権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成22年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10065審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官鵜飼健
補助参加人花王株式会社木村耕太郎 原告不二製油株式会社藤川義人
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特許法44条2項 特許法44条1項 特許法29条2項 特許法126条1項
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件出願に係る願書に
添付した明細書を下記2ほかとする訂正審判の請求について,特許庁が同請求は成
り立たないとした別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案
である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成22年4月13日 知的財産高等裁判所 静岡地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10059控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人タカラバイオ株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 不正競争防止法2条1号
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[概要] 1 本件は 「寒天オリゴ糖」という表示を商品名とする健康食品を企画販売す,
る控訴人が,同じく「寒天オリゴ糖」の表示を付した健康食品を販売する被控訴人
に対し 「寒天オリゴ糖」という表示は控訴人の周知商品等表示であるとして,被,
控訴人に対し,不正競争防止法2条1項1号及び同法4条に基づき,損害賠償とし
て,逸失利益5040万円及び弁護士費用500万円並びにこれに対する訴状送達
の日の翌日である平成20年11月5日から支払済みまで年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月31日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10061
特許を受ける権利出願人変更請求控訴事件
控訴人リアルプラスティック株式会社 被控訴人X
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[概要] 1 職権により判断する。
2 本件記録によれば,本件訴訟の経過等は,次のとおりであったことが認めら
れる。
(1) 一審原告である被控訴人は,平成20年11月12日,東京地裁に本件
訴訟を提起した。訴状には,控訴人の代表者として,控訴人の代表取締役で
あるAの名が記載されていた。
(2) 原審の東京地裁は,A宛に本件訴状を送達するとともに,第1回口頭弁論
期日に呼び出した。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)29534一部認容
損害賠償請求
被告株式会社ムトウユニパック 原告寿堂紙製品工業株式会社
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特許法112条1項
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特許権 | 106回 | 実施 | 17回 | 商標権 | 14回 | 許諾 | 12回 |
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[概要] 原告と被告は,いずれも封筒の製造販売等を業とする会社であるところ,原
告は,被告との間で,平成19年5月30日,返信用封筒部を有する角形封筒
についての特許権(以下「本件特許権」という。)及び同角形封筒に使用する
登録商標「セパブル/SEPABLE」についての商標権(以下「本件商標
権」という。)を対象とする通常実施権及び通常使用権許諾契約(以下「本件
契約」という。)を締結したが,本件特許権は,納付期限である同年11月1
7日までに特許料が納付されず,追納期限である平成20年5月17日までに
割増特許料が納付されなかったため,平成19年11月17日の経過により,
消滅した。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)35324請求棄却
特許権侵害差止請求
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特許法104条 特許法36条6項1号 特許法29条1項2号 特許法36条
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実施 | 41回 | 進歩性 | 40回 | 新規性 | 34回 | 無効 | 17回 |
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[概要] 1 争いのない事実等(争いのない事実以外は証拠等を末尾に記載する。)
(1) 当事者
ア 原告は,医療用薬品の製造販売等を業とする会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成22年3月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)5689等一部認容
著作権侵害差止等請求事件
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著作権法114条2項 著作権法114条3項 著作権法61条2項 商標法38条3項
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侵害 | 145回 | 商標権 | 142回 | 損害賠償 | 37回 | 差止 | 33回 |
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[概要] 1(1) 第1事件は,第1事件原告・第2事件被告(以下「原告コンセプト」とい
う。)が,CAD(コンピュータ支援デザイン)ソフトウェア(32ビット
Ashlar-Vellum3.0 Vellumアプリケーションソフトウェア)である ( 以下「
」という。)のプログラム(以下,そのソースコードを「 コー3.0 Vellum3.0
ド」ともいう。)に係る著作権及びマニュアル(使用説明書)の著作権並び
に別紙商標目録記載1,2の商標権に基づき,第1事件被告(以下「被告コ
ムネット」という。)が販売する製品(別紙「被告コムネット商品目録」記
載1,2のソフトウェア),マニュアルの販売等の差止め,廃棄等を求める
とともに,不法行為(著作権侵害,商標権侵害)による損害賠償請求権に基
づき,被告コムネットに対し,原告コンセプトに発生した損害の一部請求と
して,1億2264万2447円及びこれに対する不法行為の後である平成
