権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成29年6月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10001控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
控訴人渡邊機開工業株式会社 被控訴人フルタ電機株式会社
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特許法101条1号
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[概要] 1 本件は,その名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防
止装置」とする発明(請求項の数5。その請求項1,3及び4記載の各発明
が「本件発明1」,「本件発明3」及び「本件発明4」であり,これらを併
せたものが「本件各発明」である。)についての特許権を有する被控訴人が,
①控訴人による原判決別紙物件目録1及び2記載の生海苔異物除去機(本件
装置(LS型)及び本件新装置)の製造・販売につき,本件装置(LS型)
は本件各発明の,本件新装置は本件発明3の技術的範囲にそれぞれ属し,ま
た,②本件新装置の部品である原判決別紙物件目録3記載の回転円板(本件
回転円板)は本件新装置の「生産にのみ用いる物」(特許法(以下「法」と
いう。)101条1号)に当たるとして,控訴人に対し,法100条1項及
び2項に基づき,本件装置(LS型),本件新装置及び本件回転円板の生産,
譲渡等の差止め及び廃棄を求めた事案である。
▶判決の詳細
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行政訴訟
平成29年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10253審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
被告Y 原告X
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,次の登録商標(以下「本件商標」といい,その商標登録を「本件
商標登録」という。)の商標権者である(甲1)。
ア 登録番号
第5640687号
イ 登録日
平成25年12月27日
ウ 登録商標(標準文字)
AKA
エ 指定役務
第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,セミナーの企画・運営又は
開催,電子出版物の提供,図書及び記録の供覧,図書の貸与,書籍の制作,
教育・文化・娯楽・スポーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用の
ものを除く。),映画・演芸・演劇・音楽又は教育研修のための施設の提
供,録画済み磁気テープの貸与」(以下「本件指定役務」という。)
▶判決の詳細
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商標権
平成29年6月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10252審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告X
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,次の登録商標(以下「本件商標」といい,その商標登録を「本件
商標登録」という。)の商標権者である(甲1)。
ア 登録番号
第5525468号
イ 登録日
平成24年9月28日
ウ 登録商標(標準文字)
AKA
エ 指定役務
第44類「医業,医療情報の提供,健康診断,歯科医業,調剤,あん摩・
マッサージ及び指圧,整体,カイロプラクティック,きゅう,柔道整復,
はり」(以下「本件指定役務」という。)
オ 出願日
平成23年12月1日
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)24688
不正競争行為差止等請求事件
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実用新案権 | 44回 | 侵害 | 21回 | 特許権 | 6回 | 差止 | 4回 |
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[概要] 1 本件は,原告が被告に対し,被告が製造・販売する別紙物件目録1ないし3
記載の商品(以下「被告商品」という。)が,原告の商品等表示として周知な
別紙原告商品目録記載の商品(以下「原告商品」という。)の形態と類似し,
誤認混同のおそれがあるとして,不正競争防止法(以下「不競法」という。)15
2条1項1号,3条1項に基づき,被告商品の製造・販売等の差止め,同法3
条2項に基づき,被告が占有する被告商品の廃棄及び被告商品を製造するため
に使用した金型の除却,同法4条,5条2項に基づき,5568万2000円
及びこれに対する平成27年9月12日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。20
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中に掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により容易に認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,石油精製,石油化学,ガス,製鉄,その他各種化学工業用の大
気汚染防止装置等の環境改善装置の製造・販売並びに充填物の製造・販売25
等を目的とする株式会社である。昭和35年に八幡化工機株式会社,昭和
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5085請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (負荷試験機)
被告株式会社アステックス 原告株式会社辰巳菱機
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特許法100条1項 特許法29条1項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「負荷試験機」とする特許第5702038号の特許
権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,本件特
許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書等」という。)を有す
る原告が,別紙物件目録記載の負荷試験機(以下「被告物件」と総称し,個別に
は,同目録の定義に従って,「被告物件1号機」,「被告物件2号機」とそれぞ
れいう。)は,本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下,単に「特許請
求の範囲」という。)の請求項1記載の発明(以下「本件発明」といい,本件特
許のうち同発明に係るものを「本件発明についての特許」という。)の技術的範
