| 権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成22年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10282審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (弾球遊技機)
被告株式会社三共 原告日本電動式遊技機特許株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,平成元年8月14日,発明の名称を「弾球遊技機」とする発明につ
いて,特許出願をし(特願平1−209756号),その後,平成8年8月13
日付け手続補正書による補正を行い(甲2),平成10年5月22日,特許権の
設定登録を受けた(特許第2781920号。登録時の発明の名称は「遊技機」。
以下「本件特許」という。甲28)。
原告は,平成20年10月14日,本件特許について特許無効審判請求をし
(無効2008−800205号。甲31),被告は,平成21年2月2日付け
で訂正請求をした(以下,この訂正を「本件訂正」という。甲29)。特許庁は,
平成21年3月25日,被告に対し,本件訂正事項は新たな技術的事項を導入
するものであり,本件訂正は認められない旨の職権審理結果通知書を発した(甲
36)。これに対し,被告は,平成21年4月21日付け意見書(甲35)を提
出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10046審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社東芝ホールディングス株式会社
東芝コンシューマエレクトロニクス・
東芝ホームアプライアンス株式会社
ら
ら 原告三菱電機株式会社
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特許法134条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,特許第3095454号(発明の名称「洗濯機 ,平成3年6月」
14日出願・特願平3−143310号,平成4年12月18日公開・特開平
4−367692号,平成12年8月4日登録,登録時の請求項の数1。以下
「本件特許」という。甲9)の特許権者である。
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特許権
平成22年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10418審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (キャラクター画像を含んだ画面を送信するシステムおよび方法,コンピュータプログラム,プログラム記録媒体)
被告特許庁長官 原告ヤフー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年4月30日,発明の名称を「キャラクター画像を含んだ
画面を送信するシステムおよび方法,コンピュータプログラム,プログラム記
録媒体」とする発明について,特許出願(特願2003−125648。以下
「本願」という。)をしたが,平成18年7月10日付けで拒絶査定を受け,
同年8月15日,これに対する拒絶査定不服審判(不服2006−17832
号事件)を請求し,同年9月13日付けで手続補正書を提出した(以下「本件
補正」という。)。
特許庁は,上記請求について審理の上,平成21年11月10日,「本件審
判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その
謄本は,同月24日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本願明細書の特許請求の範囲について,本件補正前の請求項1の記載は,次
のとおりである(以下,この発明を「本願発明」という。)。
「【請求項1】 ユーザが登録したアバターを含んだ画面をネットワーク経由
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特許権
平成22年9月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10353審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (食品類を内包した白カビチーズ製品及びその製造方法)
被告明治乳業株式会社 原告雪印乳業株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「食品類を内包した白カビチーズ製品及びその製造方
法」とする特許第3748266号(平成15年12月19日出願,平成17
年12月9日設定登録。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
平成22年9月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)46045請求棄却
損害賠償請求事件
被告西部電機株式会社佐竹勝一 原告有限会社中央ロジスティクス・
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民法419条
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| 実施 | 21回 | | ライセンス | 6回 | | 損害賠償 | 6回 | | 許諾 | 3回 |
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[概要] 1 本件は,原告が特許出願した発明(後記2(2)第1条(1)記載の特許出願に係
る発明。以下,「本願発明A」∼「本願発明D6」といい,一括して「本願発
明」ともいう。)についての実施許諾等を内容とするライセンス契約(以下
「本件契約」という。)に基づき,原告が,被告に対し,特許使用料2152
万5000円(平成14年6月分から平成21年3月分まで),技術援助料4
72万5000円(平成20年1月分から平成21年3月分まで)の合計26
25万円及びこれに対する弁済期の後である平成22年6月3日(同月2日付
け訴え変更申立書の送達の日の翌日)から支払済みまで商事法定利率年6分の
割合による遅延損害金の支払を求めるとともに,上記債務の不履行(履行遅
滞)による損害賠償請求として,弁護士費用262万5000円及びこれに対
する弁済期の後である平成22年6月3日から支払済みまで商事法定利率年6
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成22年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10365審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官高木彰 原告アルコン・インコーポレーテッド渡辺隆
