 原告は,平成29年2月8日,本件特許の特許請求の範囲の請求項2及び
3に係る発明についての特許を無効とすることを求める特許無効審判(無効
2017-800020号事件)を請求した(甲37)。
被告は,同年5月30日付けで,請求項2及び3を一群の請求項として訂
正する訂正請求(甲39)をした後,同年11月2日付けの審決の予告(甲2
5)を受けたため,平成30年2月13日付けで,請求項2及び3を一群の請
求項として訂正する訂正請求(以下「本件訂正」という。甲48)をした。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年12月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10048一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人兼被
X 被控訴人兼控訴人Y
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著作権法114条3項 民法709条 著作権法21条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,1審原告が,1審被告が1審原告の著作物である別紙写真目録記載
の写真(以下「本件写真」という。)の画像データを一部改変の上,オンライ
ン・カラオケサービスのアカウントの自己のプロフィール画像等としてアップ
ロードした行為が1審原告の著作権(複製権及び公衆送信権)及び著作者人格
権(氏名表示権及び同一性保持権)の侵害行為に当たる旨主張して,1審被告
に対し,著作権侵害及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償として,
168万9848円及びうち84万4924円に対する平成28年1月7日か
ら,うち84万4924円に対する同年2月18日から各支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年12月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10104審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官岩崎安子 原告アールジェイジェイレストラン
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年5月2日,別紙記載の構成からなる商標(以下「本願
商標」という。)について,指定役務を第43類「Restaurant services ;
carry-out restaurant services ; catering services」(訳文「レストラ
ンにおける飲食物の提供,レストランサービスの実施,ケータリング」)と
する国際商標登録出願(国際登録第1351134号。以下「本件出願」と
いう。)をした(甲24)。
(2) 原告は,平成30年5月10日付けの拒絶査定を受けたため,同年7月2
6日,拒絶査定不服審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10006等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気道流路および肺疾患の処置のためのモメタゾンフロエートの使用)
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特許法148条3項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 第2事件原告は,名称を「気道流路および肺疾患の処置のためのモメタゾ
ンフロエートの使用」とする発明に係る特許権(特許第3480736号。
平成7年1月26日出願。優先日平成6年1月27日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国。平成15年10月10日設定登録。請求項
の数3。以下,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者で
ある(甲A44)。
(2) 被告は,平成27年8月24日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2015-800166号事件として審理した。第1事件原告
は,特許法148条3項に基づき同審判に参加した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10027審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (椅子式マッサージ機)
被告株式会社フジ医療器辻本良知 原告ファミリーイナダ株式会社矢倉雄太
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特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,名称を「椅子式マッサージ機」とする発明に係る特許権(特許第
5162718号。平成24年7月23日出願(以下「本件出願日」という。),
平成24年12月21日設定登録。請求項の数2。以下,同特許権に係る特
許を「本件特許」という。)の特許権者である。本件特許に係る出願は,特
願2006-220454号(平成18年8月11日出願。以下「本件遡及
出願日」という。)の分割出願である特願2011-185543号(平成
23年8月29日出願。以下「原出願」という。)について,更に分割出願
されたものであり,平成24年7月23日付けで特許請求の範囲及び明細書
について手続補正がされた(以下「本件補正」という。)。(甲7,8,1
6,17)
(2) 原告は,平成30年1月29日に特許庁に無効審判請求をし,特許庁は上
記請求を無効2018-800007号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)39914
特許権侵害に基づく損害賠償請求事件 (携帯電話,Rバッジ,受信装置)
被告シャープ株式会社名越秀夫
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民法709条 特許法102条3項 特許法126条1項
