権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成29年4月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)20818
特許権侵害差止請求事件 (連続貝係止具とロール状連続貝係止具)
被告有限会社シンワ
進和化学工業株式会社 原告株式会社むつ家電特機
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特許法36条6項1号 特許法104条の3 特許法100条1項 特許法29条2項
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無効 | 29回 | 特許権 | 24回 | 実施 | 20回 | 無効審判 | 8回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「連続貝係止具とロール状連続貝係止具」とする特許
第4802252号の特許権(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」
という。また,本件特許の願書に添付した明細書及び図面を併せて「本件明細書等」
という。)の特許権者である原告が,別紙1イ号物件目録記載の各製品(以下,同
目録の「写真1,2に示される連続貝係止具」を「被告製品1」〔なお,同目録の
写真1は,係止具の連続体を20本の単位で切断した形態,写真2は,3本の単位
で切断した形態の一部(中央部分)を示すものである。〕と,「その連続貝係止具
を写真3,4に示されるようにロール状に巻いたロール状連続貝係止具」を「被告
製品2」といい,被告製品1と同2を併せて「被告各製品」という。)は,本件特
許の願書に添付した特許請求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」ということが
ある。)の請求項1,同2及び同3(以下,単に「請求項1」などということがあ
る。)記載の各発明(以下,請求項の番号に応じて「本件発明1」などといい,本
件特許のうち当該発明に対応するものを「本件発明1についての特許」などという
ことがある。また,本件発明1ないし同3を併せて「本件各発明」という。)の技
術的範囲に属するから,被告らが被告各製品を販売し若しくは販売の申出をし,ま
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (鋼矢板圧入引抜機及び鋼矢板圧入引抜工法)
被告株式会社コーワン 原告株式会社技研製作所橋口尚幸
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特許法36条6項1号 特許法44条1項 特許法2条3項1号 特許法44条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,発明の名称を「鋼矢板圧入引抜機及び鋼矢板圧入引抜工法」とする
特許出願(特願2014-4293号)をし,平成27年6月19日,設定の登録
を受けた(特許第5763225号。請求項の数9。甲11。以下,この特許を
「本件特許」という。)。本件特許出願は,被告が平成22年4月22日にした出
願(特願2010-99137号。甲1。以下「本件原出願」という。)の分割出
願である(本件原出願に係る特許請求の範囲請求項1ないし10に係る発明を併せ
て「原出願発明」という。)。
⑵ 原告は,平成27年9月24日,本件特許の特許請求の範囲請求項1から3,
8及び9に係る発明について特許無効審判を請求し(甲6),特許庁は,これを,
無効2015-800184号事件として審理した。
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10155審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (車両のための照明装置)
被告特許庁長官島田信一 原告・脱退
訴訟引受人コーニンクレッカフィリップス
ヘラーケージーエーエー(以下「
ヘラー」という。)
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告コーニンクレッカ及び原告ヘラー(以下「原告ら」という。)並びに脱
退原告は,平成21年4月16日,発明の名称を「車両のための照明装置」とする
特許出願をしたが(特願2011-504597号。優先権主張:平成20年4月
21日,ドイツ連邦共和国。請求項数25。以下「本願」という。甲5,6),平
成26年11月26日付けで拒絶査定を受けた(甲13)。
(2) 原告ら及び脱退原告は,平成27年4月2日,これに対する不服の審判を請
求した(甲14)。
(3) 特許庁は,これを不服2015-6211号事件として審理し,平成28年
3月8日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の
審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月22日,原告ら及び脱
退原告に送達された。
(4) 原告ら及び脱退原告は,平成28年7月14日,本件審決の取消しを求めて
本件訴訟を提起した。
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特許権
平成29年4月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10212審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (接触端子)
被告アップルインコーポレイテッド矢倉千栄 原告株式会社島野製作所鮫島正洋
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特許法44条1項 特許法44条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 原告は,発明の名称を「接触端子」とする特許出願(特願2013-887
90号)をし,平成26年1月10日,設定の登録を受けた(特許第544959
7号。請求項の数2。甲20。以下,この特許を「本件特許」という。)。本件特
許出願は,原告が,平成23年12月13日(優先権主張:平成23年9月5日,
日本)にした出願(特願2011-271985号,甲15。以下「本件原出願」
という。)の分割出願である(本件原出願に係る特許請求の範囲請求項1ないし9
に係る各発明を「原出願発明1」などといい,これらを併せて「原出願発明」とい
う。)。
⑵ 被告は,平成27年2月19日,本件特許の特許請求の範囲請求項1及び2
に係る発明について特許無効審判を請求し(甲21),特許庁は,これを,無効2
015-800030号事件として審理した。
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特許権
平成29年4月17日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10114控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (医療用ガイドワイヤ」とする特許権(本件特許権)を有する控訴人が,被控訴人による原判決別紙物件目録記載の被告製品1及び同2(被告製品)の製造,販売等は本件特許権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,特許法(以下「法)
控訴人日本ライフライン株式会社 被控訴人朝日インテック株式会社