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,Aが名称を「外面が収束しかつ内部チャネルが狭くなっている曲がり水晶
体超音波吸引針」とする発明につき特許出願をしたが,拒絶査定を受けたので,これ
を不服として審判請求をし,その後,当該出願に係る権利を譲り受けた原告(旧商号
アルコン・ユニバーサル・リミテッド)が特許庁から請求不成立の審決を受けたこ
とから,その取消しを求めた事案である。
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特許権
平成22年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10398審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官横井亜矢子 原告ベト・ィンンアドカパー
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特許法29条2項
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| 刊行物 | 114回 | | 審決 | 37回 | | 進歩性 | 5回 | | 優先権 | 1回 |
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[概要] 審決は,原告の特許出願に係る拒絶査定不服審判請求について,手続補正を却下
した上,審判請求は成り立たないとした。争点は,手続補正についての独立特許要
件の有無及び補正前発明の進歩性の有無である。
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特許権
平成22年9月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10067請求棄却
審決等取消請求事件 (顔写真付きカレンダー)
被告特許庁長官江成克己 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 原告は,名称を「顔写真付きカレンダー」とする本願発明について特許出願をし
たところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,特許庁か
ら請求不成立の審決を受けたので,その取消しを求めている。
争点は,審決が引用した刊行物に記載された発明との関係での本願発明の進歩性
の有無である。
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特許権
平成22年9月29日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10048控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (通信不正傍受阻止システム(以下「本件特許)
控訴人アテンションシステム株式会社 被控訴人株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ
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特許法100条1項
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[概要] 1 名称を「通信不正傍受阻止システム (以下「本件特許」という )とする発」 。
明の特許権者である控訴人は,被控訴人の販売する別紙被告製品目録記載の携帯電
話機 以下 被告製品 という により本件特許の請求項1に係る発明 以下 本( 「 」 。) ( 「
件特許発明」という )が侵害された旨主張して,被控訴人に対し,損害賠償の支。
払等を求めた。
2 控訴人は,原審において,①被告製品の製造等差止め,②被告製品の廃棄並
びに③損害賠償として9600万円及びこれに対する遅延損害金の支払を求めた
が,原審は,本件特許発明の内容に関する控訴人の主張は特許請求の範囲や明細書
の記載に基づかず,また,被告製品が本件特許発明の技術的範囲に属するとも認め
られないとして,控訴人の請求をいずれも棄却した。
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特許権
平成22年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10415審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (メタルマスク及びメタルマスクの製造方法)
被告特許庁長官 原告株式会社プロセス・ラボ・ミクロン
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「メタルマスク及びメタルマスクの製造方法」と
する発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これに対する
不服の審判請求をし,平成21年4月13日付けで特許請求の範囲の変更等を
内容とする手続補正(請求項の数2,以下「本件補正」という。甲18)をし
たが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事
案である。
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特許権
平成22年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10344審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (打込機)
被告マックス株式会社 原告日立工機株式会社
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特許法29条2項 特許法181条2項 特許法134条の3
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[概要] 1 当事者間に争いのない事実
(1) 本件特許
原告は,発明の名称を「打込機」とする特許第2842215号の特許(以
下「本件特許」という。)の特許権者であり,本件特許は,平成6年4月22
日に出願され(優先権主張平成5年9月22日,日本),平成10年10月2
3日に設定登録されたものであり,登録時の請求項の数は8である(甲32)。
(2) 本件審決に至る経緯
ア 第1次審決に至る経緯
被告は,平成17年4月19日,特許庁に対し,本件特許を無効にする
ことについて審判(無効2005−80121号。以下「本件無効審判」
という。)を請求し,これに対し,原告は,平成17年7月15日付けで訂
正請求をした(以下「本件第1訂正」という。)。特許庁は,同年11月8
日,「訂正を認める。特許第2842215号の請求項1∼7に係る発明に
ついての特許を無効とする。特許第2842215号の請求項8に係る発
