権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
商標権
平成20年6月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10042審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告株式会社ナチュラルプランツ
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商標法4条1項11号 民事訴訟法338条1項
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[概要] ( 「 」1 本件は,原告が, とする後記商標 以下 本願商標
という )につき指定商品を第3類「化粧品」として商標登録出願をしたとこ。
ろ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請求をしたが,特許庁から
請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10369審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (双方向歯科治療ネットワーク)
被告特許庁長官田口英雄 原告シェードアナライジングポレイテッド
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特許法2条1項 特許法29条1項 特許法2条 特許法17条の2
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[概要] 本件は,米国法人である原告が 「双方向歯科治療ネットワーク」とする名称の,
発明につき特許出願したところ,拒絶査定を受けたので,これを不服として審判請
求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたことから,その取消しを求めた
事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10405審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社神田商會
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号 商標法2条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,別紙「商標目録」記載のとおりの立体商標について,指定商品を第
15類「弦楽器用駒(ブリッジ)その他弦楽器附属品及び弦楽器」として,商
願2004−50118号に係る商標登録出願をし(以下「本願商標」とい
う。),平成17年2月16日付け手続補正書により,指定商品を第15類「
弦楽器」に補正したが,同年3月25日付けの拒絶査定を受けたので,同年4
月28日,これに対する不服審判請求(不服2005−7958号事件)をし
た。
特許庁における審理の過程において,原告は,平成19年8月1日付けの手
続補正書により指定商品を「弦楽器(部品及び附属品を除く。)」と補正した
が,特許庁は,同年10月12日,「本件審判の請求は,成り立たない。」と
の審決をした。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10394審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社ワンズハート
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商標法50条 商標法6条3項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 原告及び訴外K(以下「K」という。)は,「マイクロクロス」の文字
を標準文字で書してなり,指定商品を第24類「織物(畳べり地を除
く。),畳べり地,メリヤス生地,フェルト及び不織布,タオルその他の
布製身の回り品,ふきん,かや,敷き布,布団,布団カバー,布団側,ま
くらカバー,毛布,織物製壁掛け,カーテン,テーブル掛け,布製ラベ
ル」とする,登録第4706725号の商標(平成14年10月30日登
録出願,平成15年9月5日設定登録。以下「本件商標」という。)に係
る商標権(以下「本件商標権」という。)の共有者であった(甲20,2
1)。
(2) 被告は,平成18年9月26日,本件商標の指定商品中「ふきん」につ
いて登録の取消しを求める商標法50条に基づく審判を請求し(取消20
06−31210号事件,以下「本件審判」という。),同請求は,同年
10月18日,登録された(以下「本件予告登録」という。甲20)。
(3) その後,平成19年2月6日に,本件商標権中,Kの持分が原告に移転
▶判決の詳細
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不正競争
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10006控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人グーイフメシン式社 被控訴人株式会社テレパーク
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] (原判決の略語表示は当審においてもそのまま用いる )。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10014控訴棄却
商標権侵害差止請求控訴事件
控訴人栄進物産株式会社
株式会社ニュース
有限会社ミディネット 被控訴人マッキントッシュリミテッド
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商標法36条1項 商標法4条1項15号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,英国法人である被控訴人(1審原告,以下「原告」という )が,。
日本国内でアイルランド製コート類の販売を予定している控訴人ら(1審被告
ら,以下「被告ら」という )に対し,その商品に関して使用される5つの標。
章(別紙標章目録)について,原告の有する商標権(別紙商標目録)を侵害す
ると主張して,商標法36条1項に基づき,その使用の差止めを求めた事案で
ある。
原判決は,被告らが使用する上記5つの標章が原告の有する商標権に係る商
