権利/裁判年月日/裁判所 | 事件番号・類型/事件名 | 条文 | キーワード登場回数 |
特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10197審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (処理可能な高熱中性子吸収Fe基合金)
被告特許庁長官板谷一弘 原告シーアールエスホールディングス
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特許法12条 特許法121条2項 特許法121条1項 特許法121条
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[概要] 本件は,特許出願拒絶査定に対する不服審判請求を却下した審決の取消訴訟であ
る。争点は,特許出願手続において代理人の追加選任がされた場合におけるそれ以
前から選任されていた代理人に対する拒絶査定の謄本の送達の効力である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10167請求棄却
特許取消決定取消請求事件 (積層フィルム)
被告特許庁長官井上茂夫 原告帝人株式会社
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特許法29条の2 特許法29条2項 特許法17条の2 特許法134条2項
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[概要] 本件は,特許異議の申立てを認めて特許を取り消した決定に対する取消訴訟であ
る。
争点は,特許法29条の2違反の有無である。
▶判決の詳細
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意匠権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官温品博康 原告株式会社坂上鐵工所
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年5月25日,意匠に係る物品を「中空鋼管材におけるボ
ルト被套具」とする別紙1本願意匠図面記載の形態の意匠(以下「本願意匠」とい
う。)の出願をした(意願2016-11107号)。
(2) 原告は,平成29年5月9日付けで拒絶査定を受けたので,同年6月14日,
これに対する不服の審判を請求し,特許庁は,これを不服2017-8670号事
件として審理した。
▶判決の詳細
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意匠権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10009審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官温品博康 原告株式会社坂上鐵工所
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意匠法3条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成28年5月25日,意匠に係る物品を「中空鋼管材におけるボ
ルト被套具」とする別紙1本願意匠図面記載の形態の意匠(以下「本願意匠」とい
う。)の出願をした(意願2016-11102号)。
(2) 原告は,平成29年5月9日付けで拒絶査定を受けたので,同年6月14日,
これに対する不服の審判を請求し,特許庁は,これを不服2017-8669号事
件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月30日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10111審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (表面硬化処理装置及び表面硬化処理方法)
被告オリエンタルエンヂニアリング 原告パーカー熱処理工業株式会社佐竹勝一
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特許法36条6項1号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 被告は,平成21年7月21日,発明の名称を「表面硬化処理装置及び表面
硬化処理方法」とする発明について特許出願をし,平成26年10月10日,特許
権の設定登録を受けた(特許番号第5629436号。請求項の数4。以下「本件
特許」という。甲20)。
(2) 原告は,平成28年5月11日,本件特許のうち請求項2ないし4について
無効審判を請求し(甲21),特許庁は,上記審判請求を無効2016-8000
55号事件として審理を行った。
(3) 被告は,平成28年7月22日付けで,本件特許について訂正を請求した
(以下「本件訂正」という。甲23)。
(4) 特許庁は,平成29年4月13日,本件訂正を認めた上,「本件審判の請求
は,成り立たない。」との別紙審決書(写し)記載の審決(以下「本件審決」とい
う。)をし,その謄本は,同月21日,原告に送達された。
(5) 原告は,平成29年5月12日,本件審決の取消しを求める本件訴訟を提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月29日 東京地方裁判所
▶概要
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平成27(ワ)1190一部認容
職務発明対価請求事件
被告ソニー株式会社富岡英次 原告X小林英了
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特許法101条4号 特許法101条5号 特許法101条1号 特許法101条2号
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実施 | 389回 | 侵害 | 54回 | 間接侵害 | 52回 | 分割 | 48回 |