明についての審判請求は,成り立たない。」との審決(以下「第1次審決」
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10036審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用器具)
被告Y
及び補助参加人 原告秋田住友ベーク株式会社
オリンパスメディカルシステムズ株式会社
ら
ら訴訟復代理人弁護士板井典子
ら
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特許法36条5項1号 特許法68条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「医療用器具」とする特許第1907623号(平成
2年12月29日出願〔特願平2−416573号〕。平成7年2月24日登
録。以下「本件特許」という。)の特許権者である(丙1)。
被告補助参加人は,平成19年2月14日,被告から本件特許権の専用実施
権の設定登録を受けた専用実施権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10020審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官宮崎恭 原告日之出水道機器株式会社福田伸一
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特許法49条 特許法29条2項 特許法1条 特許法123条1項
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[概要] 本件は, 原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に対する拒
絶査定不服審判の請求について,特許庁において,下記2のとおりの本件補正を却
下した上,同請求は成り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由
の要旨は下記3のとおり)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消し
を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10067控訴棄却
発明対価請求控訴事件 (無機質繊維強化炭素複合材料用の柔軟性中間材及びその製造方法)
控訴人X 被控訴人株式会社アクロス杉山直人
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特許法2条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,控訴人が単独で発明したという,その名称を「無機質繊
維強化炭素複合材料用の柔軟性中間材及びその製造方法」とする発明に係る特許を
受ける権利を富士スタンダードリサーチに譲渡した後,控訴人,被控訴人及び富士
スタンダードリサーチの3者間又は控訴人及び被控訴人の2者間で,被控訴人が富
士スタンダードリサーチの控訴人に対する当該譲渡の対価の支払債務を引き受ける
旨の債務引受合意が成立したと主張し,被控訴人に対し,当該合意に基づき,その
譲渡対価であるという11億7789万8446円の一部請求として1億円及びこ
れに対する遅延損害金の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月22日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(行コ)10002控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
控訴人バイエル・アクチエン 被控訴人国
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特許法112条の2 特許法121条2項 特許法107条1項 特許法108条2項
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| 特許権 | 56回 | | 実施 | 1回 | | 拒絶査定不服審判 | 1回 | | ライセンス | 1回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人が特許料の追納期間の経過後に特許料納付書を提出して特許
料及び割増特許料(本件特許料等)の納付手続をしたところ,特許庁長官が同特許
料納付書を却下する手続却下の処分(本件却下処分)をしたため,控訴人が,被控
訴人に対し,追納期間内に特許料及び割増特許料を納付することができなかったこ
とについて,特許法112条の2第1項所定の「その責めに帰することができない
理由」があるとして,本件却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10045審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ポリマーの回収方法)
被告特許庁長官 原告JSR株式会社
株式会社日本製鋼所
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特許法159条2項 特許法29条2項 特許法50条
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[概要] 1 本件は,原告らが,名称を「ポリマーの回収方法」とする発明につき特許
出願をし,平成19年6月11日付けで特許請求の範囲の変更等を内容とする
手続補正をしたところ,拒絶査定を受けたため,これに対する不服の審判請求
をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求め
た事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)18769等確認
特許権差止請求権本訴事件,損害賠償等請求反訴事件
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特許法29条1項1号 特許法104条の3 特許法65条1項 民法709条
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| 刊行物 | 64回 | | 特許権 | 53回 | | 侵害 | 29回 | | 実施 | 23回 |
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[概要] 1( ) 本訴事件は,本訴原告(反訴被告。以下「原告」という )が,本訴被告1 。
(反訴原告。以下「被告」という )に対し,①被告が有する雄ねじ部品に。
関する後記2(2)の特許につき,被告が原告に対して特許権侵害に基づく差
止請求権(特許法100条)を有しないことの確認を求めるとともに,②被
告が原告の取引先に対して原告の販売する製品が上記特許権を侵害する旨告
