権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10016等審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (マイクロ波利用のペプチド合成)
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特許法29条2項 特許法29条1項3号 特許法36条4項1号 特許法36条6項1号
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審決 | 104回 | 無効 | 62回 | 実施 | 47回 | 進歩性 | 20回 |
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[概要] 本件は,原告が特許無効審判を請求したところ,特許庁が被告の請求する訂正を
認めた上で,同訂正後の特許発明の一部を無効とし,その余を審判不成立とする審
決をしたので,原告においては審判不成立部分の取消しを求めて(16号事件),特
許権者である被告においては無効部分の取消しを求めて(17号事件),それぞれ,
審決取消訴訟を提起した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年3月5日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10153審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (遊技機)
被告株式会社三共森田俊雄 原告日本電動式遊技機特許株式会社速見禎祥
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決に対する取消訴訟である。争点は,進歩
性の有無である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)33981一部認容
民事訴訟 不正競争
被告A 原告株式会社読売新聞東京本社
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著作権法15条1項 民法709条 著作権法112条2項 著作権法112条1項
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[概要] 1 本件は,原告が,プロ野球球団「読売ジャイアンツ」の終身名誉監督である
訴外長嶋茂雄氏(以下「長嶋氏」という。)が脳梗塞により倒れた平成16年
3月以降,原告の社内部署である運動部(以下「原告運動部」という。)が集
積していた長嶋氏関連の取材メモやインタビューに基づく著作物である原稿
(以下「長嶋氏関連原稿」という。)として,これを営業秘密として管理して
いたところ,原告の社員であった被告がこれを不正に取得し,当時被告の知人
女性であったB(その後被告と婚姻。旧姓「C」。以下「B」という。)に送
付して不正に開示した等と主張して,被告に対し,(1)著作権法に基づく差止等
請求として,別紙第一目録記載の各原稿に対応する原告保有に係る長嶋氏関連
原稿の一部(以下「本件各原稿」という。)は,職務著作として著作権法15
条1項により原告が著作権を有する著作物であるところ,被告は,本件各原稿
の複製物である別紙第一目録記載の各原稿を,平成22年12月11日から1
4日にかけて,元部下であったD(以下「D」という。)から電子メールに添
付する方法で送付を受けてそのままBに電子メールで転送し,その際,これを
複製して原告が有する著作権(複製権)を侵害したとして,著作権法112条
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)65請求棄却
差止請求事件 (入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータシステム)
被告KDDI株式会社 原告株式会社コアアプリ
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特許法100条1項 特許法102条3項 特許法104条の3
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[概要] 1 本件は,名称を「入力支援コンピュータプログラム,入力支援コンピュータ
システム」とする発明についての特許権(特許第4611388号。以下
「本件特許権」といい,同特許権に係る特許を「本件特許」という。)を有
する原告が,被告に対し,被告の販売に係るスマートフォン「REGZA Phone
IS04」(以下「被告製品」という。)にインストールされている「ホーム」
と呼ばれるソフトウェア(以下「本件ホームアプリ」という。)は本件特許
の特許請求の範囲の請求項1,3記載の各発明(以下,それぞれ「本件発明
1」,「本件発明3」という。)の技術的範囲に属し,本件ホームアプリが
インストールされた被告製品は本件特許の特許請求の範囲の請求項4,5記
載の各発明(以下,それぞれ「本件発明4」,「本件発明5」といい,本件
発明1,3,4,5を併せて「本件発明」という。)の技術的範囲に属する
と主張して(ただし,原告は,本件発明4,5のうち,本件特許の特許請求
の範囲の請求項1,3の記載を引用する各態様を専ら問題にしており,被告
製品が本件発明4,5のうち,本件特許の特許請求の範囲の請求項2の記載
を引用する態様の技術的範囲に属する旨の主張はしていない。),特許法1
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商標権
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28210
商標権侵害差止請求事件
被告株式会社ESSジャパン 原告株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
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商標法37条1号 商標法36条1項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,石炭及び液化天然ガスの販売の他,いわゆるESCO事業(発
電装置等の各種装置を顧客敷地内に敷設し,各種装置やその設置,メンテ
ナンス等に要した費用を光熱費の削減分により賄う事業)を営む株式会社
である。
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商標権