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「医療用ガイドワイヤ」とする特許権(本件特許権)
を有する控訴人が,被控訴人による原判決別紙物件目録記載の被告製品1及
び同2(被告製品)の製造,販売等は本件特許権を侵害すると主張して,被
控訴人に対し,特許法(以下「法」という。)100条1項及び2項に基づ
き,被告製品の製造,販売等の差止め及び被告製品等の廃棄を求めるととも
に,不法行為に基づき,損害賠償金3億円及びこれに対する平成26年10
月8日(不法行為後の日である訴状送達の日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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特許権
平成29年4月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (医療用ガイドワイヤ)
被告朝日インテック株式会社 原告日本ライフライン株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「医療用ガイドワイヤ」とする特許第4354525
号(平成21年5月20日出願,同年8月7日設定登録。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (石碑型納骨室)
被告特許庁長官小野忠悦 原告X
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特許法29条1項3号
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刊行物 | 113回 | 審決 | 39回 | 新規性 | 23回 | 実施 | 8回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,審理不尽及び新規性判断の誤りである。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10256審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (逆流防止装置)
被告株式会社テージーケー 原告株式会社ノーリツ木原美武
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特許法29条2項 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,新規
性の判断の当否(相違点1及び2の認定判断の誤り),進歩性の判断の当否(相違点
1及び2の容易想到性の判断の誤り)である。
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10098控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
控訴人株式会社デジタルアクト 被控訴人株式会社アロートラストシステムズ
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10061審決取消訴訟
審決取消請求事件 (入退室管理システム,受信器および入退室管理方法)
被告株式会社マトリックス 原告X
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刊行物 | 70回 | 審決 | 42回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「入退室管理システム,受信器および入退室管理方
法」(ただし,後記(3)の本件訂正前の名称は「動態管理システム,受信器お
よび動態管理方法」)とする特許第4763982号(平成16年8月5日
出願,平成23年6月17日設定登録,請求項の数7。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10059審決取消訴訟
審決取消請求事件 (携帯用電気切断機)
被告日立工機株式会社 原告株式会社マキタ
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「携帯用電気切断機」とする特許第563394
0号(平成24年3月15日出願,平成26年10月24日設定登録。以下
「本件特許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10061審決取消訴訟
審決取消請求事件 (入退室管理システム,受信器および入退室管理方法)
被告株式会社マトリックス 原告X
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刊行物 | 70回 | 審決 | 42回 | 実施 | 17回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「入退室管理システム,受信器および入退室管理方
法」(ただし,後記(3)の本件訂正前の名称は「動態管理システム,受信器お
よび動態管理方法」)とする特許第4763982号(平成16年8月5日
出願,平成23年6月17日設定登録,請求項の数7。以下「本件特許」と
いう。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年4月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10176審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分光光度計)
被告特許庁長官郡山順 原告株式会社島津製作所江口裕之
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特許法17条の2 特許法29条2項
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審決 | 19回 | 実施 | 17回 | 分割 | 17回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の判断の当否(相違点の認定及び判断の当否)である。
▶判決の詳細
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商標権
平成29年4月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)7787一部認容
損害賠償等請求事件
被告学校法人追手門学院 原告学校法人夙川学院
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商標法39条
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商標権 | 48回 | 許諾 | 31回 | 実施 | 17回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 請求の要旨
(1) 原告の請求
原告は,「観光甲子園」との登録商標に係る別紙商標権目録記載の商標権を有し,
その名称を使用して,高校生が参加する「観光プランコンテスト」を第1回から第
6回まで共催校として開催してきたところ,被告が,共催校を承継したとして,原
告に無断で,ホームページにおいて同登録商標を使用して同商標権を侵害するとと
もに,後継の大会として第7回の同コンテストを宣伝,開催することにより本件商
標権の価値を毀損したことが不法行為を構成すると主張して,被告に対し,不法行
為による損害賠償請求権に基づき,損害金5572万3203円の一部である45
