権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10175審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (振動低減機構およびその諸元設定方法)
被告株式会社免制震ディバイス 原告清水建設株式会社近藤惠嗣
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法136条 特許法29条1項
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[概要] 本件は,被告が特許無効審判を請求したところ,特許庁が原告の請求する訂正を
認めた上で,同訂正後の発明についての特許を無効とする審決をしたので,原告が
同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ネ)10005控訴棄却
売掛金請求控訴事件
控訴人株式会社フェブライオ・エ・メッツォ田中みどり 被控訴人Y平野好道
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著作権法113条6項 民事訴訟法54条 著作権法112条 著作権法112条1項
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[概要] なお,呼称は,審級による読替えを行うほか,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10205審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (温度センサ)
被告特許庁長官森竜介 原告日本特殊陶業株式会社中島浩貴
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特許法29条2項 特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (位置検出器及びその接触針)
被告大昭和精機株式会社小池律子 原告日新産業株式会社
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特許法134条の3 特許法126条2項 特許法36条4項 特許法181条2項
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[概要] 本件は,特許無効審決の取消訴訟である。争点は,実施可能要件(平成14年法
律第24号による改正前の特許法36条4項)の充足の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10224審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (紫照明付き安全マスク)
被告特許庁長官大内俊彦 原告有限会社日新電気
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特許法29条2項
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審決 | 19回 | 進歩性 | 4回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 新規性 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10109控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人公益財団法人生長の家社会事業団 被控訴人一般財団法人世界聖典普及協会
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著作権法27条 著作権法112条1項 著作権法112条 民法723条
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,①被控訴人による原判決別紙物件目録
第1記載の各カセットテープ(以下「本件カセットテープ」という。)の複製,
頒布について,Ⅰ)主位的に,著作権使用契約に基づき,昭和61年8月から
平成23年10月までの未払印税として合計2098万8000円及び原判決
別紙請求金額目録の番号1ないし251の「請求金額」欄記載の各金員に対す
る約定支払期日の翌日である「遅延損害金始期」欄記載の各年月日から各支払
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め,Ⅱ)予備的
に,別紙2著作物目録記載の各著作物(以下「本件原著作物」という。)に係
る著作権を侵害するものであるとして,著作権法112条に基づき,本件カセッ
トテープの頒布の差止め及びその廃棄を求めるとともに,ⅰ)不法行為による
損害賠償請求権に基づき,平成23年10月までに受けた損害として本件カ
セットテープの印税(定価の10%)相当額2250万円と弁護士費用相当額
200万円の合計2450万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平
成23年12月6日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払,又は,ⅱ)被控訴人は控訴人に支払うべき本件カセットテープの印
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10097一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人アスベル株式会社 被控訴人岩崎工業株式会社
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特許法102条2項 特許法17条の2 特許法102条3項 特許法36条6項1号
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侵害 | 49回 | 実施 | 36回 | 特許権 | 35回 | 進歩性 | 10回 |
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10263審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (蓋体及びこの蓋体を備える容器)
被告岩崎工業株式会社 原告アスベル株式会社
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成20年12月19日,発明の名称を「蓋体及びこの蓋体を備
える容器」とする発明について原出願日を平成19年10月11日としてし
た特許出願(特願2008-519754号。優先権主張日:平成18年1
0月13日)について分割出願(特願2008-324756号)をし,特
許庁から,平成21年12月7日,拒絶理由通知を受けたことから,平成2
2年1月18日,特許請求の範囲等を補正し(乙4),同年3月12日,設定
