権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10055審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (リチウム金属分散系である二次電池用アノード)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告エフエムシー・コーポレイション
|
特許法17条の2 特許法29条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「リチウム金属分散系である二次電池用アノード」と
する発明につき,平成13年12月25日(パリ条約による優先権主張200
0年12月22日,米国),特許を出願(以下「本件出願」という。)し,平
成16年2月2日付け手続補正書により補正を行ったが,同年6月15日付け
の拒絶査定を受けたため,同年9月16日,審判を請求し,同年10月18日
付け手続補正書を提出した(以下,審決と同様に「本件補正」という。)。
特許庁は,上記審判請求を不服2004−19173号事件として審理した
結果,平成18年10月3日,本件補正を却下した上,「本件審判の請求は,
成り立たない。」との審決をし,同月13日,審決の謄本が原告に送達された。
2 特許請求の範囲
平成16年2月2日付け手続補正書(甲第5号証)による補正後の本件出願
の請求項1ないし4及び19(請求項は全部で30項である。)は,次のとお
りである(以下,上記の補正後の明細書を「本願明細書」という。)。
【請求項1】二次電池用に製作されたアノードであって,電気化学システム内
▶判決の詳細
|
実用新案権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10029審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (使捨ておむつ)
被告大王製紙株式会社 原告王子製紙株式会社
|
実用新案法37条1項1号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,考案の名称を「使捨ておむつ」とする実用新案登録第251142
8号(平成2年7月11日出願,平成8年7月9日設定登録。以下「本件実用
新案登録」という。)の実用新案権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10541審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (物流情報管理システム)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社トモネットサービス
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「物流情報管理システム」とする発明につき,平成
11年3月19日,特許を出願(以下「本件出願」という。)し,平成15
年11月17日付け手続補正書により補正を行ったが,平成16年5月14日
付けの拒絶査定を受けたため,同年6月17日,審判を請求した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10429審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (集積回路の製造方法と,この方法により製造された集積回路)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告コーニンクレッカフィリップスエレクトロニクスエヌヴィ
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「集積回路の製造方法と,この方法により製造された
集積回路」とする発明につき,平成5年10月7日(パリ条約による優先権主
張1992年10月7日,オランダ),特許を出願(以下「本件出願」とい
う。)したが,平成16年4月6日付けの拒絶査定を受けたため,同年7月7
日,審判請求をし,同年8月6日付け手続補正書を提出して,手続補正(以下
「本件補正」という。)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10257審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (眼鏡レンズ)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告カールツァイススティフツング
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「眼鏡レンズ」とする発明につき,平成5年3月19
日(パリ条約による優先権主張1992年3月27日,ドイツ),特許を出願
し(以下「本件出願」という。),平成14年5月17日付け及び平成15年
3月25日付け手続補正書により補正を行ったが,同年6月18日付けの拒絶
査定を受けたため,同年9月16日,審判を請求した。
▶判決の詳細
|
商標権
平成20年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)19106一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告ガボールインコーポレーテッドユーエスエー 原告ガボラトリーインク
|
不正競争防止法2条1項14号 民事訴訟法61条 民事訴訟法159条3項
|
|
|
[概要] 別紙訴状(全文訂正)写記載のとおり
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)29359一部認容
著作権確認等請求事件
