権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成22年5月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10380審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告和幸商事株式会社
株式会社東邦事業
和幸フーズ株式会社 原告和幸株式会社岩渕正樹
|
商標法4条1項11号 商標法3条1項3号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件商標に係る商標登
録を無効にすることを求める被告らの本件審判請求について,特許庁が同請求を認
めた別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記2のとおり)には,下
記3のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年5月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10256審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (光照射処理装置)
被告ウシオ電機株式会社奥村直樹 原告株式会社ジーエス・ユ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告が有する下記2の本件発
明1,2,3,5及び6に係る特許に対する原告の特許無効審判の請求は成り立た
ないとした別紙審決書(写し)記載の本件審決(その理由の要旨は下記3のとお
り)には,下記4の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年5月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10414審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ケフィア倶楽部 原告株式会社ミック
|
商標法8条1項 商標法9条の4
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1の被告の本件商標に係る商標登録について,原告の下記
2の本件審判請求が成り立たないとした特許庁の別紙審決書(写し)の本件審決(そ
の理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおりの取消事由があると主張し
て,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年5月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10170審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (坑血小板剤スクリーニング方法)
被告特許庁長官 原告アステラス製薬株式会社
|
特許法36条4項 特許法2条
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が分割出願の方法により名称を「坑血小板剤スクリーニング方
法」とする発明につき特許出願(本願)をしたところ,拒絶査定を受けたの
で,これに対する不服審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたこ
とから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年5月6日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成20(ワ)17170等請求棄却
損害賠償請求
|
特許法29条 特許法29条2項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は当事者間に争いがない )。
(1) 当事者
ア 原告ら
原告会社は,土木用建設器具を製造販売する会社である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成22年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)24088請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社インデックス・ホール
株式会社インデックス
A 原告株式会社ハイパーキューブ
|
民法709条 著作権法114条2項 著作権法2条1項10号 民法44条
|
侵害 | 124回 | 分割 | 98回 | 許諾 | 77回 | 損害賠償 | 29回 |
|
|
[概要] 1 被告株式会社インデックス・ホールディングスは,原告に対し,24億95
94万5911円及び別紙遅延損害金起算日目録記載の「月別合計」欄記載1
~74の内金に対する同目録「遅延損害金起算日」欄記載の日から支払済みま
で年5分の割合による金員を支払え。
2 被告株式会社インデックスは,原告に対し,8億4933万7512円及び
別紙遅延損害金起算日目録記載の「月別合計」欄記載75~115の内金に対
する同目録「遅延損害金起算日」欄記載の日から支払済みまで年5分の割合に
よる金員を支払え。
3 被告Aは,原告に対し,500万円及びこれに対する平成12年4月1日か
ら支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。
第2章 事案の概要
第1 訴訟物及び主張の要旨
▶判決の詳細
|
不正競争
平成22年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)29160一部認容
損害賠償等請求事件
被告ZMC−KOUGEN株式会社
C
ら
ら訴訟復代理人弁護士北谷共衛 原告旭化成ファーマ株式会社
|
不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法2条1項5号 不正競争防止法3条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,原告の元従業員であった被告C(以下「被告C」とい