囲に属するから,被告が被告物件を製造し,販売し又は使用することは,本件特許
権の侵害を構成すると主張して,被告に対し,①特許法100条1項に基づき,被
告物件の製造,販売及び使用の差止めを求めるとともに(前記第1の1),②同条
2項に基づき,被告物件の廃棄を求め(前記第1の2),併せて,③特許権侵害の
不法行為(平成27年3月13日から平成28年2月18日〔本件訴訟の提起日〕
までの被告物件の使用を対象とするものと解される。)による損害賠償金2833
万円(逸失利益2576万円と弁護士費用257万円の合計)及びこれに対する不
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5095請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (負荷試験機)
被告株式会社アステックス 原告株式会社辰巳菱機
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特許法100条1項 特許法29条1項1号
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「負荷試験機」とする特許第5702038号の特許
権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,本件特
許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書等」という。)を有す
る原告が,別紙物件目録記載の負荷試験機(以下「被告物件」と総称し,個別に
は,同目録の定義に従って,「被告物件1号機」,「被告物件2号機」とそれぞ
れいう。)は,本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下,単に「特許請
求の範囲」という。)の請求項1記載の発明(以下「本件発明」といい,本件特
許のうち同発明に係るものを「本件発明についての特許」という。)の技術的範
囲に属するから,被告が被告物件を製造し,販売し又は使用することは,本件特許
権の侵害を構成すると主張して,被告に対し,①特許法100条1項に基づき,被
告物件の製造,販売及び使用の差止めを求めるとともに(前記第1の1),②同条
2項に基づき,被告物件の廃棄を求め(前記第1の2),併せて,③特許権侵害の
不法行為(平成27年3月13日から平成28年2月18日〔本件訴訟の提起日〕
までの被告物件の使用を対象とするものと解される。)による損害賠償金2833
万円(逸失利益2576万円と弁護士費用257万円の合計)及びこれに対する不
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10169審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ナビゲーション装置及び方法)
被告パイオニア株式会社上田一郎 原告ガーミンリミテッド髙橋隼人
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特許法134条の2 特許法127条
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実施 | 28回 | 審決 | 19回 | ライセンス | 6回 | 新規性 | 6回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成6年4月28日,発明の名称を「ナビゲーション装置及び方法」
とする発明について特許出願をし,平成15年6月20日,特許権の設定登録(特
許第3442138号。以下「本件特許」という。請求項の数8)がされた。
(2) 原告は,平成27年2月25日,本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし
8に係る特許について無効審判を請求し,特許庁はこれを無効2015-8000
38号事件として審理した。被告は,平成27年11月27日,特許請求の範囲等
の訂正を請求した(以下「本件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成28年3月24日,「本件特許の明細書,特許請求の範囲を
訂正請求書に添付された訂正明細書,特許請求の範囲のとおり訂正することを認め
る。本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以
下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年4月1日,原告に送達された。
なお,出訴期間として90日が附加された。
(4) 原告は,平成28年7月29日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成29年6月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10050控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (カツター装置付きテープホルダー)
控訴人X 被控訴人株式会社リコー
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[概要] 本件は,考案の名称を「カツター装置付きテープホルダー」とする考案に係る本
件実用新案権を有していた控訴人が,原判決別紙1の別紙共通目録記載の「侵害対
象物A」,「侵害対象物B」及び「侵害対象物C」は,実用新案登録請求の範囲の考
案の技術的範囲に属し,被控訴人がこれらの侵害対象物を製造販売する行為(「侵
害対象物A」につき,昭和50年10月1日から昭和56年6月13日までの間に
おける,当初の122台の製造販売の行為。「侵害対象物B」につき,上記期間に
おける,当初の10台の製造販売の行為。「侵害対象物C」につき,上記期間にお
ける,当初の15台の製造販売の行為。)は,控訴人の本件実用新案権を侵害する
と主張して,被控訴人に対し,不法行為に基づく損害賠償金合計1094万880
0円及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月14日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9799
発信者情報開示請求事件
原告有限会社プレステージ
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著作権法14条 著作権法17条1項
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[概要] 1 本件は,別紙2著作物目録記載の映画の著作物(以下「本件著作物」という。)
の著作権者であると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)
が被告の提供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上のウェ
ブサイト「FC2動画」(以下「本件サイト」という。)にアップロードした別紙
3動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)は本件著作物の複製物である5