被告株式会社テレマン・コミュニケーションズ 原告エンドレス株式会社
|
著作権法2条1項1号 民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 1 訴訟の概要
本件は,原告が,被告に対し,被告が原告に無断で,原告が開発したプログラム
を組み込んだ娯楽機器を第三者に利用許諾して対価を得たとして,同プログラム及
びこれにより画面表示されるイラストや文章等の著作権が原告に帰属することの確
認を求めるとともに,不当利得返還請求権に基づいて,悪意の不当利得金6000
万円の返還及びこれに対する受益の日の翌日である平成15年5月3日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による法定利息金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
不正競争
平成20年2月27日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)21248請求棄却
損害賠償請求事件
被告甲野一郎
乙野二郎
丙野三郎
丁野四郎 原告株式会社プリズム
|
不正競争防止法5条2項 不正競争防止法2条1項4号
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,その従業員であった被告乙野二郎(以下「被告乙野」とい
う。),被告丙野三郎(以下「被告丙野」という。)及び被告丁野四郎(以下
「被告丁野」という)並びに原告と業務請負契約を締結していた被告甲野一郎
(以下「被告甲野」という。)に対して,被告らは,原告の営業秘密を,不正
の競業その他の不正の利益を得る目的で,第三者に開示したところ,同行為は,
不正競争防止法2条1項4号又は7号の不正競争行為に該当し,原告は,被告
らの上記行為により1000万円の損害を被ったとして,不正競争防止法4条
に基づき,上記損害金及びこれに対する本訴状送達日の翌日から支払済みに至
るまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の連帯支払を求めるとともに,
選択的に,被告らの上記行為は,雇用契約の付随義務として負担する秘密保持
義務の違反(被告乙野,同丙野及び同丁野について)又は機密保持契約の締結
によって負担した秘密保持義務の違反(被告丙野及び被告甲野について)に該
当するとして,債務不履行に基づく損害賠償請求として,上記の損害金及び遅
延損害金の連帯支払を求めている事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10255審決取消訴訟
審決取消請求事件
被告Y 原告株式会社九州パイリング
|
|
|
|
[概要] 本件は,被告の有する下記1(1)の特許(以下「本件特許」という )に係る請求。
項1及び2(以下,各請求項に係る発明を請求項番号に対応させて「本件発明1」
, 「 」 。 , 。)などといい 両発明について 本件発明 という なお 請求項は全3項である
について,原告が,同1(2)のとおり,無効審判請求をしたところ,特許庁は 「本,
件審判の請求は,成り立たない 」との審決をしたため,その取消しを求める事案。
である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成20年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)12770一部認容
損害賠償等請求事件
被告株式会社クォードコーポレーション 原告ブラゲルインターナショナル
|
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告に対し,被告が別紙被告標章目録1又は2記載の標章が
, ,付されたブラジャーを販売 展示する行為が原告の商標権を侵害すると主張して
商標権に基づき,ブラジャーの販売等の差止め及び廃棄と,損害賠償367万6
407円及びこれに対する遅延損害金(不法行為の後の日である平成19年5月
29日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によるもの)の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年2月26日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)15231一部認容
著作権侵害行為差止等請求事件
被告国 原告A
|
|
|
|
[概要] 本件は,被告の機関である社会保険庁の職員が,ジャーナリストである原告の
著作物である雑誌記事を,社会保険庁LANシステム中の電子掲示板システムの
中にある新聞報道等掲示板にそのまま掲載し,原告の複製権又は公衆送信権を侵
害したとして,原告が,被告に対し,上記複製権又は公衆送信権侵害を選択的請
求原因として,同掲載記事の削除及び原告のすべての著作物についての掲載の予
防的差止め並びに損害賠償374万円(不法行為日の後である平成19年4月1
7日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金を含む )の支。
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
その他
平成20年2月25日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(ネ)10072控訴棄却
肖像権に基づく使用許諾権不存在確認請求控訴事件
|
民法90条 民法92条
|
許諾 | 243回 | ライセンス | 72回 | 無効 | 35回 | 実施 | 12回 |
|
|
[概要] 【以下,略称は原判決の例による。】