平成27年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)7132一部認容
損害賠償請求事件
被告ルコライン・ジャパン株式会社 原告スタイリンク株式会社
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商標法38条3項 商標法50条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,被告は,スニーカー等の履物に別紙被告標章
目録記載1及び2の標章を使用したことにより,原告の商標権を侵害したとし
て,商標権侵害の不法行為に基づく損害賠償金1062万3810円(商標法
38条3項に基づく損害966万3810円と弁護士費用96万円の合計)及
びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成26年3月30日から支払済み
までの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電子カルテの指示文書作成装置)
被告特許庁長官金子幸一 原告X
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実施 | 69回 | 審決 | 30回 | 進歩性 | 5回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願の拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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民事訴訟
平成27年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成23(ワ)14368一部認容
職務発明対価請求事件
被告株式会社リケン藤井冨弘 原告A
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特許法44条1項 民事訴訟法2条 特許法35条
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実施 | 197回 | 特許権 | 39回 | 無効 | 28回 | 実用新案権 | 7回 |
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[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,3件の特許権に係る職
務発明についての特許を受ける権利を被告に承継させたことによる平成16年
法律第79号による改正前の特許法35条(以下「旧35条」という。)3項
に基づく相当の対価1億1380万7102円及びこれに対する請求日の後で
ある平成23年5月21日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10115審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (光学情報読取装置)
被告特許庁長官 原告株式会社デンソーウェーブ
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特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法126条7項
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審決 | 102回 | 刊行物 | 98回 | 実施 | 20回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「光学情報読取装置」とする特許第3823487
号(平成9年10月27日特許出願。平成18年7月7日設定登録。請求項
の数2。以下「本件特許」という。)の特許権者である(甲15)。
原告は,平成24年12月7日,本件特許に係る請求項1及び2並びに明
細書の記載について,特許請求の範囲の減縮及び明瞭でない記載の釈明を目
的とする訂正審判を請求した(以下「本件訂正」という。)。
特許庁は, 訂正2012-390156号事件として
審理し,平成25年1月17日付けで拒絶理由を通知し(甲11),原告は,
同年2月19日付け手続補正書により,本件訂正に係る請求項1及び明細書
の記載について補正をした(甲13)。
特許庁は,平成25年3月19日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,同年4月4日,その謄
本が原告に送達された。
原告は,平成25年4月25日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提
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特許権
平成27年2月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)6414一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告エイヴィエルジャパン株式会社 原告株式会社堀場製作所
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法100条1項 特許法2条3項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙物件目録記載の装置(以下「被
告装置」という。)を販売等したことが,原告の保有する特許権の侵害にあ
たるとして,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償の支払を求めた事案で
ある(なお,原告は,特許法100条1項及び2項に基づき,被告装置の輸
入,製造,販売等の差止め及び被告装置の廃棄も求めていたが,上記特許権
の存続期間終了により取り下げた。)。
2 前提事実(争いがない。)
(1) 当事者
ア 原告は,平成24年5月21日に設立された,測定機器,医療用機械
器具及びこれらの応用装置,部品類の製造販売等を業とする株式会社で
ある。
イ 被告は,平成7年1月4日に設立された,測定機器,試験機器等の物
品及びこれらの部品の輸出入,製造並びに販売等を業とする株式会社で
あり,オーストリア国(8020グラーツ,ハンス-リスト-プラッツ,
▶判決の詳細
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著作権