から,本件投稿者による上記アップロード行為により原告の有する本件著作物の著
作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,本件投稿者に対する損害賠
償請求権の行使のために本件動画に係る別紙1発信者情報目録記載の情報(以下
「本件発信者情報」という。)の開示を受ける必要があると主張して,特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下,単10
に「法」という。)4条1項に基づき,被告に対し,本件発信者情報の開示を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年6月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5388
発信者情報開示請求事件
原告株式会社MAXING
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著作権法14条 著作権法17条1項
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[概要] 1 本件は,別紙2著作物目録記載の映画の著作物(以下「本件著作物」という。)
の著作権者であると主張する原告が,氏名不詳者(以下「本件投稿者」という。)
が被告の提供するインターネット接続サービスを経由してインターネット上のウェ
ブサイト「FC2動画」(以下「本件サイト」という。)にアップロードした別紙
3動画目録記載の動画(以下「本件動画」という。)は本件著作物の複製物である5
から,本件投稿者による上記アップロード行為により原告の有する本件著作物の著
作権(公衆送信権)が侵害されたことが明らかであり,本件投稿者に対する損害賠
償請求権の行使のために本件動画に係る別紙1発信者情報目録記載の情報(以下
「本件発信者情報」という。)の開示を受ける必要があると主張して,特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下,単10
に「法」という。)4条1項に基づき,被告に対し,本件発信者情報の開示を求め
る事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年6月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)35208
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社髙橋利昌 原告有限会社プレステージ渡邉俊太郎
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著作権法30条 著作権法23条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,映画の著作物につき著作権を有する原告が,一般利用者に対してイ
ンターネット接続プロバイダ事業等を行っている被告に対し,被告の提供する
インターネット接続サービスを経由して上記映画を何者かが動画共有サイトに
アップロードした行為により原告の公衆送信権(著作権法23条1項)が侵害
されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者
情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項
に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (苦味マスキング食材,及び苦味マスキング方法)
被告特許庁長官鳥居稔 原告X
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特許法36条6項2号 特許法29条1項3号 特許法178条1項
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (位置検知装置)
被告パスカルエンジニアリング株式会社 原告株式会社コスメック佐合俊彦
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特許法123条1項2号 特許法29条1項3号 特許法44条 特許法44条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(①引用発明の認定の当否,③本件発明と引用発明との対比判断の当否,
③相違点に係る判断の当否)及び分割要件違反についての認定判断の当否である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年6月22日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)37209請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ボディワークホール 原告株式会社第一ホテル
有限会社ラフィーネ
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法5条2項
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[概要] 本件は,「アロマテラピーサロン ラフィーネ」(以下「原告ら表示」とい
う。)の表示を使用してアロマテラピーサロンの運営等を行っている原告らが,
被告各表示を使用してリラクゼーション業務を行っている被告に対し,原告ら
表示は周知の商品等表示であり,被告がアロマオイルを用いた施術に原告ら表
示と類似する被告各表示を使用することは不正競争防止法2条1項1号の不正
競争に該当すると主張して,同法3条1項及び2項に基づき被告各表示の使用
の差止め及び抹消を求めるとともに,同法4条及び5条2項に基づき原告らそ
れぞれにつき損害金各50万円(一部請求)並びに訴状送達の日の翌日である
平成28年11月15日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10044審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (赤外線センサIC,赤外線センサ及びその製造方法)
被告Y阿部寛 原告旭化成エレクトロニクス株式会社加治梓子
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成16年9月9日,名称を「赤外線センサIC,赤外線センサ及
びその製造方法」とする発明について特許出願をし(優先権主張:平成15年9月
9日,日本国。ただし,審決は優先権主張の効果を認めず,原告はこれを争わなか
った。),平成20年2月29日,設定の登録(特許第4086875号)を受け
た(請求項の数18。甲23。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 被告は,平成25年10月30日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2013-800203号事件として係属した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年6月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5104一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社フェリシモ 原告コモライフ株式会社