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月22日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)23460却下
損害賠償請求事件
被告住友石炭鉱業株式会社 原告株式会社イー・ピー・ルーム
|
民事訴訟法61条
|
|
|
[概要] 本件は,被告が,原告作成に係る放電プラズマ焼結機の部品図から,原告代
表者名である「A」の署名(以下「原告の署名」という。)部分を切除し,こ
れを原告が作成した放電プラズマ焼結機の設計図に貼り付けた行為が私文書偽
造に当たり,不法行為が成立すると主張して,原告が,被告に対し,不法行為
に基づく損害賠償請求として,10万円及びこれに対する遅延損害金を支払う
よう請求する事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10538審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (祭用地下たび)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告株式会社力王
|
特許法159条2項 特許法29条2項
|
審決 | 65回 | 刊行物 | 36回 | 進歩性 | 3回 | 拒絶査定不服審判 | 2回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 原告は,平成13年5月11日,発明の名称を「祭用地下たび」とする発明1
について特許出願(特願2001-141413号,優先権主張平成12年5月3
0日)をした(甲1)が,本件出願に対し,平成15年8月1日付けで拒絶理由通
知(甲3)を受けた。
( ) 原告は,同年10月10日付けの手続補正書による補正(甲9。以下「本件2
補正」という。)をするとともに,同日付けで意見書(甲10)を提出したが,平
成16年2月16日付けで拒絶査定(甲11)を受けたので,同年3月23日,拒
絶査定不服の審判請求(甲12)をした。
▶判決の詳細
|
その他
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ネ)10061控訴棄却
特許権譲渡対価請求控訴事件
控訴人・被
(以下「1審原告」という。)
・被
(以下「1審被告」という。)
|
特許法35条4項 特許法35条3項
|
|
|
[概要] 本件は,1審被告の従業員であった1審原告が,1審被告に対し,「光電面
及びその形成方法」についての特許権(日本国特許権,米国特許権,ヨーロッ
パ(ドイツ,イギリス,フランス)特許権,中国特許権及び韓国特許権)に係
る発明につき,1審被告在職中に単独で発明したものと主張して,特許法35
条3項(平成16年法律第79号による改正前のもの。米国特許権,ヨーロッ
パ特許権,中国特許権及び韓国特許権については,同項の類推適用)に基づい
て相当の対価の支払を受ける権利の一部請求として5000万円及びこれに対
する訴状送達の日の翌日以降の遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10176審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (眼鏡レンズの供給システム)
被告HOYA株式会社 原告東海光学株式会社
|
特許法181条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,平成4年9月24日にした特許出願(特願平4−255018
号。以下「原出願1」という。)の一部を分割して平成12年3月29日に
特許出願(特願2000−91821号。以下「原出願2」という。)を
し,更にその一部を分割して,平成15年5月7日に発明の名称を「眼鏡レ
ンズの供給システム」とする発明につき特許出願(特願2003−1288
94号。以下「本件出願」という。)をし,平成16年4月23日,特許第
3548569号として特許権の設定登録(設定登録時の請求項の数1。以
下,この特許を「本件特許」という。)を受けた。
これに対し原告から本件特許について無効審判請求(無効2005−80
164号)がされ,特許庁は,平成18年2月10日,「特許第35485
69号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以
下「第1審決」という。)をした。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10324審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官 原告エルメスセリエ
|
意匠法3条1項3号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成16年8月13日,別紙審決書写し添付の別紙第1記載の意
匠(優先権主張2004年3月5日。以下「本願意匠」という。)につい
て,意匠に係る物品を「ハンドバッグ」として意匠登録出願(意願2004
−24357号)をし,特許庁は,平成17年8月10日,拒絶査定をし
た。
原告は,これを不服として審判請求(不服2005−21907号)をし
たが,特許庁は,平成19年4月13日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決をし,その謄本は,同年5月28日,原告に送達された。
2 審決の内容
別紙審決書写し記載のとおりである。要するに,本願意匠は,別紙審決書
写し添付の別紙第2記載の国際事務局意匠公報(2000年5月31日発
行)所載の登録番号「DM/050 964」のハンドバッグの意匠(意匠
課公知資料番号第HH14518592号。以下「引用意匠」という。)
と,意匠に係る物品が一致し,形態においても共通点が差異点を凌駕し,意
