権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成29年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)1397等一部認容
不正競争行為差止等請求事件,請求異議事件
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民法723条 民法719条
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[概要] 1 第1事件は,婦人靴の企画・設計・卸売を業とする原告が,①被告三國,被
告Aⅰ及び被告Aⅱ(以下,これら3名を併せて「被告三國ら」という。)は,被
告三國が原告から預かっていた別紙物品目録1記載の各オリジナル木型(以下「本
件オリジナル木型」という。)を同被告の社外に持ち出して,被告たくみ屋及び被
告Aⅲ(以下,これら2名を併せて「被告たくみ屋ら」という。)並びに「ハマノ
木型」という屋号の木型製作業者(以下「ハマノ木型」という。)に対して不正に
開示した上,同木型を不正に複製することにより得られた木型を更に改造した木型
に基づいて靴の試作品を製作し,それを小売業者に開示するなどし,②その際,原
告の従業員であった被告Aⅲは,原告の製造受託業者であった被告三國に対し,被
告たくみ屋と取引を行うことを持ち掛け,また,③被告Aⅲは,原告の取引先であっ
た小売業者に対し,被告たくみ屋と取引するように営業活動を行ったものであり,
(a) 上記①については,本件オリジナル木型に化体された靴の設計情報(形状・寸
法)(以下「本件設計情報」という。)は原告の営業秘密に該当するから,同情報
につき,被告三國らの行為は不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項
7号所定の営業秘密の不正使用・不正開示行為に,被告たくみ屋らの行為は同項4
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特許権
平成29年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)18593請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法)
被告株式会社ブイ・テクノロジー 原告ウシオ電機株式会社
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特許法102条1項 特許法102条3項 民法709条 特許法134条の2
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「光配向用偏光光照射装置及び光配向用偏光光照射方法」
とする特許第5344105号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を
「本件特許」という。)を有する原告が,別紙物件目録記載の光配向用偏光光照射
装置(以下「被告製品」という。なお,その基本的な構成は,別紙被告製品説明書
記載のとおりである。)の製造,販売及び販売のための展示その他の販売の申出
(以下,これらの行為をまとめて「製造販売等」ということがある。)をしている
被告に対し,被告製品は,本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下「本件
特許請求の範囲」又は単に「特許請求の範囲」ということがある。)の請求項1な
いし4(以下,単に「請求項1」などということがある。)記載の各発明(以下,
請求項の番号に応じて「本件発明1」などといい,これらをまとめて「本件各発
明」という。また,本件特許のうち本件各発明にかかるものを「本件発明1につ
いての特許」などということがある。)の技術的範囲に属するから,被告が被告製
品を製造販売等することは本件特許権を侵害する行為であると主張して,特許法1
00条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止め,並びに同条2項に基づく被告
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特許権
平成29年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10088審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シュレッダー補助器)
被告特許庁長官 原告X
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特許法46条の2 特許法29条の2 特許法29条1項3号 特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「シュレッダー補助器」とする発明について,平成
18年8月24日に出願した実願2006-8029号に係る実用新案登録
第3143556号(平成20年7月9日登録。以下「本件実用新案登録」
という。)に基づき,平成20年10月10日に特許出願(特願2008-
285917号。以下「本願」という。本願の特許請求の範囲における請求
項の数は1である。)をしたが,平成23年11月22日付けで拒絶理由通
知を受けたため,平成24年1月27日付け手続補正書(これに係る補正を
「本件補正1」という。)を提出し,さらに,同年10月26日付けで拒絶
理由通知(最後)を受けたため,平成25年1月4日付け手続補正書(これ
に係る補正を「本件補正2」という。)を提出した。
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特許権
平成29年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10100審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管状格子パターンを有するゴルフボール)
被告キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ 原告X
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成12年11月16日に国際出願(PCT/US2000/
031777号,優先権主張:平成11年11月18日 アメリカ合衆
国)され,平成19年3月2日に設定登録された,発明の名称を「管状格
子パターンを有するゴルフボール」とする特許第3924467号(以下
「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は10である。)の特許権
者である。
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商標権
平成29年2月8日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10177審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社日本エレクトライク
