権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
著作権
令和3年5月17日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10065控訴棄却
不当利得返還等請求控訴事件
被控訴人X
片柳学園
一般財団法人中東協力センター
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著作権法114条1項 著作権法65条 著作権法114条3項 著作権法114条
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[概要] 1 事案の概要
(1) 本件は,控訴人が,被控訴人らに対し,被控訴人らは,控訴人作成の「サ
ウジアラビア電子機器・家電製品研修所向け教務管理システムに係るプログ
ラム」(以下「本件プログラム」という。)に係る控訴人の著作権(複製権,
公衆送信権,貸与権及び翻案権)及び著作者人格権(公表権,氏名表示権及15
び同一性保持権)を侵害し,これによって利益を受けたと主張して,不当利
得返還請求権に基づき,連帯して,不当利得金及びこれに対する請求日の翌
日である平成25年9月12日から支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を求める事案である。20
(2) 原審において,控訴人は,上記不当利得金につき,一部請求として,著作
権侵害による損失として304万7800円のうち300万円及び著作者人
格権侵害による損失として270万0200円のうち200万円(合計50
0万円)を請求した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル)
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法134条 特許法128条
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,発明の名称を「通信ネットワークシステムにおけるコント
ロールチャネル」とする発明について,平成20年5月6日(優先日平成1
9年5月7日,優先権主張国欧州特許庁)を国際出願日とする特許出願(特5
願2010-506918号。以下「本件出願」という。)をし,平成24年
9月7日,特許権の設定登録(特許第5081296号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。10
(3) 被告は,平成29年2月3日,本件特許について特許無効審判(無効20
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10108審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告ワイヤレスフューチャーテクノロジーズインコーポレイテッド 被告ソニー株式会社
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特許法134条の2 特許法126条6項 特許法126条5項 特許法123条1項4号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) ノキア シーメンス ネットワークス オサケ ユキチュア(以下「ノキ
ア」という。)は,平成20年5月6日に出願(特願2010-506918
号。優先日平成19年5月7日。優先権主張国欧州特許庁)した発明の一部
を分割して,「通信ネットワークシステムにおけるコントロールチャネル」と5
する発明について,平成24年8月31日を国際出願日とする特許出願(特
願2012-192230号。以下「本件出願」という。)をし,平成25年
9月6日,特許権の設定登録(特許第5355765号。請求項の数16。)
を受けた(以下,この登録を受けた特許を「本件特許」という。)。
(2) ノキアは,原告に対し,本件特許に係る特許権を譲渡し,その旨の移転登10
録(受付日平成27年3月9日)を経由した。
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)8708請求棄却
特許権侵害差止等請求事件
原告P1 被告石橋産業株式会社
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不正競争防止法2条1項1号 特許法70条1項 特許法29条2項
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[概要] 本件は,被包型側溝に関する特許権を有していた原告が,被告に対し,被告が別
添各被告製品目録記載の側溝本体及び側溝蓋を製造・販売等することは,原告の特
許権を侵害するものであったこと,及び不正競争防止法2条1項1号所定の混同惹
起行為にあたることを主張して,①不正競争防止法3条に基づく製造等の差止め及5
び型枠の廃棄並びに謝罪広告の掲載,②特許法102条2項又は不正競争防止法4
条に基づく損害賠償として7897万5000円及びこれに対する本訴状送達の日
(平成30年12月12日)の翌日から支払済みまで年5%の割合による遅延損害
金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年5月13日 大阪地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)5059請求棄却
損害賠償等請求
原告P1 被告三菱電機株式会社
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特許法35条3項 特許法123条1項6号
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[概要] 1 本件は,原告が,被告の有する特許権に係る特許発明に関し,原告が被告在
職中にその発明者の1人として発明したものであるにもかかわらず,被告が当該発
明に係る特許を受ける権利の承継を原告から受けないまま,原告を発明者として記20
載せずに出願(以下「本件出願」という。)したため,職務発明について被告に特
許を受ける権利を取得させたことにより原告が受けるべき利益に相当する額の損害
及び発明者名誉権侵害による精神的損害を被ったとして,被告に対し,不法行為に
基づき,1000万円の損害賠償(一部請求)及びこれに対する不法行為の日(本