の登録(特許第4473333号)を受けた(請求項の数12。以下,この
特許を「本件特許」という。甲201)。
(2) 原告は,平成25年3月12日,本件特許の請求項1~12に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2013-800039号事件として係
属した(乙3)。
(3) 特許庁は,平成25年8月20日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月30日,原告
に送達された。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10250審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ポリイミドフィルムおよびそれを基材とした銅張積層体)
被告東レ・デュポン株式会社 原告宇部興産株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項1号 特許法123条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年3月25日,発明の名称を「ポリイミドフィルムお
よびそれを基材とした銅張積層体」とする特許出願(特願2005-883
34。パリ条約による優先権主張日:平成16年3月30日,優先権主張
国:日本。以下「本件原出願」という。)をし,平成22年8月11日,そ
の一部につき分割出願をし(特願2010-180128),平成23年7
月8日,設定の登録(特許第4777471号)を受けた(請求項数11。
甲32。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成24年11月30日,本件特許の全てである請求項1ない
し11に係る発明についての特許無効審判を請求した(甲33)。
(3) 特許庁は,上記審判請求を無効2012-800199号事件として審
理を行い,平成25年7月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」旨
の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年8月8日,原
告に送達された。
(4) 原告は,平成25年9月4日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月28日 最高裁判所 第三小法廷
▶概要
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平成26(行ヒ)75審決取消訴訟
審決取消等請求事件
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[判示事項] 音楽著作権の管理事業者が放送への利用の許諾につき使用料の徴収方法を定めるなどの行為が,独占禁止法2条5項にいう「排除」の要件である他の事業者の参入を著しく困難にする効果を有するとされた事例 [概要] 音楽著作権の管理事業を行う既存の事業者が,その管理する音楽著作物の放送への利用の包括的な許諾につき,ほとんど全ての放送事業者との間で年度ごとの放送事業収入に所定の率を乗じて得られる金額又は所定の金額による使用料の徴収方法を定める利用許諾契約を締結しこれに基づくその徴収をする行為は,次の~など判示の事情の下では,音楽著作物の放送への利用の許諾に係る市場において,独占禁止法2条5項にいう「他の事業者の事業活動を排除」する行為の要件である他の事業者の参入を著しく困難にする効果を有する。
上記の市場においては,放送事業者にとって,上記管理事業の許可制から登録制への移行後も大部分の音楽著作権につき管理の委託を受けている当該既存の事業者との間で,包括的な許諾による利用許諾契約を締結しないことがおよそ想定し難い状況にあった。
上記の徴収方法は,当該既存の事業者の管理する音楽著作物の利用割合が使用料の金額の算定に反映されないものであるため,放送事業者が他の事業者に使用料を支払うとその負担すべき使用料の総額が増加するものであった。
当該既存の事業者による上記行為の継続期間は,7年余に及ぶものであった。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)771請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告テバ製薬株式会社 原告興和株式会社
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商標法4条1項7号 商標法3条1項3号 商標法4条1項16号 民事訴訟法143条4項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告
標章」という。)を付した薬剤を販売する被告の行為 は,商標法37条2号
により原告の有する商標権を侵害するものとみなされると主張して,同法36
条1項及び2項に基づき,同薬剤の販売の差止め及び廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)766請求棄却
商標権侵害差止請求事件
被告共和薬品工業株式会社 原告興和株式会社
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商標法4条1項7号 商標法3条1項1号 商標法3条1項 商標法26条1項2号
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商標権 | 53回 | 無効 | 19回 | 無効審判 | 9回 | ライセンス | 9回 |
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,別紙被告標章目録記載1ないし3の各標章
(以下,同目録の番号に対応して「被告標章1」などといい,被告標章1な
いし3を併せて「被告各標章」という。)を付した薬剤を販売する被告の行
為は,商標法37条2号により原告の有する商標権を侵害するものとみなされ
ると主張して,同法36条1項及び2項に基づき,同薬剤の販売の差止め及び
廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)26974
発信者情報開示請求事
被告エヌ・ティ・ティ・コミュニケ 原告創価学会
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著作権法32条1項 著作権法15条1項
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[概要] 1 本件は,別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」という。)の著作権
を有する原告が,被告の提供するインターネット接続サービスを経由して,イ
ンターネット上の電子掲示板「Yahoo!知恵袋」(以下「本件掲示板」
という。)に投稿された別紙投稿記事目録記載1ないし29の各記事(以下,
