権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成26年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)772請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告東和薬品株式会社 原告興和株式会社
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商標法26条1項2号 商標法4条1項7号 商標法25条 商標法3条1項6号
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告及び被告は,いずれも医薬品等の製造・販売等を業とする株式会社で
ある。
(2) 原告の有する商標権
原告は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件
商標権に係る登録商標を「本件商標」という。)を有する。
(3) 被告の行為等
ア 被告は,以下の薬剤を販売している。
(ア) 別紙被告標章目録記載1の標章(以下「被告標章1」という。)を付
したPTPシートを包装とする「ピタバスタチンCa・OD錠1mg『ト
ーワ』」という薬剤(以下「被告商品1」という。)。
(イ) 別紙被告標章目録記載2の標章(以下「被告標章2」という。)を付
したPTPシートを包装とする「ピタバスタチンCa・OD錠2mg『ト
ーワ』」という薬剤(以下「被告商品2」という。)。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)767請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告小林化工株式会社 原告興和株式会社
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商標法4条1項7号 商標法4条1項16号 商標法26条1項2号 商標法3条1項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告及び被告は,いずれも医薬品等の製造・販売等を業とする株式会社で
ある。
(2) 原告の有する商標権
原告は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件
商標権に係る登録商標を「本件商標」という。)を有する。
(3) 被告の行為等
ア 被告は,以下の薬剤を販売している。
(ア) 別紙被告標章目録記載1の標章(以下「被告標章1」という。)を付
した「ピタバスタチンCa錠1mg『MEEK』」という薬剤(以下「被
告商品1」という。)。
(イ) 別紙被告標章目録記載2の標章(以下「被告標章2」という。)を付
した「ピタバスタチンCa錠2mg『MEEK』」という薬剤(以下「被
告商品2」という。)。
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特許権
平成26年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)24709請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ネット広告システム)
被告株式会社オークファン 原告甲
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特許法100条1項 特許法101条2号 特許法102条3項 民法719条1項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ネット広告システム」とする特許権を有する原告が,
被告の管理運営に係る別紙物件目録(以下,本文中に定義した略語は,同目録
中でも用いる。)記載のシステム(以下「被告製品」といい,同目録中の被
告製品の構成の説明aないしgをそれぞれの記号に従い,「被告構成a」な
どという。)が,同特許権に係る上記発明の技術的範囲に含まれるなどと主
張して,被告に対し,特許法100条1項に基づく差止請求として,被告製品
の生産等の禁止(以下「本件請求(1)」ということがある。),同条2項に基
づく廃棄請求として,被告製品の廃棄(以下「本件請求(2)」ということがあ
る。),不法行為に基づく損害賠償請求として2240万円(附帯請求とし
て訴状送達の日の翌日である平成25年10月5日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案である。
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その他
平成26年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)47799等請求棄却
育成者権侵害差止等請求事件
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特許法70条 民事訴訟法29条 特許法104条の3
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侵害 | 47回 | 許諾 | 20回 | 実施 | 11回 | 損害賠償 | 11回 |
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[概要] 1 本件は,「なめこ」の品種について後記2(2)の品種登録(以下「本件品種
登録」といい,同登録を受けた品種を「本件登録品種」と,同品種に係る育成
者権を「本件育成者権」という。)を受けている原告が,被告組合及び被告会
社(以下,両者を併せて,単に「被告ら」という。)は,原告の許諾の範囲を
超えて(被告組合)又は原告の許諾なく(被告会社),本件登録品種又はこれ
と重要な形質に係る特性(以下,単に「特性」ということがある。)により明
確に区別されないなめこの種苗(菌床の形態のものを含む。以下,同じ。)の
生産等をすることにより本件育成者権を侵害してきたものであり,今後もその
おそれがある旨主張して,(1)被告組合に対し,①種苗法33条1項に基づく
種苗の生産等の差止め,②同条2項に基づく種苗の廃棄,③同法44条に基づ
く信用回復の措置としての謝罪広告,並びに④不法行為(育成者権の侵害)に
基づく損害賠償金2037万0848円(被告組合の平成13年8月から平成
21年8月までの間の種苗の違法な生産等による損害1823万2704円,