う。)が,原告の在職中に,原告が保有する営業秘密であるコエンザイムQ
10の生産菌,診断薬用酵素の生産菌及びコエンザイムQ10の製造ノウハ
ウ等に関する情報を不正の手段により取得し,被告Cが代表取締役を務める
被告ZMC−KOUGEN株式会社(以下「被告会社」という。)が,上記
営業秘密が不正に取得されたことを知りながら,これを被告Cから取得し,
更に上記営業秘密のうち,コエンザイムQ10の生産菌及びその製造ノウハ
ウ等に関する情報を中国の企業に提供してコエンザイムQ10製品を製造さ
せ,これを輸入,販売した行為等が,被告Cについては不正競争防止法2条
1項4号の不正競争行為又は共同不法行為に,被告会社については同条1項
5号の不正競争行為又は共同不法行為にそれぞれ該当する旨主張して,被告
らに対し,不正競争防止法3条1項に基づきコエンザイムQ10製品及び診
断薬用酵素製品の製造等の差止め,同条2項に基づきコエンザイムQ10製
品及び診断薬用酵素製品の廃棄等,同法4条又は民法719条,709条に
基づき損害賠償を求めるとともに,被告Cの上記行為等が原告の就業規則に
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10163審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロセス自動化システム)
被告特許庁長官 原告シーメンスアクチエンゲゼルシャフト
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が名称を「プロセス自動化システム」とする発明につき国際特
許出願をしたところ,日本国特許庁から拒絶査定を受けたので,これに対する
不服審判請求をしたが,請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求
めた事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成22年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ワ)12902請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社KNOS
有限会社RPJ
Y中川勝之
ら 原告株式会社365
|
民法719条1項 民法90条
|
|
|
[概要] 1 本件は,俳優,タレントであるAに係る専属実演家契約上のマネジメント業
務権を有すると主張する原告(芸能プロダクション会社)が,被告らが原告に
無断でAの芸名や肖像等を使用してラーメン店(タレントショップ)を経営し
たことによってAに係るパブリシティ権を侵害されたとして,被告らに対し,
共同不法行為による損害賠償請求として2303万8974円及びこれに対す
る不法行為の後である平成19年3月26日から支払済みまで民法所定の年5
分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成22年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ワ)25633請求棄却
損害賠償請求事件
被告シンボルタワー開発株式会社 原告株式会社365
|
民法545条1項 民法467条1項
|
侵害 | 22回 | 許諾 | 18回 | 損害賠償 | 12回 | 意匠権 | 2回 |
|
|
[概要] 1 本件は,被告が高松市内で管理,運営する商業施設ビル内に俳優,タレント
であるAの芸名や肖像等を利用したラーメン店を誘致して,その営業をさせた
ほか,上記商業施設の宣伝にAを利用したことがAに係るパブリシティ権を侵
害するものであるとして,Aの所属する芸能プロダクション会社である原告が,
被告に対し,不法行為による損害賠償請求として,575万5000円及びこ
れに対する不法行為の後である平成18年6月5日から支払済みまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10028一部認容
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人テクノス株式会社中山達樹 被控訴人三伸機材株式会社三縄隆
|
特許法102条2項 特許法100条1項 特許法102条3項 特許法100条2項
|
特許権 | 44回 | 侵害 | 31回 | 実施 | 30回 | 損害賠償 | 15回 |
|
|
[概要] 1 本件は,控訴人が,別紙被控訴人製品目録記載の製品(以下「被控訴人製品」
といい,原判決にいう「被告製品」をいずれも「被控訴人製品」と読み替える。)
を製造・貸与した被控訴人の行為は,控訴人が2分の1の持分を有する第3499
754号特許権(以下「本件特許権」といい,その特許請求の範囲の請求項1に係
る発明及び同発明に係る特許を「本件発明」及び「本件特許」という。)を侵害す
るものであると主張して,①特許法100条1項に基づく被控訴人製品の製造,貸
与,貸与のための展示及び貸与の申出の差止め,②同条2項に基づく被控訴人製品
の回収及び廃棄,③平成17年7月1日から訴え提起の日の前日である同20年7
月13日までの間の本件特許権侵害に係る民法709条に基づく損害賠償として特
許法102条2項所定の利益相当額の損害520万円及び弁護士費用相当額180
万円並びにこれらに対する訴状送達の日の翌日である同年7月19日から支払済み
までの遅延損害金の支払を請求する事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成22(行ケ)10005審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ロート製薬株式会社 原告日本ライフライン株式会社
|
商標法4条1項10号 商標法4条1項11号 商標法3条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1の被告の本件商標に係る商標登録について,原告の下記
2の本件無効審判請求が成り立たないとした特許庁の別紙審決書(写し)の本件審
決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおりの取消事由があると