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[概要] 1 本件は,その発明の名称を「携帯電話,Rバッジ,受信装置」とする特許第25
4789092号(以下「本件特許」という。)に係る特許権(以下「本件特
許権」という。)を有する原告が,別紙物件目録記載の各スマートフォン(以
下「被告製品」という。)は,本件特許の特許請求の範囲の請求項1に係る発
明(後記2(3)イによる訂正後のもの。以下「本件発明」という。)の技術的
範囲に属し,被告は被告製品を製造・販売等することにより本件特許権を侵害
したとして,民法709条に基づき,損害額の一部である1億円及びこれに対5
する最後の出荷日の後の日である平成30年1月1日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光照射装置)
被告シーシーエス株式会社 原告株式会社レイマック
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特許法126条6項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成20年7月30日,発明の名称を「光照射装置」とする発明
について特許出願(特願2008-197040号。以下「本件出願」とい
う。)をし,平成21年8月28日,特許権の設定登録(特許第43664
31号。請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。甲17の2)
を受けた。
被告は,平成29年12月25日,本件特許の特許請求の範囲の請求項1
及び3を変更し,請求項2を削除する訂正を求める審判請求(訂正2017
-390157号)をし,平成30年3月20日付けで訂正を認める審決が
され,同審決は,同月29日に確定した。さらに,被告は,同月15日,本
件特許の特許請求の範囲の訂正(以下「本件訂正」という。)を求める審判
請求(訂正2018-390056号。甲15)をし,同年6月15日付け
で訂正を認める審決(甲16)がされ,同審決は,同月25日に確定した(甲
25)。
⑵ 原告は,平成30年4月26日,本件特許について特許無効審判を請求(無
▶判決の詳細
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著作権
令和1年12月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6004請求棄却
民事訴訟 著作権
被告日本心理テスト研究所株式会社
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著作権法114条2項 著作権法117条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,別紙商品目録1及び2記載の各用紙(以下,目録の番号に
従って,「被告用紙1」などといい,これらを総称して「被告各用紙」という。)
を発行,販売及び頒布する被告の行為が,昭和41年に創作されたYG性格検査法25
の検査用紙(以下「昭和41年用紙」という。)の著作権(以下「本件著作権」と
いう。複製権,譲渡権)に係る原告の共有持分権を侵害するとして,被告に対し,
本件著作権に基づき,被告各用紙の発行等の差止め(著作権法117条2項,1項,
112条1項)及び被告の占有に係る被告各用紙の廃棄(同法117条2項,1項,
112条2項)を求めるとともに,本件著作権侵害の不法行為に基づき,損害賠償
金2640万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成30年7月18日5
(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10052控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
被告)IPsoftJapan株式会社忠津充 控訴人(一審原告)X江間布実子 被控訴人(一審被告)IPsoftJapan株式会社忠津充
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特許法100条1項 特許法70条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人の有する本件各特許権に係る特許発明の技術的範
囲に属する原判決別紙1記載の製品(本件製品)を被控訴人が製造販売等する行為
が本件各特許権の直接侵害又は間接侵害に当たるなどと主張して,被控訴人に対し,
特許法100条1項に基づく本件製品の製造,譲渡等の差止めと,民法709条,特
許法102条3項に基づく損害賠償として4500万円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成29年5月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10053審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (二重瞼形成用テープまたは糸及びその製造方法)
被告株式会社アーツブレインズ兼松由理子 原告株式会社フィートジャパン弓削田博
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特許法145条1項 特許法29条1項2号 特許法123条2項 特許法135条
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無効 | 158回 | 特許権 | 102回 | 無効審判 | 91回 | 審決 | 45回 |
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[概要] 1 前提事実
(1) Aは,平成13年5月29日,発明の名称を「二重瞼形成用テープまた
は糸及びその製造方法」とする発明について,特許出願(特願2001-
160951号,優先日平成12年10月3日(以下「本件優先日」とい
う。),優先権主張国日本。以下「本件出願」という。)をし,平成14
年2月8日,特許権の設定登録(特許第3277180号。請求項の数1
1。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許に係る特許権を「本
件特許権」という。)を受けた(甲41,44)。