調査費用63万8144円,弁護士費用150万円の合計)及びこれに対する
平成22年3月25日(第1事件に係る訴状送達の日の翌日)から支払済みま
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著作権
平成26年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)14424請求棄却
売掛金請求事件
被告A 原告株式会社フェブライオ・エ・メッツォ
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民法173条1号 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,(1)①主位的に,原告は,被告に,原告代表
者であるB(以下「B」という。)の作詞に係る第1歌詞及び第2歌詞(以下,
これらを併せて「本件歌詞」という。)に旋律を付した音楽(以下,それぞれ
「本件第1楽曲」及び「本件第2楽曲」といい,これらを併せて「本件楽曲」
という。)を録音収録したコンパクトディスク(以下「本件CD」という。)
を売り渡したと主張して,本件CDの売買契約(以下「本件売買契約」とい
う。)に基づき,本件CDの代金144万円及びこれに対する平成23年11
月21日(本件CDの引渡し後の日)から支払済みまでの商事法定利率年6分
の割合による遅延損害金の支払を求め(以下「本件請求(1)①」という。),
②予備的に,本件CDの制作から本件訴訟に至る一連の被告の行為(本件訴訟
において,被告が本件請求(1)①に関する抗弁として消滅時効の完成を主張し,
同時効を援用したことを含む。)が原告に対する不法行為を構成すると主張し
て,損害賠償金144万円及びこれに対する平成26年3月10日(消滅時効
援用の日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める(以下「本件請求(1)②」という。)とともに,(2)原告は,Bから本
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特許権
平成26年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10283審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車上/地上間情報伝送装置)
被告特許庁長官 原告日本信号株式会社
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特許法29条2項 特許法17条の2 特許法159条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「車上/地上間情報伝送装置」とする発明につき,平成
20年6月11日を出願日とする特許出願(特願2008-153252号。以下,
「本願」という。)をし,平成24年9月3日に特許請求の範囲について補正をす
るなどしたが(以下「拒絶査定前補正」という。),平成24年11月5日付けで拒
絶査定を受けたため,平成25年2月7日付けで拒絶査定に対する不服の審判(不
服2013-2423号)を請求するとともに,同日付けの手続補正書により,特
許請求の範囲についての補正を行った(以下「本件補正」という。甲1,2,8,
10)。
特許庁は,平成25年9月3日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決
をし,その謄本を,同年9月18日,原告に送達した。
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特許権
平成26年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10234審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (基板製品を製造する方法)
被告特許庁長官 原告ナンテロ,インク.
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「基板製品を製造する方法」とする発明について,国際出
願日を平成15年(2003年)1月13日とする特許出願(特願2003-58
8004号。パリ条約による優先権主張 平成14年(2002年)4月23日・
米国。以下「本願」という。)をした。
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特許権
平成26年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10025審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (眼底観察装置)
被告特許庁長官 原告株式会社トプコン
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告は,発明の名称を「眼底観察装置」とする発明につき,平成18年1月1
0日を出願日とする特許出願(特願2006-3065号。以下,「本願」とい
う。)をしたが,平成24年7月12日付けで拒絶査定を受けたため,同年10月
23日付けで拒絶査定に対する不服の審判(不服2012-20825号)を請求
するとともに,同日付けの手続補正書により,特許請求の範囲等についての補正を
行った(以下「本件補正」という。)。
特許庁は,平成25年12月10日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との
審決をし,その謄本を,同月24日,原告に送達した。
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特許権
平成26年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)2421請求棄却
特許権侵害損害賠償請求事件 (タッチパネル手段を備える携帯情報処理装置及び該携帯情報処理装置用プログラム)
被告KDDI株式会社
ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社DDIと併せて「
KDDIら」という。)
KDDIら
株式会社NTTドコモ 原告株式会社DAPリアライズ
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特許法102条3項 特許法104条の3 特許法134条の2 特許法36条6項1号