主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10411審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ロート製薬株式会社 原告日本ライフライン株式会社
|
商標法4条1項10号 商標法3条1項 商標法4条1項11号 商標法4条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1の被告の本件商標に係る商標登録について,原告の下記
2の本件無効審判請求が成り立たないとした特許庁の別紙審決書(写し)の本件審
決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおりの取消事由があると
主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10407審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告X
|
商標法3条1項3号 商標法47条 商標法3条2項 商標法47条1項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1の被告の本件商標に係る商標登録について,不使用を理由とする当該登録の取消しを
求める原告の下記2の本件審判請求が成り立たないとした特許庁の別紙審判書(写し)の本件審決(その理由の要
旨は下記3のとおり)には,下記4のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10058控訴棄却
商標権侵害差止等,商標権侵害不存在確認等請求控訴事件
控訴人(附帯被
)株式会社ロイヤル 被控訴人伊藤忠商事株式会社
ビーエムアイ・ホールディングス株式会社
(附帯控訴人)コンバースフットウェア株式会社
ビーエムアイ・ホールディングス株式会社訴訟引受人兼被控訴
|
商標法38条1項 商標法38条3項 不正競争防止法2条1項1号 商標法39条
|
商標権 | 151回 | 侵害 | 56回 | ライセンス | 41回 | 許諾 | 40回 |
|
|
[概要] 1 表記について
当審においては,原審における表記(略語を含む。)を用い,また以下の表記
(略語を含む。)を併せて用いる。
( ) 被控訴人 原審第1事件原告・第2事件被告 伊藤忠商事株式会社を 原1 ( ) 「
告伊藤忠」という。
被控訴人(原審第1事件原告・第2事件被告)ビーエムアイ・ホールディ
ングス株式会社を「原告ビーエムアイ」という。
被控訴人(附帯控訴人 (原審第1事件原告・第2事件被告)コンバース)
フットウェア株式会社を「原告コンバースフットウェア」という。
原告ビーエムアイ訴訟引受人兼被控訴人(附帯控訴人 (原審原告ビーエ)
ムアイ訴訟引受人)コンバースジャパン株式会社を「原告訴訟引受人コンバ
ースジャパン」という。
原告伊藤忠,原告ビーエムアイ,原告コンバースフットウェア及び原告訴
訟引受人コンバースジャパンを包括して「原告ら」という。
控訴人(附帯被控訴人 (原審第1事件被告・第2事件原告)株式会社ロ)
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成20(ワ)18866請求棄却
特許権侵害に基づく補償金請求事件
被告沼田建設株式会社
補助参加人国 原告日本サミコン株式会社
|
特許法65条1項
|
|
|
[概要] 本件は,道路拡張構造に関する特許権を有する原告が,被告に対し,同特許
権の出願公開中に被告が行った道路拡張工事の一部の構造が上記特許権に係る
発明の技術的範囲に属すると主張して,特許法65条1項に基づく補償金とし
て958万1993円及び請求の後である平成20年8月9日(訴状送達の日
の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を
請求した事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10327審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告有限会社ハーベイ・ボール 原告X
|
商標法50条2項 商標法50条1項 特許法98条1項2号 商標法4条1項7号
|
商標権 | 18回 | 許諾 | 13回 | 審決 | 12回 | ライセンス | 10回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
。),原告は,指定商品を第34類「たばこ,喫煙用具(貴金属製のものを除く
マッチ」とし,別紙「本件商標」のとおり,人の笑顔様図形を上部に 「SMILE,
Y」の文字を下部に,それぞれ配した構成よりなる登録第4383223号商標
(以下「本件商標」という。平成8年12月17日登録出願。平成12年5月19
日設定登録)の商標権者である(甲21の1及び2 。)
被告は,平成19年11月28日,本件商標について,商標法50条1項に
基づく不使用を理由とする商標登録取消審判(取消2007-301534
号)を請求し,同年12月18日,商標権取消審判の予告登録(以下「本件予告
登録」という。)がされた。
特許庁は,平成21年6月25日,本件商標の商標登録を取り消す旨の審決
(以下「審決」という。)をし,その謄本は,平成21年7月7日,原告に送達さ
れた。
2 審決の理由
審決の理由を要約すると,以下のとおりである(別紙審決書写し参照 。)
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10075控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y1
Y2
|
特許法102条3項
|
|
|
[概要] (当事者の略称は,次のとおりとする。
控訴人(原審原告)を「原告」という。
被控訴人(原審被告)Y1を「被告Y1」という。
被控訴人(原審被告)Y2を「被告Y2」という。
被告Y1及び被告Y2を包括して「被告ら」という。
原審において用いられた略語は,当審においてもそのまま用いる。)
本件は,原告が,被告らの製造販売したメッキ処理装置(被告装置)が,原