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商標法4条1項11号 商標法27条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年3月2日,別紙本願商標目録記載の構成からなる商標
(以下「本願商標」という。)について,第12類「自動車,二輪自動車,三
輪自動車,自転車並びにそれらの部品および附属品」を指定商品として,商
標登録出願(商願2015-18330号。以下「本願」という。)をした。
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特許権
平成29年2月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10068審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (空気入りタイヤ)
被告特許庁長官和田雄二 原告株式会社ブリヂストン
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
(1) 原告は,平成22年9月27日,発明の名称を「空気入りタイヤ」とする
特許出願(特願2010-215766号。甲3)をしたが,平成26年9月12
日付けで拒絶査定を受けた(甲7)。
(2) 原告は,平成26年12月24日,これに対する不服の審判を請求した(甲
8)。
(3) 特許庁は,これを,不服2014-26370号事件として審理し,平成
28年2月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月16日,その謄本が原告に送
達された。
(4) 原告は,平成28年3月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
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意匠権
平成29年2月7日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5739請求棄却
民事訴訟 意匠権
被告株式会社サン・スマイル 原告ファーベル株式会社
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意匠法3条2項 意匠法37条1項 意匠法39条3項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,美容用顔面カバーを意匠に係る物品とする後記意匠権を有する原告が,
被告による別紙被告商品目録記載1及び同2の各商品(以下,両者を併せて「被告
商品」という。)の製造販売行為が同意匠権の侵害となると主張して,被告に対し,
①意匠法37条1項に基づき,被告商品の製造,譲渡,譲渡のための展示,又はイ
ンターネット上の掲載の差止め,②同条2項に基づき,被告商品の廃棄,③意匠権
侵害の不法行為に基づき,同法39条3項による実施料相当の損害307万500
0円及び弁護士費用相当の損害100万円の合計407万5000円,並びにこれ
に対する不法行為の日の後の日である平成28年6月26日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払をそれぞれ求め
ている事案である。
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特許権
平成29年2月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10001等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
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特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 甲事件・乙事件・丙事件被告(以下「被告」という。)は,平成24年6月
27日(優先権主張:平成12年6月30日,同年9月27日,平成13年4月1
8日,米国),発明の名称を「新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法」とする特
許出願をし,平成26年2月7日,設定の登録を受けた(特許第5469706号。
請求項の数17。甲156。以下,この特許を「本件特許」という。)。本件特許は,
平成13年6月15日に出願した特願2002-506715号の分割出願である。
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特許権
平成29年2月2日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10249等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法)
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特許法2条3項1号 特許法36条4項1号
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 甲事件・乙事件・丙事件被告(以下「被告」という。)は,平成13年6月
15日(優先権主張:平成12年6月30日,同年9月27日,平成13年4月1
8日,米国),発明の名称を「新規な葉酸代謝拮抗薬の組み合わせ療法」とする特
許出願をし,平成24年10月5日,設定の登録を受けた(特許第5102928
号。請求項の数7。甲138。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 甲事件原告は,平成26年3月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1
から7に係る各発明について特許無効審判を請求した(甲139)。
⑶ 特許庁は,これを,無効2014-800039号事件として審理し,乙事
件原告及び丙事件原告外1名が審判に参加した。
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特許権
平成29年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10201審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (容器詰飲料)
被告花王株式会社 原告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法36条
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実施 | 155回 | 無効 | 60回 | 審決 | 56回 | 進歩性 | 38回 |