その後,被告は,Aから本件特許権を譲り受け,平成29年1月11日を
受付日とする本件特許権の移転登録を受けた(甲41)。
(2)ア 被告と原告,株式会社センティリオン(以下「センティリオン」とい
う。)及びBは,平成29年8月21日,同日付け和解契約書(以下「本
件契約書」という。甲17(審判乙3))をもって,和解契約(以下「本
件和解契約」という。)を締結した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年12月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y上林佑 原告株式会社阿部長商店坂本仁
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商標法4条1項10号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(商標登録第5579047号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲31,乙78)。
商 標 南三陸キラキラ丼(標準文字)
登録出願日 平成24年11月29日
登録査定日 平成25年3月22日
設定登録日 平成25年5月2日
指 定 商 品 第30類「南三陸産の海鮮丼,南三陸産の海産物を具材
として含む丼物」
(2) 原告は,平成30年5月2日,本件商標について商標登録無効審判(以下
「本件審判」という。)を請求した。
▶判決の詳細
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その他
令和1年12月19日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成30(ネ)1670確認
育成者権に基づく差止請求権不存在確認請求控訴事件 (トットリフジタ1号)
被告)P1 控訴人兼被
(一審原告)ブルージー・プロ株式会社 被控訴人兼控訴人(一審被告)P1
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[概要] (以下,略称は,特に断らない限り,原判決の例に従う。)
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10053控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人株式会社アイエスティー服部倫子 被控訴人ハリマ化成株式会社播摩洋平
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民法130条 民法715条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,特許権の専用実施権等に係る設定契約(本件契約)の相手
方である被控訴人に対し,①主位的に,同契約において一時金として約定された実
施料の請求権に基づき,4500万円及びこれに対する平成28年6月21日(約
定の契約成立から60日が経過した後)から支払済みまで商事法定利率年6分の割
合による遅延損害金の支払を求め,②予備的に,被控訴人は本件契約の効力の発生
に係る停止条件を成就させる意思がないのに,本件契約を締結して,控訴人の有す
るノウハウ等を詐取した旨主張して,不法行為による損害賠償請求権に基づき,4
500万円及びこれに対する同月20日(不法行為の後)から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告ハネウェル・インタ―ナショナル・インク乾裕介 原告株式会社デンソーウェーブ
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特許法36条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,発明の名称を「光学情報読取装置」とする特許(特許第382348
7号。請求項の数2。平成9年10月27日出願,平成18年7月7日設定登録。甲
80。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年12月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8414一部認容
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社HAPPYJOINT 原告株式会社ルイファン・ジャパン岡本大毅
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民法709条 不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項 意匠法37条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,別紙2被告製品目録記載の高輝度LEDペン
ライト(以下「被告製品」という。)は,①原告が意匠権を有するライトおも
ちゃに関する部分意匠と類似する意匠を含むものであり,②周知の商品等表示
である別紙1原告製品目録記載の高輝度LEDペンライト(以下「原告製品」
といい,個別の製品をいう場合には目録の符号に従い「原告製品1」などとい
う。)の商品形態と同一又は類似し,誤認混同を生じさせるおそれがあるもの
であるとし(不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号。なお,
上記①と②は選択的な請求),また,予備的に,民法709条の一般不法行為
が成立するとして,意匠法37条1項及び2項又は不競法3条1項及び2項に
基づき,被告製品の輸入,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,意匠法
39条2項,不競法5条2項,民法709条に基づき,損害賠償金として93
7万7693円及びこれに対する被告製品の最後の受注の日である平成31年
3月11日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)34728請求棄却
特許権に基づく損害賠償請求事件 (分割起点形成方法及び分割起点形成装置)
原告株式会社東京精密
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特許法101条2号