標と類似しているとして,原告の請求を認容した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10313審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (注射器)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告スター・サリンジ・リミテッ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「注射器」とする発明につき,平成9年7月11日(
優先権主張1996年7月15日,グレート・ブリテン及び北アイルランド連
合王国)を国際出願日とする特許を出願したが,平成16年10月13日付け
で拒絶査定を受けたので,平成17年1月14日にこれに対する審判請求(不
服2005−974号事件)をし,同年8月15日付けの手続補正書(甲2)
を提出した。特許庁は,平成19年4月24日,「本件審判の請求は,成り立
たない。」との審決をし,その謄本は同年5月8日,原告に送達された(付加
期間90日)。
2 特許請求の範囲
平成17年8月15日付け手続補正書(甲2)による補正後の本願発明の請
求項1は,下記のとおりである。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月23日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10008控訴棄却
慰謝料請求控訴事件
控訴人X 被控訴人富士通株式会社
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著作権法12条 著作権法20条 著作権法20条1項
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[概要] 【以下,略称は原判決の例による】
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月23日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10409審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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[概要] 本件は,原告が,下記1(1)の特許出願(以下「本件特許出願」という。)につ
いての拒絶査定に対する不服審判請求を成り立たないとした審決の取消しを求める
事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月20日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)5765請求棄却
著作権侵害差止等請求事件
被告株式会社永野商店 原告日本放送協会
日本テレビ放送網株式会社
株式会社東京放送
株式会社フジテレビジョン
株式会社テレビ朝日
株式会社テレビ東京
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著作権法2条1項9号 著作権法2条1項7号 著作権法38条2項 著作権法2条5項
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[概要] 本件は,放送事業者であり,別紙放送目録記載1ないし7の各周波数で地上
波テレビジョン放送(以下,別紙放送目録記載1ないし7の放送を総称して
「本件放送」という。)を行っている原告らが,「まねきTV」という名称で,
被告と契約を締結した者がインターネット回線を通じてテレビ番組を視聴する
ことができるようにするサービス(以下「本件サービス」という。)を提供し
ている被告に対し,被告の提供する本件サービスが,本件放送について原告ら
が放送事業者として有する送信可能化権(著作隣接権。著作権法99条の2)
を侵害し,また,別紙著作物目録記載1ないし7の各著作物(以下,別紙著作
物目録記載1ないし7の番組を総称して「本件番組」という。)について原告
らが著作権者として有する公衆送信権(著作権。著作権法23条1項)を侵害
している旨主張して,著作権法112条1項に基づき,本件放送の送信可能化
行為及び本件番組の公衆送信行為の差止めを求めるとともに,民法709条,
著作権法114条2項に基づき,著作権及び著作隣接権の侵害による損害賠償
の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月19日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10323審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (クロマトグラフィーによる核酸混合物の精製分離法)
被告特許庁長官 原告キアゲン・ゲーエムベーハー
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,原告が特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを不服
として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,その取
消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月19日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)3174確認
著作権持分確認請求事件
被告日本心理テスト研究所株式会社
Y1辻本希世士 原告X1下田俊夫
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著作権法14条 著作権法12条1項
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[概要] 本件は,別紙著作物目録記載の著作物(YG性格検査の別紙質問項目目録記載の
計120問の質問項目全体。以下「本件質問項目」という )の共同著作者から著。
作権の共有持分を相続により承継取得したと主張する原告が,共同著作者性を争う
被告らとの間で,本件質問項目について100分の9の著作権の共有持分を有する
ことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月18日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)4876一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社トムスジャパン 原告ガボラトリーインク
A
両名
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商標法4条1項10号 商標法4条1項11号 商標法32条 不正競争防止法19条1項3号
