権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成28年6月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)20338請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社国際空手道連盟極真会館 原告A
有限会社マス大山エンタープライズ
ら
ら訴訟復代理人弁護士寺田伸子
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商標法38条2項 商標法4条1項7号 商標法36条1項 商標法38条3項
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[概要] 本件は,原告らが,被告において,原告らそれぞれの有する商標権に係る登
録商標と類似した被告各標章をウェブサイトに付し,被告各標章を付した道着
等の商品を販売し,当該道着をもって空手の教授を行うなどしており,これら
の被告の行為が原告らそれぞれの商標権を侵害する旨主張して,①原告Aが,
被告に対し,商標法36条1項に基づき,被告標章1-1ないし3-3の使用
等の差止めを,②原告会社が,被告に対し,商標法36条1項に基づき,被告
標章4ないし6の使用等の差止めを,③原告Aが,被告に対し,不法行為によ
る損害賠償請求権に基づき,損害賠償金2160万円及びこれに対する平成
27年7月31日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分
の割合による遅延損害金の支払を,④原告会社が,被告に対し,不法行為
による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金405万円及びこれに対する
同日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払をそれぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年6月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10045審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告一般社団法人上方舞吉村流 原告X
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商標法4条1項8号 商標法4条1項7号 商標法4条1項19号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告代表者であるA(以下「A」という。)は,平成26年4月16日,
「吉村流」の文字を標準文字で表して成る商標(以下「本件商標」という。)につ
いて,指定役務を第41類「日本舞踊の教授その他の技芸又は知識の教授,日本舞
踊の興行の企画又は運営その他の映画・演芸・演劇又は音楽の演奏の興行の企画又
は運営,日本舞踏に関する図書及び記録の供覧,日本舞踊の演出又は上演その他の
演芸の上演,日本舞踊に関するビデオの制作その他の教育・文化・娯楽・スポーツ
用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),日本舞踏に関する楽
器の貸与その他の楽器の貸与,日本舞踊のための施設の提供その他の映画・演芸・
演劇・音楽又は教育研修のための施設の提供,日本舞踏に関する興行場の座席の手
配その他の興行場の座席の手配」として,商標登録出願をした(商願2014-2
9491号)。
その後,出願人名義がAから被告に変更され,被告は,同年11月21日,本件
商標の設定登録を受けた(商標登録第5719295号。甲1,乙36)。
(2) 原告は,平成27年4月16日,本件商標の商標登録を無効にすることを求
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商標権
平成28年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10003請求棄却
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官 原告X1
X2
ら
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告らは,別紙商標目録記載の構成からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)について,指定商品を第31類「いちご」として商標登録(登録出願
日・平成21年11月24日,登録査定日・平成25年10月9日,登録日・
同年12月6日。登録第5634509号。)を受けた商標権者(各人の持分
は2分の1)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年6月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)34654等一部認容
損害賠償請求事件
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商標法38条2項 民事訴訟法142条 民法173条1号 民法295条
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損害賠償 | 30回 | 商標権 | 15回 | 侵害 | 11回 | 差止 | 3回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は商品名を「エスプリンセス」,「esprincess」とするシャ
ンプー等の商品に関する訴訟であり,ブリリアント社がローランド社に対し商
品の製造を委託してその製造代金を支払う旨の契約(以下「本件製造契約」と
いう。)を締結し,ローランド社が製造した商品をブリリアント社が販売して
いたが,その後,ローランド社が商品の販売を代行してその販売代金をブリリ
アント社に支払う旨の契約(以下「本件代行契約」という。)が締結され,さ
らに,本件代行契約が解除されるに至った。また,ブリリアント社は「エスプ
リンセス」の文字等から成る商標につき商標権(以下「本件商標権」といい,
その登録商標を「本件商標」という。)を有するところ,ローランド社は本件
代行契約の解除後も「esprincess」の文字を含む標章を付したシャ
ンプー等の商品を販売した。
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商標権
平成28年6月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10202審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社伊勢半
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商標法50条1項 商標法19条 商標法50条2項 特許法153条2項
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[概要] 1 本件商標
登録番号第650400号の商標(以下「本件商標」という。)は,「LI
NE」の欧文字と「ライン」の片仮名を二段に横書きしてなり,昭和38年5
月24日に登録出願,第4類に属する商標登録原簿に記載のとおりの商品を指
定商品として,昭和39年8月18日に設定登録され,その後,平成17年7