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10175審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (眼鏡レンズの供給システム)
被告HOYA株式会社 原告東海光学株式会社
|
特許法134条の3 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,平成4年9月24日にした特許出願(特願平4−255018
号。以下「原出願1」という。)の一部を分割して平成12年3月29日に
特許出願(特願2000−91821号。以下「原出願2」という。)を
し,更にその一部を分割して,平成15年5月7日に発明の名称を「眼鏡レ
ンズの供給システム」とする発明につき特許出願(特願2003−1288
89号。以下「本件出願」という。)をし,同年12月12日,特許第35
02383号として特許権の設定登録(設定登録時の請求項の数1。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた。
これに対し原告から本件特許について無効審判請求(無効2005−80
162号)がされ,特許庁は,平成18年2月10日,「特許第35023
83号の請求項1に係る発明についての特許を無効とする。」との審決(以
下「第1次審決」という。)をした。
▶判決の詳細
|
商標権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10230審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告エヌユーケイオートパーツ 原告ルークラメレンウントクツプコマンディートゲゼルシャフト
|
商標法4条1項11号
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
( ) 被告は,平成16年2月5日に登録出願され,同年9月10日に設定登1
録された登録第4802490号商標(以下「本件商標」という )の商標。
権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10562審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (遺影写真の表示方法,遺影写真システム,及び遺影写真の処理方法)
被告株式会社みづま 原告アスコテクニカ株式会社
|
特許法29条2項 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,発明の名称を「遺影写真の表示方法,遺影写真システム,及び遺影
写真の処理方法」とする特許第3323861号(平成13年2月8日出願,
平成14年6月28日設定登録。以下 「本件特許」という )の特許権者で, 。
ある。
被告は,平成17年8月22日,本件特許のうち請求項1ないし7の発明に
係る特許を無効にすることについて審判の請求(無効2005−80252号
事件)をした。特許庁は,平成18年4月20日,特許第3323861号の
請求項1ないし7に係る発明についての特許を無効とするとの審決(以下「第
一審決」という)をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10439審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (インクタンクおよびインクタンクホルダ)
被告Y1
Y2
ら 原告キヤノン株式会社
|
特許法134条の2 特許法29条2項 特許法181条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「インクタンクおよびインクタンクホルダ」とする特
許第2801149号(平成6年8月24日出願,平成10年7月10日設定
登録。以下「本件特許」という。請求項の数は44である )の特許権者であ。
る。
被告らは,平成16年9月29日,本件特許のうち,請求項1及び6に係る
発明についての特許を無効とすることについて審判の請求をし,無効2004
−80168号事件として特許庁に係属した。原告は,同審判手続において,
, ( 「 」 。) ,同年12月20日 訂正請求 以下 第1回訂正請求 という を行ったが
特許庁は,平成17年7月6日に,特許第2801149号の請求項1及び6
に係る発明についての特許を無効とする旨の審決をした(以下「第1次審決」
という 。。)
原告は,平成17年8月15日に第1次審決について取消訴訟(当庁平成1
7年(行ケ)第10636号)を提起するとともに,同年9月30日に訂正審
判(訂正2005−39174)を請求したところ,知的財産高等裁判所は,
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成17(行ケ)10506審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (誘電体バリア放電ランプ,および照射装置)
被告ウシオ電機株式会社 原告日本電池株式会社承継人パワーサプライ
|
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
被告は,発明の名称を「誘電体バリア放電ランプ,および照射装置」とする
特許第3346291号(平成10年7月31日特許出願(以下「本件出願」
という ,平成14年9月6日設定登録。以下「本件特許」という。請求項。)
の数は2である )の特許権者である(以下,設定登録時明細書及び図面(甲。
2)を併せて「本件明細書」という 。。)
原告が,平成16年9月22日,本件特許の請求項1及び2に係る発明につ
いての特許を無効とすることを求めて,審判請求(無効2004−80158
号事件)をしたところ,特許庁は,平成17年4月19日に 「本件審判の請,