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商標権 | 30回 | 侵害 | 13回 | 無効 | 11回 | 損害賠償 | 8回 |
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[概要] 1 訴訟の概要
(1) 原告会社の請求
ア 商標法に基づく請求
装飾された「G」の文字の上に王冠を配した構成から成る商標権を有する原告会
社が,被告に対し,同商標権に基づき,これと同一又は類似する標章の使用差止め
(商標法36条1項,37条1号 ,商品等の廃棄(商標法36条2項)並びに損)
害賠償金500万円及びこれに対する遅延損害金の支払(民法709条,商標法3
8条3項)を求めた。
イ 不正競争防止法に基づく請求
原告会社の販売するシルバーアクセサリー等の商品の立体的形状が商品等表示と
して周知であるとして,原告会社が,被告に対し,不正競争防止法2条1項1号に
基づき,これと同一又は類似する商品の譲渡等の差止め(同法3条1項 ,商品等)
の廃棄(同法3条2項)並びに損害賠償金500万円及びこれに対する遅延損害金
の支払(同法4条,5条3項1号)を求めた。
ウ 弁護士費用相当の損害賠償金の請求
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月18日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成20(ネ)10003控訴棄却
損害賠償等請求控訴事件
控訴人インターナショナル・レクティファイヤー・ 被控訴人新電元工業株式会社
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特許法29条 特許法70条
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[概要] 【略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月18日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10366審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ゲーム機における画像処理方法(ただし,出願時)
被告特許庁長官 原告株式会社SNKプレイモア
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特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ゲーム機における画像処理方法 (ただし,出願時」
の名称は「ゲーム機における画像処理方法及び当該方法を実行可能なプログラ
ムを記憶した記憶部 )とする後記特許につき株式会社エス・エヌ・ケイ(以」
下「訴外会社」という)が出願し,その後同社(破産管財人)から権利の譲渡
を受けて出願人としての地位を承継した原告が拒絶査定を受けたので,これを
, ,不服として審判請求をしたが 特許庁から請求不成立の審決を受けたことから
その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月16日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10244審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アンドリッツインコーポレーテッド
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特許法29条2項 特許法159条2項 特許法50条 特許法49条
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審決 | 56回 | 拒絶査定不服審判 | 5回 | 進歩性 | 4回 | 新規性 | 4回 |
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[概要] 本件は,原告がした後記特許出願(以下「本願」という。)に対し拒絶査定がさ
れたため,これを不服として審判請求をしたが,同請求は成り立たないとの審決が
されたため,その取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成20年6月12日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)5172請求棄却
損害賠償請求事件
被告Y1
Y2
Y3
Y4福西咲也子
ら 原告イープランニング株式会社
マテリアル有限会社川添圭
ら
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民法715条 民法719条 民法709条
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許諾 | 13回 | 損害賠償 | 12回 | ライセンス | 11回 | 侵害 | 4回 |
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[概要] 原告らは,①出会い系サイトを経営する原告イープランニングの元従業員
であったP1及び被告Y3は,原告イープランニング及び同じく出会い系サ
イトを経営する原告マテリアルから示され又は不正に取得した営業秘密であ
る顧客情報を,不正の利益を得る目的で出会い系サイトを経営する被告Y1
, ,並びにその従業員である被告Y2及び被告Y4に開示し 被告らは共謀の上
そのような不正開示行為又は不正取得行為がされたことを知って,上記顧客
情報を用いて出会い系サイトの営業活動を行った,②P1及び被告Y3は,
原告イープランニングの営業秘密である出会い系サイト用携帯電話サイト構
, , ,築のためのプログラムを不正に取得し 被告Y1 被告Y2及び被告Y4は
この不正取得行為がされたことを知って同プログラムを取得し,被告らは共
, ,謀の上 同プログラムを用いて出会い系サイトの営業活動を行ったと主張し
被告らに対して,次の不正競争防止法又は民法の各条項に基づいて損害賠償
を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10053審決取消訴訟
審決取消請求事件 (保形性を有する衣服)
被告三井化学株式会社 原告シー・コム株式会社
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特許法134条の2 特許法29条2項 特許法181条2項
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[概要] 1 手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「保形性を有する衣服」とする特許第37843