21年7月25日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月31日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10033請求棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法36条6項1号 特許法36条6項2号 特許法65条1項 特許法102条3項
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実施 | 138回 | 許諾 | 58回 | 無効 | 37回 | 特許権 | 20回 |
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10247審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (先端に画像センサを備えた視界器具の可変方向性)
被告特許庁長官 原告カールストーツデベロップメント
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「先端に画像センサを備えた視界器具の可変方向性」
とする発明について日本国特許庁に特許出願(本願)をしたところ,拒絶査定
を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,同庁から請求不成立の審
決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成22年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)6604一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社アートスペース 原告A
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著作権法26条の3 著作権法2条8項 著作権法114条3項 民法494条
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[概要] 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作者で
ある原告が,写真の現像フィルムの賃貸業等を営む被告に対し,①被告が本件
写真のデュープフィルムを作成したこと,②被告が本件写真をカタログに掲載
したこと,③被告が本件写真を第三者に貸し出したことが,本件写真に係る原
告の著作権を侵害する行為であり,また,④被告がオリジナルフィルムとは逆
版の本件写真のデュープフィルムを作成したこと,⑤被告が本件写真をカタロ
グに掲載するに当たって,著作者である原告の氏名を表示しなかったことが,
本件写真に係る原告の著作者人格権を侵害する行為である旨主張して,不法行
為による損害賠償請求権に基づき,金300万円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成22年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)4916等一部認容
不正競争行為差止等請求事件
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不正競争防止法2条1項8号 民法709条 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法5条2項
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損害賠償 | 12回 | ライセンス | 11回 | 差止 | 6回 | 侵害 | 4回 |
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[概要] 本件は,出光石油化学株式会社(以下「出光石油化学」という。)を吸収合
併した第1事件原告兼第2事件原告(以下「原告」という。)が,第1事件被
告株式会社ビーシー工業(以下「被告ビーシー工業」という。),第1事件被
告A(以下「被告A」という。),第2事件被告有限会社P商事(以下「被告
P商事」という。)及び第2事件被告B(以下「被告B」という。)に対
し,被告らが共同して,出光石油化学が保有する営業秘密であるポリカーボ
ネート樹脂製造装置(PCプラント)に関する別紙営業秘密目録1ないし3
記載の各図面及び図表に記載された情報(以下「本件情報」という。)を出光
石油化学の従業員をして不正に開示させて取得し,その取得した本件情報を
中国の企業に開示した行為が,不正競争防止法2条1項8号の不正競争行為
又は民法709条の不法行為に該当する旨主張して,不正競争防止法3条1
項に基づく上記各図面及び図表の使用,開示の差止め,同条2項に基づく上
記各図面及び図表が記録された記録媒体の廃棄,同法4条(予備的に民法7
09条)に基づく損害賠償を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10215審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ノーマルクローズ型流量制御バルブ)
被告日立金属株式会社 原告株式会社フジキン
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[概要] 本件は,原告が,被告が有するところの,名称を「ノーマルクローズ型流量制御
バルブ」とする発明に係る特許(本件特許)につき無効審判を請求したが 「本件,
審判の請求は成り立たない」との審決を受けたので,その取消しを求めた事案であ
る。
主たる争点は,上記発明が,米国特許第4669660号明細書(甲4)に記載
された発明(以下,審決を引用する場合を含め「引用発明」又は「甲4発明」とい
う )及び周知技術から容易に想到することができるか否かである。。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10267審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社ハーベイ・ボール 原告X
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商標法50条2項 商標法50条1項
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商標権 | 16回 | ライセンス | 15回 | 審決 | 12回 | 許諾 | 11回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙「一覧表」の①ないし⑱記載の各登録商標(以下「本件各商標」
という。)の商標権者である(甲11の1∼18)。別紙「一覧表」①及び②の
各商標の構成については別紙「商標の構成図」(1)のとおりであり,同表③な
いし⑪の各商標の構成は同図(2)のとおりであり,同表⑫∼⑱の各商標の構成
は同図(3)のとおりである。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告スポーテックエージー 原告X