66万0821円及びこれに対する不法行為の日の後であり,訴状送達の日の翌日
である平成27年9月4日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損
害金の支払を求めた。
また,原告は,被告が原告の所有する同コンテストの別紙物件目録記載の優勝旗
及び優勝杯を占有しているとして,被告に対し,所有権に基づき,これらの引渡し
を求めた。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年4月6日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)2932一部認容
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兼被
全秦通商株式会社
兼被
株式会社全功
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法5条3項1号 不正競争防止法2条1項1号 商標法38条2項
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[概要] 1 本件は,一審原告が,一審被告がパチンコ店等の営業について一審原告の周
知営業表示と同一又は類似の原判決別紙被告標章目録記載の各標章(以下,同
目録記載の標章を,同目録記載の番号に従って「被告標章1」などといい,同
目録記載の各標章を総称して「被告各標章」という。)を使用したとし,これ
が一審原告に対する不正競争行為に当たると主張して,一審被告に対し,①不
正競争防止法2条1項1号,3条1項に基づき,被告標章1ないし3の使用差
止め,②同法2条1項1号,3条2項に基づき,上記各標章を付した看板等の
廃棄,③同法2条1項1号又は13条,3条1項に基づき,「zenshin.gr.jp」
のドメイン名(以下「本件ドメイン」という。)の使用差止め,④同法2条1
項1号,3条2項に基づき,「http://www.zenshin.gr.jp」において開設され
るウェブサイトからの被告標章3の抹消,⑤平成23年12月17日から平成
26年8月8日までの一審被告による被告各標章及び本件ドメインの使用によ
る不正競争行為に基づき,損害賠償金(主位的には不正競争防止法5条2項に
よる額,予備的には同条3項による額)の一部である1億1880万円及びこ
れに対する不正競争行為後の日である同月9日から支払済みまで民法所定の年
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年3月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)12829請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告鈴友株式会社 原告株式会社東京精匠
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不正競争防止法2条1項15号 商標法2条3項
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[概要] 本件は,原告が,米国会社の製造販売に係るセラコート塗料の真正商品を並
行輸入しているところ,原告の当該輸入行為を商標権侵害行為であると告知・
流布している被告の行為が不正競争防止法2条1項15号に該当する旨主張し
て,被告に対し,①同法3条1項に基づき,上記告知・流布の差止めを,②民
法709条に基づき,損害賠償金770万円及びこれに対する不法行為の日の
後である平成28年5月11日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法
所定の割合による遅延損害金の支払を,③不正競争防止法14条に基づき,謝
罪広告の掲載を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)19633請求棄却
損害賠償請求 (チューブ状ひも本体を備えたひも)
被告株式会社ツインズ 原告A
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特許法73条2項 特許法102条3項 民法415条 特許法102条2項
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実施 | 46回 | 特許権 | 21回 | 侵害 | 10回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告には次の①ないし③の債務不履行ないし不法行為があ
ると主張して(このうち①と②は選択的な主張),被告に対し,債務不履行な
いし不法行為に基づき,損害額合計2億2000万円及びこれに対する催告の
後の日ないし不法行為の後の日である平成28年6月16日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10207審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (耳かけダイナミックバランスドスマホ,PC)
被告特許庁長官樋口信宏 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法36条6項2号 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成25年8月6日,発明の名称を「耳かけダイナミックバランス
ドスマホ,PC」とする特許出願をしたが(特願2013-162914号。請求
項数1。以下「本願」という。甲1),平成26年12月10日付けで拒絶査定を
受けた(甲9)。
(2) 原告は,平成27年2月12日,これに対する不服の審判を請求した(甲1
0)。
(3) 特許庁は,これを不服2015-2721号事件として審理し,平成28年
7月25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載
の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月15日,原告に
送達された。
(4) 原告は,平成28年9月12日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成29年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10148審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (気体溶解装置)
被告株式会社光未来森俊晴 原告株式会社ハイジェンテックソ
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実用新案法3条2項 実用新案法14条の2
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 被告は,平成26年3月12日,考案の名称を「気体溶解装置」とする実用
新案登録出願(実願2014-1248号)をし,平成26年4月30日,設定の
登録を受けた(実用新案登録第3190824号。請求項の数10。甲14。以下,
この実用新案を「本件実用新案」という。)。
⑵ 被告は,平成27年8月26日付けで,実用新案法14条の2第1項に基づ
き,実用新案登録請求の範囲の減縮等を目的とする訂正をした(請求項の数8。甲
13。以下「本件訂正」という。)
⑶ 原告は,平成27年9月9日,本件実用新案について実用新案登録無効審判
を請求した(甲15,16)。
⑷ 特許庁は,これを,無効2015-400005号事件として審理し,平成