月20日に,第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,植物性天然香料,動物性
天然香料,合成香料,調合香料,精油からなる食品香料,薫料」を指定商品と
する指定商品の書換登録がされたものである。
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商標権
平成28年6月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6271請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社不動産ビジネス研究所 原告X
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,別紙商標権目録記載の商標権を有する原告が,被告が別紙被告標章目録
記載の標章を使用して消臭剤を販売等する行為が原告の商標権を侵害すると主張し
て,被告に対し,①商標権に基づき,消臭剤に同目録記載の標章を付し,又は同標
章を付した消臭剤を販売し,若しくは販売のために展示をすることの差止め及び同
標章を付した消臭剤の破棄,②商標権侵害の不法行為に基づき,7009万550
0円の損害賠償及びこれに対する平成27年7月10日(訴状送達の日の翌日)か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案で
ある。
2 前提事実(当事者間に争いがないか,後掲証拠により容易に認められる。)
(1) 原告の商標権
原告は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「原告商標権」といい,この商標権
に係る登録商標を「原告商標」という。)を有している。
(2) 被告による消臭・抗菌剤の販売
被告は,消臭・抗菌剤(以下「被告商品」という。)に別紙被告標章目録記載2の
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10246審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告株式会社メディアナビ篠田通子
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年6月13日,別紙1本願商標目録記載の商標(以下
「本願商標」という。)の登録出願(商願2014-48803号)をした(乙1)。
⑵ 原告は,平成27年1月8日付けで拒絶査定を受けたので,同年4月8日,
これに対する不服の審判を請求した。
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10015審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社中央経済社ホールディングス西川喜裕
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告の登録商標(登録第2578258号商標。以下「本件商標」とい
う。)に関する商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を成立とした審決
の取消訴訟である。
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10014審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社中央経済社ホールディングス西川喜裕
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告の登録商標(登録第2184622号商標。以下「本件商標」とい
う。)に関する商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を成立とした審決
の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官小林裕子 原告ベロシティアパレルズカンパニー木村吉宏
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10179審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告三浦工業株式会社 原告シンクソートインコーポレーテッド
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商標法50条 商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第2579058号。以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である(甲1,2)。
(本件商標)
出願日 平成2年11月15日
設定登録日 平成5年9月30日
存続期間の更新登録日
平成15年9月16日,平成25年7月30日
指定商品の書換登録日
平成16年12月22日
指定商品 第9類「配電用又は制御用の機械器具,回転変流機,調相機,
電池,電気磁気測定器,電線及びケーブル,電気アイロン,電
気式ヘアーカーラー,電気ブザー,電気通信機械器具,電子応
用機械器具及びその部品,磁心,抵抗線,電極」
なお,書換登録前(設定登録時)の指定商品は,第11類
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)20031一部認容
損害賠償等請求事件
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商標法4条1項15号 商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法36条1項
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損害賠償 | 64回 | 商標権 | 39回 | 許諾 | 15回 | 無効 | 15回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,(1)平成24年6月5日から平成25年4月27日まで
原告の取締役であった被告Aⅰが,①平成24年10月末に,株主総会の承認を経
ることなく,原告の経営していた串かつ店「かつーん」千歳烏山店(以下,単に「千
歳烏山店」という。)に関する事業を被告Aⅰ自身に譲渡したことにより,会社法
467条1項に違反するとともに,利益相反取引(同法356条1項2号)をした
ものとして同法356条1項に違反した,②同年8月17日から同月22日までの
間及び同年9月24日から同年10月31日までの間に,原告の千歳烏山店の売上
金を横領した,③同月25日,原告がしていた商標登録出願を無断で取り下げた,
④同年9月25日及び同年10月25日に,株主総会決議を経ずに,被告Aⅰ自身
の取締役報酬をお手盛りした,⑤同年9月25日から平成25年4月27日までの
間,株主総会の承認を経ることなく,既に原告に事業譲渡していたはずの串かつ店
「かつーん」赤坂店(以下,単に「赤坂店」という。)の営業を行い,競業避止義
務違反(同法356条1項1号)をしたものとして同法356条1項に違反した,
以上①ないし⑤をもって取締役としての任務を怠ったものである旨主張して,被告
Aⅰに対し,同法423条1項に基づく損害賠償請求として,3500万円及びこ
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10232審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告有限会社いばらき食文化研究会