同目録の番号に対応して「本件記事1」などという。また,本件記事1ない
し29を併せて「本件各記事」という。)中に掲載された写真は,いずれも
本件写真を複製又は翻案したものであり,本件各記事を投稿した行為は原告の
著作権(公衆送信権)を侵害するところ,本件各記事の投稿者に対する損害賠
償請求権の行使のためには,本件各記事に係る別紙発信者情報目録記載の情報
(以下「本件発信者情報」という。)の開示が必要であると主張して,経由
プロバイダである被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限
及び発信者情報の開示に関する法律(以下「法」という。)4条1項に基づ
き,本件発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)21249請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告日産自動車株式会社 原告株式会社イングス
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商標法38条2項 商標法5条3項
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,商標権侵害を主張して,前記第1の1ないし
3のとおり,差止め等を求めるとともに,前記第1の4のとおり,平成24年
11月29日から平成26年8月15日(本件訴訟の提起日)までの期間に係
る不法行為による損害賠償金9億7396万7612円の一部である5000
万円及びこれに対する同年3月4日(被告各標章の使用停止等を求める原告の
通告書が被告に到達した日。なお,原告は,同日後の不法行為につき同日から
の遅延損害金を請求できる理由を述べていない。)から支払済みまでの民法所
定年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10196審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社龜屋陸奥竹中由佳理 原告X
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商標法4条1項19号 商標法2条3項1号
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求に基づいて商標登録を無効とした審決の取消訴訟
である。争点は,商標法4条1項19号該当性の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)14849請求棄却
損害賠償 (液晶表示装置)
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特許法123条1項6号 民法709条 特許法102条3項 特許法123条1項2号
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[概要] 1 争いのない事実等(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者等
ア 原告
原告は,金型の設計,製造及び販売,自動車用部品や付属品の製造及び
販売並びにプレス加工業等を業とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)7971等請求棄却
特許権移転登録手続等請求事件
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民法93条1項 不正競争防止法2条1項14号 民法415条 民法719条
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特許権 | 175回 | 実施 | 32回 | 許諾 | 29回 | 無効 | 27回 |
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[概要] 建設の本案前の答弁
被告加藤建設に対する主位的請求アの予備的請求に係る訴えを却下する。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)30442一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社Clara
A 原告株式会社トレードトレード
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著作権法114条3項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告のブログに掲載された記事を被告らが複製した上,被告らの
ブログに別紙投稿記事目録記載のとおり投稿して送信可能化及び公衆送信し
たとして,被告らに対し,著作権侵害に基づく損害賠償として,連帯して2
97万円及びこれに対する最終の不法行為日(記事投稿日)である平成25
年2月26日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10105等審決取消訴訟
審決取消請求事件 (同時圧縮方式デジタルビデオ制作システム)
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特許法29条の2 特許法29条1項3号 特許法134条の2 特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 脱退被告は,発明の名称を「同時圧縮方式デジタルビデオ制作システム」
とする発明について,平成8年3月1日(優先日平成7年3月1日,優先権
主張国米国)を国際出願日とする特許出願(特願平8-526411号。以
下「本件出願」という。)をし,平成16年2月27日,特許第35252
98号として特許権の設定登録(請求項の数50)を受けた(以下,この特
許を「本件特許」,この特許権を「本件特許権」という。甲33)。
(2) 本件特許に対し,原告は,平成24年9月11日に特許無効審判請求(無
効2012-800149号事件)をした。脱退被告は,平成25年3月2
9日付けで本件特許の特許請求の範囲について設定登録時の請求項9を削
除(訂正事項1)し,同請求項22及び23の内容を訂正(訂正事項2)し,
同請求項34ないし39,45,48ないし50を削除(訂正事項3ないし
12)し,本件出願の願書に添付した明細書(甲33)の発明の詳細な説明
の誤記を訂正(甲33の10欄46行目の「オフライン編集システム」を「オ
ンライン編集システム」と訂正。訂正事項13)する旨の訂正請求(以下「本
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10154審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告ファミリーイナダ株式会社 原告株式会社フジ医療器