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商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,登録第4768661号商標(平成15年11月13日登録出願,
出願番号商願2003−100693号,平成16年4月30日登録。以下
「本件商標」という。)の商標権者である。本件商標は,別紙1のとおりの構
成からなり,指定商品を「自動車並びにその部品及び附属品,陸上の乗物用の
機械要素,乗物用盗難警報器,陸上の乗物用の交流電動機又は直流電動機(そ
の部品を除く。),二輪自動車,自転車並びにそれらの部品及び附属品」とす
る。
被告は,平成20年10月17日,特許庁に対し,本件商標を無効にするこ
とを求めて無効審判請求(無効2008−890100号)をし,特許庁は,
平成21年6月30日,「登録第4768661号の登録を無効とする。」と
の審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同年7月10日,原告に
送達された。
2 審決の理由
別紙審決書写しのとおりである。その要旨は,以下のとおり,本件商標は,
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10158審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (局所微量栄養素送達システムおよびその用途)
被告特許庁長官 原告ナイアダインコーポレーションッキーリサーチファウンデ
ユニバーシティオブケンタイション
両名
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法36条6項2号
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審決 | 26回 | 実施 | 25回 | 優先権 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告らは,平成13年4月12日,発明の名称を「局所微量栄養素送達シス
テムおよびその用途」とする発明について,特許出願(国際出願番号PCT/
US01/11994,特願2001−575962号。パリ条約による優先
権主張:優先権主張日 2000年(平成12年)4月14日,優先権主張国
米国。以下「本願」という。)をし,平成17年11月21日付け手続補正
書で特許請求の範囲を補正したが,平成18年1月23日付けで拒絶査定を受
け,同年4月26日,拒絶査定不服審判(不服2006−7939号事件)を
請求し,平成20年12月12日,さらに特許請求の範囲について補正をした
(補正後の請求項の数16)。
特許庁は,平成21年2月10日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,同月26日,原告に送
達された。
2 特許請求の範囲
本件特許の上記補正後の明細書(以下,図面と併せ,「本願明細書」とい
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10225審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告太陽産業株式会社 原告マルキユー株式会社
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,別紙「本件商標」のとおり,「BBパワー」の文字を横書きしてな
り,第28類「釣り具」を指定商品とする商標登録第5055603号(平成
18年12月25日出願,平成19年6月22日設定登録。以下「本件商標登
録」という。甲1)の商標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10144審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (テアニン含有組成物)
被告特許庁長官 原告太陽化学株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成7年6月27日,発明の名称を「テアニン含有組成物」とする
発明について,特許出願(特願平7−184923。以下「本願」という。)
をし(請求項の数2),平成17年12月19日提出の手続補正書により,特
許請求の範囲の請求項1,請求項2について補正(以下「第1補正」とい
う。)したが,平成18年2月14日に拒絶査定を受け,同年4月6日,拒絶
査定不服審判(不服2006−6371号事件)を請求し,同年5月1日提出
の手続補正書により,特許請求の範囲の請求項1,請求項2について補正(以
下「第2補正」という。)した。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10339審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告グンゼ株式会社 原告X株式会社
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商標法4条1項7号 商標法4条1項15号 商標法3条1項6号 商標法4条1項19号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,登録第2353908号商標(以下「本件商標」という。)の商標
権利者である。本件商標は,別紙(1)「本件商標」のとおり,顔の輪郭を表す
円の中に一対の目と円弧状の口を配した構成よりなり,第17類に属する「被
服,布製身回品,寝具類」を指定商品として,平成元年1月24日に登録出願
され,平成3年3月8日に登録査定がされ,同年11月29日に設定登録がさ
れた。その後,平成13年7月3日に商標権の存続期間の更新登録がされ,さ
らに,平成16年1月21日には,指定商品を,第5類「失禁用おしめ」,第
9類「事故防護用手袋,防じんマスク,防毒マスク,溶接マスク,防火被
服」,第10類「医療用手袋」,第16類「紙製幼児用おしめ」,第17類
「絶縁手袋」,第20類「クッション,座布団,まくら,マットレス」,第2
1類「家事用手袋」,第22類「衣服綿,ハンモック,布団袋,布団綿」,第
24類「布製身の回り品,かや,敷き布,布団,布団カバー,布団側,まくら
カバー,毛布」及び第25類「被服」とする書換登録がされた(甲1)。
原告は,平成21年1月23日,本件商標について無効審判(無効2009
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10387審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (数字キーのみを用いて総ての文字・記号を入力することが可能な入力装置とそれを用いたフィルム描写装置)
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 原告X
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商標法4条1項7号 商標法29条1項 商標法29条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成13年9月17日,商標登録出願(商願2001−83974