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[概要] 原告は,分割起点形成方法及び分割起点形成装置の特許に係る特許権者であ
るところ,SDレーザソー(別紙被告製品目録記載の各製品(以下「被告各製
品」という。)が搭載された,ウェーハに所定の条件でレーザ光を照射するため
の装置),研削装置を含めたSDBGプロセス(「SDBG」とは,「Stealth
Dicing Before Grinding」の略。)を実行するために必要な全ての装置(ただし,15
エキスパンド装置を除く。)からなるシステム(以下「SDBGプロセス実行シ
ステムB」という。)は,上記特許に係る特許発明の技術的範囲に属すると主張
している。
そして,本件は,原告が,被告に対し,被告各製品の製造販売等は,特許法
101条2号による間接侵害に該当するから,上記特許権を侵害するとみなさ20
れる旨主張して,上記特許権に基づき,被告各製品の製造,譲渡等の差止めを
求めるとともに,上記侵害行為を組成したものであるとして,被告各製品の廃
棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年12月17日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5108請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社ドリームファクトリー
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意匠法39条2項 意匠法39条1項 意匠法39条3項 意匠法37条1項
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[概要] 本件は,原告が意匠権を有している後記登録意匠について,被告が,これと類似
する意匠を用いて別紙被告商品目録記載のトレーニング機器(以下「被告商品」と
いう。)を製造・販売しており,これは原告の意匠権の侵害にあたると主張して,5
意匠法37条1項及び2項に基づき,被告商品の製造・販売等の差止め及び同製品
及びその金型の廃棄を求めるとともに,意匠法39条2項,民法709条に基づき,
(中略),及びうち1500万円について不法行為の後の日である平成29年6月
6日(訴状送達の日)から,うち(中略)について平成30年1月19日(請求の
拡張申立書送達の日)から,各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損10
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)7532一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (光照射装置)
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特許法102条2項 特許法126条6項 特許法102条3項 特許法126条
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実施 | 146回 | 特許権 | 126回 | 侵害 | 61回 | 損害賠償 | 21回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「光照射装置」とする発明に係る特許権(以下「本件
特許権」といい,これに係る特許を「本件特許」という。)を有する原告が,被告
の製造,販売に係る別紙被告製品目録記載1~7の各製品(以下,個別には番号に10
従って「被告製品1」などといい,また,これらを併せて「被告各製品」という。)
が,後記2(2)の再訂正後の本件特許の請求項1に係る発明(以下「本件再訂正発
明」という。)の技術的範囲に属するとして,上記各行為につき,被告に対し,以
下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)11185
発信者情報開示請求事件
原告SODクリエイト株式会社
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[概要] 本件は,原告が,被告のインターネット接続サービスを介してインターネッ
ト上のウェブサイトに投稿された別紙動画目録1及び2記載の動画(以下「本
件各動画」という。なお,個別の動画をいうときには,別紙動画目録の番号を
用いて,「本件動画1」などという。)は,原告が著作権を有する動画の一部を
抜き出し繋ぎ合わせたものであり,原告の上記動画に係る公衆送信権を侵害す25
るものであることが明らかであるとして,経由プロバイダである被告に対し,
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関す
る法律(以下「法」という。)4条1項に基づき,本件各動画の投稿に関する別
紙1及び2の各「発信者情報目録」記載の情報(以下,これらを併せて「本件
各発信者情報」という。)の開示を求める事案である。
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特許権
令和1年12月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(行ウ)157等請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国
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特許法112条の2 特許法112条の3 特許法18条の2 特許法112条1項
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[概要] 1 事案の要旨20
本件は,保有していた特許4763758号の特許権(以下「本件特許権1」と
いう。),特許第4889443号の特許権(以下「本件特許権2」という。)及び特
許第4942437号の特許権(以下「本件特許権3」といい,本件特許権1及び
本件特許権2と併せて「本件各特許権」という。)の各第4年分の特許料について特
許法112条1項により追納できる期間を徒過し,同法112条の2による特許権25
の回復を求めて,特許庁長官に対し,同条1項に基づいて本件各特許権の第4年分