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実施 | 45回 | 無効 | 20回 | 進歩性 | 16回 | 新規性 | 16回 |
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[概要] 1 本件は,名称を「タッチパネル手段を備える携帯情報処理装置及び該携帯情
報処理装置用プログラム」とする発明についての特許(特許第504473
1号。以下「本件特許」といい,その特許権を「本件特許権」という。)を
有する原告が,被告らに対し,被告らが製造・販売する別紙物件目録記載の
製品(以下,「イ号製品」ないし「ヘ号製品」といい,これらを併せて「被
告製品」という。)が本件特許の特許請求の範囲(登録時のもの)の請求項
1に係る発明(以下「本件発明1」という。)及び請求項3に係る発明(以
下「 本件 発明 3」 とい い, これ と本 件発 明1 を併 せて 「本 件発 明」 とい
う。)の技術的範囲に属すると主張して(なお,原告は,平成26年4月7
日の第6回弁論準備手続期日において,請求項2に係る発明についての特許
に基づく請求を取り下げ,被告らは,これに同意した。),特許権侵害の不
法行為に基づく損害賠償(民法709条,特許法102条3項)の一部請求
として,被告ソニーモバイルに対し2900万円,被告ドコモに対し800
万円,被告KDDIに対し300万円及びそれぞれに対する各訴状送達の日
の翌日である平成25年2月7日から支払済みまで民法所定年5分の割合に
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著作権
平成26年11月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)7280
発信者情報開示請求事件
被告ビッグローブ株式会社 原告A
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著作権法2条1項10号 著作権法2条1項1号
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[概要] 本件は,原告が,別紙ウェブページ目録記載1のURLにより表示されるウ
ェブページ(以下「本件サイト」という。)において氏名不詳者(以下「本件
発信者」という。)がアップロードした同目録記載2のファイルに含まれるプ
ログラムとされる制作物(以下「発信者プログラム」という。)は,原告の創
作に係るプログラムとされる制作物(以下「本件パッチ」という。)の複製物
ないし翻案物であり,本件発信者の行為は原告の複製権又は翻案権及び公衆送
信権を侵害するものであることが明らかであるから,本件発信者に対し損害賠
償請求権を行使するために本件発信者に係る発信者情報の開示を受ける正当な
理由があると主張して,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発
信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条
1項に基づき,被告に対し,別紙発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求
める事案である。
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実用新案権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10084控訴棄却
補償金請求控訴事件 (テレホンカード)
控訴人X 被控訴人日本電信電話株式会社
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実用新案法13条の3 実用新案法15条1項 実用新案法9条1項 特許法65条4項
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実用新案権 | 75回 | 実施 | 25回 | 特許権 | 14回 | 無効 | 8回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権の設定登録(実
用新案登録第2607899号。以下,この実用新案権を「本件実用新案権」
という。)を受けた控訴人が,被控訴人が本件実用新案権の実用新案登録出願
の出願公開後その設定登録前である平成12年6月30日から設定登録日であ
る平成22年4月2日までの間に被控訴人が原判決別紙物件目録記載の製品(
以下「被控訴人製品」という。)を製造販売し,本件実用新案権に係る考案を
実施したとして,被控訴人に対し,平成5年法律第26号による改正前の実用
新案法(以下「旧実用新案法」という。)13条の3第1項に基づく補償金の
一部請求として100億円の一部である100万円及び遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(行コ)10006控訴棄却
決定処分取消請求控訴事件
控訴人アドバンストフュージョン 被控訴人国
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特許法184条の5
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[概要] 1 訴訟の概要
本件は,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約に基づ
いて外国語でされた国際特許出願(国際出願番号PCT/US2009/0444
10〈本件国際出願〉。特願2012-507190号〈本件国際特許出願〉)の出
願人である控訴人が,特許法184条の5第1項各号に掲げる事項を記載した国内
書面及び平成23年法律第63号による改正前の特許法(以下「旧特許法」という。)
184条の4第1項本文に規定する明細書,請求の範囲等の日本語による翻訳文を
特許庁長官に提出したところ,特許庁長官から,国際出願翻訳文提出書に係る手続
については前記翻訳文が翻訳文提出期間経過後に提出されたことを理由に,前記国
内書面に係る手続については翻訳文提出期間内に前記翻訳文の提出がないため同法
184条の4第3項により前記国際特許出願が取り下げられたものとみなされたこ
とを理由に,それぞれ却下処分を受けたので,被控訴人に対し,これらの却下処分
