権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10098審決取消訴訟
審決取消請求事件 (基板端縁洗浄装置)
被告株式会社エイブル 原告大日本スクリーン製造株式会社
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[概要] 本件は,原告の特許について被告が無効審判を請求したところ,特許を無効とす
るとの審決がされたので,原告が同審決の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10177審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (管体及びその製造方法)
被告特許庁長官 原告X
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特許法49条 特許法29条2項 特許法1条 特許法195条
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[概要] 1 本件は,原告が発明の名称を「管体及びその製造方法」とする後記発明につ
き国際出願の方法により特許出願をしたところ,日本国特許庁から拒絶査定を
受けたので,これを不服として審判請求をしたが,同庁が請求不成立の審決を
したことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10232審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式)
被告マルコ株式会社
補助参加人Z 原告X
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特許法148条3項 特許法29条2項 特許法148条
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[概要] 1 被告は,発明の名称を「衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダー
メイド方式」とする特許第3692084号(請求項の数12)の特許権者で
ある。原告が上記特許の請求項1∼12について無効審判請求をしたところ,
特許庁は,補助参加人に特許法148条により参加を許可して審理した上,請
求不成立の審決をした。本件訴訟は,上記審決に不服の原告が,その取消しを
求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10229審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (カップ部を有する衣類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式)
被告Y 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 1 マルコ株式会社は,発明者X(原告)・発明の名称を「カップ部を有する衣
類のオーダーメイド用計測サンプル及びオーダーメイド方式」とする特許第3
652251号(請求項の数8)の特許権者である。
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特許権
平成20年12月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10188審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (液体噴霧装置(平成18年9月6)
被告特許庁長官 原告スリーエムカンパニー
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特許法29条2項 特許法184条の8
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[概要] 1 本件は,原告(旧名称 ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャ
リング・カンパニー)が,発明の名称を「液体噴霧装置 (平成18年9月6」
日付け補正による変更後)とする後記特許についての国際出願をしたところ,
, ,日本国特許庁から拒絶査定を受けたので これを不服として審判請求をしたが
, 。同庁から請求不成立の審決を受けたことから その取消しを求めた事案である
2 争点は,上記出願が特開平7−289956号公報(発明の名称「塗料スプ
レーガン ,出願人 ランズバーグ コーポレーション,公開日 平成7年11月」
7日。以下この文献を「引用文献」といい,これに記載された発明を「引用発
明」という。甲7)との関係で進歩性を有するか(特許法29条2項 ,であ)
る。
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特許権
平成20年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10141審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (梳き鋏用櫛刃の製造方法)
被告特許庁長官 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定を不服とする審判請求に対する不成立審決の
取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10049審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (クリップ)
被告特許庁長官 原告大和化成工業株式会社
小島プレス工業株式会社
ら
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,特許出願に対する拒絶査定を不服とする審判請求に対する不成立審決の
取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10047審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (吸湿性成形体)
被告ジャパンゴアテックス株式会社 原告ダイニック株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が名称を「吸湿性成形体」とする発明について有する特許第3
885150号の請求項1∼6(以下「本件発明1∼6」という。)につい
て,被告が無効審判請求をしたところ,特許庁が上記発明に係る特許を無効と
する旨の審決をしたことから,特許権者である原告がその取消しを求めた事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月17日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)18866請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告ジャパンゴアテックス株式会社 原告ダイニック株式会社
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特許法29条2項 特許法65条1項 特許法100条1項 特許法102条1項
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[概要] 本件は,吸湿性成形体に関する特許権を有する原告が,被告に対して,被告
の製造,販売する有機EL用シート乾燥剤が上記特許権に係る発明の技術的範
囲に属するとして,①特許法100条1項に基づき,上記製品の製造,販売等
の差止めを,②同条2項に基づき,上記製品及びその半製品の廃棄を,③民法
709条,特許法102条2項に基づき,損害金(2億5576万1485円
及びこれに対する本訴状送達日の翌日である平成19年9月13日から支払済
みに至るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金)の支払を,④同法6
5条1項に基づき,補償金(1億5782万4800円及びこれに対する本訴
状送達日の翌日である平成19年9月13日から支払済みに至るまで民法所定
の年5分の割合による遅延損害金)の支払を,それぞれ求めている事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年12月17日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10139審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告X 原告キューピー株式会社
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商標法4条1項11号 商標法29条 商標法4条1項15号 商標法7条1項
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審決 | 43回 | 無効 | 36回 | 無効審判 | 15回 | 抵触 | 12回 |
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[概要] 本件は,原告が,下記1(1)の被告の商標(以下「本件商標」という。)は,商
標法4条1項11号又は同項15号に該当するからその商標登録は商標法46条1
項により無効とされるべきであるとして,下記1(2)のとおり無効審判(以下「本
件審判」という。)を請求したところ,特許庁が同無効審判請求は成り立たないと
の審決をしたため,原告がその取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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平成20年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10314
訴訟記録閲覧等制限申立事件
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民事訴訟法92条1項2号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 申立人(基本事件被告)の主張に係る本件申立ての理由は,基本事件の訴
訟記録中,別紙記録目録記載の各部分には,基本事件原告の親会社である E.