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,平成25年10月22日,下記のとおりの構成からなる商標
(以下「本願商標」という。)について,指定商品を「第32類 メロンを
用いたクリームソーダ」(以下「本願指定商品」という。)とする商標登録
出願(商願2013-82289号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中敬規 原告アポロソシエテ
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10153審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官田中敬規 原告アポロソシエテ
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10219審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
原告株式会社ディンクス
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法4条1項10号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,以下の商標(商標登録第5517482号。以下「本件商標」と
いう。)の商標権者である(甲242,243)。
商標の構成 別紙本件商標目録記載のとおり
登録出願日 平成24年3月27日
登録査定日 平成24年7月31日
設定登録日 平成24年8月24日
指定商品 第14類「時計,宝玉及びその原石並びに宝玉の模造品,キ
ーホルダー,身飾品」
(2) 被告は,平成27年4月22日,本件商標の商標登録を無効にすることを
求めて審判を請求した(甲242)。
特許庁は,上記請求を無効2015-890035号事件として審理を行
い,平成27年9月8日,「登録第5517482号の登録を無効とする。審
判費用は被請求人の負担とする。」との審決(以下「本件審決」という。)を
し,その謄本は,同月17日,原告に送達された。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年4月8日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成27(ネ)3285一部認容
損害賠償請求控訴事件
被告)サンエス自動車興業株式会社被控訴人(一審
)コルハート株式会社 控訴人(一審原告)A 被控訴人(一審被告)サンエス自動車興業株式会社
(一審被告)コルハート株式会社
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商標法26条1項3号 商標法26条1項6号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らが控訴人の登録商標に類似する標章を使用し
て控訴人の商標権を侵害したと主張して,不法行為に基づく損害賠償として,
①被控訴人らに対し,被控訴人コルハート株式会社(以下「被控訴人コルハー
ト」という。)が製作管理した被控訴人サンエス自動車興業株式会社(以下
「被控訴人サンエス」という。)のホームページにおける標章使用について,
平成23年5月から平成25年4月までの2年間の全損害756万円の一部と
して500万円及び弁護士費用50万円並びにこれらに対する不法行為以後の
日である同月4日から支払済みまで年5分の割合による遅延損害金の連帯支払,
②被控訴人サンエスに対し,同被控訴人の看板及び従業員の名刺における標章
使用について,平成16年5月から平成25年4月までの9年間の全損害45
36万円の一部として300万円及び弁護士費用30万円並びにこれらに対す
る同月4日から支払済みまで前記割合による遅延損害金の支払,③被控訴人コ
ルハートに対し,同被控訴人が運営するポータルサイトにおける標章使用につ
いて,平成20年11月から平成25年4月までの54か月間の全損害170
1万円の一部として200万円及び弁護士費用20万円並びにこれらに対する
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告協同組合小浜ささ漬協会
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商標法7条の2
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[概要] 1 本件は,原告が,下記商標(以下「本願商標」という。)の商標登録出願拒絶
査定につき不服審判請求をしたところ,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,
その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10063控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
控訴人東洋エンタープライズ株式会社 被控訴人株式会社インディアンモトサイクルカンパニージャパン
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商標法4条1項7号 商標法4条1項11号 商標法36条1項 商標法8条1項
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[概要] 1 本件は,後記本件各商標権を有する控訴人が,これらの各商標権に係る各商
標に類似する被控訴人各標章を付して被控訴人商品を販売等する被控訴人の行為に
より,本件各商標権を侵害されたと主張して,被控訴人に対し,商標法36条1項,
2項に基づき,被控訴人商品又はその包装への被控訴人各標章の使用の差止め並び
に被控訴人商品等の廃棄を求めるとともに,民法709条に基づき,一部請求とし
て損害賠償金5000万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成25年6
月18日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10133控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)キイワ産業株式会社被控訴人(
)株式会社サンワード 控訴人(原告)X
補助参加人株式会社サンワード 被控訴人(被告)キイワ産業株式会社
(被告)株式会社サンワード
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民法709条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,①被控訴人キイワが,被控訴人サン
ワードから発注を受けて原判決別紙商標目録1,2記載の各登録商標(本件各商標)
を付した洗剤を製造し,被控訴人サンワードに販売する行為,及び②被控訴人サン
ワードが,被控訴人キイワに発注して製造させた本件各商標を付した洗剤を代理店
や一般消費者に販売する行為が,いずれも控訴人の本件各商標権を侵害すると主張
して,民法709条に基づき,損害賠償金205万円及びこれに対する各訴状送達
の日の翌日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10121控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人有限会社GESTS 被控訴人Y
株式会社セールスフロント