求は成り立たない 」との審決(以下「審決」という )をした。。 。
2 特許請求の範囲
本件明細書の特許請求の範囲請求項1及び2の記載は 次のとおりである 以, (
下「本件発明1 「本件発明2」といい,これらを併せて「本件発明」とい」,
うことがある 。。)
【請求項1 「石英ガラスからなる放電容器の内部に誘電体バリア放電によって】
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10161審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (ネットワークに接続するコンピュータに全数字コードを用いてアドレスを割り当てる方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告X
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,発明の名称を「ネットワークに接続するコンピュータに全数字コー
ドを用いてアドレスを割り当てる方法」とする発明について,1999年(平
成11年 10月25日 優先権主張:1998年12月4日 中国 国際特) ( , ),
許出願(特願2000−587275号。以下「本願」という )をした。。
その後,原告は,平成16年5月25日付けの手続補正書により,本願に係
る明細書の特許請求の範囲の記載を補正する手続補正をしたが,同年6月11
日付けの拒絶査定を受けたので,同年9月14日,これに対する不服の審判を
請求し 不服2004−18980号事件 更に同年10月14日付けの手続( ),
補正書により,上記明細書の特許請求の範囲の記載を補正(以下,この補正を
「本件補正」という )する手続補正をした。。
, , , ,特許庁は 審理の結果 平成18年12月18日 本件補正を却下した上で
「 , 。」 ( 。 「 」本件審判の請求は 成り立たない との審決 附加期間90日 以下 審決
という )をし,平成19年1月9日,その謄本を原告に送達した。。
2 特許請求の範囲
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10242審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告大王製紙株式会社
|
特許法126条1項 特許法126条5項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は 発明の名称を 紙おむつ とする特許第3009482号の特許 平, 「 」 (
成2年12月27日出願,平成11年12月3日設定登録。以下「本件特許」
という。登録時の請求項の数は3である。なお,本件特許に係る明細書は,出
願後,設定登録までの間に,平成4年1月22日付け手続補正書,平成9年1
2月25日付け手続補正書及び平成11年3月29日付け手続補正書により,
その記載が補正された )の特許権者である。。
原告は,平成18年11月27日,本件特許に係る明細書の記載を訂正(以
, 「 」 , ,下 この訂正を 本件訂正 といい 本件訂正前後の各明細書を図面と併せて
それぞれ「訂正前明細書 「訂正明細書」という。なお,本件訂正では,請求」,
項2が削除され 請求項3が請求項2に繰り上げられている することについ, 。)
て審判を請求した(訂正2006−39189号事件 。)
特許庁は 審理の結果 平成19年5月28日 本件審判の請求は 成り立, , ,「 ,
たない 」との審決(以下「審決」という )をし,同年6月7日,その謄本を。 。
原告に送達した。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月20日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)24193一部認容
補償金請求事件
被告NECトーキン株式会社 原告甲
|
特許法73条2項 特許法29条の2 特許法35条3項 特許法41条
|
実施 | 57回 | 許諾 | 11回 | 特許権 | 10回 | 職務発明 | 6回 |
|
|
[概要] 本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,被告在職中に他の従業
員と共同でした職務発明に係る特許を受ける権利について,その共有持分を被
告に承継させたとして,平成16年法律第79号による改正前の特許法35条
3項に基づき,上記の承継の相当の対価として,51億1200万円の一部で
ある10億円及び内金1億円に対する訴状送達の日の翌日である平成18年1
1月22日から,内金4億円に対する平成19年7月31日付け「訴変更の申
立書」の送達の日の翌日である同年8月2日から,内金5億円に対する同年1
0月18日付け「訴変更の申立書」の送達の日の翌日である同月23日から,
それぞれ支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求め
ている事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成20年2月19日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)1972請求棄却
意匠権侵害差止等請求事件
被告株式会社樋口製作所 原告越後商事株式会社
|
意匠法3条2項 意匠法39条2項 意匠法24条2項
|
|
|
[概要] 本件は,バケット先端装着具に係る意匠権を有する原告が,被告に対し,被告
の製造販売するバケット先端装着具が原告の意匠権を侵害すると主張して,意匠
権に基づき,同バケット先端装着具の製造販売等行為の差止め及び廃棄と,損害
賠償1335万6000円及びこれに対する遅延損害金(不法行為の後の日であ