28年4月20日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同年5月9日,その謄本が原告に
送達された。なお,出訴期間として90日が附加された。
⑸ 原告は,平成28年6月29日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
▶判決の詳細
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商標権
平成29年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)8475請求棄却
商標権侵害行為差止等請求事件
被告株式会社マックシステムズ 原告株式会社オクタル・ジャポン光野真純
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商標法4条1項19号 商標法4条1項7号 商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,別紙商標権目録記載の各商標権(以下,同目録記載1及び2の商標
権をそれぞれ「本件商標権1」などといい,これらを「本件各商標権」と総称
する。)を有する原告が,被告に対し,被告による被告標章1~3を付したド
ライビングシミュレーターの販売等が本件各商標権を侵害すると主張して,①
商標法36条1項及び2項に基づく被告標章1~3を付したドライビングシミ
ュレーターの販売等の差止め及び廃棄,②民法709条に基づく賠償金706
万2000円及びこれに対する不法行為の後の日(訴状送達の日の翌日)であ
る平成28年3月29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10188審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (既設管補修工法)
被告特許庁長官小野寺務 原告吉佳エンジニアリング株式会社高橋修平
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特許法17条の2 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(一致点・相違点の認定,相違点の判断)である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)36784請求棄却
職務発明対価等請求事件
被告国立研究開発法人日本原子力研究 原告A開発機構
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特許法97条1項 特許法110条 特許法35条3項 特許法35条1項
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特許権 | 52回 | 実施 | 13回 | 職務発明 | 13回 | 許諾 | 3回 |
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[概要] 本件は,被告の前身である日本原子力研究所(以下「原研」という。)の職
員であった原告が,原研の権利義務を包括承継した被告に対し,①原告が原研
の在職中に行った職務発明につき,平成16年法律第79号による改正前の特
許法35条3項に基づく相当な対価として1億円の支払を求めるとともに,②
原研が上記職務発明に係る別紙特許権目録記載の各特許権を原告の意思に反し
て放棄したこと等が不法行為に当たると主張して,損害賠償金100万円の支
払,上記各特許権を維持された状態に戻す手続及び謝罪を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10067審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (容器)
被告特許庁長官 原告株式会社タイホウ
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特許法17条の2 特許法29条2項 特許法36条6項2号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年12月2日を出願日とする実願2010-7877号
(以下「本件原出願」という。)に係る実用新案登録第3165967号
(登録日:平成23年1月19日)に基づき,平成25年2月14日,発明
の名称を「容器」とする特許出願(特願2013-26956号。以下「本
願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10252審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (浄化槽保護用コンクリート体の構築方法)
被告Y
補助参加人株式会社水系 原告祐徳設備株式会社
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特許法123条1項6号
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[概要] 1 前提事実(争いのない事実又は後掲の証拠等により容易に認められる事実)
⑴ 当事者等
ア 被告補助参加人(以下「水系」という。)は,平成19年4月2日,浄化
槽の設計,施工,販売,維持管理業務等を目的として設立され,平成27
年9月28日に解散した株式会社である(甲57,58,弁論の全趣旨)。
イ 被告は,発起人として水系を設立し,同社の解散までその代表取締役を
務めていた者である(甲57,58,弁論の全趣旨)。
ウ 原告は,土木工事業,管工事業,水道施設工事業等を目的とする株式会
社である。原告は,昭和63年7月27日に設立された有限会社髙橋設備
(以下「髙橋設備」という。)の商号を変更し,株式会社に移行したことに
より,平成20年4月1日に設立された。(乙3)
エ M(以下「M」という。)は,原告の設立以前から髙橋設備の代表取締役
を務め,原告の設立以降はその代表取締役を務めている者である(乙3,
弁論の全趣旨)。また,Mは,平成21年10月1日から平成23年4月3
0日までの間,水系の取締役も務めていた(甲57)。
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特許権
平成29年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)35838請求棄却
特許法違反請求事件
被告Y川戸万葉 原告X
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特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,弁理士である被告に対して特許出願に関する出願書類作成及び手続
の代理を委任した原告が,被告が原告の求める内容を出願書類に記載しない,
上記特許出願に関する拒絶理由通知に対して原告の意向に応じた補正を行わな
いなどして特許法,応答ないし補正義務に違反した,詐欺を行った,ねつ造な
いし文書管理義務違反を行ったと各主張して,被告に対し,①不法行為に基づ
き損害賠償金400万円の支払(第1請求),②上記拒絶理由通知に対する反
論が難しいという被告の見解についての特許庁公認の内容証明の提出(第2請
求),③上記出願書類において原告の発明の内容を記載した文章ないし図面の
場所の特定(第3請求)をそれぞれ求める事案である。
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著作権