告が有する特許権(特許第3400729号,発明の名称「メッキ用搬送方法
と搬送間隔調整装置及びメッキ装置」)に係る特許発明(本件発明)の技術的範
囲に属すると主張して,特許権侵害による損害賠償を請求した事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10213審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (有精卵の検査法および装置)
被告四国計測工業株式会社 原告X
|
特許法156条1項 特許法17条の2 特許法29条1項3号 特許法49条7号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 特許権設定登録に至る経緯
被告は,平成14年9月4日,発明の名称を「有精卵の検査法および装置」
とする発明について特許出願をし(特願2002−259297号,以下「本
願」といい,本願の願書に最初に添付した明細書を図面も含めて「本件当初
明細書」という。請求項の数は9であった。),本願は,平成16年4月2日,
出願公開された(特開2004−101204号,甲13の1)。
本願については,平成19年5月8日付け拒絶理由通知がされ(甲1),こ
れに対し,同年7月5日付けで特許請求の範囲を変更する手続補正がされ(以
下「本件補正」といい,本件補正後の明細書を図面とともに「本件明細書」
という。本件補正後も請求項の数は9であった。甲2),同年8月17日,特
許権の設定登録がされた(特許第3998184号,以下「本件特許」とい
う。甲13の2,3)。
(2) 発明者の補正の経緯
本件特許に係る発明の発明者の氏名,住所又は居所は,出願当初に提出さ
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10273審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (冷却システム)
被告鴻海精密工業股份有限公司 原告古河電気工業株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
ダイヤモンド電機株式会社は,平成10年5月28日,発明の名称を「冷却
システム」とする発明について特許出願をし(特願平成10−166296号),
平成11年10月22日,設定登録を受けた(特許第2995176号。以下,
この特許,特許権を「本件特許」,「本件特許権」といい,その設定登録時の明
細書を図面とともに「本件明細書」という。設定登録時の請求項の数は3であ
った。甲10)。
ダイヤモンド電機株式会社は,原告に対して本件特許権を譲渡し,平成13
年12月14日,その旨の移転登録がされた(甲12)。
被告は,平成20年12月5日,本件特許について無効審判を請求した(無
効2008−800275号事件。甲11)。これに対し,原告は,平成21年
2月20日,答弁書とともに訂正請求書を提出し,特許請求の範囲の請求項1,
2の訂正を請求したが(以下「本件訂正」という。),特許庁は,同年3月3日,
訂正拒絶理由通知をした。そこで,原告は,平成21年4月3日,意見書とと
もに,訂正請求書を補正する旨の補正書を提出した(以下「本件補正」という。)。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10023控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (筆記具のクリップ取付装置)
控訴人株式会社壽 被控訴人郵便事業株式会社
補助参加人株式会社電通
補助参加人株式会社高島屋
補助参加人株式会社ニットー
|
民法709条 実用新案法47条2項 実用新案法3条2項 実用新案法40条の3
|
分割 | 138回 | 無効 | 40回 | 無効審判 | 21回 | 審決 | 10回 |
|
|
[概要] (当事者の略称は,以下のとおりとする。
控訴人(原審原告)株式会社壽を「原告」という。
被控訴人(原審被告,日本郵政公社訴訟承継人)郵便事業株式会社を,日本
郵政公社であった時期を含めて訴訟承継の前後を通じ 「被告」という。,
被控訴人補助参加人(原審被告補助参加人)株式会社電通を「補助参加人電
通」という。
被控訴人補助参加人(原審被告補助参加人)株式会社高島屋を「補助参加人
高島屋」という。
被控訴人補助参加人(原審被告補助参加人)株式会社ニットーを「補助参加
人ニットー」という。
, , 「 」 。補助参加人電通 同高島屋 同ニットーを包括して 補助参加人ら という
被告と補助参加人らを包括して「被告ら」という )。
原判決3頁5行目ないし11行目を,次のとおり改める。
「 本件は,名称を「筆記具のクリップ取付装置」とする考案につき実用新案
権(実用新案登録第2573636号。平成20年3月20日存続期間満了
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10147審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (高性能薄膜構造用ヒロック・フリー多層メタル線)
被告特許庁長官 原告トムソンライセンシング
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
ゼロックス コーポレイション(以下「当初出願人」という。)は,発明
の名称を「高性能薄膜構造用ヒロック・フリー多層メタル線」とする発明につ
き,平成7年(1995年)4月20日,特許出願をし(特願平7−952
31号。パリ条約による優先権主張 平成6年(1994年)4月28日,
米国。出願時の請求項の数は3であった。以下「本願」という。),平成1
7年5月24日付け拒絶理由通知を受け(甲11),同年8月30日付け手
続補正書(甲12)を提出したが,平成19年1月16日付けの拒絶査定を
受けた。これに対し,当初出願人は,同年4月20日,審判請求をするととも
に(不服2007−11579号事件),同日付け手続補正書を提出した。特
許庁は,平成20年5月9日付けの拒絶理由通知をした。当初出願人は,同
年11月12日付け手続補正書(甲8)を提出したが(この手続補正後の請
求項の数は2であった。以下,この手続補正後の明細書を「本願明細書」と