る平成19年2月24日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によるもの)
の支払を求めた事案である。被告は,意匠権侵害を否定するとともに,原告の意
匠登録の無効を主張している。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月18日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)8836請求棄却
不当利得金返還請求事件
被告株式会社多川商事 原告株式会社サンライト
株式会社マルフク
|
特許法103条
|
|
|
[概要] 原告らは被告との間で,被告が有する特許権等について通常実施権許諾契約を
締結していた株式会社(原告サンライトは契約時点では有限会社)である。原告
らは,原告らの製品である発光ブロックないしその改良前製品である他社の発光
タイルが上記特許権の技術的範囲に属すると誤認して上記通常実施権許諾契約を
締結したものであるが,実際には抵触していなかったことを前提とし,同契約は,
①被告が虚偽の説明をしたため誤認したことにより締結したものであるから詐欺
により取り消した,②要素の錯誤により無効である,として同契約により通常実
施料及び経常実施料として支払った金額の不当利得金返還及びこれに対する遅延
損害金支払を請求する訴訟である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年2月15日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)15359一部認容
損害賠償等請求事件
被告B
株式会社汐文社 原告A
|
著作権法114条3項 著作権法114条2項 著作権法112条1項 著作権法115条
|
|
|
[概要] 本件は,別紙書籍目録記載1の書籍(以下「本件書籍」という。)が原告と
被告Bとの共同著作物であるにもかかわらず,被告らが,本件書籍を複製ない
し翻案した同目録記載2の書籍(以下「被告書籍」という。)を原告に無断で
制作,発行したとして,原告が,①被告らに対し,共同不法行為に基づき,原
告の本件書籍に関する著作権(複製権,翻案権又は譲渡権)の侵害に基づく損
害賠償及び著作者人格権(同一性保持権及び氏名表示権)の侵害に基づく慰謝
料を,②被告らに対し,著作権法115条に基づき,本件書籍に関する原告の
著作者人格権の侵害に伴う名誉回復措置として謝罪広告の掲載を,③被告らに
対し,著作権法112条1項に基づき,被告書籍の複製,頒布の差止めを,④
被告汐文社に対し,著作権法112条2項に基づき,被告書籍の廃棄を,それ
ぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10490審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (クローン化グルタミン酸デカルボキシラーゼ)
被告特許庁長官 原告ザ・レジェンツ・オブ・ザ・ユニバー
|
特許法29条2項 特許法184条の4
|
|
|
[概要] 本件は,米国法人である原告が国際特許出願の方法により名称を「クローン
化グルタミン酸デカルボキシラーゼ」(CLONED GLUTAMIC ACID DECARBOXYLASE
)とする発明につき特許出願をしたところ,拒絶査定を受けたので,これを不
服として審判請求をしたが,特許庁から請求不成立の審決を受けたので,その
取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年2月12日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
|
平成19(ネ)10079控訴棄却
著作権侵害差止等請求控訴事件
控訴人X
株式会社マネジメント社 被控訴人Y
|
|
|
|
[概要] 1 事案の要旨
本件は,控訴人らが,被控訴人に対し,被控訴人が執筆した原判決別紙被告書籍
目録記載の書籍(被告書籍)が,控訴人らが著作権,出版権を有する書籍等を複製
又は翻案しているものであるとして,控訴人Xが著作権に基づき,控訴人株式会社
マネジメント社が出版権に基づき,被告書籍の販売等差止め及び廃棄,損害賠償並
びに謝罪広告の掲載を求めた事案であり,原判決が,被告書籍の一部について,控
訴人らが著作権等を有する書籍等の複製又は翻案があるなどとして,被告書籍の販
売等の差止め,侵害部分等の廃棄及び損害賠償請求の一部を認容し,謝罪広告の掲
載請求を棄却するなどしたところ,控訴人らが,原判決が認めた部分以外にも,被
告書籍中には,控訴人らが著作権等を有する書籍等の複製又は翻案があるなどと主
張して,控訴人らの敗訴部分の判断を争っている事案である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月12日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10455審決取消訴訟一部認容
審決取消請求事件 (安定な低抵抗コンタクト)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告アドバンスト・マイクロ・デテッド
|
特許法29条2項 特許法123条1項 特許法134条の2 特許法135条
|
刊行物 | 71回 | 審決 | 70回 | 無効 | 42回 | 訂正審判 | 25回 |
|
|
[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
(1) 原告は,発明の名称を「安定な低抵抗コンタクト」とする特許第264
5345号(昭和63年2月17日出願,優先権主張日1987年(昭和6
2年)2月19日(米国),平成9年5月9日設定登録。以下「本件特許」