平成29年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)16088請求棄却
著作権侵害損害賠償請求事件 (ゆとり紙)
被告株式会社箔一堀籠佳典 原告株式会社鳳凰堂鰺坂和浩
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著作権法114条2項
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告は別紙著作物目録記載の「ふるや紙」等
の文字及び図柄からなるデザイン(以下「本件著作物」という。)の著作権者
であるところ,被告が製造販売する別紙被告商品目録の記載の商品(以下「被
告商品」という。)のデザイン(同目録「表」欄記載のもの。以下「被告デザ
イン」という。)は本件著作物に依拠して作成されたものであり,原告の著作
権(複製権)の侵害に当たると主張して,民法709条,著作権法114条2
項に基づき損害賠償金の一部2000万円及びこれに対する不法行為の日の後
(訴状送達の日の翌日)である平成28年5月28日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成29年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10249審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官堀川一郎 原告合資会社パト・リサーチ
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特許法17条の2 特許法29条1項 特許法36条4項1号 特許法36条6項2号
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①補正却下判断の当否(目的要件,独立特許要件),②発明該当性
(特許法29条1項柱書),③明確性要件(同法36条6項2号)の充足の有無,④
実施可能要件(同法36条4項1号)の充足の有無である。
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商標権
平成29年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10208審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告石黒メディカルシステム株式会社川向隆太
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商標法4条1項11号 商標法3条1項5号 商標法3条1項6号
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[概要] 本件は,商標登録出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消
訴訟である。争点は,商標法4条1項11号該当性の有無である。
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特許権
平成29年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10171審決取消訴訟却下
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告X
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[概要] 1 本件訴状に「不服2007-19402号 審決取消請求事件」と記載さ
れていることから,本件訴えは,原告が,前記第1記載の本件審決の取消しを求
めるものと解される。
2 本件記録によると,本件訴えの提起に至る経緯は,以下のとおりである。
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特許権
平成29年3月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10101審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ビタミンDおよびステロイド誘導体の合成用中間体およびその製造方法)
被告ザトラスティーズオブインザシティオブニューヨーク
中外製薬株式会社日野英一郎 原告DKSHジャパン株式会社彦
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特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とする審決の取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無及びサポート要件違反の有無である。
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その他
平成29年3月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)6459一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社エムジェイディーバ 原告山野商事株式会社
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[概要] 1 請求の要旨
本件は,原告が,被告に対し,以下の各請求をした事案である。
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商標権
平成29年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)22521等請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
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民法709条 民法724条
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商標権 | 90回 | 侵害 | 39回 | 許諾 | 14回 | 損害賠償 | 12回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標目録記載1~3の各登録商標(以下,順に「本件商標1」
~「本件商標3」といい,これらに係る各商標権を順に「本件商標権1」~
「本件商標権3」という。)の商標権者である原告A及び別紙商標目録記載4
~6の各登録商標(以下,順に「本件商標4」~「本件商標6」といい,こ
れらに係る各商標権を順に「本件商標権4」~「本件商標権6」という。ま
た,本件商標1~6を併せて「本件各商標」といい,本件各商標に係る商標
権を併せて「本件各商標権」という。)の商標権者である原告会社が,被告ら
に対し,以下の各請求をする事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年3月22日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10094控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人コスメディ製薬株式会社
X 被控訴人株式会社バイオセレンタック
Y1
Y2Y3
兼上記3名
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不正競争防止法2条1項14号 民法709条