及び第5年分の特許料及び割増特許料を納付する旨の各納付書(以下「本件各納付
書」という。)を提出したものの,特許庁長官により本件各納付書に係る手続をそれ
ぞれ却下する処分(以下「本件各処分」という。)を受けた原告が,本件各処分は,
同条第1項所定の「正当な理由」の解釈適用を誤ってされた違法なものであるとし
て,被告に対し,本件各処分の取消しを求める事案である。5
被告は,本案前の主張として,本件各処分を取り消しても本件各特許権が存続し
た状態で回復する可能性はなく,原告は回復すべき法律上の利益を有しないため,
本件各処分の取消しを求める訴えはいずれも訴訟要件(訴えの利益)を欠く不適法
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特許権
令和1年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10026審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流体圧シリンダ及びクランプ装置)
被告株式会社コスメック井上裕史 原告パスカルエンジニアリング株式会社
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特許法36条6項1号 特許法123条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月11日,発明の名称を「流体圧シリンダ及びクラ
ンプ装置」とする特許出願(特願2016-78545号。以下「本件出願」
といい,本件出願に係る願書に最初に添付されていた明細書〔甲1-1〕及
び図面〔甲1-3〕を「本件当初明細書」,本件当初明細書及び特許請求の
範囲〔甲1-2〕を「本件当初明細書等」という。)をした。
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特許権
令和1年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成31(行ケ)10049審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置)
被告グーグルエルエルシー 原告X
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特許法123条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告及びプロント・ワールドワイド・リミテッドは,平成14年5月13
日(優先日平成13年5月15日,優先権主張国台湾 優先日平成13年9
月25日,優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願2002
-590620号)の一部を分割して,発明の名称を「実時間対話型コンテ
ンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法
及び装置」とする発明について特許出願(特願2008-266432号。
以下「本件出願」という。)をし,平成24年7月6日,特許権の設定登録
(特許第5033756号。請求項の数7。以下,この特許を「本件特許」
という。甲3,26)を受けた。
⑵ 被告は,平成29年5月16日,本件特許について特許無効審判を請求(無
効2017-800069号事件)した(甲4)。
特許庁は,平成31年1月17日,「特許第5033756号の請求項1
-7に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以下「本件審決」
という。)をし,その謄本は,同月25日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年12月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (アクセスポートおよびその識別方法)
被告ビー・ブラウンエースクラッ
ビー・ブラウンメディカル黒田佑輝
ら 原告シー・アール・バード・イン
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特許法36条6項1号 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成24年7月12日,発明の名称を「アクセスポートおよびその
識別方法」とする発明について特許出願(平成18年3月6日を国際出願日,平成
17年3月4日を優先権主張日とする特願2007-558331号の分割出願。)
をし,平成28年10月7日,設定の登録を受けた(特許第6018822号。甲
1。請求項の数6。以下「本件特許」という。)。
(2) 被告らは,平成29年5月22日,これに対する無効審判を請求し,無効2
017-800070号事件として係属した。
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商標権
令和1年12月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)1270請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
原告梅本合同会社
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法38条3項
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商標権 | 22回 | 侵害 | 16回 | 差止 | 2回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告において別紙被告標章目録記載の各標章を付した商品
を譲渡し,譲渡のために展示した行為等について,①原告が有する別紙商標権5
目録記載の商標権を侵害すると共に,②原告の商品等表示として周知の商品等
表示と同一又は類似の商品等表示を使用したものであり不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項1号の不正競争行為に該当すると主張して,被告
に対し,商標法36条1項,2項又は不競法3条1項,2項に基づき(選択的
主張),上記商品の販売等の差止め,上記商品の廃棄等を求め(前記第1の1(1)10
ないし(3),同2(1)),また,民法709条,商標法38条3項又は2項に基づ