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特許法29条2項
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刊行物 | 87回 | 実施 | 40回 | 審決 | 39回 | 進歩性 | 25回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,発明の名称を「マッサージ機」とする特許第5209091号
(平成14年6月3日にされた特許出願(特願2002-161896号。
以下「原出願」という。)の分割出願である特許出願(特願2008-21
138号)の一部を分割して,平成23年7月19日,新たな特許出願(特
願2011-157490号)としたもの。平成25年3月1日設定登録。
請求項の数4。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲45)。
(2) 原告は,平成25年5月24日,特許庁に対し,本件特許の請求項1ない
し4に係る発明を無効にすることを求めて審判請求(無効2013-800
091号)をし,被告は,平成26年2月13日に訂正請求書(甲42)を
提出し,特許庁は,審理の上,同年5月27日,「請求のとおり訂正を認め
る。本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「本件審決」とい
い,本件審決により認められた訂正を「本件訂正」という。)をし,その謄
本は,同年6月5日,原告に送達された。
(3) 原告は,平成26年6月26日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10769請求棄却
損害賠償請求事件 (適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ローディングを備えたOFDMA)
被告LGElectroni 原告アダプティックスインコ
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特許法101条2号 特許法102条3項 特許法102条2号 特許法29条1項3号
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[概要] 本件は,発明の名称を「適応サブキャリア-クラスタ構成及び選択的ロー
ディングを備えたOFDMA」とする特許第5119070号の特許権(以
下「本件特許権」という。)を保有する原告が,被告による別紙物件目録記
載1~14の各携帯端末及び無線ルータ(以下「被告製品」と総称する。)
の輸入,販売等が本件特許権の間接侵害(特許法101条2号,5号)に当
たるとして,被告に対し,民法709条及び特許法102条3項に基づく損
害賠償金5635万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成26年
5月23日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10083等控訴棄却
職務発明対価請求控訴,同附帯控訴事件 (選択信号方式の設定方式)
控訴人兼附帯被
X島津守 被控訴人兼附帯控訴人株式会社リコー長谷川卓也
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特許法35条
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実施 | 161回 | ライセンス | 118回 | 許諾 | 15回 | 職務発明 | 4回 |
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[概要] 1 本件は,被控訴人兼附帯控訴人(以下「被告」という。)の従業員であった控
訴人兼附帯被控訴人(以下「原告」という。)が,被告に在籍中,被告の業務範囲に
属し,かつ,原告の職務に属する「選択信号方式の設定方式」に関する発明をし,
その特許を受ける権利を被告に承継させたとして,被告に対し,平成16年法律第
79号による改正前の特許法35条(以下「旧35条」といい,特許法は,単に「法」
という。)3項に基づく相当の対価の一部として,5億円及びこれに対する催告の日
の翌日である平成22年5月20日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ
る遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10156審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (逆流防止装置)
被告株式会社テージーケー 原告タイム技研株式会社土方周二
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特許法36条6項1号 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟であり,争点は,①進
歩性についての判断の当否及び②特許請求の範囲の記載要件(サポート要件)につ
いての判断の当否である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10098審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (吸着搬送装置およびそれに用いる流路切換ユニット)
被告SMC株式会社 原告株式会社コガネイ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成12年9月6日,発明の名称を「吸着搬送装置およびそれ
に用いる流路切換ユニット」とする特許出願(特願2000-269677
)をし,平成18年10月13日,設定の登録(特許第3866025号)
を受けた(請求項数3。甲21。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 被告は,平成25年5月8日,本件特許の請求項1及び3に係る発明に
ついて特許無効審判を請求し,無効2013-800081号事件として係
属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10079控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (吸着搬送装置およびそれに用いる流路切換ユニット)
控訴人株式会社コガネイ 被控訴人SMC株式会社
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特許法100条1項 特許法104条の3
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[概要] 本判決の略称は,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(行ウ)254請求棄却
再審査請求事件 (多糖類由来化合物の生成方法並びに生成装置)