号)をし,平成14年9月6日,「iモード」の標準文字の商標につき,指定
役務を「移動体電話による通信,電子計算機端末による通信,電子計算機端末
による通信ネットワークへの接続の提供」として,特許庁から,商標権の設定
登録(商標登録第4602351号)を受けた(以下,この登録商標を「本件
商標」という。)。
これに対し,原告は,平成21年3月30日,本件商標についての商標登録
(以下「本件商標登録」という。)の無効審判請求(無効2009−8900
26号事件)をし,特許庁は,平成21年10月26日,「本件審判の請求
は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は同
年11月5日原告に送達された。
なお,原告は,発明の名称を「数字キーのみを用いて総ての文字・記号を入
力することが可能な入力装置とそれを用いたフィルム描写装置」とする特許
(特許第3611580号)についての特許権(出願日・平成8年2月26
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10055控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
被告)ソフトバンクモバイル株式会社 控訴人(一審原告)エイディシーテクノロジー株式会社 被控訴人(一審被告)ソフトバンクモバイル株式会社
補助参加人株式会社東芝
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特許法101条4号 特許法29条2項 特許法104条の3
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[概要] 1 概要
控訴人(以下,「原告」という。)は,「携帯型コミュニケータおよびその
使用方法」に関する発明の特許(以下,「本件特許」という。)の特許権者で
ある。控訴人は,被控訴人(以下,「被告」という。)に対し,別紙物件目録
記載の製品(以下,「被告製品」という。)を販売し,販売のために展示その
他販売の申出をしている行為が,本件特許に係る特許権(請求項2及び請求項
5に係る特許権)を侵害し,被告の上記行為が特許法101条4号,5号に該
当すると主張して,①被告製品の販売等の差止め(特許法100条1項)及び
廃棄(同条2項)を求めるとともに,②損害賠償金3440万円(民法709
条,特許法102条3項)及び所定の遅延損害金の支払を請求した。原判決
は,原告の各請求をいずれも棄却したので,原告は上記損害賠償請求及び遅延
損害金請求について控訴を提起した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10003控訴棄却
不正競争行為差止等本訴請求、同反訴請求控訴事件
被告兼反訴原告)被控訴人(1審本訴
兼反訴原告) 控訴人兼被
(1審本訴原告兼反訴被告)
兼被
(1審本訴原告)
ら 被控訴人兼控訴人(1審本訴被告兼反訴原告)
(1審本訴被告兼反訴原告)
ら
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不正競争防止法2条1項13号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1項1号 民法709条
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[概要] 1 原審における請求
本件は,原審においては,控訴人らの以下の本訴請求と,被控訴人らの以下の反
訴請求とからなる事案であった。
(1) 本訴請求
① 控訴人オーベルが,被控訴人らによる別紙物件目録記載1ないし6の塗料
(以下「被控訴人塗料1」などといい,これらをまとめて「被控訴人塗料」とい
う。)の製造・販売行為は不正競争防止法2条1項1号及び同項13号に該当し,
被控訴人らが同控訴人を誹謗・中傷した行為は同法2条1項14号に該当すると主
張して,被控訴人らに対し,同法3条に基づいて別紙顧客目録記載の者(以下「本
件顧客」という。)への営業行為及び被控訴人塗料の本件顧客への輸出・譲渡の差
止め(ただし,被控訴人塗料のうち別紙物件目録記載1,3,5及び6の塗料の製
造・販売行為の差止めは,不正競争防止法2条1項14号のみに基づくものであ
る。)を求める請求
② 控訴人オーベルが,①の不正競争行為による損害として,被控訴人らに対し,
不正競争防止法4条に基づいて5387万2500円及び平成18年10月29日
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10142審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその装置)
被告株式会社松井製作所 原告株式会社カワタ
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特許法29条2項 特許法181条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 1 被告は,発明の名称を「粉粒体の混合及び微粉除去方法並びにその装置」と
する特許第3767993号(請求項の数4)の特許権者であるが,原告が平
成20年5月20日付けで上記特許の請求項1∼4について無効審判請求(無
効2008−800092号事件)をし,これに対し被告が平成20年8月8
日付けで請求項1∼4等につき特許請求の範囲の変更等を内容とする訂正請求
をしたところ,特許庁が,請求項1∼3についての訂正は認めるが請求項4に
ついての訂正は認めないとした上,訂正後の請求項1に係る発明についての特
許を無効とし,訂正後の請求項2及び3並びに訂正前の請求項4について請求
不成立とする審決をしたことから,請求項2,3,4に関する審決部分に不服
の原告が,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10042審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高効率熱サイクル装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条4項1号 特許法2条 特許法1条 特許法36条4項
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「高効率熱サイクル装置」とする後記発明につき国際
出願の方法により日本国特許庁に特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これを不服として審判請求をしたが,同庁が請求不成立の審決をしたこと
から,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10229審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
被告社団法人全日本コーヒー協会 原告エチオピア連邦民主共和国宍戸充
