権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成28年1月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告合名会社伊藤商店 原告X1
X2
ら
ら
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商標法50条2項 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告らは,以下の商標(商標登録第3318334号。以下「本件商標」と
いい,その商標権を「本件商標権」という。)の商標権者である(甲71,7
3)。
(本件商標)
登録出願日 平成6年12月2日
設定登録日 平成9年6月6日
指定商品 第30類「調味料,香辛料」
(2) 被告は,平成25年10月1日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又
は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないから,商標法50条1項の
規定により本件商標の商標登録は取り消されるべきであるとして,本件商標
の商標登録の取消審判を請求し(以下,この請求を「本件審判請求」とい
う。),同月21日,本件審判請求の登録がされた(甲68の1,73)。
特許庁は,本件審判請求を取消2013-300826号事件として審理
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10159審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,別紙本願商標目録記載の商標(以下「本願商
標」という。)について,指定商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その
他の被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動
用特殊衣服」として,商標登録出願をした(商願2013-51911号。甲2
9)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲3
2,33)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25616号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10158審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告リーボックインターナショ
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,平成25年7月4日,「REEBOK ROYAL FLAG」の
欧文字を標準文字で表して成る商標(以下「本願商標」という。)について,指定
商品を第25類「履物,運動用特殊靴,帽子・その他の被服,ガーター,靴下止め,
ズボンつり,バンド,ベルト,仮装用衣服,運動用特殊衣服」として,商標登録出
願をした(商願2013-51910号。甲25)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成26年9月10日付けで拒絶査定
を受けたので,同年12月15日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した(甲2
8,29)。
(3) 特許庁は,原告の請求を不服2014-25615号事件として審理し,平
成27年3月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」とする別紙審決書
(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月14日,その謄
本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年8月10日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年1月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ニワンゴ訴訟承継人 原告エフシーツー,インク.
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商標法4条1項11号 商標法54条2項 商標法18条1項 商標法50条
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無効 | 29回 | 審決 | 27回 | 商標権 | 22回 | 無効審判 | 6回 |
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に対する審決のうち無効成立部分に対する取消訴
訟である。争点は,①無効理由判断基準時及び引用商標の適格性の有無,並びに,
②指定商品及び指定役務の類似性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10162審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社とうかい企画
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商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年3月4日,「Tiara」の欧文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,第14類「身飾品(「宝
飾品としてのティアラ」を除く。)」を指定商品として,商標登録出願(商
願2014-16045号。以下「本願」という。)をした(甲25の1)。
(2) 原告は,平成26年11月28日付けの拒絶査定(甲29)を受けたので,
平成27年2月24日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲30の1),
同日付けの手続補正書により,指定商品を第14類「イヤリング,ネックレ
ス,ブレスレット,ペンダント,宝石ブローチ,指輪,ピアス」に補正した
(以下「本件補正」という。甲30の2)。
特許庁は,上記請求を不服2015-3479号事件として審理し,平成
27年7月7日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本
件審決」という。)をし,同月21日,その謄本は原告に送達された。
(3) 原告は,平成27年8月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10084審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,①商標法4条1
項10号該当性(引用商標の周知性の有無)及び②商標法47条1項該当性(不正