の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10097審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (扁平形非水電解質二次電池)
被告日立マクセル株式会社 原告株式会社ルートジェイド佐竹勝一
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,①先願発明
との同一性の有無及び②本件発明の進歩性欠如の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両用監視装置)
被告特許庁長官 原告日本精機株式会社
有限会社ヒューマンリンク
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特許法126条5項
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刊行物 | 233回 | 審決 | 97回 | 実施 | 50回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,発明の名称を「車両用監視装置」とする特許第4094831
号(平成13年8月10日特許出願。平成20年3月14日設定登録。請求
項の数5。以下「本件特許」という。)の特許権の共有者である(甲7)。
原告らは,平成25年8月30日,本件特許に係る請求項1について特許
請求の範囲の減縮を,明細書について明りょうでない記載の釈明をそれぞれ
目的とする訂正審判を請求し(以下「本件訂正」という。甲8),特許庁に
訂正2013-390128号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10048控訴棄却
特許権に基づく損害賠償請求控訴事件 (車両用監視装置)
控訴人日本精機株式会社
有限会社ヒューマンリンク 被控訴人クラリオン株式会社
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法101条1号 特許法101条2号
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刊行物 | 78回 | 実施 | 45回 | 進歩性 | 42回 | 無効 | 36回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「車両用監視装置」とする特許権の共有者である控訴
人らが,被控訴人が業として原判決別紙物件説明書記載のカーナビゲーショ
ン・システム(以下「本件カーナビ」という。)を構成する物の製造,販売又
は販売の申出をする行為は,特許法101条1号,2号により上記特許権を侵
害するものとみなされる旨主張して,被控訴人に対し,民法709条に基づき,
損害賠償金29億2974万円のうち,それぞれ1500万円及びこれに対す
る訴状送達の日の翌日である平成24年3月2日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10241審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両用監視装置)
被告クラリオン株式会社 原告日本精機株式会社
有限会社ヒューマンリンク
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特許法153条2項 特許法157条2項4号 特許法29条2項 特許法153条
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刊行物 | 211回 | 審決 | 105回 | 実施 | 43回 | 無効 | 16回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,発明の名称を「車両用監視装置」とする特許第4094831
号(平成13年8月10日特許出願。平成20年3月14日設定登録。請求
項の数5。以下「本件特許」という。)の特許権の共有者である(甲1)。
被告は,平成24年2月14日,特許庁に対し,本件特許の請求項1ない
し5に係る発明を無効にすることを求めて審判請求(無効2012-800
010号)をし,特許庁は,平成24年7月20日,「特許第409483
1号の請求項1ないし5に係る発明についての特許を無効とする。」との審
決をし,その謄本は同年7月30日,原告らに送達された。
原告らは,上記審決を不服とし,平成24年8月22日,当裁判所に対し
て上記審決を取り消すことを求めて訴訟を提起した(当裁判所平成24年
(行ケ)第10301号)。
原告らは,平成24年10月26日,特許庁に対し訂正審判を請求したと
ころ,当裁判所は,同年11月9日,平成23年法律第63号による改正前
の特許法(以下「平成23年改正前特許法」という。)181条2項により,
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10079審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (窒化ガリウム系発光素子)
被告日亜化学工業株式会社牧野知彦 原告三洋電機株式会社日野英一郎
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,①行
政事件訴訟法33条1項違反の有無,②進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10127審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社アールインターナショナル
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,引用商標の商標権者である被告の請求に基づき,原告の有する本件商標
がその指定商品の一部に関して商標法4条1項11号(他人の先願登録商標と同一
又は類似の商標)に該当するものとしてその登録を無効とした審決の取消訴訟であ
る。
争点は,①本件商標が引用商標に類似するか否か,②両商標が非類似とする原告
の主張が,前件訴訟の蒸し返しであるか否かである。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月21日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)14086請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所 原告クオード株式会社