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不正競争防止法2条1項15号 民事訴訟法61条 意匠法24条2項
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[概要] 本件は,被告による原告取引先に対する,別紙原告商品目録記載の商品(以下「原
告商品」という。)の販売が意匠権侵害となる旨警告する書面の送付行為が,原告
に対する不正競争防止法2条1項15号所定の不正競争に該当すると主張して,原
告が被告に対し,同法3条1項に基づき同行為の差止めを求めるとともに,同法4
条に基づき,これにより原告に生じた損害合計330万円及びこれに対する不正競
争が行われた日の後である平成28年2月1日から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10226審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (美顔器)
被告株式会社遊気創健美倶楽部川端さとみ 原告株式会社MTG
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特許法123条1項2号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無(相違点に係る判断の当否)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10214審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告本田技研工業株式会社 原告ダイハツ工業株式会社井上裕史
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が請求した特許無効審判の不成立審決に対する取消訴訟である。争
点は,進歩性の有無についての判断の当否である。
▶判決の詳細
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その他
平成29年6月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10114等一部認容
競業行為差止等請求控訴事件
控訴人・附帯被
(一審被告)有限会社プロスタイル 被控訴人・附帯控訴人(一審原告)Y
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民法709条
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人に対し,控訴人からウェブサイトを利用した婦人用
中古衣類の売買を目的とする事業を譲り受けたところ,控訴人が,不正の競争の目
的をもって,被控訴人に譲渡した事業と同一の事業を行い,被控訴人に損害を与え
たとして,①会社法21条3項に基づき,上記事業の差止めを求めるとともに,②
不法行為による損害賠償請求として801万0972円及びこれに対する不法行為
の後の日である平成27年2月26日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで商
事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10205請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (加工飲食品及び容器詰飲料)
被告特許庁長官鳥居稔 原告キッコーマン株式会社
日本デルモンテ株式会社山﨑雄一郎
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法2条3項1号
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを認めて特許を取り消した決定に対する取消訴訟であ
る。争点は,実施可能要件及び明確性要件に関する判断の適否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10037審決取消訴訟
審決取消請求事件 (重合性化合物含有液晶組成物及びそれを使用した液晶表示素子)
被告JNC株式会社 原告DIC株式会社
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特許法29条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成23年12月15日,発明の名称を「重合性化合物含有液晶
組成物及びそれを使用した液晶表示素子」とする国際特許出願をし(特願2
012-517019号。優先日は平成22年12月24日,優先権主張国
は日本国。),平成25年2月15日,特許権の設定登録を受けた(特許第
5196073号。請求項の数は17。以下「本件特許」という。)(甲2
1)。
(2) 被告は,平成26年6月16日付けで,特許庁に対し,本件特許(請求項
1~17全て)について無効審判請求をした(無効2014-800103
号事件・甲23)。
(3) 原告は,平成27年7月6日付けで本件特許の特許請求の範囲について訂
正請求をした(甲22。以下「本件訂正」という。)。
(4) 特許庁は,平成27年12月28日,本件訂正を認めた上,「特許第51
96073号の請求項1ないし17に係る発明についての特許を無効とする。」
との審決をし(以下「本件審決」という。),その謄本は,平成28年1月
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10071審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (機密管理装置,機密管理方法,及びプログラム)
被告特許庁長官 原告エンカレッジ・テクノロジ株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「機密管理装置,機密管理方法,及びプログラム」と
する発明について,平成22年11月17日に特許出願をしたが(特願201
0-256734号。以下「本願」という。),平成26年3月19日付け拒
絶査定を受けたことから,特許庁に対し,同年6月13日,拒絶査定不服審判
を請求した。特許庁は,当該請求を不服2014-11278号事件として審
理をした上,平成28年2月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」旨
の審決をした(以下「本件審決」という。)。その謄本は,同月18日,原告
に送達された。
原告は,同年3月17日,本件訴えを提起した。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10006控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人ギャラリーTENこと 被控訴人Y若林信子