Merck(現在の名称:Merck KGaA,以下「独メルク」という。)と申立人の親
会社である Merck & Co., Inc.(以下「米メルク」という。)との合意(以
下「本件合意」という。)の内容が記載されているところ,本件合意は,申
立人において秘密として管理されている営業上の情報であり,申立人の保有
する営業秘密に該当する,というものである。
▶判決の詳細
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平成20年12月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10308
訴訟記録閲覧等制限申立事件
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民事訴訟法92条1項2号 不正競争防止法2条6項
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[概要] 1 申立人(基本事件被告)の主張に係る本件申立ての理由は,基本事件の訴
訟記録中,別紙記録目録記載の各部分には,基本事件原告の親会社である E.
Merck(現在の名称:Merck KGaA,以下「独メルク」という。)と申立人の親
会社である Merck & Co., Inc.(以下「米メルク」という。)との合意(以
下「本件合意」という。)の内容が記載されているところ,本件合意は,申
立人において秘密として管理されている営業上の情報であり,申立人の保有
する営業秘密に該当する,というものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月16日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)29768請求棄却
補償金請求事件
被告株式会社日立製作所 原告A
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特許法2条1項 民事訴訟法61条 特許法35条3項 特許法35条4項
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特許権 | 8回 | 実施 | 4回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 | 許諾 | 1回 |
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[概要] 本件は,被告の元従業員である原告が,別紙特許目録記載1ないし4の各特
許権に係る発明(以下「本件発明」という。)は,原告が被告在職中にした光
ディスク装置に関する職務発明であり,その日本国特許及び外国特許の特許を
受ける権利を被告に承継させたものであると主張し,特許法(平成16年法律
第79号による改正前のもの。以下「改正前特許法」という。)35条3項に
基づき(外国特許については類推適用),上記承継の相当の対価として,1億
1797万4000円から受領済みの補償金165万円を控除した1億163
2万4000円及びこれに対する平成19年11月21日(訴状送達の日の翌
日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を請求
する事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10144審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (重炭酸透析用人工腎臓潅流用剤の製造方法及び人工腎臓潅流用剤)
被告富田製薬株式会社 原告ニプロファーマ株式会社
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特許法36条4項 特許法29条1項3号 特許法167条
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実施 | 64回 | 審決 | 25回 | 無効 | 19回 | 無効審判 | 11回 |
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[概要] 1 被告は,発明の名称を「重炭酸透析用人工腎臓潅流用剤の製造方法及び人工
腎臓潅流用剤」とする特許第2769592号の特許権者であるが,原告にお
いて上記特許の請求項9及び10について無効審判請求をしたところ,特許庁
が請求不成立の審決をしたことから,これに不服の原告がその取消しを求めた
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月15日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10059控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人日本放送協会
日本テレビ放送網株式会社
株式会社東京放送
株式会社フジ・メディア・ホールディングス(旧商号・株式会
株式会社テレビ朝日
株式会社テレビ東京 被控訴人株式会社永野商店
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著作権法2条1項7号 著作権法2条1項9号 著作権法23条1項 著作権法2条1項
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[概要] 1 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録1∼7記載の各周波数で地上波テレ
ビジョン放送(以下,別紙放送目録1∼7記載の放送を総称して「本件放送」とい
う )を行っている控訴人らが 「まねきTV」という名称で,被控訴人と契約を締。 ,
結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴することができるように
するサービス(以下「本件サービス」という )を提供している被控訴人に対し,。
被控訴人の提供する本件サービスが,本件放送について控訴人らが放送事業者とし
て有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)を侵害し,また,別紙
著作物目録1∼7記載の各著作物(以下,別紙著作物目録1∼7記載の番組を総称
して「本件番組」という )について控訴人らが著作権者として有する公衆送信権。
(著作権。著作権法23条1項)を侵害している旨主張して,著作権法112条1
