権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
不正競争
平成28年5月31日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)15928請求棄却
損害賠償等請求事件
被告株式会社VIVIT
A
B 原告出水商事株式会社
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不正競争防止法3条2項 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法2条1項4号 民法715条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,①原告の元従業員である被告Aらが,原告在職中に,被告
会社を設立し,原告の取引先である海外のワイン生産者らに対し,原告を中傷
した上で被告会社として取引を希望する旨のメールを送ったり,原告における
後任者に虚偽の引継ぎをしたりするなどし,原告退職後に,被告会社において,
原告と取引関係のあった海外のワイン生産者らからワインを購入した,②被告
Aらが,原告の営業秘密たる別紙営業秘密目録記載の顧客名簿(コンピュータ
ー内の記録媒体又はその他の電磁的記録媒体に保存された電磁的データ及び
これを出力した印刷物を含む。以下「本件顧客名簿」という。)を不正に取得・
使用し,又は被告会社に開示して,本件顧客名簿に記載された顧客に対し,被
告会社として営業活動を行い,被告会社も,被告Aらによる本件顧客名簿の不
正開示を知ってこれを取得・使用したなどと主張して,被告らに対し,次の各
請求をする事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (殺傷犯罪防止刃物)
被告特許庁長官 原告株式会社ドクター中松創研
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成24年7月17日,発明の名称を「殺傷犯罪防止刃物」とする
特許出願をしたが(特願2012-158598号。請求項数1。以下「本願」と
いう。甲1),平成26年7月14日付けで拒絶査定を受けた(甲6)。
(2) 原告は,平成26年9月26日,これに対する不服の審判を請求した(甲
7)。
(3) 特許庁は,これを不服2014-19256号事件として審理し,平成27
年9月14日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記
載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同年10月7日,原告
に送達された。
(4) 原告は,平成27年10月16日,本件審決の取消しを求めて本件訴訟を提
起した。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年5月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)10534請求棄却
契約金返還等請求事件 (筋力トレーニング方法)
被告KAATSUJAPAN株式会社 原告株式会社サーナアルファ
Aⅰ
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不正競争防止法2条1項7号 特許法69条 民法95条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,(1) 原告サーナアルファが,被告に対し,同原告によるVRC法の実施
は,被告が同原告に提供した不正競争防止法2条1項7号所定の営業秘密の不正使
用又は不正開示に当たらないとして,同原告のVRC法の実施行為について,被告
が同原告に対して同法3条1項に基づく差止請求権及び同法4条に基づく損害賠償
請求権を有しないことの確認を求めるとともに,同原告が被告と締結した契約(後
に定義する原告サーナアルファ契約)は,錯誤により無効(民法95条)である旨
主張して,不当利得返還請求権に基づき,同原告が上記契約に基づいて被告に支払
った金員相当額合計304万9570円及びこれに対する平成26年10月29日
(訴状送達の日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支
払を求め,(2) 原告Aⅰが,被告に対し,同原告が被告と締結した各契約(後に定
義する原告Aⅰ各契約)は,いずれも錯誤により無効(民法95条)である旨主張
して,不当利得返還請求権に基づき,同原告が上記各契約に基づいて被告に支払っ
た金員相当額合計728万2608円及びこれに対する平成26年10月29日
(訴状送達の日)から支払済みまでの民法所定年5分の割合による遅延損害金の支
▶判決の詳細
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著作権
平成28年5月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10002控訴棄却
証書真否確認等請求控訴事件
控訴人株式会社サウンド・フューチャー
X 被控訴人エイベックス・グループ・ホールディングス株式会社
エイベックス・デジタル株式会社
エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社
エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社
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民法709条
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[概要] 本判決の略称は,特段の断りがない限り,原判決に従う。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成25(ワ)33070一部認容
特許権侵害行為差止等請求事件 (農産物の選別装置)
被告近江度量衡株式会社今井浩 原告シブヤ精機株式会社安國忠彦
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特許法102条2項 特許法102条3項 特許法36条4項 特許法100条1項