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[概要] 本判決の略称は,特に断らない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10002控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および雨水浸透構造体)
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「雨水浸透坑掘削装置,雨水浸透管敷設工法および
雨水浸透構造体」とする特許権(本件特許権1),「雨水浸透坑掘削装置」
とする特許権(本件特許権2)及び「連結装置およびこれを使用した雨水浸
透坑掘削装置」とする特許権(本件特許権3)をそれぞれ共有する控訴人ら
が,被控訴人に対し,被控訴人による原判決別紙装置目録記載の装置(被告
装置)及び被告装置を使用した原判決別紙方法目録記載の工事方法(被告方
法)の使用が本件特許権1~3の侵害に当たると主張して,特許法100条
1項に基づく被告装置及び被告方法の使用の各差止めを求めた事案である。
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商標権
平成29年6月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10227審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社JIS
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商標法4条1項6号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年3月20日,「JIS」の欧文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本願商標」という。)について,第41類,第43類及び
第45類に属する願書(甲3)記載のとおりの役務を指定役務として,商標
登録出願(商願2014-21566号。以下「本願」という。)をした。
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特許権
平成29年6月13日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10005控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (不織布及び不織布製造方法)
控訴人株式会社大文字 被控訴人株式会社広栄社
Y黒田充宏
株式会社日本歯科工業社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「不織布及び不織布製造方法」とする発明に係る本件
特許権(特許第3674907号)を有する控訴人が,被控訴人らが製造又は販売
等する原判決別紙被告製品目録記載の各製品(被告各製品)が本件特許権に係る特
許(本件特許)の特許請求の範囲の請求項1に記載された発明(本件発明1)及び
同請求項10に記載された発明(本件発明3)の技術的範囲に属し,被控訴人広栄
社及び被控訴人Yが使用する製造方法(被告製造方法)が,本件特許の特許請求の
範囲の請求項5に記載された発明(本件発明2)の技術的範囲に属すると主張して,
①特許法100条1項及び2項に基づき,被告各製品の生産・販売等の禁止,原判
決別紙方法目録記載の方法の使用の差止め及び被告各製品の廃棄を,②不法行為に
よる損害賠償請求権に基づき,連帯して,損害賠償金6545万円及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日(被控訴人広栄社については平成27年5月1日,被控訴人
Yについては同年4月30日,被控訴人日本歯科については同月29日)から支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求めた事案
である。
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特許権
平成29年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スロットマシン)
被告株式会社三共 原告日本電動式遊技機特許株式会社
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特許法134条の2
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[概要] 2
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不正競争
平成29年6月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ラ)10002却下
文書提出命令申立却下決定に対する即時抗告事件
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 1 基本事件は,抗告人が,相手方に対し,相手方は,別紙装置目録記載の装置
(以下「高性能ALPS」という。)を製造及び稼働させるに当たり,抗告人が保
有し,抗告人から示された営業秘密を使用し,かかる行為は不正競争防止法2条1
項7号の不正競争行為に該当すると主張して,同法3条1項に基づく高性能ALP
Sの製造等の差止めを求めるとともに,同法4条に基づく損害賠償金1218億4
577万1613円及びこれに対する遅延損害金の支払を求める事案である(なお,
抗告人は,基本事件において,相手方に対し,パートナーシップ契約の債務不履行
に基づく損害賠償金の支払等も求めているが,本件申立てとは関係しないから,記
載を省略する。)。
2 本件は,抗告人が,別紙文書目録記載の各文書(以下「本件各文書」とい
う。)は,職業秘密文書(民訴法220条4号ハ,197条1項3号)等に該当し
ないから,相手方は文書提出義務を負い(同法220条4号柱書),その取調べの
必要性もあるとして,本件各文書について,原決定別紙文書提出命令の申立書記載
のとおり,文書提出命令の申立てをするとともに,本件申立てに係る文書の表示及
び趣旨が明らかではなくても,本件申立てに係る文書を識別することができる事項
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著作権
平成29年6月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)4222
発信者情報開示請求事件
被告KDDI株式会社
は,電気通信事業を営み,インターネット接続サービスを提供する株
による情報の保有
に対し,本件発信者の本件発信者情報の開示を求めるものであるから, 原告は,肩書地に居住する者である(甲1)。
は,本件ウェブサイトの管理者に対し,本件発信者に係る発信者情報
は,本件発信者に対して不法行為に基づく損害賠償を請求するため,
の権利が侵害されたことは明らかである。
は,本件発信者に対して
写真の複製権及び公衆送信権侵害を理由
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著作権法32条1項 著作権法20条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,氏名不詳者が被告の提供するインターネット