項に基づき,本件放送の送信可能化行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求
めるとともに,民法709条,著作権法114条2項に基づき,著作権及び著作隣
接権の侵害による損害賠償の支払いを求めた(不法行為後の日である平成19年3
月15日から支払い済みまで年5分の割合による遅延損害金の支払を附帯して請
求)事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月11日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)8064請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告三鈴株式会社 原告イリノイツールワークス
日本パワーファスニング
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不正競争防止法2条1項1号 特許法29条2項 民法709条 不正競争防止法3条
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侵害 | 37回 | 特許権 | 30回 | 商標権 | 26回 | 無効 | 10回 |
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[概要] 1 前提事実(証拠等の掲記のない事実は,当事者間に争いがない )。
(1) 当事者
ア 原告ら
原告イリノイ ツール ワークス インコーポレイテッド(以下「原告
ITW」という )は工業用ファスナーや工具類の製造・販売を主たる。
事業とする米国法人で,米国はもとより世界各地に支店や営業所,子会
社,グループ企業を有している。
( 「 」 。)原告日本パワーファスニング株式会社 以下 原告JPF という
は,原告ITWと他の日本法人とが出資して設立された会社を前身とし
ており,原告ITWから商品の独占的供給を受けている。また,原告J
PFは,原告ITWから,同社が日本で所有する工業所有権の独占的な
実施権・使用権を許諾されている。
イ 被告
被告は,産業用機械器具卸売等を営む会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10194審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告日本たばこ産業株式会社 原告株式会社武蔵野化学研究所
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特許法134条の2
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[概要] 本件は,原告が,被告を特許権者とする後記特許に係る発明の特許につき無効審
判請求をしたが,審判請求は成り立たないとの審決がされたため,同審決の取消し
を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10099審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (基板端縁洗浄装置)
被告株式会社エイブル近藤利英子 原告大日本スクリーン製造株式会社速見禎祥
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特許法29条2項
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[概要] 本件は 基板端縁洗浄装置 とする名称の発明の特許権を有する原告が その請,「 」 ,
求項1∼3に係る発明についての特許を無効とする旨の審決を受けたことから,そ
の請求人である被告に対し,審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10214審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電話送受信ユニット及び移動体通信端末)
被告株式会社ネットインデックス上田一郎 原告株式会社HDT
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特許法29条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が 「電話送受信ユニット及び移動体通信端末」とする名称の発明,
について特許権を有しているところ,その請求項1に係る発明についての特許を無
効とする旨の審決を受けたことから,その請求人である被告に対し,審決中の同無
効とする部分の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10048審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (電話送受信ユニット及び移動体通信端末)
被告特許庁長官萩原義則 原告株式会社HDT
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特許法29条2項
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刊行物 | 113回 | 審決 | 65回 | 無効 | 12回 | 進歩性 | 4回 |
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[概要] 本件は,原告が 「電話送受信ユニット及び移動体通信端末」とする名称の発明,
について特許権を有しているところ,その請求項1に係る発明についての特許を無
効とする旨の審決を受けたことから,その請求人に対し,審決中の同無効とする部
分の取消しを求める訴えを提起した上で訂正審判を申し立てたところ,特許庁から
「本件審判の請求は,成り立たない 」との審決を受けたことから,特許庁長官に。
対し,この審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10389審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (質疑応答方法)
被告特許庁長官 原告マクソトコーポレーション
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特許法29条2項 特許法36条
