権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成27年6月9日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10012審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社ビ・ミラノ川端さとみ
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商標法53条1項
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[概要] 本件は,被告の登録商標(登録第5517417号商標。本件商標)に関する商
標法53条1項に基づく商標登録取消審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であ
る。争点は,①引用商標と使用商標の類否判断の適否(使用商標の分離観察の可否)
と②引用商標の周知性についての判断の適否である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年6月8日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10128控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人興和株式会社 被控訴人ニプロ株式会社
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人による被控訴人各標章,あるいは被控訴人各全
体標章(被控訴人各全体標章は,それぞれ横書きの「ピタバ」と「スタチン」
を上下二段に配して成る標章であり,被控訴人各標章は,被控訴人各全体標章
からそれぞれ「ピタバ」の部分を抜き出したものである。)を包装に付しての
薬剤の販売が,控訴人が有する商標権を侵害するとして,商標法(以下「法」
という。)36条1項及び2項に基づき,主位的に,被控訴人各標章のいずれ
かを付したPTPシートを包装とする薬剤の販売の差止め及び同薬剤の廃棄,
予備的に,被控訴人各全体標章のいずれかを付したPTPシートを包装とする
薬剤の販売の差止め及び同薬剤の廃棄を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年6月5日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム 最高裁判例】 平成24(受)1204
特許権侵害差止請求事件
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特許法36条6項2号 特許法1条 特許法134条の2 特許法36条5項2号
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無効 | 18回 | 新規性 | 15回 | 侵害 | 12回 | 特許権 | 10回 |
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[概要] 1 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームにおける特許発明の技術的範囲の確定
2 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームと明確性要件
▶判決の詳細
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特許権
平成27年6月5日 最高裁判所 第二小法廷
▶概要
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【プロダクト・バイ・プロセス・クレーム 最高裁判例】 平成24(受)2658
特許権侵害差止請求事件
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特許法36条6項2号 特許法1条 特許法70条 特許法2条3項3号
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無効 | 29回 | 新規性 | 15回 | 侵害 | 12回 | 特許権 | 10回 |
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[概要] 物の発明についての特許に係る特許請求の範囲にその物の製造方法が記載されているいわゆるプロダクト・バイ・プロセス・クレームにおける発明の要旨の認定
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)6435一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社大原鉄工所 原告大阪エヌ・イー・ディー・マシナリー
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特許法102条1項 特許法102条2項 特許法29条2項 特許法102条
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侵害 | 25回 | 実施 | 22回 | 進歩性 | 19回 | 特許権 | 14回 |
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[概要] 本件は,後記特許権の特許権者である原告が,被告の製造販売する別紙被告製品目
録記載1,2の破袋機(以下「被告製品1」「被告製品2」と称し,総称して「被告
製品」という。)が原告の特許権を侵害するものであると主張して,特許法100条
1項,2項に基づき,被告製品の製造販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法
行為(民法709条,719条2項)に基づき,原告の被った損害の賠償及び不法行
為の後日である平成26年10月23日から支払済みまでの遅延損害金の支払を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10396請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社ワードシステム 原告株式会社ソフィア
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著作権法112条
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[概要] 本件は,原告が,被告に対し,原告が著作権を有する業務管理のプログラム等につ