競争の目的の有無)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10083審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告有限会社日本建装工業原口祥彦 原告株式会社エマックス東京富岡英次
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商標法4条1項10号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 本件は,商標登録を無効とした審決の取消訴訟である。争点は,商標法4条1項
10号該当性(引用商標の周知性の有無)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社北尾化粧品部 原告イヴサンローランパルファン
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商標法50条 商標法2条3項2号 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,以下の商標(登録第535017号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である(甲1,2)。
登録商標:別紙商標目録記載のとおり
登録出願:昭和32年12月29日
設定登録:昭和34年3月26日
更新登録:昭和55年2月29日,平成1年2月27日,平成10年10月27
日,平成20年10月7日
指定商品(平成21年3月11日書換登録後のもの):第3類「人造じゃ香,そ
の他の香料類(薫料・香精・天然じゃ香・芳香油を除く。),吸香,におい袋,香
水,その他の香水類,フケ取り香水,香油,髪膏,おしろい,化粧下」
(2) 原告は,平成25年12月18日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商
品について,継続して3年以上日本国内において商標権者,専用使用権者又は通常
使用権者のいずれもが使用した事実がないから商標法50条1項の規定により取り
消されるべきであるとして,本件商標の商標登録の取消しを求めて審判を請求し,
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10152審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年10月7日,「肉ソムリエ」の文字を標準文字で表
してなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品及び指定役
務を下記のとおりとして,商標登録出願(商願2013-78245号。以
下「本願」という。)をした(甲1)。
記
(指定商品及び指定役務)
第29類「食肉」
第41類「食に関する資格検定試験の実施,資格の認定及び付与,資格検定
試験に関する情報の提供,資格取得に関する知識の教授」
(2) 原告は,平成26年6月30日付けの拒絶査定(甲4)を受けたので,
同年9月29日,拒絶査定不服審判を請求するとともに(甲5),同日付け
手続補正書(甲6)により,本願の指定商品及び指定役務を下記のとおり補
正した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10234審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告岩崎電気株式会社川尻明 原告X播磨里江子
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商標法50条 商標法2条3項2号 商標法2条1項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,昭和37年12月21日,指定商品を第11類「電球類及照明器具」
として,「アイライト」の片仮名を横書きして成る商標(以下「本件商標」という。)
につき,設定の登録を受けた(商標登録第0602699号。甲1,乙1)。
本件商標は,5回にわたり,商標権の存続期間の更新が登録され,その間,平成
16年4月14日に,指定商品を第11類「電球類及び照明用器具」とする指定商
品の書換えが登録された(甲1)。
⑵ 原告は,平成26年1月30日,本件商標の不使用を理由として本件商標の
商標登録の取消しを求める審判を請求し,同年2月18日,同審判の請求が登録さ
れ,取消2014-300062号事件として係属した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10111審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官井出英一郎 原告一般財団法人生涯学習開発財団田畑浩美
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
⑴ 原告は,平成26年2月5日,別紙1本願商標目録記載の本願商標(以下
「本願商標」という。)の登録出願(商願2014-007991号)をした(甲
4)。
⑵ 原告は,同年9月9日付けで拒絶査定を受けた(甲7)ので,同年12月2
日,これに対する不服の審判を請求した(甲8)。
⑶ 特許庁は,これを,不服2014-24620号事件として審理し,平成2
7年4月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記
載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年5月12日,その謄本が原告に
送達された。
⑷ 原告は,同年6月9日,本件審決の取消しを求める本件審決取消訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月13日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)27請求棄却
商標権に基づく差止等請求
被告大作商事株式会社 原告株式会社ディーエイチシー
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不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項7号 不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法2条1項12号
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,化粧品の製造販売等を目的とする会社である(甲1)。
イ 被告は,通信機器,コンピュータ及びその周辺装置・端末機器の輸出
入並びに販売等を業とする会社であり,平成22年6月頃より台湾の会
社「DHC Specialty Corp」(以下「台湾DHC」という。)からバッテ
リーテスター(自動車等のバッテリーの能力を計測するもの。以下同
じ。)及びその関連商品を輸入・販売している(弁論の全趣旨)。