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民法709条
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特許権 | 7回 | 実施 | 6回 | 侵害 | 2回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 1 前提となる事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,証
拠番号の枝番を省略することがある。)
(1) 原告の有する特許権
ア 原告は,次の特許権を有している(以下「本件特許権」といい,本件特許
権に係る特許を「本件特許」という。)。
発明の名称 内容証明を行う通信システムおよび内容証明サイト装置
特許番号 第3796528号
出 願 日 平成11年12月28日
登 録 日 平成18年4月28日
イ 本件特許の特許請求の範囲,明細書及び図面の内容は,別紙特許公報記載
のとおりである(以下,上記明細書及び図面を「本件明細書等」という。)。
ウ 本件特許の特許請求の範囲
本件特許の特許請求の範囲における請求項の数は14であるが,そのうち
請求項8の記載は,別紙特許公報の特許請求の範囲【請求項8】記載のとお
りである(以下,同請求項記載の発明を「本件発明」という。)。
▶判決の詳細
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不正競争
平成26年11月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)25367請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社宮入バルブ製作所徳永博久 原告甲晴まき雄太
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不正競争防止法2条1項3号 不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 本件は,原告が,被告は,原告から開示を受けた容器用弁(以下「バルブ」
という。)の設計図について,① そのバルブの形態を模倣したバルブを製造,
販売し,② 不正の利益を得る目的で,原告の営業秘密である上記設計図を使
用して,原告の営業上の利益を侵害したなどと主張して,被告に対し,不正競
争防止法2条1項3号又は7号,3条に基づき,バルブの製造,販売,無償配
布及び第三者への引渡しの差止め並びに廃棄を求めるとともに,①,②のほか,
③ そのバルブのデザインを盗用し,これらにより損害を受けたと主張して,
被告に対し,同法4条又は民法709条に基づき,被告が受けた利益の額に相
当する損害408万円と弁護士費用に相当する損害40万円合計448万円及
びこれに対する不正競争又は不法行為の後である訴状送達の日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10044審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (電子装置へのアクセスを制御するマン・マシン・インターフェース)
被告特許庁長官 原告アップルインコーポレイテッド
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
プリヴァリス・インコーポレーテッド(以下「プリヴァリス」という。)
は,発明の名称を「電子装置へのアクセスを制御するマン・マシン・インタ
ーフェース」とする発明につき,平成16年6月1日を国際出願日とする特許
出願(特願2006-533547。パリ条約に基づく優先権主張・2003
年5月30日,米国。出願時の請求項の数は14である。以下「本願」とい
う。)をした。プリヴァリスは,平成20年8月12日付けで拒絶理由通知を
受けたので,平成21年2月16日,意見書を提出するとともに手続補正をし
たが,同年11月20日付けで拒絶の査定を受けた(同月25日送達。甲1
2)。プリヴァリスは,平成22年3月25日,拒絶査定に対する不服の審判
(不服2010-6459号)を請求するとともに,手続補正をしたが,平成
24年3月2日付けで拒絶理由通知を受けたので,同年9月5日,意見書を提
出するとともに手続補正をした。プリヴァリスは,平成25年1月10日付け
で最後の拒絶理由通知を受けたので,同年7月11日に意見書を提出するとと
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10052審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (一種,またはそれ以上の有効成分を含んでなるアミン反応化合物)
被告特許庁長官 原告ザプロクターアンド
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
原告は,発明の名称を「一種,またはそれ以上の有効成分を含んでなるア
ミン反応化合物」とする発明につき,1999年(平成11年)7月12日を
国際出願日とする特許出願(特願2000-559213号,パリ条約に基づ
く優先権主張外国庁受理・1998年7月10日及び同年10月28日,欧州
特許庁(EP)。出願時の請求項の数は28である(甲1)。以下「本願」とい
う。)をした。
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特許権
平成26年11月20日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10091控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (放電焼結装置)
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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民事訴訟法258条
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[概要] 1 控訴人は,平成9年5月2日,発明の名称を「放電焼結装置」とする特許の
設定登録を受けた(特許第2640694号)。特許庁は,異議申立て(平成
10年異議第70682号)を受け,平成13年7月4日,上記特許を取り消