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[概要] 1 本件は,原告が,名称を「質疑応答方法」(平成16年5月11日付け補正
により「質疑応答方法,および自動遠隔診断方法」に変更)とする発明につき
特許出願(本願)をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審
判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その取消しを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月10日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10350等審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (ルア受け具及び流体の移送方法)
被告特許庁長官 原告X1・カンパニー
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告及び脱退原告両名が,発明の名称を「ルア受け具及び流体の移
送方法」とする後記発明につき国際出願の方法により共同して特許出願をした
ところ,日本国特許庁から拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求
をしたが,同庁が平成16年12月22日付け補正を却下した上で請求不成立
の審決をしたことから,同審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月9日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)28614請求棄却
補償金等請求事件
被告ヨネックス株式会社 原告横浜ゴム株式会社
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特許法65条1項 特許法104条の3 民法709条 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告の製造,販売する7つのモデルのゴルフク
ラブが原告の有するゴルフクラブヘッドに関する特許権を侵害していると主張
して,出願公開後の警告から設定登録までの間の特許法65条1項に基づく補
償金とその後の民法709条に基づく損害賠償金との合計額の一部請求として
2億円及び訴状送達日の翌日である平成19年11月7日から支払済みまで民
法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年12月4日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)2106請求棄却
損害賠償請求事件
被告株式会社イーエス・エンターテインメント
株式会社イーネット・フロンティア 原告株式会社GRANDCAFE
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著作権法2条1項15号
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[概要] 本件は,原告が,①原告と被告イーエスとの間で,原告の代表者が監督をし
た映画作品について,原告が被告イーエスに対してビデオグラム化権を譲渡す
る旨の売買契約を締結したにもかかわらず,被告イーエスが売買代金を支払わ
なかったなどと主張して,被告イーエスに対し,債務不履行に基づく損害賠償
を求め,②被告らにおいて,原告が著作権を有する映画作品について,DVD
の発売及び予約受付の広告を掲載したことが,原告の著作権(複製権・頒布
権)を侵害する共同不法行為に当たるなどと主張して,被告らに対し,不法行
為に基づき損害賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年12月3日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)26898請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告テトラジャパン株式会社 原告A
B
有限会社アーテム
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特許法29条1項3号 特許法104条の3 特許法102条2項 特許法101条1項
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実施 | 26回 | 刊行物 | 22回 | 特許権 | 18回 | 侵害 | 15回 |
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[概要] 1 訴訟の概要
本件は,水槽に泡立て用の空気を送り込むことなどに使用されるエアー・ポンプ
に関する特許権を共有する原告A及びBが,エアー・ポンプを販売等している被告
に対し,同特許権に基づいて,同エアー・ポンプの譲渡等の差止め(特許法101
条1項)及び同エアー・ポンプ等の廃棄(特許法101条2項)を求めるととも
に,上記特許権につき独占的通常実施権の許諾を受けたと主張する原告会社が,被
告に対し,損害賠償金2700万円(民法709条,特許法102条2項)及び遅
延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成20年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)23402等請求棄却
不正競争行為差止等本訴請求事件
原告亡A訴訟承継人
亡A訴訟承継人
亡A訴訟承継人
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不正競争防止法4条 民法709条 不正競争防止法3条 不正競争防止法5条2項
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[概要] 1 本訴請求
(1) 原告会社は,①ザイラン1052等との表示を付して被告会社製品を販売
したなどの行為は,不正競争防止法2条1項1号(以下,不正競争防止法2条1項
の各号を指摘する場合は,号数のみで表示する。)の周知の商品等表示に類似した
商品を販売するなどし,他人の商品と混同を生じさせる行為であり,②同行為は,
13号の品質誤認行為に該当し,又は③被告らが,原告会社の取引先に対し 「原,
告会社は潰れる」等と発言したことは,14号の虚偽の事実の告知・流布に該当す