(2) 原告の商標権及び被告の標章
ア 原告は,以下の商標権(以下「原告商標権」といい,その登録商標を
「原告商標」という。)を有している(甲3)。
登録番号:登録第5636696号
商標(標準文字):DHC-DS
指定商品又は指定役務並びに商品及び役務の区分:
第9類 測定機械器具,バッテリーテスター,その他の電気磁気測
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10157審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社マリキータ
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商標法50条2項 特許法157条2項 商標法63条1項 商標法2条3項
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[概要] 1 本件商標
登録番号第5037336号の商標(以下「本件商標」という。)は,「Mar
iquita」の欧文字と「マリキータ」の片仮名文字とを上下2段に横書きして
なり,平成18年10月11日に出願され,第3類「化粧品,香料類,植物性天然
香料,エッセンシャルオイル,精油,ジャスミン油,ちょうじ油,はっか油,バニ
ラ,ばら油,ベルガモット油,ラベンダー油,吸香,薫香,線香,におい袋,せっ
けん類,歯磨き,つけづめ,つけまつ毛,かつら装着用接着剤,つけまつ毛用接着
剤,家庭用帯電防止剤,家庭用脱脂剤,さび除去剤,染み抜きベンジン,洗濯用柔
軟剤,洗濯用漂白剤,洗濯用でん粉のり,洗濯用ふのり,塗料用剥離剤,靴クリー
ム,靴墨,つや出し剤,研磨紙,研磨布,研磨用砂,人造軽石,つや出し紙,自動
車用洗剤,自動車用つや出し剤,つや出し布」を指定商品として,平成19年3月
30日に設定登録されたものであり,原告は,その商標権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年11月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10037控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人函南町 被控訴人株式会社湯ーとぴあ
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商標法4条1項16号 商標法36条1項 商標法37条1号 商標法38条3項
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[概要] 1 本件は,「入浴施設の提供」を指定役務とする商標権(原告商標権)を有す
る被控訴人が,控訴人の運営する入浴施設(被告施設)において使用される標章(被
告標章)が原告商標権に係る登録商標(原告商標)に類似し,その使用が原告商標
権を侵害すると主張して,控訴人に対して,①商標法36条1項に基づき,被告施
設の外壁・掲示物,送迎用車両,ウェブサイト及び広告物等への被告標章の使用の
差止め,②同条2項に基づき,外壁・掲示物等からの被告標章の抹消並びに被告標
章を付した広告物の廃棄を求めるとともに,③商標権侵害の不法行為による損害賠
償請求権(同法38条3項)に基づき,平成14年10月20日から平成26年1
0月31日までの間の原告商標の使用料相当損害金1億1149万0696円の
うち,一部請求として,8000万円(平成14年10月20日から平成24年1
2月31日までの分として7200万円,平成25年1月1日から平成26年10
月31日までの分として800万円)及び弁護士費用400万円並びにうち760
0万円に対する訴状送達日の翌日である平成25年5月25日から,うち800万
円に対する損害算定期間の最終日の翌日である平成26年11月1日から各支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10074審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告養命酒製造株式会社橋本千賀子 原告株式会社佐藤園
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に基づいて商標登録を無効とした審決の取消訴訟
である。争点は,商標法4条1項15号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10073審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告養命酒製造株式会社橋本千賀子 原告株式会社佐藤園
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に基づいて商標登録を無効とした審決の取消訴訟
である。争点は,商標法4条1項15号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10019審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官根岸克弘 原告ブラックロックファンド
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商標法3条1項5号 商標法3条2項 商標法3条1項
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法3条1項5号該当性の有無及び同3条2項該当性の有無
である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)9476請求棄却
損害賠償請求事件
被告キイワ産業株式会社
株式会社サンワード
ら 原告A
補助参加人株式会社サンワード
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民法709条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,①被告キイワが,被告サンワードから発注
を受けて別紙商標目録1,2記載の各登録商標(以下,順次「本件商標1」,「本
件商標2」といい,これらを併せて「本件各商標」という。また,本件各商標
に係る商標権を「本件各商標権」という。)を付した洗剤を製造し,被告サン
ワードに販売する行為,及び②被告サンワードが,被告キイワに発注して製造
させた本件各商標を付した洗剤を代理店や一般消費者に販売する行為が,いず
れも原告の本件各商標権を侵害すると主張して,民法709条に基づき,損害
賠償金205万円及びこれに対する訴状送達の日の各翌日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10073控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社江幡奈歩 被控訴人共和薬品工業株式会社中西淳
