権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
平成27年3月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)7527請求棄却
著作権確認等請求事件
|
著作権法112条1項 著作権法6条 民法715条1項 著作権法19条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,別紙論文目録記載1の論文(以下「原告論文」という。)の著作者
である原告が,被告Bが単独又は被告Aと共同で執筆した別紙論文目録記載2
ないし4の各論文及び訴外Cが執筆した論文(以下「C論文」という。)の中
にそれぞれ原告論文の記述とほぼ同一の記述があることを前提に,これらが原
告論文に係る原告の著作権(複製権又は翻案権)及び著作者人格権(同一性保
持権及び氏名表示権)を侵害する不法行為であり,また,学術論文を他人に盗
用・剽窃されない利益を侵害する一般不法行為(民法709条)を構成し,被
告Aが勤める大学院を運営する被告学園は被告Aの各不法行為について使用者
責任(同法715条1項)を負うと主張して,被告B及び被告Aに対しては,
別紙論文目録記載2ないし4の各論文による著作権侵害及び著作者人格権侵害
の共同不法行為に基づき,被告学園に対しては,その使用者責任に基づき,慰
謝料及び弁護士費用として330万円及びこれに対する各不法行為の日から民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求め〔請求の趣旨1項〕,
また,被告Aに対しては,別紙論文目録記載2及び3の各論文による学術論文
を盗用・剽窃されない利益の侵害に係る一般不法行為並びにC論文による著作
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)19494一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社笠倉出版社川添大資 原告株式会社新紀元社小林健太郎
|
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告の出版,販売する別紙物件目録記載の書籍(以下「被
告書籍」という。)は,原告が出版,販売している「幻想ネーミング辞典」
(以下「原告書籍」という。)を複製又は翻案したものであり,被告は原告の
著作権(複製権又は翻案権)と著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)
を侵害していると主張して,被告に対し,著作権法(以下「法」という。)1
12条に基づく被告書籍の印刷,出版,販売及び頒布の差止めと廃棄を求める
とともに,著作権及び著作者人格権侵害の不法行為に基づく損害賠償として主
位的に損害賠償金7248万4686円,予備的に損害賠償金2886万50
00円並びにこれらに対する不法行為の後であり訴状送達の日の翌日である平
成25年8月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成27年3月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10089控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人日本テクノ・ラボ株式会社 被控訴人新高和ソフトウェア株式会社
Y
|
不正競争防止法2条1項7号
|
差止 | 10回 | 侵害 | 4回 | 損害賠償 | 3回 | ライセンス | 2回 |
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,①被控訴人新高和ソフトウェア株式会社(以下「被控訴
人会社」という。)との間で,業務委託基本契約(甲1の1),システム・エ
ンジニアリング・サービス基本契約(甲1の2)及び秘密保持契約(甲2)を
締結して,被控訴人会社に対し,控訴人のソフトウェア「iDupli ver2」(以下
「控訴人ソフトウェア」といい,そのプログラムを「控訴人プログラム」とい
う。)の製作を委託し,さらに,控訴人ソフトウェアのエプソンチャイナへの
売り込み等中国市場における販売業務を委託したが,被控訴人会社は,業務委
託契約上の義務等に違反して,受託業務を遂行する過程で控訴人から開示され
又は取得した情報を用いて控訴人ソフトウェアに酷似するソフトウェア「群刻」
(以下「被控訴人ソフトウェア」といい,そのプログラムを「被控訴人プログ
ラム」という。)を製作し,エプソンチャイナに売り込むなどの競業行為を行っ
たなどと主張して,被控訴人会社に対し,上記各契約に基づき,被控訴人ソフ
トウェアに使用されているプログラムの複製又は譲渡の差止め及びその複製物
の破棄を求めるとともに,債務不履行,不法行為又は会社法350条に基づき,
エプソンチャイナを含め中国市場において控訴人ソフトウェアを販売する機会
▶判決の詳細
|
実用新案権
平成27年3月26日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)5064一部認容
民事訴訟 実用新案権
被告株式会社ヤマソロ 原告株式会社宮武製作所
|
不正競争防止法2条1項14号 特許法104条の3 不正競争防止法3条 実用新案法3条2項
|
実用新案権 | 47回 | 無効 | 21回 | 差止 | 16回 | 進歩性 | 13回 |
|
|
[概要] 安定高座椅子の考案について実用新案権を有する被告が,高座椅子の製造,
販売等を行う原告及びその取引先等に対し,原告の商品は被告の実用新案権に
抵触するものと認識していることなどを通知したことから,原告は,被告の実
用新案権の無効を主張し,差止請求権等の不存在確認を求めると共に,前記取
引先等への通知が,不正競争防止法2条1項14号の不正競争行為(競争関係
にある他人の営業上の信用を害する虚偽の事実の告知,流布)にあたるとして,
被告に対し,同法3条1項による差止め及び同法4条による損害賠償を請求し