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特許権 | 38回 | 実施 | 23回 | 侵害 | 19回 | 進歩性 | 14回 |
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[概要] 本件は,発明の名称を「農産物の選別装置」とする特許権(以下「本件特許
権1」という。)及び「青果物の内部品質検査用の光透過検出装置」とする特
許権(以下「本件特許権2」という。)を有する原告が,被告によるイ号物件
及び別紙ロ号~ホ号物件目録記載の各製品(以下,それぞれを「ロ号物件」な
どという。)の製造及び販売が本件特許権1を,ロ号物件,ニ号物件,ホ号物
件及び別紙へ号物件目録記載の製品(以下「ヘ号物件」という。また,ロ号~
へ号物件を併せて「被告製品」という。)の製造及び販売が本件特許権2をそ
れぞれ侵害すると主張して,被告に対し,①特許法100条1項,2項に基づ
きイ号物件の生産等の差止め及び廃棄等を,②本件特許権1及び2の侵害に係
る民法709条,特許法102条2項に基づく損害賠償金2億2062万円又
は民法709条,特許法102条3項若しくは民法703条に基づく損害賠償
金若しくは不当利得金の一部である5000万円,並びに,これに対する特許
権侵害行為の後の日(訴状送達の日の翌日)である平成25年12月26日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21613請求棄却
損害賠償等請求事件 (麺線製造法及び麺線)
被告株式会社サイゼリヤ久保内卓亞 原告株式会社フィードアップ木元哲朗
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特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「麺線製造法及び麺線」とする特許権を有していた原
告が,被告によるパスタ麺(以下「被告製品」という。)の製造行為が上記特
許権の侵害に当たると主張して,被告に対し,民法709条及び特許法102
条3項又は民法703条及び704条に基づき,損害賠償金又は上記特許権実
施料相当額の利得金4億0831万3400円及びこれに対する不法行為又は
利得の後の日である平成19年3月5日から支払済みまで民法所定の年5分の
割合による遅延損害金又は利息の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)28449一部認容
特許権侵害差止等請求事件 (自動車ラジオ用共振型アンテナ装置)
被告株式会社ヨコオ 原告原田工業株式会社
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特許法102条3項 特許法134条の2 特許法100条1項 特許法104条の3
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告による被告製品の生産等が原告の特許権の
侵害に当たる旨主張して,特許法100条1項及び2項に基づき被告製品の生
産等の差止め及び廃棄並びに製造装置の廃棄を,民法709条及び特許法10
2条3項に基づき損害賠償金2473万2061円及びうち450万円に対す
る訴状送達の日の翌日(特許権侵害行為の後の日)である平成26年11月1
1日から,うち2023万2061円に対する平成27年11月10日付け訴
えの変更申立書送達の日の翌日である平成27年11月17日から各支払済み
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月25日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8517
特許権侵害差止請求事件 (畦塗り機)
被告松山株式会社 原告小橋工業株式会社
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特許法123条1項2号 特許法123条1項4号 特許法100条1項 特許法29条1項3号
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分割 | 102回 | 無効 | 80回 | 実施 | 75回 | 特許権 | 21回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「畦塗り機」とする特許第5706569号の特許権
(以下「本件特許権」といい,その特許を「本件特許」という。また,本件特許
の願書に添付した明細書を図面と併せて「本件明細書」という。)を有する原告
が,別紙被告製品目録記載1のあぜぬり機(以下「被告製品1」という。)は,
本件特許の願書に添付した特許請求の範囲(以下,単に「特許請求の範囲」とい
うことがある。)の請求項1ないし同4(以下,単に「請求項1」などというこ
とがある。)記載の各発明(以下,これらをまとめて「本件各発明」といい,個
別には,請求項の番号に応じて,「本件発明1」などという。また,本件特許の
うち本件各発明に係るものを「本件発明1についての特許」などということがあ
る。)の技術的範囲に属し,また,被告製品1の一部を構成するために用いられ
る別紙被告製品目録記載2のディスク(以下「被告製品2」という。)は,本件
各発明の実施品である被告製品1の「生産にのみ用いる物」(特許法101条1号)
に当たるから,被告が被告製品1及び同2(以下,両者を併せて「被告各製品」
という。)を製造し,販売し,販売のために展示し,又は販売の申出をすること
は本件特許権を侵害し又は侵害するものとみなされる行為であると主張して,被告
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年5月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)12481請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
原告リモワゲーエムベーハー
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不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条
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[概要] 本件は,スーツケース等を製造販売している原告が,その製造販売に係るスーツ