いう。),特許庁は,平成21年1月27日,「本件審判の請求は,成り立た
ない。」との審決をし(付加期間90日),その謄本は,同年2月9日に当初
▶判決の詳細
|
不正競争
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10080控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人株式会社日本クリード 被控訴人株式会社Z1
Y1
Y2
Y3
Y4
Y5
Y6
Y7
Y8
9名
|
不正競争防止法6条
|
|
|
[概要] 原告は,主に投資用中古ワンルームマンションの売買の仲介を業とする株式会
社であるが,被告Y1外6名及び亡T(以下「亡T」という。)が,原告の営業
秘密である中古ワンルームマンションの所有者情報,買取業者情報,マンション
の売買契約に係る契約書類等の書式を不正に取得してこれを使用し,その使用に
よって原告に損害を与え,また,被告Y6及び被告Y7外1名の被相続人である
亡Tが,原告らに対し,信義則上の報告義務を怠り,原告に損害を与えたなどと
主張して,①被告会社に対しては,前記各営業秘密を営業上の活動に使用し,こ
れを開示することの差止め,営業秘密を記録する記録媒体からの営業秘密データ
の削除若しくは営業秘密を記録する紙媒体の廃棄及び損害賠償金の支払を求め,
②その余の被告らに対しては,損害賠償金の支払を求めた。原判決は,原告の請
求を棄却した。原告は,上記各請求のうち,被告らに損害賠償を求める請求の一
部について,これを不服として控訴したものである。
▶判決の詳細
|
著作権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成21(ネ)10070控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y1
Y2
Y3
|
著作権法113条2項 著作権法113条1項2号
|
|
|
[概要] 1 原審の経緯等
控訴人(1審原告。以下「原告」という。)は,被控訴人ら(1審被告ら。
以下,被控訴人Y1を「被告Y1」のようにいう。)に対し,被告Y2が原告
作成のプログラム「おじゃるデブシステム」(以下「本件プログラム1」とい
う。)及び「スイングおじゃる原告版」(以下「本件プログラム2」とい
う。)を無断で改変したプログラム(以下「被告プログラム」という。)を作
成したことにより,原告の著作権(複製権,翻案権)を侵害し,被告Y1及び
同Y3においては著作権侵害の事情を知りながら無断改変に係る被告プログラ
ムを頒布し,又は頒布目的で所持したことにより原告の著作権を侵害し,著作
権法113条1項2号に当たる行為をした旨主張し,民法709条,719条
の不法行為損害賠償請求権に基づき,損害金1億7010万円の内金2500
万円及びこれに対する本件訴状送達の日の翌日である平成20年1月11日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求め
た。
原判決は,(1)原告の被告Y1及び同Y3に対する請求については,被告プ
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10152審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告ポロ・ビーシーエス株式会社
|
商標法4条1項11号 商標法4条1項15号
|
審決 | 19回 | 商標権 | 17回 | ライセンス | 11回 | 無効 | 10回 |
|
|
[概要] 本件は,被告が,原告を商標権者とする別紙1記載の商標(以下「本件商標」と
。) , , , ,いう につき 特許庁に対して無効審判請求を行い 特許庁が 本件商標につき
「 」 ,指定商品中第25類 被服 についての登録を無効とする旨の審決をしたことから
原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10296審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告山菱水産株式会社
株式会社ペスカリッチ
ら 原告有限会社春海水産
|
特許法36条6項1号 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 本件は 原告が有する 名称を 赤身魚類の処理方法 とする発明に係る特許 特, , 「 」 (
許第3646993号。以下「本件特許」という )につき,被告らが無効審判を。
請求し,特許庁がこれを無効とする旨の審決をしたことから,原告が同審決の取消
しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成22(行ケ)10008審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (いぐさカラーベットパット)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法17条の2 特許法49条1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年9月25日,発明の名称を「いぐさカラーベットパット」
とする発明について,特許出願(平成9年特許願第297640号)をした
が,平成19年8月28日に拒絶査定がされ(乙7),これに対し,平成19
年10月4日,不服の審判(不服2007−29425号事件)を請求した
(乙8)。
特許庁は,平成21年11月24日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は,平成21年12
月15日,原告に送達された。
2 本件出願時の明細書の特許請求の範囲
本件出願時の明細書(以下,図面と併せ,「本件当初明細書」という。乙
1)の特許請求の範囲(請求項の数1)の請求項1の記載は,次のとおりであ
る。
「【請求項1】 ベットパットとは何か,ベットマットの上に敷きベットマッ
トへの汗の侵入を防ぐ,一晩眠ると約コップ一杯分の汗をかくと言われてい