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商標法4条1項7号 商標法25条 商標法37条1号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,控訴人が,被控訴人に対し,控訴人の有する後記本件商標権に基づいて,
原判決別紙被告標章目録記載1~3のとおりの被控訴人標章1~3(いずれも「ピ
タバ」の3文字を横書きアーチ状に書した標章であり,これらを併せたものが「被
控訴人各標章」である。)を付した薬剤の販売差止めとその廃棄をそれぞれ求める
(商標法37条1号,36条1項,2項)事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年1月16日,「ノンマルチビタミン」の文字を標準文
字で表してなる商標(以下「本願商標」という。)について,第5類「サプ
リメント」を指定商品として,商標登録出願(商願2014-2437号)を
した(甲1)。
(2) 原告は,平成26年7月1日付けの拒絶査定(甲4)を受けたので,同年
8月11日,拒絶査定不服審判を請求した(甲5)。
特許庁は,上記請求を不服2014-15917号事件として審理し,平
成27年4月21日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以
下「本件審決」という。)をし,同年5月7日,その謄本は原告に送達され
た。
(3) 原告は,平成27年6月4日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10074控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人テバ製薬株式会社
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商標法26条1項6号 商標法4条1項7号 商標法26条1項2号 商標法37条2号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「PITAVA」の標準文字からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である控訴人が,別紙標章目録記載の標章(以下「被告標章」
という。)を付した薬剤を販売する被控訴人の行為が控訴人の有する商標権の
侵害(商標法37条2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,同法36
条1項及び2項に基づき,上記薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めた事案であ
る。
控訴人は,原審において,当初は,指定商品を第5類「薬剤」とする別紙商
標権目録記載1の商標権(以下「本件商標権」という。)の侵害を請求原因と
して主張し,被告標章を付した薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めていたが,
平成26年11月17日に本件商標権の分割の申請をし,本件商標権は,指定
商品を第5類「薬剤但し,ピタバスタチンカルシウムを含有する薬剤を除く」
とする同目録記載2の商標権と指定商品を第5類「ピタバスタチンカルシウム
を含有する薬剤」とする同目録記載3の商標権(以下「本件分割商標権」とい
う。)に分割されたため(甲19,20の1,2),平成27年2月27日の
▶判決の詳細
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商標権
平成27年10月15日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3179請求棄却
損害賠償請求事件
被告サンエス自動車興業株式会社 原告P1
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商標法26条1項3号 商標法38条3項
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,その有する2件の商標権に係る登録商標に類似する標章を
被告らが使用したと主張して,商標権侵害の(共同)不法行為に基づき,①被
告らに対し,被告コルハート株式会社(以下「被告コルハート」という。)が
製作管理した被告サンエス自動車興業株式会社(以下「被告サンエス」とい
う。)のホームページでの標章使用について,連帯して,平成23年5月から
平成25年4月までの2年間の全損害756万円の一部として500万円及び
弁護士費用50万円の損害賠償,②被告サンエスに対し,同被告の看板及び名
刺での標章使用について,平成16年5月から平成25年4月までの9年間の
全損害4536万円の一部として300万円及び弁護士費用30万円の損害賠
償,③被告コルハートに対し,同被告が運営するポータルサイトでの標章使用
について,平成20年11月から平成25年4月までの54か月間の全損害1
れらに対する不法行為後である平成25年4月4日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の各支払を請求した事案である。
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商標権
平成27年10月14日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)10068
商標権移転登録手続等請求事件
被告株式会社安律 原告A
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商標法35条
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[概要] 1 原告は,請求原因として,要旨,以下のとおり述べた。
ア 原告は,次の経緯により,遅くとも平成22年10月26日までに,別紙商
標権目録記載1ないし4の各商標権(以下,複数回にわたる存続期間の更新登録
や指定商品の書換登録の前後を問わず,個別には同目録の番号に対応して「本件
商標権1」などといい,これらを併せて「本件各商標権」という。)を単独で有
するに至った。
(ア) B(以下「B」という。)は,昭和43年7月27日,本件商標権1につ
き設定の登録を受け,昭和51年6月10日,本件商標権2ないし4につき設定の
登録を受けた。
(イ) 原告は,Bから本件各商標権の譲渡を受け,昭和54年9月7日,その旨の
登録を受けた。
(ウ) その後,別紙「本件各商標権に係る商標登録原簿の経過(1)」に記載のとお
り,本件各商標権若しくはその一部又は持分につき4回にわたって移転登録がされ
た結果,本件各商標権は,再び原告の単独名義となった。
イ その後,別紙「本件各商標権に係る商標登録原簿の経過(2)」に記載のとお
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商標権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10032審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告真富士屋食品株式会社 原告ザコカ・コーラカンパニー