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,被告の従業員であった原告が,被告に対し,職務発明について特許
を受ける権利を被告に承継させたことにつき,平成16年法律第79号による10
改正前の特許法(以下「旧法」という。)35条3項の規定に基づき,相当の
対価の未払分296億6976万3400円の一部である5億円及びこれに対
する請求の日(訴状送達の日)の翌日である平成27年1月29日から支払済
みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年5月28日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成30(行ケ)10003審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告アクティプリント株式会社松下正 原告株式会社マインドウインド
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商標法50条 商標法50条1項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,以下の商標(登録第5053467号)の商標権者である。(甲1,
2)
登録商標:別紙商標目録記載のとおり(以下「本件商標」という。)
登録出願:平成18年10月4日
設定登録:平成19年6月8日
更新登録:平成29年6月20日
指定商品:第25類「被服,ガーター,靴下止め,ズボンつり,バンド,ベルト,
履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服,運動用特殊靴」
⑵ 被告は,平成29年7月20日,特許庁に対し,本件商標は,その指定商品
のうち第25類「被服」について,継続して3年以上日本国内において商標権者,
専用使用権者又は通常使用権者のいずれもが使用した事実がないとして,商標法5
0条1項の規定に基づく商標登録の取消しを求める審判を請求し,当該請求は同年
8月3日に登録された。(甲1)
⑶ 特許庁は,これを取消2017-300526号事件として審理し,平成2
▶判決の詳細
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著作権
平成30年5月28日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ネ)10002控訴棄却
損害賠償請求控訴事件
控訴人株式会社ジンセイプロ弘中絵里 被控訴人X
株式会社オフィス亜都夢
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著作権法114条2項
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[概要] 1 本件は,本件宣材写真の著作権者であると主張する控訴人が,ホテルセンチ
ュリー静岡ないしその委託先において本件宣材写真の複製物を掲載した本件チラシ
を作成,頒布したことは,控訴人が有する本件宣材写真の著作権(複製権,譲渡権)
の侵害に当たるところ,かかる侵害行為は被控訴人らがホテルセンチュリー静岡な
いしその委託先をして行わせた共同不法行為であると主張して,被控訴人らに対し,
著作権侵害の不法行為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金330万円及び
これに対する不法行為後の日である平成26年7月16日から支払済みまで民法所
定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10129
特許取消決定取消請求事件
被告特許庁長官山崎勝司 原告築野食品工業株式会社勝又政徳
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特許法36条6項1号 特許法120条の5
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成27年3月5日(優先権主張:同年2月4日),「米糖化物
並びに米油及び/又はイノシトールを含有する食品」と題する発明につき特
許出願(特願2015-43376号。以下「本件出願」という。)をし,
特許査定を受けて,平成27年10月2日,特許第5813262号として
特許権の設定登録がされた(以下「本件特許」という。)。
(2) 平成28年5月13日,本件特許につき特許異議の申立てがあり,特許庁
は,これを異議2016-700420号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10082審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする発
明に係る特許の特許権者である(特許第4839108号。請求項の数6。以
下「本件特許」という。)。その出願から設定登録に至る手続の経緯は,以下
のとおりである。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10081審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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実施 | 146回 | 審決 | 134回 | 無効 | 32回 | 進歩性 | 15回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
被告らは,発明の名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする発
明に係る特許の特許権者である(特許第4839108号。請求項の数6。以
下「本件特許」という。)。その出願から設定登録に至る手続の経緯は,以下
のとおりである。
▶判決の詳細
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行政訴訟
平成30年5月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行ウ)363請求棄却
手続却下処分取消請求事件