た。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成25(行ケ)10140請求棄却
有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体 (有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体)
被告ザ,トラスティーズオブ
ザユニバーシティオブ
ら
ら 原告株式会社半導体エネルギー研究所
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成12年11月29日,発明の名称を「有機LED用燐光
性ドーパントとしての式L2MXの錯体」とする特許出願(特願2001-
541304。パリ条約による優先権主張日:平成11年12月1日(米
国))をし,平成17年8月23日,その一部につき分割出願をし(特願2
005-241794),平成21年8月14日,設定の登録(特許第43
58168号)を受けた(請求項数7。甲40。以下,この特許を「本件特
許」という。)。
(2) 原告は,平成22年4月28日,本件特許の全てである請求項1ないし
7に係る発明についての特許無効審判を請求し,特許庁は,これを無効20
10-800084号事件として審理を行い,被告らは,同年9月17日,
本件特許について訂正請求をした(乙5。以下「本件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成23年3月23日,「訂正を認める。特許第435816
8号の請求項1ないし7に係る発明についての特許を無効とする。」旨の審
決(以下「第一次審決」という。)をし,その謄本は,同月31日,被告ら
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成25(行ケ)10139請求棄却
有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体 (有機LED用燐光性ドーパントとしての式L2MXの錯体)
被告ザ,トラスティーズオブ
ザユニバーシティオブ
ら
ら 原告株式会社半導体エネルギー研究所
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成12年11月29日,発明の名称を「有機LED用燐光
性ドーパントとしての式L2MXの錯体」とする特許出願(特願2001-
541304。パリ条約による優先権主張日:平成11年12月1日(米国
))をし,平成21年8月14日,設定の登録(特許第4357781号)
を受けた(請求項数13。甲40。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成22年4月28日,本件特許の全てである請求項1ないし
13に係る発明についての特許無効審判を請求し,特許庁は,これを無効2
010-800083号事件として審理を行い,被告らは,同年9月17日,
本件特許について訂正請求をした(乙5。以下「本件訂正」という。)。
(3) 特許庁は,平成23年3月23日,「訂正を認める。特許第435778
1号の請求項1ないし13に係る発明についての特許を無効とする。」旨の
審決(以下「第一次審決」という。)をし,その謄本は,同月31日,被告
らに送達された。
(4) 被告らは,平成23年7月26日,知的財産高等裁判所に第一次審決の
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10132審決取消
硬質医療用塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを用いた硬質医療用部品 (硬質医療用塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを用いた硬質医療用部品)
被告昭和化成工業株式会社
株式会社カネカ
ら
ら 原告X
|
特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告らは,平成19年2月15日,発明の名称を「硬質医療用塩化ビニ
ル系樹脂組成物およびそれを用いた硬質医療用部品」とする特許出願(特願
2007-35201号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年6
月14日,設定の登録(特許第5291294号)を受けた(請求項数7。
甲34)。以下,この特許を「本件特許」という。
(2) 原告は,平成25年10月9日,本件特許の全てである請求項1ないし
7に係る発明についての特許無効審判を請求した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成24(ワ)19125一部認容
損害賠償請求事件
被告株式會社Aⅰ
Aⅱ
Aⅱ補助参加人有限会社グループ・ゼロ
Aⅲ
株式会社Aⅳ
Aⅴ 原告株式会社MANGARAK
|
民法651条1項 著作権法113条 著作権法27条 民法108条
|
許諾 | 308回 | 侵害 | 84回 | 損害賠償 | 48回 | 無効 | 28回 |
|
|
[概要] 本件は,漫画原作者である被告Aⅱから著作物独占的利用権の設定を受けた
と主張する原告(旧商号:平成19年6月5日まで「ウクソンジャパン株式
会社」,平成21年1月29日まで「被告Aⅵ株式会社」,同年3月30日
まで「劇画村塾株式会社」。同日以降現商号。甲1,25)が,被告らに対
し,不法行為(独占的利用権の侵害)に基づく損害賠償を求める(請求の趣
旨第1項~第5項)とともに,被告Aⅱに対し,貸金の返還を求め(請求の
趣旨第6項),さらに,被告Aⅱに対し,請求の趣旨第1項~第5項の予備
的請求として不当利得の返還を求める(請求の趣旨第7項)事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ネ)10100一部認容
特許を受ける権利確認等請求控訴事件 (生体吸収性の傾斜した多孔質複合体及びそれを用いた人工骨,並びにそれらの製造方法)
控訴人地方独立行政法人 被控訴人国立大学法人東京工業大学
|