被告国 原告A
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[概要] 1 前提事実(後掲の証拠及び弁論の全趣旨により容易に認められる事実)
(1) 原告は,平成19年7月4日にした特許出願(特願2007-175
805号)に基づく優先権を主張して,平成20年6月27日,発明の
名称を「多糖類由来化合物の生成方法並びに生成装置」とする特許出願
(特願2008-169216号。以下「本件特許出願」という。)をし
た(乙1)。
(2) 特許庁審査官は,平成23年3月31日(起案日)付けで,本件特許
出願について拒絶をすべき旨の査定(以下「本件拒絶査定」という。甲
1)をし,本件拒絶査定の謄本は,同年4月26日,書留郵便(郵便事
業株式会社銀座支店受付平成23年4月26日同局引受番号第117-
24-63493-5号)として発送された(甲12)。同書留郵便につ
いての配達証明書(以下「本件配達証明書」という。甲10)には,受取人
の氏名が「A」であること,配達日が同年4月28日であることなどが記載
されている。
(3) 原告は,本件拒絶査定を不服として,平成23年7月29日,拒絶査
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商標権
平成27年4月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)906一部認容
商標権侵害損害賠償等請求事件
被告有限会社ガレージワークス 原告株式会社トータルサービス
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商標法36条1項 商標法25条 民事訴訟法61条
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[概要] 1 原告は,請求原因として,次のとおり述べた。
(1) 原告は,建造物内外装・車輌・家具等の補修・清掃・保守の各事業,同
各事業に関わるフランチャイズチェーン店の加盟店募集,指導業務等を営む
株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年4月15日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)24391一部認容
損害賠償請求事件
被告弁護士法人ボストン法律経済事務所 原告株式会社アマナイメージズ
A
B
C
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著作権法114条3項 民法715条1項 著作権法19条3項 著作権法2条1項9号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告が,平成25年7月5日から平成26年1月15日までの期
間,別紙写真目録記載1ないし6の各写真(以下,同目録記載の番号に従い
「本件写真1」などといい,これらを併せて「本件各写真」という。)を「B
OSTON law firm(ボストンローファーム)」の名称で被告が運
営するウェブサイト(以下「被告ウェブサイト」という。URLは,<以下
略>である。)に掲載したことに関して,本件写真の著作権者,独占的利用
権者又は著作者であると主張する原告らが,被告に対し,それぞれ,次のと
おり,不法行為に基づく損害賠償請求をするとともに,当該請求の一部と選
択的に不当利得返還請求をした事案である。
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特許権
平成27年4月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10192審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シンチレータパネル)
被告Y 原告コニカミノルタ株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(以下の事実は,括弧内に証拠を記載したもの
を除き,当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,発明の名称を「シンチレータパネル」とする特許第47255
33号(平成19年2月23日出願,平成23年4月22日設定登録,設定
登録時の請求項の数は7である(甲33)。以下「本件特許」という。)の
特許権者であったコニカミノルタエムジー株式会社を平成25年4月1日付
けで吸収合併することにより,同特許権を承継した。
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著作権
平成27年4月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10063控訴棄却
著作権侵害行為差止等請求控訴事件
控訴人ピーター・オプスヴィック・エイエス
ストッケ・エイエス 被控訴人株式会社カトージ川岸弘樹
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著作権法112条1項 著作権法1条 著作権法21条 著作権法114条3項
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[概要] 1 訴訟の概要
⑴ 本件は,控訴人らが,被控訴人に対し,被控訴人の製造,販売する被控訴
人製品の形態が,控訴人らの製造等に係る別紙1「控訴人ら製品目録」記載の製品
(以下「控訴人製品」という。)の形態的特徴に類似しており,被控訴人による被控
訴人製品の製造等の行為は,①控訴人オプスヴィック社の有する控訴人製品の著作
権(以下「控訴人オプスヴィック社の著作権」ともいう。)及び同著作権について控
訴人ストッケ社の有する独占的利用権(以下「控訴人ストッケ社の独占的利用権」
ともいう。)を侵害するとともに,②控訴人らの周知又は著名な商品等表示に該当す
る控訴人製品の形態的特徴と類似する商品等表示を使用した被控訴人製品の譲渡等
として,不正競争防止法(以下「不競法」という。)2条1項1号又は2号の「不正
競争」に該当する,仮に,上記侵害及び不正競争に該当すると認められない場合で
あっても,少なくとも③控訴人らの信用等を侵害するものとして民法709条の一
般不法行為が成立する旨主張して,①控訴人らにおいて,不競法3条1項及び2項
に基づき,控訴人オプスヴィック社において,著作権法112条1項及び2項に基
づき,被控訴人製品の製造,販売等の差止め及び破棄を求め,②控訴人オプスヴィ
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特許権
平成27年4月13日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10132等一部認容
損害賠償請求控訴事件,損害賠償請求附帯控訴事件
控訴人兼附帯被
株式会社トータルライフプランニング 被控訴人医療法人敬晴会
兼附帯控訴人株式会社O.T.A.