す決定(以下「本件取消決定」という。)をした。
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特許権
平成26年11月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10124審決取消訴訟
審決取消請求事件 (製品保持手段を有する改善されたパケット)
被告株式会社ロッテ川崎実夫 原告X富岡潔
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法123条1項2号 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求について請求項の一部を無効とした審決の取消訴訟で
ある。争点は,①訂正に関しての新規事項の追加の有無,②進歩性の有無である。
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商標権
平成26年11月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10101控訴棄却
役務標章差止請求控訴事件
控訴人株式会社KPGLUXURYHOTELS 被控訴人株式会社DAIKICHI
株式会社月ケ瀬
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商標法37条1号 商標法36条1項
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[概要] 件商標権」という。)の商標権者であり,かつ,「熱海 ふふ」との名称の旅
館(以下「控訴人旅館」という。)を経営する控訴人が,別紙被控訴人標章目
録1及び2記載の各標章(以下「被控訴人各標章」と総称し,それぞれを「被
控訴人標章1」,「被控訴人標章2」という。)は本件商標に類似する商標で
あり,また,別紙被控訴人表示目録1ないし6記載の各表示(以下「被控訴人
各表示」と総称し,それぞれを「被控訴人表示1」,「被控訴人表示2」など
という。)は,控訴人旅館の名称として周知である別紙控訴人表示目録1ない
し3記載の各表示(以下「控訴人各表示」と総称し,それぞれを「控訴人表示
1」,「控訴人表示2」などという。)と類似の商品等表示であるから,被控
訴人らが別紙旅館目録記載の旅館(以下「被控訴人旅館」という。)の営業施
設及び営業活動について被控訴人各標章を使用する行為は本件商標権の侵害
行為(商標法37条1号)に,被控訴人各表示を使用する行為は不正競争防止
法(以下「不競法」という。)2条1項1号の不正競争行為にそれぞれ該当す
る旨主張して,被控訴人らに対し,商標法36条1項に基づき,被控訴人各標
章の使用の差止めを,不競法3条1項に基づき,被控訴人各表示の使用の差止
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特許権
平成26年11月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)14214一部認容
損害賠償請求事件
被告A
B 原告有限会社トレナージュアカデミー
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特許法102条2項 特許法65条1項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,「音叉型治療器」に関する特許の特許権者である原告が,被告らに
対し,被告らが役員を務めていた二つの株式会社が上記特許に係る発明の実施
品の販売等をしたことに関し,被告らが会社法429条1項に基づく責任を負
うとして,損害賠償金のうち5000万円及びこれに対する請求の日の翌日か
ら支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成26年11月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)27442
商標権侵害差止等請求事件
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商標法36条1項 商標法37条1号
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[概要] 1 本件は,「SHIPS」の文字を書してなる商標につき商標権を有する両事
件原告(以下,単に「原告」という。)が,①「SHIPS」の文字列を含む
デザインを有する布地を製造・販売する被告ダイワボウテックス株式会社(以
下「被告ダイワボウテックス」という。)に対して,商標法36条1項,2項
に基づき,別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告標章」という。)を布地
に付すこと及び被告標章を付した布地の販売等の差止め並びに同布地の廃棄を
求め(甲事件),②被告ダイワボウテックスから購入した上記布地を販売する
被告株式会社Y2(以下「被告Y2」という。)に対して,同条項に基づき,
同布地の販売等の差止め及び廃棄を求める(乙事件)事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年11月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)8321等一部認容
貸金等請求事件
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著作権法65条2項 民事訴訟法61条 著作権法114条3項 著作権法2条1項12号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告P1が,被告会社に対し,消費貸借契約に基づく貸金の返還
を,被告P2に対し,保証契約に基づく保証債務の履行(甲事件)を求め,
原告会社が,被告会社に対し,請負代金債権を原債権とする債務弁済契約
(準消費貸借契約)に基づく弁済金の支払を,被告P2に対し,保証契約に
基づく保証債務の履行(乙事件)をそれぞれ求めている事案である。被告ら
は,①甲事件,乙事件双方の請求に対し,被告会社のプログラム著作権の侵
害による損害賠償請求を,②乙事件の請求に対し,被告会社の業務委託契約
に基づく委託金請求権を,それぞれ自働債権とする相殺の抗弁を主張してい
る。
2 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告会社は,コンピューターシステム及びソフトウェアの設計,開発