98号の特許(平成16年7月15日に特許出願した特願2004−20
8966号の一部を分割して,平成17年3月29日に新たな特許出願と
し〔甲9〕,平成18年3月24日に設定登録されたもの。請求項の数は
3である。以下,この特許を「本件特許」といい,本件特許の願書に添付
した特許請求の範囲,明細書及び図面〔いずれも登録時のもの〕を併せ
て「本件明細書」という場合がある。)の特許権者である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10410審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ハーベスト坂戸敦 原告株式会社ケントジャパン藤沢昭太郎
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商標法4条1項15号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は 「Kent」の文字を標準文字で表して成り,指定商品を第25類「履物」,
とする商標登録第4853874号商標(平成12年8月31日登録出願,平成1
7年2月21日登録査定,同年4月8日設定登録。以下「本件商標」という。)の商
標権者である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10273審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (スロツトマシンにおけるリール回転位置検出装置)
被告アルゼ株式会社 原告サミー株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が 「スロットマシンの回転リール装置」とする名称の発明につき,
特許を有していたところ,その請求項1及び2に係る発明についての特許を無効と
する旨の審決を受けたことから,その請求人である被告に対し,審決の取消しを求
めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10308審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (被覆硬質部材)
被告Y 原告日立ツール株式会社
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特許法36条4項 特許法29条1項3号 特許法36条6項1号 特許法36条5項1号
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[概要] 本件は,原告が 「被覆硬質部材」という名称の発明について特許権を有してい,
るところ,同特許を無効とする旨の審決を受けたことから,その請求人である被告
に対し,審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成20年6月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ワ)31919請求棄却
損害賠償等請求事件
被告B
株式会社講談社
株式会社テレビ朝日 原告A
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著作権法114条2項 著作権法112条
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[概要] 本件は,原告が,被告らに対し,被告書籍1及び2が,原告の著作権(複製権,
翻案権)を侵害すると主張して,著作権法112条に基づき当該書籍の販売等の差
止め及び在庫品の廃棄,民法709条に基づき損害賠償金及び遅延損害金の支払,
並びに著作権法115条(同一性保持権侵害)に基づき謝罪広告を求めた事案であ
る。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月11日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10110審決取消訴訟
審決取消請求事件 (椅子の背骨支持システム)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告兼
承継人X
被承継人(訴訟脱退者)Y
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告兼原告承継人(以下単に「原告」という )及び原告被承継人が,。
名称を「椅子の背骨支持システム」とする発明につき特許出願をして拒絶査定を受
け,これを不服として審判請求をしたところ,審判請求は成り立たないとの審決が
なされたため,同審決の取消しを求めた事案である。なお,原告被承継人が特許を
受ける権利の持分全部を原告に譲渡したことにより,原告被承継人に係る訴訟を原
告が承継し,原告被承継人は本件訴訟から脱退した。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年6月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成20(ワ)2149一部認容
商標権に基づく差止請求権不存在確認等請求事件
被告有限会社人と地球社 原告株式会社エコリカ岩原義則
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民法709条 商標法25条 不正競争防止法2条1項14号
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商標権 | 48回 | 侵害 | 37回 | 差止 | 12回 | 損害賠償 | 7回 |
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[概要] 1 請求原因
(1) 当事者
原告は,インクカートリッジのリサイクル事業を行っている株式会社であ
り,被告は,書籍の出版及びその販売等を目的とする有限会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月6日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)29704請求棄却
特許権侵害差止請求事件 (自動車の電気回路用配線材を追加する事による性能改善方法)
被告エーモン工業株式会社 原告A
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特許法29条2項 特許法101条4号 特許法101条3号 特許法102条3項
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[概要] 本件は,発明の名称を「自動車の電気回路用配線材を追加する事による性能