被告国 原告ジボダンエスエー
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特許法184条の4 実用新案法2条の5
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[概要] 本件は,原告が,「千九百七十年六月十九日にワシントンで作成された特許協
力条約」(以下「特許協力条約」という。)に基づいて行った国際特許出願につい
て,特許庁長官に対し,特許法(以下「法」ということがある。)184条の5第
1項に規定する書面並びに同書面に添付して法184条の4第1項に規定する
明細書,請求の範囲,図面及び要約の日本語による翻訳文を提出し,また,上記15
国際特許出願について手続補正書及び出願審査請求書を提出したところ,特許庁
長官から上記各書面に係る手続の却下処分(本件却下処分1ないし3)を受けた
ことから,各処分の取消しを求める事案である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年5月24日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)6456
発信者情報開示請求事件
被告ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 原告株式会社ポニーキャニオン
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民事訴訟法61条
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[概要] 1 本件は,レコード制作会社である原告が,原告が送信可能化権を有するレコ
ードに収録された楽曲を氏名不詳者が無断で複製した上でコンピュータ内の記
録媒体に記録して蔵置し,被告の提供するインターネット接続サービスを経由
して自動的に送信し得る状態にしたことから,上記送信可能化権が侵害された
ことは明らかである等と主張して,被告に対し,特定電気通信役務提供者の損10
害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下「プロバイダ責任
制限法」という。)4条1項に基づき,発信者情報の開示を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月24日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10033等控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (引戸装置の改修方法及び改修引戸装置)
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特許法65条1項 特許法36条6項1号 特許法29条2項 特許法102条2項
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[概要] 1 本件は,その名称を「引戸装置の改修方法及び改修引戸装置」とする特許
権(本件特許権)を有する被控訴人らが,控訴人の製造,譲渡する改修引戸
装置である被告各装置は本件特許権の特許請求の範囲請求項4に係る発明の
技術的範囲に属すると主張して,控訴人に対し,①被告各装置の製造・譲渡
の差止め等を求めるとともに,②被控訴人ら各自に対し,出願公開中の補償
金として5152万1946円,不法行為に基づく損害賠償金として特許法
102条2項に基づき4億1678万0500円,弁護士・弁理士費用とし
て4167万8000円の合計5億0998万0446円及びうち5152
万1946円に対する平成23年10月8日(本件特許登録日の翌日)から,
うち4億5845万8500円に対する平成26年4月8日(訴状送達の日
の翌日)から各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支
払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月23日 東京地方裁判所
▶概要
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平成30(ワ)7906請求棄却
承継参加申立事件
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特許法74条1項
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[概要] 1 事案の要旨
本件は,原告が,脱退被告の地位を承継した参加人に対し,参加人が登録名義を有15
する別紙特許目録記載1ないし3の特許権(以下「本件特許権1」などといい,併せ
て「本件各特許権」という。また,同特許権に係る特許をそれぞれ「本件特許1」な
どといい,併せて「本件各特許」という。)が,いわゆる冒認出願に対して設定登録さ
れたものであると主張して,特許法74条1項に基づき,同特許権について移転登録
手続をすることを求める事案である。20
2 前提事実(当事者間に争いのない事実並びに後掲証拠及び弁論の全趣旨により
容易に認められる事実。なお,枝番の記載は特記しない限り省略する。)
⑴ 当事者
ア 原告は,コンピュータシステムの企画・開発・販売及び保守に関する業務等を
目的とする株式会社である。25
イ 脱退被告は,総合的なコンピュータシステムを利用した情報ネットワークのコ
ンサルティング等を目的とする株式会社である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月22日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10146審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官河原正 原告スリーエムイノベイティブプロ
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特許法29条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,「導光フィルム」なる名称の発明について,平成23年4月11日