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民法722条2項
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実施 | 55回 | 許諾 | 46回 | 特許権 | 27回 | 損害賠償 | 5回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人らとの間において,韓国における皮膚再生医療
技術の独占的実施に関する業務委託等基本契約を締結したところ,同契約に掲
げられた医療技術につき,韓国で特許取得の手続がされておらず,また,被控
訴人敬晴会はその独占的実施を許諾する権限を有しなかったにもかかわらず,
被控訴人らが韓国においてその独占的実施が可能であるかのように控訴人を欺
罔して上記契約を締結させ,対価の一部5250万円を支払わせたことが不法
行為に当たるとし,また,上記契約締結後も,被控訴人らが同技術について韓
国での特許権取得のために必要な手続を行わなかったこと等が,上記契約上被
控訴人らの負う義務の不履行に当たるとして,被控訴人らに対し,選択的に,
不法行為又は債務不履行に基づき,5250万円の損害賠償及びこれに対する
上記金員を支払った日である平成20年4月28日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求めた事案である。
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特許権
平成27年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10219審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (管状格子パターンを有するゴルフボール)
被告キャラウェイ・ゴルフ・カンパニ 原告X
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか,掲記の証拠及び弁
論の全趣旨により容易に認められる事実。)
被告は,平成12年11月16日に国際出願(PCT/US2000/0
31777号,優先権主張:平成11年11月18日 米国)され,平成1
9年3月2日に設定登録された,発明の名称を「管状格子パターンを有する
ゴルフボール」とする特許第3924467号(以下「本件特許」という。
設定登録時の請求項の数は10である(甲31)。)の特許権者である。
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特許権
平成27年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10179等審決取消訴訟却下
審決取消請求事件,共同訴訟参加事件 (心血管の機能を向上する為の組成物及び方法)
被告特許庁長官 原告リボコル,インコーポレイティド
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特許法29条2項 特許法178条4項
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審決 | 66回 | 実施 | 36回 | 拒絶査定不服審判 | 3回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(認定の根拠の記載のない事実は当事者間に争
いがない。)
原告は,発明の名称を「心血管の機能を向上する為の組成物及び方法」と
する発明につき,2001年7月27日を国際出願日とする特許出願(特願2
002-515280号。パリ条約に基づく優先権主張 2000年7月28
日 米国,2000年10月3日 米国,2001年6月29日米国。以下
「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10139等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (完全型副甲状腺ホルモンの測定方法ならびに副甲状腺疾患および慢性腎不全患者の骨状態の識別方法)
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特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 甲事件原告は,発明の名称を「完全型副甲状腺ホルモンの測定方法なら
びに副甲状腺疾患および慢性腎不全患者の骨状態の識別方法」とする特許
第4132677号(平成12年1月13日国際出願(特願2000-5
93958号)。優先権主張日平成11年1月14日及び同年6月26日,
いずれも米国。平成20年6月6日設定登録。設定登録時の請求項の数は
27である。以下「本件特許」という。)の特許権者である。
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特許権
平成27年4月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)12351一部認容
損害賠償等請求事件 (餅)
被告佐藤食品工業株式会社 原告越後製菓株式会社