き,被告が無断でインストールして使用するなどして,原告の著作権を侵害したと主
張し,著作権法112条により,プログラム等の使用,複製,翻案,公衆送信又は送
信可能化の差止め並びにプログラム等及びその複製物の廃棄を求めるとともに,著作
権侵害の不法行為による損害賠償請求権(民法709条)に基づき,損害の合計額1
億0941万9692円及びこれに対する最終のバージョンアップがされた日であ
る平成21年8月10日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10112控訴棄却
特許専用実施権侵害行為差止等請求控訴事件 (パチンコ台取付装置)
控訴人有限会社ホール・ワークス 被控訴人株式会社スリーストン
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特許法100条1項
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,発明の名称を「パチンコ台取付装置」とする特許権(特許
番号第4910154号。以下,この「特許」を「本件特許」といい,
この特許権を「本件特許権」という。)の専用実施権を有する控訴人が,
被控訴人による被告製品の製造,販売は上記専用実施権を侵害する旨
主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,
被告製品の製造,販売の差止め及び廃棄を求めるとともに,民法70
9条,特許法102条1項に基づき,上記専用実施権侵害による損害
の賠償金及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成25年12
月13日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10053却下
追加判決請求事件
被告国 原告株式会社イー・ピー・ルーム
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民事訴訟法140条 民事訴訟法258条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,当庁平成20年(ネ)第10067号事件(以下「前訴」
という。)について当庁が平成20年11月26日にした判決(本件訴状の別紙1。
以下「本件判決」という。)には裁判の脱漏があると主張して,本件訴状の「請求の
趣旨」第1項記載の追加判決を求めるものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10030控訴棄却
追加判決請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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[概要] 当裁判所も,本件訴えは,民事訴訟の形式で前訴(東京地裁平成26年(ワ)第
16717号事件)の追加判決を求めるものであって不適法であり,かつ,その不
備を補正することができないものであるから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下し
た原判決の判断は正当なものとして是認できると判断する。その理由は原判決の第
2記載のとおりであるから,これを引用する。(なお,本件訴えが,東京地裁平成2
6年(ワ)第16717号事件の追加判決,平成25年(ワ)第29155号事件
及び平成26年(行ウ)第98号事件の判決の取消しを求めるものと解した場合で
あっても,本件訴えは,不適法であり,かつ,その不備を補正することができない
ものであるから,口頭弁論を経ずに本件訴えを却下した原判決の判断は正当なもの
として是認できると判断する。なぜなら,民事訴訟法及び行政事件訴訟法は,判決
の脱漏があった場合は,当該事件の係属している裁判所に追加判決の申立てをする
こと,また,法律により判決に関与することができない裁判官が判決に関与した場
合は,当該判決に対する上訴により是正をすることを予定しており,新たに国を被
告とする民事訴訟を提起するという形式により追加判決及び判決の取消しを求める
ことは,不適法というべきだからである。)
▶判決の詳細
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実用新案権
平成27年5月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)4552請求棄却
不当利得返還請求事件 (テレホンカード)
被告NECトーキン株式会社あ酒匂禎裕 原告A
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民法709条 実用新案法14条1項
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実用新案権 | 14回 | 損害賠償 | 6回 | 侵害 | 4回 | 間接侵害 | 2回 |
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[概要] 本件は,考案の名称を「テレホンカード」とする実用新案権(以下「本件実
用新案権」という。)の登録を受けた原告が,本件実用新案権の登録前に被告
がテレホンカード(以下「被告製品」という。)を製造販売したことが本件実
用新案権の間接侵害に当たると主張して,被告に対し,不当利得に基づく利得
金又は民法709条に基づく損害金の一部である100万円及びこれに対する
訴状送達の日の翌日である平成27年3月14日から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10103控訴棄却
出版差止等請求控訴事件,出版契約無効確認請求控訴事件
控訴人株式会社七つ森書館 被控訴人株式会社読売新聞東京本社
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民法509条 民法715条 民法109条 著作権法15条
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侵害 | 39回 | 損害賠償 | 30回 | 差止 | 18回 | 無効 | 13回 |
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10135控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人クオード株式会社 被控訴人株式会社エヌ・ティ・ティ・データ経営研究所
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民法709条