特許法2条1項 特許法105条の3 特許法29条 特許法184条の3
|
実施 | 54回 | 特許権 | 10回 | 損害賠償 | 10回 | 新規性 | 5回 |
|
|
[概要] 1 本件訴訟の経緯及び当審における請求の追加について
本件は,被控訴人と共同研究をしていた控訴人が,被控訴人に対し,被控
訴人がした特許出願につき,特許を受ける権利を有することの確認を求める
とともに,共同研究契約の債務不履行に基づき,損害賠償の支払を求めた事
案である。以下のとおり,原審は控訴人の請求を全部棄却したので,控訴人
が控訴した。また,当審において,確認請求の対象が追加された。
(1) 本件訴え提起時における控訴人の請求は,(ア)控訴人の研究担当者は,
被控訴人が平成23年7月4日にした別紙特許出願目録記載1の特許出願
(以下「本件基礎出願」という。)の特許請求の範囲(請求項の数は9であ
る。)に記載された発明(以下「本件基礎出願発明」という。また,各請求
項に記載された発明を,請求項の番号を付して「本件基礎出願発明1」の
ようにいう。)の共同発明者であり,控訴人は同研究担当者から本件基礎出
願発明について特許を受ける権利を承継したと主張して,本件基礎出願発
明について控訴人が特許を受ける権利を有することの確認を求めるととも
に,(イ)-(a)本件基礎出願発明について控訴人が特許を受ける権利を有す
▶判決の詳細
|
商標権
平成27年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)13862請求棄却
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社インディアンモトサイクルカンパニージャパン 原告東洋エンタープライズ株式会社
|
商標法4条1項7号 商標法8条1項 商標法4条1項11号 商標法38条2項
|
商標権 | 61回 | 審決 | 30回 | 侵害 | 16回 | ライセンス | 16回 |
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,証拠の
番号の掲記に当たり,枝番の表示を省略することがある。)
(1) 当事者
ア 原告は,繊維製品,繊維各種生地,化学繊維,化学製衣料品,雑貨類の
国内販売又は輸出入等を目的とする株式会社である。〔甲1〕
イ 被告は,紳士服,婦人服,子供服,皮革製品,衣料雑貨品の製造等を目
的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)11110請求棄却
損害賠償請求事件 (美顔器)
被告株式会社MTG 原告株式会社遊気創健美倶楽部
|
特許法102条2項 特許法104条の3
|
|
|
[概要] 本件は,発明の名称を「美顔器」とする特許(特許第4277306号。
以下「本件特許」という。)についての特許権(以下「本件特許権」とい
う。)を有する原告が,被告に対し,被告が製造,販売等を行っている別紙
被告製品目録記載1及び2の製品(以下,同目録記載の製品を併せて「被告
各製品」という。)が,本件特許に係る発明の技術的範囲に属すると主張し
て,特許権侵害の不法行為に基づき,損害賠償金5億6174万4000円の
一部である2500万円及びこれに対する平成26年5月14日(訴状送達の
日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払
を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10096審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (香気成分の制御方法及び散逸防止方法)
被告特許庁長官 原告株式会社明治
|
特許法36条4項1号 特許法36条6項1号 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない)
原告は,発明の名称を「香気成分の制御方法及び散逸防止方法」とする発明につ
いて,平成19年4月10日を出願日(優先権主張 平成18年4月10日)とす
る特許出願(特願2007-102608号。以下「本願」という。)をしたが,平
成23年12月14日付けで拒絶査定を受けたため,平成24年3月19日付けで,
これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社津田
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(争いがない。)
原告及び有限会社情報科学研究所は,発明の名称を「表面に放射性汚染物が付
着した野菜の洗浄方法及び洗浄装置。」とする発明につき,平成23年5月28日,
特許出願(特願2011-132663号。以下,「本願」という。)をしたが,平
成24年12月14日付けで拒絶査定を受けたため,平成25年3月18日付けで
拒絶査定に対する不服の審判(不服2013-5147号)を請求し,この審理の
過程で,平成26年2月10日,手続補正をした(以下「本件補正」という。)。
原告は,平成26年 4 月30日,有限会社情報科学研究所から,本願に係る特許
を受ける権利の同社の持ち分を譲り受け,同日,特許庁長官に名義変更届を提出し
て,これを承継した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10145審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ローソク)
被告ペガサス・キャンドル株式会社 原告X1
|
特許法134条の2 特許法17条の2 特許法36条6項1号 特許法36条4項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯(認定事実には証拠を付した。)
被告は,平成18年6月7日,発明の名称を「ローソク」とする特許出願をし,
平成23年5月13日付け手続補正書(甲15)により,特許請求の範囲及び明細
書についての補正(以下「本件補正1」という。)を行い,また,同年10月21日
付け手続補正書により,特許請求の範囲及び明細書についての補正(以下「本件補