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10326審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (マッサージ機)
被告特許庁長官 原告ファミリー株式会社
|
特許法126条1項1号 特許法126条4項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成12年1月17日,発明の名称を「マッサージ機」とする発明
について特許出願をし,平成21年1月23日設定登録(特許第424987
2号)を受け,同年5月27日,特許請求の範囲の訂正(以下「本件訂正」と
いう。)を内容とする訂正審判請求(訂正2009−390072号事件)を
した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10301審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (クリーナ用粘着式ローラー)
被告特許庁長官 原告X
|
特許法29条2項
|
審決 | 37回 | 実施 | 25回 | 刊行物 | 2回 | 実用新案権 | 2回 |
|
|
[概要] 1 本件は,原告が名称を「クリーナ用粘着式ローラー」とする発明について特
許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をし
たが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事
案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成20(ワ)18566請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告東洋スチロール株式会社 原告羽根エンジニアリング株式会社
|
特許法35条 特許法102条3項
|
|
|
[概要] 1 本件は,別紙物件目録記載の発泡樹脂成形装置(以下「被告装置」という。)
を使用し同時に別紙被告方法目録記載の発泡樹脂成形品の取出方法(以下「被
告方法」という。)を使用する被告に対し,原告が,被告方法及び被告装置は
原告の有する後記2(2)の特許権(以下,この特許権を「本件特許権」といい,
本件特許権に係る特許を「本件特許 ,本件特許に係る特許請求の範囲の請求」
項1記載の方法の発明を「本件特許発明1 ,同2記載の物の発明を「本件特」
許発明2」といい,本件特許発明1及び本件特許発明2を合わせて「本件特許
発明」という。)を侵害すると主張して,主位的に,本件特許権に基づき,被
告装置及び被告方法の使用の差止め並びに被告装置(侵害の行為を組成したも
の及び侵害の行為に供した設備として)の廃棄を,本件特許権侵害の不法行為
による損害賠償請求権(民法709条,特許法102条3項)に基づき,平成1
6年12月15日から平成21年6月14日までの間の損害賠償金1113万
7500円(弁護士費用を含む。)及び附帯請求として民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を,主位的請求の損害賠償請求について,予備的に不
当利得返還請求権に基づき,上記同期間の不当利得金1012万5000円の
▶判決の詳細
|
不正競争
平成22年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成21(ワ)16809等請求棄却
損害賠償請求事件
|
不正競争防止法2条1項1号 民事訴訟法157条1項 不正競争防止法14条
|
|
|
[概要] 1 本訴事件は,本訴被告(反訴原告)株式会社中村(以下「被告会社」とい
う。)及び本訴被告A(以下「被告A」という。)が本訴原告(反訴被告。以
下「原告」という。)の商品等表示として周知性を有する別紙標章目録記載の
標章(以下「本件標章」という。)を付した商品(樹液シート)を共同で販売
したことが主位的には不正競争(不正競争防止法2条1項1号)に,予備的に
は民法上の一般不法行為に該当するとして,原告が,被告らに対し,連帯して,
不正競争防止法4条(予備的に民法719条1項)に基づく損害賠償請求とし
て,損害金元金合計1591万2588円及びこれに対する不正競争又は不法
行為の後である平成20年4月1日から支払済みまで民法所定の年5分の割合
による遅延損害金の支払を求めるとともに,不正競争防止法14条に基づく信
用回復措置として,インターネットモール(楽天モール)上の原告店舗(元気
健康本舗 )のホームページに別紙謝罪文目録記載の謝罪広告を30日genki21
間掲載することを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月22日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成22(ワ)705請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告パナソニック株式会社 原告アテンションシステム
|
特許法101条 特許法100条1項 特許法102条3項 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 請求原因(原告の主張)
1 当事者( )
ア 原告は,コンピュータシステムの開発を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月22日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成21(ワ)11480請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告株式会社 原告アテンションシステム
|
特許法100条1項 特許法102条3項 民事訴訟法61条 特許法101条
|
|
|
[概要] 1 請求原因(原告の主張)
( ) 当事者1
ア 原告は,コンピュータシステムの開発を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成22年4月21日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成20(ワ)36380一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社大創産業 原告A