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[概要] 1 本件は,「内容証明を行う通信システムおよび内容証明サイト装置」との名
称の発明について特許権(特許第3796528号。以下「本件特許権」とい
い,本件特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有する控訴人が,被控
訴人は,顧客に対し,「CECTRUST」と称する電子契約サービス(以下
「CECサービス」という。)において,内容証明の一環として原本性証明を
行っているが,当該原本性証明に用いられる装置は,本件特許の特許請求の範
囲請求項8記載の発明(以下「本件発明」という。)の技術的範囲に属し,上
記装置の使用は本件特許権を侵害する行為である旨主張して,被控訴人に対し,
民法709条に基づき,不法行為による損害賠償請求(一部請求)として,過
去3年間に得られたであろう逸失利益2億1000万円のうち150万円及び
これに対する訴状送達の日の翌日である平成26年6月25日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)2946請求棄却
著作権ライセンス契約確認等請求
被告トラムシステム株式会社 原告株式会社ブールソフトウェア
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[概要] 本件は,原告が,別紙「著作権ライセンス契約(著作権使用許諾契約)」記載
の著作権ライセンス契約(以下「本件契約」という。)を被告との間で締結した
と主張して,被告に対し,本件契約が締結されていることの確認と,本件契約に
基づく著作権使用料39万4200円の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10058控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (通気口用フイルター部材)
控訴人カースル株式会社 被控訴人株式会社トライアルカンパニー
補助参加人三菱アルミニウム株式会社
補助参加人アルファミック株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人が販売等をする原判決別紙製品目録1ないし6
記載のイ号,ロ号,ハ号,ニ号,ホ号及びヘ号製品(後記本件製品)等は,控訴人
が特許権者である,発明の名称を「通気口用フイルター部材」という発明にかかる
特許権(平成8年10月8日出願,平成10年6月19日設定登録,特許番号第2
791553号。ただし,平成24年12月6日付けの訂正審決〔訂正2011-
390120号〕により訂正された後のもの)を侵害すると主張して,被控訴人に
対し,特許法100条1項,2項に基づき,これらの製品及びこれらの製品と同一
の構成を有するフィルター装置の製造等の差止め及び廃棄を求める事案である。被
控訴人補助参加人三菱アルミニウム株式会社は,上記各製品のうちイ号,ロ号,ハ
号及びヘ号製品の製造者であり,被控訴人補助参加人アルファミック株式会社は,
ニ号及びホ号製品の製造者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10055控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (通気口用フイルター部材)
控訴人カースル株式会社 被控訴人東洋アルミエコープロダクツ株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人が販売等をする原判決別紙製品目録1ないし3
記載の製品(JANコードにより特定されている後記被控訴人製品イ,ロ,ハ及び
これらと同一の構成を有するフィルター装置)が,控訴人が特許権者である,発明
の名称を「通気口用フイルター部材」という発明にかかる特許権(平成8年10月
8日出願,平成10年6月19日設定登録,特許番号第2791553号。ただし,
平成24年12月6日付けの訂正審決〔訂正2011-390120号〕により訂
正された後のもの)を侵害すると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項,
2項に基づき,上記各製品の差止め及び廃棄を求めるとともに,不法行為(民法7
09条)に基づく損害賠償の一部として,9億円及びうち1億円に対しては当初の
不法行為の最終日の翌日である平成22年3月1日から,うち8億円に対しては平
成25年11月29日付け訴え変更申立書を原審裁判所に提出した日である平成2
5年11月30日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10150審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (オーバーヘッドホイスト搬送車)
被告特許庁長官 原告村田機械株式会社
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特許法29条2項
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刊行物 | 201回 | 審決 | 65回 | 実施 | 37回 | 進歩性 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「オーバーヘッドホイスト搬送車」とする発明について,
平成23年10月21日を出願日とする特許出願(特願2011-231707号。
ただし,2003年3月20日〔パリ条約による優先権主張外国庁受理2002年
6月19日,2002年10月11日米国〕を国際出願日として出願した特願20
04-515615号を原々出願として,平成23年5月23日に分割出願した特
願2011-115010号を原出願とする分割出願〔甲3〕。以下「本件出願」と
いう。)をしたが,平成25年1月10日付けで拒絶査定を受けたため,同年4月1
9日付けで,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10149審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (オーバーヘッドホイスト搬送車)
被告特許庁長官 原告村田機械株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実又は文中掲記の証拠により容
易に認定できる事実)
原告は,発明の名称を「オーバーヘッドホイスト搬送車」とする発明について,
平成23年5月23日を出願日とする特許出願(特願2011-115010号。
ただし,2003年3月20日〔パリ条約による優先権主張外国庁受理2002年
6月19日,2002年10月11日米国〕を国際出願日として出願した特願20