を国際出願日とする特許出願(特願2013-504971号。パリ条約によ
る優先権主張:平成22年4月12日,米国。以下「本願」という。)をし,
平成27年7月3日付けで特許請求の範囲の補正(以下「本件補正」という。)
を行ったが,同年12月24日付けで拒絶査定を受けた。
原告は,平成28年5月6日,拒絶査定不服審判を請求し,特許庁は,これ
を不服2016-6672号事件として審理した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月21日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10102控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (ウォーターサーバー用ボトル)
控訴人阪神化成工業株式会社松本響子 被控訴人株式会社ケイ・エフ・ジー荒牧浩昭
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特許法100条1項
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[概要] 1 本件は,発明の名称を「ウォーターサーバー用ボトル」とする発明に係る特
許権(本件特許権)を共有する控訴人が,原判決別紙物件目録記載の製品(被告容
器)は本件各発明の技術的範囲に属すると主張して,①特許法100条1項及び2
項に基づき,被告容器の製造,販売等の差止め及び被告容器等の廃棄を,②不法行
為による損害賠償請求権に基づき,損害賠償金2640万円及びこれに対する不法
行為の後の日である平成28年8月11日(訴状送達の日の翌日)から支払済みま
で民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を,それぞれ求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月21日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10100控訴棄却
不当利得返還請求控訴事件 (実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置)
被告)サムスン電子ジャパン株式会社被控訴人(一審
)グーグル合同会社エル・エル・シー 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)サムスン電子ジャパン株式会社
(一審被告)グーグル合同会社エル・エル・シー
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,発明の名称を「実時間対話型コンテンツを無線交信ネットワーク
及びインターネット上に形成及び分配する方法及び装置」とする本件特許権を有す
る控訴人が,被控訴人らによる被告製品の製造販売等は本件特許権を侵害するもの
であり,被控訴人らは本件特許権の実施料相当額を不当に利得したと主張して,不
当利得返還請求権に基づき,本件特許権の実施料相当額(被告製品の各発売日から
1か月間の販売に対するもの)のうち提訴時の控訴人の持分(2分の1)に対応す
る額として,被控訴人サムスンに対しては4575万6886円,被控訴人グーグ
ルに対しては36万9763円及びこれらに対する各訴状送達の日の翌日である平
成28年12月17日から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の
支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月16日 知的財産高等裁判所 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10088控訴棄却
特許権侵害差止等請求控訴事件 (美容器)
被告)株式会社ファイブスター西村啓 控訴人(一審原告)株式会社MTG 被控訴人(一審被告)株式会社ファイブスター西村啓
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特許法100条1項 特許法36条6項1号 特許法123条1項8号
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[概要] かは,原判決に従う。書証の掲記は,枝番号を全て含むときは,枝番号の記載を省
略する。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月15日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10096審決取消訴訟審決取消
審決取消請求事件 (非磁性材粒子分散型強磁性材スパッタリングターゲット)
被告JX金属株式会社 原告田中貴金属工業株式会社鈴木修
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特許法134条の2 特許法126条6項
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10087審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (建築板)
被告大日本塗料株式会社牧野知彦 原告セーレン株式会社黒木義樹
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 原告は,平成21年8月26日,発明の名称を「建築板」とする特許出願を
し,平成27年3月27日,設定の登録(特許第5717955号)を受けた(請
求項の数3。甲1。以下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 被告は,平成28年2月3日,本件特許に係る発明について特許無効審判請
求をし,無効2016-800014号事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10099控訴棄却
職務発明対価等請求控訴事件 (ネットワークリアルタイムオークション方法)
控訴人X 被控訴人株式会社オークネット布村浩之