件出願の日)である平成24年3月9日から支払済みまで民法(平成29年法律第25
44号による改正前のもの)所定の年5%の割合による遅延損害金の支払を求める
事案である。
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特許権
令和3年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10030審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (排水栓装置)
原告株式会社日本アルファ 被告丸一株式会社
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ア 原告は,平成22年5月18日,発明の名称を「排水栓装置」とする発
明について特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成28年7月2
9日,特許権の設定登録(特許第5975433号。請求項の数1。以下,
この特許を「本件特許」という。)を受けた(甲19,23)。
イ 被告は,平成28年11月28日,本件特許について特許無効審判(無
効2016-800131号事件。以下「別件無効審判」という。)を請求
した(甲23)。
原告は,平成29年2月9日付けで特許請求の範囲及び明細書について
訂正請求(以下「本件訂正」という。甲22)をした。
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商標権
令和3年4月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和3(行ケ)10022却下
商標登録維持決定取消請求事件
原告ベストライセンス株式会社 被告特許庁長官
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商標法43条の3 民事訴訟法140条 商標法8条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,楽天株式会社を商標権者とする登録第5998613号商標(以
下「本件商標」という。)の商標登録について,商標法8条1項違反を理由と
して登録異議の申立てをした。
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著作権
令和3年4月28日 東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)21993請求棄却
著作権侵害訴訟事件
原告前田環境美術株式会社 被告株式会社アンス
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著作権法2条1項1号 著作権法10条1項5号 著作権法114条2項 著作権法2条2項
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[概要] 1 事案の概要25
本件は,原告が,被告に対し,原告が製作したタコの形状を模した別紙1原
告滑り台目録記載の滑り台が美術の著作物又は建築の著作物に該当し,被告が
タコの形状を模した公園の遊具である滑り台2基を製作した行為が,いずれも,
原告が有する同目録記載の滑り台に係る著作権(複製権又は翻案権)を侵害す
ると主張して,主位的に,著作権侵害の不法行為に基づき,著作権法114条
2項により推定される損害額として1基当たり216万円の損害の賠償及びこ5
れらに対する不法行為の日である各滑り台の製作が完成した平成27年2月1
2日及び平成24年4月17日から各支払済みまで民法(平成29年法律第4
4号による改正前のもの。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金
の支払を,予備的に,不当利得に基づき,上記損害の額の合計額に相当する4
32万円の利得金の返還及びこれに対する訴状送達の日の翌日である令和元年10
9月5日から支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,
それぞれ求める事案である。
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著作権
令和3年4月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和3(ワ)3282
発信者情報開示請求事件
原告X 被告ひまわりネットワーク株式会社
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[概要] 本件は,原告が,氏名不詳者がいわゆるP2Pソフトを用いて,原告が著作者
である小説の翻案である漫画を無断で送信可能化したことによって原告の送信20
可能化権が侵害されたため,発信者の情報の開示を受ける必要があるなどと主張
して,経由プロバイダである被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害賠償責
任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限法」と
いう。)4条1項に基づき,別紙発信者情報目録記載の発信者情報(以下「本件
発信者情報」という。)の開示を求める事案である。25
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月28日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行ウ)66請求棄却
手続却下処分取消等請求事件 (移動体のネットワークとインターフェースするためのシステムおよび方法)
原告ヴェニアム,インク. 被告国
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[概要] 1 本件は,千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協力条約(以
下「特許協力条約」という。)に基づき国際特許出願(以下「本件国際特許出願」25
という。)をした原告が,特許法(以下「法」という。)184条の4第1項が
定める優先日から2年6月の国内書面提出期間内に同条第3項所定の明細書及
び請求の範囲の翻訳文(以下「明細書等翻訳文」という。)を提出することがで