平成27年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)32114一部認容
損害賠償請求事件
被告乙
株式会社ケイ・アソシエイツ
ら 原告甲飯野毅一
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著作権法65条2項 民法719条1項 著作権法114条2項
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[概要] 本件は,別紙記載の亡A(以下「亡A」という。)の作品24点(以下,一
括して「本件作品」という。)に係る著作権(以下「本件著作権」という。)
の共有者である原告が,被告らにおいて原告に無断で本件作品の複製を他人に
許諾したことにより,原告は本件著作権の2分の1の共有持分権を侵害されて
損害を被ったと主張して,被告らに対し,民法719条1項に基づく損害賠償
金1260万円及びこれに対する不法行為の日である平成14年8月7日から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求める事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10025請求棄却
相応の対価請求控訴事件
控訴人兼被
X
兼被
トヨタ自動車株式会社
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実施 | 70回 | 許諾 | 17回 | 特許権 | 15回 | 損害賠償 | 3回 |
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[概要] 1 請求の概要と原判決
本件は,原告が,原告と被告との間で,平成12年5月ころ,原告の構築した物
流システム(本件システム)に関する理論(X理論)を被告がコンピュータ上で物
流支援システムとして具現化することにつき原告が承認すること,及び被告の外部
防御のため,上記理論を原告が特許出願することに対し,被告が相応の対価を支払
うことを合意し(本件合意),さらに,平成19年2月2日,上記合意を再確認し
たにもかかわらず,被告が上記相応の対価を支払わないと主張して,主位的には,
本件合意に基づく請求として,予備的には,債務不履行に基づく損害賠償請求又は
不当利得返還請求として,5億円(本件合意に基づく請求及び債務不履行に基づく
損害賠償請求については,上記理論をコンピュータ上で具現化することを認めたこ
との対価18億6020万円の一部である3億円,特許出願の対価9億3010万
円の一部である1億円,原告が上記理論の研究.構築に要した実費5514万22
08円及び特許出願に要した実費・労務費5304万7880円の合計額である1
億0819万0088円の一部である1億円の合計額。不当利得返還請求について
は,上記理論をコンピュータ上で具現化することを認めたことの対価18億602
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10114控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ネット広告システム)
控訴人X 被控訴人株式会社スタートトゥデイ
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特許法101条1号 特許法104条の3 特許法101条2号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「ネット広告システム」とする特許権(特許番号第5
177727号。以下「本件特許権」といい,この特許を「本件特許」という。)
の特許権者である控訴人が,被控訴人がその運営する「ZOZOTOWN」,
「ZOZOVILLA」又は「ZOZOOUTLET」の名称のインターネッ
トショッピングサイト(以下,これらを併せて「被告ウェブサイト」という。)
に係るシステムを使用する行為は本件特許権の侵害又は間接侵害(特許法10
1条1号,2号)に該当する旨主張して,被控訴人に対し,本件特許権侵害の
不法行為に基づく損害賠償4億2680万円の一部請求として1億円及び遅延
損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年2月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ヴェルジェ 原告株式会社青木商店
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,別紙1商標目録記載の構成から成り,指定商品及び指定役務を下
記のとおりとする商標登録第5614032号商標(平成25年5月14日
出願,同年8月14日登録査定,同年9月6日設定登録。以下「本件商標」
という。甲1)の商標権者である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年2月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15362一部認容
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社テレビマンユニオン 原告X
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著作権法19条3項 著作権法10条1項7号 著作権法21条 著作権法112条1項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。)
(1) 当事者
原告は,フリーのライターであり,「大君の通貨」(昭和59年9月刊
行)で「第4回新田次郎賞」を受賞し,「恵比寿屋善兵衛手控」(平成5
年10月刊行)で「第110回直木賞」を受賞し,そのほかにも作品を発
表している。
被告は,テレビ,ラジオ番組の企画・制作を主たる業務とする株式会社
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10027審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (有機エレクトロルミネッセンス素子用発光材料,それを利用した有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクトロルミネッセンス素子用材料)
被告出光興産株式会社 原告保土谷化学工業株式会社