ケースの表面形状は原告の商品等表示として周知であり,これに類似した表面形状
を使用した別紙被告商品目録記載1ないし4のスーツケースの被告による販売は原
告の商品と混同を生じさせる不正競争防止法2条 1 項 1 号の不正競争に該当する行
為であると主張し,被告に対し,同法3条に基づき同行為の差止め及び上記被告販
売に係るスーツケースの廃棄を求めるとともに,同法4条に基づき損害賠償として
757万9440円及びこれに対する不法行為の日の後である平成27年1月10
日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月23日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)10913請求棄却
債務不履行損害賠償請求 (血栓除去用部材とそれを使用した血栓除去用カテーテル)
被告P2
P3 原告P1
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民事訴訟法6条
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損害賠償 | 2回 | 許諾 | 1回 | 優先権 | 1回 | ライセンス | 1回 |
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[概要] 本件は,出願人を原告とし,発明の名称を「血栓除去用部材とそれを使用した血
栓除去用カテーテル」とする米国特許出願の手続を行った被告らにおいて,クレー
ム補正に関する審査官からの電話連絡に対し,定められた期限までに,補正の書面
を提出すべき義務又は口頭でクレーム補正に応諾する旨の連絡をすべき義務を怠り,
これにより損害を被ったとして,原告が,被告らに対し,不法行為による損害賠償
請求権に基づき,損害金550万円の連帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年5月20日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成28(ネ)25控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人A 被控訴人岩出市
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[概要] 1 事案の要旨
原審における本件は,岩出市議会議員である控訴人が,被控訴人に対し,岩
出市議会は,控訴人が市議会広報誌「いわで議会だより」用に提出した原稿を,
控訴人に無断で編集して上記広報誌に掲載し,控訴人の著作権を侵害したと主
張して,国家賠償法1条1項に基づく損害賠償請求として,10万円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成26年9月14日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成28年5月19日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)21850請求棄却
楽曲演奏禁止等請求事件
被告Y
Zクエンタテインメント
株式会社ソニー・ミュージッ
テレビせとうち株式会社クダイレクト
株式会社ソニー・ミュージッ 原告XMine‐Changこと
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著作権法114条2項
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[概要] 本件は,別紙楽譜目録記載2の楽曲(以下「原告楽曲」という。)の著作者
である原告が,被告Y,被告Z及び被告SMEが原告楽曲に依拠してこれに類
似した被告楽曲を創作し,被告TSCがこれを番組内で放送し,被告SMDが
これを収録したDVDその他の物を販売したことが原告の著作権(複製権又は
編曲権)及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)を侵害していると
主張して,被告らに対し,①著作権法112条に基づき被告楽曲の演奏,複製
等及びこれを録音又は録画したCD,DVDその他の物の複製等の禁止を求め
るとともに,②民法709条,著作権法114条2項に基づき,損害賠償金
(被告Y,被告Z及び被告SMEに対し9000万円,被告TSCに対し70
00万円,被告SMDに対し6000万円)及びこれに対する不法行為の後で
ある訴状送達日の翌日(被告Yにつき平成27年9月3日,その余の被告につ
き同月2日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連
帯支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10246審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官早川文宏 原告株式会社メディアナビ篠田通子
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成26年6月13日,別紙1本願商標目録記載の商標(以下
「本願商標」という。)の登録出願(商願2014-48803号)をした(乙1)。
⑵ 原告は,平成27年1月8日付けで拒絶査定を受けたので,同年4月8日,
これに対する不服の審判を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10139審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スロットマシン)
被告株式会社三共 原告日本電動式遊技機特許株式会社
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特許法29条2項 特許法157条2項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成17年1月20日,発明の名称を「スロットマシン」とする特
許出願(特願2005-13408号)をし,平成20年4月25日,設定の登録
(特許第4114938号)を受けた(請求項の数3。以下,この特許を「本件特
許」という。甲11)。
(2) 原告は,平成26年10月23日,本件特許の請求項1ないし3に係る発明