きなかったことについて,同条4項の正当な理由(以下,単に「正当な理由」と
いう。)があるとして国内書面に添付して明細書等翻訳文を特許庁長官に提出し
たにもかかわらず特許庁長官がこの国内書面に係る手続を却下した処分は違法5
であると主張して,同却下処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10125審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告X 被告特許庁長官
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商標法3条1項6号
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[概要] 本件は,商標法3条1項6号を理由とする商標登録出願拒絶査定に対する不20
服審判請求の不成立審決に対する取消訴訟である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月26日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成31(ワ)784一部認容
商標権侵害差止等請求事件
原告P1 被告株式会社三光食品
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商標法4条1項10号 商標法38条3項 商標法32条1項 商標法39条
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標権(以下「本件商標権」といい,本件商
標権に係る商標を「本件商標」という。)を有する原告が,別紙被告標章目録記載
の標章(以下「被告標章」という。)を包装等に付してたこ焼きを販売する被告の
行為は本件商標権の侵害に当たるとして,被告に対し,商標法36条に基づき,た15
こ焼きに関する広告等に被告標章を付して展示等することの差止め並びにたこ焼き
に関する看板等の広告物及びウェブサイトからの被告標章の削除を求めると共に,
民法709条に基づく損害賠償として4534万9030円及びこれに対する遅延
損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
令和3年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)5914請求棄却
発信者情報開示請求事件
原告A 被告株式会社インターネットイニシアティブ
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著作権法2条1項11号
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[概要] 1 本件は,原告が,インターネットサービスプロバイダ事業を営む被告に対し,
被告の電気通信設備を用いて動画投稿サイトであるニコニコ動画に別紙2投稿
動画目録記載1及び2の各動画(以下,同目録記載1の動画を「本件投稿動画
▶判決の詳細
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著作権
令和3年4月23日 東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)27196一部認容
損害賠償請求事件
原告創価学会 被告A
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著作権法114条3項 著作権法15条1項 著作権法32条1項 著作権法23条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,被告に対し,原告が著作権を有する別紙1写真目録記載の
各写真(以下,同目録の番号に対応させて「本件写真1」などといい,併せて
「本件各写真」という。),別紙2編集著作物目録(1)記載の各新聞紙面(以下,25
同目録の番号に対応させて「本件紙面1」などといい,併せて「本件各紙面」
という。)及び別紙3編集著作物目録(2)記載のPDF形式の電子ファイル(以
下「本件ファイル」という。)をそれぞれ複製したものを,被告がその管理運営
するウェブサイト内に掲載したことによって本件各写真,本件各紙面及び本件
ファイルに係る原告の著作権(自動公衆送信権)を侵害し,また,その際,被
告が本件紙面4及び本件紙面6に掲載された各記事をそれぞれ左右に概ね2分5
割して複製した画像データを上記ウェブサイト内に掲載したことによって本件
紙面4及び本件紙面6に係る原告の著作者人格権(同一性保持権)を侵害した
として,不法行為に基づく損害賠償として,合計100万8000円(著作権
侵害に対する著作権法114条3項による使用料相当額の損害合計70万80
00円,著作者人格権侵害による無形損害合計20万円,弁護士費用10万円)10
▶判決の詳細
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令和3年4月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)8610
原告P1 被告株式会社オプテージ
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[概要] 1 原告は,別紙発信端末目録記載の IP アドレス及び時刻により特定される被20
告との契約者(以下「本件契約者」という。)が,P2P(ピアツーピア)ファイル
共有ソフトウェアである BitTorrent(ビットトレント)を利用して,原告が著作権
を有する別紙著作物目録記載の漫画(以下「原告著作物」という。)の複製物であ
る電子データ(以下「本件データ」という。)をインターネット上で不特定の者に
対してアップロード送信したこと,及び本件契約者の行為は,原告の著作権(公衆25
送信権)を侵害することは明らかであると主張して,本件著作物のアップロード送
信元のウェブサーバーの管理者である被告に対し,特定電気通信役務提供者の損害
賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任制限
法」という。)4条1項に基づき,本件契約者についての別紙発信者情報目録記載
の情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求めた。