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特許法29条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがないか弁論の全趣旨により
容易に認められる事実。)
被告は,平成20年8月21日に出願され(特願2008-212714
号。平成16年12月13日を出願日(優先権主張:平成15年12月19
日,特願2003-423317号,日本国)とする特願2008-183
142号の一部を新たな特許出願としたもの。),平成23年11月18日に
設定登録された,発明の名称を「有機エレクトロルミネッセンス素子用発光
材料,それを利用した有機エレクトロルミネッセンス素子及び有機エレクト
ロルミネッセンス素子用材料」とする特許第4866885号(以下「本件
特許」という。請求項の数は14である。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10099審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (検査体の接触のための装置及び方法)
被告特許庁長官 原告アプライドマテリアルズゲーエムベーハー
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(証拠の記載のない事実は当事者間に争いがな
い。)
原告は,発明の名称を「検査体の接触のための装置及び方法」とする発明
につき,平成15年11月14日を出願日とする特許出願(特願2004-5
52594号。パリ条約に基づく優先権主張 2002年11月18日(以下
「優先日」という。) ドイツ連邦共和国。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10094控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
株式会社日本文芸社
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不正競争防止法2条1項2号 不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,控訴人が,被控訴人Y(以下「被控訴人Y」という。)が著作し,被
控訴人日本文芸社(以下「被控訴人会社」という。)が出版する原判決別紙被告書籍
目録1記載の書籍(題号「1日1分から 1本のバンドですっきりスリム 巻くだ
けでやせる!」。以下「被控訴人書籍1」という。)及び同目録2記載の書籍(題号
「腰痛・肩こり・ひざ痛 巻くだけで痛みをとる!」。以下「被控訴人書籍2」とい
い,被控訴人書籍1と合わせて「被控訴人書籍」という。)の発行は,控訴人の著作
した原判決別紙原告著作物目録記載の書籍(題号「バンド1本でやせる!巻くだけ
ダイエット」。以下「控訴人書籍」という。)の著作権(複製権,翻案権)及び著作
者人格権(同一性保持権,氏名表示権)を侵害し,又は不正競争防止法2条1項1
号若しくは2号の不正競争に当たると主張して,被控訴人らに対し,①控訴人書籍
に係る複製権,翻案権,同一性保持権又は氏名表示権(著作権法21条,27条,
20条1項,19条1項,112条1項)に基づき,被控訴人書籍の複製及び頒布
の差止め,②不正競争防止法2条1項1号,2号,3条1項に基づき,被控訴人書
籍の製造,販売,販売のための展示の差止め,③著作権法112条2項又は不正競
争防止法3条2項に基づき,被控訴人書籍の廃棄,④民法709条,719条,著
▶判決の詳細
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商標権
平成27年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10089審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告独立行政法人科学技術振興機構 原告シャープ株式会社
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商標法3条1項3号 特許法98条1項1号
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審決 | 82回 | 無効 | 48回 | 商標権 | 42回 | 無効審判 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,原告が商標権者である下記商標(ただし,後記の商標権分割前のも
の。以下「本件商標」といい,本件商標に係る権利を「本件商標権」という。)の指
定商品の一部の登録について,被告が商標登録無効審判請求をしたところ,特許庁
が同指定商品の一部の登録を無効とする審決をしたことから,原告がその取消しを
求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)7856請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (移動体の運行管理方法,システム及びその構成装置)
被告カヤバ工業株式会社井上裕史 原告株式会社データ・テック平井佑希
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特許法101条4号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 本件は,発明の名称を「移動体の運行管理方法,システム及びその構成装置」
とする特許権(以下「本件特許権」という。)を有する原告が,被告による被
告機器の製造販売が本件特許権の侵害に,被告ソフトウェアの製造販売が特許
法101条4号及び5号所定の間接侵害に当たると主張して,① 同法100
条1項に基づく被告製品の製造販売等の差止め,② 同条2項に基づく被告製
品及び金型の廃棄,③ 不当利得に基づく利得金の一部である5000万円及
びこれに対する平成26年4月22日(訴状送達日の翌日)から支払済みまで
民法704条前段所定の利息の支払,④ 同法709条及び特許法102条2
項に基づく損害金の一部である5000万円並びにこれに対する不法行為の後
の日である同日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10159審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (健康食品)
被告特許庁長官森林克郎 原告有限会社大長企画
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特許法29条2項