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商標法36条1項 商標法38条2項 特許法73条3項
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[概要] 1 本件は,控訴人が被控訴人らに対し,被控訴人標章は別紙商標権目録記載1,
2の各商標(以下「本件商標」といい,各商標に係る商標権を併せて「本件商標権」
という。)と同一であるところ,被控訴人会社は被控訴人標章を付した商品(インナ
ーウェア,スポーツウェア)を販売し,また,被控訴人Yは本件商標権の共有者の
同意を得ないまま,本件商標権の使用を被控訴人会社に許諾したなどとして,①被
控訴人会社に対し,商標法36条1項,2項に基づき,被控訴人標章を付したイン
ナーウェア等の販売等の差止め及び上記商品の廃棄を求めるとともに,②被控訴人
らに対し,民法709条及び商標法38条2項に基づき,連帯して156万666
6円及びこれに対する不法行為の後の日である被控訴人会社については平成26年
12月5日から,被控訴人Yについては同月7日から,各支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10203審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社伊勢半
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商標法50条2項 商標法50条1項 特許法153条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,以下の商標(登録第1859812号。以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である(甲40,41)。
(本件商標)
出願日 昭和58年4月1日
設定登録日 昭和61年5月30日
存続期間の更新登録日
平成8年8月29日,平成18年5月16日
指定商品の書換登録日
平成18年8月9日
指定商品 第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,植物性天然香料,動物
性天然香料,合成香料,調合香料,精油からなる食品香料,薫
料」
なお,書換登録前(設定登録時)の指定商品は,第4類「せ
っけん類(薬剤に属するものを除く)歯みがき,化粧品(薬剤
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10174審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ライテック原田泰孝 原告株式会社東海鳥養雅夫
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
①商標法4条1項15号該当性(混同のおそれ),②同項10号該当性(商標の類否),
③同項11号該当性(商標の類否)及び④同項19号該当性(商標の類否,不正の
目的)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10173審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ライテック原田泰孝 原告株式会社東海鳥養雅夫
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
①商標法4条1項15号該当性(混同のおそれ),②同項10号該当性(商標の類否),
③同項11号該当性(商標の類否)及び④同項19号該当性(商標の類否,不正の
目的)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10172審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ライテック原田泰孝 原告株式会社東海鳥養雅夫
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法4条1項19号 商標法4条1項10号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
①商標法4条1項15号該当性(混同のおそれ),②同項10号該当性(商標の類否),
③同項11号該当性(商標の類否)及び④同項19号該当性(商標の類否,不正の
目的)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10207審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y髙山大地 原告有限会社シービーワン中川英俊
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商標法3条1項 商標法4条1項10号 商標法4条1項7号 商標法2条1項1号
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審決 | 21回 | 商標権 | 17回 | 無効 | 15回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法3条1項柱書該当性,4条1項10号該当性である。
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商標権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10194審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官根岸克弘 原告ザ・コールマン・カンパニー・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成25年12月20日,指定商品を「第14類 時計,キーホル
ダー,身飾品」とする「COLEMAN」(標準文字)なる商標(以下「本願商標」
という。)の登録出願(商願2013-100127号)をした(甲12,乙1)。
⑵ 原告は,平成26年9月26日付けで拒絶査定を受けたので,同年12月2
6日,これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10193審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官根岸克弘 原告ザ・コールマン・カンパニー・
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成25年12月20日,別紙1本願商標目録記載の商標(以下
「本願商標」という。)の登録出願(商願2013-100128号)をした(甲
12,乙1)。
⑵ 原告は,平成26年9月26日付けで拒絶査定を受けたので,同年12月2
6日,これに対する不服の審判を請求した。
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商標権
平成28年2月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10117控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人(一審被告)TakedaWorks株式会社佐藤啓介 被控訴人(一審原告)武田エンジニアリング株式会社西脇怜史
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商標法36条1項