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する一部無効・一部不成立審決のうち一部不成立
部分の取消訴訟である。争点は,①訂正要件(新規事項追加,目的要件,特許請求
の範囲の実質的変更)判断の誤りの有無,②記載要件(実施可能要件,サポート要
件,明確性要件)判断の誤りの有無,③進歩性判断(相違点5,8,9,10,1
2,14の容易想到性の判断)の誤りの有無である。
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意匠権
平成29年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)13870請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社ピカコーポレイション北井歩 原告ジー・オー・ピー株式会社弓削田博
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意匠法38条1号 意匠法37条1項 意匠法39条2項
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[概要] 本件は,意匠に係る物品を「運搬台車」とする意匠権を有する原告が,被告
による被告製品(ただし,被告による正確な名称は「アルミ台車 CAF-
6」)の製造等が上記意匠権を侵害すると主張して,被告に対し,意匠法37
条1項に基づき被告製品の販売等の差止めを,同条2項に基づき被告製品及び
その半製品の廃棄を,民法709条及び意匠法39条2項に基づき損害賠償金
1078万5000円及びこれに対する不法行為の後である平成28年5月1
2日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成29年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)11185請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告田中電子工業株式会社高橋元弘 原告新日鉄住金マテリアルズ株式会社
日鉄住金マイクロメタル株式会社島田まどか
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特許法100条1項 特許法70条2項 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,原告らが被告に対し,被告による被告製品の製造等が原告らの特許
権を侵害すると主張して,特許法100条1項に基づき被告製品の製造等の差
止めを,同条2項に基づき被告製品の廃棄を,民法709条及び特許法102
条2項に基づき損害賠償金5億5000万円(一部請求)及びこれに対する不
法行為の後である平成27年5月14日(訴状送達の日の翌日)から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成29年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)37954請求棄却
承継参加申立事件 (デジタル格納部を備えた電子番組ガイド)
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特許法17条の2 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「デジタル格納部を備えた電子番組ガイド」とする特
許権を有する原告が,液晶テレビの販売等をする脱退被告の地位を承継した参
加人に対し,これらの行為が上記特許権を侵害する旨主張して,特許法100
条1項に基づき,同液晶テレビ製品の製造等の差止め,同条2項に基づき,同
液晶テレビ製品の廃棄をそれぞれ求めるとともに,不法行為による損害賠償請
求として,同法102条3項に基づいて計算した損害賠償金6億5880万円
及びこれに対する上記不法行為(特許権侵害)の開始日とされる平成26年4
月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年1月31日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12570一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告ニックフレート株式会社 原告京セラドキュメントソリューションズ株式会社
京セラ株式会社
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項14号 商標法38条3項 商標法36条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,トナーカートリッジを製造販売している原告京セラドキュメントソリュ
ーションズ株式会社(以下「原告京セラDS」という。)及び同トナーカートリッジ
に付された商標の商標権者である原告京セラ株式会社(以下「原告京セラ」という。)
が,平成21年4月以降,別紙被告商品目録1,2記載のトナーカートリッジ(以
下,同目録1記載のトナーカートリッジを「被告商品」といい,これに含まれ外観
で特定される同目録2記載のトナーカートリッジを「被告商品2」という。)を製造
販売している被告に対し,下記の請求をしている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年1月30日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)7450一部認容
損害賠償請求事件
被告有限会社プラスビーインターナショナル 原告株式会社フェスカンパニー
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ライセンス | 30回 | 商標権 | 17回 | 損害賠償 | 16回 | 侵害 | 10回 |
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[概要] 原告は,別紙「請求の原因」のとおり,請求の原因を述べた。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)20319請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及び盗難防止装置)
被告アイアンドティテック株式会社 原告株式会社S-Cube
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特許法29条2項 特許法134条の2 特許法123条1項2号 特許法101条1号
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無効 | 51回 | 審決 | 16回 | 進歩性 | 14回 | 特許権 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「盗難防止タグ,指示信号発信装置,親指示信号発信装置及