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条2項 商標法46条
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審決 | 65回 | 無効 | 38回 | 無効審判 | 22回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 原告は,北東アフリカに位置する主権国家である。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10228審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
被告社団法人全日本コーヒー協会 原告エチオピア連邦民主共和国宍戸充
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条2項 商標法46条
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審決 | 65回 | 無効 | 38回 | 無効審判 | 22回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 原告は,北東アフリカに位置する主権国家である。
▶判決の詳細
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商標権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10227審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
被告社団法人全日本コーヒー協会 原告エチオピア連邦民主共和国宍戸充
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条2項 商標法46条
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審決 | 65回 | 無効 | 38回 | 無効審判 | 22回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 原告は,北東アフリカに位置する主権国家である。
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商標権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10226審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件
被告社団法人全日本コーヒー協会 原告エチオピア連邦民主共和国宍戸充
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商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 商標法3条2項 商標法46条
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審決 | 65回 | 無効 | 38回 | 無効審判 | 22回 | ライセンス | 6回 |
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[概要] 1 原告は,北東アフリカに位置する主権国家である。
▶判決の詳細
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著作権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10053控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y外村玲子
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著作権法112条
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[概要] - -2
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商標権
平成22年3月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10306
商標登録取消決定取消請求事件
被告特許庁長官安達輝幸
補助参加人協和株式会社初瀬俊哉 原告和幸株式会社岩渕正紀
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商標法4条1項11号
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[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告が有する本件商標に係る
商標登録に対する被告補助参加人の登録異議の申立てについて,特許庁がした別紙
異議の決定書(写し)の本件決定(その理由の要旨は下記2のとおり)には,下記
3のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
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商標権
平成22年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)1992請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告B 原告株式会社クリスタルキングカンパニー
A
ら
ら訴訟復代理人弁護士桐原明子
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不正競争防止法2条1項14号 商標法2条3項8号 不正競争防止法4条 商標法26条1項1号
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商標権 | 30回 | 損害賠償 | 26回 | 侵害 | 24回 | 差止 | 8回 |
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[概要] 本件は,①後記の登録商標の商標権者である原告株式会社クリスタルキン
グカンパニー(以下「原告会社」という。)が,被告に対し,被告が歌手と
して出演するコンサートの新聞広告に被告の芸名及び顔写真とともに「クリ
スタルキング」の標章を掲載させたことにより原告会社の商標権を侵害した
として,商標法36条1項に基づく上記標章の使用の差止め及び不法行為に
基づく損害賠償を求め,②バンド「クリスタルキング」のメンバーである原
告A(以下「原告A」という。)が,被告に対し,被告が「クリスタルキン
グ」を脱退した後にそのメンバーである旨名乗ったり,「クリスタルキン
グ」が解散した事実はないのに「クリスタルキング」は解散した旨述べて,
原告Aの営業上の信用を害する虚偽の事実を告知又は流布する行為(不正競
争防止法2条1項14号の不正競争行為)を行ったとして,同法3条1項に
基づく上記告知又は流布する行為の差止め及び同法4条に基づく損害賠償を