04-515615号を原出願とする分割出願〔甲3〕。以下「本件出願」という。)
をしたが,平成25年1月10日付けで拒絶査定を受けたため,同年4月19日付
けで,拒絶査定に対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10062審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (風力装置の操作方法及び風力装置)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
原告は,発明の名称を「風力装置の操作方法及び風力装置」とする発明に
つき,平成18年7月20日を出願日とする特許出願(特願2006-198
344号。平成13年3月31日(パリ条約による優先権主張外国庁受理20
00年5月11日(以下「本件優先日」という。),ドイツ国)を国際出願日と
する特願2001-582716号の一部を新たな特許出願としたもの。以下
「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年5月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10015控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社ユアビジネス 被控訴人昭和飛行機工業株式会社
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不正競争防止法4条 不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法6項
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,(1)主位的に,被控訴人が,詐欺により
控訴人の営業秘密である技術情報を取得し,これを第三者に開示して,控訴人
の営業上の利益を侵害した,仮に,上記技術情報が営業秘密に当たらないとし
ても,被控訴人が詐欺によりこれを取得することが不法行為を構成する旨主張
して,不正競争防止法4条又は民法709条に基づき,被控訴人が上記技術情
報により金型の制作費等の支出を免れたことにより受けた利益の額に相当する
損害金4000万円のうち3000万円及びこれに対する不法行為の後である
平成25年10月24日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求め,(2)予備的に,被控訴人が控訴人に
対し金型製作の発注をしないことが債務不履行を構成するとして,民法415
条に基づき,損害金4000万円及び控訴人が技術情報の開示のために支出し
た費用に相当する損害金402万円の合計4402万円のうち3000万円及
びこれに対する訴状の送達をもって支払を催告した日の翌日である平成25年
10月24日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10130控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (B新築工事)
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民法709条 著作権法10条1項6号 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 当事者(争いがない)
(1) 控訴人は,建築設計を主たる業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10006控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ネット広告システム)
控訴人X 被控訴人株式会社オークファン
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特許法101条1号
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侵害 | 54回 | 特許権 | 28回 | 実施 | 13回 | 間接侵害 | 6回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「ネット広告システム」とする特許権(特許第517
7727号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。)
の特許権者である控訴人が,被控訴人がその運営する「aucfan.com
(オークファン)」の名称のインターネットオークション・ショッピングの価
格比較サイト(以下「被告サイト」という。)に係る原判決別紙物件目録記載
のシステム(以下「被告製品」といい,同目録の「3 構成の説明」記載のa
ないしgをそれぞれ「被告製品の構成a」などという。)を使用する行為は本
件特許権の侵害又は間接侵害(特許法101条1号,2号)に該当する旨主張
して,被控訴人に対し,特許法100条1項,2項に基づき,被告製品の生産,
使用等の差止め及び廃棄を求めるとともに,本件特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償として2240万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10165審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (赤血球の保存のための組成物及び方法)
被告特許庁長官 原告ユバシィオ・ンナィ
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特許法29条2項
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刊行物 | 78回 | 実施 | 50回 | 審決 | 33回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,発明の名称を「赤血球の保存のための組成物及び方法」とする発
明について,2005年(平成17年)2月17日を国際出願日とする特許
出願(特願2007-556120号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10003請求棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人兼被
X 被控訴人兼控訴人株式会社ジーオーティー
兼控訴人有限会社ジップス・ファクトリー
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著作権法115条 著作権法20条1項 著作権法28条 著作権法19条1項