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商標法50条 商標法3条 商標法2条3項2号 商標法3条1項3号
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[概要] 1 本件は,被告が有する商標権について,原告が商標法50条に基づき不使用
取消審判請求をしたところ,特許庁が審判請求は成り立たないとの審決をしたため,
原告が審決の取消を求めた事案である。
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商標権
平成27年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10086審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告カラーマトリックスホールディング 原告日本ウェーブロック株式会社
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商標法50条1項 商標法2条3項8号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,以下の商標(登録第5041167号。以下「本件商標」という。)
の商標権者である。
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商標権
平成27年9月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)24118一部認容
損害賠償請求事件
被告ナラシノ音響有限会社
A
B
C 原告株式会社第一興商
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商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,業務用通信カラオケ機器の製造,販売を行う原告が,原告の製造す
る通信カラオケ機器には,原告と契約を締結せずに楽曲サービス等を利用されるこ
とを回避するための機能が搭載されているところ,被告らが被告ナラシノ音響有限
会社(以下「被告会社」という。)の顧客が原告に利用料を支払うことなく利用で
きるカラオケ機器を販売することを企図した上,被告会社の代表者である被告A
(以下「被告A」という。)及び従業員であった被告B(以下「被告B」という。)
が,被告C(以下「被告C」という。)から提供を受けた部品を用いて,上記機能
を回避できるよう原告の通信カラオケ機器を改造し,被告会社において,改造後も
別紙被告標章目録記載1及び2の標章が付された状態のまま,同機器を販売したこ
とが,原告が有する商標権を侵害するとともに,不正競争防止法(以下「不競法」
という。)2条1項11号の不正競争にも該当すると主張して,被告らに対し,商
標権侵害又は不正競争の共同不法行為による損害賠償金1355万2000万円
(商標法38条2項又は不競法5条2項によって算定される損害額1232万円と
弁護士費用123万2000円の合計)及びこれに対する不法行為後の日である平
成24年6月1日から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の連
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商標権
平成27年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10064審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告株式会社大貴大坂憲正
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,商標登録出願に係る拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴
訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
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商標権
平成27年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10008審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告フリービット,エー,エス髙田泰彦 原告フリービット株式会社
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商標法50条 商標法2条3項2号
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ライセンス | 42回 | 許諾 | 40回 | 実施 | 12回 | 審決 | 8回 |
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[概要] 本件は,商標登録取消審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,
①被告の有する下記本件商標についての,使用権者による使用の有無,②使用され
た標章と本件商標との同一性の有無である。
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商標権
平成27年9月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)30230請求棄却
民事訴訟 商標権
被告A
株式会社セールスフロント
ら 原告有限会社GESTS
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特許法73条3項 商標法36条1項 商標法38条2項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,繊維製品の企画,製造,販売等を目的とする会社であり,別紙
商標権目録記載1,2の各商標権(以下,併せて「本件商標権」といい,
その商標を「本件商標」という。)の権利者の一人である。
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商標権
平成27年9月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10085審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告佐藤水産株式会社
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商標法3条1項3号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年4月23日,「雪中熟成」の文字を標準文字で表し