求める事案である。
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特許権
平成22年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)28244請求棄却
損害賠償請求事件
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特許法29条2項 特許法29条1項2号 特許法41条2項 特許法104条の3
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実施 | 85回 | 無効 | 40回 | 進歩性 | 27回 | 刊行物 | 24回 |
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[概要] 本件は,遊技機に関する特許権を有する原告が,被告において回胴式遊技機
(いわゆるパチスロ機)「メタル・スラッグ」を製造販売する行為が原告の上記
特許権を侵害するものであると主張して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠
償として26億円及びこれに対する不法行為の後の日である平成18年12月2
8日(訴状送達日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めた事案である。
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意匠権
平成22年3月25日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成21(ワ)11520請求棄却
意匠権侵害差止反訴請求事件
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意匠法24条2項
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[概要] 1 前提事実
(1) 当事者
ア 反訴原告(以下「原告」という )。
原告は,合成樹脂の加工ならびにその製品と材料の販売等を業とする
株式会社である。
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特許権
平成22年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(ネ)10047請求棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
被告)光源寺被控訴人(一審
)Y 控訴人兼被
(一審原告)X 被控訴人兼控訴人(一審被告)光源寺
(一審被告)Y
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民法709条
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侵害 | 137回 | 損害賠償 | 44回 | 差止 | 27回 | 実施 | 6回 |
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 原審における請求
原告は,原告の亡父T(雅号・「T」,以下「T」ないし「T」という場
合がある。),亡兄R(雅号・「R」,以下「R」ないし「R」という場合
がある。)及び兄J(雅号・「J」,以下「J」ないし「J」という。)と
共同で制作した美術の著作物である別紙物件目録記載の観音像について,そ
の原作品の所有者である被告光源寺が亡T及び亡Rの死後に被告Yに依頼し
て仏頭部をすげ替えて,公衆の観覧に供していることが,本件原観音像に係
る原告の著作者人格権(同一性保持権)及び著作権(展示権)の侵害又は原
告の名誉若しくは声望を害する方法による著作物の利用行為(著作者人格権
のみなし侵害)に当たり,かつ,亡T及び亡Rが存しているとしたならばそ
の著作者人格権の侵害となるべき行為に当たる旨主張し,被告光源寺に対
し,①著作権法(以下,「法」という場合がある。)112条1項,115
条,113条6項に基づき又はT及びRの遺族として法116条1項,11
2条1項,115条に基づき,本件観音像の仏頭部を本件原観音像の制作当
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)23879等確認
所有権確認等請求本訴事件
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民事訴訟法157条1項 民事訴訟法157条 民事訴訟法243条1項 民法670条1項
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実施 | 42回 | 許諾 | 37回 | 特許権 | 37回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 本件本訴は,製鉄プラント事業に関する合弁契約及び事業運営契約の契約当
事者である本訴原告・反訴被告(以下「原告」という。)が,合弁契約及び事
業運営契約の他の契約当事者である本訴被告JFEエンジニアリング株式会社
(以下「被告JFE」という。),同日立造船株式会社(以下「被告日立」と
いう。)及び同カワサキプラントシステムズ株式会社(以下「被告カワサキ」
という。),並びに,合弁会社であり,事業運営契約の他の契約当事者である
本訴被告・反訴原告スチールプランテック株式会社(以下「被告プランテッ
ク」という。)に対し,被告らの債務不履行を理由に各契約を解除したと主張
して,損害賠償請求として,連帯して17億0452万円及びこれに対する訴
状送達日の翌日である,被告JFE及び被告プランテックについては平成20
年9月20日から,被告日立及び被告カワサキについては同月23日から各支
払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求めるととも
に(請求1本訴(1)),被告プランテックに対し,原告と同被告間において,
原告が同被告に対して特許権の移転登録手続をする義務等のないことの確認
(同(2)∼(4)),登録済みの特許権の移転登録手続(同(5)),移転済みの資
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成21(行ウ)517請求棄却
特許料納付書却下処分取消請求事件
被告国 原告バイエルアクチエンゲゼルシヤフト
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民法715条1項 特許法3条2項 民法715条 特許法112条の2
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特許権 | 169回 | 損害賠償 | 4回 | 実施 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,原告が後記特許権の第13年分の特許料の追納期間の経過後に特許
料納付書を提出して特許料及び割増特許料の納付手続をしたところ,特許庁長
官が同特許料納付書を却下する手続却下の処分(以下「本件却下処分」とい