2 前提事実(争いのない事実,掲記の証拠及び弁論の全趣旨より容易に認定で5
きる事実)
(1) 当事者(甲1,2)
原告は,漫画家及びイラストレーターを業とする個人である。
▶判決の詳細
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令和3年4月22日 大阪地方裁判所大阪地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)8609
原告P 被告株式会社オプテージ
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[概要] 1 原告は,別紙発信端末目録記載の IP アドレス及び発信時刻により特定され20
る被告との契約者(以下「本件契約者」という。)が,P2P(ピアツーピア)ファ
イル共有ソフトウェアである BitTorrent(ビットトレント)を利用して,原告が著
作権を有する別紙著作物目録記載の漫画(以下「原告著作物」という。)の複製物
である電子データ(以下「本件データ」という。)をインターネット上で不特定の
者に対してアップロード送信したこと,及び本件契約者の行為は,原告の著作権25
(公衆送信権)を侵害することは明らかであると主張して,本件著作物のアップロ
ード送信元のウェブサーバーの管理者である被告に対し,特定電気通信役務提供者
の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき,本件契約者についての別紙発信者情報目録
記載の各情報(以下「本件発信者情報」という。)の開示を求めた。
2 前提事実(争いのない事実,掲記の証拠及び弁論の全趣旨より容易に認定で5
きる事実)
(1) 当事者(甲1,2)
原告は,漫画家を業とする個人である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月21日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10060控訴棄却
商標権侵害差止等請求控訴事件
被控訴人ヴェンガーエスアー
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商標法70条1項 商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙被控訴人商標目録(原判決別紙原告商標目録と同内容である。)
記載の商標登録に係る商標権(以下「被控訴人商標権」といい,その登録商標
を「被控訴人商標」という。)を有する被控訴人が,別紙控訴人標章目録(原
判決別紙被告標章目録と同内容である。)記載1,2又は3の各標章(以下,
それぞれ「控訴人標章1」,「控訴人標章2」,「控訴人標章3」といい,こ
れらを併せて「控訴人各標章」という。)はいずれも被控訴人商標に類似する
から,控訴人が控訴人各標章を付したバックパック,肩掛けかばん,ブリーフ
ケース,旅行かばん,カジュアルバッグ(以下「控訴人商品」という。これら
はいずれも被控訴人商標の指定商品に該当する。)を輸入,販売し,又は販売
のために展示すること(以下,これらの行為を併せて「販売等」という。)は,
いずれも被控訴人商標権を侵害する旨主張して,商標法36条1項,37条1
号に基づき,控訴人各標章を付した控訴人商品の販売等の差止めを求め,商標
法36条2項に基づき,控訴人商品の廃棄を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月21日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10055控訴棄却
商標権侵害行為差止等請求控訴事件
被控訴人株式会社コマリヨー
西田通商株式会社
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商標法38条2項 商標法26条1項6号 商標法39条 商標法37条1号
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,別紙商標権目録1及び2記載の各商標権(以下,同目録1記載の商
標権を「原告商標権1」,同目録2記載の商標権を「原告商標権2」,これらを
併せて「原告各商標権」といい,また,原告商標権1に係る登録商標を「原告
商標1」,原告商標権2に係る登録商標を「原告商標2」,これらを併せて「原
告各商標」という。)を有する一審原告が,一審被告による原判決別紙2被告標
章目録記載の各標章を付したスニーカーの輸入及び販売が原告各商標権の侵害
(商標法37条1号)に該当する旨主張して,一審被告に対し,商標権侵害の
不法行為に基づく損害賠償として6140万円及びこれに対する平成29年4
月15日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)から支払済みまで同年法
律第44号による改正前の民法(以下,単に「民法」という。)所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10116審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告セイリン株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年8月29日,別掲のとおりの構成からなる立体商標
(以下「本願商標」という。)について商標登録出願(商願2016-93
605号)をした。その指定商品は,審査段階における補正を経て,第10
類「円皮鍼」である。
▶判決の詳細
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商標権
令和3年4月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10117審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告セイリン株式会社 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法4条1項18号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成29年3月29日,別掲1のとおりの構成からなる立体商標
(以下「本願商標」という。)について,第10類「円皮鍼」を指定商品と