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進歩性 | 20回 | 審決 | 14回 | 実施 | 4回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定不服審判請求に対する不成立審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)28089請求棄却
特許権侵害行為差止等請求事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
被告A
石福ジュエリーパーツ株式会社 原告有限会社宝石のエンジェル
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特許法102条1項 特許法100条1項 特許法70条2項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権の特許権者
である原告が,被告A(以下「被告A」という。)の製造・販売し,被告石
福ジュエリーパーツ株式会社(以下「被告石福ジュエリー」という。)の販
売する別紙1「物件目録」記載の商品名の製品(以下「被告製品」という。
なお,被告Aの製造・販売に係る被告製品の製品番号,被告石福ジュエリーの
販売に係る被告製品の製品番号は,それぞれ,別紙2「被告製品の製品番号目
録(各被告が製造又は販売する製品番号の対応)」の「被告A製品番号」欄,
「被告石福ジュエリー製品番号」欄に記載のとおりであり,被告製品の製品番
号は必ずしも各被告で共通しない。)が同特許権に係る発明の技術的範囲に属
すると主張して,①特許法100条1項及び2項に基づき,被告Aに対しては,
被告製品の製造及び販売の差止め並びに同製品及びその金型の廃棄を,被告石
福ジュエリーに対しては,被告製品の販売の差止め及び廃棄を,それぞれ求め
るとともに,②被告らに対し,特許権侵害の不法行為に基づく損害賠償金(特
許法102条1項による損害額)2億1180万2595円(被告Aは1億6
254万1595円,被告石福ジュエリーは4926万1000円)及びこれ
▶判決の詳細
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商標権
平成27年2月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)12646一部認容
商標権侵害行為差止等請求事件
被告函南町 原告株式会社湯ーとぴあ
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商標法38条3項 商標法36条1項 商標法4条1項11号 商標法37条1号
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[概要] 1 本件は,「入浴施設の提供」を指定役務とする商標権を有する原告が,被告
の運営する入浴施設において使用される標章が上記商標権に係る商標に類似し,
その使用が原告商標権を侵害すると主張して,被告に対して,商標法36条1
項及び2項に基づき,上記入浴施設の外壁・掲示物,送迎用車両,ウェブサイ
ト及び広告物等への標章の使用の差止め,外壁・掲示物等からの標章の抹消並
びに標章を付した広告物の廃棄を求めるとともに,商標権侵害の不法行為に基
づく損害賠償請求として,8400万円及びうち7600万円に対する不法行
為後の日(訴状送達日の翌日)である平成25年5月25日から,うち800
万円に対する不法行為後の日(損害算定期間の最終日の翌日)である平成26
年11月1日から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月19日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ネ)10095一部認容
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社TOWA
X1
X2 被控訴人東和レジスター東関東販売株式会社
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法5条3項3号 不正競争防止法2条1項9号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 本件は,被控訴人が,その販売製品の仕入先であった一審被告株式会社TB
グループ(以下「一審被告メックス」という。)の子会社である控訴人株式会
社TOWA(以下「控訴人TOWA」という。)に被控訴人の顧客に対する商
品の修理,交換等の顧客対応業務を移管した際,一審被告メックス,控訴人T
OWA,一審被告メックスの元取締役兼控訴人TOWAの代表取締役である控
訴人X1(以下「控訴人X1」という。)及び控訴人TOWAの取締役である
控訴人X2(以下「控訴人X2」という。)が共同して,①被控訴人の保有す
る,販売先の名称,連絡先,販売製品や販売時期等の情報から構成される顧客
情報(本件顧客情報)について,不正競争防止法2条1項4号ないし9号の不
正競争行為を行い,当該不正競争行為により被控訴人は少なくとも1億100
0万円(弁護士費用相当損害金1000万円を含む。)の損害を被った,②顧
客対応業務委託費用名下に被控訴人から金員を騙取し,当該不法行為により被
控訴人は1035万2200円(弁護士費用相当損害金94万円を含む。)の
損害を被ったと主張して,控訴人ら及び一審被告メックスに対し,不正競争防
止法4条又は民法709条に基づき,連帯して,損害金合計1億2035万2
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不正競争
平成27年2月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3119一部認容
損害賠償請求事件
被告日亜化学工業株式会社 原告株式会社立花エレテック
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法4条
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない。)
(1)当事者
原告は,各種電気機械器具及び部品の製造並びに販売,半導体素材,半導体素子,
集積回路等の販売を業とする株式会社である。
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特許権
平成27年2月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成25(行ケ)10311審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ヒト疾患に対するモデル動物)