正2」という。)を行い,平成24年4月13日,設定登録(特許第4968605
号。請求項の数は2)を受けた(甲10。以下「本件特許」という。)。
原告らは,平成24年11月29日,特許庁に対し,本件特許の全ての請求項に
ついて無効にすることを求めて審判の請求をしたところ,被告は,平成25年9月
20日付け訂正申立書(甲14)により,特許請求の範囲及び明細書についての訂
正請求(訂正事項は,特許請求の範囲について1,明細書について6の合計7。以
下,「訂正事項1」ないし「訂正事項7」といい,併せて「本件訂正」という。)を
した。
▶判決の詳細
|
その他
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ネ)10104控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (D’AngelicoGuitarsOfAmerica)
控訴人ベスタクス株式会社訴訟承継人 被控訴人ディアンジェリコ・ギターズル・シー
Y
ら
|
民法709条 民事訴訟法7条
|
ライセンス | 25回 | 商標権 | 23回 | 許諾 | 12回 | 損害賠償 | 11回 |
|
|
[概要] 1 本件は,被控訴人Y(以下「被控訴人Y」という。)が被控訴人ディアンジ
ェリコ・ギターズ・オブ・アメリカ・エル・エル・シー(以下「被控訴人会社」と
いう。)を教唆し,被控訴人会社が破産者ベスタクス株式会社(以下「ベスタク
ス」という。)の営業を妨害して,その名誉及び信用を毀損したなどと主張して,
ベスタクスが,被控訴人らに対し,不法行為(民法709条,719条)による損
害賠償請求として,損害額合計2億5464万2680円のうち2億円及びこれに
対する不法行為の日の後の日である平成21年9月1日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10118控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
|
特許法113条
|
|
|
[概要] 1 本件は,放電焼結装置に係る発明について特許権の設定登録を受けた控訴人
が,特許庁がした同特許を取り消す旨の決定は違法であると主張して,被控訴人に
対し,国家賠償法1条1項に基づき,損害金200万円及びこれに対する訴状送達
の日の翌日である平成26年8月7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合に
よる遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(行コ)10009控訴棄却
行政事件訴訟法に基づく無効確認請求控訴事件
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
|
民事訴訟法23条1項6号 特許法113条2号 民事訴訟法257条 特許法40条
|
|
|
[概要] 1 本件は,放電焼結装置に係る発明について特許権の設定登録を受けた控訴人
が,特許庁がした同特許を取り消す旨の決定は違法であると主張して,同決定が無
効であることの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)23512請求棄却
差止請求事件
被告楽天株式会社 原告株式会社チャフローズ・コーポレーション
|
特許法100条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙差止対象製品目録記載の各製品
(以下「被告製品」と総称する。)を販売するなどして原告の保有する特許権
を侵害している旨主張して,特許法100条1項に基づき上記販売等の差止め
を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)31738一部認容
著作権及び商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社メディアジャパン福田純一 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
|
著作権法114条1項 商標法2条3項1号 著作権法113条1項1号 著作権法112条1項
|
|
|
[概要] ウォルト・ディズニーのアニメーション映画「三人の騎士」(以下「本件
アニメ映画」という。)は既に著作権の保護期間が満了しているところ,被
告は,これに日本語の音声及び字幕を付したDVD商品の販売等をしている。
本件は,被告による別紙被告商品目録記載のDVD商品(以下,同目録記
載1の商品を「被告商品1」,同2の商品を「被告商品2」といい,併せて
「被告商品」と総称する。)の輸入,製造及び販売行為(ただし,被告商品
1については争いがある。)につき,(1) 原告ら(以下,それぞれを「原
告アートステーション」,「原告コスモ・コーディネート」という。)が,
原告らの共有する別紙本件著作物目録記載1の日本語台詞原稿(以下「本件
台詞原稿」という。)及び同2の日本語字幕(以下「本件字幕」といい,本
件台詞原稿と併せて「本件台詞原稿等」という。)の著作権(複製権及び譲
渡権。以下「本件著作権」という。ただし,著作物性及び著作権の帰属につ
いては争いがある。)を侵害すると主張して,被告に対し,① 被告商品の
輸入,製造及び販売の差止め(著作権法112条1項,113条1項1号),
② 主位的に著作権侵害の不法行為による損害賠償金として,予備的に不当
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月24日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)19447確認
特許権侵害差止等請求権不存在確認等請求事件 (記録媒体)
被告特定非営利活動法人日本ビ 原告株式会社CFTEC鈴木理晶
|
不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法2条1号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,発明の名称を「記録媒体」とする特許権(以下「本件特