改善方法」とする特許権(特許番号第3296418号)を有する原告が,被
告による別紙物件目録記載の各製品(以下,別紙物件目録記載の各製品を,そ
れぞれに付された番号に従って「被告製品1」などといい,被告製品1ないし
5をまとめて「各被告製品」という。)の製造,販売行為は,上記特許権を直
接侵害する行為であるか,仮に直接侵害する行為ではないとしても,平成18
年法律第55号による改正前の特許法(以下「改正前特許法」という。)10
1条3号又は4号により,上記特許権を侵害するものとみなされると主張して,
特許法100条1項及び2項に基づき,各被告製品の製造,販売の差止め,並
びに各被告製品及びその半製品の廃棄を求め,民法709条,特許法102条
3項に基づき,平成15年4月から平成18年3月までの間に被告が製造,販
売した各被告製品に係る実施料相当額の損害,又は民法709条,特許法10
2条2項に基づき,上記期間に各被告製品の販売により被告が得た利益相当額
の損害の賠償を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月5日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10087控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件
控訴人株式会社タニタ 被控訴人株式会社オーワメディカル
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特許法17条の2 特許法100条1項
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[概要] (本判決においては,当事者,商品名,構成要件等の略称は原判決の用いた略称と同様の意
味で用いることとする )。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10373審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (熱伝導性シリコーンゴム組成物及びこの熱伝導性シリコーンゴム組成物によりなる放熱シート)
被告松下電工株式会社 原告富士高分子工業株式会社
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特許法36条6項1号 特許法36条4項 特許法29条1項3号
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審決 | 137回 | 実施 | 105回 | 新規性 | 49回 | 進歩性 | 12回 |
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[概要] 1 本件は,被告が有し発明の名称を「熱伝導性シリコーンゴム組成物及びこの
熱伝導性シリコーンゴム組成物によりなる放熱シート」とする後記特許第32
90127号の請求項1~5(以下,請求項毎に順に「本件特許発明1」等と
いう。)について,原告が無効審判請求をしたところ,特許庁が請求不成立の
審決をしたことから,原告がその取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年6月4日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10269審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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特許法29条2項
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[概要] 本件は,原告が,その特許出願についての拒絶査定に対する不服審判請求を成り
立たないとした審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月30日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10077控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人X 被控訴人株式会社日立製作所
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特許法35条 民法147条3号
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[概要] 1 事案の要旨
被控訴人(1審被告)の元従業員である控訴人(1審原告)は,平成19年
6月11日,被控訴人に対し,平成16年法律第79号による改正前の特許法
35条(以下,「特許法」という。)に基づき,控訴人が被控訴人に承継させ
た職務発明に係る特許権について,相当対価の一部として昭和61年実施分に
対応する617万2134円の支払を求めて訴えを提起した(訴状送達日は,
平成19年6月29日)。
原審は,控訴人が被控訴人から本件特許発明に係る特許を受ける権利の承継
の対価の一部として平成3年3月ころに6万6660円を受領した時から10
年経過後の平成13年3月ころに消滅時効が完成したことを理由として,控訴
人が支払を求めていた昭和61年実施分の相当対価の支払請求を棄却した。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月30日 東京地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)23787等請求棄却
損害賠償請求事件
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特許法102条3項 特許法29条2項
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[概要] 第1事件は,携帯電話機についての特許権を有する原告が,被告に対し,被
告の販売する別紙被告製品目録記載1の携帯電話機(以下「被告製品1」とい
う。)は,上記特許権に係る発明の技術的範囲に属するものであり,被告製品
1を販売する被告の行為は,上記特許権を侵害するものであるとして,民法7
09条及び特許法102条3項に基づき,平成18年2月22日から同年10
月22日までの間の被告製品1の販売に係る実施料相当額の損害の一部として
金1億円及びこれに対する不法行為の後の日である平成18年10月22日か
ら支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10300審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告株式会社安川電機 原告株式会社日立製作所