び盗難防止装置」とする発明(請求項の数9。以下,特許請求の範囲請求項1
ないし4の発明をそれぞれ「本件発明1」ないし「本件発明4」,請求項7の
発明を「本件発明6」といい,併せて「本件各発明」という。)についての特
許権を有する原告が,被告の製造,販売,貸与する別紙被告製品目録記載1-
1ないし4の盗難防止タグ及び盗難防止タグ用リモコン(以下,それぞれ「被
告製品1-1」ないし「被告製品4」という。また,このうち被告製品1-1
と1-2を併せて「被告製品1」という。)のうち被告製品1及び2は本件発
明1ないし3の技術的範囲に,被告製品3及び4は本件発明4及び6の技術的
範囲にそれぞれ属すると主張して,民法709条及び特許法102条2項に基
づき,被告製品1ないし4の販売に係る損害合計6242万2510円及びこ
れに対する不法行為の後の日(訴状送達の日)である平成26年9月11日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年1月26日 大阪高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)2241控訴棄却
不正競争行為差止等,不正競争行為差止請求控訴事件
被告)株式会社ワードシステム被控訴人(原審第2事件
)株式会社サンエステート被控訴人(原審第2事件
)株式会社ゼンシン 控訴人(原審第1事件原告)全秦通商株式会社 被控訴人(原審第2事件被告)株式会社ワードシステム
(原審第2事件被告)株式会社サンエステート
(原審第2事件被告)株式会社ゼンシン
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人全秦通商が,控訴人全秦通商の商品等表示として需要者の間
に広く認識されている原判決別紙営業表示目録記載の各標章(以下,同目録記
載の各標章を同目録記載の番号に従って「本件表示1」などといい,同目録記
載の各標章を総称して「本件各表示」という。)と同一又は類似する標章及び
ドメイン名を使用する控訴人ソフィアらに対し,不正競争防止法2条1項1号
(ドメイン名の使用については選択的に同項13号),3条に基づき,その使
用の差止め及びその標章を付した営業表示物件の廃棄を求め(原審第1事件),
控訴人ソフィアらが,被控訴人らに対し,本件各表示は控訴人全秦通商及び控
訴人ソフィアらの商品等表示として需要者の間に広く認識されているとして,
不正競争防止法2条1項1号,3条に基づき,被控訴人らによる本件表示1,
2,4及び5の各標章の使用の差止めを求める(原審第2事件)事案である。
▶判決の詳細
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平成29年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)17092請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社舞妓ロジスティクス加古尊温 原告全国赤帽軽自動車運送協同
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商標法38条1項 商標法39条 商標法38条3項 不正競争防止法2条1項13号
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[概要] 本件は,別紙原告商標権目録記載1及び2の各商標権(以下,これらを「本
件各商標権」といい,それぞれを「本件商標権1」,「本件商標権2」という。
また,その登録商標をそれぞれ「原告商標1」,「原告商標2」という。)を
有する原告が,被告に対し,①被告が別紙被告標章目録記載1及び2の各標章
(以下,それぞれを「被告標章1」,「被告標章2」という。)を使用したこ
とが本件各商標権の侵害に当たると主張して, 民法709条及び商標法38
条1項又は3項(選択的)に基づき賠償金3300万円(内金請求)及びこれ
に対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平成28年6月10
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払,⒝商標
法39条,特許法106条に基づき,信用回復措置として謝罪広告(主位的)
又は混同防止表示(予備的)の掲載をそれぞれ求めるとともに,②被告による
被告ドメイン名の保有及び使用が不正競争防止法2条1項13号所定の不正競
争に当たると主張して,同法3条1項に基づき被告ドメイン名の使用の差止め
を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)17716請求棄却
損害賠償請求事件
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不正競争防止法2条6項 民法709条 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,原告の元取締役である被告A及び被告B,後記本件財産処
分行為の相手方等である被告ハートウィング及び被告振興協會並びに同被告ら
の各代表者である被告C及び被告Dに対し,被告Aによる原告の財産の処分等
並びに被告ハートウィング及び被告振興協會による原告の顧客名簿の不正使用
及び書簡送付等が取締役の任務懈怠ないし不法行為,不正競争防止法2条1項
7号,15号等所定の不正競争(以下,同項各号所定の不正競争を「7号の不
正競争」などという。)等に当たり,これにより9892万0867円の損害
を被ったと主張して,①被告A及び被告Bに対し,会社法423条1項,43
0条に基づき,上記損害金及びこれに対する請求の日の後である平成27年7
月24日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支
払,②被告A,被告ハートウィング,被告C,被告振興協會及び被告Dに対し,
民法709条,719条1項等に基づき,上記損害金及びこれに対する最終の
不法行為の日である平成24年9月11日から支払済みまで上記割合による遅
延損害金の連帯支払(被告Aに対しては上記①と選択的請求)を求める訴訟で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)29159請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法及び使用)
被告ナガセ医藥品株式会社石津真二
補助参加人日本ケミファ株式会社堀籠佳典 原告デビオファーム・インター
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法126条5項 特許法104条の3
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進歩性 | 26回 | 新規性 | 18回 | 無効 | 17回 | 実施 | 11回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「オキサリプラチン溶液組成物ならびにその製造方法