知したことが不正競争防止法(以下「不競法」という )2条1項14号の。
不正競争に該当するとして,同法4条及び民法709条に基づき,損害賠償
金3397万4752円及びうち1392万3540円に対する訴状送達の
日の翌日である平成20年7月12日から,うち2005万1212円に対
する請求の趣旨拡張の申立書送達の日の翌日である平成22年2月10日か
ら,いずれもその支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10003
特許侵害予防等請求控訴事件
控訴人日本電産株式会社 被控訴人三星電機株式会社
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特許法100条1項 民法484条
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| 特許権 | 17回 | | 損害賠償 | 15回 | | 差止 | 12回 | | 侵害 | 8回 |
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10002
特許侵害予防等請求控訴事件
控訴人日本電産株式会社 被控訴人三星電機株式会社
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特許法100条1項 民法484条
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| 特許権 | 17回 | | 損害賠償 | 15回 | | 差止 | 12回 | | 侵害 | 8回 |
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月15日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10001
特許侵害予防等請求控訴事件
控訴人日本電産株式会社 被控訴人三星電機株式会社
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特許法100条1項 民法484条
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| 特許権 | 17回 | | 損害賠償 | 15回 | | 差止 | 12回 | | 侵害 | 8回 |
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10240請求棄却
行政訴訟 特許権
被告株式会社日本生物科学研究所木村耕太郎 原告株式会社ホンダトレーディング林太郎
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求につき,特許庁が同請求は成り立たない
とした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,
下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10038審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社日本生物科学研究所木村耕太郎 原告株式会社ホンダトレーディング林太郎
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の下記2の本件発明に係
る特許に対する原告の特許無効審判の請求につき,特許庁が同請求は成り立たない
とした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,
下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(行ウ)183請求棄却
特許庁による手続却下の処分に対する処分取消請求事件
被告国 原告ショットコーポレーション
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民法95条 特許法43条2項
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[概要] 本件は,原告が,パリ条約(1900年12月14日にブラッセルで,19
11年6月2日にワシントンで,1925年11月6日にヘーグで,1934
年6月2日にロンドンで,1958年10月31日にリスボンで及び1967
年7月14日にストックホルムで改正された工業所有権の保護に関する188
3年3月20日のパリ条約をいう。以下同じ )に基づき優先権の主張をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年9月1日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10333審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (足場板と建枠の兼用ケレン装置)
被告株式会社スエマサ 原告大裕株式会社
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特許法29条2項 民事訴訟法157条1項
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[概要] 1 本件は,原告が特許権を有し発明の名称を「足場板と建枠の兼用ケレン装
置」とする特許第3675922号の請求項1及び2につき,被告が無効審判
請求をしたところ,特許庁が差戻後の平成21年9月14日付けでもこれを無
効とする旨の審決をしたことから,これに不服の原告がその取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)1986請求棄却
民事訴訟 特許権
被告更生会社SpansionJapan株式会社管財人 原告三星電子株式会社
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特許法101条1号 特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法70条2項
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[概要] 本件は,フラッシュメモリ装置の特許権を有する原告が,更生会社であるS
pansion Japan株式会社(以下「訴外会社」という )による被。
告製品の譲渡,製造等が上記特許権を侵害する行為であるとして,訴外会社の
管財人である被告に対し,特許法100条1項に基づき被告製品1の譲渡,輸
入及び譲渡の申出並びに被告製品2の製造の差止めを求めるとともに,同条2
項に基づき被告製品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ネ)10010控訴棄却
職務発明対価請求控訴事件
控訴人(附帯被
)X 被控訴人(附帯控訴人)和光純薬工業株式会社