てなる商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品を第29類「加工
水産物,食用魚介類(生きているものを除く。)」(以下「本件指定商品」とい
う。)として,商標登録出願をした(商願2013-030708号)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成25年11月5日付けで拒絶
査定を受けたので,平成26年2月5日,拒絶査定に対する不服の審判を請求し
た。
(3) これに対し,特許庁は,原告の請求を不服2014-2226号事件と
して審理し,平成27年3月24日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
する別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4
月7日,その謄本は原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年5月7日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
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商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社おくりびとアカデミー
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商標法3条1項3号 商標法55条の2 商標法15条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア 原告は,平成25年6月14日,「湯灌士」の文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を下記のとお
りとして,商標登録出願(商願2013-46146号。以下「本願」と
いう。)をした(甲1)。
記
(指定役務)
第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,カウンセリング理論とその技
法の教授,資格検定試験に関する情報の提供,資格検定試験の実施,資格
の認定及び資格の付与,講演会・セミナーの企画・運営又は開催,電子出
版物の提供,図書及び記録の供覧,書籍の制作,教育・文化・娯楽・スポ
ーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の
企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ
・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。),音
楽又は教育研修のための施設の提供」
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10061審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社おくりびとアカデミー
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商標法3条1項3号 商標法55条の2 商標法15条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1)ア 原告は,平成25年6月14日,「納棺士」の文字を標準文字で表して
なる商標(以下「本願商標」という。)について,指定役務を下記のとお
りとして,商標登録出願(商願2013-46145号。以下「本願」と
いう。)をした(甲1)。
記
(指定役務)
第41類「技芸・スポーツ又は知識の教授,カウンセリング理論とその技
法の教授,資格検定試験に関する情報の提供,資格検定試験の実施,資格
の認定及び資格の付与,講演会・セミナーの企画・運営又は開催,電子出
版物の提供,図書及び記録の供覧,書籍の制作,教育・文化・娯楽・スポ
ーツ用ビデオの制作(映画・放送番組・広告用のものを除く。),興行の
企画・運営又は開催(映画・演芸・演劇・音楽の演奏の興行及びスポーツ
・競馬・競輪・競艇・小型自動車競走の興行に関するものを除く。),音
楽又は教育研修のための施設の提供」
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10079審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X1
X2
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告X1は,平成21年6月16日,別紙本願商標目録記載の構成からな
る商標(以下「本願商標」という。)について,第31類「いちご」を指定
商品として,商標登録出願(商願2009-49396号)をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10025審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社京都赤帽上村喜永 原告全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会上原空也
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商標法4条1項11号 商標法4条1項15号 商標法4条1項7号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,①被告
の有する下記本件商標と原告の有する下記引用商標との同一性又は類似性(商標法
4条1項11号)の有無,②本件商標が原告の業務に係る商品・役務と混同を生じ
るおそれの有無(商標法4条1項15号)及び③本件商標が公序良俗に反するもの
であるか否か(商標法4条1項7号)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)29617一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告TakedaWorks株式会社 原告武田エンジニアリング株式会社
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商標法36条1項 商標法38条2項 商標法25条 商標法2条3項2号
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商標権 | 30回 | 侵害 | 12回 | 差止 | 10回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 本件は,原告が,被告において原告の有する商標権に係る商標と類似する標
章を付した商品を製造・販売するなどして上記商標権を侵害した旨主張して,
被告に対し,商標法36条1項及び2項に基づき,上記標章を付した商品の販