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[概要] 本判決の略称は,特に断らない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10186審決取消訴訟
審決取消請求事件 (摩擦熱変色性筆記具及びそれを用いた摩擦熱変色セット)
被告三菱鉛筆株式会社山口健司 原告パイロットインキ株式会社ーション
株式会社パイロットコーポレ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
⑴ 原告パイロットインキ株式会社は,平成14年1月25日(優先権主張:平
成13年11月12日,日本),発明の名称を「摩擦熱変色性筆記具及びそれを用
いた摩擦熱変色セット」とする特許出願(特願2002-17005号)をし,平
成21年5月22日,設定の登録を受けた(特許第4312987号。請求項の数
10。甲1)。以下,この特許を「本件特許」という。
⑵ 原告株式会社パイロットコーポレーションは,平成22年7月7日,本件特
許権の一部を譲り受け,特定承継を原因とする一部移転登録をした(甲100)。
⑶ 被告は,平成26年7月31日,本件特許の特許請求の範囲請求項1ないし
9に係る発明について特許無効審判を請求し(甲82),特許庁は,これを,無効
2014-800128号事件として審理した。原告らは,平成28年3月4日,
請求項2ないし4及び8を削除することなどを内容とする訂正請求をした(請求項
の数6。甲94。以下「本件訂正」という。)。
⑷ 特許庁は,平成28年6月28日,本件訂正を認めた上で,特許請求の範囲
請求項2ないし4及び8に係る発明についての無効審判請求を却下するとともに,
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10159審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (デマンドカレンダー,デマンドカレンダー作成装置,デマンドカレンダー作成方法)
被告特許庁長官久保竜一 原告日本テクノ株式会社
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特許法29条2項
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実施 | 13回 | 審決 | 11回 | 分割 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年3月21日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)7393一部認容
損害賠償請求事件
被告P1 原告共和ゴム株式会社
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不正競争防止法2条1項13号 著作権法32条1項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,「アクシスフォーマー」との名称の健康器具を販売している原告が,そ
の開設するウェブサイトで原告の上記製品についてのコメント等を掲載している被
告に対し,下記請求をした事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成29年3月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10247審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (紙オムツへの吸水剤の使用)
被告株式会社日本触媒川端さとみ 原告住友精化株式会社山上和則
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,①進
歩性判断(相違点1の判断)の誤りの有無,②サポート要件の判断の誤りの有無で
ある。
▶判決の詳細
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不正競争
平成29年3月16日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)11133請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告姫路本町68番地事業協同組合 原告特定非営利活動法人高砂物産協会
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項13号 民事訴訟法61条 不正競争防止法2条1項14号
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告が帆布製品に別紙表示目録記載1及び2の表示
を付した商品(以下「被告商品」という。)を販売あるいは販売のために展示し,そ
の説明書に同目録記載3の表示を,その広告に同目録記載3及び4の表示を用いて
いるところ,同目録記載1ないし4の表示(以下「被告各表示」といい,それぞれ
を「被告表示1」,「被告表示2」などという。)は,被告商品の品質,内容及び製造
方法を表示するものであるところ,被告商品がそのような品質等を有さないにもか
かわらず,それを有するものと誤認させるような表示であるから,被告による被告
各表示を表示する行為が平成27年法律第54号による改正前の不正競争防止法2
条1項13号(現行法14号,以下現行法を記載する。)の不正競争(品質誤認表示)
に該当するとして,①同法3条1項に基づき,被告各表示の表示行為,並びに被告
商品の販売及び販売のための展示の差止め,②同条2項に基づき,被告商品等から
の被告各表示の抹消,③同法14条に基づき,別紙謝罪広告目録記載の謝罪広告を
同目録記載の要領で同目録記載の新聞に一回掲載すること,④同法4条に基づき,
不法行為に基づく損害賠償として,3993万円及びこれに対する不正競争後の平
成27年10月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合の遅延損害金の支払
▶判決の詳細
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商標権
平成29年3月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)14906請求棄却
損害賠償等請求事件
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[概要] 1 事案の要旨
被告長寿介護センターは,「ひまわりホーム新宿」と称する有料老人ホーム(以
下,単に「ひまわりホーム新宿」といい,これに係る事業を「ひまわりホーム新
宿事業」という。)を含む7つの有料老人ホームを運営していた。同被告の発行済
株式全部を保有し,同被告の代表取締役を務めていた原告Aⅰの支配下から,被告
ことぶきの支配下に,被告長寿介護センターの運営に係る有料老人ホーム事業を関
連事業とともに移転することとなった。そこで,同原告から被告ことぶきに対し,
被告長寿介護センターの発行済株式全部を,関連会社の発行済株式全部などととも
に,同原告から被告ことぶきに譲渡することとなった。ところが,同被告から譲渡
代金を減額して欲しいとの申入れを受けたことから,原告Aⅰは,ひまわりホーム
新宿事業については,事業移転の対象から除外することとし,必要な行政手続の完
了後,被告長寿介護センターの事業から分離して,同原告の指定する者である原告
ひまわりに事業譲渡することとした。
▶判決の詳細
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