等を目的とする株式会社であり,原告P1はその代表者である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成26年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10281審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社松風
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意匠法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない)
(1) 原告は,平成20年6月30日,意匠に係る物品を「人工歯」とする別紙1
の本願意匠目録記載の意匠(上顎中切歯用の人工歯に係る意匠である意願2008
-016902号の意匠のうち,歯の切縁部付近の部分の形態に係る部分意匠。以
下「本願意匠」という。)の登録出願をしたが(意願2008-016914号),
平成22年11月9日,特許庁から拒絶査定を受けたので,平成23年2月10日,
不服審判請求をした。特許庁は,上記請求を,不服2011-3126号事件とし
て審理をした結果,平成24年2月14日,「本件審判の請求は成り立たない。」と
の審決(以下「前審決」という。)をし,その謄本を,同月24日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10338審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (卓上切断機)
被告日立工機株式会社 原告株式会社マキタ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の概要(当事者間に争いがない。)
被告は,平成17年1月20日,発明の名称を「卓上切断機」とする特許出願(特
願2005-12609号。請求項の数5。以下「本願」という。)をし,平成1
9年12月10日,平成21年9月16日,同年11月6日及び平成22年1月1
5日に,特許請求の範囲についての補正を行ったが,平成22年1月28日,拒絶
査定を受けた(甲2,16の1ないし11)。そこで,被告は,同年4月16日,
拒絶査定に対する不服の審判を請求するとともに,平成23年4月22日,特許請
求の範囲等についての補正(以下「本件補正」という。)を行ったところ,同年5
月17日,「原査定を取り消す。本願の発明は,特許すべきものとする。」との審
決がされ,同年6月10日,設定の登録(特許第4759276号)を受けた(甲
1,3,4,16の19。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成25年3月28日,特許庁に対し,本件特許の請求項1ないし5に
記載された発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10271審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (アルコール飲料の風味向上剤及び風味向上法)
被告三栄源エフ・エフ・アイ株式会社溝内伸治郎 原告株式会社JKスクラロースジャパン松野英
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特許法36条4項 特許法29条2項 特許法36条5項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,①明
細書の記載要件(実施可能要件),②特許請求の範囲の記載要件(サポート要件)及
び③進歩性についての各判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成26年11月7日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)2728請求棄却
損害賠償請求事件 (日神パレステージ初台オペラ通り新築工事)
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民法709条 著作権法10条1項6号 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 前提となる事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,建築設計を主たる業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社フジコー
株式会社中山製鋼所 原告日鉄住金ロールズ株式会社
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特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法126条5項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ダイヤグラムリーフレット及びその作成方法)
被告特許庁長官 原告株式会社昇寿堂
ザイコンジャパン株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(以下の事実は,末尾に証拠を記載したものを除
き,当事者間に争いがない。)
原告らは,平成20年3月21日,発明の名称を「ダイヤグラムリーフレッ
ト及びその作成方法」として,特許出願(特願2008-73491号。以下
「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成26年11月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10300審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (炭化珪素半導体装置の製造方法)
被告独立行政法人 原告X
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,平成18年8月24日に出願され,平成24年7月27日に設定
登録された,発明の名称を「炭化珪素半導体装置の製造方法」とする特許第
5046083号(以下「本件特許」という。請求項の数は4である。)の
特許権者である。
▶判決の詳細
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