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特許法35条 特許法35条3項 特許法35条4項
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[概要] 1 本件は,被控訴人の従業員であった控訴人が,被控訴人の保有する,発明の
名称を「ネットワークリアルタイムオークション方法」とする特許第399712
9号の特許(本件特許)に関し,控訴人は本件特許に係る発明の発明者であり,同
発明に係る特許を受ける権利を被控訴人に承継させたとして,被控訴人に対し,平
成16年法律第79号による改正前の特許法35条3項の規定による相当の対価の
支払請求権(本件対価請求権)に基づき,相当の対価9000万円のうち1500
万円及びこれに対する弁済期の後の日である平成28年4月10日(訴状送達日の
翌日)から支払済みまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の支払を求めた事
案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年5月14日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(行コ)10004控訴棄却
特許料納付書却下処分取消請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)X 被控訴人(一審被告)国
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[概要] 1 事案の経緯等
(1) 本件は,特許第4761196号の特許権(本件特許権)の特許権者であ
った控訴人が,特許法(以下,単に「法」という。)112条1項所定の特許料追
納期間中に特許料及び割増特許料(特許料等)を納付しなかったため同条4項によ
り消滅したものとみなされた本件特許権について,法112条の2第1項の規定に
基づき第4年分及び第5年分の各特許料等を納付する旨の納付書(本件納付書)及
び回復理由書を提出したが,特許庁長官が平成28年9月9日付けで本件納付書の
提出手続を却下した(本件却下処分)ことから,控訴人には法112条の2第1項
にいう「特許料を追納することができる期間内に・・・特許料及び割増特許料を納
付することができなかったことについて正当な理由」があり,本件却下処分には同
条項の解釈適用を誤った違法があるとして,その取消しを求めた事案である。
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年5月11日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)30183請求棄却
不正競争行為差止等請求事件
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民法709条 著作権法21条
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[概要] 1 本件は,中学校受験のための学習塾等を運営する原告が,同様に学習塾を経25
営する被告に対し,被告がそのホームページやインターネット上で配信してい
る動画等に別紙原告商品等表示目録記載の表示(以下「原告表示」という。)
と類似する表示を付する行為は,需要者の間に広く認識された原告の商品等表
示を使用して需要者に混同を生じさせるものであって,不正競争防止法(以下
「不競法」という。)2条1項1号に該当するとして,同法3条1項に基づき
「SAPIX」又は「サピックス」の文字を含む表示の使用の差止めを求める5
とともに,同法4条に基づき合計6300万円の損害賠償金及びこれに対する
不法行為の後の日である平成28年9月14日(本訴状送達の日の翌日)から
支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案で
ある。
また,原告は,被告に対し,予備的に,原告の作成したテスト問題を被告が10
不正に使用する行為は一般不法行為を構成するとして,民法709条に基づき,
損害賠償金として4348万円の支払を求めている。
2 前提事実(当事者間に争いのない事実又は文中に掲記した証拠及び弁論の全
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年5月11日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(ネ)2772控訴棄却
不正競争行為差止等請求控訴事件
控訴人(一審被告)P1 被控訴人(一審原告)大明化学工業株式会社
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不正競争防止法2条1項7号
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[概要] 以下で使用する略称は,時に断らない限り,原判決の例による。なお,引用
部分に「別紙」ないし「訴え変更後別紙」とあるのは,いずれも「原判決別紙」
ないし「原判決訴え変更後別紙」と読み替える。
▶判決の詳細
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その他
平成30年5月11日 大阪高等裁判所
▶概要
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平成29(行コ)234控訴棄却
品種登録調査等の義務付け請求控訴事件
被告)国 控訴人(一審原告)P1 被控訴人(一審被告)国
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[概要] 以下で使用する略称は,原判決の例による。
▶判決の詳細
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その他
平成30年5月10日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)5587一部認容
民事訴訟 その他
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民事訴訟法61条