るとして,被告らに対し,同法3条に基づき営業行為及び譲渡等の差止め(原告会
社の本訴請求(1)ア及び(2)。同(1)アの予備的請求として同(1)イ)並びに同法4条
に基づき損害賠償の連帯支払(同(3))を求めた(ただし,原告会社の本訴請求(2)の
差止請求のうち,別紙物件目録(2),(3),(5)及び(6)の製品については,14号の
みに基づく請求である。)。
(2) 原告らは,被告Y1と被告Y2が共謀して,原告会社の株主である,A
(以下「A」という )及び被告Y1の兄弟らに送付した文書の内容が原告会社,。
Aの信用,名誉を毀損し,不法行為を構成すると主張して,被告Y1及び被告Y2
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月28日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)20790請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
被告藤倉ゴム工業株式会社 原告株式会社ブリヂストン
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特許法126条3項 特許法29条2項 特許法36条6項2号 特許法126条4項
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実施 | 58回 | 特許権 | 37回 | 無効 | 36回 | 進歩性 | 17回 |
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[概要] 本件は,現像ブレードの製造方法に関する特許権を有する原告が,被告に対
して,被告の製造,販売する別紙被告製品目録( )記載の現像ブレード(以下1
「イ号製品」という。)及び同目録( )記載の現像ブレード(以下「ロ号製2
品」といい,イ号製品及びロ号製品を併せて「被告製品」という。)の各製造
方法(それぞれの製造方法を以下「イ号方法」,「ロ号方法」といい,イ号方
法及びロ号方法を併せて「被告方法」という。)が上記特許権に係る発明の技
術的範囲に属し,上記特許権を侵害するとして,特許法100条に基づき,そ
の製造,販売の差止め及び被告方法に供する金型の廃棄を,民法709条,特
許法65条1項,102条3項に基づき,補償金及び損害賠償金並びにこれら
に対する本訴状送達日の翌日である平成18年9月26日から支払済みに至る
まで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求めている
事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)25907請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (ワークの研磨装置)
被告有限会社村松研磨工業 原告株式会社ミュウテック旧号有会ミ
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不正競争防止法2条1項14号 不正競争防止法14条
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,「ワークの研磨装置」に関する発明の特許権者である原告が,被
告が別紙1記載の研磨装置(以下「被告装置」という。)を製造し,使用す
る行為が原告の特許権を侵害すると主張して,被告に対し,特許法100条
1項,2項に基づき被告装置の製造,使用の差止め及び廃棄と,不法行為に
基づく損害賠償を求めるとともに,被告が原告の業務に関し別紙2記載の事
実を告知したことが原告の営業上の信用を害する虚偽の事実の告知(不正競
争防止法2条1項14号)の不正競争行為に該当すると主張して,被告に対
し,同法3条1項に基づき別紙2記載の事実の告知の差止めと,同法14条
に基づく信用回復措置として別紙3記載の謝罪広告の掲載を求める事案であ
る。
2 争いのない事実
(1) 原告は,自動車用車輪の表面処理加工等を目的とする株式会社であり,
被告は,金属製品の研磨等を目的とする特例有限会社である。
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特許権
平成20年11月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)8049一部認容
損害賠償請求事件
被告株式会社イデアテック 原告ドーエイ外装有限会社
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特許法102条2項 特許法102条3項
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,被告が病院の増床工事の現場で設置した床用目
地装置が原告の有する特許権を侵害すると主張して,不法行為に基づき損害賠
償金300万円及びこれに対する不法行為の日の後である平成20年4月11
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅
延損害金の支払を求める事案である。
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著作権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10058控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人X 被控訴人Y
株式会社講談社
株式会社テレビ朝日
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著作権法114条2項 著作権法115条
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[概要] (以下,略語は次のとおりとする。
控訴人(原審原告)を「原告」という。
被控訴人(原審被告)Yを「被告Y」という。
被控訴人(原審被告)株式会社講談社を「被告講談社」という。
被控訴人(原審被告)株式会社テレビ朝日を「被告テレビ朝日」という。
別紙①「原告書籍目録」記載の書籍を「原告書籍」という。
別紙②「被告書籍目録」記載1の書籍を「被告書籍1」という。
別紙②「被告書籍目録」記載2の書籍を「被告書籍2」という。
「 」 「 」 。)別紙④ 原告書籍と被告書籍1及び2との対比表 を 別紙対比表 という
原告は,原告書籍を著作した。被告Yは被告書籍1及び2を著作し,被告講