被告アンティキャンサー 原告大鵬薬品工業株式会社鮫島正洋
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特許法36条4項2号 特許法184条の4 特許法36条4項1号 特許法36条
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[概要] 本件は,特許無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,①発明の完
成の有無,②実施可能要件違反の有無,③サポート要件違反の有無,④記載要件(平
成2年法律第30号による改正前の特許法36条4項2号)違反の有無,⑤新規性
判断又は進歩性判断の誤りの有無(発明の要旨認定の誤り,一致点・相違点の認定
の誤り,相違点の判断の誤り)である。
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商標権
平成27年2月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)92請求棄却
不当利得返還請求事件
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民法127条1項 商標法38条3項 民法704条 民法95条
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商標権 | 75回 | 許諾 | 71回 | 侵害 | 19回 | 損害賠償 | 13回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,標準文字で「KATSUSHIGE MURAOKA」とし,指定
商品を洋服等とする商標登録第4373618号の商標権(以下「本件商標権」
といい,その商標を「本件商標」という。)を,訴外A(以下「A」とい
う。),訴外有限会社ラ・キュアー(以下「ラ・キュアー」という。)及び米
国法人ラ クラ インコーポレーテッド(以下「ラクラ」という。)が有してい
たところ,(1)被告MODECOM株式会社(以下「被告MODECOM」と
いう。)が,本件商標について何らの権限を有していないにもかかわらず,平
成14年5月1日から平成20年4月30日に至るまで,被告蝶理株式会社
(以下「被告蝶理」という。)に対し本件商標が付された紳士用スーツの作成
を指示・許可した行為が商標権侵害行為に当たるとして,これにより,本件商
標の許諾料として,少なくとも被告蝶理の売上げの5%に相当する1億612
5万1597円の利得を得た,(2)被告蝶理は,遅くとも平成14年5月1日
から平成20年4月30日に至るまで,無権限で本件商標が付された紳士用ス
ーツを作成し被告青山商事株式会社(以下「被告青山商事」という。)に販売
▶判決の詳細
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不正競争
平成27年2月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)21383一部認容
不正競争行為差止等請求事件
被告ワンブルー,エルエルシー 原告イメーション株式会社
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民法709条 民法1条3項 特許法2条3項1号 民事訴訟法3条の3
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特許権 | 187回 | ライセンス | 167回 | 差止 | 118回 | 実施 | 90回 |
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[概要] 1 事案の概要
被告はブルーレイディスク製品(以下「BD」という。)に関する標準必須
特許のパテントプールを管理・運営するアメリカ合衆国(以下「米国」とい
う。)法人であり(設立準拠法は,米国デラウェア州法である。),原告はBD
を販売する株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月18日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10086控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (プロジェクションナットの供給方法とその装置)
控訴人X
株式会社テクノアオヤマ 被控訴人セキ工業株式会社
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は, 発明の名称を「プロジェクションナットの供給方法とその装置」
とする特許権(特許番号第3309245号)を有する控訴人Xが,被控訴人
による原判決別紙「被告物件目録」記載の製品の製造販売等が上記特許権の侵
害に当たると主張して,被控訴人に対し,特許法100条1項に基づく上記製
品の製造,販売等の差止め及び廃棄を求めるとともに,不当利得に基づき,被
控訴人が上記製品の製造販売により得た利得1680万円及びこれに対する請
求の後の日(訴状送達日の翌日)である平成24年10月17日から支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め, 控訴人株式
会社テクノアオヤマが,控訴人Xから上記特許権の独占的通常実施権の許諾を
受けたと主張して,被控訴人に対し,特許権侵害(均等侵害)の不法行為(民
法709条,特許法102条2項類推適用)に基づき,被控訴人が上記製品の
製造,販売をしたことによる損害金と弁護士費用の合計4750万円及びこれ
に対する不法行為の後の日(訴状送達日の翌日)である平成24年10月17
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10057審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (入金端末,入金端末の制御方法,及び入金端末のプログラム)
被告特許庁長官 原告楽天株式会社
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特許法17条の2 特許法195条の3 特許法162条 特許法164条