という。)の特許の特許権者である。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年2月7日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10369審決取消訴訟
審決取消請求事件 (車間距離保持不足違反の違反証拠作成システムとその車間距離の測定方法)
被告株式会社測研 原告パルシステム株式会社
|
特許法123条2項 特許法123条1項6号 特許法38条 特許法2条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
本件は,原告が特許権者である被告を相手方(被請求人)として特許無効審判の
申立てをしたが,請求不成立の審決を受けたので,その審決の取消しを求めている
事案である。
▶判決の詳細
|
商標権
平成20年2月7日 大阪地方裁判所
▶概要
|
平成19(ワ)3024一部認容
商標権侵害差止等請求事件
被告株式会社フランドル福山洋子 原告ヴイグ株式会社福田あや子
|
商標法38条2項 不正競争防止法5条3項1号 特許法105条の3 商標法2条3項8号
|
|
|
[概要] 本件は,後記商標権を有して,後記登録商標を自己の商品等表示として使用
する原告が,①被告が使用する後記被告標章は原告の登録商標と類似する(商
) ,標権侵害 ,②後記登録商標は原告の商品等表示として周知性を有するところ
被告が使用する後記被告標章は原告の登録商標と類似し,原告の商品と誤認混
同を生じさせるおそれがある(不正競争防止法2条1項1号)と主張して,被
告に対し,(1)商標法36条1項又は不正競争防止法3条1項に基づき後記被
告標章を洋服等に付すること等の差止め(請求の趣旨1項及び2項 ,②商標)
法36条2項又は不正競争防止法3条2項に基づき後記標章を付した商品等か
らの後記被告標章の抹消等(請求の趣旨3項 ,③商標権侵害の不法行為又は)
不正競争防止法4条に基づく1億5000万円の損害賠償及びこれに対する平
成19年3月27日(本件訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法所定の
年5分の割合による遅延損害金の支払を請求した事案である(商標権侵害に基
づく請求と不正競争防止法に基づく請求は,選択的併合の関係にある 。。)
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成18(ワ)13803一部認容
損害賠償請求事件
被告乙 原告甲
|
著作権法2条1項1号 著作権法27条 著作権法21条 著作権法114条2項
|
|
|
[概要] 本件は,原告が,被告が執筆して出版された書籍において,原告が創作した
12問のパズル(別紙パズル目録の原告パズルAないしL。以下,その符号に
従い「原告パズルA」などといい,総称して「原告各パズル」という )が複。
, ,製又は翻案されるとともに 氏名表示権及び同一性保持権が侵害されたとして
被告に対し,著作権侵害に基づく損害賠償金86万9539円(複製権侵害又
は翻案権侵害に基づく財産的損害46万9539円並びに氏名表示権侵害及び
同一性保持権侵害に基づく慰謝料40万円)及びこれに対する遅延損害金の支
払を求める事案である。
▶判決の詳細
|
意匠権
平成20年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10388審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告株式会社コスモレーザサイエンス 原告株式会社日興インターナショナル
|
意匠法24条 意匠法3条1項3号 意匠法3条1項1号 意匠法3条1項2号
|
刊行物 | 53回 | 審決 | 47回 | 無効 | 21回 | 無効審判 | 3回 |
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,意匠に係る物品を「発光ダイオード付き商品陳列台」とする登録第11
94646号意匠(別紙第1表示の意匠。平成14年12月13日出願〔以下「本
件出願日」という。〕,平成15年11月28日設定登録。以下「本件登録意匠」
という。)の意匠権者である(甲2)。
被告は,平成17年4月27日,本件登録意匠を無効とすることについて審判の
請求をし,無効2005−88008号事件として特許庁に係属したところ,特許
庁は,本件無効審判請求について審理した結果,平成18年7月19日,「登録第
1194646号の登録を無効とする。」との審決をし,同月31日,その謄本を
原告に送達した。
▶判決の詳細
|
著作権
平成20年1月31日 東京地方裁判所
▶概要
|
平成17(ワ)16218一部認容
損害賠償請求事件
被告国 原告株式会社富士不動産鑑定事務所
A
B
|
著作権法114条3項 著作権法38条4項 著作権法28条 民法724条
|
|
|
[概要] 本件は,別紙著作権一覧表(以下「別紙一覧表」という )1ないし120。
記載の各土地宝典(以下,まとめて「本件土地宝典」という )に係る各著作。
権を譲り受けた原告らが,被告に対し,遅くとも昭和55年から,不動産関係
業者等をはじめとする不特定多数の第三者が,業務上の利用目的をもって,同
一覧表記載の各法務局(支局,出張所を含む。以下同じ )に備え置かれた本。
件土地宝典の貸出を受けて,各法務局内に設置されたコインコピー機により無
断複製行為を繰り返していたことは,被告において本件土地宝典を各法務局に
, ,備え置いて利用者に貸し出すとともに 各法務局内にコインコピー機を設置し
当該コインコピー機を用いた利用者による無断複製行為を放置していたことに
, , ,よるものであり この被告の行為は 被告自身による複製権侵害行為であるか
少なくとも不特定多数の第三者による本件土地宝典の複製権侵害行為を教唆な
いし幇助する行為であり,また,本件土地宝典の著作権の使用料相当額の支払