許権」という。)の特許権者である被告に対し,(1) 別紙技術目録記載のコ
ピーガード済み光記録媒体の生産譲渡行為並びに上記光記録媒体を製造する
ための別紙物件目録記載1のコピーガード専用光記録媒体の販売行為及び同
2のコピーガード用マスター作成ソフトウェアの利用許諾行為が本件特許権
の侵害に当たらないと主張して,被告が原告に対し上記各行為の差止請求権
を有しないことの確認を,(2) 被告が第三者に対して原告が本件特許権を侵
害している旨を告知する行為が不正競争防止法2条1項14号に該当すると
主張して,同行為の差止めを求める訴訟である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月23日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成24(ワ)31440一部認容
特許権侵害差止請求事件
被告ZTEジャパン株式会社 原告アダプティックスインコーポレイテッド
|
特許法101条2号 特許法36条6項3号 特許法100条1項 特許法36条6項1号
|
実施 | 22回 | 進歩性 | 21回 | 特許権 | 19回 | 無効 | 17回 |
|
|
[概要] 1 本件は,「直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)セルラー・ネット
ワークの媒体アクセス制御」という名称の発明に関する特許権(特許第39
80478号。以下「本件特許権1」といい,同特許権に係る特許を「本件
特許1」という。)及び「適応クラスタ構成及び切替による多重キャリア通
信」という名称の発明に関する特許権(特許第4213466号。以下「本
件特許権2」といい,同特許権に係る特許を「本件特許2」という。)を有
する原告が,被告に対し,別紙物件目録記載1ないし4のLTE用基地局施
設(以下「被告基地局施設製品」という。)の輸入販売等は,①物の発明で
ある本件特許1の特許請求の範囲の請求項32の発明(以下「本件発明1-
32」という。)に係る本件特許権1の直接侵害であり,②ネットワークの
発明である本件特許1の特許請求の範囲の請求項1の発明(以下「本件発明
1-1」という。),方法の発明である,本件特許1の特許請求の範囲の請
求項7の発明(以下「本件発明1-7」といい,本件発明1-1,1-32
と併せて「本件発明1」という。),本件特許2の特許請求の範囲の請求項
1及び3の発明(以下,それぞれ「本件発明2-1」「本件発明2-3」と
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)21237請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告エス株式会社 原告株式会社エスプリライン
|
不正競争防止法2条1項1号 著作権法112条1項 著作権法2条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が,被告による別紙被告キャッチフレーズ目録記載1ないし4
の各キャッチフレーズ(以下,番号に従って「被告キャッチフレーズ1」な
いし「被告キャッチフレーズ4」といい,併せて「被告キャッチフレーズ」
という。)の複製,公衆送信,複製物の頒布は,別紙原告キャッチフレーズ
目録記載1ないし3の各キャッチフレーズ(以下,番号に従って「原告
キャッチフレーズ1」ないし「原告キャッチフレーズ3」といい,併せて
「原告キャッチフレーズ」という。)の著作権侵害(なお,原告は,侵害に
係る支分権を明らかにしていない。)又は不正競争を構成すると主張して,被
告に対し,被告キャッチフレーズの複製,公衆送信,複製物の頒布の差止めを
求めるとともに,不法行為(著作権侵害行為,不正競争行為又は一般不法行
為)に基づく損害賠償金60万円及びこれに対する平成26年9月2日(訴状
送達の日の翌日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成27年3月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)162請求棄却
職務発明対価請求事件
被告AvanStrate株式会社梶並彰一郎 原告A
|
民事訴訟法2条 特許法35条3項 特許法35条1項 特許法35条4項
|
|
|
[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に在籍中,被告の業務範囲に
属し,かつ,原告の職務に属する行為によってした発明(後記のとおり被告
による特許出願に基づいて別紙本件各特許目録1~5項の各(1)記載の特許と
して設定登録された同各(2)記載のとおりの各請求項の発明。以下,上記各
(1)記載の特許を順に「本件第4特許」,「本件第5特許」,「本件第6特
許」,「本件第8特許」及び「本件第9特許」といい,各(2)記載の各請求項
の発明を特許ごとにまとめて「本件第4発明」などという。また,上記特許
及び発明をそれぞれ「本件各特許」及び「本件各発明」と総称する。)をし,
それらについて特許を受ける権利を被告に承継させたと主張して,被告に対
し,① 主位的に,特許法35条3項及び5項に基づく相当の対価の一部であ
る3000万円及びこれに対する請求の日の翌日である平成25年7月29
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,②
予備的に,支払日を平成27年4月1日とする将来請求として,後記被告特
許規程及び特許法35条3項に基づく評価期間を平成24年度から平成26
年度まで(平成24年4月1日から平成27年3月31日まで)とする本件
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10181審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遮断弁)
被告パナソニック株式会社 原告沖マイクロ技研株式会社
|