う。)をしたため,原告が被告に対し,追納期間内に特許料及び割増特許料を
納付することができなかったことについて,特許法112条の2第1項所定の
「その責めに帰することができない理由」があるとして,本件却下処分の取消
しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)32845請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告リンテック株式会社
小芝記録紙株式会社 原告三水株式会社
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特許法102条2項 特許法102条項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,記録紙に関する後記2,( )の特許の特許権者である原告が,①被2
告らが製造販売するタコグラフ用記録紙が当該特許権を侵害すると主張して,
被告らに対し,特許法100条に基づき,別紙物件目録1ないし3記載のタコ
グラフ用記録紙の生産,譲渡等の差止め及び廃棄を求めるとともに,②上記行
為は特許権侵害の共同不法行為であると主張して,被告らに対し,不法行為に
( , , ),よる損害賠償請求権に基づき 民法709条 719条 特許法102条2項
損害賠償金として,各自8億5123万円及びこれに対する訴状送達の日の翌
日である平成19年12月14日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10281審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (加工性の良い高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法)
被告JFEスチール株式会社 原告新日本製鐵株式会社
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特許法36条6項2号 特許法36条4項 特許法181条2項 特許法157条2項
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「加工性の良い高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板とそ
の製造方法」とする発明についての特許権者(特許第3527092号)であ
るところ,被告から特許無効審判請求がなされ,特許庁が平成20年9月17
日付けでこれを無効とする審決(第1次審決)をしたが,知的財産高等裁判所
が平成21年2月20日付けで特許法181条2項に基づき上記審決を取り消
す旨の決定をしたので,特許庁において再び審理され,特許庁が平成21年8
月11日付けで原告からの訂正請求(請求項の数3)を認めた上,訂正後の請
求項1∼3についての特許を特許法36条4項(実施可能要件)又は6項(明
確性要件)違反を理由に無効とする旨の審決(第2次審決)をしたことから,
これに不服の原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10346審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (容易に反対方向に反転出来る様にした遊戯具シーソー)
被告特許庁長官 原告X
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特許法36条6項2号
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「容易に反対方向に反転出来る様にした遊戯具シーソ
ー」とする発明について特許出願をし,平成19年3月27日付けで特許請求
の範囲の変更を内容とする補正をしたところ,拒絶査定を受けたので,これに
対する不服の審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10291審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (薬液管理装置のソフトウェアの更新)
被告特許庁長官 原告フレゼニウスメディカルケアーミットベシュレンクテルハフツング
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特許法17条の2 特許法29条2項
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審決 | 59回 | 実施 | 35回 | 刊行物 | 27回 | 進歩性 | 15回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「薬液管理装置のソフトウェアの更新」とする発明
について国際特許出願をしたところ,日本国特許庁から拒絶査定を受けたの
で,これに対する不服の審判請求をし,平成19年2月16日付けで手続補正
(以下「本件補正」という。)をしたが,同庁が本件補正を却下した上,請求
不成立の審決をしたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成21(行ケ)10185審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (メロディのデータの提供方法)
被告京セラ株式会社 原告株式会社日立国際電気
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「メロディのデータの提供方法」とする特許第383
7122号について,被告が無効審判請求をしたところ,特許庁がこれを無効
とする旨の審決をしたことから,特許権者である原告がその取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成22年3月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10085一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件
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特許法102条3項 特許法100条1項 特許法36条4項 民事訴訟法259条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人による別紙サービス目録記載のサービス(以下
「被控訴人サービス」という。)の提供行為は,控訴人の有する第3762882
号特許権(以下「本件特許権」といい,その特許請求の範囲の請求項1に係る発明
及び同発明に係る特許を「本件発明」及び「本件特許」という。)を侵害するもの
であると主張して,①特許法100条1項に基づく被控訴人サービスの差止め,②
同条2項に基づく同サービスに供された「NLIA サーバー」及び「登録情報データ
ベース」の除却,③民法709条に基づく損害賠償及び遅延損害金の支払を請求す
る事案である。
▶判決の詳細
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