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審決 | 104回 | 実施 | 12回 | 拒絶査定不服審判 | 5回 | 進歩性 | 3回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯(以下の事実は,括弧内に証拠を記載したものを
除き,当事者間に争いがない。)
原告は,発明の名称を「入金端末,入金端末の制御方法,及び入金端末のプ
ログラム」とする発明について,平成19年12月21日に特許出願(以下
「本願」という。請求項の数は6。以下,本願の明細書を「本件明細書」とい
う。)をしたが,平成24年4月23日付けで拒絶理由通知を受け,同年6月
26日付けで手続補正をした(甲4)。原告は,同年9月21日付けで拒絶査
定を受け,同年12月28日,拒絶査定不服審判(不服2012-26122
号。以下「本件審判」という。)を請求するとともに,手続補正(甲5。以下
「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年2月12日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)33433一部認容
損害賠償請求事件
被告A 原告株式会社建築ピボット
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著作権法114条4項 著作権法114条3項
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[概要] 1 原告は,別紙「請求の原因」記載のとおり主張する。
被告は,適式の呼出を受けながら,本件口頭弁論期日に出頭せず,答弁書そ
の他の準備書面も提出しない。したがって,被告において,原告の主張する請
求原因事実を争うことを明らかにしないものと認め,これを自白したものとみ
なす。
2 よって,原告は,被告に対し,原告のプログラムの著作物であるDRA-C
AD10(以下「本件ソフトウェア」という。)の複製権,送信可能化権,著
作者人格権(同一性保持権)侵害に基づき,その被った損害の賠償を請求する
ことができる。
3 原告は,著作権法114条3項に基づく損害のみを主張し,被告が本件ソフ
トウェアの違法複製版をダウンロードサイトに記録,蔵置し,インターネット
オークションサイトを経由してダウンロード販売を行ったことにより,原告は,
本件ソフトウェアを正規に販売する機会を56回分失ったなどとして,本件ソ
フトウェアに係る商品の標準小売価格である19万9500円の56回分であ
る1117万2000円を原告が受けた損害の額であるとする。
▶判決の詳細
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商標権
平成27年2月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10180審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社マルセイ 原告株式会社ヨネキチ木村吉宏
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商標法4条1項11号 商標法4条
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[概要] 本件は,商標登録無効審判請求の不成立審決の取消訴訟である。争点は,原告の
有する下記引用商標と被告の有する下記本件商標との同一性又は類似性(商標法4
条1項11号)の有無である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ネ)10100控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (放電焼結装置)
控訴人株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人国
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民事訴訟法23条1項6号 特許法113条
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件請求の要旨
本件は,発明の名称を「放電焼結装置」とする本件特許(特許第2640694
号)について,平成13年7月4日付けで特許異議の申立て(平成15年法律第4
7号による削除前の特許法113条)に基づく取消決定がされたことについて,同
決定(本件取消決定)は平成14年法律第24号による改正前の特許法113条に
反する違法なものであるとして,特許権者であった控訴人が,被控訴人に対し,国
賠法1条1項に基づき,損害賠償金の一部として200万円及びこれに対する不法
行為後の日である平成26年7月15日から(原審では7月19日から)支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である(なお,
控訴状における控訴の趣旨第3項の「前1項200万円給付の原因である,国の公
権力の行使に当たる特許庁審判官審判長Aが,故意又は過失で特許法113条によ
り特許異議の申立てができない特許異議の申立てを審理して控訴人が有していた特
許を取消し,控訴人に損害を加えた旨裁判を求める。」との記載は,訴状及び控訴人
準備書面(1)の記載も参酌すれば,請求を特定・補充するために請求原因を併記し
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)3343請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社陽進堂 原告日産化学工業株式会社
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特許法100条1項 特許法17条の2 特許法44条1項 特許法36条6項1号
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[概要] 本件は,ピタバスタチンカルシウム塩の結晶及びその保存方法に関する2
件の特許権を有する原告が,被告による原薬及び製剤の使用・製造・販売等
が上記各特許権の侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項に基づきそ
の差止めを求める事案である。
▶判決の詳細
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その他
平成27年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)25384却下
証書真否確認請求事件