について特許無効審判を請求し,無効2014-800173号事件として係属し
た。
(3) 特許庁は,平成27年6月11日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本
は,同月19日,原告に送達された。
(4) 原告は,平成27年7月17日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10015審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社中央経済社ホールディングス西川喜裕
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告の登録商標(登録第2578258号商標。以下「本件商標」とい
う。)に関する商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を成立とした審決
の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
平成28年5月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成28(行ケ)10014審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社中央経済社ホールディングス西川喜裕
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 本件は,原告の登録商標(登録第2184622号商標。以下「本件商標」とい
う。)に関する商標法50条1項に基づく商標登録取消審判請求を成立とした審決
の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成28年5月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)37086請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告有限会社アットプランニング
株式会社メルシー 原告A
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意匠法39条3項 意匠法37条1項 意匠法24条2項
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[概要] 1 本件は,意匠に係る物品を「膣圧回復治療用具」とする意匠登録第1167
592号の意匠権(以下「本件意匠権」といい,本件意匠権に係る意匠を「本件
意匠」という。)を有する原告が,被告有限会社アットプランニング(以下「被
告アットプランニング」という。)が別紙物件目録記載1の製品(以下「被告製
品1」といい,被告製品1に係る意匠を「被告意匠1」という。)を,被告株式
会社メルシー(以下「被告メルシー」という。)が被告製品1及び別紙物件目録
記載2の製品(以下「被告製品2」といい,被告製品2に係る意匠を「被告意匠
2」という。)を,それぞれ販売及び販売のための展示(以下「販売等」とい
う。)をしていること,並びに被告意匠1及び同2がいずれも本件意匠と類似す
ることを前提に,被告らによる販売等は,本件意匠権を侵害する行為であると主張
して,①意匠法37条1項に基づき,被告アットプランニングに対して被告製品1
の販売等の差止めを,被告メルシーに対して被告製品1及び同2の販売等の差止め
をそれぞれ求め(前記第1の1,2),②同条2項に基づき,被告アットプランニ
ングに対して被告製品1の廃棄を,被告メルシーに対して被告製品1及び同2の廃
棄をそれぞれ求め(前記第1の3,4),③意匠権侵害の不法行為による損害賠償
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月16日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10038控訴棄却
脱漏裁判請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)株式会社イー・ピー・ルーム 被控訴人(一審被告)国
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件の請求の趣旨及び原因は,原判決の「事実及び理由」欄1記載のとお
りである。
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年5月13日 大阪高等裁判所 棄却
▶概要
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平成27(ネ)3118控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人兵神装備株式会社 被控訴人武蔵エンジニアリング株式会社
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不正競争防止法2条1項1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原判決別紙原告表示目録記載の各標章(以下,同別紙に従い個別に
「原告表示1ないし4」ともいう。)が,その製造販売する回転容積式一軸偏
心ねじポンプ(以下「一軸偏心ねじポンプ」という。)及び同ポンプの構造を
もつディスペンサーの商品等表示として著名ないし周知となっているとする控
訴人が,被控訴人に対し,被控訴人による原判決別紙被告表示目録記載の各表
示をその商品の商品等表示として使用して製造販売等する行為が不正競争防止
法2条1項1号又は2号に該当する旨主張して,同法3条1項に基づき原判決
別紙被告表示目録記載の表示を付した商品の製造販売等の差止め,同条2項に
基づきその廃棄及び表示の抹消を求めるとともに,同法4条に基づき損害賠償
として844万6200円及びこれに対する不法行為の日の後である平成26
年9月25日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)8704請求棄却
民事訴訟 特許権
被告株式会社中広 原告P1
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特許法102条3項 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,別紙被告システム目録記載のシステム(以下「被告