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特許法35条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被控訴人(附帯控訴人,原審被告。以下「被告」という )の従業。
員であった控訴人(附帯被控訴人,原審原告。以下「原告」という )が,被。
告の特許(特許第2666632号)に係る「ビリルビンの測定方法」に関す
る発明(本件発明)が原告を発明者とする職務発明であり,その特許を受ける
権利を被告に譲渡した旨主張し,平成16年法律第79号による改正前の特許
( , 「 」 。)法35条3項 以下 同改正前の特許法35条を 特許法旧35条 という
の規定に基づき,被告に対し,上記譲渡に係る相当の対価の一部請求として1
億円及びこれに対する平成19年12月8日(訴状送達の日の翌日)から支払
済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)2097請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (研磨布および平面研磨加工方法)
被告株式会社FILWEL平井佑希 原告フジボウ愛媛株式会社
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特許法29条1項1号 特許法102条2項 特許法100条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,発明の名称を「研磨布および平面研磨加工方法」とする後記特許権
の専用実施権者である原告が,被告による別紙被告製品目録記載の研磨布を製
造,譲渡する等の行為が原告の専用実施権を侵害するとして,被告に対し,特
許法100条1項に基づき,同研磨布を製造,譲渡する等の行為の差止めを,
同条2項に基づき,同研磨布の廃棄をそれぞれ求めるとともに,専用実施権侵
害の不法行為に基づき,損害金4億9400万円及びこれに対する不法行為の
後の日である平成21年2月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10001審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (固形の熱成形し得る放出制御医薬組成物)
被告特許庁長官 原告レラボラトワールセルヴィエ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「固形の熱成形し得る放出制御医薬組成物」とする発
明につき,平成12年6月27日,特許出願をし(パリ条約による優先権主張
1999年(平成11年)6月28日,フランス共和国。以下「本願」とい
う。),平成16年6月14日付け手続補正書(甲6)を提出したが,平成1
7年8月1日付けの拒絶査定を受けたので,同年11月7日,これに対する審
判請求をした(不服2005−21463号事件)。
特許庁は,平成21年8月13日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決をし(付加期間90日),その謄本は同年9月5日に原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成16年6月14日付け手続補正書(甲6)による補正後の本願発明の請
求項1は,下記のとおりである(なお,上記補正後の請求項の数は26である。)。
「 固形の放出制御医薬組成物であって,少なくとも1の活性成分,ならびに
少量の第四級アンモニウム基を有する,アクリル酸及びメタクリル酸エステ
ルの十分に重合させたコポリマーからなるアンモニウムメタクリラートの
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10416審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社東芝ホールディングス株式会社
東芝コンシューマエレクトロニクス・
東芝ホームアプライアンス株式会社
ら
ら 原告三菱電機株式会社
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特許法29条1項3号
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| 審決 | 15回 | | 無効 | 6回 | | 拒絶査定不服審判 | 3回 | | 無効審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
, ( 「 」。被告らは 特許第2856770号 発明の名称 機器の電装品検査装置
以下「本件特許」という )の特許権者である。。
, , ( ),本件特許は 平成元年6月26日 出願され 特願平1−162963号
平成9年7月15日,拒絶査定を受けたが(甲4 ,同年9月4日,拒絶査定)
不服審判が請求され(不服平9−14928号 ,特許庁は,平成10年10)
月14日,請求成立の審決をし,本件特許は,同年11月27日,設定登録さ
れた(甲2 。)
本件特許については,平成11年8月10日,特許異議が申し立てられ(異
議平11−73037号 ,平成12年1月20日,訂正が請求され(甲6 ,) )
特許庁は,同年2月3日 「訂正を認める。特許第2856770号の特許を,
維持する 」との異議の決定をし(甲7 ,同年4月11日,確定登録がされた。 )
(以下,訂正後の本件特許の明細書を図面とともに「本件明細書」という。請
求項の数は1である 。。)
原告は,平成21年2月20日,本件特許につき無効審判を請求し(無効2
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10403審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社東芝ホールディングス株式会社
東芝コンシューマエレクトロニクス・
東芝ホームアプライアンス株式会社
ら
ら 原告三菱電機株式会社
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特許法17条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,特許第3290336号(発明の名称「洗濯機の脱水槽 。以下」
「本件特許」という )の特許権者である。。
本件特許は,平成7年7月20日,出願され(特願平7−184351号。
以下,出願当初の明細書を「当初明細書」という。甲6 ,平成13年11月)
( ) , ,22日付け手続補正書 甲1 によって 明細書の特許請求の範囲の請求項1
発明の詳細な説明の【0008 【0013 【0029】を変更する補正】, 】,
がされ(以下,同補正後の明細書を図面とともに「本件明細書」という ,。)
平成14年3月22日,設定登録された(請求項の数7 。)
原告は,平成21年2月20日,本件特許の特許請求の範囲の請求項1ない
し7記載の発明についての特許を無効とすることを求めて無効審判を請求した
(無効2009−800040号 。特許庁は,平成21年11月5日 「本件) ,