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特許法36条4項 特許法40条 特許法41条 特許法131条の2
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審決 | 98回 | 無効 | 52回 | 無効審判 | 11回 | 特許権 | 5回 |
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[概要] 1 本件は,原告が特許権者である特許第3231553号(発明の名称「イン
バータ制御装置の制御定数設定方法 ,原出願日 昭和61年5月9日,分割出」
願日 平成6年7月25日,発明の数2,以下「本件特許」という)の特許請
求の範囲第1項に記載された発明(以下「本件発明」という)について被告か
ら特許無効審判請求がなされたところ,特許庁が平成18年7月27日付けで
これを無効とする審決(第1次審決)をしたが,知的財産高等裁判所が平成1
8年11月29日,特許法181条2項に基づき上記審決を取り消す旨の決定
をしたため,特許庁において再びこれを審理し,平成19年7月18日,原告
からの訂正請求を認めないとした上,再び上記発明についての特許を無効とす
る旨の審決(第2次審決,以下「本件審決」ということがある)をしたことか
ら,これに不服の原告が第2次審決の取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成18(行ケ)10563審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告太陽インキ製造株式会社 原告タムラ化研株式会社
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特許法134条2項 特許法17条2項 特許法29条の2 特許法180条の2
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[概要] 被告の有する下記1(1)の特許(以下「本件特許」という )に係る明細書(ただ。
し,平成9年7月17日付け手続補正書による補正後のもの。以下「本件明細書」
という )における特許請求の範囲第1項及び第22項の発明について,原告が無。
, ( 「 」効審判請求をしたところ 特許庁は本件特許を無効とする旨の審決 以下 前審決
。) , ( 「 」 。)という をしたため 被告が同審決の取消しを求める訴え 以下 前訴 という
を提起したが,その後,被告が訂正審判請求をしたことから,知的財産高等裁判所
は前審決を取り消す旨の決定をした。
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商標権
平成20年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10428審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社ショップエンドショップス 原告株式会社ケントジャパン
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商標法4条1項15号 商標法4条1項11号 商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
(1) 被告は,登録第4766118号商標(甲1,別紙「商標目録」,以下
「本件商標」という。)に係る商標権者である。本件商標は,「Kent
Family」と欧文字で横書きをしたものであり,平成15年2月26日
にその登録出願がされ,第18類「かばん金具,がま口口金,皮革製包装用
容器,愛玩動物用被服類,かばん類,袋物,携帯用化粧道具入れ,傘,ステ
ッキ,つえ,つえ金具,つえの柄,乗馬用具,皮革」及び第25類「被服,
ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運
動用特殊衣服,運動用特殊靴」を指定商品として,同16年3月9日にその
登録査定がされ(甲2),同年4月23日にその設定登録(以下「本件商標
登録」という。)がされたものである。
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特許権
平成20年5月29日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成18(ワ)8725一部認容
特許権等侵害差止請求事件
被告ウエダ産業株式会社 原告X
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特許法101条1号 特許法102条3項 民事訴訟法224条3項 特許法105条1項
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[概要] 本件は,廃材用切断装置について2つの特許権(後記の本件特許権1及び2)
並びに木製廃材切断機用刃について意匠権を有する原告が,1)被告の製造販売す
る廃材用切断機(後記のハ号物件)は,原告の本件特許権1及び2に係る特許発
明の技術的範囲に属し,その製造販売等の行為は,原告の本件特許権1及び2を
侵害する,2)被告の製造販売する別の2つの廃材用切断機(後記のイ号物件及び
ロ号物件)は,パワーショベルに取り付けた状態で,原告の本件特許権2に係る
特許発明の技術的範囲に属し,かつ上記特許発明に係る物である廃材用切断装置
の生産にのみ用いる物であるから,その製造販売等の行為は,特許法101条1
号により,原告の本件特許権2を間接侵害する,3)被告の製造販売する廃材切断
機用刃に係る意匠は,上記意匠権に係る意匠と類似し,その製造販売等の行為は,
原告の意匠権を侵害するとして,上記の2つの特許権(本件特許権1及び2)並
びに意匠権に基づき,被告に対し,被告が製造販売する上記の廃材用切断機(イ
号物件,ロ号物件,ハ号物件)及びその刃につき,①製造販売等の差止め,②特
許権及び意匠権の侵害による損害賠償金3000万円の支払(内金請求。遅延損
害金は訴状送達の日の翌日である平成18年12月21日から支払済みまで民法
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10260審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告Y
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特許法44条1項 特許法29条2項
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[概要] 1 本件は,亡Xが後記特許の出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これ