及び使用」とする特許権を有する原告が,被告に対し,被告製品の生産等が特
許権侵害に当たると主張して,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年1月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)16719一部認容
競業行為差止等請求事件
被告Y小池亜希子 原告株式会社X吉村孝太郎
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不正競争防止法6条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法2条6項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告と被告との間の業務に関する基本契約期
間中である平成25年12月29日に被告が原告の業務に関する情報を持ち出
して失踪し,業務を放棄した上,上記契約の競業避止条項に反して原告の業務
内容と同種の行為を行っており,不正競争防止法2条1項4号の不正競争がさ
れるおそれがあると主張して,①上記競業避止条項又は同法3条1項に基づき
パチンコ・スロットの販売及び開発を行っている会社において被告が業務を行
うことの差止め,②上記契約の債務不履行に基づき損害賠償金5348万88
63円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成27年7月1日から支
払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払,③不法行為に
基づき損害賠償金748万4525円及びこれに対する不法行為の日である平
成25年12月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10020等一部認容
特許権移転登録手続請求控訴,同附帯控訴事件
被告)大林精工株式会社 控訴人兼被
兼附帯
(一審原告)カンパニーリミテッド
兼附帯被
(一審被告)(以下「一審被告Y」という。) 被控訴人(一審被告)大林精工株式会社
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民事訴訟法157条1項 民法174条 民法733条 民事訴訟法248条
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特許権 | 206回 | 損害賠償 | 41回 | 無効 | 32回 | ライセンス | 26回 |
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[概要] 1 本件は,別紙特許目録1ないし3記載の各特許権(以下,まとめて「本件各
特許権」といい,各目録に記載された特許権をまとめて示すときは,目録の番
号を用いて「本件特許権1」,「本件特許権2」などといい,各目録に記載さ
れた特許権を個別的に示すときは,目録の番号と目録記載の番号を用いて「本
件特許権1-1」,「本件特許権2-1」などということとする。)に関し,
一審原告が,①一審原告と一審被告大林精工との間では,一審被告大林精工が
一審原告に対して本件特許権1及び同3に対応する特許出願に係る特許権又は
特許を受ける権利(以下,それぞれ「本件権利1」,「本件権利3」という。)
を無償で譲渡する旨の契約が,また,②一審原告と一審被告Yとの間では,一
審被告Yが一審原告に対して本件特許権2に対応する特許出願に係る特許を受
ける権利(以下「本件権利2」といい,本件権利1ないし3を併せて「本件各
権利」という。)を無償で譲渡する旨の契約が,それぞれ締結されたと主張し
て,上記①②の各契約に基づき,一審被告大林精工に対しては本件特許権1及
び同3につき,一審被告Yに対しては同2につき,それぞれ特許権の移転登録
手続を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10230審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (噴出ノズル管の製造方法並びにその方法により製造される噴出ノズル管)
被告Y 原告X
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特許法123条1項6号
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[概要] 1 前提事実(争いのない事実又は後掲の証拠等により容易に認められる事実)
⑴ 当事者等
ア 日本インテグレーテッドワークス株式会社(以下「日本インテグレーテ
ッド」という。)は,原告,被告及びA(以下「A」という。)の3名(以
下「原告ら3名」という。)が発起人となり,工業用機械及び内燃機関の
機能維持用品の製造,販売等を目的として,平成19年1月23日に設立
され,その後,平成25年7月22日に解散した株式会社である(甲4
4,45)。
イ 原告は,日本インテグレーテッドの設立以来,同社の取締役を務め,同
社の解散以降は,その監査役を務めている者である(甲45)。
原告は,平成20年12月31日まで,総合化学会社であるデュポン株
式会社に勤務していた(甲37,46)。
ウ 被告は,日本インテグレーテッドの設立から解散に至るまで,同社の代
表取締役を務めていた者である(甲45)。
被告は,日本インテグレーテッドの設立以前,ヤマハ発動機株式会社に
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(行ウ)374一部認容
行政訴訟 特許権
被告国 原告A
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特許法121条 民事訴訟法107条1項 特許法51条 特許法36条
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差止 | 10回 | 侵害 | 7回 | 無効 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 1 原告の主張する請求原因は必ずしも判然としないところがあるものの,これ
を善解するに,本件は,原告が,①本件の処分行政庁(以下「本件処分行政庁」
という。)に対して特許出願をしたのに,その特許査定がないなどとして,特
許査定をするよう求め(請求の趣旨第1項),②上記出願において早期審査に
関する事情説明書を提出したのに,その特許査定又は拒絶査定がないなどとし
て,特許査定又は拒絶査定をしていない不作為の違法確認を求め(同第2項),
③付審判請求(刑事訴訟法262条1項)に係る特別抗告棄却決定に対して異
議申立てをしたのに,最高裁判所の裁判官会議において立件しないと判断され,
もって原告の裁判を受ける権利が侵害されたなどとして,国家賠償法1条1項
に基づき,慰謝料20万円及びこれに対する上記異議申立ての日の翌日である
平成28年8月3日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求め(同第3項),④拒絶理由通知は法定の送達書類に該当せず,