して,商標登録出願(商願2017-042393号)をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月20日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10130審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (新改型超伝導電磁エンジン)
原告X 被告特許庁長官
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特許法17条の2
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審決 | 21回 | 実施 | 18回 | 無効 | 9回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を不成立とした審決の取消訴訟
である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月20日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10068控訴棄却
特許権侵害行為差止等請求控訴事件 (装飾品鎖状端部の留め具)
被控訴人Y
石福ジュエリーパーツ株式会社(以下「被控訴人石福ジュエ
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特許法100条1項
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損害賠償 | 15回 | 特許権 | 14回 | 侵害 | 10回 | 実施 | 9回 |
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「装飾品鎖状端部の留め具」とする特許権(特許第4
044598号。本件特許権)を有する控訴人会社及び控訴人会社からその専用実
施権の設定を受けた控訴人Xが,被控訴人Yが製造,販売し,被控訴人石福ジュエ
リーが販売する原判決別紙1物件目録記載の商品名の製品(被告製品)が,本件特
許権に係る特許発明の技術的範囲に属するなどと主張して,(1)被控訴人Yに対し
ては,特許法100条1項及び2項に基づく被告製品の製造,販売及び販売の申出
の差止め並びに被告製品,半製品及び製造設備の廃棄を求めるとともに,本件特許
権又は上記専用実施権の侵害に係る不法行為に基づく損害賠償として,控訴人会社
につき平成28年11月8日から令和元年7月7日までの間の損害額1億2719
万0400円,控訴人Xにつき同月8日から同年11月7日までの間の損害額15
89万8800円及びこれらに対する不法行為の後の日である令和元年12月14
日(訴状送達の日の翌日)から支払済みまで民法(平成29年法律第44条による
改正前のもの)所定の年5分の割合による遅延損害金の各支払を求め,(2)被控訴
人石福ジュエリーに対して,不当利得返還請求として,控訴人会社につき平成23
年2月からの33か月と平成28年10月の1か月の合計34か月間の本件特許権
▶判決の詳細
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著作権
令和3年4月16日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)36307請求棄却
民事訴訟 著作権
原告X1
X2
X3 被告一般社団法人日本音楽著作権協会
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著作権法63条1項 著作権法28条
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[概要] 1 本件は,
(1) 原告X1が,著作権等管理事業者である被告に対し,①被告が同原告によ
るライブハウス「Live Bar X.Y.Z.→A」(以下「本件店舗」
という。)における演奏利用許諾申込みを拒否したことが,同原告の演奏者
としての権利,演奏の自由,著作者人格権を侵害する不法行為(第1の不法15
行為)に,②被告が,著作権信託契約約款(以下「本件約款」という。)に
おいて,原告X1が作詞・作曲した楽曲を自ら使用することの留保を認めず,
同原告に不公正な取引契約を強いてきたことが,同原告の演奏の自由,著作
者人格権を侵害する不法行為(第2の不法行為)に,③被告の楽曲管理の方
法が不適切であるため,演奏した楽曲の使用料が同原告に配分されなかった20
ことが,その著作権及び著作者人格権を侵害する不法行為(第3の不法行為)
にそれぞれ該当するとして,上記第1の不法行為について,慰謝料100万
円,得べかりし使用料相当額210円及び弁護士費用10万円,上記第2及
び第3の不法行為について,各慰謝料50万円及び弁護士費用5万円並びに
これらに対する遅延損害金(うち220万円に対する平成29年1月1日か25
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(行コ)10005控訴棄却
手続却下処分取消請求控訴事件 (IL-21に特異的な結合性分子およびそ15の使用)
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特許法184条の4 特許法112条
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[概要] 1 控訴人は,平成27年4月7日,「千九百七十年六月十九日にワシントンで
作成された特許協力条約」(以下「特許協力条約」という。)に基づき,平成
26年4月8日に米国特許商標庁に対してした米国特許出願を優先権の基礎と
なる出願とし,同庁を受理官庁として,外国語(英語)で国際特許出願(本件10
国際出願)をしたが,特許法184条の4第1項本文所定の国内書面提出期間
内に,特許協力条約3条(2)に規定する明細書及び請求の範囲等の翻訳文(明細
書等翻訳文)を特許庁長官に提出せず,同条3項により本件国際出願は取り下
げられたものとみなされた後,特許庁長官に対し,本件国際出願について,国
内書面及び明細書等翻訳文を提出するとともに,国内書面提出期間内に明細書15
等翻訳文を提出することができなかったことについて正当な理由(同条4項)
があることを記載した回復理由書を提出したものの,特許庁長官は,平成30
年3月28日付けで,法18条の2第1項の規定に基づき,上記国内書面に係