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[概要] 本件は,被控訴人が,控訴人において被控訴人の有する本件商標権に係る商標と
類似する被告標章を付した被告商品を製造・販売するなどして本件商標権を侵害し
た旨主張して,控訴人に対し,商標法36条1項及び2項に基づき,被告商品の販
売等及びインターネット上のウェブサイトにおける被告標章の表示の差止め,被告
商品及び被告標章を付した金属製銘板の廃棄を求めるとともに,民法709条に基
づき,損害賠償金1968万2191円及びこれに対する訴状送達の日の翌日であ
る平成26年11月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた事案である。
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商標権
平成28年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)11616請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告パラダイスダイナシティ株式会社 原告有限会社ミック
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商標法39条 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標権目録記載1及び2の各商標権(以下「原告商標権1」,
「原告商標権2」といい,併せて「原告各商標権」と,その商標をそれぞれ
「原告商標1」,「原告商標2」といい,併せて「原告各商標」という。)を
有する原告が,平成25年6月から,別紙被告標章目録記載1及び2の標章
(以下「被告標章1」,「被告標章2」という。)並びに「皇朝」の文字を書
して成る標章(以下,被告標章1及び2と併せ,「被告各標章」という。)を
使用して被告頭書所在地で「パラダイスダイナシティ」との名称の中華料理店
(以下「被告店舗」という。)を経営する被告に対し,被告各標章は,原告各
商標と類似し,その指定役務である飲食物の提供につき標章を使用するもので
あるとして,(1)被告各標章の使用の差止め,(2)被告各標章を付した看板等の
廃棄,(3)被告店舗のホームページからの被告各標章の削除,(4)商標法(以下
「法」という。)38条3項及び民法709条に基づき,平成25年6月17
日から平成27年10月5日までのうちの27か月間につき,売上月額500
万円の27か月分に商標使用料割合10%を乗じた1350万円の内金500
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10103請求棄却
損害賠償等本訴請求,商標使用差止等反訴請求控訴事件
被告)(以下「1審原告会社」という。)被控訴人兼控訴人(1審本訴
兼反訴原告)International 控訴人兼被
(1審本訴原告兼反訴被告)(以下「1審原告X」という。) 被控訴人(1審本訴原告兼反訴被告)(以下「1審原告会社」という。)
兼控訴人(1審本訴被告兼反訴原告)International
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商標法36条1項 商標法38条3項 商標法50条1項
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ライセンス | 108回 | 商標権 | 59回 | 損害賠償 | 18回 | 差止 | 17回 |
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[概要] 略称は,特に断りのない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10134審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社タニタ奥村直樹 原告オムロンヘルスケア株式会社木村剛大
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商標法4条1項11号 商標法6条3項 商標法6条1項 商標法1条
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,
商標法4条1項11号該当性(指定商品の類似性)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10180審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社アイフォーレ 原告養命酒製造株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 本件は,被告が有する商標権について,原告が商標法4条1項11号,15
号を理由に無効審判請求をしたところ,特許庁が審判請求は成り立たないとの審決
をしたため,原告が審決の取消を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年2月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10132審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社カムイワークスジャパン 原告株式会社中条
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商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 商標法4条1項19号 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,被告が有する商標権について,原告が商標法4条1項7号及び10
号を理由に無効審判の請求をしたところ,特許庁が「本件審判の請求中,商標法第
4条第1項第10号を理由とする請求は却下する。その余の請求は,成り立たない。」
との審決をしたため,原告が,審決のうち,商標法4条1項7号を理由とする請求
は成り立たないとの部分の取消しを求めた事案である。
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商標権
平成28年2月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8132一部認容
損害賠償請求事件 (エアウィーヴ四季布団和匠(わしょう))
被告株式会社エアウィーヴホールディングス
株式会社エアウィーヴャリング
株式会社エアウィーヴマニュファクチ 原告西川産業株式会社
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商標法3条1項3号 商標法4条1項11号 商標法38条3項 特許法104条の3
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[概要] 本件は,「なごみ」の文字を横書きしてなり,指定商品をマットレス,布
団等とする別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,その
登録商標を「本件商標」という。)を有する原告が,被告らに対し,被告ら
による別紙被告ら標章目録記載の各標章(以下,それぞれを同目録の番号に
より「被告ら標章1」などといい,これらを「被告ら各標章」と総称す
る。)の使用が本件商標権の侵害に当たる旨主張して,民法719条,70
9条,商標法38条3項に基づき損害賠償金880万円及びこれに対する商