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[概要] 1 本訴事件は,1審原告が,別紙1審被告著作物目録記載1及び2の各漫画(以
下,それぞれを「被告漫画1」,「被告漫画2」という。)は,それぞれ,別
紙1審原告著作物目録記載1及び2の各記事(以下,それぞれを「原告記事1」,
「原告記事2」という。)の翻案物であるとして,1審被告ジップス・ファク
トリーにおいて被告漫画1及び2を掲載した雑誌を編集し,1審被告ジーオー
ティーにおいて同雑誌を発行したことにより,1審原告が原告記事1及び2に
ついて有する著作権,並びに著作者人格権(氏名表示権及び同一性保持権)を
侵害された旨主張して,1審被告らに対し,共同不法行為による損害賠償請求
権に基づき,131万円(著作権侵害による損害として16万円,著作者人格
権侵害による慰謝料として100万円,弁護士費用として15万円)の連帯支
払を求めるとともに,1審被告ジーオーティーに対し,著作権法115条に基
づき,名誉又は声望を回復するための適当な措置として,謝罪広告の掲載を求
めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)1107一部認容
発信者情報開示請求事件
被告AOLオンライン・ジャパン株式会社 原告株式会社アクトコミュニケーション
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著作権法15条1項 民法709条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 本件は,別紙記事目録に記載のURLのウェブサイト上に掲載された記事
(以下「本件記事」という。)に,原告のロゴマーク(以下「原告ロゴマーク」
という。)及び原告の社内風景等を撮影した複数の写真(以下,複数の写真を
まとめて「本件写真」といい,原告ロゴマークと本件写真を合わせて「本件写
真等」という。)が掲載されたことにより,原告の著作権が侵害されたとして,
本件記事の投稿者(以下「本件発信者」という。)に対する損害賠償請求権の
行使のため,本件発信者に係る情報の開示を受ける正当な理由があると主張し
て,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関
する法律(以下,単に「法」という。)4条1項に基づき,被告に対し,別紙
発信者情報目録記載の発信者情報の開示を求める事案である。
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意匠権
平成27年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12985請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社シュゼット 原告Aデザイン事務所こと
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意匠法24条2項 意匠法37条1項 意匠法6条1項 意匠法2条1項
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[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を包装用箱とする意匠登録第1440898号の意
匠権(以下「本件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本件意匠」と,
その登録を「本件意匠登録」という。)を有する原告が,被告に対し,被告
による別紙1物件目録記載の各商品(以下,これらを併せて,「被告商品」
といい,被告商品に使用されている各包装用箱に係る形状〔各包装用箱に係
る意匠は,色彩を除き,各商品に共通である。〕を「被告意匠」という。)
の生産,譲渡,引渡し,譲渡の申出(以下「販売等」という。)が,本件意
匠権の侵害を構成すると主張して,意匠法37条1項に基づき,被告商品の販
売等の差止め,同条2項に基づき,被告商品及びこれに使用した各包装用箱の
廃棄,同法41条に基づき,信用回復の措置として謝罪広告の掲載,並びに,
同法39条3項に基づき,意匠権侵害の不法行為に基づく損害賠償金300万
円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成26年6月11日から支払
済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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特許権
平成27年5月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成22(ワ)46241請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (エミュレーションシステム用の統合デバック機能を備えた再構成可能な集積回路)
被告日本イヴ株式会社 原告メンター・グラフィクス・コーポレーション
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特許法29条2項 特許法101条1号 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,被告は別紙物件目録記載の物件(エミュレ
ータ。以下,同目録記載1ないし6の番号に従って,「被告製品1」ないし
「被告製品6」といい,併せて「被告各製品」という。)の輸入及び販売等
を行うことにより,原告が有する後記2(2)記載の特許権の特許請求の範囲請
求項1,3ないし7の各発明に係る特許を侵害していると主張して,(1)特許
法100条1項に基づき,被告各製品の使用,譲渡,輸入,貸渡し及び譲渡
若しくは貸渡しの申出の差止め(請求の趣旨第1項),(2)同条2項に基づき,
その占有する被告各製品の廃棄(請求の趣旨第2項),(3)民法709条及び
特許法102条3項に基づき,損害賠償金として3億3000万円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成22年12月28日から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払(請求の趣旨第3項)を
それぞれ求めた事案である。
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その他
平成27年5月14日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)8678一部認容
損害賠償等請求事件
被告医療法人敬晴会 原告株式会社O.T.A.