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[概要] 本件本訴請求事件は,別紙本件グループメンバー表記載のグループ名のアイドルグ
ループ(以下「本件グループ」という。)に属する同表記載1ないし7のメンバー(以
下,各メンバーを同表の番号に従い,「メンバー1」などという。)とマネジメント契
約を締結している原告が,被告モデル屋本舗に対し,上記第1の1(1)ないし(6)で特
定される権利義務の存在ないし不存在の確認を求めるほか,P2に対しては別紙債務15
目録記載2,3の債務が存在しないことの確認を求めた事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10202審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (平底幅広浚渫用グラブバケット)
被告株式会社光栄鉄工所原悠介 原告ミノツ鉄工株式会社林裕悟
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特許法181条2項
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 本件特許
被告は,東洋建設株式会社(以下「東洋建設」という。)及びタチバナ工業株式
会社(以下「タチバナ工業」という。)と共に,平成16年5月24日,発明の名
称を「平底幅広浚渫用グラブバケット」とする特許出願をし,平成18年11月2
4日,設定の登録を受けた(特許第3884028号。請求項の数4。甲37。以
下,この特許を「本件特許」という。)。
⑵ 第1次審決
ア 原告は,平成22年12月14日,本件特許の特許請求の範囲請求項1に係
る発明について特許無効審判を請求し(甲38),無効2010-800231号
事件として係属した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月27日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10013審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (乾麺およびその製造方法)
被告東洋水産株式会社 原告日清食品ホールディングス
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
⑴ 被告は,平成23年7月1日,発明の名称を「乾麺およびその製造方法」とす
る発明について特許出願(優先権主張:平成22年7月1日,日本国)をし,平成2
4年12月14日,設定の登録を受けた(特許第5153964号。甲45。請求項
の数10。以下「本件特許」という。)。
(2) 原告は,平成26年12月26日,これに対する無効審判を請求し,無効2
015-800005号事件として係属した。
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商標権
平成30年4月27日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)9779
商標権侵害行為差止請求事件
被告森島酒造株式会社
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商標法36条1項
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[概要] 1 本件は,別紙商標権目録記載の商標(以下「原告商標」という。)の商標権25
を有する原告が,被告が別紙被告標章目録記載の標章(以下「被告標章」とい
う。)を付して日本酒を販売していること等が原告の商標権を侵害すると主張
し,被告に対し,商標法36条1項に基づき「白砂青松」の標章を付した商品
の販売等の差止めを求めるとともに,同条2項に基づき同標章を付した同商品
の宣伝用ポスター,チラシ,パンフレット,包装等の廃棄及びウェブサイト目
録記載のウェブサイトから同標章の削除を求める事案である。5
2 前提事実(当事者間に争いがない事実並びに文中掲記した証拠及び弁論の全
趣旨により認定できる事実)
(1) 当事者
ア 原告は,A商店の商号で酒類の製造・販売等を業とする商人である。
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著作権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)29099一部認容
損害賠償等請求事件
原告群馬県立桐生高等学校応援団山紫会
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著作権法114条3項 著作権法112条1項 著作権法27条 著作権法21条
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[概要] 本件は,法人格なき社団である原告が,被告に対し,被告が別紙写真目録記載
の写真(以下「本件写真」という。)を別紙書籍目録記載の各書籍(以下「本件書
籍」と総称する。)に使用し,本件書籍を販売したことが本件写真に係る著作権5
(複製権,翻案権,譲渡権又は著作権法28条に基づく二次的著作物の利用に関
する原著作者の権利)侵害に該当し,原告は本件写真の著作権者から本件写真の
著作権及び被告に対する上記著作権侵害の不法行為に基づく損害賠償請求権(譲
受日までに発生していた請求権)を譲り受けたと主張して,著作権法112条1
項及び2項に基づく本件書籍の印刷,頒布の差止め及び本件書籍のうち本件写真10
を掲載した部分の廃棄並びに民法709条及び著作権法114条3項に基づき,
一部請求として,損害賠償金220万円及びこれに対する不法行為日(本件書籍
の発行日)である平成21年8月20日から支払済みまで民法所定の年5分の割
合による遅延損害金の支払を求める事案である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)25537請求棄却
特許法に基づく職務発明の対価請求事件
被告平河ヒューテック株式会社 原告A