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特許法39条2項 特許法102条2項 特許法36条6項2号 特許法29条の2
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実施 | 184回 | 無効 | 99回 | 許諾 | 41回 | 特許権 | 28回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,発明の名称を「餅」とする特許権(特許第4111382号)を
有する原告が,被告に対し,被告が製造・販売する製品(別紙被告製品図面
(斜視図)のとおりの構成を有する切餅,及び,当該切餅が鏡餅の形状をし
た容器の中に内包されている製品。以下,これらを総称して「被告製品」と
いう。なお,別紙代表製品目録記載1ないし20の切り餅又は鏡餅を含むが,
これらに限られない。)は上記特許に係る発明の技術的範囲に属し,これら
を製造,販売,輸出する被告の行為は原告の特許権を侵害すると主張して,
不法行為(民法709条)に基づく損害賠償請求として18億8595万円
及び不当利得返還請求として3000万円の合計19億1595万円並びに
これに対する平成24年5月29日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10129請求棄却
行政訴訟 特許権 (マイクロモジュールと非接触式近接通信手段を備える再現装置とからなる組立品)
被告特許庁長官 原告ジエマルト・エス・アー
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特許法159条2項 特許法17条の2 特許法29条2項 特許法36条5項
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[概要] 1 特許庁における手続の概要(当事者間に争いがない。)
原告は,平成17年(2005年)3月7日,発明の名称を「マイクロモジュー
ルと非接触式近接通信手段を備える再現装置とからなる組立品」とする発明につい
て特許出願(特願2007-504494号,パリ条約による優先権主張:平成1
6年(2004年)3月23日,優先権主張国:欧州特許庁。以下「本願」という。)
をしたが,平成24年(2012年)7月27日付けで拒絶査定を受けたため,同
年11月28日付けで拒絶査定に対する不服の審判を請求するとともに,同日付け
の手続補正書により,特許請求の範囲についての補正を行った(以下「本件補正」
という。)。
特許庁は,上記請求を不服2012-23518号事件として審理をした結果,
平成26年(2014年)1月6日,「本件補正を却下する。本件審判の請求は,成
り立たない。」との審決をし,その謄本を,同月21日,原告に送達した。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)21128
売買代金請求事件
被告ソフトバンクBB株式会社 原告兼松株式会社
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特許法101条1号 特許法29条2項 民法406条
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ライセンス | 148回 | 特許権 | 133回 | 侵害 | 83回 | 抵触 | 55回 |
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[概要] 本件は,被告との間で物品の売買に関する基本契約(以下「本件基本契
約」という。)を締結した原告が,被告に対し,原告は,本件基本契約に基
づく個別契約を被告と締結して,ADSLモデム用チップセット及びDSLA
M用チップセットを被告に納入したが,被告が上記チップセットの売買代金の
一部を支払わないと主張して,同契約に基づき,残代金256万8409.1
8USドル及びこれに対する平成24年6月9日(支払期日後の日)から支払
済みまでの商事法定利率年6分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
被告は,「本件基本契約には,原告の納入する物品並びにその製造方法及び
その使用方法が第三者の特許権を侵害しないこと,及び同物品に関して第三者
との間で特許権侵害を理由とする紛争が生じた場合,原告の費用と責任におい
て解決し,又は被告に協力し,被告に一切迷惑をかけないこと,原告がこれら
に違反した場合には被告に生じた損害を賠償する義務を負うことが規定されて
いるところ,原告の納入した物品及びその使用方法等がウィ-ラン インコー
ポレイテッドの有する特許権を侵害するものであり,かつ,原告が同社との間
▶判決の詳細
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著作権
平成27年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)7527請求棄却
著作権確認等請求事件
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著作権法112条1項 著作権法6条 民法715条1項 著作権法19条1項