き,損害賠償金(主位的には16万3952円,予備的には5万0852円)
及びこれに対する平成31年2月8日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記第1の1(4),
同2(2))事案である。15
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
被告イーライリリーアンドカンパニー 原告ニプロ株式会社
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特許法29条1項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性・新規性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10154審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (地上,地下と地面)
被告特許庁長官 原告有限会社久美川鉄工所
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 原告は,平成29年12月18日,発明の名称を「地上,地下と地面」とする
特許出願をし,平成30年9月11日付けで拒絶査定を受けた。
2 原告は,平成30年11月15日,拒絶査定不服審判を請求し,不服201
8-15212号事件として係属した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ルイスポールセンエイ/エス川端佳代子 原告株式会社R&MJaPan
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商標法3条2項 商標法4条1項7号 商標法4条1項18号 商標法3条1項3号
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商標権 | 25回 | 審決 | 23回 | ライセンス | 7回 | 無効 | 7回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,別紙のとおりの構成からなる下記の立体商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1,2)。
登録番号 商標登録第5825191号
出願日 平成25年12月13日
登録審決日 平成27年12月15日
設定登録日 平成28年2月12日
指定商品 第11類「ランプシェード」
(2) 原告は,平成29年3月31日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した。
▶判決の詳細
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商標権
令和1年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)28604請求却下
商標移転登録抹消請求事件
被告A 原告一般社団法人情報機器
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,「IoT機器3R協会」の文字からなる商標(登録番号第5925
70463号,以下「本件商標」といい,同商標に係る権利を「本件商標権」と
いう。)を原告の理事である被告に譲渡したことは,一般社団法人及び一般財団
法人に関する法律(以下「一般社団法人法」という。)84条1項2号所定の利益
相反取引に該当し,原告の理事会の承認を得ていないから無効である等と主張し
て,被告に対し,本件商標権に基づき,別紙移転登録目録2「移転登録」記載の
移転登録(以下「本件移転登録」という。)の抹消登録手続を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲各証拠及び弁論の全趣旨によって容
易に認められる事実)
⑴ 当事者
原告は,情報機器のリユース(再利用)・リサイクル(再資源化)の促進等を
目的とする一般社団法人であり,理事会設置法人(一般社団法人法16条)で10
ある(甲1,2)。
被告は,平成30年3月30日まで,原告の代表権のない理事兼事務局長で
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官小林裕和 原告有限会社デッキ榊原靖
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成29年11月30日,意匠に係る物品を「押出し食品用の口
金」とし,意匠の形態を別紙第1記載のとおりとする意匠(以下「本願意匠」
という。)について,意匠登録出願(意願2017-26691号。以下「本
願」という。)をした(甲5)。
(2) 原告は,平成30年11月7日付けの拒絶査定(甲8)を受けたため,平
成31年1月16日,拒絶査定不服審判を請求した(甲9)。
特許庁は,上記請求を不服2019-508号事件として審理し,令和元
年5月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件
審決」という。)をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
(3) 原告は,令和元年6月15日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10043控訴棄却
著作権に基づく差止等請求控訴事件
控訴人株式会社日本入試センター 被控訴人株式会社受験ドクター
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著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,学習塾等の運営に当たって原判決別紙1-1及び1-2の各問題
(本件問題)並びに同別紙1-3及び1-4の「解答と解説」と題する各解説
(本件解説)を作成した控訴人が,控訴人とは別個に本件問題についての解説
(被告ライブ解説)をインターネット上で動画配信した被控訴人に対し,①被
控訴人が被告ライブ解説に際して本件問題及び本件解説を複製して利用するこ
とによって控訴人の複製権を侵害した旨主張し,また,②被告ライブ解説は本
件問題及び本件解説の翻案であるから翻案権の侵害に当たる旨主張して,被告