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特許法35条 特許法29条1項2号 特許法35条3項
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[概要] 本件は,原告が,被告在勤中に行った発明2件に係る特許を受ける権利を被告
に承継したにもかかわらず,被告から各承継に係る相当対価額の支払を受けてい
ない旨主張して,被告に対し,上記各承継時において適用される平成16年法律25
第79号による改正前の特許法(以下,単に「特許法」という。)35条に基づき,
職務発明の相当対価額合計3810万5187円,及び,うち後記1(2)ア記載
の発明に係る相当対価額1584万5187円に対する平成3年9月30日(同
発明について承継補償金が支払われた日から3年後の日)から,うち後記1(2)
イ記載の発明に係る相当対価額2226万円に対する平成12年5月19日(被
告が同発明について特許出願をしないと決定したとする日から3年後の日)から,5
各支払済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)5274却下
特許権に基づく損害賠償請求権不存在確認等請求事件
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民事訴訟法3条の3 民事訴訟法3条の9 民事訴訟法3条の6 民事訴訟法3条
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特許権 | 122回 | ライセンス | 79回 | 侵害 | 49回 | 実施 | 32回 |
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[概要] 本件は,原告らが,被告らに対し,原告らによる原告製品の生産,譲渡,貸
渡し,輸入又はその譲渡若しくは貸渡しの申出(譲渡若しくは貸渡しのための20
展示を含む。)につき,被告クアルコム インコーポレイテッド(以下「被告
クアルコム」という。)が保有する特許権の侵害に基づく損害賠償請求権及び
上記特許権に基づく実施料請求権を被告らが有しないことの確認を求める事案
である。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成29(ネ)10095控訴棄却
債務不存在確認本訴請求,特許権侵害差止等反訴請求控訴事件 (卵凍結保存用具および筒状部材保持器具)
被告) 控訴人(1審本訴被告・反訴原告)株式会社北里コーポレーション 被控訴人(1審本訴原告・反訴被告)
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特許法100条1項 特許法101条1号
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[概要] 1 事案の要旨
(1) 本件は,次の本訴請求及び反訴請求からなる事案である。
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商標権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10217審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告特許庁長官板谷玲子 原告株式会社鳥せゑ齊藤真大
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商標法4条1項11号
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
(1) 原告は,平成28年4月18日,別紙記載1の商標(以下「本願商標」と
いう。)について,指定役務を第43類「飲食物の提供」として,商標登録
出願をした(商願2016-44062号。甲12)。
(2) 原告は,上記商標登録出願に対して,平成29年3月21日付けで拒絶査
定を受けたので,同年6月23日,拒絶査定に対する不服の審判を請求した
(不服2017-9191号。甲15,16)。
(3) 特許庁は,平成29年10月17日,「本件審判の請求は,成り立たない。」
とする審決をし,その謄本は同月31日に原告に送達された。
(4) 原告は,平成29年11月28日,審決の取消しを求めて本件訴えを提起
した。
▶判決の詳細
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特許権
平成30年4月26日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10010審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件 (分子のアレイから複製又は派生物を作製するための装置及び方法とその応用)
被告特許庁長官中島庸子 原告アルベルト-ルートヴィヒス-
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特許法29条2項
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実施 | 22回 | 審決 | 19回 | 優先権 | 1回 | 拒絶査定不服審判 | 1回 |
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[概要] 1 特許庁における手続の経緯等
原告は,平成22年3月5日,発明の名称を「分子のアレイから複製又は派
生物を作製するための装置及び方法とその応用」とする特許出願(特願201
1-552467号。パリ条約による優先権主張:平成21年3月6日 ドイ
ツ。以下「本願」という。)をした。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月26日 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ワ)44243等請求棄却
損害賠償請求事件
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著作権法14条 著作権法10条3項 民事訴訟法146条1項 著作権法114条2項