審判の請求は,成り立たない 」との審決をし,その謄本は,同月17日,原。
告に送達された。
2 特許請求の範囲
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (粗面仕上金属箔および自動車の排ガス触媒担体)
被告新日鉄マテリアルズ株式会社
日本金属株式会社
ら 原告JFEスチール株式会社
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特許法29条1項2号 特許法29条2項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告らは,発明の名称を「粗面仕上金属箔および自動車の排ガス触媒担体」
とする特許第2857767号(平成元年6月17日出願〔特願平1−155
057号〕。平成10年12月4日登録。以下「本件特許」という。甲19)
の特許権者である。
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10434審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (伸縮性トップシートを有する吸収性物品)
被告特許庁長官 原告ザプロクターアンド
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特許法36条6項2号 特許法36条4項 特許法17条の2 特許法29条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成14年7月25日,発明の名称を「伸縮性トップシートを有する
吸収性物品」とする発明について,特許出願(特願2003−515189号。
優先日 平成13年7月26日,優先権主張国 欧州特許庁)をし(甲1),平成
18年7月20日に手続補正をしたが(甲2),平成19年8月9日に拒絶査定
がされ(甲4),これに対し,平成19年11月12日,不服の審判(不服20
07−30633号事件)を請求し,同年12月12日,特許請求の範囲を対象
とする手続補正(以下「本件補正」という。甲3)をした。
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10289審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (蛍光X線分光システム及び蛍光X線分光方法)
被告特許庁長官 原告エックス−レイオプティカルシス
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| 審決 | 66回 | | 実施 | 23回 | | 進歩性 | 4回 | | 拒絶査定不服審判 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「蛍光X線分光システム及び蛍光X線分光方法」と
する発明について,平成14年6月18日を国際出願日として特許出願(特
願2003−505939。以下「本願」という。)をしたが(パリ条約に
よる優先権主張の優先日:平成13年6月19日,優先権主張国:米国),
平成19年6月13日付けで拒絶査定を受けたことから,同年9月18日,
拒絶査定不服審判(不服2007−25540号事件)を請求した。原告は,
同年10月18日に手続補正(以下「本件補正1」という。)をし,また,
平成20年6月23日に誤訳訂正(甲20)をするとともに,同日付けで手
続補正(甲21,以下「本件補正2」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10437審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (発光ブロック)
被告特許庁長官 原告国立大学法人
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
関西ティー・エル・オー株式会社は,平成15年1月29日,発明の名称を
「発光ブロック」とする発明について,特許出願(特願2003−20635
号。以下「本願」という。)をしたが,平成18年3月6日付けで拒絶理由が
通知され,同年5月9日に手続補正書を提出したが,同年7月5日付けで拒絶
査定を受け,同年8月11日,拒絶査定不服審判(不服2006−17696
号事件)を請求した。原告は,関西ティー・エル・オー株式会社から,本願に
係る特許を受ける権利を承継し,平成20年12月12日付けで出願人名義変
更届を特許庁に提出した。特許庁は,平成21年11月19日,「本件審判の
請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本
は,同年12月1日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本願明細書の特許請求の範囲の請求項1の記載は,次のとおりである(以下,
この発明を「本願発明」という。)。なお,この請求項1の記載は,平成18
年5月9日付け手続補正書による補正後のものであり,本願明細書とは,この
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成22(行ケ)10115審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (回転ドアに手足や身体が挟まったとき,ドア枠が折れ曲がる回転ドア)
被告特許庁長官 原告X
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成16年4月1日,発明の名称を「回転ドアに手足や身体が挟ま
ったとき,ドア枠が折れ曲がる回転ドア」とする発明について,特許出願(特
願2004−134885号。)をし(甲7。特開2005−290954号),
平成20年2月18日提出の手続補正書(同年2月17日付け。甲9の2)に
より特許請求の範囲を補正したが,同年5月2日に拒絶査定がされ(甲3),
これに対し,平成20年6月12日,不服の審判(不服2008−17162
号事件)を請求した(甲10)。
特許庁は,平成22年3月1日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同月13日,原告に送達
された。
2 特許請求の範囲
平成20年2月18日提出の手続補正書(甲9の2)による補正後の特許請
求の範囲(請求項の数1)の請求項1の記載は,次のとおりである(以下,こ
の発明を「本願発明」という。別紙「本願明細書図面」参照)。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)14669請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告大安金属株式会社 原告アトムリビンテック株式会社
磯川産業株式会社
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特許法104条の3 特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法102条3項