特許庁長官がこれを発送することも違法であるのに,特許庁長官は上記出願に
係る拒絶理由通知書等を送達したなどとして,同送達の無効確認を求め(同第
4項),⑤本件処分行政庁において所定の期限前に拒絶査定をする蓋然性があ
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (薄膜処理におけるパルスモードスキームのための高周波電力供給システム中の複数電源のフィードバック制御およびコヒーレンス性)
被告特許庁長官酒井朋広 原告エムケーエスインストル
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特許法29条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年2月14日,発明の名称を「薄膜処理におけるパルスモ
ードスキームのための高周波電力供給システム中の複数電源のフィードバック制御
およびコヒーレンス性」とする発明について特許出願(特願2013-26401
号。優先日:平成24年2月23日,優先権主張国:米国。請求項の数40。以下
「本願」という。)をしたが,平成26年8月26日付けで拒絶査定を受けた。
(2) 原告は,平成26年12月26日,上記拒絶査定について不服審判を請求し,
特許庁は,上記審判請求を不服2014-26709号として審理を行った。
(3) 特許庁は,平成27年11月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本
は,同年12月15日,原告に送達された。なお,出訴期間として90日が附加さ
れた。
(4) 原告は,平成28年4月13日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10167審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ナカノ生田哲郎 原告株式会社ケイジェイシー丸山亮
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意匠法3条1項3号
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[概要] 本件は,意匠登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
類似性(意匠法3条1項3号)についての判断の是非である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10164審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ローソン宮城和浩 原告株式会社ファインフードネットワーク
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商標法4条1項11号 商標法27条1項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号該当性(類似性)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10080審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (繊維ベールおよびその製造方法)
被告セラニーズアセテート, 原告株式会社ダイセル中尾優
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特許法36条6項2号 特許法29条2項 特許法36条4項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決に対する取消訴訟である。争点は,
①明確性要件(特許法36条6項2号)の充足の有無,②サポート要件(同条6項
1号)及び実施可能要件(同条4項1号)の各充足の有無,③進歩性(同法29条
2項)判断の是非及び④分割要件違反(新規事項追加)の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告オルガノ株式会社安國忠彦 原告オルガノサイエンス株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法63条2項
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する無効審決の取消訴訟である。争点は,①
原告の有する下記本件商標と被告の有する下記引用商標との同一性又は類似性(商
標法4条1項11号)の有無及び②本件商標が被告の業務に係る商品・役務と混同
を生じるおそれ(商標法4条1項15号)の有無である。
▶判決の詳細
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著作権
平成29年1月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10091控訴棄却
著作権侵害および名誉侵害行為に対する損害賠償控訴事件
被告)株式会社朝日新聞社 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社朝日新聞社
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著作権法115条 著作権法113条6項
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[概要] 本件は,控訴人記事(甲2)の著作者であり,著作権者である控訴人が,被控訴
人が運営するウェブサイトに掲載された被控訴人記事(甲1)により,著作権(翻
案権)及び著作者人格権(同一性保持権,名誉・声望権)を侵害され,名誉を毀損
されたと主張して,被控訴人に対し,①著作権侵害,著作者人格権侵害ないし名誉
毀損の不法行為に基づき,損害合計340万円及びこれに対する不法行為の後の日
(訴状送達の日の翌日)である平成28年2月16日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,②著作権法115条ない
し民法723条に基づき,被控訴人のウェブサイトへの謝罪文の掲載を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4376請求棄却
売買代金請求事件 (凝集剤及びその製造方法)
被告P2
P3 原告P1
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民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が被告P2(以下「被告P2」という。)に対し,同被告との間で,
平成25年5月12日付けで締結された発明の名称を「凝集剤及びその製造方法」
とする特許第4003832号の特許権(以下「本件特許権」という。)について
なされた契約(以下「本件契約」という。)が売買契約であることを前提に,同契約