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[概要] 本件は,①原告が,自らの作成に係る別紙1(甲12の1。以下「本件本体部
分」という。)及び別紙2(甲12の2。以下「本件ライブラリ部分」という。)5
の各ソースコードから成るプログラム(以下「本件プログラム」という。)の著作
権を有しているところ,被告において原告の許諾なく本件プログラムを複製して
販売していることが,原告の上記著作権(複製権又は譲渡権)を侵害すると主張
して,被告に対し,不法行為に基づく損害賠償金209万3600円及びこれに
対する不法行為日以後である平成28年8月16日から民法所定の年5分の割10
合による遅延損害金の支払を求める(本訴)のに対し,②被告が,原告において
被告と交わした電話での通話内容(原告が被告による上記著作権侵害を主張する
内容である。)を録音してインターネット上で配信等した行為が被告の名誉権及
びプライバシー権を侵害すると主張して,原告に対し,不法行為に基づく損害賠
償金55万円及びこれに対する不法行為後である平成29年3月1日から支払15
済みまで民法所定の年5分の割合による遅延損害金の支払を求める(反訴)事案
である。
▶判決の詳細
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著作権
平成30年4月25日 知的財産高等裁判所 東京地方裁判所
▶概要
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平成28(ネ)10101控訴棄却
発信者情報開示請求控訴事件
被告)TwitterJapan株式会社被控訴人(1審
)ツイッターインク 控訴人(1審原告)X 被控訴人(1審被告)TwitterJapan株式会社
(1審被告)ツイッターインク
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著作権法23条1項 著作権法113条6項 著作権法21条 著作権法23条2項
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[概要] 本件は,控訴人が,インターネット上の短文投稿サイト「ツイッター」において,
控訴人の著作物である原判決別紙写真目録記載の写真(以下「本件写真」とい
う。)が,①氏名不詳者により無断でアカウントのプロフィール画像として用いら
れ,その後当該アカウントのタイムライン及びツイート(投稿)にも表示されたこ
と,②氏名不詳者により無断で画像付きツイートの一部として用いられ,当該氏名
不詳者のアカウントのタイムラインにも表示されたこと,③氏名不詳者らにより無
断で上記②のツイートのリツイートがされ,当該氏名不詳者らのアカウントのタイ
ムラインに表示されたことにより,控訴人の本件写真についての著作権(複製権,
公衆送信権[送信可能化権を含む。],公衆伝達権。以下,これらを総称して「本
件著作権」という。)及び著作者人格権(氏名表示権,同一性保持権,名誉声望保
持権。以下,これらを総称して「本件著作者人格権」という。)が侵害されたと主
張して,「特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に
関する法律」(以下「プロバイダ責任制限法」という。)4条1項に基づき,上記
①~③のそれぞれについて,別紙発信者情報目録記載の情報の開示を求める事案で
ある。
▶判決の詳細
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商標権
平成30年4月24日 知的財産高等裁判所
▶概要
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平成29(行ケ)10220審決取消訴訟請求棄却
審決取消請求事件
被告EH株式会社 原告株式会社仏宝細井大輔
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商標法4条1項11号 商標法4条1項19号
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[概要] 弁論の全趣旨から認められる。)
▶判決の詳細
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不正競争
平成30年4月24日 大阪地方裁判所
▶概要
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平成29(ワ)1443
損害賠償請求事件
被告株式会社JAM
代表者による原告工場の見学の経緯等
の競業行為の開始
は,平成28年9月頃から,生春巻きを製造し,関西圏の大手スーパーに卸
は原告主張の営業秘密を不正取得したか。
は原告主張の営業秘密を流布したか。
代表者が原告工場を見学した経緯等は次のとおりである。
代表者が,原告工場を見学した経緯は次のとおりである。
代表者は,平成25年秋頃,ある商社が主催した会合で,「生春巻きは量産
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不正競争防止法2条1項4号 不正競争防止法2条6項 不正競争防止法4条 民事訴訟法61条
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[概要] 本件は,原告が被告に対し,原告において製造販売している生春巻きの製造方法
が不正競争防止法上の営業秘密に該当することを前提に,被告が当該営業秘密を不
正に取得して競業行為をなし,また当該営業秘密を第三者に吹聴していると主張し20
て,営業秘密の不正取得を理由とする不正競争防止法4条本文に基づく損害賠償と
して逸失利益の一部2000万円を,営業秘密の第三者に対する吹聴を理由とする
不法行為に基づく損害賠償として1000万円を請求するほか,本訴提起に要した
弁護士費用相当額の損害の300万円の合計3300万円とこれに対する不法行為
の後の日である平成29年2月24日から支払済みまで年6分の割合による金員の25
支払を求めた事案である。
▶判決の詳細
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