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実施 | 54回 | 特許権 | 49回 | 許諾 | 18回 | ライセンス | 5回 |
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[概要] 本件は,①原被告間で締結された「特許発明・ノウハウ実施許諾及び技術研修実施
契約」が解除されたところ,その契約の解除に伴う損害賠償又は原状回復として,原
告が被告に支払った金員相当額2100万円及び解除の後日である平成21年7月
24日から支払済みまでの商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求
め,②原被告間で締結された「大阪再生医療センターの設立及び運営支援業務」等の
業務委託契約について,原告が支援業務を履行したことに基づき,業務委託報酬44
94万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成25年9月19日から支
払済みまで商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の各支払を求める事案であ
る。
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商標権
平成27年5月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10011審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社アモーレパシフィック 原告株式会社ディーエイチシー
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商標法4条1項10号 商標法4条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,特許庁に対し,被告を商標権者とする別紙商標目録(1)
記載の商標(以下「本件商標」という。)が,商標法4条1項10号又は1
5号に違反して登録されたものであるから,同法46条1項により,その登
録を無効とすべきであるとして無効審判(以下「本件審判」という。)の請
求をしたところ,本件審判の請求は成り立たないとの審決がされたため,同
審決の取消しを求める事案である。
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特許権
平成27年5月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10203審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ハイブリッド混合プラナーヘテロ接合を用いた高効率有機光電池)
被告特許庁長官吉野公夫 原告ザ,トラスティーズオブプリンストン
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特許法29条2項
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審決 | 24回 | 実施 | 5回 | 刊行物 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求の不成立審決に対する取消訴訟
である。争点は,進歩性判断(相違点の認定・判断)の誤りの有無である。
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特許権
平成27年5月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10107控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社ハッピー 被控訴人ロイヤルネットワーク株式会社遠山光貴
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特許法100条1項 特許法100条2項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
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商標権
平成27年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10170等審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告株式会社IBEX 原告双日ジーエムシー株式会社
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商標権 | 116回 | 審決 | 63回 | ライセンス | 6回 | 許諾 | 5回 |
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[概要] 1 本件は,被告が商標権者である5件の商標について,原告が,商標法(以下
単に「法」ということがある。)53条1項に基づき,各商標登録の取消審判請求を
したところ,特許庁がいずれについても審判請求は成り立たないとの審決をしたこ
とから,原告が各審決の取消しを求める事案である。
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特許権
平成27年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (繊維ベール及び弾性繊維の包装方法)
被告イーストマンケミカルカンパニー 原告株式会社ダイセル
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない事実)
被告は,平成21年4月27日に出願され(ただし,平成16年2月11日を出
願日とする特願2006-503492号からの分割出願。優先日平成15年2月
14日及び同年9月26日,優先権主張国はいずれも米国),平成24年12月7日
に設定登録された,発明の名称を「繊維ベール及び弾性繊維の包装方法」とする特
許第5148552号(請求項の数14。以下「本件特許」という。)の特許権者で
ある。
原告は,平成25年6月21日,特許庁に対し,本件特許の全ての請求項に係る
発明についての特許を無効とすることを求めて審判の請求をした。特許庁は,上記
請求を無効2013-800112号事件として審理をした結果,平成26年3月
25日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決をし,その謄本を,同年4
月3日,原告に送達した。
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特許権
平成27年5月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10199審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (板状体のスカーフ面加工方法及び装置)
被告特許庁長官長崎洋一 原告株式会社名南製作所
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特許法29条1項2号 特許法126条7項
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[概要] 本件は,特許訂正審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。争点は,訂正