特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,平成11年12月28日,発明の名称を「遮断弁」とする特許出
願(特願平11-373873。以下「本件出願」という。)をし,平成2
2年7月16日,設定の登録(特許第4547751号)を受けた(請求項
数4。甲28。以下,この特許を「本件特許」という。)。
原告は,平成25年9月18日,本件特許の全てである請求項1ないし4
に係る発明についての特許無効審判を請求した(甲29)。
特許庁は,上記審判請求を無効2013-800177号事件として審理
を行い,平成26年6月30日,「本件審判の請求は,成り立たない。」旨の
審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年7月10日,原
告に送達された。
原告は,平成26年7月24日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月19日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)7416一部認容
原状回復請求事件
被告株式会社Y 原告合同会社X
|
民法545条1項
|
|
|
[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告との間で締結した業務委託契約を履行不能等の理由
で解除したとして,原状回復請求権として,被告に支払った委託料及び保証
預金名目の金員1億5000万円のうち一部である3000万円の支払を求
める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10015控訴棄却
債務不存在確認請求控訴事件 (架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電受付サーバ)
控訴人(一審被告)株式会社コムスクエア高見憲 被控訴人(一審原告)ITホールディングス株式会社
(一審原告)TIS株式会社
(一審原告)株式会社インテック江口雄一郎
|
特許法104条の3
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,名称を「架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電
受付サーバ」とする発明に係る本件特許権(特許番号・第4077866号)を有
する控訴人から,原判決別紙製品目録記載のイ号製品又は同方法目録記載のイ号方
法の生産等又は使用が本件特許権を侵害すると主張された被控訴人らが,控訴人に
対し,控訴人の各被控訴人に対する本件特許権に基づくイ号製品又はイ号方法の生
産等又は使用についての差止請求権又は本件特許権侵害に基づく損害賠償請求権若
しくは不当利得返還請求権のいずれも有しないことの確認を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10184審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (架電接続装置,架電接続方法,架電接続プログラム,及び架電受付サーバ)
被告ITホールディングス株式会社
TIS株式会社
株式会社インテック江口雄一郎 原告株式会社コムスクエア高見憲
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許無効審決に対する取消訴訟である。争点は,進歩性判断(相違点の
認定・判断)の誤りの有無である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成24(ワ)25935請求棄却
補償金請求事件
被告日本ゼオン株式会社 原告A
B
|
特許法2条1項 特許法35条3項
|
|
|
[概要] 1 本件は,被告の従業員であった原告らが,被告に対し,被告の保有又は出願
に係る別紙発明目録記載1ないし4の日本国特許又は日本国特許出願における
特許請求の範囲記載の各発明(以下,同目録記載の番号に対応して「本件発
明1」などという。ただし,複数の請求項があるものについて,そのうちの
一つの請求項に記載された発明のみをいうときは,当該請求項の番号に対応
して枝番を付ける。また,本件発明1ないし4を併せて「本件各発明」とい
うことがある。),及び,別紙外国特許発明目録記載の外国特許(原告らが
本件発明1及び3,本件発明2,又は本件発明4を基礎としたものである旨主
張する外国特許)の請求項に係る各発明に関し,原告Aは本件発明1ないし3
の共同発明者,本件発明4の単独発明者(少なくとも,共同発明者)であり,
原告Bは本件発明1ないし3の共同発明者であるとして,平成16年法律第7
9号による改正前の特許法35条3項及び4項(以下,同条について「特許
法」という場合,同改正前の特許法をいう。)並びに同条3項及び4項の類推
適用に基づき,原告Aについては本件各発明についての日本及び外国における
特許を受ける権利を被告が承継したことの相当の対価として算定した19億4
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月18日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)32555一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置)
被告渡邊機開工業株式会社 原告フルタ電機株式会社
|
特許法2条3項1号 特許法102条3項 特許法79条 特許法101条1号
|
実施 | 139回 | 侵害 | 65回 | 特許権 | 61回 | 差止 | 24回 |
|
|
[概要] 1 本件は,名称を「生海苔異物分離除去装置における生海苔の共回り防止装置」
とする発明についての特許権を有する原告が,被告の製造・販売・輸出等して
いる別紙物件目録1記載の生海苔異物除去機が上記発明の技術的範囲に属し,
その部品である別紙物件目録2及び3記載の各製品が上記生海苔異物除去機の
「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)に当たり,また,上記生海苔