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| 刊行物 | 102回 | | 特許権 | 14回 | | 無効 | 14回 | | 新規性 | 10回 |
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[概要] 1 本件は,建具用ランナーに関する後記2( )の特許権の共有特許権者である2
原告らが,被告が製造,販売する製品が同特許権を侵害すると主張して,被告
に対し,特許法100条に基づき,被告製品の製造,販売等の差止め,被告製
品等の廃棄を求めるとともに 特許権侵害の不法行為による損害賠償請求権 民, (
法709条 特許法102条 に基づき それぞれ損害賠償金2290万円 一, ) , (
部請求)及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成20年6月7日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
2 前提となる事実(証拠等を掲記した事実を除き,当事者間に争いがない )。
( ) 当事者1
ア 原告アトムリビンテック株式会社(以下「原告アトムリビンテック」と
いう )は,和洋家具金物,陳列店舗装飾・室内装飾金物,建物用金物の。
製造販売等を目的とする株式会社である (弁論の全趣旨)。
イ 原告磯川産業株式会社(以下「原告磯川産業」という )は,理髪用消。
毒器,箪笥,服飾用金具の製造販売等を目的とする株式会社である (弁。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)11245請求棄却
違約金請求事件
被告株式会社日本ゲルマニウム研究所飯田藤雄 原告株式会社レダ山岸純
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特許法2条3項1号 民法1条2項
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[概要] 1 本件は,被告が原告との間の後記2(2)の裁判上の和解(以下「本件和解」
という。)において別紙1特許目録記載の特許権(以下「本件特許権」といい,
その特許を「本件特許」,本件特許に係る発明を「本件特許発明」という。そ
の特許公報を別紙2として添付する。)を実施しない旨を約したにもかかわら
ず,これに違反して本件特許発明の実施をしたとして,原告が,被告に対し,
本件和解において定められた違約金1億円及びこれに対する平成20年5月1
0日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による
遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)15487請求棄却
損害賠償請求事件 (放電焼結装置)
被告B 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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民事訴訟法142条 民法709条 民事訴訟法338条1項10号 不正競争防止法6条
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[概要] 本件は,原告が,原告を特許権者とする特許に対する特許異議の申立てに
ついて原告の特許を取り消す旨の決定をした合議体の当時の審判長で,特許
庁審判官であった被告に対し,上記決定は前に確定した判決に抵触する違法
なものであり,被告が上記決定をしたことは原告との関係で不法行為を構成
するなどと主張して,不法行為に基づく損害賠償としての慰謝料の支払及び
その支払がされないことを条件とする謝罪書面の交付を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10082一部認容
職務発明対価請求控訴事件
控訴人甲 被控訴人ソニー株式会社
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特許法35条4項 特許法35条3項 特許法35条1項 民法166条1項
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| 実施 | 172回 | | ライセンス | 53回 | | 許諾 | 43回 | | 分割 | 36回 |
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[概要] 1 本件は,被控訴人(1審被告)の元従業員である控訴人(1審原告)が,被
控訴人に対し,被控訴人在職中にした「半導体レーザ装置」に関する発明等,合計
5件(当初,控訴人は,6件の職務発明についての対価を請求していたが,控訴審
の最終段階に至り,1件(後述の本件発明F)につき対価請求を撤回した )の職。
務発明について特許を受ける権利を被控訴人に承継させたとして,特許法(平成1
6年法律第79号による改正前のもの。以下「改正前特許法」という )35条3。
項に基づき,上記承継の相当の対価である7億3746万円のうち,一部請求とし
て,1億円及びこれに対する平成18年12月22日(控訴人が被控訴人に対し,
上記承継の相当の対価の未払額の支払いを請求した日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払いを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年8月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10422審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社ジーシーデンタルプロダクツ
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特許法29条2項 特許法159条2項
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[概要] 本件は 原告が 名称を 歯科用材料の製造方法 とする発明につき特許出願 平, , 「 」 (
成9年特許願第123256号。国内優先権主張 平成8年4月27日)したとこ
ろ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,同発明は後出の
引用例に記載された発明に基づいて当業者が容易に発明をすることができたもので
あり,特許法29条2項の規定により特許を受けることができないとして,請求不
成立の審決を受けたことから,その審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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