|
著作権法114条3項 著作権法20条2項4号 著作権法19条3項 著作権法18条2項1号
|
|
|
[概要] 本件は,世界各地のSLのビデオ映像を撮影した原告が,原告に無断で当該
ビデオ映像を編集して作成されたDVD「SL世界の車窓」を被告が販売等し
たとして,被告に対し,①当該ビデオ映像についての著作者人格権(同一性保
持権)の侵害を理由とする,著作権法112条に基づく当該DVDの頒布等の
差止め及び廃棄,②当該ビデオ映像についての著作権(複製権)及び著作者人
格権(公表権,氏名表示権及び同一性保持権)の侵害を理由とする,主位的に
民法709条,予備的に民法709条及び著作権法114条3項に基づく損害
賠償金4950万円(財産的損害4000万円,精神的損害500万円及び弁
護士費用450万円)並びにこれに対する訴状送達の日の翌日である平成20
年12月30日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告鹿島建設株式会社 原告X
|
特許法29条2項 特許法123条1項1号
|
|
|
[概要] 本件は 被告が 原告が有する ビルの解体工法 との名称の発明に係る特許 以, , 「 」 (
下「本件特許」という )につき無効審判請求をし,特許庁がこれを無効とする審。
決をしたことから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10268審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ソースダウンパワートランジスタ)
被告特許庁長官 原告インフィネオンテクノロジーズ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 本件は,原告が名称を「ソースダウンパワートランジスタ」とする発明につ
いて国際特許出願(本願)をしたところ,日本国特許庁から拒絶査定を受けた
ので,これを不服として審判請求をしたが,同庁から請求不成立の審決を受け
たことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月15日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成21(ワ)2208等請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告ら
|
特許法36条5項2号 特許法70条1項 特許法104条の3 特許法29条1項1号
|
|
|
[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は,当事者間に争いがない )。
(1) 当事者等
ア 原告
原告は,医薬品の製造・販売等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10280審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社島津製作所宮原正志 原告株式会社キーエンス岩坪哲
|
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,被告の本件特許に対する原告
の特許無効審判の請求について,特許庁が,同請求は成り立たないとした別紙審決
書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記3のとおり)には,下記4のとおり
の取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成22年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成21(行ケ)10354審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告Y鰺坂和浩 原告ハウス食品株式会社小和田敦子
|
商標法2条3項8号 商標法2条3項 商標法50条2項 商標法2条3項1号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,下記1のとおりの手続において,原告の本件商標の不使用を理
- -2
由とする登録の取消しを求める被告の審判請求について,特許庁が同請求を認めた
別紙審決書(写し)の本件審決(その理由の要旨は下記2のとおり)には,下記3
のとおりの取消事由があると主張して,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成22年4月14日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成20(ネ)10083控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人不二製油株式会社藤川義人 被控訴人花王株式会社木村耕太郎
|
特許法36条3項 特許法126条2項 特許法53条4項 特許法44条1項
|
|
|
[概要] 1 本件は,被控訴人が「エコナクッキングオイル」等の商品名で製造販売した
食用油の製造方法(原判決にいう「被告方法」を「被控訴人方法」と読み替える。
以下,略称は,特に断らない限り,原判決に従う。)について,控訴人が,被控訴
人方法は,控訴人が有した本件特許権(発明の名称:酵素によるエステル化方法。
特許番号:第2135885号。出願番号:特願昭62−241768号。分割の
表示:特願昭55−32938号の分割。出願日:昭和55年3月14日。公告:
平成7年6月21日。登録:平成10年4月17日。存続期間満了日:平成12年
3月14日。甲1,2)を侵害するものであったと主張し,主位的には民法709
条に基づく損害賠償請求として,予備的には民法703条に基づく不当利得返還請
求として,その主張に係る損害賠償金ないし不当利得金8億円のうち5億6000
万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平成19年3月27日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
|