異物除去機に対するメンテナンス行為も上記特許権の侵害行為に当たると主張
して,被告に対し,特許法100条1項及び2項に基づき,被告の各製品の製
造・販売・輸出等の差止め及びその廃棄,並びにメンテナンス行為の差止めを
求めるとともに,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求又は無償実施に
基づく不当利得の返還請求として,損害賠償金又は利得金の一部である2億3
000万円及びうち3000万円に対する不法行為後の日であり,かつ催告(警
告書の到達)の翌日である平成25年9月12日から,うち2億円に対する不
法行為後の日であり,催告(平成26年10月17日付け訴え変更申立書の送
達)の翌日である平成26年10月21日から,各支払済みまで民法所定の年
5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月16日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ワ)4962一部認容
著作権及び商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社コスミック出版
補助参加人株式会社メディアジャパン 原告有限会社アートステーション
株式会社コスモ・コーディネート
|
著作権法112条1項 著作権法114条2項 著作権法26条の2 民事訴訟法142条
|
|
|
[概要] 1 請求原因
(1) 著作権(持分)に基づく請求(原告ら)
ア 原告らの著作権
(ア) 原告らは,著作権の保護期間を満了しパブリックドメインとなっ
たディズニーの名作長編アニメーション映画「三人の騎士」(以下
「原作映画」という。)につき,日本語吹替え音声及び日本語字幕
を付け直した,別紙1原告ら商品目録記載のDVD(以下「原告ら
DVD」という。)を製作している。
(イ) 原告らDVDの日本語台詞 の原稿(以下「本件台詞原稿」とい
う。)及び日本語字幕(以下「本件字幕」という。)は,原告アー
トステーションが著作権を取得した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成27年3月12日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)28342一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社日本教文社
生長の家田中伸一郎 原告公益財団法人生長の家社会事業
株式会社光明思想社
|
民法597条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告らが,別紙著作物目録記載の言語の著作物(以下,それぞれ
を「本件著作物1」,「本件著作物2」といい,「本件各著作物」と総称す
る。)につき原告公益財団法人生長の家社会事業団(以下「原告事業団」と
いう。)が著作権を,原告光明思想社が出版権を有し,被告教文社による被
告書籍1の出版及び被告生長の家による同目録記載2の書籍(以下「被告書
籍2」という。)の出版はそれぞれ本件各著作物に係る原告らの著作権(複
製権,譲渡権)及び出版権を侵害すると主張して,被告らに対し,原告事業
団は著作権に基づく複製,頒布の差止め等を,原告光明思想社は出版権に基
づく複製の差止めを求めるとともに,原告らそれぞれに対する不法行為に基
づく損害賠償金(弁護士費用相当額)及び不法行為の後の日である被告教文
社につき平成25年11月23日から,被告生長の家につき同月25日から
各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成27年3月12日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成25(ワ)10955一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告P1
P2
ら 原告株式会社成学社
|
不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法3条1項 不正競争防止法4条
|
|
|
[概要] 1 訴訟物
本件は,原告の経営する学習塾に勤務していた被告P1が,(被告P2と共同で,)
原告の教室の近隣で学習塾「Wゼミ」(以下「本件学習塾」という。)の営業を始め
たことについて,原告が,被告らに対し,次の請求をする事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10204審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び経皮吸収製剤保持用具)
被告株式会社バイオセレンタック 原告コスメディ製薬株式会社
|
特許法134条の2 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告は,発明の名称を「経皮吸収製剤,経皮吸収製剤保持シート,及び
経皮吸収製剤保持用具」とする特許第4913030号(以下「本件特
許」という。)の特許権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10187審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (帯電微粒子水による不活性化方法及び不活性化装置)
被告パナソニック株式会社 原告東芝ライフスタイル株式会社
|
特許法181条2項 特許法36条6項2号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
被告は,平成22年8月10日に出願(特願2010-179294号。
平成15年12月22日に出願された特願2003-425862号の分割
出願。優先日同年8月5日)(以下,この優先日を「本件優先日」という。)
され,平成23年12月9日に設定登録された,発明の名称を「帯電微粒子
水による不活性化方法及び不活性化装置」とする特許第4877410号