談社は,被告Yの許諾を受けて被告書籍1を発行し,被告テレビ朝日は,被告
Yの許諾を受けて被告書籍2を発行した。
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10380審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (打込機)
被告日立工機株式会社
原告マックス株式会社
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特許法29条2項 特許法131条の2 特許法17条2項 特許法134条の2
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刊行物 | 475回 | 審決 | 244回 | 無効 | 182回 | 無効審判 | 61回 |
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[概要] 以下の事実は,当事者間に争いがないか,証拠によって容易に認定すること
ができる事実である(なお,法律上の見解は当裁判所が付記したものであ
る。)。
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10110審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (圧胴または中間胴)
被告新日鉄マテリアルズ株式会社
原告篠田商事株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 手続の経緯
(1) 訴外新日本製鐵株式会社(以下「新日鐵」という。)は,発明の名称
を「圧胴または中間胴」とする特許第3439569号の特許(以下「本
件特許」という。平成7年4月25日出願〔優先権主張:平成6年4月2
5日,日本〕,平成15年6月13日設定登録。登録時の請求項の数は4
である。)の特許権者であった(甲19,26)。
本件特許に対し,特許異議の申立て(異議2003−73106号事
件)があり,その審理の過程において,新日鐵が,平成16年8月16
日,本件特許の願書に添付した明細書の記載を訂正する請求をしたとこ
ろ,特許庁は,平成16年9月6日,「訂正認める。特許第343956
9号の請求項1乃至4に係る特許を維持する。」との決定(以下「異議決
定」という。)をし,同決定は,同年9月29日,確定した(甲20,2
6)。
(2) 原告は,平成17年11月29日,本件特許の請求項1ないし4に係る
発明についての特許を無効とすることについて審判(無効2005−80
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商標権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10086審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ロッテ 原告株式会社リョクサイ
株式会社いきいきライフ(審決上の表示杏林ファルマ株式会社)
抹消前商号杏林ファルマ株式会社
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商標法4条1項16号 商標法3条1項6号 商標法56条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
登録第1692144号の商標は,別紙①のとおりの構成よりなり,昭和5
1年7月8日に登録出願され(出願番号51−045356号 ,商品の区分)
第30類の「菓子,パン」を指定商品として,昭和59年6月21日に設定登
, ( )録され その後2回にわたり 平成6年11月29日及び平成16年6月8日
商標権の存続期間の更新登録がなされ,平成17年4月27日に指定商品を第
30類の「菓子及びパン」とする指定商品の書換登録がされ,さらに,その商
標権は,平成19年2月14日に第30類の別紙②「指定商品目録1」記載の
商品を指定商品とする登録第1692144号の1と,第30類の別紙③「指
定商品目録2」記載の商品を指定商品とする登録第1692144号の2に分
割の登録がされた(商標権者は被告であった 。なお,登録第1692144。)
号の2については,同年10月3日,一般承継による本権の移転の登録がされ
た(商標権者は被告である 。。)
原告らは,平成18年10月10日,登録第1692144号の商標に係る
無効審判を請求した(無効2006−89145号事件 。被告は,平成19)
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10168審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (容器)
被告特許庁長官 原告イボクラールビバデント
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「容器」とする発明につき,平成14年10月17
日,特許出願をしたが(パリ条約による優先権主張:2001年(平成13
年)10月18日,ドイツ連邦共和国。以下「本願」という。),平成17
年3月4日付けの拒絶査定を受けたので(甲9),同年6月7日,これに対す
る審判請求(甲10。不服2005−10501号事件)をすると共に,同日
付け手続補正書(甲11)を提出した。
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10127審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (少なくとも一の固定ポリマーを含むシリコーン中水型エマルジョン形態の髪用化粧品組成物)
被告特許庁長官同塚中哲雄 原告ロレアル同渡辺隆
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「少なくとも一の固定ポリマーを含むシリコーン中水
型エマルジョン形態の髪用化粧品組成物」とする発明につき,平成12年6月
16日(パリ条約による優先権主張日1999年(平成11年)6月18日,
フランス共和国),特許を出願したが(以下「本願」という。),平成16年
6月29日付け拒絶査定を受けたので,同年10月4日,これに対する不服の
審判(不服2004−20533号事件)を請求した。
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10095審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告住友金属鉱山株式会社 原告日立化成工業株式会社