, ,を免れた不当利得にも当たると主張して 損害賠償及び不当利得の一部として
合計1億4599万9646円(原告株式会社富士不動産鑑定事務所に対し1
億1740万8049円,原告Aに対し2189万9947円,原告Bに対し
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成18(行ケ)10346審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件
被告特許庁長官肥塚雅博 原告ダイセル化学工業株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁等における手続の経緯
平成9年9月30日に特許出願された特願平9−282664号原告は,
「放射線感光材料用樹脂の製造方法」としの一部を分割して,発明の名称を
平成13年10月15日に特許出願し,平成15年4月18日に特許権の設て
定登録がされた(特許第3421328号。以下「本件特許」という。請求項
の数は5である 。。)
本件特許に対し,請求項1ないし5に係る特許について特許異議の申立て
(異議2003−73414号)がされ,特許庁は,平成17年6月14日
。 ,付けで請求項1ないし5に係る特許を取り消す特許異議決定をした 原告は
決定に対して,同年7月26日付けで特許取消決定取消請求訴訟を提起した
(当庁平成17年(行ケ)第10586号 。)
原告は,本件特許につき,平成17年10月21日付けで訂正審判の請求
(訂正2005−39193号事件)をし,これに対して,特許庁は,平成
18年6月19日に 「本件審判の請求は,成り立たない 」との審決をし,, 。
その謄本は同月29日に原告に送達された。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10206審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (シリンダ洗浄制御方法)
被告特許庁長官肥塚雅博 原告日本ボールドウイン株式会社
|
特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
原告は,平成9年1月22日,発明の名称を「シリンダ洗浄制御方法」とす
る特許出願 以下 本願 という をした その後 原告は 平成14年1月( 「 」 。) 。 , ,
8日付けの手続補正書により,本願の願書に添付した明細書の発明の詳細な説
明及び図面の記載を補正する手続補正をし,さらに平成15年12月18日付
け手続補正書により,上記明細書の特許請求の範囲及び発明の詳細な説明の記
載を補正する手続補正をしたが,本願につき平成16年4月14日付けの拒絶
査定を受けた。そこで,原告は,同年5月19日,上記査定に対する不服の審
判を請求し 不服2004−10472号事件 同年6月18日付けの手続補( ),
正書により,上記明細書及び図面を補正する手続補正をしたが,特許庁は,平
成18年11月24日付けで,原告が平成16年6月18日付けの手続補正書
をもってした手続補正を却下する決定をするとともに,拒絶理由通知をした。
▶判決の詳細
|
特許権
平成20年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10071審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (プロピオン酸フルチカゾン用計量投与用吸入器)
被告特許庁長官 原告スミスクラインビーチャム
|
特許法159条2項 特許法29条2項
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯
グラクソ,ウェルカム,インコーポレーテッド(2001年3月31日付
けで原告に吸収合併)は,平成8年4月10日,発明の名称を「プロピオン
酸フルチカゾン用計量投与用吸入器」とする発明につき特許出願(パリ条約
による優先権主張・1995年4月14日,米国。特願平8−531180
号。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
|
商標権
平成20年1月31日 知的財産高等裁判所
▶概要
|
平成19(行ケ)10303審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (数字キーのみを用いて総ての文字・記号を入力することが可能な入力装置とそれを用いたフィルム描写装置)
被告株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 原告X
|
商標法4条1項7号 商標法4条1項19号 商標法2条1項 商標法29条
|
|
|
[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 特許庁における手続の経緯
ア 被告は,平成13年9月17日,商標登録出願(商願2001−83
974号)をし,平成14年9月6日,「iモード」の標準文字の商標
につき,指定役務を第38類「移動体電話による通信,電子計算機端末
による通信,電子計算機端末による通信ネットワークへの接続の提供」
として,特許庁から,商標権の設定登録(商標登録第4602351
号)を受けた(甲3。以下,この登録商標を「本件商標」という。)。
イ これに対し原告は,平成18年3月13日,本件商標に係る指定商品
中,第38類「移動体電話による通信,電子計算機端末による通信ネッ
トワークへの接続の提供」についての商標登録(以下「本件商標登録」
という。)の無効審判請求(無効2006−89028号事件)をし,
特許庁は,平成19年7月24日,「本件審判の請求は,成り立たな
い。」との審決(以下「審決」という。)をし,その謄本は同年8月2
日原告に送達された。
▶判決の詳細
|