(以下「本件特許」という。設定登録時の請求項の数は6である。)の特許
権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月11日 東京地方裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10099控訴棄却
特許出願願書補正手続等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人新日鐵住金株式会社
Y
|
特許法29条2項 民法709条 特許法2条1項 特許法17条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,本件出願の願書に発明者の一人として記載されている控訴人が,本
件発明は控訴人の単独発明であると主張して,本件出願の出願人である被控訴人会
社に対し,主位的に本件出願の願書の補正手続を,予備的に本件発明が控訴人の単
独発明であることの確認を求めるとともに,本件出願の願書に発明者の一人として
記載されている被控訴人Yに対し,本件発明が控訴人の単独発明であることの確認
並びに発明者名誉権侵害の不法行為に基づく慰謝料150万円及びこれに対する不
法行為後の日である平成26年4月4日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成25(行ケ)10330審決取消訴訟
審決取消請求事件 (内歯揺動型内接噛合遊星歯車装置)
被告住友重機械工業株式会社 原告ナブテスコ株式会社
|
特許法17条の2
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の概要(当事者間に争いがない。)
被告は,平成20年7月11日,発明の名称を「内歯揺動型内接噛合遊星歯車装
置」とする特許出願(特願2008-181532号。特願2003-90065
号の分割出願。甲12)をし,平成21年9月24日に,特許請求の範囲及び明細
書についての補正(甲8。以下「本件補正」という。なお,発明の名称を「揺動型
遊星歯車装置」に補正した。)を行い,平成24年1月6日,設定の登録(特許第4
897747号。請求項の数は2。)を受けた(以下,この特許を「本件特許」と
いう。)。
原告は,平成24年8月29日,特許庁に対し,本件特許の請求項1及び2に記
載された発明についての特許を無効にすることを求めて審判の請求をしたところ,
被告は,平成25年8月1日,特許請求の範囲及び明細書についての訂正請求をし
た(甲30。以下「本件訂正」という。)。
特許庁は,上記請求を無効2012-800135号事件として審理をした結果,
平成25年10月30日,「請求のとおり訂正を認める。本件審判の請求は,成り立
たない。」との審決をし,その謄本を,同年11月8日,原告に送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ミクロ顔料混合物)
被告特許庁長官山田靖 原告ベーアーエスエフシュバイツアーゲー田中洋子
|
特許法17条の2 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,①補正却下の当否及び②進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成26(行ケ)10137審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (可逆的熱特性を有する複合繊維)
被告特許庁長官渡邊真 原告アウトラストテクノロジーズ,リミ
|
特許法29条1項3号 特許法159条2項 特許法17条の2 特許法126条5項
|
|
|
[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
|
その他
平成27年3月6日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(行ウ)529却下
行政訴訟 その他 (国会議員選挙事前調査政党別議席数予測システム)
被告国 原告A
|
特許法17条3項 特許法18条1項 特許法195条2項 特許法17条3項3号
|
|
|
[概要] 1 前提となる事実
(1) 原告は,平成25年8月5日,発明の名称を「国会議員選挙事前調査政党
別議席数予測システム」とする特許出願(特願2013-162348号。
以下「本件出願」という。)をした。原告は,同日付けで審査請求をしたが,
平成26年3月3日付けで拒絶査定(以下「本件拒絶査定」という。)がさ
れた。
(2) 原告は,これに対して拒絶査定不服審判請求をした(不服2014-12
580。以下「本件審判請求」という。)ところ,その手続において,特許
庁長官は,原告に対し,本件審判請求につき,相当の期間を指定して未納の
審判手数料9万9000円に相当する特許印紙を納付する補正を命ずる平成
26年8月5日付け「手続補正指令書(方式)」(発送番号067492号。
甲2)による補正命令(以下「本件補正命令」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成26(ネ)10069控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (ダクタイル鋳物用溶融鋳鉄の溶製設備)
被告)新東工業株式会社 控訴人(原告)日本鋳鉄管株式会社 被控訴人(被告)新東工業株式会社
|
|
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による鋳鉄の製造設備製品(被
控訴人製品)の販売が控訴人の特許権(本件特許権)の侵害に当たる旨主張して,
特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償(元金2667万円及びこれに対する附帯
請求として不法行為の後である平成24年10月23日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金)の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|