る手続を却下する旨の処分(本件却下処分)をした。
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10159審決取消訴訟
審決取消請求事件 (X線透視撮影装置)
原告株式会社島津製作所 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 33回 | 審決 | 18回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 | 刊行物 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,発明の名称を「X線透視撮影装置」とする発明について,平成225
6年10月29日に特許出願(特願2014-220371。以下「本願」
という。)をした。
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特許権
令和3年4月15日 知的財産高等裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10049控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (立坑構築機)
被控訴人株式会社スミテックエンジニアリング
大善建設株式会社
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特許法104条の3 特許法29条2項 特許法102条2項 特許法100条1項
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[概要] に同じ。)15
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商標権
令和3年4月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10107審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告株式会社ハマサキ・ホールディング 被告株式会社喜代村
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商標法4条1項15号 商標法4条1項7号 商標法27条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下のとおりの登録第5556223号商標(以下「本件商標」
という。)の商標権者である(甲1の1ないし3)。
商標の構成 別紙1記載のとおり
登録出願日 平成24年9月13日
登録査定日 平成24年12月26日
設定登録日 平成25年2月8日
指 定 商 品 第30類「すし」
⑵ 被告は,平成30年1月31日,本件商標について商標登録無効審判を請
求した(乙6)。
特許庁は,上記請求を無効2018-890005号事件として審理を行
い,令和2年8月13日,「登録第5556223号商標の登録を無効とす
る。」との審決(以下「本件審決」という。)をし,その謄本は,同月21
日,原告に送達された。
⑶ 原告は,令和2年9月10日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
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著作権
令和3年4月14日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)4481等一部認容
令和2年(ワ)第23233号
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著作権法32条1項 著作権法4条1項 著作権法3条1項 著作権法2条1項1号
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[概要] 1 本件は,原告から懲戒請求(以下「本件懲戒請求」という。)を受けた弁護
士であるYが自らのブログ上に掲載した,原告の主張に対する反論を内容とす
る別紙記事目録記載2の各記事(同目録記載2(1)の記事を「本件記事1」,10
同(2)の記事を「本件記事2」という。)に関し,①Yが原告の氏名を明示し
て本件記事1及び2を掲載したことが原告のプライバシー権を侵害するととも
に,原告の氏名が請求人として記載された懲戒請求書(以下「本件懲戒請求書」
という。)をPDFファイルに複製し,インターネットにアップロードした上,
本件記事1内に同ファイルへのリンク(以下「本件リンク」という。)を張っ15
た行為が,著作権(公衆送信権)及び著作者人格権(公表権)を侵害し〔第1
事件〕,②第1事件におけるYの訴訟代理人となったZが,第1事件に係る訴
えの提起後,Zのブログ記事(以下「本件記事3」という。)に本件記事1に
対するリンクを張ったことが,前記著作権及び著作者人格権の各権利の幇助に
当たるとして〔第2事件〕,原告が,Yに対し,本件記事1(本件リンク先の20
PDFファイルを含む。)及び本件記事2の削除を求めるとともに,慰謝料2
00万円及び不法行為の後である第1事件の訴状送達の日の翌日(令和2年3
▶判決の詳細
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特許権
令和3年4月13日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(ネ)10041控訴棄却
損害賠償請求控訴事件 (座席管理システム)
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特許法70条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「座席管理システム」とする特許(本件特許)の特許
権者である控訴人において,被控訴人が運営等を行う東海道新幹線で使用され
ている車内改札システム(被告システム)は本件特許権を侵害するものであり,25
これにより控訴人に実施料相当額の損害が生じた旨主張して,本件特許権侵害
の不法行為による損害賠償請求権に基づく一部請求として,10万円及びこれ
に対する平成30年10月25日(不法行為の後である訴状送達の日の翌日)
から支払済みまで平成29年法律第44号による改正前の民法所定の年5分の