に基づく,その弁済期既到来分の売買代金合計3100万円(平成25年5月31
日が弁済期分の2100万円,平成26年2月末日が弁済期分の1000万円の合
計3100万円)及び各弁済期の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求め,また被告P3(以下「被告P3」という。)に対し,
同被告が本件契約に基づき被告P2が負う債務を連帯保証した旨主張して,連帯保
証契約に基づき,被告P2に対すると同額の保証債務の履行を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆圧延鋼板,特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法)
被告訴訟引受人アルセロールミタル 原告JFEスチール株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 脱退被告(特許権の設定登録時の商号は「ユジノール」)は,平成13
年4月6日,発明の名称を「極めて高い機械的特性値をもつ成形部品を被覆
圧延鋼板,特に被覆熱間圧延鋼板の帯材から型打ちによって製造する方法」
とする発明について,特許出願(特願2001-109121号,優先日:
平成12年4月7日,優先権主張国:フランス共和国。以下「本件出願」と
いう。)をし,平成17年4月1日,特許第3663145号として特許権
の設定登録(請求項の数8)を受けた(以下,この特許を「本件特許」,こ
の特許権を「本件特許権」という。甲1,68)。
(2) 原告は,平成25年9月27日,本件特許の特許請求の範囲請求項1な
いし8に記載された発明に係る特許について,無効審判請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10022審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (タンパク質からなる疣と新生物を溶解して除去できる薬物及びその用途)
被告特許庁長官 原告X1
ら
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,発明の名称を「タンパク質からなる疣と新生物を溶解して除去で
きる薬物及びその用途」とする発明について,2010年(平成22年)6月
7日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2009年8月24日(以下「本
願優先日」という。) (CN)中華人民共和国)を国際出願日とする出願を
した。しかし,平成26年2月4日付けで拒絶査定がされたことから,原告ら
は,同年6月12日,特許庁に対し,拒絶査定不服審判(不服2014-11
151号)を請求するとともに手続補正書(以下「本件補正書」という。また,
これによる特許請求の範囲の補正を「本件補正」という。)を提出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10046控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件
控訴人デビオファーム・インター 被控訴人東和薬品株式会社
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特許法67条2項 特許法68条の2
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[概要] 1 本件は,特許第3547755号(本件特許)の特許権者である控訴人(以
下「一審原告」という。)が,被控訴人(以下「一審被告」という。)の製造
販売に係る別紙被控訴人製品目録記載の各製剤(以下,同目録記載の番号に従
い,「一審被告製品1」などといい,まとめて「一審被告各製品」という。)
は,本件特許の願書に添付した明細書(本件明細書)の特許請求の範囲の請求
項1に係る発明(本件発明)の技術的範囲に属し,かつ,存続期間の延長登録
を受けた本件特許権の効力は,一審被告による一審被告各製品の生産,譲渡及
び譲渡の申出(生産等)に及ぶ旨主張して,一審被告に対し,一審被告各製品
の生産等の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年1月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9648等一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告玉一商店株式会社 原告株式会社ジオン商事
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不正競争防止法5条1項 不正競争防止法2条1項3号 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項
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侵害 | 26回 | 損害賠償 | 17回 | 差止 | 12回 | 意匠権 | 1回 |
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[概要] 本件のうち甲事件は,別紙原告商品目録記載1,同2の各商品(以下「原告商品
1」,「原告商品2」という。)を製造,販売していた原告が,別紙被告商品目録
記載1,同2の各商品(以下「被告商品1」,「被告商品2」という。)を製造販
売する被告に対し,下記Ⅰ,Ⅱの請求をした事案であり,乙事件は,別紙原告商品
目録記載3の商品(以下「原告商品3」という。)を製造,販売していた原告が,
別紙被告商品目録記載3の商品(以下「被告商品3」という。)を製造販売する被
告に対し,下記Ⅲの請求をした事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年1月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)547一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告株式会社ワールドウォーク 原告株式会社アトラス
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不正競争防止法2条1項1号 商標法2条3項8号 商標法38条2項 商標法3条1項1号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙原告商標目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,その登録
商標を「原告商標」という。)を有する原告が,①被告が別紙被告標章目録記載1,
2の標章(以下,それぞれ「被告標章1」,「被告標章2」といい,併せて「被告
各標章」という。)を使用してオートバイ運搬用台車を販売等する行為が原告の商
標権の侵害行為に当たるとともに,不正競争防止法2条1項1号の不正競争行為に
当たると主張して,商標法36条1項又は不正競争防止法3条1項に基づいて,被