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[概要] 1 本件は,別紙論文目録記載1の論文(以下「原告論文」という。)の著作者
である原告が,被告Bが単独又は被告Aと共同で執筆した別紙論文目録記載2
ないし4の各論文及び訴外Cが執筆した論文(以下「C論文」という。)の中
にそれぞれ原告論文の記述とほぼ同一の記述があることを前提に,これらが原
告論文に係る原告の著作権(複製権又は翻案権)及び著作者人格権(同一性保
持権及び氏名表示権)を侵害する不法行為であり,また,学術論文を他人に盗
用・剽窃されない利益を侵害する一般不法行為(民法709条)を構成し,被
告Aが勤める大学院を運営する被告学園は被告Aの各不法行為について使用者
責任(同法715条1項)を負うと主張して,被告B及び被告Aに対しては,
別紙論文目録記載2ないし4の各論文による著作権侵害及び著作者人格権侵害
の共同不法行為に基づき,被告学園に対しては,その使用者責任に基づき,慰
謝料及び弁護士費用として330万円及びこれに対する各不法行為の日から民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求め〔請求の趣旨1項〕,
また,被告Aに対しては,別紙論文目録記載2及び3の各論文による学術論文
を盗用・剽窃されない利益の侵害に係る一般不法行為並びにC論文による著作
▶判決の詳細
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著作権
平成27年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)19494一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社笠倉出版社川添大資 原告株式会社新紀元社小林健太郎
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[概要] 本件は,原告が,被告の出版,販売する別紙物件目録記載の書籍(以下「被
告書籍」という。)は,原告が出版,販売している「幻想ネーミング辞典」
(以下「原告書籍」という。)を複製又は翻案したものであり,被告は原告の
著作権(複製権又は翻案権)と著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)
を侵害していると主張して,被告に対し,著作権法(以下「法」という。)1
12条に基づく被告書籍の印刷,出版,販売及び頒布の差止めと廃棄を求める
とともに,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償として主
位的に損害賠償金7248万4686円,予備的に損害賠償金2886万50
00円並びにこれらに対する不法行為の後であり訴状送達の日の翌日である平
成25年8月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成27年3月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10089控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人日本テクノ・ラボ株式会社 被控訴人新高和ソフトウェア株式会社
Y
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不正競争防止法2条1項7号
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差止 | 10回 | 侵害 | 4回 | 損害賠償 | 3回 | ライセンス | 2回 |
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[概要] 1 本件は,控訴人が,①被控訴人新高和ソフトウェア株式会社(以下「被控訴
人会社」という。)との間で,業務委託基本契約(甲1の1),システム・エ
ンジニアリング・サービス基本契約(甲1の2)及び秘密保持契約(甲2)を
締結して,被控訴人会社に対し,控訴人のソフトウェア「iDupli ver2」(以下
「控訴人ソフトウェア」といい,そのプログラムを「控訴人プログラム」とい
う。)の製作を委託し,さらに,控訴人ソフトウェアのエプソンチャイナへの
売り込み等中国市場における販売業務を委託したが,被控訴人会社は,業務委
託契約上の義務等に違反して,受託業務を遂行する過程で控訴人から開示され
又は取得した情報を用いて控訴人ソフトウェアに酷似するソフトウェア「群刻」
(以下「被控訴人ソフトウェア」といい,そのプログラムを「被控訴人プログ
ラム」という。)を製作し,エプソンチャイナに売り込むなどの競業行為を行っ
たなどと主張して,被控訴人会社に対し,上記各契約に基づき,被控訴人ソフ
トウェアに使用されているプログラムの複製又は譲渡の差止め及びその複製物
の破棄を求めるとともに,債務不履行,不法行為又は会社法350条に基づき,
エプソンチャイナを含め中国市場において控訴人ソフトウェアを販売する機会
▶判決の詳細
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