割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
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著作権
令和3年4月8日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)5629一部認容
損害賠償請求
原告株式会社シグナル 被告株式会社メディック
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著作権法114条2項 民法644条
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[概要] 1 本件は,広告代理店業等を主たる業務とする原告が,被告ら(請求1)及び
被告会社(請求2)に対し,以下の請求をする事案である。
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10032
特許取消決定取消請求事件 (撮像装置)
原告株式会社リコー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
(1) 原告は,平成19年10月27日を出願日とする特許出願(特願2007
-279727号。優先権主張番号特願2007-243138号。優先権25
主張日平成19年9月19日(以下「本件優先日」という。))の一部を,平
成24年7月17日を出願日とする特許出願(特願2012-158646
号),同年11月16日を出願日とする特許出願(特願2012-25274
9号),平成25年11月20日を出願日とする特許出願(特願2013-2
39614号)の各分割を経て,平成28年1月4日,発明の名称を「撮像
装置」とする発明について特許出願(以下「本件出願」という。)をし,平成5
29年8月18日,特許権の設定登録を受けた(特許第6191928号。
請求項の数7。以下,この特許を「本件特許」という。)。
(2) 本件特許について,平成30年3月5日,キャノン株式会社から特許異議
の申立て(異議2018-700196号事件)がされた。
原告は,平成30年5月25日付けで取消理由通知を受けたため,同年710
月27日付けで,請求項1ないし7を一群の請求項として,特許請求の範囲
▶判決の詳細
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商標権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10133審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
原告京都府茶協同組合 被告特許庁長官
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商標法3条1項3号 商標法3条2項 商標法7条の2
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,「Ujicha」の文字を標準文字で表して構成される商標(以
下「本願商標」という。)について,第30類に属する願書記載のとおりの
商品を指定商品として,平成29年3月7日に登録出願された商願201725
-29699に係る商標法11条3項の規定による団体商標登録出願として,
同年9月6日に登録出願をした。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10043審決取消訴訟
審決取消請求事件 (架橋アクリル系樹脂粒子及びその製造方法,樹脂組成物並びに包装物品)
原告積水化成品工業株式会社 被告特許庁長官
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを一部認容した決定に対する取消訴訟である。争点は,
進歩性欠如の判断の違法性の有無(相違点に係る容易想到性の判断の当否)である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10027審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (体液用センサーアッセンブリ)
原告ラジオメーターメディカルアーペーエス 被告シーメンスヘルスケアダイアグノスティックスインコーポレーテッド
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[概要] 本件は,特許無効審判請求による無効審決の一部の取消訴訟である。争点は,進
歩性についての認定判断の誤りの有無である。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和2(行ケ)10016審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (組織の通過を容易にし保持強度を高める凹凸とげを有するとげ付き縫合糸)
原告エシコンエルエルシー 被告特許庁長官
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特許法29条2項
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実施 | 50回 | 審決 | 32回 | 進歩性 | 7回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等(当事者間に争いがない。)
⑴ 原告は,発明の名称を「組織の通過を容易にし保持強度を高める凹凸とげ
を有するとげ付き縫合糸」とする発明について,2013年(平成25年)
9月16日(パリ条約による優先権主張外国庁受理2012年(平成24年)5
9月17日,アメリカ合衆国)に国際特許出願(日本国における出願番号は
特願2015-532118号。請求項の数20。以下「本願」という。)を
した。
▶判決の詳細
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特許権
令和3年3月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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令和1(行ケ)10092審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (下肢関節手術用牽引手術台,接続マットユニット及び下肢関節手術用牽引手術台設置・収納システ5ム)