接続サービスを経由してインターネット上の電子掲示板に写真を投稿したこと
により原告の著作権(複製権,公衆送信権)等が侵害されたと主張して,特定
電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律25
(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,被告が保有す
る発信者情報の開示を求める事案である。
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商標権
平成29年6月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10033審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告ウエンガーソシエテアノニム松川直樹
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商標法50条 商標法2条3項2号
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[概要] 本件は,商標登録取消審決の取消訴訟である。争点は,①指定商品に関する商標
使用の有無及び②使用された標章と登録商標との同一性の有無である。
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特許権
平成29年6月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10147審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (トマト含有飲料及びその製造方法,並びに,トマト含有飲料の酸味抑制方法)
被告株式会社伊藤園中村勝彦 原告カゴメ株式会社岩坪哲
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特許法134条の2 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号 特許法29条1項2号
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実施 | 143回 | 審決 | 37回 | 無効 | 29回 | 新規性 | 18回 |
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[概要] 本件は,特許に対する無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点
は,①訂正要件適合性判断の当否,②実施可能要件適合性判断の当否,③サポート
要件違反適合性判断の当否,及び,④公然実施による新規性喪失に関する認定判断
の当否である。
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特許権
平成29年6月6日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10103審決取消訴訟却下
審決取消請求事件 (旨み成分と栄養成分を保持した無洗米)
被告東洋ライス株式会社 原告幸南食糧株式会社高田一
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特許法178条3項 民事訴訟法140条
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[概要] 1 被告は,平成17年3月28日,発明の名称を「旨み成分と栄養成分を保持し
た無洗米」とする特許出願をし,平成23年3月25日,設定の登録(特許第470
8059号)を受けた(請求項の数3。以下,この特許を「本件特許」という。)。
2 原告は,平成27年9月4日,本件特許の請求項1ないし3に係る発明につい
て特許無効審判を請求し,無効2015-800173号事件として係属した。
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商標権
平成29年6月6日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)2175一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社ロボステップジャパン 原告株式会社HandHARVEST
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商標法36条2項 商標法36条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 1 当事者
原告は,袋物の企画販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年6月2日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9325
発信者情報開示請求事件
被告株式会社NTTぷらら
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,氏名不詳者が被告の提供するインターネット
接続サービスを経由してインターネット上の電子掲示板に写真を投稿したこと
により原告の著作権(複製権,公衆送信権)及び著作者人格権(同一性保持権)25
が侵害されたと主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び
発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4
条1項に基づき,被告が保有する発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10151審決取消
行政訴訟 特許権 (多接点端子を有する電気コネクタ)
被告特許庁長官 原告ヒロセ電機株式会社
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特許法29条2項 特許法126条7項
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刊行物 | 165回 | 審決 | 43回 | 訂正審判 | 1回 | 特許権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年8月5日を出願日とする特許出願(特願2008-
201583号。以下「本件原出願」という。)の一部について,平成23
年6月3日,発明の名称を「多接点端子を有する電気コネクタ」とする分割
出願(特願2011-124781号)をし,平成25年3月15日,特許
第5220888号(請求項の数5。以下「本件特許」という。)として特
許権の設定登録を受けた。
(2) 原告は,平成27年12月15日,本件特許の特許請求の範囲及び明細
書の記載について,特許請求の範囲の減縮及び明瞭でない記載の釈明を目的
とする訂正審判を請求した(以下,この請求に係る訂正を「本件訂正」とい
う。)。
(3) 特許庁は,上記請求を訂正2015-390145号事件として審理し
た上で,平成28年5月23日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年6月2日,その謄本が原告