標権侵害行為の後の日である平成27年1月1日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。
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商標権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)27735一部認容
商号使用禁止等請求事件
被告トラステイル株式会社 原告株式会社トラスティルグループ
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商標法36条1項 民法709条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告がその商号「トラステイル株式会社」
との登記をし,債務の保証等の役務にこれを使用する行為は,原告の保有す
る別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,その商標を
「本件商標」という。)に関し,これと類似する標章である被告の商号を,
同一ないし類似の指定役務である債務の保証等について使用するものである
から,これを侵害するものであるとして商標法36条1項,2項に基づき,
また,原告の商号である「株式会社トラスティルグループ」は原告の周知な
商品等表示であるところ,被告の商号はこれに類似し,混同を生じさせると
して不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号,3条1項,
2項に基づき(上記商標権侵害とは選択的併合),被告の商号の使用禁止
(請求の趣旨第1項),その商号の抹消登記(請求の趣旨第2項),民法7
09条に基づき弁護士費用50万円及びこれに対する被告に対する警告書送
達の日の翌日である平成27年3月20日から民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払(請求の趣旨第3項)を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)4627一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告ハンターサイト株式会社 原告Aⅰ
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商標法26条1項6号 商標法38条2項 商標法37条1号 商標法36条2項
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商標権 | 68回 | 侵害 | 63回 | 差止 | 23回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 1 本件は,別紙4商標権目録記載の商標権(商標登録第5072094号。以
下「原告商標権」といい,原告商標権に係る商標を「原告商標」という。)を有す
る原告が,被告に対し,被告による別紙1被告標章目録記載1ないし11の各標章
(以下,それぞれ「被告標章1」ないし「被告標章11」といい,併せて「被告各
標章」という。)の使用は,商標法37条により原告商標権の侵害とみなされる行
為である旨主張して,同法36条に基づき,被告各標章の使用の差止め及び侵害組
成物の廃棄等を求める(訴状が陳述された後,平成26年5月9日付け訴えの変更
申立書,同年8月27日付け準備書面(3)及び同年10月31日付け準備書面(4)が順
次陳述されたことなど,弁論の全趣旨に照らし,原告の求める差止め及び廃棄等の
請求は,最終的に,前記第1の1ないし4のとおり変更されたものと解するのが相
当であり,被告標章目録記載1ないし4,6ないし8,10及び11の各標章は,
同目録末尾に注記のとおり,鍵括弧内の一連の文字列からなる標章の趣旨とするの
が相当である。)とともに,民法709条及び商標法38条2項に基づき,損害賠
償金770万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成26年3月13日
から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10058審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y
エノテカイタリアーナ 原告エノテカ株式会社
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告Yと被告エノテカイタリアーナ エス.アール.エル.(以下
「被告会社」という。)は,以下の商標(商標登録第5614496号。以
下「本件商標」という。)の商標権者である(甲1の1,3)。
商標の構成 別紙本件商標目録記載のとおり
登録出願日 平成24年12月13日
登録査定日 平成25年7月29日
設定登録日 平成25年9月13日
指定商品 第35類「飲食料品の小売又は卸売の業務において行われる
顧客に対する便益の提供,酒類の小売又は卸売の業務におい
て行われる顧客に対する便益の提供,菓子及びパンの小売又
は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供,ワ
イングラスの小売又は卸売の業務において行われる顧客に対
する便益の提供,かばん類及び袋物の小売又は卸売の業務に
おいて行われる顧客に対する便益の提供,タオル及びハンカ
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10171審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告大王製紙株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年10月30日,別紙1記載の構成からなる商標(以下
「本願商標」という。)について,第16類「ティッシュペーパー,トイレ
ットペーパー,その他の紙類」を指定商品として,商標登録出願(商願20
13-85169号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10182審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告合名会社伊藤商店 原告X1
X2
ら
ら
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商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,以下の商標(商標登録第4898860号。以下「本件商標」と
いい,その商標権を「本件商標権」という。)の商標権者である(甲71,7
4)。
(本件商標)
登録出願日 平成16年10月29日
設定登録日 平成17年10月7日
指定商品 第29類「加工水産物,肉のつくだに,果実の漬け物,めん
ま,野菜の缶詰及び瓶詰,野菜の漬物,なめ物」
(2) 被告は,平成25年10月1日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又
は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから,商標法50条1項の
規定により本件商標の商標登録は取り消されるべきであるとして,本件商標
の商標登録の取消審判を請求し(以下,この請求を「本件審判請求」とい
う。),同月23日,本件審判請求の登録がされた(甲68の1,74)。
▶判決の詳細
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