告各標章の使用又はこれを使用したオートバイ運搬用台車の譲渡,引渡し,譲渡又
は引渡しのための所持又は展示行為の差止めを(前記請求第1項の一部),商標法
36条2項又は不正競争防止法3条2項に基づいて被告各標章を使用したオートバ
イ運搬用台車の廃棄(前記請求第2項の一部)並びに被告各標章のウェブサイト等
からの削除(前記請求第3項)を求め,②被告がウェブサイトのタイトルタグ及び
メタタグにおいて原告商標及び被告標章1を使用する行為が原告の商標権侵害に当
たると主張して,商標法36条2項に基づき,原告商標及び被告標章1のタイトル
タグ及びメタタグからの削除を求め(前記請求第4項),③別紙原告商品目録記載
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10003控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (透明不燃性シート及びその製造方法)
控訴人日東紡績株式会社 被控訴人ユニチカ株式会社
株式会社ライフアートプランテック
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民法709条 特許法29条2項 特許法126条1項 特許法123条1項8号
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[概要] 本件は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする特許第51
42002号の特許権(以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本
件特許1」といい,その願書に添付した明細書を「本件明細書1」という。)及び発
明の名称を「透明不燃性シートからなる防煙垂壁」とする特許第5142055号
の特許権(以下「本件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本件特許2」と
いい,その願書に添付した明細書を「本件明細書2」という。また,本件特許権1
と本件特許権2を併せて「本件各特許権」といい,本件特許1と本件特許2を併せ
て「本件各特許」といい,本件明細書1と本件明細書2を併せて「本件各明細書」
という。)の特許権者である控訴人が,被控訴人LAPが製造する原判決別紙物件目
録記載1の防煙垂壁(以下「本件防煙垂壁」という。)は,本件特許1の特許請求の
範囲の請求項1ないし3に係る各発明(以下「本件発明1-1」ないし「本件発明
1-3」という。)又は本件特許2の特許請求の範囲の請求項1ないし4に係る各発
明(以下「本件発明2-1」ないし「本件発明2-4」という。また,本件発明1
-1ないし1-3と本件発明2-1ないし2-4を併せて「本件各発明」という。)
の技術的範囲に属し,被控訴人ユニチカが製造して被控訴人LAPに販売する原判
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10234審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (透明不燃性シート及びその製造方法)
被告ユニチカ株式会社 原告日東紡績株式会社
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特許法134条の2 特許法1条 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「透明不燃性シート及びその製造方法」とする発明に係る
特許第5142002号(平成16年5月11日特許出願,平成24年11月30
日設定の登録。以下,この特許を「本件特許」という。甲150)の特許権者であ
る。
被告は,平成26年3月10日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求
めて審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014-800037号事件
として審理をした。原告は,その審理の過程で,平成27年5月18日,本件特許
の特許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし,
さらに,同年8月6日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続補正をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10233審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (透明不燃性シートからなる防煙垂壁)
被告ユニチカ株式会社 原告日東紡績株式会社
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特許法134条の2 特許法1条 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,平成22年11月24日,発明の名称を「透明不燃性シートからなる防
煙垂壁」とする特許出願(2010-260764号。出願日を平成16年5月1
1日とする特許出願(特願2004-141248号)の分割出願)をし,平成2
4年11月30日,設定の登録(特許第5142055号。請求項の数は4)を受
けた(以下,この特許を「本件特許」という。甲150)。
被告は,平成26年2月5日,特許庁に対し,本件特許を無効にすることを求め
て審判の請求をした。特許庁は,上記請求を無効2014-800024号事件と
して審理をし,その審理の過程で,原告は,平成27年3月30日,本件特許の特
許請求の範囲及び明細書について訂正の請求(以下「本件訂正」という。)をし(甲
169の1),さらに,同年7月16日,本件訂正に係る訂正請求書を補正する手続
補正をした(甲173の2)。
特許庁は,同年10月1日,「請求のとおり訂正を認める。特許第5142055
号の請求項1ないし7に係る発明についての特許を無効とする。審判費用は,被請
求人の負担とする。」との審決をし,その謄本を,同年10月8日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年1月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10005審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (眼科用清涼組成物)
被告ロート製薬株式会社 原告X
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特許法36条4項1号 特許法36条6項2号 特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 容易に認定できる事実である。)
▶判決の詳細
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