被告インターナショナル・システム 原告株式会社ビーエスエス
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民事訴訟法134条
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[概要] 1 本件は,原告が,被告に対し,原告作成名義の別紙1~3の文書(以下
「本件各文書」と総称する。)は偽造されたものであるなどと主張して,本
件各文書が真正に成立したものではないことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 東京地方裁判所
▶概要
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平成24(ワ)35757一部認容
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社サクラクレパス田上洋平 原告株式会社呉竹
保土谷化学工業株式会社鰺坂和浩
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特許法102条2項 特許法100条1項 特許法103条
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[概要] 本件は,原告らが,被告による別紙物件目録記載の各製品(墨液製品又は
墨液製品を含むセット製品。以下,これらのうち墨液製品を「被告製品」と
いう。)の製造販売等が原告らの特許権を侵害すると主張して,被告に対
し,特許法100条1項に基づく差止め並びに特許権侵害の不法行為に基づ
く損害賠償金各7040万円及びこれに対する不法行為の後の日である平成
25年1月24日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10091審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (認証方法および装置)
被告特許庁長官山崎達也 原告株式会社ジェネス小和田敦子
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特許法126条5項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判の不成立審決の取消訴訟である。争
点は,補正却下決定(独立特許要件の欠如)の適否であり,具体的には,①引用発
明の認定の誤り(相違点・一致点の認定誤り)及び②相違点の判断の誤りの有無で
ある。
▶判決の詳細
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特許権
平成27年2月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成26(行ケ)10128審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (フレキシブル基盤上のイメージ撮像デバイスの実装におけるシステムと方法)
被告特許庁長官小池正彦 原告デジタルオプティクスコーポレーション北本友彦
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特許法17条の2
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。争点は,進歩性判断の当否である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年2月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)10797請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社ニュートラルマネジメント
Y1
Y2
Y3 原告株式会社商業美術
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著作権法112条1項
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[概要] 1 前提事実(証拠を掲げていない事実は当事者間に争いがない。以下,証
拠番号の枝番の記載を省略することがある。)
(1) 当事者
ア 原告は,ファッションモデル(以下「モデル」という。)の事業部門
である「SUPERBALL 事業部」(以下「原告モデル事業部」という。)の
ほか,レストラン業等を営む株式会社である。
▶判決の詳細
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著作権
平成27年1月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)22400請求棄却
著作権侵害停止等請求事件
被告A 原告株式会社東京リーガルマインド
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著作権法21条 著作権法112条1項 著作権法6条 著作権法13条
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[概要] 1 本件は,別紙1「原告書籍目録」記載の書籍(以下「原告書籍」という。)
の著作権を有するとする原告が,別紙2「被告書籍目録」記載の書籍(以下
「被告書籍」という。)を販売するなどしている被告に対し,被告が被告書籍
を販売・頒布する行為は,原告の複製権(著作権法21条)及び譲渡権(同法
26条の2)を侵害し(なお,「頒布」には,複製物を公衆に貸与することが
含まれるが〔同法2条1項19号〕,原告は貸与権〔同法26条の3〕の侵害
には言及していない。),また,被告がその管理するインターネットサイト上
で被告書籍を表示・配信する行為は,原告の複製権(同法21条),自動公衆
送信権及び送信可能化権(同法23条)を侵害すると主張して,著作権法11
2条1項に基づき,被告書籍の販売・頒布,並びに上記サイト上における被告
書籍の複製,自動公衆送信及び送信可能化の差止めを求めるとともに,侵害の
停止又は予防に必要な措置(同条2項)として,被告書籍の廃棄を求め,さら
に,不法行為(著作権侵害に基づく請求と一般不法行為に基づく請求の選択的
併合)に基づく損害賠償金210万円(被告書籍の販売に対する使用料相当の
損害10万円と弁護士費用200万円の合計)及びこれに対する訴状送達の日
▶判決の詳細
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