についての独立特許要件(新規性)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年5月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10237審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告ヒロセ電機株式会社高石秀樹 原告日本圧着端子製造株式会社池田聡
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法36条6項1号 特許法29条
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。争点は,新規
性,進歩性及び明確性要件の判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10007一部認容
特許権譲渡代金請求控訴事件 (パイプ材把持措置)
控訴人X 被控訴人日本スピンドル製造株式会社
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特許法35条1項 特許法42条1項 特許法35条
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[概要] 本件は,被控訴人の元従業員である控訴人が,被控訴人を退職した後,その
子会社に在職中に,被控訴人が開発していたパイプ加工機を構成するパイプ把
持装置に関する発明をし,被控訴人との間で,その特許を受ける権利を被控訴
人に譲渡し,被控訴人が上記発明により得た利益に応じ,被控訴人の職務発
明規定の基準よりも高額となる相当額の対価を控訴人に支払う旨の合意を
したとして,被控訴人に対し,上記合意に基づく相当額の対価として35
00万円及び遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5011却下
損害賠償請求事件 (グリセロールからジクロロプロパノールを製造するための方法であって,該グリセロールが最終的にバイオディーゼルの製造における動物性脂肪の転化から生じる方法)
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民事訴訟法3条の3 特許法2条3項3号 民事訴訟法3条の9 民法719条1項
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[概要] 本件は,原告が,「被告が中華人民共和国内において製造・販売しているエ
ピクロロヒドリン(以下「被告製品」という。)は,別紙製造方法目録記載の
方法により製造されているから,蝶理株式会社(以下「蝶理」という。)が被
告製品を日本国内に輸入し販売する行為は,原告の特許権を侵害するものであ
り,被告が蝶理に対し被告製品を販売する行為は,蝶理を通じて日本国内で被
告製品を販売することを目的としており,蝶理の特許権侵害行為と共同不法行
為の関係にある」旨主張して,被告に対し,民法709条,719条1項ない
し2項,特許法102条2項に基づき,損害賠償金1億8150万円及びこ
れに対する民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払 を求める事案
である。被告は,国際裁判管轄が認められないとして本件訴えの却下を求めて
いる。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)5187請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ピタバスタチンカルシウム塩の結晶)
被告沢井製薬株式会社生田哲郎 原告日産化学工業株式会社橋口尚幸
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特許法36条6項2号 特許法39条1項 特許法36条6項1号 特許法17条の2
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[概要] 本件は,発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の結晶」とする特許権
及び発明の名称を「ピタバスタチンカルシウム塩の保存方法」とする特許権を
有する原告が,被告において,ピタバスタチンカルシウム原薬を使用してピタ
バスタチンカルシウム製剤を製造し販売する行為が前者の特許権を侵害し,同
製剤の製造に使用するピタバスタチンカルシウム原薬の保存行為が後者の特許
権を侵害する旨主張して,被告に対し,特許法100条1項に基づき,その差
止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)20279確認
通常実施権確認請求事件
被告A柏木秀夫 原告成幸利根株式会社進士肇
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特許法35条1項
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[概要] 本件は,被告が伸栄株式会社(以下「伸栄」という。)に在職中に鋼管圧入
工法及び鋼管圧入機に関する発明(以下「本件発明」という。)をし,これに
ついて特許出願をして別紙特許権目録記載の特許権(以下「本件特許権」とい
い,これに係る特許を「本件特許」という。)を有しているところ,伸栄を吸
収合併した原告が,本件発明は特許法35条1項に定める職務発明である旨主
張して,被告に対し,同項に基づく通常実施権を有することの確認を求める事
案である。
▶判決の詳細
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平成27年4月28日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)4請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告津田駒工業株式会社 原告株式会社日研工作所
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特許法29条1項3号 特許法100条1項 特許法29条1項2号 民事訴訟法61条
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,別紙被告製品目録記載の装置(以下「被告
製品」という。)が原告の有する特許権を侵害するとして,特許法100条
1項,2項に基づき,被告製品の販売等の差止め,廃棄を求めるとともに,
同法102条2項により,被告が受けた利益を原告の受けた損害と推定し,
不法行為(民法709条)に基づく損害賠償の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10045控訴棄却
特許権侵害差止請求控訴事件 (ポリイミドフィルムおよびそれを基材とした銅張積層体)
控訴人東レ・デュポン株式会社 被控訴人宇部興産株式会社
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特許法100条1項 特許法101条2号 特許法29条1項2号
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刊行物 | 30回 | 実施 | 27回 | 無効 | 14回 | 特許権 | 10回 |
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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