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特許法181条2項
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審決 | 65回 | 無効 | 50回 | 無効審判 | 41回 | 特許権 | 15回 |
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[概要] 本訴は,特許第3413413号(発明の名称:半導体素子搭載用基板及び
その製造方法。以下「本件特許権」という )の請求項6に係る特許の無効審。
判(無効2006−80142号)において特許庁が平成20年2月5日にし
た,同特許を無効とするとの審決(以下「本件審決」という )の取消しを求。
めるものである。なお,本訴は,本件審決中,請求項6に係る部分についての
取消のみを求めるものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10094審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告住友金属鉱山株式会社 原告日立化成工業株式会社
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特許法181条2項
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審決 | 51回 | 無効 | 51回 | 無効審判 | 42回 | 特許権 | 16回 |
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[概要] 本訴は,特許第3413191号(発明の名称:半導体パッケージの製造法
及び半導体パッケージ。以下「本件特許権」という )の請求項1に係る特許。
の無効審判(無効2006−80141号)において特許庁が平成20年2月
5日にした,同特許を無効とするとの審決(以下「本件審決」という )の取。
消しを求めるものである。なお,本訴は,本件審決中,請求項1に係る部分に
ついての取消のみを求めるものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10093審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告住友金属鉱山株式会社 原告日立化成工業株式会社
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特許法181条2項
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審決 | 50回 | 無効 | 50回 | 無効審判 | 41回 | 特許権 | 16回 |
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[概要] 本訴は,特許第3352084号(発明の名称:半導体素子搭載用基板及び
半導体パッケージ。以下「本件特許権」という )の請求項1に係る特許の無。
効審判(無効2006−80140号)において特許庁が平成20年2月5日
にした,同特許を無効とするとの審決(以下「本件審決」という )の取消し。
を求めるものである。なお,本訴は,本件審決中,請求項1に係る部分につい
ての取消のみを求めるものである。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10035審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (流動化処理土の製造方法)
被告Y 原告株式会社流動化処理工法総合監理
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「流動化処理土の製造方法」とする特許第38396
42号(平成12年5月26日出願,平成18年8月11日登録。以下,この
特許権に係る特許を「本件特許」という。)の特許権者である(甲5)。
原告は,平成18年12月26日,特許庁に対し,本件特許の無効審判(無
効2006−80270号事件)を請求し,特許庁は,平成19年12月18
日,「本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」とい
う。)をし,その謄本は,平成20年1月7日,原告に送達された。
2 特許請求の範囲
本件特許の特許請求の範囲の請求項1ないし3の記載は,次のとおりである
(甲5)。
「【請求項1】
建設汚泥を処理して含水率を約55%∼約65%に調整した調整汚泥10L
trに対して水を約2.5∼約3.5Ltrの範囲で,また,調整汚泥と水と
の混合組成物10Ltrに対して,セメント,セメント系固化材,セメント・
▶判決の詳細
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特許権
平成20年11月27日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)12940請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (攪拌ディスク及びメディア攪拌型ミル)
被告株式会社井上製作所秋山佳胤 原告淺田鉄工株式会社
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特許法123条1項2号 特許法36条6項2号 特許法36条4項 特許法100条1項
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[概要] 1 事案の概要
本件は,発明の名称を「攪拌ディスク及びメディア攪拌型ミル」とする発明
の特許権者である原告が,被告の製造販売するメディア攪拌用ミルは上記特許
発明の技術的範囲に属し,同製品を製造する被告の行為は原告の有する上記特
許権を侵害するとして,特許法100条1項に基づく製造・販売の差止め並び
に民法709条の不法行為に基づく損害賠償として1億0200万円及びこれ
に対する訴状送達の日の翌日である平成19年10月27日から支払済みまで
民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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