売等及びインターネット上のウェブサイトにおける上記標章の表示の差止め,
上記標章を付した商品及び金属製銘板の廃棄を求めるとともに,民法709条
に基づき,損害賠償金1968万2191円及びこれに対する訴状送達日の翌
日である平成26年11月18日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7200一部認容
商標権侵害行為・不正競争行為差止等請求事件
被告デジタルランド株式会社 原告株式会社グリーンハウス
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商標法38条2項 商標法39条 商標法36条1項 民事訴訟法135条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が被告に対し,以下のとおり求める事案である。なお,不正競
争防止法に基づく請求に係る訴えは取下げ済みである。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年9月9日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10137控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人小林化工株式会社
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商標法26条1項6号 商標法26条1項2号 商標法50条1項 商標法3条1項3号
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[概要] 1 事案の概要
本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商標権
に係る登録商標を「本件商標」という。)を有する控訴人が,原判決別紙被告標章目
録記載1ないし3の各標章(以下,これらを総称して「被控訴人各標章」という。)
を付した薬剤(以下,これらを総称して「被控訴人各商品」という。)を販売してい
る被控訴人に対し,当該販売行為は本件商標権を侵害するものであると主張して,
本件商標権に基づき,被控訴人各商品の販売の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)89請求棄却
専用使用権設定登録手続等
被告MODECOM株式会社 原告A
B
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商標権 | 116回 | 許諾 | 69回 | ライセンス | 42回 | 損害賠償 | 15回 |
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[概要] 1 本件は,①原告Aが,被告に対し,本件商標権の専用使用権設定契約に基づ
き,専用使用権の設定登録手続を求め(前記第1の1。以下「本件請求①」とい
う。),②原告Bが,被告に対し,原告Aが被告に有していた不法行為(債権侵
害)に基づく損害賠償請求権を譲り受けたと主張して,損害賠償金2000万円及
びこれに対する不法行為後の日である平成25年1月29日(訴状送達の日の翌日)
から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(前記
第1の2。以下「本件請求②」という。)事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)23293確認
契約無効確認等請求事件
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不正競争防止法2条1項13号 商標法36条1項 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法3条2項
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許諾 | 120回 | 侵害 | 38回 | 差止 | 17回 | 商標権 | 16回 |
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[概要] 1 事案の要旨(以下,日本国外の事実や外国語文書に係る日付については,西
暦を用いて表記し,和暦を付記することがある。)
本件は,(1) 2009年(平成21年)6月25日に死亡した亡マイケル・ジャ
クソン(以下「亡マイケル」という。)の遺産が帰属すると主張する原告マイケル・
ジョセフ・ジャクソン遺産財団(以下「原告遺産財団」という。)が,被告らに対
し,亡マイケルと被告A(以下「被告A」という。)を当事者とする2通の「PO
WER OF ATTORNEY」と題する証書がいずれも真正に成立したもので
ないことの確認を求め(請求の趣旨第1項及び第2項),(2) 亡マイケルの氏名及
び肖像の使用を第三者に許諾する業務を営む原告トライアンフ インターナショナ
ル インコーポレイテッド(以下「原告トライアンフ」という。)が,各被告らの
使用等に係る別紙表示目録1ないし5記載の各表示は,役務の品質又は内容につい
て誤認させるような表示(不正競争防止法2条1項13号)に当たるとして,各被
告らに対し,同法3条1項,2項に基づき,同各表示の使用の差止め及び表示の削
除を求め(請求の趣旨第3項ないし第11項,同第14項),(3) 亡マイケルに関
連する別紙商標権目録記載1及び2の各商標権(以下,これらを併せて,「本件商
▶判決の詳細
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商標権
平成27年8月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10129控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人沢井製薬株式会社
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商標法26条1項6号 商標法26条1項2号 商標法4条1項16号 商標法50条1項
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[概要] 本件は,「PITAVA」の標準文字からなる商標(以下「本件商標」とい
う。)の商標権者である控訴人が,別紙標章目録1ないし3記載の各標章(以
下「被控訴人各標章」と総称し,それぞれを同目録の番号に従い「被控訴人標
章1」などという。)を付した薬剤を販売する被控訴人の行為が控訴人の有す
る商標権の侵害(商標法37条2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,
同法36条1項及び2項に基づき,上記薬剤の販売の差止め及び廃棄を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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