原告メダクタ・インターナショナル・ソシエテ・アノニム 被告サージカルアライアンス株式会社
国立大学法人千葉大学
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特許法134条の2 特許法36条6項2号 特許法36条4項1号 特許法156条3項
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[概要] 本件は,特許無効審判請求を不成立とした審決の取消訴訟である。
▶判決の詳細
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令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)38504請求棄却
特許権侵害差止等請求事件 (止痒剤)
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[概要] 本件は,発明の名称を「止痒剤」とする発明について特許を受け,当該特許
発明についての特許権を有する原告が,医薬品の製造販売業者である被告らに20
対し,被告らがそれぞれ製造,販売及び販売の申出(以下,これらの行為を併
せて「製造販売等」という。)している止痒剤は,特許請求の範囲に記載され
た構成の各要件を文言上充足する,又は,特許請求の範囲に記載された構成と
均等なものであると主張して,特許法(以下「法」という。)100条1項及
び2項に基づき,各被告に対し,当該止痒剤の製造販売等の差止め及び当該止25
痒剤(その半製品を含む。)の廃棄をそれぞれ求めるとともに,不法行為に基
づき,A事件被告に対しては損害金6億2210万円の一部請求として100
0万円及びその遅延損害金の,B事件被告に対しては損害金3億2105万円
の一部請求として1000万円及びその遅延損害金の,各支払を求める事案で
ある。
被告らは,その止痒剤の製造販売等は,文言侵害,均等侵害のいずれにも当5
たらない上,上記特許には無効理由が存する,あるいは,上記特許権は存続期
間が経過したなどとして争っている。これに対し,原告は,特許権は延長登録
▶判決の詳細
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令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30991請求棄却
(2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロパン,2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン,2-クロロ-1,1,1,2-テトラフルオロプロパンまたは2,3,3,3-テトラフルオロプロペンを含む組成物)
原告ザケマーズカンパニーエフシーリミテッドライアビリティカンパニー 被告AGC株式会社
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特許法126条5項 特許法126条1項1号 特許法70条2項 特許法123条1項1号
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[概要] 原告は,発明の名称を「2,3-ジクロロ-1,1,1-トリフルオロプロ
パン,2-クロロ-1,1,1-トリフルオロプロペン,2-クロロ-1,1,
▶判決の詳細
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令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和1(ワ)30833請求棄却
原告A 被告B
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著作権法27条 著作権法2条1項1号 著作権法112条1項 民法709条
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[概要] 本件は,原告が,別紙原告作品目録記載の文章及びイラストの著作者である
ところ,被告において,上記文章及びイラストに依拠して別紙被告作品目録記
載のイラスト及び文章を制作し,ウェブサイトに掲載した行為は,原告の有す
る翻案権,公衆送信権・送信可能化権及び同一性保持権を侵害する旨を主張し
て,被告に対し,著作権法の所定の規定に基づき,上記サイト上の被告作品を25
掲載した全ての記事の削除を求めるとともに,民法709条に基づき,損害賠
償金394万6758円及びこれに対する訴状送達の日(令和元年12月25
日)の翌日から支払済みまで民法(平成29年法律第44号による改正前のも
の。以下同じ。)所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案であ
る。
▶判決の詳細
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令和3年3月30日 東京地方裁判所東京地方裁判所
▶概要
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令和2(ワ)24024請求棄却
原告A 被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
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[概要] 本件は,漫画の著作者である原告が,経由プロバイダである被告に対し,氏
名不詳者らが,各自の端末にダウンロードした上記漫画(ただし,原告はその25
一部のみを著作物として主張している。)の電子データの断片を,被告が管理す
る特定電気通信設備の送信装置(ただし,当該装置に入力された情報が不特定
の者に送信されるもの。以下同じ。)を介してそれぞれ自動公衆送信し,原告の
著作権(公衆送信権)を侵害したことが明らかであると主張して,特定電気通
信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下
「法」という。)4条1項に基づき,上記氏名不詳者に係る発信者情報の開示を5
求める事案である。
▶判決の詳細
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