に対し,著作権法112条1項に基づき,上記動画等の配信の差止め及びその
予防を求めるとともに,同法114条2項に基づき,損害賠償の一部請求とし
て1500万円及びこれに対する不法行為の日以後である平成30年6月13
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ネ)10046
特許権侵害行為差止請求控訴事件
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[概要]
▶判決の詳細
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著作権
令和1年11月18日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)6020
損害賠償請求事件
原告の著作権
の
各雑誌に係る著作権(複製権,自動公衆送信権〔送信可能化権を含む。
は,本件各アップロード行為により,以下のとおり,合計1億6558万0
の著作権について
各雑誌(合計353号)について,いずれも,何らかの方法により電子
各雑誌に係る著作権(複製権,自動公衆送信権)を侵害するものである。
各雑誌複製ファイル(本件各少年マガジンエッジに係るファイルを除
の単位利益額
の逸失利益額(上記ア)その他本件に現れた一切の事情を考慮すると,被告
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著作権法114条1項
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[概要] 1 原告の主張(請求原因)
(1) 原告の著作権
別紙著作物目録の「著作物の名称」欄記載の各漫画雑誌合計353号(以下,こ25
れらを併せて「原告各雑誌」という。また,誌名ごとに併せて「本件各週刊少年マ
ガジン」のようにいい,個別の雑誌については,誌名及び同別紙の番号欄記載の番
号を組み合わせて「本件週刊少年マガジン1」のようにいう。)は,いずれも編集
著作物であるところ,原告は,そのいずれについても,編集著作者として著作権を
有する。
(2) 被告らの著作権侵害行為5
被告らは,共謀の上,被告P3が,別紙著作物目録の「created」欄記載の各日時
頃,「サイバーロッカー」と呼ばれるオンラインストレージサイト(本件で問題と
なるオンラインストレージサイトは複数あるが,以下,一括して「本件サイバーロ
ッカー」という。)のサーバに,各日時に対応する同別紙の「著作物の名称」欄記
載の各漫画雑誌について,自ら購入した電子書籍の画面を表示させた上でキャプチ10
ャする方法により電子化させたファイル(以下「原告各雑誌複製ファイル」とい
▶判決の詳細
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特許権
令和1年11月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10110等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (セレコキシブ組成物)
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特許法148条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「セレコキシブ組成物」とする発明について,平成
11年11月30日(優先日平成10年11月30日(以下「本件優先日」
という。),優先権主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願200
0-584884号。以下「本件出願」という。)をし,平成16年6月1
1日,特許権の設定登録(特許第3563036号。請求項の数19。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲イ48,74)。
(2)ア 原告東和薬品は,平成28年9月30日,本件特許について特許無効審
判(無効2016-800112号事件。以下「本件無効審判」という。)
を請求した(甲イ49)。
イ 原告日本ケミファは,本件無効審判について,平成29年8月3日付け
で特許法148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請を
し,同年9月5日付けで参加許可の決定を受けた。
原告ヘキサルは,本件無効審判について,同年9月25日付けで特許法
148条1項の規定により請求人として請求人側への参加申請をし,同年
▶判決の詳細
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意匠権
令和1年11月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)2439
損害賠償請求事件
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意匠法39条1項 民法719条1項 意匠法3条1項 民法709条
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意匠権 | 67回 | 侵害 | 64回 | 実施 | 25回 | 損害賠償 | 23回 |
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[概要] 原告は,原告が意匠権を有している後記登録意匠について,被告らが,これと類
似する意匠を用いて別紙被告意匠説明書記載の焼売用容器を製造・販売したとして,
意匠権侵害に基づく意匠法39条1項,民法709条による損害賠償,及び原告製5
品の値下げを理由とする民法709条に基づく損害賠償として,計7217万68
58円及びこれに対する民法所定の遅延損害金(不法行為の後の日である平成30
年3月30日を起算日とする。)について,民法719条1項前段により,被告ら
に連帯支払を求めた。
また,原告は,被告静岡産業社に対し,売買契約に基づく未払代金請求として,10
394万1568円及びこれに対する民法所定の遅延損害金(本件訴状の送達によ
る催告の日の翌日である平成30年3月30日を起算日とする。)の支払を求めた。
▶判決の詳細
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