を不服として審判請求をしたが,特許庁が請求不成立の審決をしたことから,
亡Xの母であり唯一の相続人である原告が,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10041審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告全国農業協同組合連合会 原告X
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商標法4条1項10号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,「岩手春みどり」の文字を標準文字で表してなる登録第48471
62号の商標(指定商品:第31類岩手県産キャベツ,平成16年6月8日出
願,平成17年3月18日登録,以下「本件商標」という。)の商標権者であ
る(乙1,2)。
被告は,平成18年10月18日,無効審判請求(無効2006−8915
0号事件)をし,これに対し,特許庁は,平成19年12月28日,「登録第
4847162号の登録を無効とする。」との審決をした。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成19(ネ)10037請求棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人(以下「被告」という。) 被控訴人(以下「原告」という。)
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民法709条 特許法2条1項
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[概要] 原告は,以下のとおり主張して,被告に対して損害賠償の請求をした。すな
わち,原告は,株式会社環境保全サービス(以下「環境保全サービス」とい
う。)と高知大学との共同研究契約に基づく研究の過程で発明をしたところ,
被告が,環境保全サービス及び原告に無断で,自らを発明者として第三者に特
許を受ける権利を譲渡し,当該第三者に特許出願させたこと,上記発明が自己
の研究成果であるかのように偽って文部科学省に助成金の交付申請をしたこと,
及び学術団体から学術賞を受賞するよう仕向けたことにより,原告の発明者名
誉権,名誉権及び名誉感情を侵害したと主張して,原告が被告に対し,民法7
09条,710条の不法行為に基づく損害賠償請求として1000万円及びそ
れに対する平成17年7月11日から支払済みまで年5分の割合による金員の
支払を求めて本訴提起した。原審は,上記原告の請求を100万円の限度で
(本件出願についての発明者名誉権侵害の不法行為につき70万円,助成金申
請の申請書における虚偽記載による名誉感情を侵害した不法行為につき30万
円)を認容した。本件は,上記判決に対して被告が控訴した事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告アルゼ株式会社
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[概要]
▶判決の詳細
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特許権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成20(行ケ)10028審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (調理レンジ)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
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特許法17条の2 特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成2年3月26日に特許出願した特願平2−77503号(以
下「原出願」という。)の一部を分割して,平成13年3月30日に新たな
特許出願とした特願2001−100858号の一部を更に分割して平成1
5年9月5日に新たな特許出願とした特願2003−314363号の一部
を更に分割して,発明の名称を「調理レンジ」とする発明について平成17
年7月19日に新たな特許出願(特願2005−208115号。以下「本
願」という。)をした。特許庁は,平成19年3月28日付けで拒絶査定を
した。原告は,平成19年5月1日,これを不服として審判請求(不服20
07−15308号事件)をし,同年5月29日,本願の願書に添付した特
許請求の範囲及び明細書の記載を補正する手続補正をした(以下,補正後の
特許請求の範囲及び明細書を「本願特許請求の範囲」及び「本願明細書」と
それぞれいう。)。特許庁は,審理の結果,平成19年12月11日,「本
件審判の請求は,成り立たない。」との審決(以下「審決」という。)を
し,平成20年1月9日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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商標権
平成20年5月29日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成19(行ケ)10215審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ザコカ・コーラカンパニー
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 不正競争防止法2条1項1号 商標法4条1項18号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成15年7月2日,別紙商標目録に示すとおりの構成からなる
立体商標(以下「本願商標」という。)について,指定商品を第32類「ビ
ール,清涼飲料,果実飲料,ビール製造用ホップエキス,乳清飲料,飲料用
野菜ジュース」として,商標登録出願(商願2003−55134号。以
下「本願」という。)をしたが,平成16年10月22日付けの拒絶査定を
受けたので,平成17年1月31日,これを不服として審判を請求し(不服
2005−1651号事件),同年11月25日,指定商品を第32類「コ
ーラ飲料」に補正する手続補正をした。特許庁は,平成19年2月6日,「
本件審判の請求は,成り立たない。」との審決(附加期間90日。以下「審
決」という。)をし,同月20日,その謄本を原告に送達した。
▶判決の詳細
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