に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10150審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (多接点端子を有する電気コネクタ)
被告特許庁長官 原告ヒロセ電機株式会社
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特許法29条2項 特許法126条7項
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刊行物 | 164回 | 審決 | 43回 | 訂正審判 | 1回 | 特許権 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成20年8月5日,名称を「多接点端子を有する電気コネク
タ」とする発明に係る特許出願(特願2008-201583号。以下「本
件出願」という。)をし,平成25年2月15日,特許第5197216号
(請求項の数6。以下「本件特許」という。)として特許権の設定登録を受
けた。
(2) 原告は,平成27年12月15日,本件特許の特許請求の範囲及び明細
書の記載について,特許請求の範囲の減縮及び明瞭でない記載の釈明を目的
とする訂正審判を請求した(以下,この請求に係る訂正を「本件訂正」とい
う。)。
(3) 特許庁は,上記請求を訂正2015-390144号事件として審理し
た上で,平成28年5月23日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年6月2日,その謄本が原告
に送達された。
(4) 原告は,平成28年7月1日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)7763請求棄却
特許権に基づく製造販売禁止等請求事件 (分断部分を有するセルフラミネート回転ケーブルマーカーラベル)
原告パンドウイット・コーポレーション
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特許法29条2項 特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「分断部分を有するセルフラミネート回転ケーブルマ
ーカーラベル」とする特許第5377629号の特許権(以下「本件特許権」とい
い,その特許を「本件特許」という。また,本件特許の願書に添付した明細書及び
図面を併せて「本件明細書等」という。)の特許権者である原告が,別紙1物件目
録記載の製品(以下「被告製品」という。)は,本件特許の願書に添付した特許請15
求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1記載の
発明(以下「本件発明1」という。)及び同26記載の発明(以下「本件発明26」
といい,本件発明1と併せて「本件各発明」という。)の各技術的範囲に属するか
ら,被告による被告製品の製造,販売,輸入,輸出,販売の申出及び販売のための
展示(以下,併せて「譲渡等」ということがある。)は,いずれも本件特許権を侵20
害する行為であると主張して,被告に対し,①特許法100条1項に基づき被告製
品の譲渡等の差止めを求め,②同条2項に基づき被告製品の廃棄を求めると共に,
③特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権(損害賠償の対象期間は,平成25
年10月4日から平成28年3月9日までである。)に基づき,損害賠償金510
万円及びこれに対する不法行為後の日である平成28年3月26日(訴状送達の日25
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10190審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (印刷物)
被告株式会社ウイル・コーポレーション名越秀夫 原告大日本印刷株式会社
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成16年2月24日,発明の名称を「印刷物」とする発明につい
て特許出願をし,平成21年5月22日,設定の登録(特許第4310416号)
を受けた(請求項の数3。甲15。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年12月22日,本件特許について特許無効審判請求をし,
無効2014-800211号事件として係属した(甲34)。
(3) 特許庁は,平成28年7月5日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,
同年7月14日,原告に送達された。
⑷ 原告は,平成28年8月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(行ウ)450請求棄却
処分取消請求事件 (高度なイメージング特性を有する顕微鏡イメージング装置)
被告国 原告ザボードオブトラスティーズオブ
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特許法18条の2 特許法5条1項 特許法184条の3 特許法4条1項
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[概要] 本件は,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約」
(以下「特許協力条約」という。)に基づいてされた国際出願(国際出願番号
PCT/US2011/049180)であって,特許法184条の3第1項
に基づき,その出願日に日本国にされたものとみなされた特許出願(特願20
13-527133号。以下「本件国際特許出願」という。)の出願人である
原告が,同特許出願について平成28年1月7日付けで提出した,「引用によ
る補充」がなかったとする旨の条約規則82の3.1による請求書(以下「本
件請求書」という。)に係る手続につき,指定期間を徒過した提出であること
を理由に特許庁長官が同年3月28日付けでした却下処分(以下「本件却下処
分」という。)が違法であると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10154審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マキサカルシトール中間体およびその製造方法)
被告特許庁長官井上雅博 原告フォーモサ・ラボラトリーズ
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特許法126条1項2号 特許法126条5項
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[概要] 本件は,訂正審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①誤記の
訂正を目的とするもの(特許法126条1項2号)に当たるか,②新規事項追加(同
条5項)に当たるかである。
▶判決の詳細
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