システム」という。)を構築するなどの被告の行為が,原告の有する特許権を侵害
するものであるとして,平成23年1月から平成26年1月までの特許権侵害の不
法行為に基づく損害額4620万円のうち2000万円(補佐人弁理士費用を含む。)
及びこれに対する不法行為の後の日である平成27年9月11日から支払済みまで
民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成28年5月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成27(行ケ)10122審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (皮膚科学的治療のためのシステムおよび装置)
被告特許庁長官内藤真徳 原告ザジェネラルホスピタル
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成20年12月8日(優先権主張:平成19年12月7日,米国),
発明の名称を「皮膚科学的治療のためのシステムおよび装置」とする特許出願(特
願2010-537149号。以下「本願」という。甲4)をし,平成25年4月
17日付けで拒絶理由通知(甲6)を受けたことから,同年8月23日付け手続補
正書(甲7の2)により特許請求の範囲を補正した(以下「本件補正」という。)。
⑵ 原告は,平成25年10月24日付けで拒絶査定(甲8)を受けたため,平
成26年2月28日,これに対する不服の審判を請求した(甲9)。
⑶ 特許庁は,上記審判請求を不服2014-3838号事件として審理を行い,
平成27年2月9日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)
記載の審決(以下「本件審決」という。)をし,同月24日,その謄本が原告に送達
された。なお,出訴期間として90日が附加された。
⑷ 原告は,平成27年6月22日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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実用新案権
平成28年5月11日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10030控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
被告)株式会社リコー近藤正篤 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)株式会社リコー近藤正篤
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民法709条
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侵害 | 21回 | 実施 | 6回 | 実用新案権 | 6回 | 損害賠償 | 2回 |
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[概要] 1 本件は,カツター装置付きテープホルダーに関する実用新案権(実用新案登
録番号第978602号。本件実用新案権)を有していた控訴人が,被控訴人によ
る原判決添付別紙「「カッター装置付きテープホルダー」という名称の考案(「カッ
ター装置付テープホルダー」という物品の構造に係る考案)に係る実用新案権(登
録番号第978602号。昭和56年6月13日に存続期間満了。本件実用新案権)
を有していたXが主張する侵害対象物A及びB並びにCの共通目録」(原判決共通目
録)記載の「侵害対象物A」,「侵害対象物B」及び「侵害対象物C」の製造販売は
本件実用新案権を侵害すると主張して,被控訴人に対し,不法行為(民法709条)
に基づく損害賠償金250億9892万円のうち,「侵害対象物A」につき昭和50
年9月1日から昭和56年6月13日までの間に製造販売された10万5500台
のうち当初の122台に係る実施料相当額651万4800円,「侵害対象物B」に
つき上記期間に製造販売された3万8300台のうち当初の10台に係る実施料相
当額53万4000円,「侵害対象物C」につき上記期間に製造販売された6万70
00台のうち当初の15台に係る実施料相当額390万円の合計1094万880
0円及びこれに対する不法行為の後である昭和56年6月14日から支払済みまで
▶判決の詳細
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不正競争
平成28年5月9日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成26(ワ)8187請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
被告楽天株式会社 原告株式会社生活と科学社
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不正競争防止法2条1項1号 商標法2条3項8号 商標法38条2項
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[概要] 本件は,後記の各商標権を有し,後記の各登録商標を自己の商品等表示として使
用する原告が,被告が,インターネット上の検索エンジンにおける検索結果表示ペ
ージの広告スペースに,別紙表示目録記載の文言に自社サイトへのハイパーリンク
を施す方式による広告を表示した行為が,原告の各商標権の侵害行為に当たるとと
もに,不正競争防止法2条1項1号の不正競争行為に当たる旨主張して,商標法3
6条1項又は不正競争防止法3条1項に基づいて,上記の表示の差止めを求めると
ともに,民法709条又は不正競争防止法4条(いずれも共同不法行為である場合
の民法719条を含む。)に基づいて,損害金1593万6386円及びこれに対す
る平成26年9月13日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である(商標権侵害に基づく請求と
不正競争防止法に基づく請求は,選択的併合の関係にある。)。
▶判決の詳細
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